JPH02501755A - 流通性能に優れたバリヤー式スクリーン装置 - Google Patents

流通性能に優れたバリヤー式スクリーン装置

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JPH02501755A
JPH02501755A JP63505236A JP50523688A JPH02501755A JP H02501755 A JPH02501755 A JP H02501755A JP 63505236 A JP63505236 A JP 63505236A JP 50523688 A JP50523688 A JP 50523688A JP H02501755 A JPH02501755 A JP H02501755A
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フレユボルグ,フレイ
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エイ.アフルストロム コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 流通性能に優れたバリヤ一式スクリーン装置周知の濾過装置、とりわけ製紙機械 に使用されている周知の濾過装置は、容器の内部に収容された円筒状のスクリー ンを備えている。このスクリーンは、濾過されなかったパルプ用の流入口、濾過 されたパルプすなわち受入れパルプ用の流出口および非捕捉パルプ用の流出口を 備えている。スクリーンの付近には、フォイルローターを備えた回転エレメント が配置されている。この回転エレメントは、負圧パルスを作り出し、逆流を起こ してスクリーンが目詰まりするのを防ぐ役割を果たしている。
しかしながら、フォイルの作り出す正圧パルスによって誘導されるスクリーンシ リンダを通り抜ける流れは、スクリーンの流入口と流出口の間でスクリーンプレ ート両側に加わる圧力差の割には非常に少ないことが判明している。典型的なフ ォイル式ローターの周波数は、毎分当り約25Hzまたは1500パルスである 。
本発明は、紙原料を微細なまたは細かい貫通穴を用いて濾過する際、大幅な圧力 降下が生じてパルプ懸濁液の処理能力の低下する欠点を解消することに主眼をお いた濾過装置に関係している。この濾過装置は、容器と、この容器の内部に配置 した円筒状のスクリーンシリンダと、スクリーン表面の付近で運動するローター と、濾過される原料用の流入口と、非捕捉原料用の流出口と、受入れ原料と称す る濾過された原料用の別の流出口とを有している。
具体的に説明するならば、本発明は、低コンシスチンシーの原料を収容した製紙 機械のヘッドボックスの前方に配置され、主にコンシスチンシーが0.3から3 .0%の原料の流れを濾過する濾過装置に関係している。この種の濾過装置はス クリーン両側の圧力降下量を少なくして多くの流量を処理できる能力がめられて いる。スクリーンシリンダの内部にある連絡穴またはオリフィスは、ヘッドボッ クスのスライス開口を保護できるだけの微細な穴でなくてはならず、また原料中 の不適当な非捕捉材料を取り除いて紙製品の品質が低下するのを防ぐ必要がある 。特に原料の懸濁液が薄い場合には、流動能力を高め圧力降下を少なくして運転 することが望ましい。
このようにすれば、僅かな搬送動力を用いただけで安定した運転状態を得ること ができる。
本発明の特徴は、高周波パルス発生用のローターと、強い正圧パルスに引き続い て負圧パルスの発生する輪郭表面を備えたスクリーンとを組み合わせた構成にあ る。
強い正圧パルスは、輪郭表面を設けたスクリーンシリンダを通じてバルブ懸濁液 を押し出す働きをする。スクリーンシリンダは、スクリーンの通路穴のすぐ下流 側に配置された正圧誘導手段を備えている。ある実施例では、スクリーンプレー トは溝を備えており、これら溝は輪郭表面を形成し、ローターまたはブレードセ グメントも輪郭表面を形成している。本発明の重要な特徴は、スクリーンプレー トが溝を備えている場合には、スクリーンプレートの溝は、底面、上側面、底面 にほぼ直交した側面および傾斜面を備えている。さらに、貫通穴が溝の側面に配 置され、ローターとスクリーンプレートの両者の輪郭表面に沿って懸濁液が流れ るようにするために、貫通穴の付近に大きな正圧パルスが発生するように工夫し である。
本発明に係るスクリーンプレートの他の重要な特徴は、溝の傾斜面がこれら溝の 上流側に位置し、また溝の他方の側面が下流側にあって直交する平坦面をなして いることにある。このような関係を持つ構成により、スクリーンプレートに向け て懸濁液を流すことにより、スクリーンの貫通穴の圧力が反対向きに流して得ら れる圧力よりも高くなる。圧力が高くなるためスクリーンプレートの貫通穴を通 り抜ける流量も増え、結果的に優れた処理能力が発揮される。
本発明に係る装置は、高周波パルス発生用のローターとスクリーンプレートを重 要な構成要素としており、これら構成要素により圧力降下量が少なくなり、スク リーンを通り抜ける液体の通過能力を高めている。このためには、スクリーンシ リンダ内の貫通穴、スロットの孔のすぐ前方にある濾過区域内に高周波正圧パル スが発生するようにローターとスクリーンプレートの両者を構成する必要がある 。貫通穴の入口を高圧にすれば、この貫通穴を通る流量も増加する。従って、ス クリーン両側のΔPが従来のスクリーンによる場合よりも小さくても、貫通穴両 側のΔPが従来に比べて大きいためにこの貫通穴を通り抜ける流量を増加させる ことができる。
本発明の他の実施例によれば、スクリーンプレートには溝に代えてバーを用いる ことができる。このバーは貫通穴から前方の下流側にあって、正圧パルスを誘導 することができる。またローターの輪郭表面もバーを用いて構成することができ る。
添付図面に基づき、実施例を用いて発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明の一実施例に則ったローターとスクリーンの一部分を示す一部 断面図である。
第2図は、回転エレメント(ローター)の表面の輪郭形状を示す概略図である。
第3図は、ブレード式セグメントを備えた回転エレメントの変更例を示している 。
第4図は、本発明に係るスクリーンプレートの一部を断面にして示す詳細図であ り、また第5図は、このスクリーンプレートによって得られる正圧パルスと負圧 パルスを示したパルス圧力曲線を表わしている。
第6図は、ローターの表面の輪郭形状を示し、また第7図は、このローターによ り得られるパルス波形を表わしている。
第8図は、単一オリフィスを通り抜ける通路を示す概略図である。
第9図は、スクリーンシリンダが溝の代わりにバーを備えていて、通路穴の位置 に正圧パルスが誘導されるようにした本発明の実施例を示している。
第1図と第4図に示すように、円筒状のスクリーンプレートは、濾過されなかっ た紙原料を導入する一方の端部に設けた流入口1と、一部の廃棄原料を除去する 他方の端部に設けた流出口(図示せず)とを備えている。また、一方の第1の流 通方向に沿って濾過されなかった紙原料を移動させるための手段が設けられてい る。スクリーンシリンダは流入口側のスクリーン表面に窪んだ溝を備え、第1の 流通方向がこれら溝を事実上横切っている。
注目すべきこととして、溝の延長方向はスクリーンの軸方向に一致させなくても よく、これら溝は循環しているパルプの流動方向を実質的に横切るように向けて おくことが好ましい。溝を形作るにあたり、これら溝には、スクリーンプレート の外郭表面にほぼ平行な底面5、上流側の傾斜面2、底面にほぼ直交している下 流側の側面4、およびスクリーンプレートの外郭表面に平行している上側面3が 形成される。先に使用した用語「上流側」と「下流側」は、それぞれ底面上の任 意の地点を基準にして用いられている。溝の底面の幅は少なくとも貫通口の直径 すなわち口径幅と同じ大きさに形成されており、少なくとも0.15■から12 .7m1I11までの大きさがある。
側面は0.1m+nから5.1mmの高さがある。傾斜面と底面のなす角度は5 度から60度にされている。
スクリーンプレートの溝に代えてバーを設置する実施例では、バーの半径方向の 高さは1.02mmから10.2−あり、幅は2.5−から10.2−である。
回転ローターも輪郭表面を備えている。第2図、第3図および第6図に示すよう に、この輪郭表面には、外郭表面に平行な第1の底面、傾斜面、上側面および側 面が形成されている。前記側面は第1の底面にほぼ直交し、溝の傾斜面は第1の 底面に対して5度から60度の角度をなしており、上側面は第1の底面に平行で ある。好ましい実施例では、この傾斜面の角度は約45度である。
輪郭表面の一例を図示しであるが、高周波正圧パルスを発生させてスクリーンの 通路穴上部に圧力が加わるようにし、引き続いて高周波負圧パルスを作用させ、 スクリーンシリンダの内側の通路穴に逆流洗浄作用を加えられるものであれば、 輪郭表面の形状は自由に選択することができる。例えば、ローターのリーディン グ表面は、底面にほぼ直交した傾斜面もしくは側面にすることができる。
第2図、第3図および第6図を参照する。参照番号10は第1の平面を指してお り、参照番号20は傾斜面を表わしている。参照番号30は上側面を指しており 、また参照番号40は第1平面にほぼ直交した側面を表わしている。ローター表 面の突起先端部が移動して描く表面は外郭表面であり、参照番号50がこの外郭 表面を示している。
底面は3.2mmから76.2m+aの幅がある。側面の高さは1.5mから5 0.8mある。傾斜面と底面のなす角度は、5度から60度にされている。上側 面は、3.2墓から76.2mmの長さを備えている。
本発明に係る濾過装置が優れた性能を発揮する根拠、スクリーンシリンダの輪郭 表面に沿って流体が流動してパルスの生じる理由、また回転エレメントによって パルスが生じる理由を理解するには、ローターもしくはブレード式セグメントに ついて考えてみる必要がある。第5図および第7図に示すように、スクリーンプ レートの内側を輪郭表面の傾斜面が横切り始めるとすぐさま最大負圧パルスが誘 導される。傾斜面は、製紙機械の可動フォードリニア・ワイヤの下側に位置した フォイルブレードに似た働きをし、負圧パルスを作り出している。傾斜面は徐々 に離れていき流体の流れが負圧パルスを作り出すように動き、この表面の位置に 負圧パルスが誘導されることから説明がつく。
最大負圧パルスに到達するとパルス圧は再び増加を始め、スクリーンの輪郭表面 の内側で側面4のすぐ前方の位置が最大正圧値に達するようになる。如何にして この表面に正圧パルスが誘導されるかを目で確かめる方法の一つに、流動方向に 対し直角にしかも高速で流れている流れに抗して片手を挿入すれば目で確認する ことができる。手のすぐ前方に正圧ヘッドが生じていることが分かる。
第7図は、前述した輪郭表面を持つ回転エレメントによって作り出されたパルス を示している。第7図に示すように、濾過区域内の流動方向に直角に位置した平 坦な側面40を回転させれば、大きな正圧パルスが生じる。
この側面はポンプベーンに似た働きをし、紙原料の流れに沿って移動しながら側 面のすぐ前方の位置に圧力波を作り出している。平坦な側面の位置が最大正圧ノ 々ルスに到達するとパルス圧は減少しだし、ローターの傾斜した平坦な輪郭表面 20が横切り始めると最大負圧値に達する。
第5図と第7図は、それぞれがスクリーンシリンダとローターの輪郭表面によっ て作り出されるパルスの波形を表わしており、輪郭表面および/%イドロフォイ ル式クローター使用しないでも、従来形式のスクリーンプレートを用いて操作さ れる他の濾過装置に比べて優れた性能を発揮していることが明らかである。こう した優れた性能は、スクリーン両側の圧力降下が全般的に少なくて済み、スクリ ーンシリンダ内のオリフィスまたは通路穴を通じて流体を多量に流せることによ り得られる。こうした高性能は、スクリーンシリンダとローターの両者から生じ た正圧パルスを合成した結果によるものである。第5図に示すように、スクリー ンシリンダの輪郭溝により誘導された最大正圧パルスは、輪郭溝内の側面4のす ぐ前方に位置する溝の底面1のオリフィスまたは通路穴に作用を及ぼしている。
スクリーンシリンダによって誘導される正圧パルスに加えて、回転エレメントに より第7図に示すような大きな正圧パルスが作り出される。これら正圧パルスが 重なり合ってスクリーン内のオリフィスを通り抜ける流体の流れが飛躍的に増加 する。一般的なオリフィスフロー公はF=KAffl−であるから、オリフィス を介しての圧力降下が大きければそれだけ多量の流体がオリフィスを通り抜ける ことができる。この公式において、F=流体の流れ=AXV (面積×速度)V =に、/−τT− A=ニオリフイス面積 にはノズル係数、測定単位、および流体の状態(粘度、温度、速度など)により 決まる乗数である。
ΔP=オリフィス両側の圧力降下量 ここで注意すべきことは、オリフィス両側のΔPはスクリーン両側のΔPではな いことである。スクリーン内部のオリフィス両側のΔPは局所的な圧力差であり 、時間の経過と共に急激に変化している。これに対しスクリーン両側のΔPは、 スクリーンの流入口連結部と流出口連結部の間の平均圧力差を表している。スク リーン両側に小さな圧力差を作り出す事例も本件出願の範囲に含まれている。前 述した公式F=KArττ−は一般のエネルギー公式から得られる。この一般の エネルギー公式では、第8図に示すように、オリフィスを通り抜ける原料の流速 に比べて流入口における半径方向の速度成分が比較的の小さいものと仮定されて いる。
例 本発明の第1図に則った濾過装置は、ヘッドボックスに0.25%のコンシスチ ンシー原料を用いて試験が行われたローターの輪郭溝は次のごとき寸法を備えて いた。
底面の幅9.5mm、上側面の幅6.41111.側面の高さ6.4腸、底面に 対する傾斜面の角度30度、スクリーンとローターの間の最少のローター隙間は 5.1日であった。
試験に用いた輪郭スクリーンシリンダは次のごとき寸法を備えていた。スクリー ンの通路穴の幅0.5mm(スロット)、通路穴の軸方向の長さ寸法26.4m m(スロット)、溝の深さ6.9−1底面に対する傾斜面の角度は30度であっ た。
第1図に示した構造のものを組み合わせて比較テストを行い、本発明による装置 と従来の装置の試験結果を比較した。スクリーン両側の圧力差、コンシスチンシ ー、スロット寸法、スロットの数およびスロットの面積は、両方の装置はいずれ も同じに設定しである。
本発明 従来例 ネ スクリーンの流量(17分) 33+5 722ΔPS1%コンシスチンシ一時 の スクリーン両側のΔP 1.5 1.5コンシスチンシ一% 0,25% 0. 25%ローターの平均フォイル速度 872 400パルス/秒()Jr)の平 均値 32N 25スロット寸法 0.5mm 0.5= スロツトの数 5115 585 スロツトを通り抜ける流量 5.7 1.2スロツトの面積mm213.4 1 3.40、 5X26. 4 通路穴を通る流速(m/秒) 7.8 1.5本発明 従来例 スロット両側の圧力差(PSI) 9.87 0.47オリフイスを通る際の加 速度 1700 G’ s 7.8 G’ s”正圧パルスの平均時間(秒’)  0.000417 0゜02本毎分あたりのリットル **G’tは重力で割った加速度である先の表が示すように、本発明に係るスク リーンは従来例のスクリーンよりも優れている。スクリーンを通り抜ける流量は 、スクリーン両側の圧力降下量が同じでも、従来例のスクリーンの場合に比べて 4.5倍多0゜スロット両側の圧力差は、従来例のスクリーンによる圧力差の2 0倍になっている。
スクリーンシリンダ内部の微細なオリフィスを通り抜ける繊維に大きなGの力を 加えれば以下のような利点が得られる。
A、さらに多くの繊維を移動させるだけでなく、スクリーンを通り抜ける長繊維 の割合が高まり、多量の繊維を通すことができる。
B、非捕捉原料に占める長繊維の割合が減少する。
C1非捕捉原料内の繊維が懸濁状態にならなかりたり、凝集することが少なくな る。
本発明に係るローターとスクリーンを用いれば、従来の装置と比較して同じかま たはこれよりも低い降下圧力の下でも、より微細な貫通穴を用いて同じ程度の処 理能力が得られ、また良好な濾過作業を行うことができる。
製紙機械のヘッドボックスの前方にあって濾過を行うのに広く使用されている従 来の濾過装置に比べても、本発明の装置は優れた利点を備えている。従来の濾過 装置は、はとんどが2082の範囲のパルスを発するフォイル式エレメントを使 用している。これに対し、本発明に係る装置は、従来のヘッドボックス式スクリ ーンよりも格段に優れた200H!の範囲のパルスを発することができ゛る。ヘ ッドボックスによる濾過にとって、周波数の低い規模の大きなパルスよりも周波 数の高い規模の小さなパルスのほうが好ましい。規模の大きなパルスでは振動が 生じ、生産される紙の品質に悪い影響が及ぶためである。
本発明の一実施例によれば、ローターにはリーディング縁として作用する傾斜面 とトレイリング表面または縁として作用する直交した側面を設置してあり、ロー ターはこれら傾斜面と側面を用いて機能を果たしている。こうした構成により、 傾斜面は直角な側部平坦面よりも規模の小さい正圧パルスを発生し、スクリーン を通じて押し出されて繊維がなく、このため濾過性能が改善される。
また直交する側面はより強力な負圧パルスを発生し、スクリーン内部の通路穴に 逆流洗浄作用を及ぼしこれら通路穴が目詰まりしないように保護することができ る。
本発明の他の実施例によれば、ローター表面のリーディング縁は流通方向に直角 になっており、リーディング縁の高さまたは深さを調節すれば発生する正圧パル スを増減させることもできる。あるいはトレイリング傾斜面の角度を変化させれ ば、強弱負圧パルスを作り出してスクリーンプレート内の通路穴に逆流洗浄作用 を及ぼすことができる。負圧パルスが大きければそれだけ強力な逆流洗浄作用を 通路穴に加えることができる。
本発明に係る装置と方法によれば、低周波数の規模の大きなパルスがスクリーン に及ぼす影響力を緩衝することのできる別の利点も奏される。
Flo、1 FIG、2 FIG、3 FIG、 4 FIG、 5 ■ Fl(:+、 9 手続補正書 平成2年3月G日

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.濾過されなかったパルプ用の流入口と、受入れパルプ用の第1の流出口と、 非捕捉パルプ用の第2の流出口と、容器内部のスクリーンシリンダと、このスク リーンシリンダの付近にあって所定の速度で運動することのできるロータリーエ レメントまたは回転エレメントとを有し、前記スクリーンシリンダと前記回転エ レメントの間の空間が両者の間に濾過区域を形成し、また前記スクリーンシリン ダが、底面とこの底面内に位置する通路穴からなる輪郭表面を備えているスクリ ーンプレートから構成されている、低コンシステンシーのパルプを濾過するため の装置にして、前記回転エレメントは、前記スクリーンプレートの輪郭表面に向 かい合っている輪郭表面を備え、これらスクリーンプレートと回転エレメントの 輪郭表面が、スクリーンプレートの通路穴の流入口に向かう正圧パルスを作り出 すような正圧誘導手段として働くかまたはこうした手段を構成しており、この正 圧パルスが前記スクリーンプレートを通じて受入れパルプを押出すことを特徴と する装置。
  2. 2.請求項1に記載された装置において、前記回転エレメントがローターである ことを特徴とする装置。
  3. 3.請求項2に記載された装置において、前記回転エレメントがブレード式セグ メントから構成されていることを特徴とする装置。
  4. 4.請求項2に記載された装置において、前記回転エレメントがローターであり 、しかもこのローターの前記輪郭表面は、第1の底面、傾斜面、上側面および側 面の形成された溝を有し、前記スクリーンプレートが流入口側のスクリーン表面 に窪んだ溝を備えていることを特徴とする装置。
  5. 5.請求項4に記載された装置において、前記回転エレメントがローターであり 、しかもこのローターの前記輪郭表面には、外郭表面に平行な第1の底面、傾斜 面、上側面および側面の形成された溝を有し、前記側面は前記底面に直交してい るかまたはほぼ直交しており、また前記傾斜面は前記第1の底面との間に5度か ら60度の角度をなし、前記スクリーンプレートが流入口側のスクリーン表面に 窪んだ溝を備えていることを特徴とする装置。
  6. 6.請求項1に記載された装置において、前記正圧誘導手段が連携して作用し合 う2つの輪郭表面から構成され、これら輪郭表面の一方はスクリーンプレートの 表面であり、また他方の輪郭表面がローターの表面からなり、こうした表面の輪 郭は、底面、この底面に対して設けた上側面、傾斜した側面および下流側の側面 から構成され、前記下流側の側面が前記正正誘導手段であることを特徴とする装 置。
  7. 7.請求項6に記載された装置において、ローターのリーディング表面平坦部が 底面に直交した側面であることを特徴とする装置。
  8. 8.請求項6に記載された装置において、ローターの傾斜面がリーディング表面 であることを特徴とする装置。
  9. 9.パルプ懸濁液を装置内に導入する段階と、濾過されなかったパルプを濾過区 域内に流し込む段階とを有し、パルプがほほ周囲に沿って位置する通路内を高速 で流れているような、低コンシステンシーのパルプ懸濁液を能率よく濾過する方 法にして、パルプは輪郭部を設けたスクリーンシリンダと通路穴の流入口にある 回転エレメントの輪郭表面の合成された正正にさらされ、受入れパルプは正正パ ルスにより大きな流速で前記通路穴を通じて押し出され、処理能力を高めること を特徴とする方法。
  10. 10.請求項9に記載された方法において、容器と、この容器内部のスクリーン シリンダと、スクリーンプレートの付近にあって所定の速度で運動している回転 エレメントと、濾過されなかったパルプ用の流入口と、前記容器内の濾過された 受入れパルプ用の第1の流出口と、非捕捉パルプ用の第2の流出口とを備えてい る装置内に前記パルプ懸濁液を導入する段階を有し、前記第1と第2の流出口が 前記スクリーンシリンダに作動連絡した状態にあり、また前記回転エレメントは 輪郭表面を備え、前記スクリーンシリンダはスクリーンプレートを備え、当該ス クリーンプレートは輪郭表面とこの輪郭表面の底に設けた通路穴とを備え、前記 スクリーンシリンダと前記回転エレメントの輪郭表面は互いに向かい合って両者 の間に濾過区域を形成し、前記流入口は装置内にそして前記濾過区域に向けて前 記濾過されなかったパルプを導入し、パルプは、濾過区域内にあるほぼ周囲に沿 って位置する通路内を高速で流れているような方法にして、パルプは輪郭部を設 けたスクリーンシリンダと通路穴の流入口にある回転エレメントの輪郭表面の合 成された正圧にさらされ、受入れパルプは正圧パルスにより大きな流速で前記通 路穴を通じて押し出され、処理能力を高めることを特徴とする方法。
  11. 11.請求項10に記載された方法において、パルプ懸濁液は、高周波正圧およ び負圧パルスに交互に晒され、正圧パルスは、ほぼスクリーンシリンダの通路穴 の位置にある回転エレメントにより作り出され、この通路穴に向けて作用し、正 圧パルスは懸濁液が通路穴を通じて高速で流れるように押し出し、次いでスクリ ーンの通路穴の位置にある回転エレメントにより作り出された負圧パルスに前記 懸濁液を晒してスクリーンシリンダの通路穴から遠去かる向きに流し、通路穴内 に溜った繊維と浅渣を除去し、スクリーンシリンダの表面に繊維マットが形成さ れるのを防いで処理能力を高めることを特徴とする方法。
  12. 12.請求項11に記載された方法において、前記パルプ懸濁液は、スクリーン の輪郭表面と前記回転エレメントの輪郭表面により通路穴の流入口に生じた正圧 パルスに晒されることを特徴とする方法。
  13. 13.請求項10に記載された方法において、スクリーンの通路穴両側の平均圧 力降下量がスクリーン両側の圧力降下量よりも大きいことを特徴とする方法。
  14. 14.請求項13に記載された方法において、スクリーンの通路穴両側の圧力降 下量が濾過装置両側の圧力降下量よりも大きいことを特徴とする方法。
  15. 15.請求項10に記載された方法において、圧力パルスの周波数が50Hz以 上であることを特徴とする方法。
  16. 16.請求項10に記載された方法において、スクリーンの通路穴の流入口と流 出口の間の平均圧力降下量が10kPaよりも大きいことを特徴とする方法。
  17. 17.請求項10に記載された方法において、正正パルスの規模が負圧パルスの 規模よりも大きいことを特徴とする方法。
  18. 18.請求項10に記載された方法において、スクリーンの通路穴を通り抜ける 平均流速が2.7m/秒よりも速いことを特徴とする方法。
  19. 19.容器と、この容器の内部に設けられた外郭表面を持ち、輪郭表面および通 路穴を備えている円筒状のスクリーンプレートと、スクリーンプレートの付近に あって所定の速度で運動しているロータリーエレメントまたは回転エレメントと 、濾過されなかったパルプ用の流入口と、前記容器内にある濾過された受入れパ ルプ用の第1の流出口と、非捕捉パルプ用の第2の流出口とを有し、前記第1お よび第2の流出口が前記スクリーンに作動連絡した状態にある、低コンシステン シーのパルプを濾過するための装置にして、当該装置は、輪郭表面を備えたロー タリーエレメントまたは回転エレメントを有し、前記スクリーンプレートの輪郭 表面と前記ローターの輪郭表面が互いに向かい合って濾過区域を形成し、前記濾 過されなかったパルプ用の流入口がこの濾過区域に連絡した状態にあり、また前 記スクリーンプレートの輪郭表面が正圧誘導手段を備え、当該正圧誘導手段はス クリーンの通路穴の下流側に配置されたバーからなり、このバーが、上流側側面 、下流側側面および上側面を形成しており、前記通路穴がバーの間の平坦面に配 置され、当該平坦面がスクリーンプレートの外郭表面にほぼ平行し、上側面がこ れらバーの間にある前記平坦面に平行であり、下流側の側面が外郭表面にほぼ直 交しているような低コンシステンシーのパルプを濾過するための装置。
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