JPH0249927A - カム式ロータリーエンジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野１ 本発明は吸排気仕切弁及び圧縮燃焼仕切弁を、ローター
ハウジング内で回転するローターが右づるカムの作用に
より作動させるカム式ロータリーエンジンに関するもの
である。

［従来の技術］ 現在製造される多くの自動車は、混合気の爆発力でピス
トンを上下動させ、その（１復運動をクランクシャツ１
〜で回転運動に変換づる方式のいわゆるレシプロエンジ
ンを採用しているが、このエンジンの出力を高めるには
、エンジンを大型にするか、又は回転速度を上げる以外
に方法はなく、然るにピストンが上下動する速度には限
度があるので、斯かる問題を解決する為、ロータリーエ
ンジンが開発され、既に一部の自動車に採用されると共
に改良を重ねられて今日に至っているもので、この先行
開発に係るロータリーエンジンは、周知の様に、ロータ
ーハウジングの内周面をまゆ形に形成すると共に三角の
おむすび形のローターをこの内周而に沿わせて回転させ
ることを特徴とりるものである。

［発明が解決しようとする課題］ 上記の様に従来のロータリーエンジンは、ローターハウ
ジングの内周面をまゆ形に形成しく一；　ｌｌればなら
ないので、製作上、兎角のＰＩ点があり、然も、ロータ
ーの側面に内歯歯車を取ｆ＝ｊけるどＪｌ、にこの歯巾
をローターハウジングに固定した外歯歯巾に噛合ｌるこ
とにより、ロークーが１１−ターハウジングのまゆ形の
内周而に治って正確に回転する様に制囲している為、こ
の点、構造が複銘にイにり鱒らとイ蒙る欠点があった。

本発明は上記の様な従来の問題点に鑑み、ＩＯ＋速回転
簡の出力が低下づることなく、低速域から高速成造なめ
らかイ１加速を行うことが出来るとバに撮動や騒音が小
ざく、然し同出力のレシプロエンジンと比較して小型、
軽■化かり能であり、尚ｎつ、製作も容易に行い１りる
ロータリーエンジンを提供せ／νとするものである。

［課題を解決する為の手段１ 上記目的を達成する為、本発明に係るエンジンは、円形
のローターハウジング（１）の内部の直径線上に、円形
胴部（ａ　）の前後に山形状の翼片（ｂ　）（ｂ　）を
設けたローター（２）を出力軸（３）に連係させて設け
、上記ローターハウジング（１）の−側には、先端をロ
ーター（２）の外周縁に接触させて進退自在に設けた吸
排気仕切弁（４）を差し挾んで吸気口（５）と排気口（
６）とを設け、他側には、先端をローター（２）の外周
縁に接触させて進退自在に圧縮燃焼仕切弁（９）を設け
、この仕切弁（９）の案内孔（１２）の奥部に形成した
蓄圧室（１１）とローターハウジング（１）の内部とを
連通させて混合気の通路（１３）を上記案内孔（１２）
に隣接させて設け、その１］−ターハウジング（１）の
内部側に逆止弁（１４）を取付け、１］記圧縮燃焼仕切
弁（９）に於１ノるローター（２）の回転方向側に凹陥
部（１０）を設け、この凹陥部〈１０）に対応させて上
記蓄圧室（１１）に側路（１５）を付設覆ると共に仕切
弁（９）の案内孔（１２〉に点火プラグ（１７）のスパ
ーク孔（１６）を連結したものである。

［作　　用］ 本発明は上記の様に構成されているから、先ず、ロータ
ーく２）の回転に１ｖつで吸気口（５）から［１−９＝
ハウジング（１）の内部に吸い込まれた混合気は、ロー
ター（２）の一方の翼片（１））が吸気口（５）の位置
を通過ｄることにより、図面第１図に示づ様にローター
〈２）とＬ「縮燃焼イ１切弁（９〉とローターハウジン
グ（１〉の内面とで囲繞されて成るＩ−Ｌ　ｌａ室（ロ
）に閉じ込められると共にローター（２）の回転に伴っ
てこのＦｆ縮窄（ロ）の容積は次第に小さくなって行く
ので、該混合気は、逆止弁（１４）を押し聞き、通路〈
１３）を経ｒ−Ｔｔｒｆ’ｌ　（１１）　ニＩＩ入Ｌ、
史ニｏ　−ター（２）が回転覆ると、その一方の翼片〈
１））のカムの作用により圧縮燃焼仕切弁（９）は後退
して行き、そして図面第２図に示１様に山形状の翼片（
ｂ）の先端部が仕切弁（９）の先端部に接触し、仕切弁
（９）が大きく後退りるど、この仕切弁（９〉に設（〕
た凹陥部（１０）と蓄圧室（１１〉に付設した側路（１
５）の一端部とが連通ずるので、上記蓄圧室（１１）に
圧入された混合気は凹陥部（１０）に送り込まれ、引き
続きローター（２）が回転し、図面第３図に示す様に之
に追従して仕切弁〈９）がローターハウジング〈１）の
内部に再び突出すると共に凹陥部（１０）と点火プラグ
〈１７）のスパーク孔（１６）とが連通ずると、上記蓄
圧室（１１）から凹陥部（１０）に送り込まれた混合気
は、ローター（２）の一方の欠片（ｂ　）と凹陥部（１
０）とローターハウジング（１）の内面とで囲繞されて
成る燃焼室（ハ）に移送されるから、このとき点火プラ
グ（１７）がスパークすると、その火花により該混合気
は着火して爆発し、燃焼室（ハ）を形成する翼片（ｂ）
の内面を加圧するからローター（２）は回転し、彫版し
た燃焼ガスはローター〈２）の回転に伴って排気口（６
）から排出され、引き続き上記同様の行程が繰返される
ものである。

［実　施　例１ 本発明の実施例を図面に付き説明−すれば下記の通りで
ある。

図中〈１）は円形のローターハウジングで、イの内部の
直径線上に、円形胴部（ａ）の前後に山形状の苦片（ｂ
　）　　（ｂ　）を設けたローター（２）を出力軸（３
）に連係させて設け、−側には吸排気仕切弁（４）を差
し挾んで−Ｆ部に吸気口（５）を、下部に排気口（６）
を設けである。前記吸排気仕切弁（４）は、隔壁（７）
に設番ノだ案内孔（８）に１択合りると共にこの案内孔
（８）の奥部空間部（イ）に加）ｔ　Ｘアーを圧入して
置くか、又は、仕切弁（４）の内底部をスプリング（−
而に示してない）で加圧して、ローター（２）の中心へ
向かって案内孔（８）から突出づる方向に絶えず適度な
圧力を作用さけることにより、その丸みを付けた先端を
ローター（２）の外周縁に接触させて進退自在に設けで
ある。

（９）は上記吸排気仕切弁（４）と同様、丸みを付けた
先端をローター（２）の外周縁に接触させて進退自在に
ローターハウジング（１）の他側に設けた圧縮燃焼仕切
弁で、この仕切弁に於けるローター（２）の回転方向側
の先端部寄りには凹陥部（１０）を設けである。

（１１）は前記仕切弁（９）の案内孔〈１２）の奥部に
形成した蓄圧室で、この蓄圧室（１１）とローターハウ
ジング（１）の内部とを連通させて混合気の通路（１３
）を上記案内孔（１２）の上部に隣接させて設け、その
ローターハウジング（１）の内部側に逆止弁（１４）を
取付け、又、この蓄圧室（１１）には上記仕切弁（９）
の凹陥部（１０）に対応させて側路（１５）を付設しで
ある。即ら、この側路（１５）は、蓄圧室（１１）に並
行させて設けると共にその両端は、蓄圧室（１１）の奥
部と該蓄圧室（１１）に於けるローターハウジング（１
）の内部側とに連結し、そして、その蓄圧室〈１１）に
於けるローターハウジング（１）の内部側との連結位置
は、図面第２図に示す様に圧縮燃焼仕切弁（９）が大き
く後退したときに、この仕切弁に設けた凹陥部（１０）
と連通ずる様に設定しである。

（１６）は圧縮燃焼仕切弁（９）の凹陥部（１０）に対
応させて仕切弁の案内孔（１２）に於けるローターハウ
ジング（１）の内部寄りに連結した点火プラグ（１７）
のスパーク孔である。

［発明の効！Ｊ！］ 本発明は上記の様にクランク機構を用いることなり、混
合気の爆発ツノを直接出力軸の回転運動に変換１゛るも
のであるから、高速回転時の出力が低下することなく、
低速域から＾速成造なめらかな加速を行うことが出来る
と」ξに振動や騒へが小さく、然も、同出力のレシプロ
エンジンと比較して小型、軽量化が０１能であり、尚且
つ、先行開光に係るロータリーエンジンの様にローター
ハウジングの内周面をまゆ形に形成づ−る６のと異なり
、円形のローターハウジングを使用するので、製作が容
易Ｃあり、＋ｎ＋うるに、ローターをローターハウジン
グの内周面に沿わせて正確に回転させる為の制御１Ｉｌ
ｎ栴も省略出来る等の特徴を右覆るしのである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係るカム式ロータリーエンジンに於て
混合気が圧縮される状態の一部切欠き正面図。 第２図は同上の混合気が圧縮燃焼仕切弁の凹陥部に供給
された状態の一部切欠き正面図。 第３図は同上の混合気が爆発する状態の一部切欠き正面
図である。 図　　中 （１）はローターハウジング。 （２）はローター （３）は出力軸。 （４）は吸排気仕切弁。 （５）は吸気口。 （６）は排気口。 （９）は圧縮燃焼仕切弁。 （１０）は凹陥部。 （１１〉は蓄圧室。 （１２）は案内孔。 （１３〉は通路。 （１４）は逆止弁。 ５）は側路。 ６）はスパーク孔。 ７〉は点火プラグ。 ）は円形胴部。 ）は翼片。 ／

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 円形のローターハウジングの内部の直径線上に、円形胴
   部の前後に山形状の翼片を設けたローターを出力軸に連
   係させて設け、上記ローターハウジングの一側には、先
   端をローターの外周縁に接触させて進退自在に設けた吸
   排気仕切弁を差し挾んで吸気口と排気口とを設け、他側
   には、先端をローターの外周縁に接触させて進退自在に
   圧縮燃焼仕切弁を設け、この仕切弁の案内孔の奥部に形
   成した蓄圧室とローターハウジングの内部とを連通させ
   て混合気の通路を上記案内孔に隣接させて設け、そのロ
   ーターハウジングの内部側に逆止弁を取付け、上記圧縮
   燃焼仕切弁に於けるローターの回転方向側に凹陥部を設
   け、この凹陥部に対応させて上記蓄圧室に側路を付設す
   ると共に仕切弁の案内孔に点火プラグのスパーク孔を連
   結してなるカム式ロータリーエンジン。