JPH02500968A - 比例弁用単一ポペット弁組立体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 比例弁用単一ポペット弁組立体 本発明は、一般に比例弁用単一ポペット弁組立体に関し、特に多くの組立公差の 問題を除去するポペット弁組立体に関する。

比例弁組立体は、車両のブレーキ系統について長年使用されてきた◇ブレーキ系 統のマスターシリンダによって発生した流体圧力に応じて、比例弁が作動し、ブ レーキラインを介して後輪ブレーキに伝達される流体圧力を制限し、それによっ て後輪のロックおよび車両の横すべりを引き起こすような過剰なブレーキ圧力の 伝達を防止する。先行技術の代表的な比例弁組立体は、米国特許第４２１３６５ ５号に示されるような比例弁組立体であり、比例弁の本体は入口端に開口部を有 し、この開口部にばねの一端を位置決めするための溝が機械加工され、このばね は、弁部材すなわちポペットを比例弁組立体の差動ピストンに向かって下方に付 勢する。入口開口部の非常に小さい内径に溝を機械加工することは、難しくかつ 費用がかかる。更に重要なことは、開口部の機械加工および、ばねとポペットの 組立は、公差の累積すなわち「積重ね」（ｓｔａｃｋ−ｕｐ）を含み、これは比 例弁組立体の出力圧力カーブの屈折点に影響を及ぼす。出力カーブの屈折は、差 動ピストンとポペットとの接触およびシール位置のばね荷重によって決定される 。比例弁組立体が、意図した設計特性により作動するように、公差の積重ねを除 去し、そして又、比例弁組立体に固有のより高価な製造コストを除去することが 望ましい。

本発明は、費用がかからずに、比例弁組立体の主要な構造部材と別々に組立てる ことができる単一ポペット弁組立体を提供することによって、上述の問題を解決 する。単一ポペット弁組立体は、比例弁組立体の入口開口部に圧嵌めされ、それ によって構成部品の公差の積重ねが本質的に取り除かれ、比例弁組立体が所定の 出力カーブ特性により作動する。ポペット弁組立体は、一端に開口部を有する環 状保持器と、一端の開口部を通して前記環状保持器の内部キャビティの中へ長さ 方向に摺動可能に延びるポペットとからなり、ポペットは他端に位置する当接部 と反対側に配置された一端にポペットヘッドを有し、弾性手段がキャビティに設 置されたキャビティの肩部と前記ポペットヘッドとの間に延び、当接部は一端の 前記開口部に隣接して配置された前記環状保持器の保持器肩部に係合し、少なく とも１つの保持器の横延長部が環状保持器の外面から延び、保持器の横延長部は 、ポペット弁組立体を位置決めするように比例弁構造体の本体と締り嵌め係合可 能に位置決めされる。

本発明を実施する１つの手段を、実施例を示す図面を参照して以下に詳細に説明 する。

第１図は、本発明の単一ポペット弁組立体を利用する比例弁組立体の断面図であ り、 第２図は、単一ポペット弁組立体の拡大断面図である。

第１図は、全体的に番号ｌＯで参照された比例弁組立体を示す。

比例弁組立体１０は、エンドプラグ１６を螺合する開口端１４を有する本体１２ を含む。リップシール１８が、本体１２とプラグ１６との間に配置され、エンド プラグ１６は、一端に面積差動ピストン３０の一部分を受け入れる段付貫通開口 部２０を有する。

面積差動ピストン３０は、そのまわりに配置されたリングシール３２．３４を有 する。ばね２４が、面積差動ピストンをエンドプラグ１６に向かつて付勢する。

ピストンの端部３８は、リングシール３４を受け入れるハウジング入口開口部１ ３の中へ延びる。

弁座３９が単一ポペット弁組立体５０に隣接して位置決めされる。

た環状保持器５２を有し、このシリンダは端部５５の小径開口部５６と反対側に 開口端５４を有する。端部５５は、開口部５６に隣接して配置された肩部すなわ ちフランジ領域５３を有する。複数の延長部すなわちフィンガー５８が、環状保 持器５２の表面から外方に延びる。環状保持器５２は内部キャビティ５９を構成 し、このキャビティの中にばね６０が配置されている。ばね６０は、コーナーす なわち肩部５７とポペット７０のポペットヘッド７２との間に延びる。ポペット ７０は、ポペットヘッド７２と、長さ方向軸すなわち本体７４と、当接部７６と 、中央貫通開口部７８と、横貫通開口部８０とからなる。ヘッド７２は軸７４の 直径より大きい直径を有し、ばね６０の端部を受け入れる肩部７７を構成する。

当接部７６は、軸７４の半径方向外方に延びて、開口部５６に隣接する肩部５３ と係合する当接面７９をもつ。中央貫通開口部７８および横貫通開口部８０によ り、流体がこれらを流れ部と連通する。

単一ポペット弁組立体５０は、ばね６０をビン取付具（図示せヘッド７２を開口 部５６に通し、ヘッド７２をばね６０の小さい端コイルにスナップ留めすること によって組立られる。これは、比例弁組立体１０の入口開口部１３に挿入される 副組立体を提供する。比例弁組立体ｌＯは、開口部２０にアーバー９０を挿入す ることによって組立られ（第１図参照）、アーバーは面積差勲ピストン３０の端 部３１に係合する。比例弁組立体の本体１２は支持され、アーバーを開口部２０ の中へ変位させて、ピストン３０を、ばね２４の負荷に抗して変位させる。ピス トンを変位させてポペットと係合させるのに必要とされる流体の圧力荷重が得ら れるまで、ピストンを変位させてばねを圧縮する。次いで、副組立体を開口部１ ３に圧嵌めすることによって単一ポペット弁組立体５０を本体１２に据付けられ る。単一ポペット弁組立体は、ポペット７０のヘッド７２が弁座３９と係合する まで入口開口部１３に圧嵌めされ、ピストンは取付は停止部として利用される。

かくして、単一ポペット弁組立体に加えられる取付は力は、ポペットの当接部７ ６に対して加えられ、この当接部７６は又、環状保持器５２を開口部１３に押し 入れる。フィンガー５８が、開口部１３の面に係合するから、ポペット弁組立体 は圧嵌めされた位置にとどまる。次いで、アーバー９０を取り除くと、ピストン ３０ドア２から遠去ける。かくして、この組立手順は、先行する設計単一ポペッ ト弁組立体は、ばねを圧縮して利用するものとして示されている。ばねを変えて 引張りばねを取り付けても良い。環状保持器５２は又、０−リングシール３４の 停止部をなす。作動中にピストン３０を変位させると、シール３４はピストンの 端部３８に沿ってポペットヘッド７２の方へ移動することが可能である。しかし 、シール３４は、環状保持器５２の端に係合し、保持器はシールをピストン３０ の端部３８のまわりの所定位置に保持する。

本発明の上述した実施例の種々の変更が、当業者に明らかであろう。かかる変更 を、本発明の範囲から逸脱することなくなすことができることは理解されるべき である。

ＦＩＧ、Ｉ ＦＩＧ、２ 手続補正書 特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、事件の表示　ＰＣＴ／ＵＳ　８８１０００４５２、発明の名称　比例弁用単 一ポペット弁稈立体３、補正をする者 事件との関係　出願人 名　称　アライド　コーポレーション 明細書第１頁第９行〜１１行の“・・・伝達を防止する。先行技術の代表的な比 例弁組立体は、米国特許第４２１３６５５号に示されるような比例弁組立体であ り、比例弁の・・・”を「・・・伝達を防止する。ＵＳ−Ａ−４５３３４７１は 、ホイールシリンダ用の比例装置のポペット弁組立体を示す。ＵＳ−Ａ−４２１ ３６５５では、比例弁の・・・」に補正する。

特許庁長官　吉　１）文　毅　殿 １、特許出願の表示　ＰＣＴ／ＵＳ８８１０００４５２、発明の名称　比例弁用 単一ポペット弁組立体３、特許出願人 名　称　アライド　コーポレーション ４、代理人 住　所　東京都千代田区丸の内３丁目３番１号電話＜２１１）８７４１代表 ５、補正書の提出年月日　１９８９年２月３日請求の範囲 １．一端に開口部（５６）を有する環状保持器（５２）と、保持器（５２）によ って支持され、弾性手段（６０）によって付勢されたポペット（７０）とを有し 、ポペット（７０）は一端（５５）の開口部（５６）を通して前記環状保持器（ ５２）の内部キャビティ（５９）の中へ長さ方向に摺動可能に延び、ポペット（ ７０）は一端にポペットヘッド（７２）を有し、保持器（５２）は環状保持器（ ５２）の外面から延びる少なくとも１つの保持器横延長部（５８）を有し、保持 器横延長部（５８）は、ポペット弁組立体（５０）を位置決めするように比例弁 構造体（１０）の本体（１２）と締り嵌め係合可能に位置決めされるポペット弁 組立体（５０）において、弾性手段（６０）がキャビティ（５９）内に位置した キャビティ肩部（５７）と前記ポペットヘッド（７２）との間に延び、ポペット （７０）はポペット（７０）の他端に位置した当接部（７６）を有し、当接部（ ７６）は一端（５５）の前記開口部（５６）に隣接して配置された前記環状保持 器（５２）の保持器肩部（５３）に係合することを特徴とするポペット弁組立体 。

２、　ポペット（７０）は、当接部（７６）およびポペット（７０）の本体部分 （７４）を貫通する中央開口部（７８）とからなり、それによって流体が中央開 口部（７８）を通って内部キャビティ（５９）に入ることを特徴とする請求の範 囲第１項によるポペット弁組立体。

３、　ポペット（７０）は、中央開口部（７８）と連通ずる横貫通開口部（８０ ）を含むことを特徴とする請求の範囲第２項によるポペット弁組立体。

４、　ポペット（７０）は、ポペット（７０）の本体部分（７４）より大きい直 径を有し、前記ばね（６ｏ）の端（５５）を受け入れる肩部（７７）を構成する ことを特徴とする請求の範囲第３項によるポペット弁組立体。

５、　ポペット弁組立体（５ｏ）が、比例弁構造体（１０）の本体（１２）の開 口部（１３）内に位置決めされ、そして本体（１２）に係合する延長部（５８） によって所定位置に維持されることを特徴とする請求の範囲第１項にょるポペッ ト弁組立体を有する比例弁組立体。

６、比例弁組立体（１０）において、シール（３４）が、前記比例弁構造体（１ ０）内に配置された差動ピストン（３ｏ）の端部（３８）のまわりに設置され、 環状保持器（５２）によって所定位置に維持されることを特徴とする請求の範囲 第５項によるポペット弁組立体（５ｏ）を有する比例弁組立体。

国際調査報告 国際調査報告 ｕｓ　５ａｏｏｏ４ｓ ＳＡ　２０４８２

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．一端に開口部（５６）を有する環状保持器（５２）と、保持器（５２）によ って支持され、弾性手段（６０）によって付勢されたポペット（７０）とからな るポペット弁組立体（５０）において、ポペット（７０）は一端（５５）の開口 部（５６）を通して前記環状保持器（５２）の内部キャビティ（５９）の中へ長 さ方向に摺動可能に延び、ポペット（７０）は、他端に位置した当接部（７６） と反対側に配置された一端にポペットヘッド（７２）を有し、、弾性手段（６０ ）がキャビティ（５９）内に位置したキャビティ肩部（５７）と前記ポペットヘ ッド（７２）との間に延び、当接部（７６）は一端（５５）の前記開口部（５６ ）に隣接して配置された前記環状保持器（５２）の保持器肩部（５３）に係合し 、少なくとも１つの保持器の横延長部（５８）が環状保持器（５２）の外面から 延び、保持器の横延長部（５８）は、ポペット弁組立体（５０）を位置決めする ように比例弁構造体（１０）の本体（１２）と締り嵌め係合可能に位置決めされ ることを特徴とするポペット弁組立体。
2. ２．ポペット（７０）は、当接部（７６）およびポペット（７０）の本体部分（ ７４）を貫通する中央開口部（７８）とからなり、それによって流体が中央開口 部（７８）を通って内部キャビティ（５９）に入ることを特徴とする、請求の範 囲第１項によるポペット弁組立体。
3. ３．ポペット（７０）は、中央開口部（７８）と連通する横貫通開口部（８０） を含むことを特徴とする、請求の範囲第２項によるポペット弁組立体。
4. ４．ポペツト（７０）は、ポペット（７０）の本体部分（７４）より大きい直径 を有し、前記ばね（６０）の端（５５）を受け入れる肩部（７７）を構成するこ とを特徴とする、請求の範囲第３項によるポペット弁組立体。
5. ５．ポペット弁組立体（５０）が、比例弁構造体（ｌ０）の本体（１２）の開口 部（１３）内に位置決めされ、そして本体（１２）に係合する延長部（５８）に よって所定位置に維持されることを特徴とする、請求の範囲第１項によるポペッ ト弁組立体を有する比例弁組立体。
6. ６．比例弁組立体（１０）において、シール（３４）が、前記比例弁構造体（１ ０）内に配置された差動ピストン（３０）の端部（３８）のまわりに設置され、 環状保持器（５２）によって所定位置に維持されることを特徴とする、請求の範 囲第５項によるポペット弁組立体（５０）を有する比例弁組立体。