JPH024986Y2 - - Google Patents

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JPH024986Y2
JPH024986Y2 JP1982020236U JP2023682U JPH024986Y2 JP H024986 Y2 JPH024986 Y2 JP H024986Y2 JP 1982020236 U JP1982020236 U JP 1982020236U JP 2023682 U JP2023682 U JP 2023682U JP H024986 Y2 JPH024986 Y2 JP H024986Y2
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JP
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door
latch
lever
slider
inner end
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JP1982020236U
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JPS58123170U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ドアハンドルの押し操作または引
き操作にラツチの開錠動作を連動させることによ
つて、ドアを閉止しているラツチの開錠操作とド
アの開放操作を連続的に行えるようにしたラツチ
を連動するドアハンドル装置に関する。
従来この種のドアハンドル装置には、例えば特
公昭55−3516号公報および特開昭55−142879号公
報ならびに特開昭56−131770号公報がある。ま
た、ノブ式あるいはレバー式のハンドルにラツチ
を連動させるようにした装置には、例えば実公昭
41−16315号公報、実公昭28−4998号公報がある。
ドアが開く方向へドアハンドルを押すとか引く
とかすることによつてラツチが開錠する前者は、
ドアの表裏面に取り付けられる押し勝手ならびに
引き勝手のドアハンドルの取付け位置が、ラツチ
の埋設位置と同等の高さにあるので、特に幼児の
ように、背が低く力の弱い人には手が届き難く、
復元ばねに抗してラツチ杆を後退させるまでの力
が出せない場合がある。このような欠点は、ノ
ブ、レバー式のハンドルの後者にも同様にある。
そのために、開けようとする人が小さくて力の弱
い場合でもラツチの開錠とドアの開放が容易にで
きるように改良することが望まれていた。
そこで本考案は、錠箱と共にドア内に埋め込ま
れるラツチとして、ラツチ杆の内端部に抜止め頭
部を形成し、この抜止め頭部を掛止してラツチ杆
の進退方向に沿つて摺動の自在なスライダーを錠
箱内に嵌装し、このスライダーをばね受けとして
ラツチ杆を常時突出方向に付勢する第1段の復元
ばねを設け、スライダーの後端面と錠箱の内端面
との間に、上記第1段の復元ばねよりも強力でス
ライダーをラツチ杆の突出方向に付勢する第2段
の復元ばねを設けたラツチを備える一方、ドアの
表裏面に取り付けられるドアハンドル装置とし
て、それぞれの上端の高さを上記錠箱の埋込み位
置に対応させて、下方に適宜長さ垂下する表裏一
対の取付け座板と、この取付け座板の上下の端部
にそれぞれ互いに軸線を一致させて垂直に設けた
上下一対の取付け支点軸と、前記取付け座板に見
合う長さの把手杆部を具えて、上下の両端を上記
取付け支点軸に支承され、水平方向への揺動を自
在にした表裏一対のドアハンドルを備え、一方の
ドアハンドルの上端から一体にドア面に対して垂
直に延長したレバーの内端部を前記スライダーの
側面に設けた窓孔に一方から挿入し、他方のドア
ハンドルから一体に延長したレバーの内端部に外
端部を当接させた中間レバーの内端部を、同じく
上記スライダの窓孔に他方から嵌入して、ドアの
開き方向に沿つたドアハンドルの揺動操作に、前
記ラツチの開放動作を連動するようにしたラツチ
を連動するドアハンドル装置を提供するものであ
る。
上記のように構成した本考案によれば、実質的
にラツチを開錠するための操作杆となるドアハン
ドルの把手杆部が、上端をラツチの埋設位置とほ
ぼ同等の高さにして、下端を充分に下方に延長さ
せているので、ドアを開放操作する高さの範囲が
下方に拡がり背の低い人にでも充分に力を加える
ことができ、前記従来の欠点を除去することがで
きる。
以下に本考案の実施例を図面について説明す
る。
図において、RはドアDの端面に埋設されるラ
ツチで、1はそのラツチ杆、2はラツチ杆1の内
端部1′を進退自在に嵌装してドアDの端面に埋
め込まれる錠箱、3は錠箱2内でラツチ杆1を常
時突出方向に付勢する第1段の復元ばね、4は一
方の端面を第1段の復元ばね3のばね受けとする
とともに、抜止め頭部5を具えたラツチ杆1の内
端部1′を遊嵌し、錠箱2内でラツチ杆1の進退
方向に沿つて摺動自在に嵌装したスライダー、6
はこのスライダー4の両側面に開口する窓孔、7
はスライダー4の後端面と錠箱2の内端面との間
に設けられて、上記第1段の復元ばね3よりも強
力にスライダー4をラツチ杆1の突出方向に付勢
する第2段の復元ばねである。
Hは、上記ラツチRを連動するドアハンドル装
置である。このドアハンドル装置Hは、取付けね
じ10によつてそれぞれの上端の高さを錠箱2の
埋込み位置に対応させてドアDに取り付けられ、
下方に適宜長さ垂下する表裏一対の取付け座板
9,9と、この取付け座板9,9の上下の端部に
それぞれ互いに軸線を一致させて垂直に設けた上
下一対の取付け支点軸12,12と、取付け座板
9,9に見合う長さの把手杆部a,bを具えて、
上下の両端を取付け支点軸12,12に支承さ
れ、水平方向への揺動を自在にして、それぞれコ
字形に形成された表裏一対のドアハンドルA,B
とからなる。
一方のドアハンドルAの上端から一体にドア面
に対して垂直に延長したレバー8aは、その内端
部8a′を前記スライダー4の窓孔6に一方から挿
入し、他方のドアハンドルBの上端から一体にド
ア面に対して垂直に延長したレバー8bは、その
内端部8b′を、上記スライダー4の窓孔6に他方
から嵌入する中間レバー16の外端部16′に当
接している。14は中間レバー16の支持軸15
を保持して取付け座板9の裏面に固定したブラケ
ツト座板。取付け座板9,9は、それぞれ上下の
前記取付け支点軸12,12を軸受けし、前記レ
バー8a,8bおよび中間レバー16をそれぞれ
水平方向に揺動可能に保持するブラケツト11を
有する。また各ブラケツト11は先端に、第2図
に示すように一方に傾斜してドアハンドルA,B
の揺動角度を制限する斜面11′を有する。また、
表裏のドアハンドルA,Bの下部から延長された
レバー8の内端部と取付け座板9の下部内側面部
との間にばね13を設け、上記ブラケツト11の
前端面にドアハンドルA,Bの基部を押し付ける
ことによつて、常時ドアDと平行平面にドアハン
ドルA,Bを保持している。
表側のドアハンドルAの上部から延長されたレ
バー8aの内端部8a′は、前記第2段の復元ばね
7に抗してスライダー4を所定位置に保持し、他
方から嵌入する前記中間レバー16の内端部1
6″も第2、3、4図に示すようにスライダー4
の窓孔6に嵌入して、前記レバー8aの内端部8
a′に重ね合わされて同レバー8aと共にスライダ
ー4を保持している。
上記のように構成したこの実施例は、通常、ド
アハンドルAをドアDの外側にして取り付けられ
る。第2図中に虚線矢印で示すように、表側のド
アハンドルAの把手杆部aを手前に引くと、取付
け支点軸12を支点として揺動するレバー8aの
内端部8a′が第2段の復元ばね7に抗してスライ
ダー4と共にラツチ杆1を後退せしめる。そし
て、ドアハンドルAの引き操作に続いてドアDを
開くことができるようになる。また、内側からド
アハンドルBの把手杆部bを押すと、中間レバー
16を介して同様にスライダー4と共にラツチ杆
1が後退し、該ドアハンドルBの押し操作に続い
てドアDを開くことができる。
ラツチRの開錠のために、引き操作または押し
操作したドアハンドルA,Bは、ハンドルから手
を放すことによつて、錠箱2内の第2段の復元ば
ね7の付勢作用によりスライダー4の前進と共に
操作前の位置にそれぞれ復帰する。
本考案において、上記表裏のドアハンドルA,
Bの操作部となるそれぞれの把手杆部a,bは、
ラツチRの取付け位置より下方に充分長く垂下さ
れているので、幼児にも手の届く高さにあつて、
ラツチRを開錠するための力を出し易くしてい
る。
なお一般に、ラツチRの取付け位置は床上1000
mm位の高さにあるので、把手杆部a,bの長さは
350mm前後が適当である。
以上のように、ドアDの表裏面に取り付けられ
るドアハンドルA,BをドアDの端面に埋設され
るラツチRに関連せしめて、ドアの開放方向と同
一の方向のハンドル操作によつてラツチの施錠を
開放するようにしたラツチを連動するドアハンド
ル装置Hにおいて、本考案は、ラツチの取り付け
位置にドアハンドルA,Bの上端を位置せしめ、
ハンドル操作部となるそれぞれの把手杆部a,b
を下方に充分な長さ垂下しているので、大人から
子供に至るまでそれぞれの力でドアの開放操作が
容易にできる。したがつて、重厚なドアが用いら
れる現代住居の需要に適うとともに、特に緊急避
難の場合などに好適し、危険から身を守ることが
できる。
また本考案によれば、ラツチの錠箱内にラツチ
杆自体の復元ばねとは別に、スライダーと共に表
裏のドアハンドルを復元位置へ付勢する第2段の
復元ばねを備えているので、従来のこの種揺動式
ドアハンドル装置に比べて器体の自重が軽減する
と共に、ドアへの取り付けに際してラツチとの連
結操作を容易にする等の実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
一部切欠正面図、第2図は一部切欠平面図、第3
図は錠箱部分の一部切欠立面図、第4図は第1図
の一部切欠右側面図である。 R……ラツチ、1……ラツチ杆、1′……内端
部、5……抜止め頭部、2……錠箱、3……第1
段の復元ばね、4……スライダー、6……窓孔、
7……第2段の復元ばね、H……ドアハンドル装
置、A……表側のドアハンドル、a……把手杆
部、B……裏側のドアハンドル、b……把手杆
部、8,8a,8b……レバー、8a′,8b′……
レバーの内端部、9……取付け座板、10……取
付けねじ、11……ブラケツト、11′……斜面、
12……取付け支点軸、13……ばね、14……
ブラケツト座板、15……支持軸、16……中間
レバー、16′……外端部、16″……内端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 錠箱2と共にドアD内に埋め込まれるラツチR
    として、ラツチ杆1の内端部1′に抜止め頭部5
    を形成し、この抜止め頭部5を掛止してラツチ杆
    1の進退方向に沿つて摺動の自在なスライダー4
    を錠箱2内に嵌装し、このスライダー4をばね受
    けとしてラツチ杆1を常時突出方向に付勢する第
    1段の復元ばね3を設け、スライダー4の後端面
    と錠箱2の内端面との間に、上記第1段の復元ば
    ね3よりも強力でスライダー4をラツチ杆1の突
    出方向に付勢する第2段の復元ばね7を設けたラ
    ツチRを備える一方、ドアDの表裏面に取り付け
    られるドアハンドル装置Hとして、それぞれの上
    端の高さを上記錠箱2の埋込み位置に対応させ
    て、下方に適宜長さ垂下する表裏一対の取付け座
    板9,9と、この取付け座板9,9の上下の端部
    にそれぞれ互いに軸線を一致させて垂直に設けた
    上下一対の取付け支点軸12,12と、前記取付
    け座板9,9に見合う長さの把手杆部a,bを具
    えて、上下の両端を上記取付け支点軸12,12
    に支承され、水平方向への揺動を自在にした表裏
    一対のドアハンドルA,Bを備え、一方のドアハ
    ンドルAの上端から一体にドア面に対して垂直に
    延長したレバー8aの内端部8a′を前記スライダ
    ー4の側面に設けた窓孔6に一方から挿入し、他
    方のドアハンドルBから一体に延長したレバー8
    bの内端部8b′に外端部16′を当接させた中間
    レバー16の内端部16″を、同じく上記スライ
    ダー4の窓孔6に他方から嵌入して、ドアDの開
    き方向に沿つたドアハンドルA,Bの揺動操作
    に、前記ラツチRの開放動作を連動するようにし
    たラツチを連動するドアハンドル装置。
JP2023682U 1982-02-16 1982-02-16 ラッチを連動するドアハンドル装置 Granted JPS58123170U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2023682U JPS58123170U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 ラッチを連動するドアハンドル装置

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JP2023682U JPS58123170U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 ラッチを連動するドアハンドル装置

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Publication Number Publication Date
JPS58123170U JPS58123170U (ja) 1983-08-22
JPH024986Y2 true JPH024986Y2 (ja) 1990-02-07

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ID=30032409

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JP2023682U Granted JPS58123170U (ja) 1982-02-16 1982-02-16 ラッチを連動するドアハンドル装置

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4116315Y1 (ja) * 1964-02-04 1966-07-28
JPS553516A (en) * 1978-06-21 1980-01-11 Babcock Hitachi Kk Method of treating exhaust gas of ep ash incinerator
JPS55142879A (en) * 1979-04-25 1980-11-07 Shigeru Kawakami Latchhoperable bar handle for door
JPS56131770A (en) * 1980-03-12 1981-10-15 Aruna Kouki Kk Door lock

Patent Citations (4)

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JPS58123170U (ja) 1983-08-22

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