JPH024984Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH024984Y2 JPH024984Y2 JP1982201205U JP20120582U JPH024984Y2 JP H024984 Y2 JPH024984 Y2 JP H024984Y2 JP 1982201205 U JP1982201205 U JP 1982201205U JP 20120582 U JP20120582 U JP 20120582U JP H024984 Y2 JPH024984 Y2 JP H024984Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- pin
- lock body
- frame
- frame body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
この考案は、例えば雨戸などに用いられる、ね
じりコイルばねを利用した錠に関する。
じりコイルばねを利用した錠に関する。
従来の技術
従来、この種の錠としては、枠体と、作動杆
と、レバーと、栓杆と、ねじりコイルばねとより
なる引戸の栓装置が知られている(例えば実開昭
53−5291号公報参照)。
と、レバーと、栓杆と、ねじりコイルばねとより
なる引戸の栓装置が知られている(例えば実開昭
53−5291号公報参照)。
この従来の錠は、枠体に作動杆の基端を軸着
し、該作動杆の中間に長孔を設けるとともに、枠
体にレバーを上下スライド自在に取り付けて、こ
れの下端部に設けたピンを作動杆の長孔に嵌め込
み、作動杆の先端部に略L形の曲孔を設けるとと
もに、枠体に栓杆を上下スライド自在に取り付け
て、これの中央部に設けたピンを作動杆の曲孔に
嵌め込み、作動杆の先端部と枠体との間にねじり
コイルばねを掛け止たものである。
し、該作動杆の中間に長孔を設けるとともに、枠
体にレバーを上下スライド自在に取り付けて、こ
れの下端部に設けたピンを作動杆の長孔に嵌め込
み、作動杆の先端部に略L形の曲孔を設けるとと
もに、枠体に栓杆を上下スライド自在に取り付け
て、これの中央部に設けたピンを作動杆の曲孔に
嵌め込み、作動杆の先端部と枠体との間にねじり
コイルばねを掛け止たものである。
考案が解決しようとする課題
しかしながら、上記のような従来の錠は、部品
数が多く、かつ構造が比較的複雑なものであり、
その製造を容易かつ安価に行なうことができない
という問題があつた。また従来の錠は、その施錠
および解錠の操作において、ねじりコイルばね
を、正面よりみて略く形のまゝの状態で利用して
いるため、枠体の幅が広いものとなつており、従
つて錠はコンパクトでないという問題があつた。
数が多く、かつ構造が比較的複雑なものであり、
その製造を容易かつ安価に行なうことができない
という問題があつた。また従来の錠は、その施錠
および解錠の操作において、ねじりコイルばね
を、正面よりみて略く形のまゝの状態で利用して
いるため、枠体の幅が広いものとなつており、従
つて錠はコンパクトでないという問題があつた。
この考案の目的は、部品数が非常に少なく、そ
の製造を容易かつ安価になし得るとともに、非常
にコンパクトであり、しかも錠体を上昇および下
降させるだけで施錠および解錠を行なうことがで
きて、操作が非常に簡単な錠を提供しようとする
にある。
の製造を容易かつ安価になし得るとともに、非常
にコンパクトであり、しかも錠体を上昇および下
降させるだけで施錠および解錠を行なうことがで
きて、操作が非常に簡単な錠を提供しようとする
にある。
課題を解決するための手段
この考案は、上記の目的を達成するために、錠
体案内孔を有する上下壁およびこれらの間の中間
垂直壁を備えた枠体と、枠体の案内孔に嵌め込ま
れた状態で上下動自在に案内される帯板状の把手
部付き錠体と、枠体および錠体に掛け渡されたね
じりコイルばねとよりなり、錠体の施錠用先端部
の下側に右方に張り出した湾曲部が設けられ、こ
の湾曲部に枠体の中間垂直壁側に突出したピンが
取り付けられ、枠体の中間垂直壁の所要箇所にお
いて錠体の左側に枢軸部が設けられ、この枢軸部
にねじりコイルばねの一端部が回動自在に掛け止
められるとともに、同コイルばねの他端部が錠体
のピンに回動自在に掛け止められ、枠体の中間垂
直壁に、錠体のピンの移動線上でかつ枢軸部より
下側のレベルに上方に向かつて開口したピン受部
が膨出状に設けられ、枠体の下壁より下方の錠体
部分に施錠位置規定用ストツパが取り付けられて
おり、錠体が最も下げられた解錠位置において、
錠体のピンが枠体のピン受部内に嵌まり込み、こ
のとき正面よりみて略逆U形に閉じたねじりコイ
ルばねの弾発力によつてピン受部内のピンが斜め
下向きに付勢され、錠体が最も上昇した施錠位置
において、錠体のピンが枠体のピン受部より脱出
せしめられるとともに、錠体のストツパが枠体の
下壁に下から当接せしめられ、このとき正面より
みて略く形に開いたねじりコイルばねの弾発力に
よつて錠体のピンが上向きに付勢されるようにな
されている、錠を要旨としている。
体案内孔を有する上下壁およびこれらの間の中間
垂直壁を備えた枠体と、枠体の案内孔に嵌め込ま
れた状態で上下動自在に案内される帯板状の把手
部付き錠体と、枠体および錠体に掛け渡されたね
じりコイルばねとよりなり、錠体の施錠用先端部
の下側に右方に張り出した湾曲部が設けられ、こ
の湾曲部に枠体の中間垂直壁側に突出したピンが
取り付けられ、枠体の中間垂直壁の所要箇所にお
いて錠体の左側に枢軸部が設けられ、この枢軸部
にねじりコイルばねの一端部が回動自在に掛け止
められるとともに、同コイルばねの他端部が錠体
のピンに回動自在に掛け止められ、枠体の中間垂
直壁に、錠体のピンの移動線上でかつ枢軸部より
下側のレベルに上方に向かつて開口したピン受部
が膨出状に設けられ、枠体の下壁より下方の錠体
部分に施錠位置規定用ストツパが取り付けられて
おり、錠体が最も下げられた解錠位置において、
錠体のピンが枠体のピン受部内に嵌まり込み、こ
のとき正面よりみて略逆U形に閉じたねじりコイ
ルばねの弾発力によつてピン受部内のピンが斜め
下向きに付勢され、錠体が最も上昇した施錠位置
において、錠体のピンが枠体のピン受部より脱出
せしめられるとともに、錠体のストツパが枠体の
下壁に下から当接せしめられ、このとき正面より
みて略く形に開いたねじりコイルばねの弾発力に
よつて錠体のピンが上向きに付勢されるようにな
されている、錠を要旨としている。
作 用
この考案による錠は、上述のような構成を有し
ているから、錠体のばね掛止用ピンが枠体のばね
枢着用枢軸部のレベルよりも高い位置にあるとき
は、錠体のピンに作用するねじりコイルばねの弾
発力の垂直成分は上向きとなる。逆に錠体のピン
が枠体の枢軸部のレベルよりも低い位置にあると
きには、錠体のピンに作用するねじりコイルばね
の弾発力の垂直成分は下向きとなる。すなわち錠
体は、そのピンが枠体の枢軸部のレベルより高い
位置にあるときには枠体に対し上方に付勢され、
逆に低い位置にあるときには下方に付勢される。
従つて、錠体を上昇または下降させるだけで、所
定の施錠位置と所定の解錠位置に錠体を保持させ
ることができる。
ているから、錠体のばね掛止用ピンが枠体のばね
枢着用枢軸部のレベルよりも高い位置にあるとき
は、錠体のピンに作用するねじりコイルばねの弾
発力の垂直成分は上向きとなる。逆に錠体のピン
が枠体の枢軸部のレベルよりも低い位置にあると
きには、錠体のピンに作用するねじりコイルばね
の弾発力の垂直成分は下向きとなる。すなわち錠
体は、そのピンが枠体の枢軸部のレベルより高い
位置にあるときには枠体に対し上方に付勢され、
逆に低い位置にあるときには下方に付勢される。
従つて、錠体を上昇または下降させるだけで、所
定の施錠位置と所定の解錠位置に錠体を保持させ
ることができる。
実施例
つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。
しく説明する。
この明細書において、前後、左右は第1図を基
準とし、前とは第1図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいゝまた左とは同図左側、右とは同右側を
いうものとする。
準とし、前とは第1図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいゝまた左とは同図左側、右とは同右側を
いうものとする。
錠は、錠体案内孔8,9を有する上下壁1b,
1cおよびこれらの前縁部同志を連結する中間垂
直壁1aを備えた側面よりみて長いコ形の枠体1
と、枠体1の案内孔8,9に嵌め込まれた状態で
上下動自在に案内される帯板状の把手部13付き
錠体2と、枠体1の中間垂直壁1aの後側におい
て垂直壁1aおよび錠体2に、両端が離れる方向
に弾発力が作用する状態で掛け渡されたねじりコ
イルばね3とよりなるものである。
1cおよびこれらの前縁部同志を連結する中間垂
直壁1aを備えた側面よりみて長いコ形の枠体1
と、枠体1の案内孔8,9に嵌め込まれた状態で
上下動自在に案内される帯板状の把手部13付き
錠体2と、枠体1の中間垂直壁1aの後側におい
て垂直壁1aおよび錠体2に、両端が離れる方向
に弾発力が作用する状態で掛け渡されたねじりコ
イルばね3とよりなるものである。
そして、錠体2の施錠用先端部の下側に右方に
張り出した湾曲部2aが設けられ、この湾曲部2
aの中央部にピン嵌入用孔10があけられ、この
孔10にピン11の一端部がきつく嵌入されるこ
とにより、ピン11が湾曲部2aに固定されてい
る。このピン11はその先端が枠体1の中間垂直
壁1aに当接しない程度に湾曲部2aから垂直壁
1a側に突出している。
張り出した湾曲部2aが設けられ、この湾曲部2
aの中央部にピン嵌入用孔10があけられ、この
孔10にピン11の一端部がきつく嵌入されるこ
とにより、ピン11が湾曲部2aに固定されてい
る。このピン11はその先端が枠体1の中間垂直
壁1aに当接しない程度に湾曲部2aから垂直壁
1a側に突出している。
錠体2は、湾曲部2aよりも上側の施錠用先端
部が枠体1の上壁1bの案内用孔8に挿通され、
湾曲部2aよりも下側の部分が枠体1の下壁1c
の案内用孔9に挿通されて、枠体1に上下動自在
に案内されている。
部が枠体1の上壁1bの案内用孔8に挿通され、
湾曲部2aよりも下側の部分が枠体1の下壁1c
の案内用孔9に挿通されて、枠体1に上下動自在
に案内されている。
枠体1の中間垂直壁1aの中央部の左下方位置
において錠体2の左側に孔4があけられ、この孔
4の周縁に枢軸部5が設けられ、この枢軸部5
に、ねじりコイルばね3の環状に屈曲されている
一端部が回動自在に掛け止められ、同コイルばね
3の略くの字状となされた他端部が、錠体2のピ
ン11に回動自在に掛け止められている。
において錠体2の左側に孔4があけられ、この孔
4の周縁に枢軸部5が設けられ、この枢軸部5
に、ねじりコイルばね3の環状に屈曲されている
一端部が回動自在に掛け止められ、同コイルばね
3の略くの字状となされた他端部が、錠体2のピ
ン11に回動自在に掛け止められている。
枠体1の中間垂直壁1aに、錠体2のピン11
の移動線上でかつ枢軸部5より下側のレベルに円
錘台形状のピン受部7が該垂直壁1aより後方膨
出状に設けられ、このピン受部7の頂壁から傾斜
状周壁の一側にかけて縦長孔6が設けられ、この
長孔6によりピン受部7が上方に向かつて開口し
たものとなされている。
の移動線上でかつ枢軸部5より下側のレベルに円
錘台形状のピン受部7が該垂直壁1aより後方膨
出状に設けられ、このピン受部7の頂壁から傾斜
状周壁の一側にかけて縦長孔6が設けられ、この
長孔6によりピン受部7が上方に向かつて開口し
たものとなされている。
枠体1の下壁1cより下方の錠体2部分に施錠
位置規定用ストツパ12が取り付けられている。
位置規定用ストツパ12が取り付けられている。
以上のような錠は、雨戸等の上部枠材14の下
面に、枠体1の上壁1bをビスまたはボルトなど
により固定することによつて雨戸に取り付けられ
る。
面に、枠体1の上壁1bをビスまたはボルトなど
により固定することによつて雨戸に取り付けられ
る。
施錠する場合には、錠体2の把手部13を押し
上げて、錠体2を上昇させる。すると、錠体2の
ピン11が枠体1のピン受部7より脱出して上昇
し、これが枠体1の枢軸部5のレベルよりも高い
位置に達すると、錠体2は、正面よりみて略く形
に開いたねじりコイルばね3の弾発力によつて上
向きに付勢され、その施錠用先端部が家屋の横木
に設けられた施錠用穴15に入る。このとき、施
錠位置規定用ストツパ12の上端が枠体1の下壁
1cに当接し、錠体2は施錠位置に保持される。
上げて、錠体2を上昇させる。すると、錠体2の
ピン11が枠体1のピン受部7より脱出して上昇
し、これが枠体1の枢軸部5のレベルよりも高い
位置に達すると、錠体2は、正面よりみて略く形
に開いたねじりコイルばね3の弾発力によつて上
向きに付勢され、その施錠用先端部が家屋の横木
に設けられた施錠用穴15に入る。このとき、施
錠位置規定用ストツパ12の上端が枠体1の下壁
1cに当接し、錠体2は施錠位置に保持される。
また解錠する場合には、把手部13を引き下げ
て、錠体2を下降させる。すると錠体2のピン1
1も下降し、これが枠体1の枢軸部5のレベルよ
りも低い位置に達すると、錠体2はねじりコイル
ばね3によつて枠体1に対して下方に付勢されて
下降し、錠体2が最も下げられた解錠位置におい
て、錠体2のピン11が枠体1のピン受部7内に
嵌まり込む。このとき正面よりみて略逆U形に閉
じたねじりコイルばね3の弾発力によつてピン受
部7内のピン11が斜め下向きに付勢され、ピン
11はピン受部7に強く当接せしめられて、錠体
2は解錠位置に保持される。
て、錠体2を下降させる。すると錠体2のピン1
1も下降し、これが枠体1の枢軸部5のレベルよ
りも低い位置に達すると、錠体2はねじりコイル
ばね3によつて枠体1に対して下方に付勢されて
下降し、錠体2が最も下げられた解錠位置におい
て、錠体2のピン11が枠体1のピン受部7内に
嵌まり込む。このとき正面よりみて略逆U形に閉
じたねじりコイルばね3の弾発力によつてピン受
部7内のピン11が斜め下向きに付勢され、ピン
11はピン受部7に強く当接せしめられて、錠体
2は解錠位置に保持される。
考案の効果
この考案による錠は、上述のように、錠体案内
孔を有する上下壁およびこれらの間の中間垂直壁
を備えた枠体と、枠体の案内孔に嵌め込まれた状
態で上下動自在に案内される帯板状の把手部付き
錠体と、枠体および錠体に掛け渡されたねじりコ
イルばねとよりなるものであるから、部品数が非
常に少なく、従つて製造が容易で、製造コストが
非常に安くつく。
孔を有する上下壁およびこれらの間の中間垂直壁
を備えた枠体と、枠体の案内孔に嵌め込まれた状
態で上下動自在に案内される帯板状の把手部付き
錠体と、枠体および錠体に掛け渡されたねじりコ
イルばねとよりなるものであるから、部品数が非
常に少なく、従つて製造が容易で、製造コストが
非常に安くつく。
またこの考案による錠は、錠体の施錠用先端部
の下側に右方に張り出した湾曲部が設けられ、こ
の湾曲部に枠体の中間垂直壁側に突出したピンが
取り付けられ、枠体のの中間垂直壁の所要箇所に
おいて錠体の左側に枢軸部が設けられ、この枢軸
部にねじりコイルばねの一端部が回動自在に掛け
止められるとともに、同コイルばねの他端部が錠
体のピンに回動自在に掛け止められ、枠体の中間
垂直壁に、錠体のピンの移動線上でかつ枢軸部よ
り下側のレベルに上方に向かつて開口したピン受
部が膨出状に設けられ、枠体の下壁より下方の錠
体部分に施錠位置規定用ストツパが取り付けられ
ており、錠体が最も下げられた解錠位置におい
て、錠体のピンが枠体のピン受部内に嵌まり込
み、このとき正面よりみて略逆U形に閉じたねじ
りコイルばねの弾発力によつてピン受部内のピン
が斜め下向きに付勢され、錠体が最も上昇した施
錠位置において、錠体のピンが枠体のピン受部よ
り脱出せしめられるとともに、錠体のストツパが
枠体の下壁に下から当接せしめられ、このとき正
面よりみて略く形に開いたねじりコイルばねの弾
発力によつて錠体のピンが上向きに付勢されるよ
うになされているものであるから、解錠および施
錠操作がきわめて簡単で、取扱いが容易である。
の下側に右方に張り出した湾曲部が設けられ、こ
の湾曲部に枠体の中間垂直壁側に突出したピンが
取り付けられ、枠体のの中間垂直壁の所要箇所に
おいて錠体の左側に枢軸部が設けられ、この枢軸
部にねじりコイルばねの一端部が回動自在に掛け
止められるとともに、同コイルばねの他端部が錠
体のピンに回動自在に掛け止められ、枠体の中間
垂直壁に、錠体のピンの移動線上でかつ枢軸部よ
り下側のレベルに上方に向かつて開口したピン受
部が膨出状に設けられ、枠体の下壁より下方の錠
体部分に施錠位置規定用ストツパが取り付けられ
ており、錠体が最も下げられた解錠位置におい
て、錠体のピンが枠体のピン受部内に嵌まり込
み、このとき正面よりみて略逆U形に閉じたねじ
りコイルばねの弾発力によつてピン受部内のピン
が斜め下向きに付勢され、錠体が最も上昇した施
錠位置において、錠体のピンが枠体のピン受部よ
り脱出せしめられるとともに、錠体のストツパが
枠体の下壁に下から当接せしめられ、このとき正
面よりみて略く形に開いたねじりコイルばねの弾
発力によつて錠体のピンが上向きに付勢されるよ
うになされているものであるから、解錠および施
錠操作がきわめて簡単で、取扱いが容易である。
そのうえ、錠体に右方に張り出した湾曲部が設
けられ、この湾曲部に取り付けられたピンと枠体
の枢軸部とにねじりコイルばねが掛け渡されてい
るから、ねじりコイルばねの開閉を枠体内に収め
ることができるとともに、枠体は幅の狭いもので
良く、従つて錠はコンパクトである。
けられ、この湾曲部に取り付けられたピンと枠体
の枢軸部とにねじりコイルばねが掛け渡されてい
るから、ねじりコイルばねの開閉を枠体内に収め
ることができるとともに、枠体は幅の狭いもので
良く、従つて錠はコンパクトである。
また枠体の中間垂直壁に、上方に向かつて開口
したピン受部が、該垂直壁より膨出状に設けられ
ているから、錠体のピン受けのために新たな部品
が不要で、それだけ錠の製造を容易かつ安価にな
し得るという効果を奏する。
したピン受部が、該垂直壁より膨出状に設けられ
ているから、錠体のピン受けのために新たな部品
が不要で、それだけ錠の製造を容易かつ安価にな
し得るという効果を奏する。
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は、正
面図、第2図は背面図、第3図は一部切欠側面
図、第4図は施錠時を示し、第2図に相当する図
である。 1……枠体、1a……中間垂直壁、1b,1c
……上下壁、2……錠体、2a……湾曲部、3…
…ねじりコイルばね、5……枢軸部、7……ピン
受部、8,9……錠体案内孔、11……ピン、1
2……ストツパ、13……把手部。
面図、第2図は背面図、第3図は一部切欠側面
図、第4図は施錠時を示し、第2図に相当する図
である。 1……枠体、1a……中間垂直壁、1b,1c
……上下壁、2……錠体、2a……湾曲部、3…
…ねじりコイルばね、5……枢軸部、7……ピン
受部、8,9……錠体案内孔、11……ピン、1
2……ストツパ、13……把手部。
Claims (1)
- 錠体案内孔8,9を有する上下壁1b,1cお
よびこれらの間の中間垂直壁1aを備えた枠体1
と、枠体1の案内孔8,9に嵌め込まれた状態で
上下動自在に案内される帯板状の把手部13付き
錠体2と、枠体1および錠体2に掛け渡されたね
じりコイルばね3とよりなり、錠体2の施錠用先
端部の下側に右方に張り出した湾曲部2aが設け
られ、この湾曲部2aに枠体1の中間垂直壁1a
側に突出したピン11が取り付けられ、枠体1の
中間垂直壁1aの所要箇所において錠体2の左側
に枢軸部5が設けられ、この枢軸部5にねじりコ
イルばね3の一端部が回動自在に掛け止められる
とともに、同コイルばね3の他端部が錠体2のピ
ン11に回動自在に掛け止められ、枠体1の中間
垂直壁1aに、錠体2のピン11の移動線上でか
つ枢軸部5より下側のレベルに上方に向かつて開
口したピン受部7が膨出状に設けられ、枠体1の
下壁1cより下方の錠体2部分に施錠位置規定用
ストツパ12が取り付けられており、錠体2が最
も下げられた解錠位置において、錠体2のピン1
1が枠体1のピン受部7内に嵌まり込み、このと
き正面よりみて略逆U形に閉じたねじりコイルば
ね3の弾発力によつてピン受部7内のピン11が
斜め下向きに付勢され、錠体2が最も上昇した施
錠位置において、錠体2のピン11が枠体1のピ
ン受部7より脱出せしめられるとともに、錠体2
のストツパ12が枠体1の下壁1cに下から当接
せしめられ、このとき正面よりみて略く形に開い
たねじりコイルばね3の弾発力によつて錠体2の
ピン11が上向きに付勢されるようになされてい
る錠。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20120582U JPS5998067U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 錠 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20120582U JPS5998067U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 錠 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5998067U JPS5998067U (ja) | 1984-07-03 |
JPH024984Y2 true JPH024984Y2 (ja) | 1990-02-07 |
Family
ID=30426712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20120582U Granted JPS5998067U (ja) | 1982-12-23 | 1982-12-23 | 錠 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5998067U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6872348B2 (ja) * | 2016-10-31 | 2021-05-19 | 東洋シヤッター株式会社 | 固定装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5149270U (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-13 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS535291U (ja) * | 1976-06-25 | 1978-01-18 |
-
1982
- 1982-12-23 JP JP20120582U patent/JPS5998067U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5149270U (ja) * | 1974-10-08 | 1976-04-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5998067U (ja) | 1984-07-03 |
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