JPH0250684A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JPH0250684A
JPH0250684A JP63202202A JP20220288A JPH0250684A JP H0250684 A JPH0250684 A JP H0250684A JP 63202202 A JP63202202 A JP 63202202A JP 20220288 A JP20220288 A JP 20220288A JP H0250684 A JPH0250684 A JP H0250684A
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JP
Japan
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period
drive timing
solid
charge
vertical scanning
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Application number
JP63202202A
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English (en)
Inventor
Yoshihito Higashitsutsumi
良仁 東堤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、CODの如き固体撮像素子に対して露出制御
を行う自動露光制御手段を備えた固体撮像装置に関する
(ロ)従来の技術 従来、CCD固体撮像素子を用いた撮像装置では、固体
撮像素子の動作原理を活用して電子的に自動露光制御を
行うことが考えられている。
例えば実開昭63−47677号公報では、フレームト
ランスプア型のCCD固体撮像素子に於いて、垂直走査
線期間毎の光電変換期間の途中でこの素子の受光部にそ
れまで光電変換して蓄積された画像電荷を転送排出し、
残余の光電変換期間だけで光電変換した画像電荷の蓄積
を行う露光制御手段が提案されている。従って、上述の
露光制御手段に依れば、電荷の排出タイミングを被写体
の明るきに応じて変化させる事により良好な露光状態が
得られる。
しかし、この様な露光制御手段を備えた撮像装置に於い
ては、−垂直走査線期間が一光電変換期間に対応し、そ
の期間毎に排出駆動のタイミングが設定されるよう構成
されているため、実効光電変換期間が一垂直プランキン
グ期間内に制限されていた。従って被写体輝度が低下し
た場合、自動露光制御機能を備えているにも拘わらず露
光不足を招く虞れがあった。
このような露光不足を防止するための本出願人既提案(
特願昭63−66330号)の固体撮像装置の構成を第
5図に示す。
同図に於いて、(S>は受光部(1)と蓄積部(2)と
水平レジスタ(3)とからなるフレームトランスブア型
のCCD固体撮像素子であり、受光部(1)で垂直ブラ
ンキング期間毎に一画面単位(フィールド単位)で光電
変換して得た画像電荷を蓄積部(2)に−旦転送蓄積し
た後、水平走査線単位で水平レジスタ(3)を介して画
像信号X (t)を出力する。そして、フィールド単位
で連続した画像信号X (t)は信号処理回路(4)に
よりサンプルホールド、増幅、ガンマ補正等の処理が施
されてビデオ信号Y (t)として出力される。
CCD固体撮像素子(S)は駆動回路(D>でパルス駆
動されるもので、受光部(1)には電荷読出のための順
方向転送パルスφ、又は電荷排出のための逆方向転送パ
ルス4.が夫々読出転送パルス発生回路(5)又は排出
転送パルス発生回路(8)から供給される。また、蓄積
部(2)には蓄積転送パルス発生回路(6)から蓄積転
送パルスφ、が供給され、さらに水平レジスタ(3)に
は出力転送パルス発生回路(7)から出力転送パルス≠
8が供給される。
尚、これら各クロック発生回路(5) 、 (6) 、
 (7)。
(8)は同一の発振源からの基本タロツクに基づいて作
成され、同じくこの基本クロックに基づき水平ブランキ
ングパルスHD、垂直ブランキングパルスVDが作成さ
れる。
続いて、読出駆動タイミングFT及び排出駆動タイミン
グBT決定のための回路構成について説明する。
信号処理回路(4)から揚上、れるビデオ信号Y (t
)は、積分回路(9)によりフィールド単位で積分され
、この積分値が第1及び第2の比較回路(10) 。
(11)で夫々所定の基準値と比較される。これら第1
の′比較回路(10)及び第2の比較回路(11)は上
記積分値を適正露光範囲の上限を示す基準値し、及び適
正露光範囲の下限を示す基準値り、と夫々比較し、比較
結果を読出駆動タイミングFTで第1及び第2のフリッ
プフロップ(12) 、 (13)に夫々格納する。デ
コーダ(14)は、第1及び第2のフリップフロップ(
12) 、 (13)の2ビツトの格納値をデコードす
るもので、適正露光範囲以上の露光状態のとき露光制限
信号LCを出力し、適正露光範囲以下の露光状態のとき
露光促進信号LOを出力する。また、適正露光範囲内の
露光状態のときには、デコーダ(14)は何れの信号も
出力しない。
排出駆動タイミングBT発生回路(B)は、垂直ブラン
キング期間Vに於いて排出駆動する水平ブランキング期
間を示す水平走査線番号を例えばV/32のステップで
設定するアップダウンカウンタ(15)、水平ブランキ
ングパルスHDをカウントするステップカウンタ(16
)、これら両カウンタ(15) 、 (16)の一致検
出を行い排出転送りロック発生回路(8)を起動させる
ための排出駆動タイミング信号BTを発生する比較回路
(17)を備えている。
また、読出駆動タイミングFT発生回路(F)は、実効
光電変換期間の垂直ブランキング期間数を設定するアッ
プダウンカウンタ(18)、垂直ブランキングパルスV
Dをカウントするステップカウンタ(19)、これら両
カウンタ(18) 、 (19)の一致検出を行い読出
転送りロック発生回路(5)を起動させるための読出駆
動タイミング信号FTを出力する比較回路(20)を備
えている。
この様なカウンタ構成の排出タイミングBT発生回路(
B)及び読出駆動タイミングFT発生回路(F)に於い
ては、デコーダ(14)から得られる露光制限信号LC
1及び露光促進信号LOが夫々アップダウンカウンタ(
15)のアップ信号U1及びダウン信号りとなり、アッ
プダウンカウンタ(15)が最大値から最小値にカウン
トアツプされたときに出力するリップルキャリー信号C
と露光制限信号LCとのAND(21)信号、及びアッ
プダウンカウンタ(15)が最小値から最大値にカウン
トダウンされたときに出力するりップルボロー信号Bと
露光制限信号LOとのA N D (22)信号が夫々
アップダウンカウンタ(18)のダウン信号D、及びア
ップ信号Uとなる。一方、水平ブランキングパルスHD
、及び垂直ブランキングパルスVDを夫々カウントする
ステップカウンタ(16) 、 (19)は、最大値ま
でカウントされるとこの値を保持したまま停止し、比較
回路(20)から得られる読出駆動タイミング信号FT
でリセットされる。
第6図は、第5図の動作を説明するためのタイミング図
である。この図に於いては、説明を簡単にするためアッ
プダウンカウンタ<15〉のイ直がV/4のステップで
アップダウンさせて実効光電変換期間EがV/4のステ
ップで伸縮する構成としている。
実効光電変換期間EがV/4で適正露光状態にあるとき
、垂直ブランキング期間Vの3v/4に対応する水平走
査線番号がアップダウンカウンタ(15)に格納され、
アップダウンカウンタ(18)には「1」が格納されて
いる。即ち、期間Vの3V/4でアップダウンカウンタ
(15)とステップカウンタ(16)とが一致して比較
回路(16)が排出駆動タイミング信号BTを出力し、
これにより排出転送パルス発生回路(8)が固体撮像素
子(S)に逆方向転送パルスφ、を供給し、それまで受
光部(1)で光電変換された画像電荷を排出させる。そ
して、V/4期間後に垂直ブランキングパルスVDでス
テップカウンタ(19)が「0」から「1.にカウント
アツプされると、アップダウンカウンタ(18)のイ直
と一致して、比較回路(20)が読出駆動タイミング信
号FTを出力し、これにより読出転送パルス発生回路(
5)が順方向転送パルス−2を固体撮像素子(S)に供
給し、受光部(1)でV/4期間に光電変換された画像
電荷を蓄積部(2)に転送する。従って実効光電変換期
間EがV/4期間に設定される。
このような適正露光状態に於いて、第6図に示すタイミ
ングt0で被写体輝度が低下して露光不足となると、次
のタイミングt1で露光不足が検知され、デコーダ(1
4)が露光促進信号LOを出力してアップダウンカウン
タ(15)をカウントダウンする。これによって、次の
期間Vで排出駆動タイミングBTがV/4だけ早まり、
実効光電変換期間EがV/2となる。
このように、アップダウンカウンタ(15)のイ直の減
少が続いて実効光電変換期間Eが期間■まで伸長される
と、タイミングt、でアップダウンカウンタ(15)が
最小値から最大値にカウントダウンされ、リップルボロ
ー信号Bを出力する。このリップルボロー信号Bに依っ
てアップダウンカウンタ(18)がカウントアツプされ
てイ直が「2」となると、この後に生ずる2番目の垂直
ブランキングパルスVDで読出駆動タイミング信号FT
が得られ、このタイミングで順方向転送パルスφ、が固
体撮像素子(S)に供給される。この結果、受光部(1
)で期間V中に光電変換された撮像電荷が蓄積部(2)
に転送され、次の期間■で水平レジスタ(3)から信号
処理回路(4)を介してビデオ信号Y(t)が出力され
る。尚タイミングt、の垂直プランキングパルスVD時
点では読出駆動タイミング信号FTが得られないため、
この次の垂直ブランキングパルスVDで排出駆動タイミ
ング信号BTが得られるまでの期間Vでは、画像信号の
出力がなく、ビデオ信号Y(t)に波形は存在しない。
さらに露光不足が続くと、デコーダ(14)から露光促
進信号LOが出力される限りアップダウンカウンタ(1
5)の値はさらにV/4分ずつ小さくなって実効光電変
換期間EがV/4分ずつ伸長される。
そして、ビデオ信号Y (t)が適正露光範囲に達する
と、この適正露光が検知され、デコーダ(14)は露光
促進信号LOの出力を停止する。従ってアップダウンカ
ウンタ(15)の値は適正露光期間に相当する水平走査
線番号を保持し、実効光電変換期間Eが適正露光期間に
設定される。
以上のように長時間露光処理きれたビデオ信号Y (t
)の無信号期間はA/D変換回路(23)、メモ1回路
(24)及びD/A変換変換路(25)からなる補間手
段に依って補間される。即ちメモリ回路(24)は読出
駆動タイミングFTをトリガとして1v期間の波形を記
憶すると共に、記憶した波形を各V期間毎に出力するも
ので、その結果第6図に示すように”ビデオ信号Y (
t)の波形がその次の無信号期間に挿入され、ビデオ信
号Y’(t)が得られる。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の如き露光制御手段を備えた撮像装
置を用いて周期性発光型の光源で照明された被写体を撮
像したときに、再生画面にちらつき、所謂フリッカが生
じる場合があった。
即ち、NTSC方式に於いては、垂直走査線周期(垂直
ブランキングパルスVDの周期)は1760秒であり、
この1周期は西日本の商用文it源の周波数(60Hz
)で点燈する光源の発光周期(17120秒)の2周期
に同期しているが、東日本の商用交流電源の周波数(5
0Hz)で点燈する光源の発光周期(17100秒)に
は同期しない。従って、COD固体撮像素子の電荷排出
のために可変設定される電荷排出駆動タイミングBTと
電荷読出駆動タイミングFTとの間の実効光電変換期間
Eに於ける露光状態が相違することになる。このため、
露光量の変動が再生画面にフリッカとして現われ、再生
画面の画質の低下を招く原因となった。
そこで本発明は、上述の如きフリッカを抑制する事がで
き、且つ実効光電変換期間Eを無制限に拡大して露光不
足を完全に解消できる露光制御手段の提供を目的とする
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は上述の課題を解決するためになされたもので、
第1の特徴は、受光した画像を光電変換することで画像
信号を得る固体撮像素子、この固体撮像素子の光電変換
電荷を排出駆動した後に読出駆動する駆動回路、この駆
動回路の電荷排出駆動タイミングと電荷読出駆動タイミ
ングとを設定して両タイミング間の実効光電変換期間を
制御する制御回路、からなり、垂直走査線周期と非同期
で発光する周期性発光型光源の照明下で撮像を行う固体
撮像装置に於いて、上記制御回路は特定の垂直走査線期
間中での電荷排出駆動タイミングの水平走査線番号と、
この電荷排出駆動タイミング後の電荷読出駆動タイミン
グまでの垂直走査線とを設定すると共に、上記周期性発
光型光源の発光周期と垂直走査線周期との公倍数周期を
基本撮像周期とし、この基本撮像周期の整数倍周期に同
期して上記読出駆動タイミングを設定することにある。
そして、第2の特徴は、受光した画像を光電変換するこ
とで画像信号を得る固体撮像素子、この固体撮像素子の
光電変換電荷を排出駆動した後に読出駆動する駆動回路
、この駆動回路の電荷排出駆動タイミングと電荷読出駆
動タイミングとを設定して両タイミング間の実効光電変
換期間を制御する制御回路、からなり、垂直走査線周期
と非同期で発光する周期性発光型光源の照明下で撮像を
行う固体撮像装置に於いて、上記固体撮像素子で得られ
る画像信号を記憶するモリ手段を備え、上記制御回路の
特定の垂直走査線期間中での1荷排出駆動タイミングの
水平走査線番号と、この電荷排出駆動タイミング後の電
荷読出駆動タイミングまでの垂直走査線数とを設定する
と共に、上記周期性発光型光源の発光周期と垂直走査線
周期との公倍数周期を基本撮像周期とし、この基本撮像
周期の整数倍周期毎の一垂直走査線期間に上記メモリ手
段へ画像信号の書き込みを行い、続いて各垂直走査線期
間毎に上記メモリ手段から画像信号を読み出して出力す
ることにある。
(ネ)作用 本発明の第1の装置に依れば、電荷読出駆動タイミング
が周期性発光型光源の発光周期の整数倍周期に同期する
ことになり、電荷排出駆動タイミングと電荷読出駆動タ
イミングとで複数の垂直ブランキング期間に亘って設定
できる実効光電変換期間の周期が周期性発光型光源に同
期するため、各実効光電変換期間内での照明状態に変動
はなく、同一の照明状態で撮像された画像信号が出力さ
れる。
また、本発明の第2の装置に依れば、電荷排出駆動タイ
ミングと電荷読出駆動タイミングとで複数の垂直ブラン
キング期間に亘って設定できる実効光電変換期間毎に固
体撮像素子から得られる画像信号を同一の照明状態とな
る実効光電変換期間毎のみをメ干り手段に書き込み、各
垂直走査線期間毎にメモリ手段から画像信号を読出すた
め、同一の照明状態で撮像された画像信号が連続して出
力される。
(へ)実施例 本発明の実施例を図面に従って説明する。
第1図は本発明の第1の固体撮像装置の構成を示すブロ
ック図である。同図に於いて、CCD固体撮像素子(S
)、駆動回路(D)及び自動露光制御のための回路は第
5図に示す従来の固体撮像装置と同一構成であり、同一
部分には同一符号を付す。
本発明の特徴とするところは、読出駆動タイミングFT
発生回路(F)を周期性発光型光源の発光周期に同期さ
せて駆動することにある。即ち、読出駆動タイミングF
T発生回路(F)のステップカウンタ(19)のカウン
トアツプを制御することに依って読出駆動タイミングF
Tを周期性発光型光源に同期させている。例えば、50
Hzの交’tM電源で発光する光源(発光周期は1/1
00秒)で照明された被写体をNTSC方式(垂直走査
線周期は1760秒)の固体撮像装置で撮像する場合に
は、垂直ブランキングパルスVDを分周器(30)で3
分周し、この3分周きれた垂直ブランキングパルスVD
/3でステップカウンタ(19)をカウントアツプする
ことで、読出駆動タイミングFTの発生する周期が1/
20秒となり、光源の発光周期17100秒の5倍と同
期する。そして、読出転送パルス発生回路(5)及び蓄
積転送パルス発生回路(6)がその読出駆動タイミング
FTに従って駆動されると共に、メモリ回路(24)の
書き込みを制御するライトイネーブル信号WEを発生す
るブリップフロップ〈31)に読出駆動タイミングRT
が与えられる。
第2図は、第1図の固体撮像装置の動作を説明するため
のタイミング図である。同図に於いてLは50Hzの交
流電源で発光する光源の照度の周期変動(周期は1/1
00秒)を示しており、実効光電変換期間Eに於ける照
度の総合をハツチングで示している。ここでは、露光状
態が適正範囲にあり、デコーダ(14)は露光制限信号
LC,露光促進信号LOの何れも出力しておらず、アッ
プダウンカウンタ(18)には11」が保持きれ、アッ
プダウンカウンタ(15)には6v15に相当する水平
走査線番号が保持されて実効光電変換期間Eが6V15
に設定されているものとする。この場合、アップダウン
カウンタ(15)及びステップカウンタ(16)は3V
期間分の水平走査線数をカウントできるように構成され
る。
ステップカウンタ(19)は分周器(30)で3分周さ
れた垂直ブランキングパルスVD/3に依ってカウント
アツプきれ、読出駆動タイミングFT発生回路(F)は
3V期間の基本撮像周期F毎に読出駆動タイミングFT
を出力して読出転送パルス発生回路(5)を駆動する。
一方、ステップカウンタ(16)は3■期間に亘る水平
ブランキングパルスHDでカウントアツプされ、アップ
ダウンカウンタく15)に保持された値に達すると排出
駆動タイミングBTが発生されて排出転送パルス発生回
路り8)が駆動きれる。従って基本撮像周期F中の実効
光電変換期間Eに於ける照明状態(第2図に(a)で示
す)が基本撮像周期F毎に一致し、光源の周期発光に起
因するフリッカが防止されたビデオ信号Y(1)が得ら
れる。
このようなビデオ信号Y (t)は、3V期間に一度の
V期間にのみ波形y (n)が表われるため、A/D変
換回路(23)、メモリ回路(24)及びD/A変換回
路(25)からなる補間手段に依り、ビデオ信号Y (
t)の波形y (n)をさらに2回繰返して補間するこ
とで、各v期間に波形の存在するビデオ信号Y゛(1)
が得られる。
ここで、被写体輝度の低下で実効光電変換期間Eが伸長
されて3V期間に達すると、アップダウンカウンタ(1
5)が最大値から最小値にカウントアツプされ、リップ
ルキャリー信号Cを出力してアップダウンカウンタ(1
8〉をカウントアツプする。従ってアップダウンカウン
タ(18)にはr2゜が保持され、基本撮像周期Fの2
周期毎に読出駆動タイミングFTを出力するようになり
、実効光電変換期間Eは3V期間より長く伸長される。
ただし、この場合に得られるビデオ信号Y (t)は、
6V期間に一度のV期間のみ波形y (n)が表われる
ことになり、各V期間に波形が存在するビデオ信号Y’
(t)を得るためには、ビデオ信号Y (t)の波形y
 (n)を5回繰返して補間する。
第3図は本発明の第2の固体撮像装置の構成を示すブロ
ック図であり、第4図はその動作を説明するためのタイ
ミング図である。
同図の装置に於いては、CCD固体撮像素子(S)、駆
動回路(D>及び自動露光制御のための回路系は第5図
に示す従来の固体撮像装置と同一構成であり、排出駆動
タイミングBT発生回路(B)及び読出駆動タイミング
FT発生回路(F)は従来の装置と同様に動作する。
本発明の特徴とするところは、固体撮像素子(S)から
得られるビデオ信号Y (t)のうち、同じ照明状態の
実効光電変換期間Eで得られたもののみをメモリ回路(
24)へ書き込むように制御することにある。例えば、
第1図と同様に50Hzの交流電源で発光する光源で照
明きれた被写体をNTSC方式の撮像装置で撮像して得
られるビデオ信号Y(1)は、3種類の照明状態(a)
 、 (b) 、 (c)で撮像された波形y(a) 
、 y(b) 、 y(c)が繰返し出力されるため、
このビデオ信号Y(t)の出力波形y(a)。
y (b) 、 y (c)を3波形毎にメモリ回路(
24)へ書き込むように構成する。即ち、読出駆動タイ
ミングFTでフリッププロップ(32)から得られる信
号と、分周器(33)で3分周された垂直ブランキング
パルスVD/3とのA N D (34)信号がライト
イネーブル信号WEとなり、メモリ回路(24)への書
き込みを制御している。
本実施例に於いても、第2図の場合と同様に実効光電変
換期間Eが6V15期間に設定されている場合を示す、
ただし、読出駆動タイミングFT発生回路(F)のアッ
プダウンカウンタ(18)には「2」が格納され、排出
駆動タイミングBT発生回路(B)のアップダウンカウ
ンタ(15)にはV15期間に相当する水平走査線番号
が格納されている。この図に示す如く、実効光電変換期
間Eが2V期間に亘って設定されている場合には、6V
期間毎に同じ照明状態で撮像されたビデオ信号Y(1)
が得られる。従って、ライトイネーブル信号WEは、6
V期間毎の1V期間に出力され、同じ照吋状態で得られ
た波形y (a)のみが6V期間毎にメモリ回路(24
)に記憶されている。そして、メモリ回路(24)に記
憶された波形y (a)はIV期間毎に繰返し出力され
、照明状態が統一されたビデオ信号Y’(t)が得られ
る。
以上説明した本発明方法に於いては、第1図及び第3図
に示す何れの装置も、光源の発光周期(17100秒)
とV期間(1/60秒)との最小公倍数周期3■を基本
撮像周期Fとして設定しているが、6V、9V、・・・
の期間を基本撮像周期Fとして設定しても同様の効果が
得られる。ただし、基本撮像周期Fが長くなると再生画
像がコマ撮り状態に近くなる。
(ト)発明の効果 本発明に依れば、電荷排出タイミングと電荷読出タイミ
ングとの実効光電変換期間が複数の垂直走査線期間に亘
って設定できる自動露光制御手段を備えた固体撮像装置
に於いて、従来回避することができなかった光源の周期
性発光に起因する再生画像のフリッカ現象を解消するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例である固体撮像装置の構
成を示すブロック図、第2図は第1図の動作を示すタイ
ミング図、第3図は本発明の第2の実施例である固体撮
像装置の構成を示すブロック図、第4図は第3図の動作
を示すタイミング図、第5図は従来の固体撮像装置の構
成を示すブロック図、第6図は第5図の動作を示すブロ
ック図である。 S・・・固体撮像素子、 D・・・駆動回路、 B・・
・排出駆動タイミングBT発生回路、 F・・・読出駆
動タイミングFT発生回路、 (5)・・・読出転送パ
ルス発生回路、 (6)・・・蓄積転送パルス発生回路
、(7)・・・出力転送パルス発生回路、 (8)・・
・排出転送パルス発生回路、 (10) 、 (11)
・・・比較回路、 (14)・・・デコーダ、 (15
) 、 (18)・・・アップダウンカウンタ、 (1
6)、 (19)・・・ステップカウンタ、 (17)
。 (20)・・・比較回路、 (33)・・・分周器、 ブ。 (24)・・・メモリ回路、 (30) 。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)受光した画像を光電変換することで画像信号を得
    る固体撮像素子、この固体撮像素子の光電変換電荷を排
    出駆動した後に読出駆動する駆動回路、この駆動回路の
    電荷排出駆動タイミングと電荷読出駆動タイミングとを
    設定して両タイミング間の実効光電変換期間を制御する
    制御回路、からなり、垂直走査線周期と非同期で発光す
    る周期性発光型光源の照明下で撮像を行う固体撮像装置
    に於いて、上記制御回路は特定の垂直走査線期間中での
    電荷排出駆動タイミングの水平走査線番号と、この電荷
    排出駆動タイミング後の電荷読出駆動タイミングまでの
    垂直走査線数とを設定すると共に、上記周期性発光型光
    源の発光周期と垂直走査線周期との公倍数周期を基本撮
    像周期とし、この基本撮像周期の整数倍周期に同期して
    上記読出駆動タイミングを設定することを特徴とする固
    体撮像装置。
  2. (2)受光した画像を光電変換することで画像信号を得
    る固体撮像素子、この固体撮像素子の光電変換電荷を排
    出駆動した後に読出駆動する駆動回路、この駆動回路の
    電荷排出駆動タイミングと電荷読出駆動タイミングとを
    設定して両タイミング間の実効光電変換期間を制御する
    制御回路、からなり、垂直走査線周期と非同期で発光す
    る周期性発光型光源の照明下で撮像を行う固体撮像装置
    に於いて、上記固体撮像素子で得られる画像信号を記憶
    するメモリ手段を備え、上記制御回路は特定の垂直走査
    線期間中での電荷排出駆動タイミングの水平走査線番号
    と、この電荷排出駆動タイミング後の電荷読出駆動タイ
    ミングまでの垂直走査線数とを設定すると共に、上記周
    期性発光型光源の発光周期と垂直走査線周期との公倍数
    周期を基本撮像周期とし、この基本撮像周期の整数倍周
    期毎の一垂直走査線期間に上記メモリ手段へ画像信号の
    書き込みを行い、続いて各垂直走査線期間毎に上記メモ
    リ手段から画像信号を読み出して出力することを特徴と
    する固体撮像装置。
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GB2476563B (en) * 2009-12-23 2013-07-24 Honeywell Int Inc Systems and methods for reduced image flicker

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