JP2000224491A - 固体撮像装置 - Google Patents

固体撮像装置

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JP2000224491A
JP2000224491A JP11022157A JP2215799A JP2000224491A JP 2000224491 A JP2000224491 A JP 2000224491A JP 11022157 A JP11022157 A JP 11022157A JP 2215799 A JP2215799 A JP 2215799A JP 2000224491 A JP2000224491 A JP 2000224491A
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cycle
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horizontal
solid
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JP11022157A
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Toshiaki Nakakuki
俊朗 中莖
Tomomichi Nakai
智通 中井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明の発光周期が撮像素子の撮像周期に一致
していないとき、再生画面上のフリッカの発生を防止す
る。 【解決手段】 垂直タイミング発生回路18は、1/3
00secの位相差を有する3種類の予備タイミング信号
ft1〜ft3を生成する。3進カウンタ19の出力に
応答して切り換えられるセレクタ20aによって、予備
タイミング信号ft1〜ft3の1つ選択して取り出
し、フレーム転送タイミング信号FTを生成する。フレ
ーム転送タイミング信号FTは、フレーム転送のタイミ
ングを、第1の期間V1で1/300sec早め、第2の
期間V2で2/300sec早める。これにより、第1及
び第2の期間V1、V2が、照明の発光周期T1の3倍
に一致し、第3の期間V3が、照明の発光周期T1の4
倍に一致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、周期発光する光源
の下で撮像動作を繰り返す固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】固体撮像素子を用いた撮像装置において
は、固体撮像素子の露光状態を最適に保つように露光制
御手段が設けられる。この露光制御手段としては、固体
撮像素子に入射する光量を被写体の輝度に応じて制御す
る機械的な絞り機構や、固体撮像素子の電荷の蓄積時間
を被写体の輝度に応じて制御する、いわゆる電子シャッ
タなどが知られている。
【0003】図4は、固体撮像素子とその駆動回路との
構成を示すブロック図であり、図5は、電子シャッタ動
作を説明するタイミング図である。この図においては、
フレーム転送方式の固体撮像素子を例示している。
【0004】フレーム転送方式のCCD固体撮像素子1
は、受光部1a、蓄積部1b、水平転送部1c及び出力
部1dより構成される。受光部1aは、垂直方向に連続
して互いに平行に配列される複数のシフトレジスタから
なり、これらのシフトレジスタの各ビットが複数の受光
画素を形成する。そして、各受光画素には、被写体映像
に対応して発生する情報電荷がそれぞれ蓄積される。蓄
積部1bは、受光部1aの各シフトレジスタに連続する
複数のシフトレジスタからなり、各シフトレジスタのビ
ット数が受光部1aのシフトレジスタのビット数に合わ
せて設定され、受光部1aから転送出力される1画面分
の情報電荷を一時的に蓄積する。水平転送部1cは、蓄
積部1bの複数のシフトレジスタの各出力がそれぞれ各
ビットに接続される単一のシフトレジスタからなり、蓄
積部1bに蓄積される1画面分の情報電荷を1行単位で
受け取り順次転送出力する。そして、出力部1dは、電
気的に独立した容量及びその容量の電位変化を取り出す
アンプからなり、水平転送部1cからシリアルに出力さ
れる情報電荷を1画素単位で容量に受けて電圧値に変換
し、画像信号Yとして出力する。
【0005】駆動回路2は、垂直クロック発生部2a、
蓄積クロック発生部2b、水平クロック発生部2c及び
基板クロック発生部2dより構成され、それぞれ単一の
発信源からの基準クロックによって動作する。垂直クロ
ック発生部2aは、フレーム転送タイミング信号FTに
応答し、垂直走査のブランキング期間内に受光部1aの
情報電荷を素早く蓄積部1bへ転送するフレーム転送ク
ロックφfを受光部1aに供給する。ここで、フレーム
転送タイミング信号FTは、垂直同期信号VDに同期す
るようにして生成されるものであり、固体撮像素子1の
撮像周期に一致する。蓄積クロック発生部2bは、フレ
ーム転送クロックφfによって転送される情報電荷を蓄
積部1bに取り込むと共に、取り込んだ1画面分の情報
電荷を水平同期信号HDに従うタイミングで1行ずつ水
平転送部1cへ転送する蓄積クロックφSを蓄積部1b
に供給する。水平クロック発生部2cは、1行毎に取り
込まれる情報電荷を、蓄積クロックφsと同様、水平同
期信号HDに従うタイミングで順次出力部1d側へ転送
する水平クロックφhを水平転送部1cに供給する。そ
して、基板クロック発生部2dは、シャッタタイミング
信号STに応答して垂直走査期間の途中で立ち上げられ
る基板クロックφbを固体撮像素子1のドレイン領域に
供給する。このドレイン領域は、通常、受光部1aでオ
ーバーフローした電荷を吸収するものであるが、基板ク
ロックφbの作用によって、受光部1aに蓄積された全
ての情報電荷を吸収することが可能である。これによ
り、基板クロックφbによる情報電荷の排出動作が完了
してからフレーム転送クロックφfによる情報電荷の転
送動作が開始されるまでの期間Lが情報電荷の蓄積時間
となる。シャッタタイミング信号STは、画像信号Yの
平均レベルを適正範囲に納めるようにして生成される。
即ち、画像信号Yの平均レベルが、適正範囲を超えたと
き、立ち下げのタイミングを遅らせて情報電荷の蓄積期
間Lを短くし、逆に、適正範囲に達しなかったとき、立
ち下げのタイミングを早めて蓄積時間Lを長くするよう
にしてシャッタタイミング信号STを生成するようにし
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】周期発光する光源の下
で撮像を行う場合、光源の発光周期と垂直走査周期との
ずれによってフリッカが発生する場合がある。例えば、
50Hzの交流電源によって発光する蛍光灯で照明され
た被写体を30fpsのレートで撮像する場合、図5に
示すように、光源の発光周期T1が1/100secとな
るのに対して垂直走査周期T2が1/30secとなる。
画像信号Yのレベルは、光源の発光強度の積分値に比例
するため、光源の発光周期と垂直走査周期とのずれは、
画像信号Yのレベルが垂直走査期間単位でばらつくフリ
ッカの原因となる。このようなフリッカは、情報電荷の
蓄積期間Lが短いほど目立ちやすくなる。
【0007】そこで本発明は、垂直走査周期、即ち、フ
レームレートが光源の発光周期に一致していない場合で
も、フリッカを発生させることなく固体撮像素子を連続
動作させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために成されたもので、その特徴とするところ
は、複数の受光画素が行列配置され、受光画素の各列に
対応して複数の垂直転送レジスタが配置されると共に、
複数の垂直転送レジスタの出力側に水平転送レジスタが
配置される固体撮像素子と、上記複数の受光画素に蓄積
される情報電荷を上記複数の垂直転送レジスタへ転送す
ると共に、上記複数の垂直転送レジスタから上記水平転
送レジスタを介して転送出力する駆動回路と、上記駆動
回路の各動作タイミングを設定する制御回路と、を備
え、周期発光する光源の下で撮像動作を繰り返して画像
信号を得る固体撮像装置であって、上記制御回路は、上
記光源の発光周期と上記画像信号の垂直走査周期との公
倍数周期の間に、上記受光画素から上記垂直転送レジス
タへの情報電荷の転送タイミングを上記光源の発光周期
の整数倍のタイミングに設定すると共に、上記垂直転送
レジスタから上記水平転送レジスタへの情報電荷の転送
開始のタイミングを上記画像信号の垂直走査周期の整数
倍のタイミングに設定することにある。
【0009】本発明によれば、制御回路が、光源の発光
周期と画像信号の垂直走査周期との公倍数周期の間に、
情報電荷の読み出しのタイミングをずらして光源の発光
周期に合わせて撮像動作を繰り返すようにしたことで、
情報電荷の蓄積期間中の光源の発光状態が全ての期間で
統一される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の固体撮像装置の
第1の実施形態を示すブロック図であり、図2は、その
動作を説明するタイミング図である。この図において
は、垂直走査周期を1/30secとし、光源の発光周期
を1/100secとした場合を例示している。このと
き、垂直走査周期と光源の発光周期との最小公倍数周期
は1/10secであり、固体撮像素子の動作タイミング
は、その最小公倍数周期毎、即ち、第1〜第3の期間V
1〜V3からなる3周期単位で設定される。
【0011】フレーム転送方式のCCD固体撮像素子1
1は、図4に示す固体撮像素子1と同様に、受光部11
a、蓄積部11b、水平転送部11c及び出力部11d
より構成される。このCCD11においては、複数の受
光画素が行列配置される受光部11aに蓄積される情報
電荷が1画面単位で蓄積部11bへ転送された後、蓄積
部11bから水平転送部11cを介して1行単位で転送
出力される。このとき、水平転送部11cの出力側に配
置される出力部1dにおいて、情報電荷が1画素単位で
電圧値に変換され、画像信号Yとして出力される。
【0012】駆動回路12は、垂直クロック発生部12
a、蓄積クロック発生部12b、水平クロック発生部1
2c及び基板クロック発生部12dより構成される。垂
直クロック発生部12aは、フレーム転送タイミング信
号FTに応答して、受光部11aの情報電荷を素早く蓄
積部11bへ転送するフレーム転送クロックφfを発生
する。蓄積クロック発生部12bは、フレーム転送クロ
ックφfによって転送される情報電荷を蓄積部11bに
取り込むと共に、取り込んだ1画面分の情報電荷を水平
同期信号HDに従うタイミングで1行ずつ水平転送部1
1cへ転送する蓄積クロックφSを発生する。水平クロ
ック発生部12cは、1行毎に取り込まれる情報電荷
を、蓄積クロックφsと同様、水平同期信号HDに従う
タイミングで順次出力部11d側へ転送する水平クロッ
クφhを発生する。そして、基板クロック発生部12d
は、シャッタタイミング信号STに応答して垂直走査期
間の途中で立ち上げられる基板クロックφbを発生す
る。この駆動回路12において生成されるフレーム転送
クロックφf、蓄積クロックφS及び水平クロックφh
は、CCD1の各部に供給され、基板クロックφbは、
CCD1のドレイン領域に供給される。
【0013】露光判定回路13は、CCD11から出力
される画像信号Yを垂直走査期間単位で積分し、その積
分値を、適正露光範囲に対応して設定される基準値と比
較することにより、CCD11の露光状態を判定する。
例えば、画像信号Yの垂直走査期間毎の積分値が、適正
露光範囲の上限値を越えていると、CCD11が過剰露
光状態にあると判定し、下限値に達していないと、CC
D11が露光不足の状態にあると判定する。シャッタタ
イミングレジスタ14は、シャッタタイミング信号ST
の立ち上がりのタイミングを数値的に記憶するものであ
り、その数値が露光判定回路13の判定結果に応答して
増減される。比較器15は、シャッタタイミングレジス
タ14に保持された値と、後述するカウンタ16のカウ
ント値とを比較し、それらの値が一致するタイミングで
シャッタタイミング信号STを立ち上げる。カウンタ1
6は、セレクタ20aから供給されるリセット信号CR
に応答してリセットされ、水平同期信号HDをカウント
する。即ち、カウンタ16は、各垂直走査期間におい
て、リセット信号CRの立ち上がりを基準として、水平
走査線番号をカウントする。これにより、シャッタタイ
ミング信号STは、露光判定回路13による判定結果に
応じて増減されるシャッタタイミングレジスタ14の値
に、水平走査期間毎にインクリメントされるカウンタ1
6のカウント値が一致したときに立ち上げられる。
【0014】水平タイミング発生回路17は、一定周期
の基準クロックCKを分周することにより、CCD11
の水平走査周期を決定する水平同期信号HDを生成す
る。この水平タイミング発生回路17においては、第1
〜第3の期間V1〜V3に関係なく常に同じタイミング
で動作する。垂直タイミング発生回路18は、基準クロ
ックCKまたは水平同期信号HDを分周することによ
り、CCD11の垂直走査周期、即ち、撮像周期を決定
する垂直同期信号VDを生成する。さらに、垂直タイミ
ング発生回路17は、フレーム転送タイミング信号FT
を生成するための3種類の予備タイミング信号ft1〜
ft3及びカウンタ16をリセットするリセット信号C
Rを生成するための予備タイミング信号cr1〜cr3
を生成する。ここで、第1の予備タイミング信号ft1
は、その立ち下がりのタイミングが、垂直同期信号VD
の立ち下がりのタイミングに一致しており、第2及び第
3の予備タイミング信号ft2、ft3は、その立ち下
がりのタイミングが、垂直走査信号VDの立ち下がりに
対してそれぞれ1/300sec及び2/300secだけ早
く設定される。そして、第1の予備タイミング信号ft
1の立ち下がりのタイミングを、第1の期間V1で光源
が最も暗くなるタイミングに一致させた場合、第2及び
第3の予備タイミング信号ft2、ft3の立ち下がり
のタイミングは、第2及び第3の期間V2、V3で光源
が最も暗くなるタイミングにそれぞれ一致するようにな
る。そして、予備タイミング信号cr1〜cr3は、予
備タイミング信号ft1〜ft3に対して、それぞれ一
定の位相差を維持する。
【0015】3進カウンタ19は、垂直同期信号VDを
カウントし、3カウント毎にリセットされて、第1〜第
3の期間V1〜V3を設定する。第1のセレクタ20a
は、予備タイミング信号ft1〜ft3を取り込み、3
進カウンタ19の出力に応答して、垂直走査期間毎に予
備タイミング信号ft1〜ft3を順次切り換えて取り
出し、フレーム転送タイミング信号FTを生成する。即
ち、3進カウンタ19が「1」を示している間は第1の
予備タイミング信号ft1を選択し、「2」及び「3」
を示している間は第2及び第3のタイミング信号ft
2、ft3を選択することで、第1〜第3の期間V1〜
V3でそれぞれ固有のタイミングを有するフレーム転送
タイミング信号FTが生成される。第2のセレクタ20
bは、予備タイミング信号cr1〜cr3を取り込み、
第1のセレクタ20aと同様に、3進カウンタ19の出
力に応答して予備タイミング信号cr1〜cr3を順次
切り換えて取り出すことにより、リセット信号CRを生
成する。
【0016】以上の固体撮像装置は、第1〜第3の期間
V1〜V3において、以下のような動作を示す。第1の
期間V1では、垂直走査信号VDと同じタイミングでフ
レーム転送トリガFTが立ち下げられ、フレーム転送ク
ロックφfが起動される。そして、フレーム転送トリガ
FTの次の立ち上げのタイミングが、垂直走査信号VD
の立ち下がりに対して1/300sec早められているた
め、フレーム転送トリガFTの周期(1/30−1/3
00=3/100sec)が発光周期T1の3倍(3/1
00sec)に一致することになる。第2の期間V2で
は、垂直走査信号VDに対して1/300secだけ早い
タイミングでフレーム転送トリガFTが立ち下げられ、
フレーム転送クロックφfが起動される。そして、フレ
ーム転送トリガFTの次の立ち上げのタイミングが垂直
走査信号VDの立ち下がりに対して2/300sec早め
られているため、第1の期間V1と同様に、フレーム転
送トリガFTの周期が発光周期T1の3倍に一致するよ
うになる。第3の期間V3では、垂直走査信号VDに対
して2/300secだけ早いタイミングでフレーム転送
トリガFTが立ち下げられ、フレーム転送クロックφf
を起動させる。そして、フレーム転送トリガFTの次の
立ち上げのタイミングを垂直走査信号VDの立ち下がり
に一致しており、フレーム転送トリガFTの周期(1/
30+2/300=4/100sec)が発光周期T1の
4倍(4/100sec)に一致することになる。
【0017】尚、第1〜第3の期間V1〜V3におい
て、シャッタトリガSTは、リセット信号CRの立ち下
がりのタイミングから次のフレーム転送の直前までの期
間Lの間でそれぞれ立ち上げのタイミングが設定され
る。また、第1〜第3の期間V1〜V3の水平転送につ
いては、垂直走査信号VDの立ち下がりのタイミングに
従って映像成分の出力を開始し、次のフレーム転送トリ
ガFTの立ち下がりよりも前に1画面分の出力を完了さ
せるようにタイミングが設定される。これにより、画像
信号Yの映像成分は、各期間V1〜V2内で1画面分が
表されることになる。
【0018】従って、照明の発光周期と撮像素子の撮像
周期(垂直走査周期)とが一致していないときでも、シ
ャッタトリガSTの可変期間を照明の発光周期T1の3
倍とすることができる。同時に、全ての期間において、
フレーム転送トリガFTの立ち下がりのタイミングにお
ける照明の発光輝度が常に一定となるため、シャッタト
リガSTの立ち上がりからフレーム転送トリガFTの立
ち下がりまでの期間が一致している限り、同じ照明条件
で撮像が行われる。
【0019】図3は、本発明の固体撮像装置の第2の実
施形態を示すブロック図である。この図において、CC
D11、駆動回路12及び露光判定回路13からカウン
タ16までの構成は、図1と同一であり、説明は省略す
る。
【0020】水平タイミング発生回路21は、一定周期
の基準クロックCKを分周し、CCD11の水平走査周
期を決定する水平同期信号HDを生成する。この水平タ
イミング発生回路21は、1水平走査期間単位で動作す
る。垂直タイミング発生回路22は、基準クロックCK
または水平同期信号HDを分周し、CCD11の垂直走
査周期を決定する垂直同期信号VDを生成する。この垂
直タイミング発生回路22は、垂直走査周期の3倍の周
期で動作し、均等な間隔で立ち下がりが設定される垂直
同期信号VDと共に、立ち下がりのタイミングが1/3
00secずつ早められるフレーム転送タイミング信号F
T及びリセット信号CRを生成する。即ち、図2に示す
ように、第1の期間V1に垂直同期信号VDに一致し、
第2及び第3の期間V2、V3に、それぞれ1/300
sec及び2/300secだけタイミングが早められたフレ
ーム転送タイミング信号FTが生成される。そして、フ
レーム転送タイミング信号FTに対して一定の位相差を
維持するリセット信号CRが生成される。
【0021】この第2の実施形態においても、第1の実
施形態と同様に、照明の発光周期と垂直走査周期とが一
致していないときでも、フレーム転送トリガFTの立ち
下がりのタイミングにおける光源の発光状態が常に均一
になる。従って、露光時間Lが一定であれば、全ての垂
直走査期間において、同じ照明条件で撮像が行われる。
【0022】以上の実施形態においては、照明の発光周
期を1/100sec、撮像素子の撮像周期を1/30sec
とする場合を例示したが、これ以外の周期においても適
用可能である。例えば、照明の発光周期が1/120se
cで、撮像素子の撮像周期が1/25となる場合、その
最小公倍数となる1/5secの間に、撮像素子の駆動タ
イミングを垂直走査信号の各タイミングに対して1/1
50secずつずらすようにして5周期毎に設定すればよ
い。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、撮像素子の撮像周期と
照明の発光周期とがずれている場合であっても、全ての
期間の撮像動作において、照明の発光状態を均一にする
ことができる。従って、光源の点滅に起因する画像信号
のレベルのばらつきをなくすことができ、再生画面上で
フリッカの発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の固体撮像装置の第1の実施形態を示す
ブロック図である。
【図2】本発明の固体撮像装置の動作を説明するタイミ
ング図である。
【図3】本発明の固体撮像装置の第2の実施形態を示す
ブロック図である。
【図4】従来の固体撮像装置の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】従来の固体撮像装置の動作を説明するタイミン
グ図である。
【符号の説明】
1、11 CCD固体撮像素子 1a、11a 受光部 1b、11b 蓄積部 1c、11c 水平転送部 1d、11d 出力部 2、12 クロック発生回路 2a、12a 垂直クロック発生部 2b、12b 蓄積クロック発生部 2c、12c 水平クロック発生部 2d、12d 基板クロック発生部 13 露光判定回路 14 シャッタタイミングレジスタ 15 比較器 16 カウンタ 17、21 水平タイミング発生回路 18、22 垂直タイミング発生回路 19 3進カウンタ 20a、20b セレクタ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受光画素が行列配置され、受光画
    素の各列に対応して複数の垂直転送レジスタが配置され
    ると共に、複数の垂直転送レジスタの出力側に水平転送
    レジスタが配置される固体撮像素子と、上記複数の受光
    画素に蓄積される情報電荷を上記複数の垂直転送レジス
    タへ転送すると共に、上記複数の垂直転送レジスタから
    上記水平転送レジスタを介して転送出力する駆動回路
    と、上記駆動回路の各動作タイミングを設定する制御回
    路と、を備え、周期発光する光源の下で撮像動作を繰り
    返して画像信号を得る固体撮像装置であって、上記制御
    回路は、上記光源の発光周期と上記画像信号の垂直走査
    周期との公倍数周期の間に、上記受光画素から上記垂直
    転送レジスタへの情報電荷の転送タイミングを上記光源
    の発光周期の整数倍のタイミングに設定すると共に、上
    記垂直転送レジスタから上記水平転送レジスタへの情報
    電荷の転送開始のタイミングを上記画像信号の垂直走査
    周期の整数倍のタイミングに設定することを特徴とする
    固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 上記制御回路は、上記光源の発光周期と
    上記画像信号の垂直走査周期との公倍数周期の間に、上
    記画像信号の垂直走査周期でカウント動作を繰り返すカ
    ウンタと、一定周期のクロックを分周して水平走査周期
    のタイミング信号を生成する水平タイミング発生部と、
    上記一定周期のクロックまたは上記水平タイミング信号
    を分周して複数の垂直走査周期のタイミング信号を発生
    する垂直タイミング発生部と、上記カウンタのカウント
    値に応答して上記複数の垂直タイミング信号の内の1つ
    を選択して上記駆動回路に与えるセレクタと、を含むこ
    とを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 上記制御回路は、一定周期のクロックを
    分周して水平走査周期のタイミング信号を生成する水平
    タイミング発生部と、上記光源の発光周期と上記画像信
    号の垂直走査周期との公倍数周期で動作し、上記一定周
    期のクロックまたは上記水平タイミング信号を分周して
    上記公倍数周期の間に複数の垂直走査タイミングを設定
    するタイミング信号を発生する垂直タイミング発生部
    と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像
    装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100338945C (zh) * 2003-12-19 2007-09-19 三洋电机株式会社 闪烁检测装置和摄像装置

Cited By (1)

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CN100338945C (zh) * 2003-12-19 2007-09-19 三洋电机株式会社 闪烁检测装置和摄像装置

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