JPH02500745A - 抗腫瘍活性をもつ1,2‐ジアミノシクロヘキサン‐プラチナ錯体 - Google Patents

抗腫瘍活性をもつ1,2‐ジアミノシクロヘキサン‐プラチナ錯体

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JPH02500745A
JPH02500745A JP63500306A JP50030688A JPH02500745A JP H02500745 A JPH02500745 A JP H02500745A JP 63500306 A JP63500306 A JP 63500306A JP 50030688 A JP50030688 A JP 50030688A JP H02500745 A JPH02500745 A JP H02500745A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一プラチナ錯体 本発明は新たに合成されたプラチナ錯体に関する。これら錯体の抗−腫瘍化学療 法での使用についても記載する。
シス−プラチナ(CDDP)は数種のヒトにおける腫瘍疾患の治療において極め て有効である(レーラー(Loehrer)等のAnn。
Int、 Med、、 1984.100、pp、704−713を参照)、シ かし、このものの使用は著しい全身的な毒性、特に腎毒性および神経毒性のため に制限されている〔癌治療の薬理的原理(Phar+macologic Pr 1ncipler of cancer treatment) 、 1 9  8 2 、B、 A、チャブナ(Chabner) W、サンダース(Saun ders) 、フィラデルフィア、PAに記載のツェリング(Zwelling )等のプラチナ錯体(Platinu+s Complexes)を参照)、C DDPの治療指数改善の試みの中から、新たな誘導体がここ10年間の間に合成 されている。しかしながら、有望な同族体の開発はその低い水溶性のためにはば まれており、ためにその臨床上の利用の可能性が低下している〔パーチェナル( Burchenal)等、Cancer Treat、 Rep、。
1979、ミニ、pp、1493−1497)。
米国特許第4.256,652号には、1.2−ジアミノシクロヘキサン(DA CH)の分割された立体異性体を含むいくつかのプラチナ化合物が記載されてい る。この利用されている異性体はシス−DACH,)ランス−RR−DACHお よびトランス−3S−DACHであった。この特許に記載されたプラチナ化合物 は、分割されたDACH異性体以外に、2種の親水性プラチナリガンド、例えば ブロマイド、アイオダイド、ニトレート、ブスモアセテート、サルフェートまた はグルクロネートを含んでいた。トランス−RR−D A CHを含むプラチナ 化合物はしばしばシス−111CI(を有するものよりもより一層治療活性の高 いものとして記載されている。
欧州特許出願第1841”7104.6号(公開第0130482号、ブラウン (Brown)等、公開日:1985年1月1日)には、多くのプラチナ錯体が 記載されている。ここに記載のプラチナ錯体はDACHおよび以下のものを包含 するカルボキシレートリガンドを含んでいた: N−(2−ヒドロキシエチル)−イミノシアセクトN−(2−アセタミド)−シ アセタト N−メチルイミノジアセタト トランス−1,2−シクロプロパンジカルボキシシトトランス−1,2−シクロ ブタンジカルボキシシトグリシナト イソシトラモノエチルエステル D、L−イソシトラドラクトン アスコルバト D−モノサソカシト D−サンカプト−1,4−ラクトン これらの錯体は未確認の立体構造をもつDACHを含み、かつ本発明の錯体とは 対照的に、多分あらゆる可能なりACH立体異性体のラセミ混合物であった。こ れらの錯体は、更にいくつかの場合には類似するが異っているそのカルボキシラ ドリガンドに基いて本発明のものとは区別される。
本発明の化合物の特徴のある利点は以下の通りである。
(i) 高い抗−腫瘍活性。
(ii ) 腎毒性を生ずる可能性が低い。
交差耐性を示さない。
(iv ) 高い水溶性。
本発明は以下の式を有する水溶性の正方一平面(square−planar) 形シスープラチナ(Il)四配位錯体を含む:) ラ7スR,R−DACHPt (II)Xt−またはトランス−R,R−DACHPt(n)Yここで、Xは2 個存在し、シクロプロパンカルボキシシト、シキマト(shikimato)、 サッカラドラクトン、ガラク′ンロナトおよびN、N−ジメチルグリシナトから なる群から選ばれる一価のカチオンであり、Yはシトラコナト、1,1−シクロ ブタンジカルボキシシト、1.1−シクロプロパンカルポキシシト、イソシトラ ドラクトンおよびZ−イミノシアセクト(但し、Zは窒素原子に結合しており、 エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、ter t− ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOH基を表す)からなる群から選ばれる 2価のカチオンである。
水溶性の正方一平面形シスープラチナ(n)四配位錯体の好ましい一局面によれ ば、該錯体は以下の式で示されるニドランス−R,R−DACHPt(It)X zここで、Xは一価のカチオンである。このプラチナ錯体には2個の置換基Xが ある。これら置換基Xはシクロプロパンカルボキシシト、シキマト、サッカラド ラクトン、ガラク゛ンロナトおよびN。
N−ジメチルグリシナトからなる群から選ばれることが好ましい。
これら両置換基Xは通常は同一であるが、異っていてもよい。
この水溶性の正方一平面形シスープラチナ(n)四配位錯体が以下の式: %式%() で示される場合、置換iYはシトラコナト、1.1−シクロブタンジカルポナト 、1,1−シクロプロパンジカルポナト、イソシトラドラクトンおよびZ−イミ ノシアセクト(ここでZは窒素原子に結合しており、エチル、プロピル、イソプ ロピ>)、n−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソ アミルまたはOH基を表す)からなる群から選ばれる一個の2価カチオンである ことが好ましい。
最も好ましい態様において、該水溶性の正方一平面形シスープラチナ(II)四 配位錯体は以下の式:%式%() で表わされ、ここでYはZ−イミノシアセクトであり、Zはエチル、プロピル、 イソプロピル、n−ブチル、5ec−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、 イソアミルまたはOH基である。
重要な1局面において、本発明の錯体は、これら錯体に対し感受性のある腫瘍を もつ動物の治療法において顕著な有用性がある。
この治療法は上記の水溶性の正方一平面形シスープラチナ(II)四配位錯体の 治療上杭−腫瘍有効量から本質的になる薬理組成物を該動物に投与することを含 む、この方法では、本発明のプラチナ錯体を含む薬理組成物が使用できる。この 薬理組成物は、好ましくは腫瘍細胞に苦しめられている動物に投与するのに通し た単位投与形状にある。この単位投与曹は水溶性の正方一平面形シスープラチナ (II)四配位錯体を、治療上杭−腫瘍有効量で含む。
この治療上杭−腫瘍有効量とは通常1■/kg〜20■/kgの範囲内にあるべ きであるが、腫瘍の型および担当治療医の判断に基き大巾に変えることができる 。同様に、投薬頻度並びに期間も変え得る。
シスプラチンは生命に危険を及ぼす恐れのある腎毒性を惹起する可能性を秘めた 重要な抗−瘍剤である。一方、胃損傷を起こす危険性が比較的低い新規プラチナ 抗−腫瘍剤が製造されたが、多くは重大な水溶性に関する問題を生じる0本発明 は数種のジアミノシクロヘキサンプラチナ(DACH−Pt )抗−腫瘍錯体を 包含し、これらは(11シスプラチンと同等もしくはこれに勝る抗−腫瘍性をも ち、(2)シスプラチンに対し特異的に耐性であるネズミ白血病セルライン(L 1210/シスプラチン)内でシスプラチンとの交差耐性を示さず、(3)非腎 毒性であり、かつ(4)水溶性である。
これらの化合物はシスプラチンの使用に勝る抗−腫瘍剤としての明確な利点を与 える。第1表に本発明の錯体を例示する。
1、N−エチルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt(It) ttt。
2、N−プロピルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt (n  ) 2)1zO 3、N−ブチルイミノシアセクト(トランス−R,R−DAC)l)Pt(II )2820 4、N−アミルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt(II)  HtO 5、N−イソプロピルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt  (ff ) 2H,06、N−イソアミルイミノシアセクト(トランス−R,R −DACH)pt(II ) ?、N−5ec−ブチルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt  (n ) 2H10 8、N−tert−ブチルイミノシアセクト(トランス−R,ll−DACH) Pt (II )38zO 9,N−ヒドロキシイミノジアセシト(トランス−R,R−DAC)l)Pt  (It) 2HzO 10、シトラコン酸(トランス−R,R−DACH)Pt (II) 1820 11.1.1−シクロブタンジカルボキシシト(トランス−R,R−DAC)I )Pt (II )1 ’AFItO12,1,1−シクロブタンジカルボキシ シト(トランス−8,5−DACH)PL (If)2HzO 13,1,1−シクロブタンジカルボキシシト(シス−DACB)Pt(II) 1%H!0 14.1.1−シクロプロパンジカルポキシシト(トランス−R。
R−DACH)Pt (II) HzO15、イソシトラドラクトン(トランス −R,R−oAce)pt (II)HzO 16、シスービスーシクロプロパンカルボキシシト(トランス−R,R−DAC B)Pt (It) HzO17、シス−ヒス−シーF−7) ()う:/スー R,R−DACH)Pt(II)18、シス−ビス−サンカラトラフトン(トラ ンス−R,R−DACH)Pt(II)HzO 19、シスービスーガラシクロナト() ランス−R,R−DACH)Pt(I I )nz。
20、シス−ビス−N、N−ジメチルグリシナト(トランス−R。
R−DACH)Pt (n)2)1!0*DACH−1,2−ジアミノシクロヘ キサンこれらの例は本発明の好ましい態様および有用性を記載する目的で示され たものであり、本明細書に添付の請求の範囲で特に述べない限り本発明を制限す ることを意味しない。
m土:シス−ビス−ジクロロ(トランス−R,R−DAcH)Pt(II)16 、6 gのKzPtC14の濾過した水性溶液(250鋼lの水中に0.04モ ルを含む)に、4.56 g (8,4+++mo1)のトランス−R,R−D ACHを加えた。この反応混合物を室温にて6〜8時間攪拌した。黄色固体が沈 澱した。これを濾別し、水、メタノールおよび最後にアセトンで洗浄した。この 最終生成物を真空下で乾燥した。
収率=56% シス−ヒス−ジクロo (トランス−5,5−DAC)I)Pt(II)および シス−ビス−ジクロロ(シス−DACH)Pt(n )を、化学量論it(約1  mmo 1 )の[1ptC14およびそれぞれのDAcH異性体、即ちトラ ンス−3,Sおよびシス−DACHを用いて、同様な方法で調製した。
叉忘■1:スルファト(DACH)Pt(II )HzOジクoo (DACH )Pt(II) (DACHはトラ7スーR,R,)ランス−S、Sまたはシス −異性体) (1,0g ; 2.6m5ojりを水(20mjりニ懸濁した。
また、AgzSOa (0,75g ; 2.4ma+o/)を水(150ml )に溶した溶液を加えた。この反応混合物を室温にて暗所で24時間撹拌した。
沈澱したAgCJを濾別し、黄色の濾液をロータリエバポレータを用い、減圧下 で45〜50℃にて蒸発乾固した。黄色生成物を得、これを真空下でPZOs上 で乾燥した。
収率=90% スルファト(トランス−R,R−DACH)Pt(II)HzO(0,423g )を水(25+*1)に溶かし、次いでこれにバリウムエチルハミノジアセテー ト(0,332g>の水性溶液を加えた。この反応混合物を室温にて30分攪拌 した* Ba5O,沈澱を濾別し′、濾液をロータリエバポレータを用いて減圧 下にて40〜45℃で蒸発乾固した。クリーム色の固体が得られ、これを最終的 にn−プロパツールから精製した。この生成物を真空下でP gos上で乾燥し た。
収率 56% この生成物の分析データを第2表に示す0本発明の他の錯体、即ちN−プロピル イミノシアセクト、N−ブチルイミノシアセクト、N−アミルイミノシアセクト 、N−イソプロピルイミノシアセクト、N−イソアミルイミノジアセタト、N− 5ec−ブチルイミノシアセクト、N −tert−ブチルイミノシアセクトお よびN−ヒドロキシイミノジアセシト錯体を、化学量論!(約1 mmo It  )のスルファト(トランス−R,R−DACH)Pt(I[”)と各対応する N−置換イミノジ酢酸のバリウム塩を用い、上記と同様な方法で調製した。
実施例4 : シ)7コt ) () ランスR,RDACH)Pt(I[)H zO(0,423g)を水(20■1)に溶解し、次いでこれにその場で調製し たバリウムシトラコネート溶液(シトラコン酸(0,13g)およびBa(OH )x ・88zO(0,3g )の水性溶液)を加えた。この反応混合物を室温 にて30分攪拌した。硫酸バリウム沈澱を濾別し、かつ濾液をロータリエバポレ ータを用いて減圧下にて40〜45℃で蒸発乾固した。クリーム色の生成物が得 られ、これを更に真空下でPtOs上にて乾燥した。
これら錯体の分析データは第2表に示しである。
!JJLL: 1.1−シフロブ ンジカルボキシート(トランス−RR−DA (匪■躾l) スJL、77 ) () −77,2,−R,R−DACH)Pt(It)H2 O(0,423g>を水(100s+A)に溶かし、次いでこれにその場で調製 したバリウム1.1−シクロブタンジカルボキシレート溶液[1,1−シクロブ タンジカルボンa(0,13g)およびBa (OH) t ’ 8LO(0, 3g)を水(200+mjりに溶した溶液〕を加えた。この反応混合物を室温に て30分攪拌した。沈澱した硫酸バリウムを濾別し、濾液をロータリエバポレー タを用いて減圧下で40〜45℃にて蒸発乾固した。得られた固体を水がら精製 した。この最終生成物を真空下で乾燥した。
トランス−3,5−DACHおよびシスーDACHリガンドを用いた以外上記と 同様な方法で1.1−シクロブタンジカルボキシラ) Cトラ7スーS、5−D ACH)Pt(II)および1.1−シクロブタンジカルボキシラト(シス−D ACH)Pt(II )を調製した。
これら生成物の分析データは第2表に示しである。
スフ1/77ト() ランス−R,R−DACH)プラチナ(n) −Hz。
(0,423g)を水(20mJ)に溶かし、次いでバリウムシクロプロパンカ ルボキシレート水性溶液をその場で調製した。この反応混合物を上記溶液に加え た。該バリウムシクロプロパンカルボン酸は、0.172 gのシクロプロパン カルボン酸と0.3gのBa (01() z ・8HzOを水中で混合し、室 温にて30分攪拌することにより調製した。硫酸バリウムを濾過により除去し、 濾液をロータリエバポレータを用いて減圧下で40〜45℃にて蒸発乾固した。
クリーム色の固体が得られ、これをメタノールから精製した。最終生成物を真空 下にてpgos上で乾燥した。
化学量論量のBa−1,1−シクロプロパンジヵルポキシレ−トリガントを用い て、上記方法と同様にして1.1−シクロプロパンジカルボキシシト(トランス −R,R−DAC)l)Pt(II )を調製した。
これら生成物の分析データは第2表に示しである。
叉隻■1:2スニ互λ二之ま1ユ」1j!2二上J二旺」江■工)スルファト( トランス−R,R−DACH)Pt(II)HzO(0,423g)を水(20 mJ)に溶かし、これにバリウムシキメートの溶液(0,483gを水50II lに溶した溶液)を加えた。この反応混合物を室温にて30分撹拌した。硫酸バ リウム沈澱を濾別し、得られた濾液をロータリエバポレータを用いて真空下で4 0〜45℃にて蒸発乾固した。クリーム色の固体が得られ、これを水から精製し た。この最終生成物を真空下でhos上にて乾燥した。
化学量論量の各対応するバリウム塩を用いて、上記方法と同様にして、シスービ スーガラシクロナト(トランス−R,R−DACH)Pt(n)、シス−ビス− サンカラトラフトン(トランス−R,R−DACH) Pt (II) 、イソ シトラドラクトン(トランス−RJ−[IACH)Pt(II)およびシス−ビ ス−N、N−ジメチルグリシナト(トランス−R,R−DACH) Pt (I I)を調製した。
これら生成物の分析データを第2表に示す。
第 2 表二分析データ 1 29.99 5.44 8.02 29.63 5.21 B、642 2 9.85 5.12 7.61 30.11 5.64 8.103 31.5 2 5.72 7,55 31.58 5.87 ?、894 33.17 5 .71 7.47 32.96 6.08 7.695 30.08 5.46  7.65 30.11 5.64 g、106 32.85 5.62 6. 42 32.96 6.08− 7.647 31.31 5.49 7.42  31.58 5.87 7.638 31.09 5.81 7.25 30 .54 6.04 7.639 23.77 4.38 7.76 23.53  4.94 8.2310 213.95 4.55 6.21 29.0 4 .39 6.1511 29.83 4.80 5.74 30.1 4.81  5.8512 29.44 4.49 5,19 29.56 4,92 5 .7413 30.13 4.32 5.55 30.13 4.81 5.5 514 28.9g 4.51 6,03 29.00 4.61 6.151 5 28.30 3.98 5.25 28.85 4.00 5.6116  33.30 5.30 5,66 33.79 5.23 5.6317 36 .03 5.33 4,00 35.66 5.05 4.1618 29.3 2 4.43 3.69 29.00 4.15 3.7519 29.34  5.0? 3.66 29.53 4.65 3.8320 30.96 6. 26 10.15 30.60 6.20 10.20実施例8:本発明の錯体 のLZ並工旦での抗−腫瘍活性野性型L1210白血病細胞を、10%馬血清、 グルタミン、ストレプトマイシンおよびペニシリンを補充したマツコイ(McC oy ’ s)の5A培地中で、37℃、95%RH(相対湿度)および5%C O2にて、懸濁培養により育生した。4 m12の細胞懸濁液(10’ tB胞 /wag)を培養管に加え、この培養管に適量の薬剤を加えた(最終濃度が0. 01,0.1.1または10ttg/s1となるように)、72時間に及ぶイン キュベーションの後、コントロール及びテスト培養物中の細胞濃度を、クールタ カランタモデルZ Bf(Coulter counter model ZB 、 )によって測定し、生長阻害率(%)を算出した0本発明のプラチナ錯体の インビト旦での細胞毒性を第3表に示す。
玉主人:インビトロ 1 10 5.00 14 0.66 19 0.90 *“N、D、”:検出されず。
!:本発明の化合物のインビボでの抗−腫瘍活性BDF+マウスに10’L12 10細胞を腹腔内径路で接種し7た。接種の約24時間後(1日後)、種々の量 の未発明の錯体を該マウスの腹腔内に注入した。各投与レベル当たり6匹のマウ スを用い、また10’L1210細胞を接種した同数のマウスをコントロールと して未処rのまま残した。結果〔%T/C= (処理動物の生存時間/コントロ ール動物の生存時間)xlOO)を以下の表に示す。長期生存体とは動物が腫瘍 接種後30日後に生存していたことを意味する。これら結果を第4表に示す。
12.5 1.5.9 324 1/63.15 1−9 434 4/6 12.5 1.5.9 318 2/625 1.5.9 227 2/6 12.5 1,5.9 324 1/612.5 1,5.9 150 −−− 7 6.25 1.5.9 282 2/68 6.25 1,5.9 271  1/69 50 1 156 −一− 251,5,9265−−− 10251,5,9200−−− 第4表(続き) 6.25 1−9 398 3/6 12 12.5 1−9 120 −−−13 12.5 1−9 253 1 /615 6.25 1,5.9 253 −−−16 12.5 1,5.9  283 −−−19 12.5 1,5.9 238 −−一実施例10:構 造式 第1表および第2表並びに本明細書のいずれかの部分に記載した本発明の化合物 の構造式を以下の第5表に示す(但し、必須ではない水和水を含まず)。
四配位錯体の構造式 %式% この化合物はトランス−R,R−DACHPt(II)Yとも記載され、ここで Yは二価カチオンZ−イミノシアセクトであり、Zは窒素に結合したエチルであ る。
2、N−プロピルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt(n)  ・ 2H20 これはトランス−R,R−DACH)PL(II)Yとも記載され、ここでYは 2価のZ−イミノシアセクトカチオンであり、Zは窒素原子に結合したプロピル 基である。
3、N−ブチルイミノシアセクト(トランス−R,R−DAc)l)pt(It )・2H20 化合物1および2と同様に記載される(但し、Zはブチルである)。
4、N−アミルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt(II) H,0 化合物1〜3と同様に記載される(但し、Zはアミルである)。
5、N−イソプロピルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)pt( II ) ・ 2H20 化合物1〜4と同様に記載される(但し、Zはイソプロピルである)。
6、N−イソアミルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pi(I f ”) 化合物1〜5と同様にも記載された(但し、Zはイソアミルである)。
7、N−5ec−ブチルイミノシアセクト(トランス−R,[1−DACH)p t(11) ・ 2H20 化合物1〜6と同様にも記載された(但し、Zは5ec−ブチルである)。
8、N−t−ブチルイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt(n ) ・ 3H20 化合物1〜7と同様にも記載された(但し、Zはt−ブチルである)。
9、N−ヒドロキシイミノシアセクト(トランス−R,R−DACH)Pt(I I) ・ 2H1O 化合物1〜8とも同様に記載された(但し、ZはOHである)。
10、シトラコナト(トランス−R,R−DACH)Pt(n ) ・ 810 これはトランス−R,R−DACHPi(II) Yとも記載され、ここでYは 二価カチオンシトラコナトである。
11、 1. 1−シクロブタンジカルボキシシト(トランス−R,R−DAC H)Pt(II ) ・l !’5HzO化合物10と同様に記載されたが、Y は二価のカチオン1゜1−シクロブタンジカルボキシシトである。
12、化合物11と同じ。但し、水和水28.0を有する。
13、化合物11と同じ、但し、(トランス−R,R−DACH)の代りに(シ ス−DACH)をもつ。
14、 1. 1−シクロプロパンジカルボキシシト(トランス−R,R−DA CH)Pt(n ) ・ th。
化合物lOと同様に記載された。但し、Yは2価のカナオン1.1−シクロプロ パンジカルポキシシトである。
15、イソシトラドラクトン(トランス−R,R−DAC)I)Pt(旧 ・0 20化合物10と同様にも記載されたが、Yは2価のカチオンイソシトラドラク トンである。
16、シスービスーシクロプロパンカルボキシシト(トランス−R,R−DAC H)Pt(II ) ・lhOトラ77、−R,R−DAC)l Pt(II) X、とも記載され、ココテXは一価のカチオンシクロプロパンカルボキシラトで ある。
17、シスービスーシキマト(トランス−R,R−DACH)Pt(n )・H ,0化合物16と同様に記載された。尚、Xは一価のカチオンシキマトである。
18、シス−ビス−サンカラトラフトン(トランス−R,R−DACH)pt( It )・HJ 化合物16と同様にも記載されが、Xは一価のカチオンサンカラトラフトンであ る。
19、シスービスーガラシクロナト(トランス−R,R−DaCH)Pt(II )・2H20 化合物16と同様に記載されるが、Zは一価のカチオンガラシクロナトである。
20、シス−ビス−N、N−ジメチルグリシナト(トランス−R,R−DACH )Pt(II ) ・2H20化合物16と同様に記載されるが、Xは一価のカ チオンN。
N−ジメチルグリシナトである。
以下の請求の範囲に規定される本発明の内容および範囲を逸脱せずに、本明細書 記載の方法の、要素並びに反応試薬あるいは工程もしくはその順序を変更するこ とができる。
国際調査報告 2r’−1’、。97.。7゜。9−−a14″1^帥IC5I ′。′−・−tM/Ile e’+zr=口cc国際調査報告

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.以下の式をもつ水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体: トランス−R2R−DACHPt(II)X2、またはトランス−R2R−DA CHPt(II)Y該一段式において、Xは2個存在する。一価のカチオンを表 し、シクロプロパンカルボキシラト、シキマト、サフカラトラクトン、ガラクツ ロナトおよびN,N−ジメチルグリシナトからなる群がら選ばれ、Yはシトラコ ナト、1,1−シクロプタンジカルボキシラト、1,1−シクロプロパンジカル ボキシラト、イソシトラトラクトンおよびZ−イミノジアセタト(ここで、Zは 窒素原子に結合しており、かつエチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、 ses−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOH基を表 す)からなる群から選ばれる二価のカチオンである。
  2. 2.以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体 : トランス−R,R−R−DACHPt(II)X2ここで、Xは2個存在し、シ クロプロパンカルボキシラト、シキマト、サッカラトラクトン、ガラクツロナト およびN,N−ジメチルグリシナトからなる群から選ばれる一価のカチオンであ る。
  3. 3.以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体 : トランス−R,R−DACHPt(II)Yここで、Yはシトラコナト、1,1 −シクロプタンジカルボキシラト、1,1−シクロプロパンジカルボキシラト、 イソシトラトラクトンおよびZ−イミノジアセタト(ここで、Zは窒素原子に結 合しており、かつエチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、ses−ブチ ル、tert−ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOH基を表す)からなる 群から選ばれる一種の二価カチオンである。
  4. 4.以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体 : トランス−R,R−DACHPt(II)Y但し、YはZ−イミノジアセタト( ここで、Zは窒素原子に結合しており、かつエチル、プロピル、イソプロピル、 n−ブチル、ses−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソアミルまた はOH基を表す)である。
  5. 5.請求の範囲第1項記載のプラチナ錯体に対して感受性の腫瘍をもつ動物に、 以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体の治 療上抗−腫瘍有効量から本質的になる薬理組成物を投与することを含む該動物の 治療法:トランス−R,R−DACHPt(II)X2、またはトランス−R, R−DACHPt(II)Y但し、Xは2つ存在し、シクロプロパンカルボキシ ラト、シキマト、サッカラトラクトン、ガラクツロナトおよびN,N−ジメチル グリシナトからなる群から選ばれる1種の一価カチォンであり、Yはシトラコナ ト、1,1−シクロプタンジカルボキシラト、1,1−シクロプロパンジカルボ キシラト、イソシトラトラクトソおよびZ−イミノジアセタト(ここで、Zは窒 素原子に結合しており、かつエチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、s es−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOH基を表す )からなる群から選ばれる1種の二価カチオンである。
  6. 6.請求の範囲第2項記載のプラチナ錯体に対して感受性の腫瘍をもつ動物に、 以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体の治 療上抗−腫瘍有効量から本質的になる薬理組成物を投与することを含む該動物の 治療法:トランス−R,R−DACHPt(II)X2ここで、Xは2個存在し 、シクロプロパンカルボキシラト、シキマト、サフカラトラクトン、ガラクツロ ナトおよびN,N−ジメチルグリシナトからなる群から選ばれる1種の一価カチ オンである。
  7. 7.請求の範囲第3項記載のプラチナ錯体に対して感受性の腫瘍をもつ動物に、 以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体の治 療上抗一腫瘍有効量から本質的になる薬理組成物を投与することを含む該動物の 治療法:トランス−R,R−DACHPt(II)Y但し、Yはシトラコナト、 1,1−シクロプクンジカルボキシラト、1,1−シクロプロパンジカルボキシ ラト、イソシトラトラクトンおよびZ−イミノジアセタト(ここで、Zは窒素原 子に結合しており、かつエチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、ses −ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOH基を表す)か らなる群から選ばれる1種の二価カチオンである。
  8. 8.請求の範囲第4項記載のプラチナ錯体に対して感受性の腫瘍をもつ動物に、 以下の式を有する水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体の治 療上抗一腫瘍有効量から本質的になる薬理組成物を投与することを含む該動物の 治療法:トランス−R,R−DACHPt(II)Yここで、YはZ−イミノジ アセタト(但し、Zは窒素原子に結合しており、かつエチル、プロピル、イソプ ロピル、n−ブチル、ses−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソア ミルまたはOH基を表す)である。
  9. 9.請求の範囲第1項記載のプラチナ錯体に感受性の腫瘍をもつ動物に投与する のに適した単位投与形にある薬理組成物であつて、該組成物が、以下の式をもつ 水溶性正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体を治療上抗一腫瘍有効量 で含むことを特徴とする上記薬理組成物: トランス−R,R−DACHPt(n)X2トランス−R,R−DACHPt( II)YここでXは2個存在し、シクロプロパンカルボキシラト、シキマト、サ フカラトラクトン、ガラクッロナトおよびN,N−ジメチルグリシナトからなる 群から選ばれる一種の一価のカチオンであり、Yはシトラコナト、1,1−シク ロプタンジカルボキシラト、1.1−シクロプロパンジカルボキシラト、イソシ トラトラクトンおよびZ−イミノジアセタト(ここで、Zは窒素原子に結合し、 かつエチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、ses−ブチル、tert −ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOHである)からなる群から選ばれる 一種の二価カチオンを表す。
  10. 10.請求の範囲第2項記載のプラチナ錯体に感受性の腫瘍をもつ動物に投与す るのに適した単位投与形にある薬理組成物であつて、該組成物が、以下の式で表 される水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体を、治療上抗− 腫瘍有効量で含むことを特徴とする上記薬理組成物: トランス−R,R−DACHPt(II)X2ここで、Xは2個存在し、シクロ プロパンカルボキシラト、シキマト、サッカラトラクトン、ガラクツロナトおよ びN,N−ジメチルグリシナトからなる群から選ばれる一種の一価カチオンであ る。
  11. 11.請求の範囲第3項記載のプラチナ錯体に感受性の腫瘍をもつ動物に投与す るのに適した単位投与形にある薬理組成物であつて、該組成物が、以下の式で表 される水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(II)四配位錯体を、治療上抗一 腫瘍有効量で含むことを特徴とする上記薬理組成物: トランス−R,R−DACHPt(II)Y但し、Yはシトラコナト、1.1− シクロプタンジカルボキシラト、1.1−シクロプロパンジカルボキシラト、イ ソシトラトラクトンおよびZ−イミノジアセタト(ここでZは窒素原子に結合し ており、エチル、プロピル、イソプロピル、n−ブチル、seS−ブチル、te rt−ブチル、n−アミル、イソアミルまたはOH基を表す)からなる群から選 ばれる一種の二価カチオンである。
  12. 12.請求の範囲第4項記載のプラチナ錯体に感受性の腫瘍をもつ動物に投与す るのに適した単位投与形にある薬理組成物であって、該組成物が以下の式で表さ れる水溶性の正方一平面形シス−プラチナ(1)四配位路体を、治療上抗一腫瘍 有効量で含むことを特徴とする上記薬理組成物: トランス−R,R−DACHPt(II)Yここで、YはZ−イミノジアセタト (但し、Zは窒素原子に結合しており、エチル、プロピル、イソプロピル、n− ブチル、ses−ブチル、tert−ブチル、n−アミル、イソアミルまたはO H基を表す)である。
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