JPH0249287Y2 - - Google Patents

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JPH0249287Y2
JPH0249287Y2 JP10159384U JP10159384U JPH0249287Y2 JP H0249287 Y2 JPH0249287 Y2 JP H0249287Y2 JP 10159384 U JP10159384 U JP 10159384U JP 10159384 U JP10159384 U JP 10159384U JP H0249287 Y2 JPH0249287 Y2 JP H0249287Y2
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JP
Japan
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frame
metal material
expanded metal
floorboard
downward
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JP10159384U
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JPS6120622U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 イ 考案の目的 a 産業上の利用分野 この考案は自走式駐車場、例えば立体型の自走
式駐車場において床面として敷設する床板の改良
に関するものである。
b 従来の技術 従来のこの種の床板としては、チヤンネル材に
より直角四辺形状の枠体を形成し、その上面に網
目状のエキスパンデツドメタル材を固着したもの
が一般的である。そしてその枠体の形成、および
枠体上面へのエキスパンデツドメタル材の固着
は、すべて溶接により行われている。またそれら
の溶接による形成・固着は、据付現場において行
われることも多い。
c 考案が解決しようとする問題点 上記の如く従来の駐車場用床板は、チヤンネル
材を溶接して枠体を形成し、その上にエキスパン
デツドメタル材を溶接により固着するものである
ため、溶接によるひずみが生じたり、錆が発生し
やすい。また各床板の大きさ・形状・強度等にば
らつきが生じやすいし、現場での据付工事に手間
がかかる。そして据付現場での作業に手間がかか
ると、工事費が高くなるという問題点もある。
本考案は駐車場用床板に関し、従来のものが有
する上記問題点を解決しようとするものである。
即ちその目的とするところは、溶接によるひずみ
や錆の発生を防止し、各床板の大きさ・形状・強
度等のばらつきをなくすとともに、据付現場での
作業を少なくかつ簡素化して、工事費を安くまた
工事期間も短縮化できるような、駐車場用床板を
提供することにある。
ロ 考案の構成 a 問題点を解決するための手段 本考案に係る駐車場用床板Aは、枠体1とエキ
スパンデツドメタル材2とからなり、枠体1はプ
レス加工により直角四辺形状の厚めの鉄板に、1
組の対辺と平行状の横長孔3を並列状に形成し、
その各内周縁を下方に折曲げたリブ部4を形成す
るとともに、他の1組の対辺部分に、断面が下向
きコ形状の接続用部5,6を、その一方5が他方
6よりやや大きめに形成し、該枠体1上部にエキ
スパンデツドメタル材2の四辺部を溶着したもの
である。
上記構成において、一例を示せば床板Aは長方
形状で、大きさは縦が107cm、横が250cm、高さが
6.7cm、枠体1の鉄板の厚みは4mm程度である。
また横長孔3は短寸法が18.5cm程度で数多く並設
し、折返したリブ部4の下方への長さは4cm程度
としておく。接続用部5,6を断面が下向きコ形
状で、一方5を他方6よりやや大きめとしたの
は、第2図の如く1つの床板Aの一側の小さい方
の接続用部6に、隣接の床板A′の一側の大きい
方の接続用部5′を上部から冠合させるようにし
たものである。
図において、7は断面形板で、枠体1の横長
孔3と平行な1組の対辺上部に設けてあり、エキ
スパンデツドメタル材2の両側縁を係止し溶接し
てある。8は補強板で、前記断面形板7を設け
た枠体1下部に垂設してある。9は建造物の梁
杆、10は横杆で、前記枠体1の接続用部5,6
に対応する間隔で、かつ小さい方の接続用部6を
上方から係合可能な幅の部材を、梁杆9上に横設
してある。11は締付ボルト、12,13はボル
ト通挿孔である。尚、隣接の床板A′の各部の符
号にはダツシユを付してある。
b 作用 まず本考案の駐車場用床板の製造は、工場内に
おいて、厚めの直角四辺形状の鉄板をプレス加工
して、多数の横長孔3と、その内周縁を下方に折
曲げたリブ部4と、1組の断面下向きコ形状の接
続用部5,6とをもつ枠体1を形成し、その上部
にエキスパンデツドメタル材2の4辺を溶接固定
するものである。上記製造においては、各床板A
は大きさ・形状・強度等が一定で品質が安定する
し、従来と異なり枠体製造時の溶接によるひずみ
や錆の発生もないことになる。
また現場での据付工事は、建造物の梁杆9上に
固定の横杆10に、1つの床板Aの小さい方の接
続用部6を上方から係合させて載置する。そして
隣接の床板A′の大きい方の接続用部5′を、前記
床板Aの小さい接続用部6の上から冠合させ、ま
た小さい接続用部6′を隣接の横杆10′上に係合
させて載置し、重なつた接続用部5′,6からボ
ルト11を通して横杆10に締付固定する。この
ように接続用部5,6が順次重なるように床板A
を載置して駐車場に床板Aを敷設することにな
る。上記の場合に、現場での作業は既にでき上つ
ている床板Aを順次並べてボルト締めするだけで
あるから、容易・迅速に行なえるし、工事費も安
くなる。また各床板Aに大きさ・形状・強度等に
ばらつきがないから、据付工事は確実に行なえ
る。さらに、床板A両側の断面下向きコ形状の接
続用部5,6にて隣接の床板A′と接続するので、
据付が容易であるし位置ずれもない。しかも、枠
体1に横長孔3を多数個形成してあるので、軽量
化されているし、その内周縁を下方に折曲げたリ
ブ部4を有するので、強度的にも優れている。
ハ 考案の効果 以上で明かな如く、本考案の駐車場用床板は次
のような効果を奏する。即ち、従来のものでは、
チヤンネル材を溶接で矩形状に形成し、その上面
にエキスパンデツドメタル材を溶着するものであ
り、それらを据付現場で行なうことも多かつた。
そのため、枠体の溶接によるひずみ・錆が発生し
やすく、また各床板毎に大きさ・ひずみ・強度等
にばらつきがあるし、現場での据付工事に手間を
要し、工事費も高くついた。
しかし本考案では上記の如く、工場内でプレス
加工にて枠体を形成し、エキスパンデツドメタル
材を溶接固定するものであるから、枠体に溶接に
よるひずみや錆が発生することを防止できるし、
床板の大きさ・形状・強度等にばらつきがなく均
一な品質のものを製造できる。また工場内で均一
に製造された完成品の床板を、据付現場にて固定
するだけであるから、現場での作業は容易・迅速
に行なうことができ、工事費も安価にできる。さ
らに枠体に多数の横長孔を形成し、その内周縁を
下方に折曲げてリブ部を形成してあるので、軽量
化されているとともに、充分な強度をもつてい
る。しかも、床板の両側の接続用部により順次に
接続でき、位置ずれもなくすことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は一
部切欠平面図、第2図は右側面図、第3図は一部
切欠正面図、第4図は第3図の−拡大断面
図、第5図は接続用部の冠合状態を示す拡大縦断
側面図、第6図は使用状態の側面図である。 図面符号、A……床板、1……枠体、2……エ
キスパンデツドメタル材、3……横長孔、4……
リブ部、5……接続用部、6……接続用部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枠体1とエキスパンデツドメタル材2とからな
    り、枠体1はプレス加工により直角四辺形状の厚
    め鉄板に、1組の対辺と平行状の横長孔3を並列
    状に形成し、その各内周辺縁を下方に折曲げたリ
    ブ部4を形成するとともに、他の1組の対辺部分
    に、断面が下向きコ形状の接続用部5,6を一方
    が他方よりやや大きめに形成し、該枠体1上部に
    エキスパンデツドメタル材2の四辺部を溶着し
    た、駐車場用床板。
JP10159384U 1984-07-04 1984-07-04 駐車場用床板 Granted JPS6120622U (ja)

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JP10159384U JPS6120622U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 駐車場用床板

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JP10159384U JPS6120622U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 駐車場用床板

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Publication Number Publication Date
JPS6120622U JPS6120622U (ja) 1986-02-06
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JP10159384U Granted JPS6120622U (ja) 1984-07-04 1984-07-04 駐車場用床板

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0420088Y2 (ja) * 1986-03-25 1992-05-08

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Publication number Publication date
JPS6120622U (ja) 1986-02-06

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