JPS6045564B2 - 湿式セラミツク押出成形装置 - Google Patents

湿式セラミツク押出成形装置

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JPS6045564B2
JPS6045564B2 JP3130980A JP3130980A JPS6045564B2 JP S6045564 B2 JPS6045564 B2 JP S6045564B2 JP 3130980 A JP3130980 A JP 3130980A JP 3130980 A JP3130980 A JP 3130980A JP S6045564 B2 JPS6045564 B2 JP S6045564B2
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JP
Japan
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screen
screens
fine
mesh
breaker plate
Prior art date
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Expired
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JP3130980A
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JPS56127411A (en
Inventor
謙次 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は湿式セラミック押出成形装置、特に、押出成
形装置におけるセラミック原料中の異物を除去するスク
リーンフィルタに関する。
一般に、セラミック原料を押出成形してセラミックシ
ート等を製造する場合、、その原料調合から押出成形ま
ての過程において不可避的に混入してくる不純物、異物
あるいは大粒子等(以下異物等という)を除去すること
を目的として、スクリュとダイとの間に細かな金属製ス
クリーンをブレーカプレートにより固定して成るスクリ
ーンフィルタが使用されている。
しカルながら、従来のフィルタは、スクリーンがブレー
カプレートに隣接して配置されているため、セラミック
原料が通過するスクリーンの有効面積は、ブレーカプレ
ートの孔のあいている部分のみに制限されてブレーカプ
レートの有効径に対し30〜40%になり、そのため
原料の通過する部分に異物等が蓄積し易く、スクリーン
の目詰りによつて成形圧力や押出速度の変動あるいは成
形シート等の肉厚のバラツキを生じたり、スクリーンが
破損し成形シート中に異物等が混入する問題があつた。
このため押出時間により、あるいはスクリーンの目詰り
に起因する負荷の増大によるスクリュ駆動用モータの電
流若しくは押出速度の低下等を検知して定期的にスクリ
ーンを交換することが行なわれてはいるが、スクリーン
を取付けてから交換するまでの時間、すなわち、使用時
間が著しく短かく (通常、1〜4時間)スクリーン交
換の頻度が多いのが現状である。 本発明は上記問題に
鑑みてなされたものであつて、セラミック原料が通過し
うるスクリーンの有効面積を高めスクリーンの交換頻度
を少なくして成形作業能率を向上させると共に、成形品
の品質の安定化を計ることができるスクリーンフィルタ
を備えた湿式セラミック押出成形装置を得ることを目的
とするものである。
本発明に係る湿式セラミック押出成形装置は、スクリ
ュ先端部とダイの間に装着されるブレーカプレートにス
クリーンを不保持させて成るスクリーンフィルタを備え
た湿式セラミック押出成形装置において、前記スクリー
ンフィルタが目の粗いスクリーンと目の細かいスクリー
ンとを交互に少なくともΞ対累積してなるスクリーン群
からなり、該スクリーン群の目の粗いスクリーン側を前
記ブレーカプレートに隣接して配置し、該ブレーカプレ
ートに隣接する目の粗いスクリーンと対の目の細かいス
クリーン以外の他の目の細かいスクリーンに切欠穴を設
けたことを特徴とするものである。
以下、本発明の一実施例を示す図面を参照して本発明を
説明する。
第1図に示す本発明に係る湿式セラミック押出成形装置
は、混練部1と圧縮部2とからなり、両者は真空室3で
連接されている。
混練部1は一端側にホッパ4を有するバレル5と、その
内部に配設され、一端でモータ等の駆動源(図示せず)
により駆動されるスクリュ6とからなり、バレル先端部
にはブレーカプレート7が装着され、該ブレーカプレー
ト7の穴7aを通してバレル5の内部と真空室3が連通
している。この真空室3は導管8を介して真空ポンプ(
図示せず)に接続され、その下部には一対の加圧ローラ
9が配設されている。圧縮部2はバレル10と加圧スク
リュ11とからなり、バレル先端部にはブレーカプレー
ト12が装着されていると共にダイ13が取り付けられ
ている。各ブレーカプレート7,12はその凹所にフィ
ルタ14,19を構成する複数の金属製スクリーン15
a,15b,16a,16b,17a,17bを保持し
ている。これらのスクリー,ンは、第2図に示すように
、目の粗い線径の大きなスクリーン15a,16a,1
7aと目の細かい線径の小さなスクリーン15b,16
b,17bとがそれぞれ対になつて交互に累積され、こ
れらのスクリーン群はその目の粗いスクリーン側、。
すなわち、目の粗いスクリーン15aがブ゛レーカプレ
ート12に隣接するように配置されている。このスクリ
ーン15aと対になる目の細かいスクリーン15bを除
く他の目の細かいスクリーン16b,17bはそれぞれ
の一部を切り取つた切欠.穴18が設けられており、こ
の切欠穴18が互い違いになるように配置される。なお
、第2図には、扇状に約60度の角度て交互に3ケ所切
り取つて形成した切欠穴18を有するスクリーン16b
,17bが示されているが、この切欠穴18の・形状、
数はこれのみに限定されるものではない。目の粗いスク
リーン15a,16a,17aは通常20〜40メッシ
ュのものが使用され、また、目の細かいスクリーンは5
0〜80メッシュのものが使用される。目の細かいスク
リーンは目の最も細かいのがブレーカプレート側に配置
され、ブレーカプレートから遠ざかるにつれて、すなわ
ち、スクリュ先端部に近づくにつれて順次疎なメッシュ
のスクリーンになるように配置するのが好ましいが、全
て同じメッシュのスクリーンにしてもよい。目の粗いス
クリーンはそれぞ゛れブレーカプレートと目の細かいス
クリーンとの間若しくは目の細かいスクリーン同志間に
ギャップを作り、目のノ細かいスクリーンの原料の通過
しない部分を減少させる、すなわち、目の細かいスクリ
ーンの有効面積を高める働きをする。上記装置を用いて
セラミックシートを製造する場合、まず、セラミック原
料がバインダと共にホ.ツパ4に投入され、このセラミ
ック原料は混練部1で可塑化されると共に混練され、ブ
レーカプレート7に保持されたスクリーン群からなる第
1フィルタを経て真空室3に移送される。
セラミック原料が第1フィルタ14を通過する際、まず
、目の細かいスクリーン17bの網目のある部分で一部
の異物等がp過され、スクリーン17bの切欠穴を通つ
たセラミック原料はスクリーン16bの網目の部分て異
物等を除去され、次いでスクリーン15bの全面でセラ
ミック原料中の残余の異物等が除去される。各スクリー
ン15b,16b,17bの間はそれと対の目の粗いス
クリーン15a,16a,17aによつて間隙が確保さ
れているためその全面積が有効に作用するため、目詰り
が起り難くなり従来のスクリーンフィルタに比較してそ
の使用時間は約4〜8倍に延長される。真空室3内で脱
気されたセラミック原料は加圧ローラ9を経て圧縮部2
に供給され、スクリュ11により加圧されつつ前方へ送
られ、第2フィルタ19を経てタイ13のスリット20
から押し出されてシート状に成形される。第2フィルタ
19をセラミック原料が通過する際も第1フィルタ14
を通過する場合と同様に異物等が除去される。上記実施
例においては、目の粗いスクリーンと目の細かいスクリ
ーンとを交互に三対累積し二つの目の細かいスクリーン
に切欠穴を設けてなるスクリーン群を用いているが、さ
らにそれと同様に構成した三対のスクリーンからなるス
クリーン群を累積するようにしてもよい。この場合、ブ
レーカプレート側のスクリーン群の目の細かいスクリー
ンとしては目の細かい、例えば80メッシュのものを用
い、スクリュ側のスクリーン群の細かいスクリーンとし
てそれよりやや大きな目の、例えは50メッシュのもの
を用いるようにしてもよい。また、他の三対のスクリー
ンからなるスクリーン群を用いる代りに、一対あるいは
二対のスクリーンを用いてもよいことは言うまでもない
。なお、切欠穴を有する細かいスクリーンを含む上記ス
クリーン群の代りに、ただ単に目の粗いスクリーンと目
の細かいスクリーンとを二対あるいは三対累積し、目の
細かいスクリーンの目の細かさを変えただけのスクリー
ン群を用いることも考えられる。
しかし、この場合、セラミック原料中の異物の分布領域
が通常狭いこと並びに異物の分布が予測できないこと、
および最終的な異物除去がブレーカプレート側の最も目
の細かいスクリ−ンー枚だけであるため、大幅にフィル
タの使用時間を向上させることができない。一方、本発
明のフィルタのように三対のスクリーンからなるスクリ
ーン群を用い、目の細かいスクリーン15b,16b,
17bを同じ目の細かさにしその内の二枚に切欠穴18
を設けて、切欠穴の位置が千鳥状になるように配置する
と、切欠穴のある2枚の目の細かいスクリーン16b,
17bで異物が大部分除去された後、再度切欠穴のない
目の細かいスクリーン15bで除去されるようになり、
またスクリーン16b,17bが目詰りしても原料は切
欠穴18を通つて流動し、スクリーン15b′8p過さ
れるようになるため著しく使用時間を長くすることがで
きる。従つて、本発明の装置によれば、目の粗いスクリ
ーンを目の細かいスクリーンと組み合わせることにより
目の細かいスクリーンの有効面積が高められ、フィルタ
の使用時間が約4〜8倍に高められるので、長時間の連
続運転が可能となる。
一般にフィルタ交換時にはセラミック原料中に空気が混
入するため押出しシートにピンホールが発生するが、本
発明の装置ではフィルタの使用時間が長くなるためフィ
ルタ交換が極めて少なくなり、フィルタ交換に伴なうピ
ンホールの発生を防止すると共に作業能率の向上を計る
ことができる。また、スクリーンの目詰りが発生すると
シートの肉厚が不均一となつたり、スクリーンが破れて
シート中に異物が混入するが、本発明の装置ではスクリ
ーンの全面積が有効に使用されるため目詰りするまての
時間が長く、従つてシートの肉厚を長時間にわたつて均
一に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る湿式押出成形装置の一例を示す断
面略図、第2図はその要部の分解斜視図てある。 5,10・・・・・・バレル、6,11・・・・・スク
リュ、13・・・・・ダイ、7,12・・・・・・ブレ
ーカプレート、15a,16a,17a・・・・・・目
の粗いスクリーン、15b,16b,17b・・・・・
・目の細力)いスクリーン、14,19・・・・・フィ
ルタ、18・・・・・切欠穴。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スクリュ先端部とダイの間に装着されるブレーカプ
    レートによりスクリーンを保持させて成るスクリーンフ
    ィルタを備えた湿式セラミック押出成形装置において、
    前記スクリーンフィルタが目の粗いスクリーンと目の細
    かいスクリーンとを交互に少なくとも三対累積してなる
    スクリーン群から成り、該スクリーン群の目の粗いスク
    リーン側を前記ブレーカプレートに隣接して配置し、該
    ブレーカプレートに隣接する目の粗いスクリーンと対の
    目の細かいスクリーン以外の他の目の細かいスクリーン
    に切欠穴を設けたことを特徴とする装置。
JP3130980A 1980-03-11 1980-03-11 湿式セラミツク押出成形装置 Expired JPS6045564B2 (ja)

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JPS56127411A JPS56127411A (en) 1981-10-06
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62187495U (ja) * 1986-05-19 1987-11-28
WO2010035699A1 (ja) 2008-09-26 2010-04-01 日立金属株式会社 セラミック成形体の製造方法、及びその成形装置

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JP3097206B2 (ja) * 1991-08-13 2000-10-10 株式会社村田製作所 押出成形機及びその制御方法
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