JP3312737B2 - スクリーニング装置およびその製造方法 - Google Patents

スクリーニング装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、請求の範囲の独立項の前提部分に記載され
たスクリーニング装置と、その製造方法に関するもので
ある。これにより本発明は、パルプおよび製紙工業にお
けるパルプ懸濁液または他の類似の懸濁液をスクリーニ
ング、ろ過、分別(fractioning)、または分類するた
めの円筒形状、彎曲形状または平坦形状のスクリーニン
グ装置に係わる。さらに具体的に言えば、本発明は複数
のフィルタワイヤーが狭い間隔で互いに平行に配置され
て成るスクリーニング装置に係わる。この複数のフィル
タワイヤーは、スクリーニング処理すべきパルプ懸濁液
に面するスクリーニング面を形成し、隣接ワイヤー同士
(どうし)がそれらの間にスクリーニング開口を形成
し、パルプ懸濁液の受け入れ部分(アクセプト)がその
スクリーニング開口を通って流れる。フィルタワイヤー
の下流側で、中実(中空部分のないことを意味する)の
支持部材、支持リングまたは支持バー(棒材)の横断方
向に延在するスロットに、溶接によってフィルタワイヤ
ーが固定された斯かるスクリーニング装置を、EP−0316
570が教示している。スクリーニング装置は、例えば平
坦形状、彎曲形状(円筒形状でない他の彎曲形状)、円
筒形状、または円錐形状等、各種形状がある。
この形式の周知のスクリーニング装置において、フィ
ルタワイヤーの支持部を形成する支持部材は、主として
矩形または丸みのある横断面の中実棒材(中空部分のな
い棒材)で形成されており、最も典型的にはフィルタワ
イヤーに対して直角に配置されている。
フィルタワイヤーは一般に溶接法によって支持バーに
固定されるが、この溶接法では、ゆがみ、熱応力、バリ
のような変動する多くの欠点を生じる。溶接で発生する
熱は、ワイヤーのゆがみや、隣接ワイヤー同士の間のス
クリーニング開口幅に変化を生じさせることが多い。し
たがって、完全に均一なスクリーニング開口を得ること
は困難であり、このことはスクリーニング効率が損なわ
れることを意味する。今日では、スクリーニング開口の
望ましい幅は0.1mm程度に小さいため、最小限のゆがみ
しか許容できない。
熱応力やバリも、利用者側の工程でスクリーニング装
置に負荷を与えて作動故障をもたらす。このような負荷
は一定負荷または周期負荷となり、疲労故障を生じる。
バリはまた懸濁液中の繊維質を捉え、スクリーンすな
わちフィルタを次第に詰まらせたり、またはいわゆる
「ストリングス(strings)」を形成し、これは利用者
側の工程において非常に有害である。
例えば米国特許第5090721号および同第5094360号にお
いて、ある「キー(鍵)」形横断面のフィルタワイヤー
を、支持バーの同じ「キー(鍵)」形状を有する凹部に
連結することが提案された。支持バーをリング状に曲げ
ることで、フィルタワイヤーが所定位置にクランプされ
る。これにより、この構造は、多数の比較的複雑な、し
たがって高価な凹部の製造を必要とする。さらに、これ
は、流れが円形スクリーンの内側から外側へ向かう場合
における円形スクリーン(単数および複数)にだけ適用
できる。
他の周知のスクリーニング装置において、フィルタワ
イヤーは支持バーの回りにループ形成させることで固定
されている。このようなスクリーン構造は強固である
が、支持バーの回りのループ形成部分が局部的に開口を
閉じ、これによりスクリーンの通過量を減少させる。ル
ープ形成された部分はキャビティおよび不均一箇所を形
成する傾向を有し、これらは懸濁液に面して繊維の引っ
かかり(hang−up)を生じる可能性がある。
上述の難点はスクリーニング品質の劣化や、機械的な
弱化を引き起こし、また製造費を高める傾向を示す。し
たがって、本発明の目的は、前記した欠点を最小限に抑
え、改良されたスクリーニング装置および斯かる装置の
改良された製造方法を提供することである。
かくして、本発明の目的は、フィルタワイヤーの熱誘
発歪みを生じることなく容易に製造され且つ組み立られ
るスクリーニング装置を提供することである。
また本発明の目的は、正確且つ一定したスクリーニン
グ開口すなわちスクリーニングスロットを備えた改良さ
れた強力なスクリーニング装置を提供することである。
これにより本発明の他の目的は、均一なスクリーニン
グ開口(すなわち、良好な許容誤差)が得られ、これに
より非常に狭い幅のスロットが製造できるように改良さ
れたスクリーニング装置の製造方法を提供することであ
る。
本発明の別の目的は、支持棒材の上流側表面に繊維質
の堆積を引き起こすばりや他の突起要素を最小限に抑え
た改良されたスクリーニング装置を提供することであ
る。
前記目的は、請求の範囲に記載されている独立請求項
1および独立請求項15の特徴部分に記載されているよう
なスクリーニング装置および方法によって達成される。
これにより、少なくとも1つの長手方向の支持部材で
支持された複数のフィルタワイヤーを有する、本発明に
よる好ましいスクリーニング装置が提供される。このス
クリーニング装置では、複数の支持スロットまたは凹部
が支持部材の上流側表面に形成され、フィルタワイヤー
がそれらのスロットに固定される。支持スロットまたは
凹部の長手方向は、これによって支持部材の長手方向軸
線と或る角度(典型的には90゜)をなし、フィルタワイ
ヤーの下流側部分を受け入れる形状を有する。スロット
は、支持部材に対して直角に(すなわち、支持部材の長
手方向軸線に対して半径方向に)切削するのが普通であ
るが、フィルタワイヤーが傾斜姿勢で支持されるべき場
合には、支持部材に対して角度10゜〜90゜で切削でき
る。フィルタワイヤーは、支持部材の支持スロットに組
み付けた後、該フィルタワイヤーの下流側部分の材料、
または支持部材のスロットまたは凹部を画成(区画形成
を意味する)している領域の材料を局部的に変形させる
ことによって、スロットまたは凹部に固定される。
本発明の好適例によるスクリーニング装置において、
その少なくとも1つの支持部材が上流側に支持スロット
を、また、下流側表面で画成されたキャビティ(空所)
を有する。このキャビティは、絞り加工、押出し加工、
ロール加工または機械加工を含むさまざまな技術によっ
て形成できる。複数の支持スロットは支持部材の上流側
表面からキャビティへ至る貫通開口であるのが好まし
い。フィルタワイヤーの下流側部分の組み立て時に、支
持部材の支持スロットに支持部材が挿入され、支持スロ
ットを通してキャビティ内にフィルタワイヤーの基部が
突出され、好ましくは、キャビティと交差する。懸濁液
の流れに面する支持部材の上流側表面は流れ抵抗を減少
させるために丸みのある形状(凸状)をしているのが好
ましい。
例えば、機械加工、打抜き、スパーク・エロージョ
ン、またはレーザー加工により形成可能なスロットは支
持部材の軸線と交差する角度を有する。この角度は、典
型的には90゜であるが、角度1゜〜90゜であってよい。
支持スロットの間隔および深さは、その中に挿入される
フィルタワイヤーの位置を定め、これによりスクリーニ
ング開口の幅を定める。
フィルタワイヤーは、そのワイヤーの下流側部分の基
部を変形させることによって支持部材に固定され、その
変形がスロット内への基部の戻り移動を防止し、ワイヤ
ーが引き出されないようにする。支持部材のキャビティ
に挿入されたフィルタワイヤー材料は機械力を用いて変
形するのが好ましい。変形された材料は、ばりの無い、
耐疲労特性に優れた機械的結合部を形成する。変形され
た材料の形状はろ過処理で生じる力に対する抵抗におい
て結合部の限界性能を決定する。結合部の形状もまた結
合された材料の限界耐疲労強度を決定する。
変形形状は結合部を形成するのに使用した工具によっ
て決定されるだろう。工具は、問題とする結合部にとっ
て最適であると決定された方向へ材料の流れが生じるよ
うに、例えば平坦形、凹形、凸形、円錐形またはドーム
形を有することができる。結合部は個別に完成してもよ
く、またスクリーニング装置の生産速度を高めるため、
または工程時の安定性を保証するために、複数のフィル
タワイヤーを並行して完成してもよい。隣接支持スロッ
トまたはフィルタワイヤーに歪みが全く生じないように
するのを保証するために、他の工具を同時に用いて支持
部材の隣接支持スロットを支持すれば、形成される結合
部に最大限の力を加えることができる。支持は、挿入さ
れたフィルタワイヤーがクランプ力で所定位置に保持さ
れることによって行われる。
隣接する(好ましくは平行な)支持部材の横断方向ス
ロットは、真直なフィルタワイヤーの長さ部分を受け入
れるために整列していなければならない。組み立て前、
また支持スロットへの連結前に、通常、フィルタワイヤ
ー材料は真直化されていなければならない。
本発明の他の形態によれば、フィルタワイヤーが支持
スロットまたは凹部に挿入された後、スロットまたは凹
部における支持部材材料が局部的(点部分すなわち部分
的に)変形されて、スロットまたは凹部内にあるフィル
タワイヤー部分にスロット壁部分を押圧する。スロット
または凹部の変形は、フィルタワイヤーがスロットまた
は凹部から引き抜かれるのを防止するために選定された
箇所で行われる。スロットまたは凹部は、プレス加工ま
たは打抜き加工のような支持部材の上流側表面へ向かう
機械力で変形するのが好ましい。この機械力は、支持部
材全体の変形や歪みを生じないで、またフィルタワイヤ
ーの歪みを生じないでスロットまたは凹部の周辺の支持
部材の材料に局部的な変形を生じるように位置を定めら
れる。スロットまたは凹部に挿入されたフィルタワイヤ
ーの下流側部分は、変形された材料のための空間を与
え、また再入性を与えるためにスロットまたは凹部内で
成形され、結合部を強化するようになされる。側面すな
わち表面の変形はその後に成形ワイヤーをスロットまた
は凹部に固定するのに適用される。スロットが貫通開口
として作られていれば、ワイヤーの基部およびスロット
壁材料が変形されて結合部を形成することができる。
支持部材およびフィルタワイヤーは、組立体における
望ましくない変化を防止するために、機械的変形工程の
間、支持されるのが好ましい。
スクリーニング装置を製造する本発明の新規な方法の
好適形態によれば、以下の段階を含む: (1)機械加工、切削または他の同様な方法によって少
なくとも1つの支持部材の上流側表面に、支持部材の軸
線に対して或る角度を成して前記フィルタワイヤーの下
流側部分を受け入れるようになされる複数の支持スロッ
トを形成する段階、 (2)複数のフィルタワイヤーのうちの1つのフィルタ
ワイヤーを複数の支持スロットのうちの1つの支持スロ
ットに挿入する段階、および (3)支持スロットに挿入されたフィルタワイヤーを、
そのフィルタワイヤーの下流側部分の材料、または支持
部材のスロットを制限している部分の材料を局部的に変
形させることで、支持部材に固定する段階。
本発明によるスクリーンシリンダにおいて、支持部材
はシリンダ軸線に平行に固定された複数のフィルタワイ
ヤーを有する円形リングであるのが好ましい。フィルタ
ワイヤーはリングの内周面または外周面に固定できる。
各スクリーンシリンダに少なくとも2つのリングが存在
するのが好ましく、またそれ以上の数が好ましい。これ
らのリングは同時にスクリーンシリンダ自体を安定化さ
せる支持リングを形成できる。
機械加工または他の適当な方法によって支持部材に作
られた複数の支持スロットは少なくとも1つの支持部材
の長手方向軸線に主として直角で、支持部材に連結され
たフィルタワイヤーが該支持部材に直角であるのが好ま
しい。しかしながら、必要であれば、傾斜支持を形成す
るために支持部材に斜めの支持スロットを形成すること
ができる。
フィルタワイヤーの横断面は、隣接するフィルタワイ
ヤー間に懸濁液が通過する解放通路を形成するために、
スクリーニング処理される懸濁液に面する広い部分と、
支持部材(支持バー)のスロット内に突出す狭い部分と
を有するのが好ましい。懸濁液に面する部分の幅は、典
型的には2〜8mm、好ましくは2.8〜5mmである。
本発明による支持部材はU、LまたはV形状、または
その他の同種形状の横断面を有するバー(棒)で作るこ
とができる。これによりバーは、フィルタワイヤーが固
定される彎曲した(すなわち、角度を与えられた)第1
部分(例えば、中間部分)と、付加的な支持本体を形成
する第2部分とを有する。バーの彎曲した(すなわち、
角度を与えられた)第1部分の凸面(すなわち、外側
面)はスクリーニング装置を通って流れる懸濁液の流れ
に面する上流側表面を形成する。
典型的に、本発明の好的形態による支持部材は、部分
的に中実である支持バーで作られ、その横断面は僅かに
細長いことが好ましく、その横断面の一端は丸みのある
形状または凸状になされ、反対端部は内部に形成された
キャビティ(空所)を有する。支持バーは丸みのある形
状または凸状の側が、隣接のワイヤー間に形成されたス
クリーニング開口を通して流入する流れに向かうように
配向されてスクリーニング装置に配置され、支持バーの
外面に沿う最適流れを形成するようになされる。したが
って、支持バーのキャビティは支持部材の下流側に与え
られる。支持バーの全高は典型的に10〜25mm、好ましく
は13〜20mmの範囲であり、その幅は5〜15mm、好ましく
は約6〜8mmである。キャビティは典型的に約5〜15m
m、好ましくは6〜10mmほど支持バーの下流側へ突出し
ている。キャビティの両側の支持バーの壁厚は1mm以
上、典型的には約1〜3mmである。
支持スロットは、支持バーの凸状または丸みのある上
流側に形成される。支持スロットは典型的に深さh2を有
し、これは支持部材の全高Hの0.25〜0.50に相当する。
これにより支持スロットは、フィルタワイヤーの高さの
0.3〜0.9の深さh2を有する。スロットは典型的にキャビ
ティ内部へ1〜3mmの深さに達する。
約5〜15mm、好ましくは約7〜12mmの高さを有するワ
イヤーが支持バーで支持される。ワイヤーの横断面は漏
斗形状の広い上側(上流)部分を有し、その幅はワイヤ
ーの全高の上部1/3〜1/2において約3〜5mmから約1.5〜
3mmへと下流へ向かって減少する。ワイヤーは、好まし
くはそのワイヤー形状に対応する漏斗形状の上側部分を
有する支持スロットに挿入される。支持スロットの深さ
および(または)(and/orを意味する)スロットおよび
ワイヤーの漏斗形状の上端部分が、ワイヤーのスロット
内に挿入される深さを決定する。
ワイヤーの下流側端部の基部は、本発明の好適形態に
よれば支持バーのキャビティに達する。ワイヤーは、キ
ャビティに達したそのワイヤー部分の少なくとも一部を
変形させ、この変形がスロットからのワイヤーの抜け出
しを防止することによって支持バーに固定される。この
変形は、例えば型打ち加工やスエージング(鋸え込み加
工)によってキャビティ内のワイヤーの少なくとも一部
分を機械的に変形させることで達成されるのが好まし
い。本発明によれば、変形はこれに代えて溶接、鑞接、
接着または他の同様の解放不能な方法で達成することが
でき、この場合、ワイヤーをキャビティ内壁に取り付け
るために、ワイヤーの下流側端部に締着材料が固定され
る。
支持部材は、本発明の他の形態によれば、約1〜5m
m、好ましくは1.5〜2mmの材料厚さを有するU形バー
(棒材)で作られる。このU形バーの中間部分は、例え
ば半径約3〜6mmの彎曲部を有する。複数の平行な支持
スロットがバーの第1中間部分を横断して作られ、支持
スロットはU形バーの全高Hの1/4〜1/2の深さを有し、
1/3に等しい深さを有することが有利である。支持スロ
ットは、フィルタワイヤーの高さhの1/3〜2/3に対応す
る深さを有するのが好ましく、これによりスロットに挿
入されたフィルタワイヤーの2/3〜1/3が支持バーの上に
突出する。支持スロットは3〜7mm、例えば3.5mmの深さ
を有し、また支持スロットの上部の幅(U形状バーの長
手方向)は約1〜3mm、例えば1.5mmにすることができ
る。
本発明の他の形態によれば、フィルタワイヤーは、支
持バーのキャビティに突出したそのフィルタワイヤーの
下流側端部すなわち基部の少なくとも一部を曲げること
によって、支持バー(例えば、U形バー、または機械加
工によるキャビティを有し部分的に中実であるバー)の
支持スロットに固定される。容易に変形され、すなわち
曲げ可能なフラップ(翼形状体)を設けるために、2つ
の好ましくは平行な切り欠き(ノッチ)がワイヤーの下
流側端部に、ワイヤーに対して直角に与えられる。この
切り欠き(ノッチ)は、フィルタワイヤーを支持スロッ
ト内に固定してそのワイヤーをバーに取り付けるために
フラップを変形すなわち曲げ加工できるようにするのに
十分な長さに作られる。
本発明はスクリーニング処理すべき懸濁液が内方へ向
かう流れまたは外方へ向かう流れを有するスクリーンシ
リンダに適用できる。内側へ向かう流れでは、スクリー
ンフィルタワイヤーが支持リングの外面に連結され、外
方へ向かう流れでは、スクリーンフィルタワイヤーがリ
ングの内面に連結される。
本発明は実質的に改良されたスクリーニング装置、お
よびその装置を製造し、組み立てる方法を提供する。本
発明は、特にスクリーニング装置を製造する改良された
方法を提供し、この方法で、極めて小さな幅を有する正
確且つ均一なスクリーニングスロット(すなわち、良好
な許容誤差)が形成される。この新規なスクリーニング
装置が、繊維の堆積を生じるばりや他の突起を最小限に
抑えた強力なスクリーニング装置を製造する方法を提供
する。
本発明は添付図面にしてさらに詳細に説明する。図面
において、 図1は、本発明の好ましい実施例による支持部材に対
して配置されたフィルタワイヤーの頂部側面図を概略的
に示す。
図2は、3つのフィルタワイヤーが支持されている図
1の支持部材の一部分の長手方向の横断面図を示す。
図3は、本発明の他の実施例による支持部材に対して
配置されるときのフィルタワイヤーの頂部側面図を概略
的に示す。
図4は、支持部材に対して配置された図3のフィルタ
ワイヤーを示す。
図5は、支持部材に固定された図3のフィルタワイヤ
ーを示す。
図6は、上下逆にして図5の部材を示す。
図7a〜図7dは、フィルタワイヤーの基部を変形させる
ための工具を備えた組み立て機械で支持バーにフィルタ
ワイヤーが結合される組み立て段階を概略的に示す。
図1は、本発明の好ましい実施例によるスクリーニン
グ装置の一部分の上側面図を概略的に示す。図1におい
て、3つのフィルタワイヤー10,10′、10″が部分的に
中実体(中空部分のないこと)である支持バー(支持棒
材)12に対して設置されており、支持バー12は、受け入
れ流れ(アクセプト流)に面する丸みのある頂部13と、
内部にキャビティ15(側壁15′を有する)を有する基部
とを有する細長い横断面になされている。
フィルタワイヤー10,10′,10″は、狭い下側部分14
(すなわち、下流側部分)と、漏斗形状で上方へ向かっ
て幅広になっている上側部分16(すなわち、上流側部
分)とを有する。このワイヤーは、支持バー12の上側す
なわち上流側を通して形成されたスロット17に狭い下側
部分14を挿入することで支持バーに取り付けられる。ス
ロット17は、支持バー12の長手方向の軸線に対して実質
的に直角である。スロット17はまた、フィルタワイヤー
が支持バーから半径方向外方へ至るように、支持バーの
頂面に対して実質的に直角である。
フィルタワイヤー10〜10″は、図2に良く見られるよ
うに、支持バーの底部のキャビティ15内に達している。
図2はまた、フィルタワイヤー10,10′,10″の漏斗形状
の頂部が同様に形成された漏斗形状のスロット17の上部
に嵌合するようになされた状態を示している。
図2において、フィルタワイヤー10′はスロット17内
に配置されているが、固定されてはいないワイヤーとし
て示されている。フィルタワイヤー10,10″は、例示目
的だけのために本発明の他の実施例により支持バー12に
固定されている。フィルタワイヤー10はワイヤー底縁1
9′の機械的変形によってスロット17に固定されてい
る。ワイヤー底縁19′は変形されており、したがってそ
の底縁の幅はスロット17の幅より大きく、これによりワ
イヤーがスロットを通して引き出されるのを防止してい
る。
フィルタワイヤー10″は溶接によって固定されてい
る。フィルタワイヤーの10″の縁部19の僅かな変形は、
溶接部21を縁部に形成することでワイヤーを側壁15′に
対して溶接するときに行われる。この溶接はワイヤーの
基部すなわち縁部がスロットから引き出されるのを防止
する。例えばレーザー、TIG溶接、またはプラズマ溶接
のような各種形式の溶接法を使用できる。薄いワイヤー
縁部を支持バーに溶着させるのに比較的小さい熱量が必
要とされるだけであり、このワイヤー縁部はむしろ薄い
材料肉厚を有している。それ故に、歪みは本発明の方法
によって防止できる。他の利点は、本発明によればスク
リーニング処理すべき繊維懸濁液と接触しない位置で溶
接が支持バーのキャビティ側で行われることにより得ら
れ、それ故に繊維質が溶接部に溜まるという問題を生じ
ない。
図3、図4は、本発明の他の実施例によるフィルタワ
イヤー10および支持バーすなわち支持部材12の頂部側面
図を概略的に示している。図3はこの実施例でU形バー
である支持部材12の上に位置された三角バー形状のフィ
ルタワイヤー10を示している。フィルタワイヤー10は2
つの長辺18と1つの短辺20とを有する三角形の横断面A
を有している。
フィルタワイヤー10は上流側部分16および下流側部分
14を有する。互いに約8.5mmの距離を隔てて2つの切り
欠き22,24が下流側部分14またはフィルタワイヤーの下
縁に機械加工されている。これらの切り欠きは本明細書
ではU形バーに対してフィルタワイヤーを位置決めする
前に作られる。必要に応じて、これらの切り欠きは、U
形バーに対して予めフィルタワイヤーが位置決めされて
いるときは、切り欠きは後で作ることができる。
U形バーは、バーが彎曲している(すなわち、角度を
与えられた)第1部分26(すなわち、中間部分)と、第
2支持本体部分28とを有する。支持部材は、第1部分26
が矢印(図2)で示される方向に流れる受け入れ(アク
セプト)懸濁液に面するように、スクリーニング装置に
配置される。キャビティ15は、U形バーに形成されてお
り、このキャビティは、U形バーを通過する懸濁液の下
流側へ向かって開かれている。このキャビティは、U形
バーの外側を通過する懸濁液から多少ブラインド(死
角)になされるか、またはカバーされる。望まれるなら
ば、このキャビティは例えば充填材(filler)、金属ス
トリップによって被われるか、または支持バーにワイヤ
ーを結合した後にリングで被われる。これはまたその構
造の強度および剛性を加える。
複数の貫通開口である支持スロット17が、中間部分26
を通して、すなわちU形バーの中央面32および側面34,3
5の一部を通して切削されている。支持スロットは、そ
の材料を通して真直に切削され、U形バーの上流側とキ
ャビティ15との間に貫通開口を形成している。形成され
た支持スロット17は、三角形の横断面形状を有し、これ
はそれに連結されるフィルタワイヤー10の横断面と同じ
形状であり、支持スロットがワイヤーを受け入れるよう
になされる。図3、図4において、U形バー(棒材)の
側面34における切削形状はフィルタワイヤーの下流側縁
部14の横断面に似ていることが判る。
図4は、支持スロット17に位置されたフィルタワイヤ
ー10を示している。ノッチ22,24(図示せず)がキャビ
ティ15すなわちU形バーに配置されており、これらのノ
ッチの端部はキャビティの内側面にほとんど達してい
る。
図5は、U形バーに取り付けられた(すなわち、固定
された)フィルタワイヤー10を示している。切り欠き間
でフィルタワイヤー縁部に形成されたフラップ(翼形部
分)36(破線で示されている)は、U形バーのキャビテ
ィの最内側面15′に向けて曲げられており、これにより
フラップ36はU形バーにフィルタワイヤー10を固定し、
フラップ36はワイヤー縁部がU形バーから脱落するのを
防止している。図6は、図5の支持バーおよびそれに連
結されたフィルタワイヤーの上下を逆にした図面を示し
ている。フィルタワイヤー縁部のフラップ36は支持スロ
ット17を通ってU形バーのキャビティ内に突出し、装置
のU形バーの内面に押当てて曲げられているのが見られ
る。
図7a〜図7dは、フィルタワイヤー10の基部19を変形す
ることによる支持バー12の支持スロットに対するフィル
タワイヤーの固定を示している。図7aにおいて、支持バ
ー12は工具40,42を備えた組み立て機械内に位置された
状態で、その支持バーの上面を通る断面で示されてい
る。支持バーの上面のスロット17が明確に認められる。
組み立てられて固定されたフィルタワイヤー10は機械の
右側すなわち出口側に示されている。上側工具42は垂直
方向に動く設備を有しており、フィルタワイヤーのいず
れの外形すなわち形状とも合致するように表面を形成さ
れている。工具40は、結合部を製造するためにフィルタ
ワイヤーの基部を変形させるのに必要な変形用工具形状
44を組み付けている。図7aにおいて、フィルタワイヤー
10aはスロット17に既に挿入され、他のフィルタワイヤ
ー10bが固定準備のために所定位置に移動されて示され
ている。
図7bにおいて、上側工具42および下側工具40の同時の
移動がフィルタワイヤー10aの基部19を据え込む変形力
を発生し、結合部を形成する。フィルタワイヤー10aが
変形される間、隣接するワイヤー10bはスロット17内に
しっかりとクランプされ、スロットまたは支持バーがこ
の組み立て荷重のもとで変形するのを防止する。
フィルタワイヤー10aの基部は支持バー12のキャビテ
ィ側で変形され、キャビティ内に突出したワイヤー部分
の基部の材料肉厚を増大し、これにより変形部分46が形
成される。この変形部分は、支持スロットの幅よりも広
く、ワイヤーの基部がスロット内に再入するのを防止し
て、これによりワイヤーをそのバーに固定する。この変
形は、ワイヤーの薄肉縁部をプレスする工具44で一層簡
単に形成でき、その間にワイヤーの上端を例えばアンビ
ル42′に対して同時に支持させる。
図7cにおいて、上側工具42および下側工具40が引き離
され、上側支持バーが既に固定されたフィルタワイヤー
を一緒に前方へ割り出し、次のフィルタワイヤー10bを
組み立てに備えて工具内に位置決めできるようにする。
図7dにおいて、支持バーの割り出しが完了し、新たなフ
ィルタワイヤー10bが変形に備えて所定位置にある。空
のスロットがこの時点で使用できるようになされて、次
のフィルタワイヤーを位置決めすることができる。
本発明は、従来のスクリーニング装置およびその製造
方法を超える幾つかの利点を与える。本発明により強固
な構造のスクリーニング装置が容易且つ価格効率的に製
造できる。製造されたスクリーニング装置は脈動圧力お
よび静的圧力に耐え、それと同時に最適レベル、好まし
くは±0.03mm以下の許容誤差にスクリーニング開口を保
持することができる。本発明によるスクリーニング装置
は、繊維質が容易に取り付いて堆積するようなばりや他
の部材を有していない。したがって、本発明は支持スロ
ット幅が0.1〜0.5mmの範囲、また0.1mm未満のスクリー
ンの製造方法を提供する。
本発明の範囲は、前記実例に限定されることは意図し
ていない。意図するところは、本発明が、請求の範囲で
定義される発明の範囲にしたがって広義に適用されるこ
とである。例えば、図3〜図6に示されるようにフィル
タワイヤーに切り欠きを備える必要はなく、図1〜図2
に示す例が、大半の場合、好ましい。本発明は、最初に
フィルタワイヤーの連結された真直な支持部材の平面的
なフィルタプレートを作成し、このフィルタプレートを
円筒形に成形することができ、あるいはまた、初めから
円筒形になるようにフィルタワイヤーを結合する支持部
材をリング形状(環状)にしてもよい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウッド,ティム イギリス国 エスジー8 6ビーエイ ケンブリッジシャー,メルボルン,ザ ローンズ 6 (72)発明者 スティーブンソン,ジョン イギリス国 シービー1 3エルジー ケンブリッジ,チェリー ヒントン,マ ーチ レーン 1 (72)発明者 ジャーバネン,ヤリ フィンランド国 エフアイエヌ ― 78300 バルカウス,サボンティー 14 ビー 17 (56)参考文献 特開 昭49−121269(JP,A) 特開 昭61−119793(JP,A) 特開 昭62−156381(JP,A) 特開 昭63−235588(JP,A) 特開 平1−155974(JP,A) 特開 平3−82887(JP,A) 特開 平5−117989(JP,A) 実開 昭61−164299(JP,U) 実開 平1−120915(JP,U) 実開 平4−19162(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01D 29/25 B01D 29/48 D21D 5/16

Claims (22)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】パルプおよび紙製造工業におけるパルプ懸
    濁液または他の類似の懸濁液をスクリーニング、ろ過、
    分別、または分類するためのスクリーニング装置であ
    り、 狭い間隔で互いに平行に配置された複数のフィルタワイ
    ヤー(10)であって、隣接するフィルタワイヤー同士が
    その間でスクリーニング開口を形成し、前記ワイヤーは
    懸濁液の流れに向かう上流側部分、および反対側の下流
    側部分を有する前記複数のフィルタワイヤー(10)と、 前記複数のフィルタワイヤーを支持するための少なくと
    も1つの長手方向の支持部材(12)とを、前記スクリー
    ニング装置が有し、 前記支持部材(12)が、懸濁液の流れに面する上流側表
    面と、該支持部材の上流側表面を通して形成された複数
    の支持スロット(17)とを有し、 前記支持スロットが前記フィルタワイヤー(10)の下流
    側部分(14)を受け入れる形状を有し、 前記フィルタワイヤー(10)が、前記支持部材に形成さ
    れた前記スロットに固定されて成る前記スクリーニング
    装置において、 前記少なくとも1つの支持部材がその下流側表面に空所
    (15)を有しており、 前記複数の支持スロット(17)が、前記支持部材(12)
    の上流側表面から前記空所(15)に達する貫通開口であ
    り、また 前記フィルタワイヤー(10)の下流側部分(14)である
    基部(19,36)が前記支持スロット(17)を通って前記
    空所(15)に達していることを特徴とするスクリーニン
    グ装置。
  2. 【請求項2】円筒形状体、彎曲形状体または平坦形状体
    として構成されている請求項1に記載されたスクリーニ
    ング装置。
  3. 【請求項3】前記支持部材(12)がリング形状体または
    棒状体である請求項1に記載されたスクリーニング装
    置。
  4. 【請求項4】前記支持スロットが前記支持部材の横断方
    向に延在しており、 前記フィルタワイヤーの前記基部(19,36)、または、
    前記支持部材の前記支持スロット(17)を画成している
    領域の材料を局部的に変形させることにより、前記フィ
    ルタワイヤーが前記支持部材に固定されていることを特
    徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記
    載されたスクリーニング装置。
  5. 【請求項5】前記少なくとも1つの支持部材(12)が彎
    曲部または角度の与えられた第1部分(26)を有するU
    形状、L形状、またはV形状、または他の類似形状の横
    断面を有する棒材で作られており、 前記彎曲部または角度の与えられた第1部分の凸状外側
    表面(32,34,35)が、懸濁液の流れに面する前記支持部
    材の上流側表面を形成しており、また 前記彎曲部または角度の与えられた第1部分の凹状内側
    表面(15′)が、前記空所(15)を画成していることを
    特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に
    記載されたスクリーニング装置。
  6. 【請求項6】前記支持部材(12)が、丸みのある第1端
    面(13)と、前記空所(15)のある反対側の第2端面と
    を有する、部分的に中実体になっている棒材で形成され
    ていることを特徴とする請求項1から請求項3までのい
    ずれか1項に記載されたスクリーニング装置。
  7. 【請求項7】前記支持スロット(17)が、前記支持部材
    の全高(H)の0.25〜0.50倍に等しい深さ(h2)を有す
    ることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれ
    か1項に記載されたスクリーニング装置。
  8. 【請求項8】前記支持スロット(17)が、前記フィルタ
    ワイヤーの高さの0.3〜0.9倍に等しい深さ(h2)を有す
    ることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれ
    か1項に記載されたスクリーニング装置。
  9. 【請求項9】前記フィルタワイヤーの軸線に対して直角
    に該フィルタワイヤーの下流側部分(14)に2つの平行
    な切り欠き(22,24)が形成され、該切り欠きは前記基
    部(36)を構成する翼形部分の大きさを規定し、かつ 該翼形部分は、前記支持部材に対して前記フィルタワイ
    ヤーを固定するために、曲げ加工または型打ち加工で変
    形されていることを特徴とする請求項1から請求項3ま
    でのいずれか1項に記載されたスクリーニング装置。
  10. 【請求項10】型打ち加工、曲げ加工を含む機械的変形
    加工によって、前記空所(15)に達する前記フィルタワ
    イヤー(10)の前記基部(19)に変形が加えられている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか
    1項に記載されたスクリーニング装置。
  11. 【請求項11】前記空所(15)を画成する前記支持部材
    の下流側表面の少なくとも一部に前記基部を溶接するこ
    とで、前記空所(15)に達する前記フィルタワイヤー
    (10)の前記基部(19)に変形が生じていることを特徴
    とする請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載
    されたスクリーニング装置。
  12. 【請求項12】前記複数の支持スロット(17)が前記支
    持部材(12)に対して横断方向に延在し、また前記フィ
    ルタワイヤーが前記支持部材に対して横断方向に配設さ
    れていることを特徴とする請求項1から請求項3までの
    いずれか1項に記載されたスクリーニング装置。
  13. 【請求項13】前記フィルタワイヤーが前記支持部材に
    対して角度約90゜で配置されるとともに、前記支持部材
    の上流側表面に対して実質的に直角姿勢になされている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれか
    1項に記載されたスクリーニング装置。
  14. 【請求項14】前記支持スロットを画成する領域で前記
    支持部材を変形させることで前記フィルタワイヤーが前
    記支持部材に固定されていることを特徴とする請求項1
    から請求項3までのいずれか1項に記載されたスクリー
    ニング装置。
  15. 【請求項15】製紙工業におけるパルプ懸濁液または他
    の類似の懸濁液をスクリーニング、ろ過、または分類す
    るためのスクリーニング装置を製造する方法であり、 懸濁液の流れに向かう上流側部分、および反対側の下流
    側部分(14)を有する複数のフィルタワイヤーを用い
    て、隣接する該フィルタワイヤー同士間でスクリーニン
    グ開口を形成するために、狭い間隔で互いに平行に該複
    数のフィルタワイヤー(10)を配置し、かつ機械加工、
    切削を含む加工方法によって、少なくとも1つの支持部
    材の上流側表面に、前記フィルタワイヤーの前記下流側
    部分(14)を受け入れるようになされた複数の支持スロ
    ット(17)を形成することによって、また、前記フィル
    タワイヤーを前記支持スロット(17)に挿入することに
    よって、前記複数のフィルタワイヤーを、上流側表面お
    よび下流側表面を有する少なくとも1つの長手方向の支
    持部材(12)に締着する前記スクリーニング装置の製造
    する方法において、 前記複数の支持スロットは、前記支持部材の上流側表面
    から、前記支持部材の反対側に形成されている空所(1
    5)に達するようにこれらを形成し、また前記支持スロ
    ットに対する前記フィルタワイヤーの挿入は、前記フィ
    ルタワイヤーの下流側部分の少なくとも基部(19,36)
    が支持スロットを通って前記空所に達するように行うこ
    とを特徴とするスクリーニング装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記スクリーニング装置が、円筒形状
    体、彎曲形状体または平坦形状体として構成されている
    請求項15に記載されたスクリーニング装置の製造方法。
  17. 【請求項17】前記支持部材(12)がリング形状体また
    は棒状体である請求項15に記載されたスクリーニング装
    置の製造方法。
  18. 【請求項18】前記支持スロット内に前記フィルタワイ
    ヤーを挿入した後、前記フィルタワイヤーの前記基部、
    または、前記支持部材の前記支持スロット(17)を画成
    している領域を変形させて、前記基部が前記支持スロッ
    ト内に戻らないようにすることによって、少なくとも1
    つの前記支持部材に前記フィルタワイヤーを固定するこ
    とを特徴とする請求項15から請求項17までのいずれか1
    項に記載されたスクリーニング装置の製造方法。
  19. 【請求項19】前記フィルタワイヤーには、その下流側
    部分である前記基部に、予め2つの平行な切り欠き(2
    2,24)が形成されており、 前記支持スロット内に前記フィルタワイヤーを挿入する
    に際しては、前記基部が前記支持スロットを通って前記
    支持部材の前記空所(15)に達するように、前記2つの
    切り欠きによってその大きさを規定されている、前記フ
    ィルタワイヤーの前記基部を前記支持スロット内に挿入
    し、また 前記支持スロット内に前記フィルタワイヤーを挿入した
    後、前記支持部材にワイヤーを固定するために、前記2
    つの切り欠き間の前記基部を曲げ加工、型打ち加工を包
    含する方法で機械的に変形させることを特徴とする請求
    項15から請求項17までのいずれか1項に記載されたスク
    リーニング装置の製造方法。
  20. 【請求項20】前記複数の平行なフィルタワイヤーを前
    記支持部材に対して直角に結合するために、機械加工に
    よって、予め、前記複数の平行な支持スロット(17)が
    前記支持部材に直角に形成されていることを特徴とする
    請求項15から請求項17までのいずれか1項に記載された
    スクリーニング装置の製造方法。
  21. 【請求項21】前記支持スロット内に前記フィルタワイ
    ヤーを挿入した後、前記支持スロットに向かって前記支
    持部材の上流側表面から加える局部的な力で、前記支持
    スロットを画成する領域を変形させることにより、少な
    くとも1つの前記支持部材に前記フィルタワイヤーを締
    着することを特徴とする請求項15から請求項17までのい
    ずれか1項に記載されたスクリーニング装置の製造方
    法。
  22. 【請求項22】前記支持部材に形成された前記空所(1
    5)内で前記フィルタワイヤーの下流側部分を変形させ
    ることにより、少なくとも1つの前記支持部材に前記フ
    ィルタワイヤーを締着することを特徴とする請求項21に
    記載されたスクリーニング装置の製造方法。
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