JPS61119793A - スクラバ用スロツトシーブおよび製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スクラバ、すなわち分離器に関し、より詳し
く言うと、１つもしくは複数のスロットシーブからなる
紙パルプ用スクラバに関する。

〔従来の技術〕

紙パルプスクラバは、一般的に、スロット、即ち孔を有
するシーブを備え、これらのシーブは、ステンレス銅の
ようなシー１へ材からなっている。

このようなシート材に穴をあけることは、製造上の問題
は起こらないが、細かいスロットを作らなければならな
い場合、事態は異なり、スロットの縁部には、通常、特
定の形状および角度に従って、少なくとも金属シートの
片面にフレアが付けられる。

このスロットの幅はシーブに関し、約０．＋５ｍｍ〜１
ｍｍの範囲であり、それの大きさは、円筒状シーブの場
合、高さ、すなわち長さが０．３ｍ〜１．５ｍであるの
に対し、直径は０．２５ｍ〜１．５ｍの範囲である。

現在の方法において、これらのシーブは、金属シートを
フライス削り、即ちのこ引きするが、格子状からなる薄
いバーを平行に並べて配置することにより作られ、その
際、前記バーは、このバー−７＝ に垂直である結合フープ状のクロス部材で溶接すること
によって組立てられる。

後者の製造方法では、溶接が行なわれるため、この溶接
がもたらすステンレスの結晶化の発現により壊れ易くな
るという最大欠点のほか、金属の耐薬品性を劣化させる
という欠点がある。

このスクラバは、羽根、即ちフォイルを有するローター
を含み、このローターは、シーブをきれいにする働きを
させ、かつ、繊維の堆積によってスロットが詰らないよ
うにさせるため、圧力降下と圧力の急激な変化を与えう
るようにして、シーブ面の近くで作動する。これらのロ
ーターは、ハイスピードで回転し、バーに、非常に大き
な接線方向の歪みを与える。円筒シーブのこれらの歪み
は、バーが、円筒状シーブの発生路に沿って配列されて
いる際、バーをひつくりかえすような性質があり、これ
は頻繁に起こる。バーの溶接部は、交互に変化する歪み
を受け、これらの溶接部に破壊をもたらす。

〔発明の目的〕

８一 本発明の目的は、上記問題点を解決することである。

〔発明の要約〕

本発明によれば、シーブの表面の少なくとも一部に、バ
ーをクロス部材に対し平行に組立てることによって作ら
れたスロットシーブであって、バーは、溶接されず、こ
のバー（ノツチの第１セット）に形成された燕尾形状の
ノツチによって、クロス部材に組立てられ、前記ノツチ
のリップは、各クロス部材に形成された少なくとも一つ
のＶ字形溝と係合し、かつ、前記クロス部材は、バーを
位置決めするため、バーを受容する面に位置決めノツチ
（ノツチの第２セット）を有しており、かつ、第２セッ
トの位置決めノツチのレベルにおけるクロス部材の断面
は、第１セットのノツチの断面と同じ形状および大きさ
を有し、一方、第１セットのノツチのレベルにおけるバ
ーの断面は、クロス部材に形成された第２セットのノツ
チの断面と同じ形状を呈していることを特徴としている
ものが提供される。

本発明の特徴は、以下のとおりである。

（ａ）第１セットのノツチは、非対称であり、がっ、バ
ーの軸に垂直な一方の面を有し、他方の面は、おおよそ
２０〜２５度の範囲からなる角度で傾斜している。

（ｂ）クロス部材の端部は、第２セットのいくつかのノ
ツチに対応する長さにわたって、端部に重ね合わせるこ
とにより、クロス部材の全断面を再構成するべく、中央
部のほぼ半分の厚さくバーに平行に沿って測った）にな
っており、がっ、クロス部材の端部を重合させるように
して、バーに形成された第１セットのノツチのフランク
と一緒に締め付けることによって組立てられる。

（ｃ）バー及びクロス部材は、ほぼ同じ厚さを有し、第
１及び第２セットのノツチの深さの合計は、おおよそこ
の厚さに等しい。

（ｄ）バーは、通常、台形状の断面を有し、がっ、第１
セットのノツチは、台形の同側面に置かれる。

（ｅ）互いに近接しているバーによって形成されたスロ
ットの狭い面に突出障害物を形成するより厚目のバーが
、所どころに設けられる。

（ｆ）シーブは、円筒状で、円形断面か正多角形断面の
どちらかを有し、バーは、シリンダ軸に平行で、かつク
ロス部材は、この軸に垂直である。

（ｇ）改良された実施例において、シーブは偏平で、さ
らに製造される複数の篩い面要素からなり、かつ、前記
各面は、バーかクロス部材のどちらかが、シーブの中央
に対しほぼ放射状に置かれるよう、配列される。

本発明は、このようなシーブを具備したスクラバととも
に、このようなシーブ、即ち篩い面要素を製造する方法
を提供することにある。

この方法は、以下の段階から成っている。

・バーを、第１セットのノツチの高さのところで、少な
くとも、前記ノツチの傾斜角に等しい角度で折り曲げる
段階と、 ・前記バーをクロス部材の上に置く段階と、・次に、ク
ロス部材を締めつけるべく、バーをまっすぐにする段階 ・とからなり、かつ、シーブが円筒状である場合、クロ
ス部材の中央部の半分の厚さを有する端部を一緒に重合
することによって、シリンダーを閉鎖し、次に、バーを
所定の位置に持って行き、そこで、前記バーのノツチ内
にクロス部材を締め付ける段階とから成ることを特徴と
するシーブの製造方法。

〔実施例〕

以下、本発明の好適実施例を、添付の図面を参照して、
詳細に説明する。

第１図乃至第５図によれば、ここに引用した遠心式スク
ラバの場合、シーブ（１）は、パルプ入口（３）、パル
プ出口（４）、過大材用出口（２ｏ）、および羽根、す
なわちフォイル（５ａ）を備えるロータ（５）からなる
スクラバ（２）に取り付けられる。さらに、シーブ（１
）は、クロス部材（７）とバー（６）の無溶接組立てに
よって製造される。

各クロス部材（７）の中心線におけるバー（６）は、ノ
ツチの「第１セット」に属する鳩のような尾をしたノツ
チ（８）を呈し、かつ、これ′らのノツチの底部（８ａ
）は、開口部（８ｂ）より広い。

クロス部材（７）は、少なくとも一つの横力向７字形溝
（９）を提供し、それに、ノツチ（８）のリップ（８ｃ
）が挿入される。また、クロス部材（７）は、ノツチの
「第２セット」に属するノツチ（１ｏ）を提供し、その
内部にノツチ（８）によって傷つけられない／＜−（５
）の部分（１１）が挿入される。

ノツチ（１０）と一致するクロス部材の断面は、ノツチ
（１０）の深さにわたり、ノツチ（８）の断面と同じ形
状および大きさである（第４図参照）。

ノツチ（８）と一致するバーの断面は、ノツチ（８）の
深さにわた６、ノツチ（１ｏ）の断面と同じ形状である
（第５図参照）。

この設計の結果、バー（６）は、同時に、ノツチ（１０
）により非常に正確に配置され、がっ、ノツチ（８）の
横方向Ｖ字形溝（９）との協調によって堅固に組立てら
れる。従って、溶接を必要とせず、精密で細いスロット
を有するシーブを造ることが、可能であり、かつ、羽根
（５ａ）を有するロータ（５）の高回転速度によって生
ずる強い機械的歪みに耐えることができる。

スロットシーブの従来の生産において、これらのスロッ
トシーブは、フライス削りにより、６〜８ｍｍの厚さを
有するステンレス鋼シートにスロットを造り、前記スロ
ットの幅は、わずか数百ミクロンである。

本発明による製造方法では、同じ厚さくつまり、６〜８
＋ｎｍ）を有するバー、すなわちストリップ（６）を使
用することが可能で、製造において使用される金属の重
さが同じになるよう、はとんど同じ厚さを有するクロス
部材（７）によって組立てられる。

しかし、特に、クロス部材に対し、より大きい寸法を選
ぶことによってシーブの強度を高めることができ、また
、フライス削りにより作業が省けるので、製造コストを
低く抑えることができる。

別の面から言えば、溶接組立ての前述障害が回避される
。

第１２図および第１３図は、円筒シーブと一緒に密接さ
せるため溶接の使用を、本発明が、どのように回避しう
るかを示す。

端部（７ａ）（７ｂ）の厚さの合計が、クロス部材（７
）の厚さに等しく、また、分離面（１２）が、好ましく
はほぼ中間の厚さになるよう、クロス部材（７）の各端
部（７ａ）　（７ｂ）は、いくつかのバー（６）に対応
する長さにわたり、かつバー（６）に平行な方向に沿っ
て、前記クロス部材の中央部より薄く作られる。

次に、重合された端部（７ａ）　（７ｂ）にわたり、バ
ー（６）を所定の位置に置き、かつそれを締め付けるこ
とにより、シーブの密接性を確保できる。

端部（７ａ）　（７ｂ）の相対的な滑りの危険を回避す
るため、ピン（２１）が、前記端部を通り抜けて挿入さ
れ、前記ピンは、バー（６）と平行にし、かつそれと一
致させる。バー（６）が、適所に設置される際、その組
立が、完全に一緒にロックされるよう、ピン（２１）は
、バーにより所定の位置で保持される。

第３図乃至第５図に示すように、ノツチ（８）は、バー
（６）の軸に垂直な一方の面（８ｄ）、および、２０〜
２５度の角度αで傾斜している他方の面を有する。

この場合、クロス部材（７）は、ただ］っの横面（第１
６図で示す変形実施例とは異なる）に、ただ１つのＶ字
形溝（９）を提供する。

＝１５＝ リップ（８ｄ）とバー（６）の外側面（］３）との間の
９０’　という角度に等しいか、若しくは大きい角度が
、第１１図で示した取り付は方法を簡単にするので、こ
の配列が好適である。この取り付は及び組立方法は、ノ
ツチ（８）の逆傾斜角α（すなわち、面（８ｃ）と面（
８ｄ）とがなす角）に少なくとも等しい角度で、ノツチ
（８）の高さにおいて、バー（６）を折り曲げる段階か
らなっている。ノツチ（８）は、それ自体間いており、
バー（６）は、クロス部材（７）に設置される。この次
に、バー（６）は、−直線になるまでまっすぐにし、か
つクロス部材（７）を締め付ける。第１６図で示すよう
に、面（８ｃ）および（８ｄ）と面（１３）とのなす角
が、鋭角ならば、この挿入方法は、実施するのに、より
複雑でがっ困難であるが、まだ可能性が残っている。

種々の改良を実施するいくっがの修正された実施例を例
示する。

第６図によれば、スロットの開口部は、非対称な断面を
有するバー（６）を設けることによって、非対称になる
。スロットの放射状面に当たる浄化＝１６− された液体のはね返り効果から生じる改良されたふるい
分は作用を提供することが可能になる。これは、バー（
６）の側壁の１つ（下方向壁）が、液体運動の接線方向
成分にほぼ垂直、すなわちバー（６）の前面および後面
に垂直であることを示す。

第７図に示すように、例えば、４乃至１０個のスロット
に対応する間隔で配分した障害物を形成するよう、いく
つかのバー（６）は、他のバー（６）よりも薄く、これ
らの障害物が、シーブの長さにわたり、液体の流れをお
そくするのに役立ち、従って、シーブの効果及び羽根（
５ａ）の清浄化作用をよくする。

第８図は、非対称バーで改良された実施例を示し、羽根
（５ａ）が、非対称バーを通過する際、下流方向スパー
（６ｂ）を有する各非対称バーが、回転を起こし、スロ
ットの効果をよくする。

第９図および第１０図によれば、シーブは、偏平であり
、かつ、本発明によるバーの組立てはふるい分は領域（
１５）を形成するシーブ面（１４）の一部のみにあり、
本発明によれば、シーブの全領域の内部に取り付けられ
る。

シーブの全領域は、例えば、並べて置かれた合計角（４
０度以下が好ましい）の円胴形を有するふるい分は面（
１５）によって占有される。

第１０図は、羽根（５ａ）を有するロータが作動する平
らなシーブの斜視図である。好ましくはバーがクロス部
材のどちらかが、均一の放射方向（すなわち、液体速度
の接線成分に垂直）を有するよう、シーブ面が、構成さ
れる。

スクラバの内部の本発明による円筒シーブの取付けは、
ボルト（１８）、もしくは他の同等の手段で圧締めする
際、特に、バー（６）の」１下端部を、それぞれ蓋締め
するフランジ（１６）（１７）とクロス部材（７）を締
め付けることにより、いろいろな方法で可能である。第
１４図に示すように、シーブは、支持体（１９）によっ
てスクラバの内部に取付けられる。

本発明によるシーブは、環状の断面（第１，２図）や、
平面（第９，１０図）を有し、概ね円筒形である。しか
し、本発明は、好適実施例に制限されない。第１５図は
、多角形断面を有する円筒シーブを示し、円錐形のもの
や、第９図で示した配列、すなわち並べて置かれるセク
タにある意味で似たふるい分は部材を挿入した回転面を
使用することは可能である。

本発明は、特に、紙パルプ生産用に、前記説明に従って
作られたフィルターを備えるスクラバ、別の濾過装置、
純化装置に使用できる。

前述で説明及び図示した例において、円筒の発生路、す
なわち垂直断面の形を有するクロス部材に、バーが平行
であることを表わしている。

しかし、このシーブは、逆に、円筒の生成線に平行なり
ロス部材を有して設計し、バーは、シーブの垂直断面に
合わせた。

逆に言えば、スロットは、バーによって組立てられたク
ロス部材の隣端の間にも備えられる。

スロットが、液体の流れの方向に垂直、すなわちシーブ
の軸に垂直で、シーブの接線である液体の流速成分に平
行である場合、スロッ１へはまさにシーブの軸に平行で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、円断面を有する円筒シーブの線斜視図である
。 第２図は、本発明と一致するシーブを備えたスクラバの
軸方向断面図である。 第３図は、バーがどのようにクロス部材と組立てられる
かを示す斜視図である。 第４図は、第５図の線ＡＡに沿う縦断面図で、さらに詳
細にバーがどのようにクロス部材と組立てられるかを示
している。 第５図は、バーを支持するクロス部材を示す第４図の線
ＢＢに沿う縦断面図である。 第６図は、向心性のふるい分は工程用非対称スロットを
有する改良された実施例を示す。 第７図は、あちこちに突出バーを備える、向心性ふるい
分は用に設計されたスロットの実施例である。 第８図は、非対称バーを有する実施例を示す。 第９図は、本発明と一致する平盤シーブの平面図である
。 第１０図は、同平盤シーブの斜視図である。 第１１図は、バーがどのようにクロス部材と組合わさる
かを示す。 第１２図および第１３図は、円筒シーブがどのように閉
鎖するかを説明する。 第１４図は、スクラバ内における、シーブ取り付けの１
つの詳細を示す。 第１５図は、多角形断面を有するシーブの１つの例であ
る。 第１６図は、第４図と関連する、クロス部材及び第１セ
ットのノツチの断面の形状の実施例である。

Claims (14)

【特許請求の範囲】
1. （１）クロス部材（７）で組立てられる平行なバー（６
   ）により、面の少なくとも一部に形成される、スクラバ
   、すなわち分離器、つまり、紙パルプスクラバ用シーブ
   であって、 水平バー（６）が、溶接を必要とせず、このバー（６）
   に形成された燕尾形状のノッチ（８）によって、クロス
   部材（７）で組立てられており、前記ノッチ（８）は、
   ノッチのリップが、各クロス部材（７）に形成された少
   なくとも１つのＶ字形横方向溝（９）と係合するノッチ
   の第１セットを形成し、かつ、前記クロス部材（７）は
   、前記バー（６）を位置決めするため、ノッチの第２セ
   ットを形成するバーの位置決めノッチを受容する面の上
   にあり、かつ、前記第２セットの位置決めノッチ（１０
   ）のレベルにおけるクロス部材（７）の横断面は、前記
   第１セットのノッチ（８）の断面と同じ形状および大き
   さを有し、一方、前記第１セット（８）のレベルにおけ
   るバー（６）の断面は、クロス部材（７）に形成された
   第２セットのノッチ（１０）の断面と同じ形状を呈して
   いることを特徴とするスクラバ用スロットシーブ。
2. （２）第１セットのノッチ（８）が、非対称であり、か
   つ、バー（６）の軸に対し垂直な一方の面（８ｄ）を有
   し、また、他方の面（８ｃ）（第４図参照）が、好まし
   くは、２０度乃至２５度の範囲からなる角度で傾斜する
   ようになっていることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項に記載のスクラバ用スロットシーブ。
3. （３）クロス部材（７）の端部（７ａ）（７ｂ）が、第
   ２セットのいくつかのノッチ（１０）と一致する長さに
   わたり、前記端部（７ａ）（７ｂ）を重合することによ
   り、クロス部材（７）の全断面を再構成させるべく、中
   央部の厚さのほぼ半分の厚さ（バーと平行に測定して）
   であり、前記端部（７ａ）（７ｂ）は、その後、端部（
   ７ａ）（７ｂ）を重合させるようにして、バー（６）に
   形成された第１セットのノッチ（８）のフランクと一緒
   に締め付けることによって組立てられることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項又は第（２）項に記載のス
   クラバ用スロットシーブ。
4. （４）バー（６）およびクロス部材（７）が、ほぼ同じ
   厚さであり、しかも、第１、第２セットのノッチ（８）
   （１０）は、合計の大きさが前記厚さにほぼ等しい深さ
   を有することを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃
   至第（３）項のいずれかに記載のスクラバ用スロットシ
   ーブ。
5. （５）バー（６）が、概ね台形の断面を有し、かつ第１
   セットのノッチ（８）が、台形の小側部に置かれること
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（４）項
   のいずれかに記載のスクラバ用スロットシーブ。
6. （６）バー（６）が互いに近接して置かれる際、バー（
   ６）同士の間に形成されるスロットの狭面に突出する障
   害物を形成する厚目のいくつかのバー（６ａ）（第７図
   参照）を、所どころに設けることを特徴とする特許請求
   の範囲第（１）項乃至第（５）項のいずれかに記載のス
   クラバ用スロットシーブ。
7. （７）バー（６）が、スロットの上流方向の面を形成し
   ている広い面のところに、横方向の面の一つを越えて突
   出しているスパー（６ｂ）（第８図参照）を備えること
   を特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（５）項
   のいずれかに記載のスクラバ用スロットシーブ。
8. （８）少なくともバー（６）のいくつかが、前面および
   後面に対しほぼ垂直な１つの横面と非対称であることを
   特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（５）項の
   いずれかに記載のスクラバ用スロットシーブ。
9. （９）シーブが、円形もしくは正多角形の断面を有する
   円筒状であり、かつバー（６）は、円筒体の軸に対し平
   行であり、一方、クロス部材（７）は、前記軸に対し垂
   直であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃
   至第（８）項のいずれかに記載のスクラバ用スロットシ
   ーブ。
10. （１０）シーブが、平盤状であり、かつ、製造される複
    数の篩い面要素（１５）（第９図参照）からなり、前記
    各面は、バー（６）か、クロス部材（７）のいずれかが
    、シーブの中心に対し、ほぼ放射状に向くべく配列され
    ていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至
    第（９）項のいずれかに記載のスクラバ用スロットシー
    ブ。
11. （１１）各スロットが、シーブの軸に対し平行な２つの
    隣接バー（６）の間に形成されることを特徴とする特許
    請求の範囲第（１）項乃至第（１０）項のいずれかに記
    載のスクラバ用スロットシーブ。
12. （１２）各スロットが、垂直断面に沿い、シーブの軸に
    対して垂直である２つの隣接バー（６）の間に形成され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至第（
    １０）項のいずれかに記載のスクラバ用スロットシーブ
    。
13. （１３）各スロットが、垂直断面に沿い、シーブの軸に
    対し垂直である２つの隣接クロス部材（７）の間に形成
    されることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項乃至
    第（１０）項のいずれかに記載のスクラバ用スロットシ
    ーブ。
14. （１４）クロス部材（７）で組立てられる平行なバー（
    ６）により、面の少なくとも一部に形成されるスクラバ
    、すなわち分離器、つまり、紙パルプスクラバ用シーブ
    であって、水平バー（６）が、溶接を必要とせず、この
    バー（６）に形成された燕尾形状のノッチ（８）によっ
    て、クロス部材（７）で組立てられており、前記ノッチ
    （８）は、ノッチのリップが、各クロス部材（７）に形
    成された少なくとも１つのＶ字形横方向溝（９）と係合
    するノッチの第１セットを形成し、かつ、前記クロス部
    材（７）は、前記バー（６）を位置決めするためノット
    の第２セットを形成するバーの位置決めノッチを受容す
    る面の上にあり、かつ、前記第２セットの位置決めノッ
    チ（１０）のレベルにおけるクロス部材（７）の横断面
    は、前記第１セッチのノッチ（８）の断面と同じ形状お
    よび大きさを有し、一方、前記第１セットのノッチ（８
    ）のレベルにおけるバー（６）の断面は、クロス部材（
    ７）に形成された第２セットのノッチ（１０）の断面と
    同じ形状を呈しているスクラバ用スロットシーブを製造
    する方法において、 （ａ）バー（６）を、第１セットのノッチ（８）の高さ
    のところで、少なくとも、前記ノッチの傾斜角（第４図
    、第１１図参照）に等しい角度で折り曲げる段階と、 （ｂ）前記バー（６）をクロス部材（７）の上に置く段
    階と、 （ｃ）次に、クロス部材（７）を締め付けるべく、バー
    （６）をまっ直ぐにする段階 とからなり、かつ、シーブが円筒状である場合、 クロス部材（７）の中央部の半分の厚さを有する端部（
    ７ａ）（７ｂ）を一緒に重合することによって、シリン
    ダーを閉鎖し、次に、バー（６）を所定の位置に持って
    行き、そこで、前記バー（６）のノッチ（８）内にクロ
    ス部材（７）を締め付ける段階とから成ることを特徴と
    するシーブの製造方法。