JPH0250594A - 映像信号処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 Ａ産業上の利用分野 本発明は映像信号処理、装置に関し、例えば衛星放送受
信波、地上放送受信波やビデオテープレコーダから入力
された映像信号を最適にＹ／Ｃ分離し得るようになされ
た映像信号処理装置に適用して好適なものである。

Ｂ発明の概要 本発明は、映像信号処理装置において、映像信号として
フレーム間の相関が高い標準信号が入力されたとき、映
像信号をフレーム間の相関に基づいてＹ／Ｃ分離し、逆
に映像信号としてフレーム間の相関が低い非標準信号が
入力されたとき、映像信号をライン間の相関に基づいて
Ｙ／Ｃ分離するようにしたことにより、入力された映像
信号を最適な状態でＹ／Ｃ分離し得る。

Ｃ従来の技術 従来、例えばＩＨデイレイラインを用い映像信号のライ
ン間の相関に基づいて、映像信号に含まれる輝度信号及
び色信号を分離するようになされたくし型フィルタ構成
のＹ／Ｃ分離回路に代え、７１／−ムメモリヲ用い映像
信号のフレーム間の相関に基づいて、映像信号に含まれ
る輝度信号及び色信号を分離するようになされたディジ
タル型のＹ／Ｃ分離回路が提案されている。

このディジタル型のＹ／Ｃ分離回路においては、映像信
号に含まれるクロマバースト信号が、例えばＮＴＳＣ等
でなる標準テレビジョン方式を満足しているとき（すな
わち映像信号として、一般にフレーム間の相関が高い標
準信号が入力されたとき）、＜シ型フィルタ構成のＹ／
Ｃ分離回路に比較して、格段的にクロスカラーやドツト
妨害の少ない最適な状態で７７０分離し得るようになさ
れている。

Ｄ発明が解決しようとする問題点 ところがかかる構成のディジタル型のＹ／Ｃ分離回路に
おいては、ビデオテープレコーダ（ＶＴＲ）等からの入
力信号のように、映像信号に含まれるクロマバースト信
号が、例えばＮＴＳＣ等でなる標準テレビジョン方式を
満足していないとき（すなわち映像信号として、一般に
フレーム間の相関が低い非標準信号が入力されたとき）
、クロスカラーやドツト妨害が発生し、さらに飛び越し
走査することによるラインフリッカ等の障害が発生する
おそれを回避し得ないという問題があった。

本発明は以上の点を考慮してなされたもので、入力され
た映像信号を最適な状態で７７０分離し得る映像信号処
理装置を提案しようとするものである。

Ｅ問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、映像信
号ＳｖＩ、のフレーム間の相関に基づいて、映像信号Ｓ
ＶＯに含まれる輝度信号及び色信号を分離する第１のＹ
／Ｃ分離回路１２と、映像信号ＳＶＯのライン間の相関
に基づいて、映像信号Ｓ０に含まれる輝度信号及び色信
号を分離する第２のＹ／Ｃ分離回路１３とを設け、映像
信号Ｓｖ６としてフレーム間の相関が高い標準信号ＳＳ
ＭＦ　、５ＵＨＦ、Ｓ　Ｖ）ＩＦが入力されたとき、映
像信号５Ｖ１１を第１のＹ／Ｃ分離回路１２に入力して
７７０分離し、逆に映像信号ＳｖＨとしてフレーム間の
相関が低い非標準信号Ｓ　Ｖｔ＊が入力されたとき、映
像信号Ｓｖ４を第２のＹ／Ｃ分離回路１３に入力してＹ
／Ｃ分離するようにした。

Ｆ作用 映像信号Ｓｖ０としてフレーム間の相関が高い標準信号
Ｓ３ＭＦ　％　５ＵＩＩＦ　％　５ＶＨＦが入力された
とき、映像信号ＳＶＤを第１のＹ／Ｃ分離回路１２に入
力して７７０分離し、逆に映像信号ＳＶＯとしてフレー
ム間の相関が低い非標準信号Ｓｖｔ＋＋が入力されたと
き、映像信号ＳＶＯを第２のＹ／Ｃ分離回路１３に入力
してＹ／Ｃ分離するようにしたことにより、入力された
映像信号ＳＶ、を最適な状態で７７０分離し得る。

Ｇ実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。

図において、１は全体として本発明による映像信号処理
装置を、複数の入力手段を有するテレビジョン受像機２
に適用した場合を示す。

このテレビジョン受像機２の場合、例えばパラボラアン
テナ３で受信した衛星放送波信号、それぞれ所定のアン
テナ４及び５で受信した地上ＵＨＦ放送波信号及び地上
ＶＨＦ放送波信号を、それぞれＳＨＦ受信部６、ＵＨＦ
受信部７及びＶＨＦ受信部８で受信し、その結果得られ
る各映像信号５ＳＨＦ　−、５ＩＪＨＦ及びＳ　ＶＩＩ
Ｆが、ビデオ入力端９にＶＴＲ（図示せず）から供給さ
れる映像信号Ｓｖア、と共に、映像信号処理装置１の入
力切換回路１０のそれぞれ第１〜第４の入力端ａｓｂｓ
ｃｓｄに入力される。

入力切換回路１０は、ユーザの操作に基づいて例えばマ
イクロコンピュータ構成でなる制御回路１１から与えら
れる入力切換信号ＣＮ　Ｔ　Ｉ　Ｍによって切り換え制
御され、かくしてその出力端ｅから送出される映像信号
ＳＶＤ　（５Ｓ）ＩＦ　、５ｕＩ４ｙ、Ｓ　ＶＨＦ又は
５ＶＴＩ）が、それぞれディジタル型Ｙ／Ｃ分離回路１
２及びくし型フィルタＹ／Ｃ分離回路１３に入力されて
いる。

ディジタル型Ｙ／Ｃ分離回路１２は、例えば複数フレー
ム分のフレームメモリを用いて構成されており、人力さ
れる映像信号５ｖ１１のフレーム間の相関に基づいて、
映像信号ＳＶＤに含まれる輝度信号及び色信号を分離し
、輝度信号及び色信号でなるＹ／Ｃ分離信号ＹＣＤＧを
続く出力切換回路１４の第１の入力端ａに送出するよう
になされている。

またくし型フィルタＹ／Ｃ分離回路１３は、例えばＩＨ
デイレイラインを用いて構成されており、入力される映
像信号ＳＶＤのライン間の相関に基づいて、映像信号Ｓ
ｖゎに含まれる輝度信号及び色信号を分離し、輝度信号
及び色信号でなるＹ／Ｃ分離信号ＹＣＤＬを続く出力切
換回路１４の第２の入力端すに送出するようになされて
いる。

出力切換回路１４は、制御回路１１から与えられる出力
切換信号ＣＮＴＯｕアによって切り換え制御され、かく
してその出力端Ｃから送出されるＹ／Ｃ分離信号Ｙ　Ｃ
ＯＵＴ　　（Ｙ　ＣｏＧ又はＹＣＤＬ）が、続＜ＮＴ−
３Ｃ信号処理回路１５において所定の信号処理された後
、例えば陰極線管でなるＣＲＴ装置（図示せず）に送出
され、これにより入力された映像信号３３ＮＦ　、５Ｌ
ＩＮＦ　、５Ｖ）ＩＦ又は５ＶＴＲを表示するようにな
されている。

ここで実際上制御回路１１は、ユーザの操作によって選
択された入力手段が、衛星放送波信号、地上ＵＨＦ放送
波信号又は地上ＶＨＦ放送波信号のとき（すなわち映像
信号３３ＭＦ　、５ＬＩＮＦ又はＳ　ＶＭＦに含まれる
クロマバースト信号が、ＮＴＳＣ標準テレビジョン方式
を満足し、これにより一般にフレーム間の相関が高いい
わゆる標準信号が入力されたとき）、出力切換回路１４
の第１の入力端ａを選択するようになされている。

またこれと逆に、ユーザの操作によって選択された入力
手段がＶＴＲのとき（すなわち映像信号Ｓｖ□に含まれ
るクロマバースト信号が、ＮＴＳＣ標準テレビジョン方
式を満足せず、これにより一般にフレーム間の相関が低
いいわゆる非標準信号が入力されたとき）、出力切換回
路１４の第２の入力端すを選択するようになされている
。

なおこの実施例の場合、出力切換回路１４の出力端Ｃか
ら送出されるＹ／Ｃ分離信号ＹＣＯｕＴは、ＮＴＳＣ信
号処理回路１５に加えて、動き検出回路１６に入力され
ている。

この動き検出回路１６は、例えば複数フレーム分のフレ
ームメモリ構成でなり、Ｙ／Ｃ分離信号ＹＣＯＵＴを用
いて所定フレーム間の映像信号５ＶＤ（５ｓｓｖ　、５
ｕｎｖ　、５ＶＨＦ又は５ＶＴＩＩ）の動きを検出する
ようになされており、この検出結果に基づいて、ユーザ
の操作によって選択された入力手段が、衛星放送波信号
、地上ＵＨＦ放送波信号又は地上ＶＨＦ放送波信号のと
き、すなわち出力切換回路１４の第１の入力端ａが選択
されている場合でも、フレーム間の映像信号５ｓＨｒ　
％　５ＬＩＩＩＦ又はＳｖ□の動きが極端に大きくフレ
ーム間の相関が低い（すなわち映像信号Ｓ、イ２．５Ｌ
Ｉ）ｌＦ又はＳ　ＶＮＦの内容が動画である）ときには
、出力切換回路１４の第２の入力端すを選択するように
なされている。

このようにしてこの映像信号処理装置１の場合、入力さ
れた映像信号５ｓＨｒ　、　Ｓいｆ　、５ＶＩＩＦ又は
Ｓ　ＶＴＲを、そのフレーム間の相関又はライン間の相
関に基づいて、最適な状態でＹ／Ｃ分離し得るようにな
されている。

以上の構成によれば、映像信号ＳＶＤとしてフレーム間
の相関が高い標準信号５３ＨＦ　％　５ＵＨＦ、Ｓ　Ｖ
ＨＦが入力されたとき、ディジタル型Ｙ／Ｃ分離回路１
２を用いて、映像信号ＳＶＤをフレーム間の相関に基づ
いてＹ／Ｃ分離し、逆に映像信号５Ｖｆｌとしてフレー
ム間の相関が低い非標準信号５ＶＴＲが入力されたとき
、くし型フィルタＹ／Ｃ分離回路１３を用いて、映像信
号Ｓｖゎをライン間の相関に基づいてＹ／Ｃ分離するよ
うにしたことにより、入力された映像信号ＳＶＤを常に
最適な状態で７７０分離し得る映像信号処理装置１を実
現できる。

さらに上述の実施例によれば、映像信号ＳＶＤが標準信
号５ｓＨｖ　−、５ＵＩＩＦ　−、５Ｖ）ＩＦの場合に
も、動き検出回路１６においてフレーム間の映像信号５
ｖｌｌの動きを検出し、この検出結果に基づいて極端に
フレーム間の相関が低いいわゆる動画の場合には、くし
型フィルタＹ／Ｃ分離回路１３を用いてＹ／Ｃ分離する
ようにしたことにより、入力された映像信号ＳＶＤをさ
らに一段と最適な状態で７７０分離し得る。

なお上述の実施例においては、第１のＹ／Ｃ分離回路と
して、フレームメモリ構成のディジタル型Ｙ／Ｃ分離回
路１２を用いた場合について述べたが、第１のＹ／Ｃ分
離回路の構成はこれに限らず、要は映像信号ＳＶＤのフ
レーム間の相関に基づいてＹ／Ｃ分離するＹ／Ｃ分離回
路であれば良い。

さらにまた第２のＹ／Ｃ分離回路として、くし型フィル
タ構成のＹ／Ｃ分離回路１３を用いた場合について述べ
たが、第２のＹ／Ｃ分離回路の構成もこれに限らず、要
は映像信号ＳＶＯのライン間の相関に基づいてＹ／Ｃ分
離するＹ／Ｃ分離回路であれば、上述の実施例と同様の
効果を実現できる。

また上述の実施例においては、本発明による映像信号処
理装置を複数の入力手段を有するテレビジョン受像機２
に適用した場合について述べたが、本発明はこれに代え
、テレビジョン放送波及びＶＴＲ等の他の入力手段から
入力された映像信号を選択し得るようになされた電子機
器に広く適用して好適なものである。

Ｈ発明の効果 上述のように本発明によれば、映像信号としてフレーム
間の相関が高い標準信号が入力されたとき、映像信号を
フレーム間の相関に基づいて７７０分離し、逆に映像信
号としてフレーム間の相関が低い非標準信号が入力され
たとき、映像信号をライン間の相関に基づいてＹ／Ｃ分
離するようにしたことにより、入力された映像信号を常
に最適な状態で７７０分離し得る映像信号処理装置を容
易に実現できる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の一実施例による映像信号処理装置を通用し
たテレビジョン受像機の一部を示すブロック図である。 １・・・・・・映像信号処理装置、１０・・・・・・入
力切換回路、１１・・・・・・制御回路、１２・・・・
・・ディジタル型Ｙ／Ｃ分離回路、１３・・・・・・く
し型フィルタＹ／Ｃ分離回路、１４・・・・・・出力切
換回路、ＳｗＤ、Ｓｓ□、５ｕＨｖ　％　Ｓｙ□、Ｓｖ
□・・・・・・映像信号。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 　映像信号のフレーム間の相関に基づいて、上記映像信
   号に含まれる輝度信号及び色信号を分離する第１のＹ／
   Ｃ分離回路と、 上記映像信号のライン間の相関に基づいて、上記映像信
   号に含まれる輝度信号及び色信号を分離する第２のＹ／
   Ｃ分離回路と、 を具え、上記映像信号としてフレーム間の相関が高い標
   準信号が入力されたとき、上記映像信号を上記第１のＹ
   ／Ｃ分離回路に入力してＹ／Ｃ分離し、 逆に上記映像信号としてフレーム間の相関が低い非標準
   信号が入力されたとき、上記映像信号を上記第２のＹ／
   Ｃ分離回路に入力してＹ／Ｃ分離するようにした ことを特徴とする映像信号処理装置。