JPH02502997A - アミノアルキル側鎖を有する環状炭化水素 - Google Patents

アミノアルキル側鎖を有する環状炭化水素

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JPH02502997A JP63503552A JP50355288A JPH02502997A JP H02502997 A JPH02502997 A JP H02502997A JP 63503552 A JP63503552 A JP 63503552A JP 50355288 A JP50355288 A JP 50355288A JP H02502997 A JPH02502997 A JP H02502997A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 アミノアルキル側鎖を有する環状炭化水素発明の分野 本発明は、ホスホリパーゼA2に関与する不都合な生理学的徴候を抑制し、糖尿 病および肥満症の如き低血糖症関連疾患を治療するのに有用なアミノアルキル側 鎖で置換した新規環状炭化水素に関する。
背景 ホスホリパーゼA2はアラキドン酸含有リン脂質を加水分解し、それにより、ア ラキドン酸カスケードの多くの酵素に対する基質を生じる。アラキドン酸カスケ ードの代謝物には種々のものがあり、プロスタグランジン類、トロンボキサン類 、ロイコトリエン類、あるいはアラキドン酸の他のヒドロキシル化誘導体が包含 される。哺乳動物代謝におけるプロスタグランジン形成についてのホスホリパー ゼA2の役割はよく知られている。ダブりニー・7オークト(W、 Vogt) 、アドバーンシズ・イン・プロスタグランジンズ・アンド・トロンボキサン・リ サーチ(Advances in Prostaglandins andTb rovaboxane Re5earch)、3.89頁(1978)およびビ イ・シイ・イサクソンら(P、 C,l5akson、 et al、)、アド パーンシズ・イン・プロスタグランジンズ・アンド・トロンボキサン・リサーチ (Advances in Prostaglandins and Thro mboxane Re5earch)、3.113頁(1978)参照、一般に これらの代謝物は有用であるが、ある種の病気の過程または他の疾患においては 、アラキドン酸代謝物の過剰生産は炎症、紅斑、血小板凝集、またはアレルギ一 応答の如き有害な結果を引き起こす。ホスホリパーゼA2の抑制はこれらのおよ び同様の疾患を防止する。
ホスホリパーゼA2の実際の抑制は細胞レベルで起こり1、従って、ホスホリパ ーゼA2抑制化合物の投与は、患部組織もしくは器官においてホスホリパーゼA 2抑制を可能とするようなものがなり得る。
病気過程の正確なメカニズムまたはアラキドン酸カスケードを刺激する条件は明 確には理解されていない。しかしながら、必要条件は、アラキドン酸カスケード と名付けられた一連の反応にアラキドン酸塩を供するホスホリパーゼの活性の促 進である。本発明のL態様は、ホスホリパーゼの作用を阻止し、存在するかもし ない刺激または複数の刺激にかかわらず、アラキドン酸の流れを切り離して該カ スケードに入れるものである。かくして、本発明のホスホリパーゼA2の抑制は 、その共通の要素がアラキドン酸カスケードの刺激である見たところ無関係な疾 患を治療するのに適する。
高血糖症とは、成人して開始する糖尿病またはバンクレアチン機能の障害をひき 起こす他の疾患に罹った患者で共通して見い出される状態をいう、インシュリン 耐性を有する非インシユリン依存性糖尿病(NIDDM)を持つ高血糖症患者は 、血清グルコース濃度の上昇を示す、血清グルコース濃度の上昇を適度に制御す るのに失敗すると、心筋虚血、発作、抹消血管症、傾眠、昏睡、失明、腎臓病ま たは死を引き起こしかねない。これらの患者を治療する1つの重要な方法では、 炭化水素摂取の制限またはインシュリン注射のごとき高血糖症についての通常の 治療の代わりに経口抗糖尿病剤が用いられる。
ホスホリパーゼA2の抑制物質はいくつか公知である。ある種の局所麻酔薬は、 ホスホリパーゼ活性には必要らしいカルシウムイオンと競合することによってホ スホリパーゼA2活性を抑制することが示されている。ダブりニー・フォークト (W、 Vogt)、アドバーンシズ・イン・プロスタグランジンズ・アンド・ トロンボキサン・リサーチ(Advances in Prostagland is and Thromboxane Re5earch)、3.89頁(1 978)およびイー・バリーら(E、 Vallee et al、)、ジャー ナルーオブ0ファーマシイ・アンド・ファルマコロジー(J、 Phar+++ 、 Pharsoacol、)、31,588−92頁(1974)参照。
アール・ジェイ・フラウアーおよびシイ・ジエイ・ブラックウェル(R,l F lower and G、 J、 Blackvell)は、ある種の抗炎症ス テロイドはプロスタグランジン生成を防止するホスホリパーゼA2抑制物質の生 合成を誘導することを示している。ネイチャー(Nature)、278.45 6頁(1979)参照。これらのステロイドはホスホリパーゼA2の直接の抑制 物質ではなく、むしろリボコルチン、リボモジュリン、またはマクロコルチンと 呼ばれるホスホリパーゼ抑制因子の合成を刺激する。
いくつかの直接的ホスホリパーゼA2抑制物質は公知である。インドメタシン、 抗炎症特性を有する薬剤はラッセルクサリヘビの蛇毒から単離されたホスホリパ ーゼA2酵素を抑制することが示されている。ケイ・エル・カブランら(K、L 、 Kaplan、 et al、)、プロシーディングズ・オプ・ナシ謄ナル ・アカデミ−・オプ・サイエンシズ(Proc、 Natl、 Acad、 S ci、)、75.2955−2988頁(1978)参照、具化ブムロフェナシ ルは、該酵素の活性部位に存在するヒスチジン残基をアシル化することによって ホスホリパーゼA2を抑制することが示されている。エム・ロバーツら(M、  Roberts、 et al、)、ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミ ストリー(J、 of Biol。
Chea+、)、252.2405−5411頁(1977)参照。メバクリン は導流モルモット肺由来のホスホリパーゼA2を抑制することが示されている。
アール・ブラックウェルら(R,Blackwell、 et al、)、ブリ ティシュ・ジャーナル・オブ・ファーマシ−(British J。
Pharmacy)、62,79−89頁(1978)参照、いくつかのブチロ フェノンが米国特許第4239780号にホスホリパーゼA2抑制物質として開 示されている。また、ディ・ビイ・ワラチおよびブイ・ジェイ・アール・ブラウ ンCD、 P、 Wallach and V、 J、R。
Brown)、バイオフ・ファルマフル(Bioch、 Pharmacol) 、30.1315−24頁(1981)もホスホリパーゼA2を抑制するいくつ かの化合物について言及している。
剤、抗原虫剤、および抗藻類剤として有用なアミノ置換ステロイドを開示してい る。エル・ジェイ・グリッグズ(L、J、 Griggs)の博士論文、「パー ト1.5−および16−チアエストロンへの合成アプローチ(Syntheti c Approaches to 5− and 19−Thiaestron e)パート■、ジアザコレステロール側鎖を有するエストロン(Estrone  witha Diazacholesterol 5ide Chain)J 、ミシガン大学(1965)は、すぐれた低コレステロール血症活性を有するア ミノ置換ステロイドを開示している。また、米国特許第3284475号および ビイ・デ(”クリムストラら(P、 D、 K11m5tra、 et at、 )、「低コレステロール血症剤VIA−およびB−環一修飾アザコレステロール 類(Hypocholesterolemic Agents、 W、 A−A nd B−Ring−ModifiedAzacholesterols)J  、ジャーナル・オブ・メディシナル・ケミスト(J、 Med、 Chem、) 、9.323−26頁(1966)もアミノ置換ステロイド化合物を開示してい る。
発明の要約 本発明は、式1: [式中、RはCH,簡CH−CH,−1HO−CH,CHICH!−1およびC H,よるなる群から選択され、ここに%R1は式IV−Vlよりなる群から選択 され、ここにsR2およびR8はメチルまたは水素であり、ここに%R4は水素 またはヒドロキシを意味する]で示される化合物およびその薬理学上許容される 塩;式■: 1式中、Rは(CHs )x N CH! CHx CHz−またはNH,CH ,CHICH!−を意味する]で示される化合物およびその薬理学上許容される 塩;および弐■: 1式中、ダッシュ線は2−3結合が飽和または不飽和であることを意味し、ここ に、Rは水素またはメチルを意味する」の化合物である。
式■で表される化合物は、哺乳動物系でホスホリパーゼA2を抑制するのが医療 的に必要であり、またはそうするのが望ましい場合に有用である。それらは、特 に、アラキドン酸カスケードによって産生される代謝物に由来する兆候または疾 患(以下、PMC(ホスホリパーゼ媒介疾患)という)を治療する場合に有用で ある。PMCはアラキドン酸カスケードの過剰刺激の結果であるすべての面倒な 疾患および兆候を包含する。これらの疾患はアレルギー病、(リューマチ性関節 炎のごとき慢性炎症症状を含む)炎症疾患、火傷、および冠梗塞または他の組織 の梗塞のごとき細胞レベルでの低酸素症を包含する。梗塞疾患において、細胞膜 の不可欠構造成分であるリン脂質の崩壊を防ぐにはホスホリパーゼA2活性を阻 止するのが望ましい。
式!および■の発明によって表される化合物は、インシュリンに対する組織応答 の欠陥および/またはインシュリン抵抗を伴う非インシユリン依存性糖尿病(N IDDM)のごときランゲルハンス島機能の欠陥に由来する血清グルコース濃度 の上昇に悩んでいる患者を治療する低血糖剤として有用である。
詳細な記載 ホスホリパーゼ介在疾患、PMCを式■によって表される化合物によって防止ま たは治療するt;めの用量法は、哺乳動物のタイプ、年令、体重、性別、医学症 状、PMCのひどさおよび用いる個々の化合物を包含する種々のファクターに応 じて選択される。通常の技量の医師または獣医ならば、症状の進行を防止しまた は阻止するための化合物の有効量を容易に決定しまたは規定できるであろう。典 型的には、医師または獣医はまず比較的低用量を用い、次いで、所望のまたは最 大の応答が得られるまで該用量を増加させる。アラキドン酸カスケードによって 引き起こされる病気または疾患は種々変化するので、これらの化合物を患者に投 与する方法は治療されるべき個々のPMCに応じなければならない。治療すべき 好ましい患者は家庭で飼育する動物およびヒトであり、最も好ましい患者はヒト である。
選択する投与経路によらず、用いる化合物は、医薬分野で公知の常法によって医 薬上許容される投与形態に処方される。かくして、該化合物は丸剤、カプセル剤 、液剤または懸濁剤のごとき剤層で経口投与され;生薬またはプジーのごとき剤 層で直腸または腟に投与され:医薬分野で公知の滅菌注射剤形を用いて皮下、静 脈内または筋肉内いずれかで非経口投与される。また、紅斑のごとき疾患の治療 には、本発明の化合物は、軟膏、クリーム、ゲル等の剤層で局所投与される。
本発明の化合物の初期用量は、経口にて、6〜8時間につき、70kgの哺乳動 物画たり約0.003ないし3.0gである。他の投与形態を用いる場合、等用 量を投与するe45mg/kgを越える用量を用いる場合、引き続いての各用量 に対して注意を払い、可能な毒性の影響をモニターすべきである。
本発明のホスホリパーゼA2抑制化合物は、冠梗塞のごとき低酸素状態、(腎臓 損傷の結果となる)大動脈瘤の外科手術の間の大動脈の結紮等の後のホスホリパ ーゼA2による細胞膜の崩壊I;由来する細胞損傷を改善する。ザレウスキイら (Zalewski、 et al、)、クリニカル・リサーチ(C1inic al Re5earch)、31.227頁(1983)参照、治療すべき好ま しい患者は家庭飼育哺乳動物またはヒトであり、最も好ましいのはヒトである。
これは、これらの化合物の好ましい使用である。
ホスホリパーゼA2抑制化合物は喘息の治療に有用である。喘息は広範囲の刺激 が喘息発作を起こし得る肺の病気である。これらの刺激は湿った冷気または環境 中のアレルゲンであり得る。喘息応答は、まず、気道抵抗の増加に至る気管支の 収縮によって特徴付けられる。この初期の収縮期はヒスタミンおよびペプチドの ごとき他のモジニレ−ターのマスト細胞放出による。該収縮期の後、ヒトにおい ては、6〜8時間で最大に到達する後期持続期が起こる。この期は開始および消 失が遅く、これはトロンボキサン類、プロスタグランジン類およびロイコトリエ ン類のごときアラキドン酸カスケードの代謝物に起因する。「アレルギー性気道 病におけるフルチコステロイド治fjl (Corticosteroid T reatment in Allergic Airvay Dis−ease s)」、rコペンハーゲンにおけるシンポジウムの議事録」8月1〜2日、19 81年(編集者:ティ・エイチ・クラーク、エヌ・ミギンド、およびオー・セル ロース(T、H,C1ark、 N、 Myginfd、 andO,5elr oos)、ムンクスガード(Munksgaard) /コペンハーゲン198 2)参照。生理学的に許容される濃度でのホスホリパーゼA2の抑制は、気道抵 抗の「第2波」の原因と考えられる肺でのこれらの生成物の形成を防止する。治 療すべき好ましい患者は家庭飼育の動物およびヒトであり、最も好ましいのはヒ トである。
これらの使用では、化合物を種々の投与形態で投与する:錠剤、カプセル剤、ま たは液剤で経口にて:生薬の形態で経直腸にて:エアロゾルまたは噴霧器用溶液 の形態で吸入により、(緊急時には静脈内投与が好ましい)、非経口、皮下、皮 肉または筋肉内にて;粉末の形態で吸入による。これらの化合物は経口またはエ アロゾル吸入によってヒト喘息患者に効果的に投与される。
体重1kg当たり約0.Olないし50mgの範囲での用量を1日に1ないし4 回用いるが、正確な用量は患者の年令、体重、状態ならびに投与の頻度および経 路による。前記の使用については、有利には、これらの化合物を交感神経剤(イ ソプロテレノール、フェニレフリン、エフェドリン):キサンティン111導体 <テオフィリン、アミノフィリン):およびフルチコステロイド(プレドニソロ ン)のごとき抗喘息剤と組み合わせることができる。
都合よくは、通常の噴霧器での経口吸入によるまたは酸素エアロゾル化による投 与は、好ましくは合計溶液の約100ないし200重量部に対し医薬の1部の濃 度で希釈溶液中に活性成分を供する。
まったくに通常の添加剤を用いてこれらの溶液・を安定化するかまたは等張媒質 を供することができ、例えば、塩化ナトリウム、クエン酸ナトリウム、クエン酸 、重亜硫酸ナトリウム等を使用できる。
活性成分のエアロゾル中形態を投与する吸入治療に適する自己プロペラント化投 与形態は、エタノール、フレーバー物質および安定化剤のごとき共溶媒と共に、 ジクロロジフルオロメタンおよびジクロロテトラフルオロロエタンの混合物のご とき不活性プロペラントに懸濁した活性成分よりなる。共溶媒の代わりに、オレ インアルコールのごとき予製剤を用いることもできる。エアロゾル吸入治療技術 を用いる適当な手段は米国特許第2868691号に詳細に開示されている。
また、式■で表される化合物は、気管支喘息、気管支炎、気管支拡張症、肺炎、 気腫のごとき疾患において、痙牽を制御し、呼吸を容易とする。これらの兆候を 有する患者を治療するには、前記したのと同様の方法で化合物を患者に投与する 。これは式■によって表される化合物の好ましい使用である。
また、これらの新規ホスホリパーゼA2抑制化合物は哺乳動物、特にヒトにおい て抗炎症剤として有用であり、この目的には、全身投与、好ましくは経口投与す る。経口投与には、ヒト体重1kg当t;す0.05ないし50mgの範囲の用 量を用いてリューマチ性関節炎のごとき炎症性障害に伴う苦痛を軽減する。それ らは、また、苦痛からの解放が達成されるまで、1分につきkg当たり0.01 ないしloogの範囲の用量で、悪化した炎症において、静脈内投与する。これ らの新規化合物を経口投与する場合、それらは通常の医薬担体、結合剤等と共に 錠剤、カプセル剤、または液体製剤として処方する。
これらの新規ホスホリパーゼA2抑制化合物は、血小板凝集を抑制し、血小板の 粘着特性を減じ、または哺乳動物での血栓形成を排除または防止するのが望まし い場合においては常に有用である。例えば、これらの化合物は心筋梗塞を防止し 、術後血栓症を防止し、外科手術後の血管移植の開通性を促進し、または脂血症 によるアテローム硬化症、動脈硬化症、血餅形成疾患のごとき疾患、および他の 臨床疾患を治療するのに有用である。治療すべき好ましい患者は家庭飼育動物お よびヒトであり、最も好ましいのはヒトである。これらの使用では、これらの化 合物は静脈内、皮下、筋肉内にて、または持続性作用のために滅菌植込剤の形態 で投与する。特に緊急の場合の急速な措置には、静脈内投与経路が好ましい。1 日につき体重1kg当たり約0−005〜約20mgの範囲の用量を用いるが、 正確な用量は患者の年令、体重、状態、ならびに投与の頻度および経路に依存す る。
本発明のホスホリパーゼA2抑制剤は、脳およびを髄損傷のごとき中枢神経系( CNS)損傷の後に観察されるホスホリパーゼ活性の増加による疾患の治療およ び防止に有用である。イー・ビイ・ウェイら(E、P、 Wet、 et al 、) 、ジャーナル・オブ・ニューロサージエリ−(J、 Neurosurg 、)、56.695−698頁(1982)およびイー・ディ・ホールおよびジ ェイ・エム・ブローラー(E、D、 Halland J、M、 Braugh ler)、サージカル・ニューロロジー(SurgicalNeurology )、18.320−327頁(1982)参照。治療すべき好ましい患者は家庭 飼育動物およびヒトであり、最も好ましいのはヒトである。
式■で表される化合物は哺乳動物ですでに起こっているPMC兆候を治療し、特 に罹患哺乳動物におけるPMC兆候のを防止するのに有用である。PMC兆候の 現れる前の本発明の化合物の使用は、かかる疾患を引き起こすプロスタグランジ ン類および同様の産生物の形成を防止する。かくして、本発明のホスホリパーゼ 抑制剤は、日光への暴露に先立ってこれらの化合物を投与することによって、日 焼由来の浮腫および気腫を防止するのに用いられる。また、これらの化合物は、 枯草熱に罹った者がそれに対して感受性であるアレルゲン物質への暴露の前に、 枯草熱または同様のアレルギーに罹ったヒトに投与される。
本発明の化合物を喘息の治療または防止、および低酸素状態に由来する細胞死の 治療または防止に用いるのが最も好ましい。
はとんどの場合に好ましい経路では、哺乳動物の血流に入っていくのを可能とし 、かくして哺乳動物系全体に運ばれるようにするために化合物を全身投与する。
PMCが局所的な性質である(日焼または乾WI)ある種の場合においては、ホ スホリパーゼA2抑制を患部に限定するために局所投与する。
高血糖血症疾患についての通常の治療は炭水化物接種の制限およびインシュリン 注射を含むが、高血糖血症患者を治療する重要な手段は経口低血糖剤で行う。
式Iおよびmによって表される本発明の化合物は、ヒトを包含する哺乳動物にお いてNIDDMおよびその合併症を治療するのに有用である。なぜならば、これ らの化合物は自然発生糖尿病を有するKKAシマウスに投与した場合、血清グリ コース濃度を低下させるからである。従って、本発明のある種の新規低血糖化合 物で治療すべき患者は、常法により、通常上昇した血清グリコース濃度の維持に よってまず糖尿病と診断され、患者の血清グリコース濃度の上昇が顕著に減少ま たは緩和いずれかされるように本発明の化合物での治療法が確立される。治療、 緩和または高血糖の単なる減少の正確な治療終点は、臨床的症状およびそれに随 伴して用いる治食に基づいて主治医によって容易に決定される。例えば、本発明 のある種の食とともに、患者において高血糖症を大いに減少させるのに用いるこ とができる。治療すべき好ましい患者は家庭飼育動物およびヒトあり、最も好ま しいのはヒトである。
発明の本態様の新規低血糖化合物はいずれの通常の経路:経口、皮下、静脈内、 筋肉内、局所、または経直腸によっても投与できるが、これらの化合物は、特に カプセル剤および錠剤のごとき固体投与形態で、経口低血糖剤として最も有意に かつ有用に用いられる。
別法として、シロップおよびエリキシル剤のごとき液体投与形態も用いられる。
本発明による固体の経口医薬組成物は、すべて、他の経口抗糖尿病組成物を調製 する当該分野で公知の方法によって調製される。本発明の化合物での治療に対す る個々の患者の応答は変化するので、本発明の化合物の有効用量は患者間で変化 する。通常、これらの化合物の0.1ないし10mg/kgの経口用量が治療さ れつつある患者において高血糖を有意に減少させるのに適当である。
抗高血糖効果を維持するのは、当該日に4〜12時間毎の反復用量が必要である 。従って、患者、治療の頻度、および観察される応答に応じ、用量は約0.1m g/kg/用量〜約10mg/kg/用量である。まず、主治医は本発明の新規 低血糖化合物の比較的少量を処方し、その後、所盟の制御レベルを達成するため に必要に応じてこの用量を増加させる。
また、本発明の新規低血糖化合物はヒトを包含する哺乳動物において肥満を治療 しおよび/または予防するのに有用である。この目的では、本発明の新規化合物 を高血糖症について前記したごとくに処方し、投与する。
本発明のすべての化合物は医薬上許容される担体を用いて医薬組成物に処方でき る。医薬処方物は、錠剤、粉末パケット、カシェ剤、糖衣錠、生薬、ブギー等の 経口、非経口、膣、局所、および直腸使用に適した医薬組成物を包含する。炭水 化物(ラクトース)、蛋白、脂質、リン酸カルシウム、コーンスターチ、ステア リン酸、メチルセルロース等のごとき適当な賦形剤または担体を、担体として、 またはコーティング用に用いることができる。やし油、胡麻油、サフラワー油、 綿実油、落花生油を液剤または懸濁剤を調製するの番;用いることができる。甘 味剤、着色剤およびフレーバー剤を添加することもできる。
一般に、好ましい投与経路は治療されるべき疾患に依存する。喘息には、経口ま たはエアロゾル吸入が好ましい。はとんどの他の疾患には、投与の好ましい態様 は経口である。
本発明のホスホリパーゼA2抑制化合物は、その代謝系がホスホリパーゼ誘導ア ラキドン酸カスケードを含むいずれの哺乳動物においても有用である。好ましい 哺乳動物は、一般に、家庭飼育動物およびヒトである。ヒトは治療すべき最も好 ましい哺乳動物である。
式■によって表される本発明の化合物の有用性はホスホリパーゼ抑制を測定する 以下の実験室的テストによって証明される。
ラット好中球凝集の抑制 御、チオグリコレートブロス調製法 滅菌水中5%w/v溶液を調製するために十分なチオグリコレート培地、usp グレード、を秤量する。該溶液を沸騰する水浴上で10分間加熱する。溶液を取 り出し、20〜25°まで放冷する。
10±0−5mffを前記したごとくにSDクラット注射する。
2.ラット腹腔内白血球収集の方法 殺す16−18時間前に、6匹の病原なしのSD雌クラット230−270グラ ム)にI O,0:I:0.5m<2チオグリコレートブロス、5%w/vを注 射する。頚部転位によって殺した後、滅菌した0、9%w / v塩化ナトリウ ム30mQを腹腔内投与し、激しく腹をマツサージして死体中の細胞の均一な分 布を確実とすることによって、腹腔に溜まった白血球を収集する。パスツールピ ペットを使用して懸濁細胞を含む液体はぼ20mgを腹部壁を通して小さな切開 部分から取り出す。細胞懸濁液をプラスチック製培養試験管中に収集する。
3、凝集のための細胞の洗浄および再懸濁前記した単離細胞懸濁液を1100o rpで10分間遠心する(ツルパル(Sorvall) RC−3、HG−4L 口:ター、25℃)。上澄みを捨てる。該細胞をもとの容積まで0.9%Na( l中に均一に再懸濁し、11000rpにて10分間2回目の遠心を行う。上澄 みを捨てる。該細胞をハンクス緩衝液に均一に再懸濁する。
4、白血球濃度の測定 白血球懸濁液10μΩをプラスチック製細胞計数カップに移す。
細胞を計数するためにI 5OTON希釈剤15−0mffを添加する。
モデルZBIコールターカウンターまt:はそれと同等のもので細胞カウントを 測定する。
5、好中球凝集 A、ラット白血球(好中球)懸濁液0.5mgをパイトン(Payton)デュ アルチャネル血小板凝集計の各チャネルに添加する。キュベツト、45mmX4 mm  i、d、を用いる。37℃で細胞懸濁液を攪拌する(400rpm)。
B、テスト化合物(無水エタノール中、01M)5μ0を細胞に添加し、窒素下 で蒸発乾固する。細胞懸濁液0−5mgを添加する(37℃、400rpm)。
2分間インキュベートし、次いで作動物質1pQ、10−’M  FMLPを添 加する。
C,ポテンシオメータ−記録計上に凝集トレース(%透過光)を記録する。
ブタ膵臓PLAxの抑制 御、酵素 大豆リポキシダーゼおよびブタ膵臓ホスホリパーゼA、はともにシグマ(Sig ma)社から商業的に入手する。該大豆リポキシダーゼは、l X 10−’M Ca”を含む0.033Mアメジオール(ammediol) −HCQ緩衝液 pH8,5に濃度5mg/mQで溶解する。該ブタ膵臓酵素を最終混合物1m1 2につき約350ユニツトの割合で添加する。
カくシて、0.025mffはホスホリパーゼ9ユニツトおよびリポキシダーゼ 0.125mgと等量である。
2、基質 基質は7オスフアチジルコリンである。該物質は、ケン化に基づき、16:0の 2%、18:0の1%、18:lの3%、18:2の18%、および18:3の 12%の脂肪酸の脂肪酸組成を有し、最大画分はリノール酸である。見積もった 分子量は780である。
デオキシコール酸100mgを含有する体積測定フラスコ10mQにこの基質7 8mgを入れる。「球(pi l l)Jマグネチックスターターを水7〜8m Qと共に加え、すべてのレシチンが溶解するまで全体を急速に攪拌する。次いで 、「球」を取り除き、水でフラスコ内容物を10mffとする。
3、手順 マグネチックスターラー付きの3つのオキシグラフ(oxygraph)細胞に 、l X I O−’MCa”を含有する0、033Mアメジオール−HC12 緩衝液2−5m(1%pH8,5を添加する。これに続き、メタノール中0.0 1Mの初期濃度で作成した抑制剤0.1mgを添加する。対照について実験する 場合、メタノール0.1mgを各細胞に添加する。次いで、細胞をオキシグラフ 装置に入れ、内容物を軽く攪拌する。次いで、酵素混合物0−025m12を添 加し、電極を各細胞に挿入するが、すべての気泡を際去するよう気を付ける。ス ターターおよび水浴のポンプにスイッチを入れ、37.5℃で各細胞の内容物を 2.5分間攪拌する。細胞に0.01Mレシチン基質0.05mgを添加するこ とによって反応を開始する。ホスホリパーゼにょリエステル化形態から不飽和脂 肪酸(リノール酸)が放出される結果としての培地からの酸素枯渇速度の継続的 測定によって反応をモニターする。これらの脂肪酸は、直ちに、引き続いての酸 素利用で、15−ヒドロキシ酸を形成する大豆リポキシダーゼについての基質と なる。
5mVフルスケールにセットしたサルジャントーウェルチ(Sargeant− Welch)記録計を用いて酸素消費の初期速度を記録する。
「空気」セツティングおよび中程度のチャートスピードを用いる。
次いで、酸素消費の傾きを二連で測定し、これらをメタノール対照と比較して抑 制度を決定する。最初の濃度で完全な抑制が見られたら、適当な希釈を行って、 部分的な抑制が観察される少なくとも抑制剤の3濃度まで抑制パーセントを低下 させる。次いで、直線回帰傾きを用い、個々の抑制剤についての■、。が計算で きる。■、。値が示されたすべての化合物を大豆リポキシダーゼに対する抑制活 性についてテストする。テスト濃度では抑制しない。
式!および■で表される本発明の化合物の有用性はマウスにおける血清グルツー スの濃度を測定する以下の実験室的テストによって証明される。
1、−膜性 スクリーニングに用いるすべてのKKAシマウスは以前に概略が説明されている 方法によって、生育し選択する。ティ・フジタら(T、 Fujita et  at、)、ダイアビーティーズ(Diabetes)、32.804−10 ( 1983)、各6匹の動物の群を用いる。
2、スクリーニング手順 予め処理した非絶食血液グルコース(N F B G)試料を、前記した方法に よるスクリーニング試験の開始の5日前に測定する。これらの血糖値を用いて等 しい平均血液グルコース濃度となるように動物を群に割り当て、NFBG値が< 250mg/dQであるいずれのマウスも除く。第0日に、実験用に選択した化 合物を、破砕したマウス用食物に入れる(プリナ(Purina) 5015  )。化合物は1mg/食物ダラムの割合で含まれている。一般に、薬剤300g を含有する規定食を各群について調製する。破砕した食物のみを摂取するマウス は陰性対照である。各スクリーニング実験では陽性対照としてシグリタゾン(c iglitazone) (ティ・フジタら(T、 Fujita。
et al、)、前掲)も用いる(0.5ないし1.0mg/食物ダラム)。
第1日に、最初の体重および食物重量を測定する。実験の間継続するに適した量 を含むつぼの中に食物を入れる。マウスをペレット化したマウス用食物ないし粉 砕したマウス用食物に慣らすために、スクリーニングで使用する前9日間、マウ スに破砕した食物を摂取させる。処理の第4日に、NFBG試料、ならびに食物 および体重を再び測定する。食物消費測定値を用いてマウスがテスト期間中にわ たって摂取した平均mg/kg用量を決定し、化合物が食物消費に与える影響を 評価する。
3、スクリーニング試行の受容および活性の決定受容および活性は以下の基準に よって決定する。
A、陰性対照 この群は処理前から処理後にかけて有意な変化(p<、05)をない。
B、陽性対照 この群は処理前から処理後にかけて血糖平均濃度で有意な減少を示すにちがいな い。また、この群における活性の欠如は実験の有効性がないことを示す。
C6陰性対照 対 陽性対照 この比較は有意義である。両対照群はともに予期しt;通りに行われたことがさ らに確認される。
D、化合物 化合物の活性はいくつかの評価基準に基づく:(1)処理前から処理後にかけて の血糖平均濃度の有意な減少(2)陰性対照 対 化合物:この比較によりこれ らの群が非類似かどうかが決定でき、これは活性と考えられる化合物に対して要 求される。
本発明のものと同様の化合物の一般的な合成は1986年、10月7日出願のP CT/US 86102116に記載されており、ここに参照のために挙げる。
「〜」で示された結合はσおよびβコンフィギユレーションを共に包含する。
前記アッセイの少なくとも1つでホスホリパーゼA2抑制効果または抗糖尿病効 果を有することが判明した化合物を、後ろに各々rpLA2Jおよび/または「 糖尿病」なる記号を付しI;実施例および調製例中で示す。
罠罠丘 調製例1 17β−t−ブチルジメチルシリルオキシ−19−ツルーアントロス タン−3−オン マグネチックスターラー付きの250mQ=首フラスコを火炎乾燥し、次いで窒 素雰囲気下で冷却した。該フラスコにジメチルホルムアミド150m12に溶解 した17β−ヒドロキシ−5a−ニストラン−3−オンLogを充填した。溶液 をイミダゾール3.7gで処理し、溶液をO″Cまで冷却した。次いで、溶液を t−ブチルメチルシリルクロリド6.5gで処理し、室温で48時間攪拌した。
反応混合物を水で希釈し、ヘキサン/酢酸エチル(9:l)で2回抽出した。合 しl;有機層を食塩水で洗浄し、無水′WL酸マグネシウム上で乾燥し、真空中 で濃縮した。
粗製生成物(14,6g)を230−400メツシユのシリカゲル90g上の7 ラフシユクロマトグラフイーに付した。カラムに(91: 9)ヘキサン/酢酸 エチルを充填し、溶出し、(溶出カラム容量なしで)30m12ずつの画分を収 集した。それらのTLC均一性に基づいて、画分4〜13を合して、表記化合物 14gを得た。
融点、103〜104°C 調製例217β−t−ブチルジメチルシリル−19−ツルーアントロスタン−3 ,17−シオール マグネチツクスターラー付きの2000mff三首フラスコを火炎乾燥し、次い で窒素雰囲気中で冷却した。該フラスコにメタノール/塩化メチレン(15:  2)850m+2に溶解した調製例1からの表記化合物14gを充填した。溶液 を少量ずつのホウ水素化ナトリウム7gで処理した。反応混合物を15分間攪拌 しt;。反応混合物を2M  NaH3O,でクエンチし、水で希釈し、酢酸エ チルで抽出した。有機層を水で洗浄し、食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム 上で乾燥し、真空中で濃縮した。
粗製生成物(15,3g)を230〜400メツシユのシリカゲル1000g上 のクロマトグラフィーに付した。(98: 2)塩化メチレン/アセトンをカラ ムに充填し、それで溶出した。1200mQの第1の画分、続いて17mQずつ の画分を収集した。それらのTLC均一性に基づいて画分280−430を合し て表記化合物(β−異性体)lo、9g(理論値の77%)を得た。融点、13 5−138℃ 調製例3 3−[[(3β、5σ)−17−[(t−ブチルジメチルシリル)オ キシコニストラン−3−イル]オキシ]プロパンニトリル マグネチックスターラー付きの250mQ三首フラスコを火炎乾燥し、次いで窒 素雰囲気中で冷却した。該フラスコにベンゼン150mffに溶解した調製例2 からの3βアルコールステロイド8゜Ogを充填した。溶液を新たに蒸留しI; アセトニトリル2.2mΩ、統いてトリトンB  O,37m12で処理し、反 応混合物を室温で72時間攪拌した。反応混合物を希HCQで洗浄し、水で洗浄 し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。
粗製生成物(10,9g)を230〜400メツシユのシリカゲル1070g上 のクロマトグラフィーに付した。カラムを充填し、ヘキサン/酢酸エチルで溶出 しtニー1500mQの第1の画分、続いての18m(lずつの画分を収集した 。それらのTLC均一性に基づき、画分81−110を合して表記化合物7−〇 ”gを得た。
N M R(CD CQs、TMS):δ 3.8−3.4 (m)、3.4− 3.0 (b r)、2.7−2.45 (t)、2.2−0−4 (m)、0 .9 (s)および0.75 p pm (s)調製例4 3   [((3β 、5σ)−17[ヒドロキシコニストラン−3−イル]オキシル]プロパンニト リルマグネチツクスターラー付きの500m12三首フラスコを火炎乾燥し、次 いで窒素雰囲気中で冷却した。該フラスコに塩化メチレン500mQ8よびメタ ノール200mQに溶解した調製例3からの3β−シアノエーテル4.4g(9 ,9ミリモル)を充填した。溶液をメタノール溶液中の3.2M  H(432 r12(102ミリモル)で処理した。反応混合物を室温で30分間攪拌した。
反応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を再び水で洗浄し、食 塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮した。
粗製生成物(3,73g)を230−400メツシユのシリカゲル90g上のフ ラッシュクロマトグラフィーに付した。カラムを充填し、(98:2)塩化メチ レン/アセトン(溶出カラム容量なし)で溶出し、25mQずつの画分を収集し た。それらのTLC均一性に基づき、画分8−25を合して表記化合物3.2g を得た。
N M R(CD CQs、TMS):δ 3.75−3−4 (m)、:L4 −3.0(b r、2.6−2.3 (t))、2.15−0.75 (m)お よび0.75ppm (s) 調製例53[[(3β、5a)−17−エスドランーオン]・オキシ]プロパン 二トリル マグネチックスターラー付きの50mQ三首7ラスフを火炎乾燥し、次いで、窒 素雰囲気中で冷却した。該フラスコにアセトン20mρに溶解した調製例4から の3β−17−ヒドロキシステロイド1.0gを充填し、溶液を0℃まで冷却し た。溶液をジョーンズ(Jones)試薬反応物1.0mffで処理し、混合物 を15分間攪拌した。反応混合物を2−プロパツール5mMでクエンチした。反 応混合物を水で希釈し、酢酸エチルで抽出した。有機層を水で洗浄し、食塩水で 洗浄し、無水WLaマグネシウム上で乾燥し、真空中で濃縮して表記化合物1. 1gを得た。。
NMRCCDCQs、TMS):δ 3.8−3.55 (t、2H)、3.5 −3−1 (br、IH)、2.8−2.45 (t、2H)、2.45−0. 95 (m)および0.9ppm (s、3H)調製例6N−[(3β、5a) −3−((3−プロパンニトリル)オキシ)ニストラン−17−イル]−1,3 −プマグネチックスクーラー付きの50mff二首フラスコを火炎乾燥し、次い で、窒素雰囲気中で冷却した。該フラスコにメタノール10m(+中に溶解した 1、3−ジアミノプロパン0−36m12を充填した。溶液のpHを氷酢酸で6 .0に調整した。次いで、溶液を調製例5からの3β−ステロイド282 m  g s続いてシアノホウ水素化ナトリウム75mgで処理した。反応混合物を1 8時間還流した。
反応混合物を濃水酸化アンモニウムで塩基性とし、次いで真空中で濃縮した。
粗製生成物(3,92g)を230〜400メツシユのシリカゲル100g上の クロマトグラフィーに付しt;。カラムを充填し、(92,3: 7.0 :  0.7)クロロホルム/メタノール/アンモニアで溶出した。150mffの最 初の画分、続いての6mΩずつの両分を収集した。それらのTLC均一性に基づ いて、画分45−180を合して表記化合物250mgを得た。
N M R(CD CQs、TMS)δ 3.75−3.55 (t、2H)、 3.4−3.0 (br%IH)、2−8−0.75 (m)および0.65p pm (s、3H) 調製例7N−(3β、5σ)−3−(3−アミノプロポキシ)ニストラン−17 −オール マゲネチツクスターラー付きの250mQ三首フラスコを火炎乾燥し、窒素雰囲 気中で冷却した。該フラスコにジエチルニー−rル30m+Q中にスラリー化し た水素化リチウムアルミニウム105製例4からの3β−エーテル−17−ヒド ロキシステロイド230mgでル理し、反応混合物を2時間還流しt;。反応混 合物を水0.21m<1.続いて10%水酸化ナトリウム溶液0.17mQでク エンチし、反応混合物を室温で18時間攪拌した。反応混合物を濾過し、固体を 熱クロロホルムで数回洗浄した。濾液を真空中で濃縮した。粗製生成物(350 mg)を230−400メツシユのシリカゲル90g上のフラッシュクロマトグ ラフィーに付した。カラムを充填し、(92,3: 7.0 : 0.7)クロ ロホルム/メタノール/アンモニアで溶出した。最初の5−15m12の両分、 続いての30mQずつの画分を収集した。それらのTLC均一性に基づいて、画 分8−14を合して表記化合物175mgを得た。
NMR(CDI、、TMS) :a  3.56−3.51(t、2H)、3. 253.1 (br、LH)、2.8−2.77 (t、2H)、2.05−0 −92 (m)および0.74ppm (s、3H)調製例8N−(3β、5. )−3−(3−アミノプロポキシ)ニストラン−17−オン マゲネチツクスターラー付きの25m12二首フラスコを火炎乾燥し、次いで窒 素雰囲気中で冷却した。該フラスコにア七トン5mQに溶解した調製例7からの 3β−アミノエーテル−17−ヒドロキシステロイド170mgを充填し、次い で0℃まで冷却した。溶液を濃硫酸(0,51ミリモル)27μΩ、続いてジョ ーンズ試薬0.31m12で処理し、1時間攪拌した。反応混合物を2−プロパ ツール2mQ、続いてクエン酸ナトリウムニ水和物0.6gおよび亜鉛アマルガ ム(オルグ・シン・コル(Org、 Syn、 Co11.)、巻■、6.96 頁(1963))の小片でクエンチした。反応混合物を室温で30分間攪拌した 。反応混合物を3M KOH(pH10)で塩基性とし、水性層を塩化ナトリウ ムで飽和した。水性層を塩化メチリンで5回、クロロホルムで2回、ジエチルエ ーテルで1回抽出した。次いで、水性層を塩化メチレンと共に激しく攪拌した。
合した有機抽出物を無水硫酸マグムシラム上で乾燥し、真空中で濃縮した。粗製 生成物(85mg)を230−400メツシユのシリカゲル8g上のクロマトグ ラフィーに付した。カラムを充填し、 (92,3: 7.0 :0.7)クロ ロホルム/メタノール/アンモニアで溶出した。最初の5mffの画分、続いて の0.8mΩずつの画分を収集した。それらのTLC均一性に基づき、画分23 −40を合して表記化合物45mgを得た。
赤外:λmax (クロロホルム溶液’)2950および1740cm−’ ( PLA2) 調製例9N−[(3β、5a)−3−[3−(ジメチルアミノ)プロポキシコニ ストラン−1フーオン]マグネチツクスターラー付きの10mQ二首フラスコを 火炎乾燥し、次いで窒素雰囲気中で冷却した。該フラスコにジオキサン1m12 に溶解した調製例8からの3β−アミノエーテル−17−ケドーステロイド4m gを充填した。溶液を1.0Mリン酸−ナトリウム溶液1.3m<1.続いて3 7%ホルムアルデヒド98μgで処理した。次いで、反応混合物を60℃で2時 間加熱した。反応混合物を塩化メチレンおよび水で希釈した。水性層を3M K OHでpH11に塩基性化した。有機層を分離し、水性層を再び塩化メチレンで 2回抽出した。合しt;有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾 燥し、真空中で濃縮した。
粗製生成物(36mg)はクロマトグラフィーには付さなかった。
TLCに基づいて粗製生成物は比較的純粋な表記化合物であると判断しl:。
NMR(CDC(13、TMS):δ 3−6−3.4 (m) 、3.3−2 .8 (m)、2.7 (s)、2.6−0.4 (m)および0.8p pm  (s) 2−チオフェニメチルアミン7.96 gのMeOH50mQおよびTHF 1 50m12中溶液を氷酢酸6m12(6,29g)で酸性化した。次いで、エス トロンメチルエーテルlogを添加した。混合物を溶液が得られるまで加熱し、 次いで室温で1時間攪拌した。シアノホウ水素化ナトリウム(2,18g)を添 加した。得られた溶液を5時間攪拌しt;。シアノホウ水素化ナトリウムをさら に2.18g添加した。17時間攪拌を継続しI;。溶媒を蒸発させl;。残渣 を水200mffで処理し、50%NaOH溶液で塩基性化した。混合物をCH 2C(!z(3xlOOmff)で抽出した。合した抽出物を食塩水50m+2 で洗浄し、Mg5Oa上で乾燥した。溶媒の蒸発により油17.54gが残った 。該油をシリカゲルの1100gカラム上のクロマトグラフィーに付しl;、カ ラムを7.5%M e OH−CH,CO2で溶出し、200mQずつの両分を 収集した。画分をシリカゲルTLC(1x4”)(5%M e OH−CH2C Qz”)によって検定した。画分14−22を合し、CHzC(h−ヘキサンか ら晶出させて表記化合物9.0gを淡黄色針状晶として得た。融点85.5−5 ,87℃(糖尿病) 実施例23−アリルオキシ−17β−[((3−)ルフルオロメチル)フェニル メチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10)−トリエン フマレート3−  ()リフルオロメチル)ベンジルアミン4gのM e OH25mQおよびTH F75mff中溶液を酢酸3mQ(3,15g)で酸性化した。次いで、3−ア リルオキシエストロン5gを添加した。溶液が得られた後、シアノホウ水素化ナ トリウム1.2gを添加した。
得られた溶液を3時間攪拌した。NaCNBH,をさらに1.2g添加した。攪 拌を66時間継続した。溶媒を蒸発させた。残渣を水200r12で処理し、5 0%NaOHで塩基性化し、CH,Off。
(3x100mff)で抽出した。合した抽出物を食塩水50m2で洗浄し、M g5O,上で乾燥した。溶媒の蒸発により淡黄色の油が残った。該油をシリカゲ ルの700gカラム上のクロマトグラフィーに付した。カラムを10%アセトン −〇H,Off、で溶出し、200mffずつの画分を収集した。該画分をシリ カゲルTLC(lx4″″)(10%アセトン−〇 H2C(It)によって検 定した。画分9−18を合して淡黄色消6.83gを得た。該油6.83 gの アセトン100mff中溶液をフマール酸1.68 g (14,47ミリモル )のEtOH30mQ中溶液に添加した。溶液を濃縮し、次いでヘキサンを添加 した。冷却して表記化合物7.56gを白色固体として得た。融点171−17 4’  (糖尿病)実施例33−(3−ヒドロキシプロポキシ)−17β−[( (3−トリフルオロメチル)フェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5( 10)−トリエン フマレート(1: 1) 3−()リフルオロメチル)ベンジルアミン2.5gのM e O825m<2 およびTHF75mff中溶液を氷酢酸3m4(3,15g)で酸性化した。次 いで、3−(3−ヒドロキシプロポキシ)−エストラ−1,3,5(10)−) ジエン−1フーオン2.37gを添加した。溶液が得られた後、シアノホウ水素 化ナトリウム1.2gを添加した。得られた溶液を4時間攪拌した。N a C N B Hsをさらに1.2g添加した。攪拌を18.5時間継続した。溶媒を 蒸発させた。残渣を水200mQで処理し、50%M a OH溶液で塩基性化 し、CH,Cff、中(3x100m12)に抽出した。合した抽出物を食塩水 50m<1で洗浄し、MgSO4上で乾燥した。溶媒の蒸発により淡黄色の油が 残った。該油をシリカゲルの400g上のクロマトグラフィーに付した。カラム を25%アセトン−CH,CQ、で溶出し、100m1mずつの画分を収集した 。画分をシリカゲルTLC(1x4″)(25%アセトン−cazcQz)によ って検定しt;。画分16−23を合して淡黄色消2.94 gを得た。油2. 94 g(6,03ミリモル)のアセトン7SmQ中溶液をフマール酸0.7g (6,03ミリモル)のEtOH2Omff中溶液に添加した。得られた溶液を 濃縮し、ヘキサンを添加した。冷却して表記化合物2.54 g(70%)を白 色固体として得た。融点117−121”(糖尿病) 実施例43−メトキシ−7σ−メチル−17β−[((3−トリフルオロメチル )フェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10)−トリエン フマレ ート水和物 3−()リフルオロメチル)ベンジルアミン3.32gのM e OH25mf fおよびTHF75mQ中溶液を酢酸3rnQ(3,15g)で酸性化した。次 いで、7σ−メチルエストロンメチルエーテル2.83 gを添加した。溶液が 得られた後、シアノホウ水素化ナトリウム1.2gを添加した。得られた溶液を 6時間攪拌した。
NaCNBH,をさらに1.2g添加した。攪拌を17時間継続した。
溶媒を蒸発させた。残渣を水200mffで処理し、50%NaOH溶液で塩基 性化し、CHzCQx (3x l OOm12)で抽出した。合した抽出物を 食塩水50mQで洗浄し、M g S OI上で乾燥した。溶媒蒸発によりピン ク色の油が残った。該油をシリカゲルの400gカラム上のクロマトグラフィー に付した。カラムを10%アセトン−CH,(1,で溶出し、100m2ずつの 画分を収集した。画分をシリカゲルTLC(l x4” XI 0%アセトン− 〇HzC(2*)で検定した。
画分10−19を合して淡黄色消3.93gを得た。油3.93gのアセトフッ 5mQ中溶液を7マールao、5g (4,31ミリモル)のEtOH15r1 2中溶液に添加した。混合物を真空中で40mffまで容量を減少させた。次い で、ヘキサン100m12を添加した。冷却により、表記化合物2.79gを白 色固体として得た。融点189−190’  (糖尿病) 実施例53−メトキシ−11β−ヒドロキシ−[((3−)リフルオロメチル) フェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10)−トリエン 3−(トリフルオロメチル)ペンジメアミン2.47gのM e OH25mf fおよびTHF75mQ中溶液を酢酸3mg(3,15g)で酸性化した。次い で、11β−ヒドロキシエストロンメチルエーテル2.12 g (7,06ミ リモル)を添加した。溶液が得られた後、シアノホウ水素化ナトリウム1.2g を添加した。得られた溶液を6時間攪拌した。NaCNBH,をさらに1.2g 添加しI;。攪拌を18時間継続した。溶媒を蒸発させた。残渣を水200mQ で処理で抽出した。合した抽出物を食塩水50mQで洗浄し、Mg5O,上で乾 燥した。溶媒を蒸発させて油が残った。該油をシリカゲルの400gカラム上の クロマトグラフィーに付した。カラムを10%MeOH−CH,CQ、で溶出し 、100mffずつノ画分を収集シタ。
画分をシリカゲルTLC(1x4” )(10%MeOH−CH,(1,)によ って検定した。画分11をCH,Cff、−ヘキサンから晶出させて白色針状晶 0.39gを得I;。該0.39gを画分12と合し、CH,CI2.−ヘキサ ンから晶出させて表記化合物1−06gを白色針状晶として得た。融点122− 123° (糖尿病)寅施fi6  N−メチル−17β−[2−(4−アミン スルホニルフェニル)エチル)アミノ]−5σ−アントロスタン粗製17β−[ 2−(4−アミノスルホニルフェニル)エチル)アミ/] −5,−アントロス タン3.45 g (7,52ミリモル)のTHF 175m<+およびアセト ニトリル125m(2中攪拌溶液に37%ホルムアルデヒド溶液3mQ(40ミ リモル)およびシアノホウ水素化ナトリウムIg(15,91ミリモル)、続い て酢酸1m(1(1,05g、17.47ミリモル)を添加した。混合物を24 時間攪拌した。溶媒を蒸発させた。残渣を水200m12で処理し、5゜%Na OH溶液で塩基性化し、CHxCQx (3x l 00m12)で抽出した。
合した抽出物を食塩水50mffで洗浄し、M g S O、上で乾燥した。溶 媒の蒸発により油0.66gが残った。ミルク状の合した水性相を酢酸で酸性化 した。混合物をCH*Cffz (3x 100mff)で抽出した。合した抽 出物を食塩水50m12で洗浄し、Mg5O,上で乾燥した。溶媒の蒸発により 油3.3gが残った。該3.3gは酢酸塩であるらしかった。該3.3g1CH zCQxlOOmQ、およびlO%NaHCO,溶液の混合物を17時間攪拌し !;。層を分離した。CH,CQ、層をMg5Oa上で乾燥した。溶媒を蒸発さ せて7オーム状固体2.5gが残った。水性層をCHzC(h l OOm12 で抽出しt;。抽出物をMg5OI上で乾燥した。溶媒を蒸発させて油0.05 gが残り、これを捨てた。該0.66gおよび2.58gを合し、l:lアセト ン−CH2CQz 50m<2に溶解し、(l:17七トン−CH,CQ、中で 充填した)シリカゲルの400gカラムに適用した。カラムをl:lアセトン− CHICQ、で溶出L、100mQずつの画分を収集した。画分13をCHIC ら−スヶリ(sbetty)Bから晶出させて固体0.39gを得た。該0.3 9gをアセトンースケリBから再晶出して固体0.16gを得た。該0.16g を画分14−22と合し、CH,Cff、−ヘキサンから晶出させて(室温で一 晩冷却)白色固体を得た。該固体を55°にて真空オーブン中で21時間乾燥し て表記化合物1.46gを得た。融点168−172° (糖尿病) 実施例72−メチル−3−メトキシ−17β−[2−(4−アミノスルホニルフ ェニル)−エチル)アミノコ−エストラ−1,3,5(l O)−トリエン2− メチル−3−メトキシエストラ−1,3,5(10)−トリエン−17−オン2 .54g、4− (2−アミノエチル)ベンゼンスルホンアミド(インターケム (interchem、)・コーポレーション)3.41 g、およびMeOH 180mffの混合物を溶液が得られるまで加熱した。次いで、シアノホウ水素 化ナトリウム0.6g(9,55ミリモル)を添加した。得られた溶液を3時間 攪拌した。
次いで、酢酸1mff(1,05g、17.47ミリモル)を添加した。
混合物を攪拌し、44時間還流した。溶媒を蒸発させた。残渣をN a HCO s 5 gの水200m<+中溶液で処理し、CHlCffz(3x100m1 2)で抽出した。合した抽出物を食塩水50mffで洗浄し、MgSO4上で乾 燥した。溶媒の蒸発により固体4.03gが残った。
該固体をlO%MeOH−CHxC(lz50mQに溶解し、(10%M e  OH−CH2Crlx中で充填した)シリカゲルの400gカラム100mQず つの画分を収集した。該画分はCH,Cff、および水には不溶だがM e O Hには溶ける固体、融点約230.をいくらか含有していた。該固体を保持した 。画分15−23をCH,Cff1.中に合し、濾過して不溶性物質を除去した 。濾液を濃縮し、ヘキサンを添加した。冷却して白色固体2.80gを得た。該 2.80gをア七トン−ヘキサンから再結晶して白色固体を得た。該固体を54 @にて真空オーブン中で17時間乾燥して表記化合物2.60 gを得た。
融点170−173° (糖尿病) 実m例8 17β−[2−(4−アミノスルホニルフェニル)エチル)アミノ]  −5a−アンドロスト−2−エン5a−アンドロスト−2−エン−17−オン 4.32g(15,86ミリモル)、4−(2−アミノエチル)ベンゼンスルホ ンアミド(インターケム(Interchea+) ・コーポレーション)4. 76g(23,17ミリモル)、およびMeOH180mQの混合物を溶液が得 られるまで加熱した。次いで、シアノホウ水素化ナトリウムIg(15,91ミ リモル)、続いて酢酸1.5rrl(1,57g。
26.2ミリモル)を添加した。得られた溶液を攪拌し、42時間還流した。溶 媒を蒸発させた。残渣をNaHCOs5gの水200m12中溶液で処理し、C HzCQz (3x l OOmff)で抽出した。合した抽出物を食塩水50 mQで抽出し、Mg5O&上で乾燥した。溶媒の蒸発により固体6.67gが残 った。該固体をlO%MeOH−CHxCh50mQに溶解し、(10%M e  OH7CHt CQz中で充填した)シリカゲルの400gカラムに適用した 。カラムをlO%MeOH−CH,Cfl、で溶出し、100m2ずつの両分を 収集した。
画分15−25を合し、MeOHに溶解した。トリエチルアミン(5m2)、続 いて水を添加した。混合物を水浴中で冷却した。分離したいくらかゼラチン状の 固体を濾過によって収集し、水で洗浄し、55″にて真空オーブン中で16時間 乾燥して6.1 gを得た。該固体を粉砕し、次いで54″にて真空オーブン中 で65時間乾燥して表記化合物4.97gを得た。融点158−159.5°  (糖尿病)実施例9N−[(3β、5g)−3−(3−アミノプロポキシ)ニス トラン−17−イル]−1,3−プロパンジアミド 500mQのパールフラスコに、2.5M  NH,のエタノール中溶液25m 12に溶解した3β−エーテル−17−アミノプロピルステロイドN−[(3β 、5r)−3−((3−プロノ(ンニトリル)オキシ)ニストラン−17−イル ]−1,3−プロノくンジアミン195mgを充填した。溶液をアルミナ上の5 %ロジウム100mgで処理し、反応混合物を50psiに維持したパール水素 化装置に4時間付した。反応混合物をセライト(celite)を通して濾過し 、固体をエタノール100m12で洗浄した。濾液を真空中で濃縮した。
粗製生成物(176mg)を230−400メツシユのシリカゲル60g上のク ロマトグラフィーに付した。カラムを充填し、(90,0: 9.1 : 1L 9)クロロホルム/メタノール/アンモニアで溶出しt;。150mQの最初の 画分、続いてamQずつの画分を収集しI;。それらのTLC均一性に基づいて 、画分160−290を合して表記化合物を117mgを得た。
NMRCCDCQs、TMS): a  3.6−3.4 (t) 、?−35 −2.9 (br)、2.85−2.2 (m)、2.2−0.75 (m)お よび0.65 p pm (s) 実施例10  N−[(3β、5σ)−3−[3−(ジメチルアミノ)プロポキ シ]ニストランー17−イル] −1゜3−ジアミノプロパン マグネチックスターラー付きの1orn2二言フラスコを火炎乾燥し、次いで窒 素雰囲気中で冷却した。フラスコにメタノール1.5mQに溶解した1、3−ジ アミノプロパン41μ+2(0,5ミリモル)ヲ充填した。溶液のpHを氷酢酸 で6.0に調整した。次いで、溶液を調製例9からの3β−ジメチルアミノエー テル−17−ケドーステロイド35mL続いてシアノホウ水素化ナトリウム9r ngで処理し、反応混合物を5時間還流した。反応混合物を真空中で濃縮した。
粗製生成物(135mg)を230−400メツシユシリ力ゲル8g上のクロロ マドグラフィーに付した。カラムを充填し、アで溶出した。5m(2の最初の両 分、続いて0.9mffずつの画分を収集した。それらのTLC均一性に基づい て、画分35−54を合して表記化合物14mgを得た。
NMRCCDCQZ、TMS):δ 3.6−3.45 (T、2H)、3.3 −3.1 (br、IH)、2.8−2−65 (m)、2.6−2.25(m )、2.4−2.3 (m)、2.2 (s)、2.10.8 (m)および0 .7ppm (s、3H)(PLA2)弐 特表千2−502997 (17) 0発 明 者  ヤングディル、ギルバート・エ  アメイ                          −・リカ合衆国ミシガン州49002、ポー テイジ、グリーンプライアトライブ1702番

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.式: ▲数式、化学式、表等があります▼I [式中、Rは a.CH2=CH−CH2−、 b.HO−CH2CH2CH2−、およびc.CH3 よりなる群から選択され; ここに、R1は a. ▲数式、化学式、表等があります▼ b. ▲数式、化学式、表等があります▼ および c. ▲数式、化学式、表等があります▼ よりなる群から選択され; ここに、R2およびR3はメチルまたは水素;ここに、R4は水素または−OH を意味する]で示される化合物およびその薬理学上許容される塩。
  2. 2.a.3−メトキシ−17β−[(2−チエニルメチル)−アミノ]−エスト ラ−1,3,5(10)−トリエンb.3−アリルオキシ−17β−[((3− トリフルオロメチル)−フェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10 )−トリエンフマレート、 c.3−(3−ヒドロキシプロポキシ)−17β−{((3−トリフルオロメチ ル)フェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10)−トリエンフマレ ート、 d.3−メトキシ−7α−メチル−17β−[((3−トリフルオロメチル)フ ェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10)−トリエンフマレート水 和物 e.3−メトキシ−11β−ヒドロキシ−17β−[((3−トリフルオロメチ ル)−フェニルメチル)アミノ−エストラ−1,3,5(10)−トリエン、お よび f.2−メチル−3−メトキシ−17β−[2−(4−アミノ−スルホニルフェ ニル)エチル)アミノ]エストラ−1,3,5(10)−トリエン よりなる群から選択される請求の範囲第1項記載の化合物またはその薬理学上許 容される塩。
  3. 3.式: ▲数式、化学式、表等があります▼II[式中、Rは a.(CH3)2NCH2CH2CH2−、またはb.NH2CH2CH2CH 2−を意味する]で示される化合物およびその薬理学上許容される塩。
  4. 4.a.N−[(3β,5α)−3−(3−アミノプロポキシ)−エストラン− 17−イル]−1,3−プロパンジアミン、およびb.N−[(3β,5α)− 3−[(ジメチルアミノ)−プロポキシ]エストラン−17−イル]−1,3− ジアミノプロパンより選択される請求の範囲第3項記載の化合物またはその薬理 学上許容される塩。
  5. 5.式: ▲数式、化学式、表等があります▼III[式中、ダッシュ線は2−3結合が飽 和または不飽和であることを示し、ここに、R1は水素またはメチルを意味する ]で示される化合物。
  6. 6.a.N−メチル−17β−[2−(4−アミノスルホニルフェニル)−エチ ル)アミノ]−5α−アンドロスタン、およびb.17β−[2−(4−アミノ スルホニルフェニル)エチル)−アミノ]−5α−アンドロスト−2−エンより 選択される請求の範囲第5項記載の化合物またはその薬理学上許容される塩。
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