JPH0249250A - ローラー - Google Patents

ローラー

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JPH0249250A
JPH0249250A JP63198484A JP19848488A JPH0249250A JP H0249250 A JPH0249250 A JP H0249250A JP 63198484 A JP63198484 A JP 63198484A JP 19848488 A JP19848488 A JP 19848488A JP H0249250 A JPH0249250 A JP H0249250A
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JP
Japan
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roller
resin layer
small diameter
bearing
hole
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Pending
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JP63198484A
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English (en)
Inventor
Masao Shibata
柴田 征夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemi Con Corp
Original Assignee
Nippon Chemi Con Corp
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Publication date
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Publication of JPH0249250A publication Critical patent/JPH0249250A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、たとえば、ビデオテープレコーダのテープ
走行系で、走行中の磁気テープの振動を低減するための
、いわゆるインピーダンスローラーなどに用いられるロ
ーラーに関する。
〔従来の技術〕
従来、ビデオテープレコーダ(VTR)のテープ走行系
には、走行中の磁気テープの振動を低減する目的でイン
ピーダンスローラーが設置されている。ローラーは、走
行する磁気テープのジッタを自重による慣性モーメント
によって相殺するものである。
そこで、インピーダンスローラーでは、適当な慣性モー
メントを得るため、たとえば、第4図の(A)に示すよ
うに、ローラー本体2は黄銅やステンレスなどの金属で
形成され、このローラー本体2には中心軸上に円形の透
孔4が形成され、この透孔4の両端開口部には段差を以
て径大部6が形成されている。各径大部6には、樹脂か
らなる軸受8.10が圧入され、各軸受8.10には透
孔4より小さい透孔12が形成され、各透孔12にはテ
ーパ面14が形成されている。
そして、支持軸16には軸受8.10を以てローラー本
体2が回転可能に取り付けられており、支持軸16は支
持部材18に立設され、その下端側および上端側にワッ
シャ20.22が固定されている。
したがって、ローラー本体2の摺動面24に磁気テープ
を懸は廻し、走行させると、その走行によってローラー
本体2が回転し、磁気テープの振動をローラー本体2の
回転による慣性モーメントによって吸収ないし低減させ
ることができる。
また、第4図の(B)に示すインピーダンスローラーで
は、第4図の(A)に示した軸受8.10に代え、軸受
8.10を一体にした形の軸受9が用いられ、この軸受
9はローラー本体2の透孔4の内部に圧入されている。
そして、軸受9の内部に形成された透孔13に支持軸1
6が挿入され、軸受9を以てローラー本体2.を回転さ
せることができる。このインピーダンスローラー2の軸
受9にも、透孔13の開口端部にテーパ面14が形成さ
れている。
また、第4図の(C)に示すインピーダンスローラーで
は、軸受8.10または軸受9のような圧入による固定
に代え、ローラー本体2の透孔4内に樹脂を流し込んで
成形加工によって軸受11を設置したものである。この
ような軸受11は、軸受9とほぼ同様な形状を持ち、ロ
ーラー本体2の端面にテーパ面14とともに円板状のフ
ランジ15が形成される。そして、軸受9の内部に形成
された透孔13に支持軸16が挿入され、軸受11を以
てローラー本体2が回転する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、第4図の(A)に示したインピーダンスロー
ラーでは、ローラー本体2の両端部に軸受8.10を圧
入するため、その加工コストが高く、低温の環境下では
軸受8.10が抜けてしまうおそれがあった。また、軸
受8.10に支持軸16を挿入するため、支持軸16と
軸受8.10との整合性が問題となり、滑らかな回転を
得るためには、軸受8.10の形状及びその圧入につい
て高い精度が要求される。
また、第4図の(B)に示したインピーダンスローラー
では、軸受9が一体に形成されるため、第4図の(A)
に示す2つの軸受8.10を別個に設置する場合のよう
な取り付は精度の低下は無いが、圧入コストが高く、低
温の環境下では軸受9が抜けてしまうおそれがあった。
また、支持軸16の形状精度が低い場合には、軸受9に
対する挿入が困難になるとともに、挿入の際に軸受9を
破損してしまうおそれがあり、しかも、支持軸16と軸
受9との接触面積が大きく、摩擦が回転を妨げるなどの
不都合がある。
そして、第4図の(C)に示したインピーダンスローラ
ーでは、軸受11が射出成形によって加工されるため、
圧入による不都合は無いが、軸受11の形状精度が低く
、抜けや樹脂の固化の途上でフランジ15の部分に割れ
が生じ、支持軸16の形状精度が低い場合には、軸受1
1に対する挿入が困難になるとともに、挿入の際に軸受
11を破損してしまうおそれがあった。また、このイン
ピーダンスローラーも、支持軸16と軸受11との接触
面積が太き(、両者間の摩擦が大きいという欠点があっ
た。
そこで、この発明は、製造コストを低減するとともに、
抜けや割れなどの欠陥発生を防止したインピーダンスロ
ーラーの提供を目的とする。
また、この発明は、ローラー本体に対する支持軸の挿入
を容易にし、組立てを容易化したインピーダンスローラ
ーの提供を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明のインピーダンスローラーは、ローラー本体の
中心軸上に形成された透孔の開口側に一定幅の径小部を
形成するとともに、径小部間に径大部を形成し、前記透
孔の壁面に樹脂層を設置し、前記径小部を樹脂層で覆っ
て軸受部としたものである。
この発明のインピーダンスローラーにおいて、前記径大
部の内壁に前記樹脂層を係止する係止溝を形成し、この
係止溝に前記樹脂層の一部を進入させて樹脂層を係止さ
せてもよい。
また、この発明のインピーダンスローラーにおいて、前
記ローラー本体の径小部の開口縁部にテーパ面を形成し
、このテーパ面を前記樹脂層で覆ってその樹脂層に支持
軸の挿入案内面を形成してもよい。
〔作   用〕
このように構成することにより、ローラー本体の内部に
形成された貫通孔の形状に対応して、樹脂層が設置され
ており、その樹脂層によって軸受部が形成されている。
すなわち、軸受部の間は貫通孔の径大部によって、軸受
部より径が大きくなっているので、内部に挿入される支
持軸には、軸受部のみが選択的に接触し、滑らかな回転
が得られる。
また、径大部の内壁に前記樹脂層を係止する係止溝を形
成し、この係止溝に前記樹脂層の一部が進入して樹脂層
が係止されるようにすれば、樹脂層はローラー本体の内
部に確実に固定され、係止溝に対する係止によって、回
り止め効果とともに抜は止め効果が得られる。
また、ローラー本体に形成された貫通孔の開口縁部にテ
ーパ面を形成し、このテーパ面に前記樹脂層の一部を設
置すれば、ローラー本体に対して設置される支持軸はテ
ーパ面に沿って形成された樹脂層上を案内されてローラ
ー本体内に挿入されるので、その挿入が容易になる。
〔実 施 例] 第1図は、この発明のローラーの実施例を示す。
ローラー本体2は、黄銅、ステンレスなどの反磁性体金
属材料を以て円筒状に加工されており、その中心部に透
孔30が形成されている。この透孔30には、その開口
端部に45度の角度でテーパ面31.32が形成され、
その開口部から内方の一定範囲に同形の径小部33.3
4が形成され、径小部33.34の間には径大部35が
形成され、また、各径小部33.34から径大部35に
至る部分にはほぼ45度の角度を持つテーパ面から成る
案内面36.37が形成されている。そして、径大部3
5の内壁面には、断面V字状を成す係止溝38が形成さ
れている。係止溝38は、終端部を円形とし、その中間
部を螺旋状にしたものである。
このローラー本体2の透孔30には樹脂1ii4Qが設
置されている。この樹脂層40は、透孔30のテーパ面
31.32、径小部33.34、案内面36.37およ
び径大部35に沿って形成されており、テーパ面31.
32では樹脂層40もテーパ面を成し、支持軸16の挿
入案内面42が形成され、中心軸上に透孔43が形成さ
れている。
そして、径小部33.34に設置された樹脂層40を以
て軸受部44.46が形成され、径大部35には径小部
33.34から連続した緩やかな放物面を成す湾曲部4
8が形成されている。
そして、このローラー本体2の透孔43に支持軸16が
挿入され、支持軸16を中心に軸受部44.46を以て
ローラー本体2が回転可能に支持されている。支持軸1
6は支持部材18に立設され、また、支持軸の上下端部
には、ワッシャ20.22が固定されている。
すなわち、このローラーは、第2図の(A)に示すよう
に、ローラー本体2は、黄銅、ステンレスなどの反磁性
体金属材料を以て円筒状に形成され、その内部に透孔3
0が形成され、透孔30にはテーパ面31.32、径小
部33.34、径大部35および案内面36.37が形
成される。
次に、第2図の(B)に示すように、ローラー本体2の
透孔30内に樹脂が射出成形によって設置され、樹脂層
40が形成される。この場合、テーパ面31および径小
部33.34には、−様な樹脂層40が形成され、径大
部35における樹脂層40には、樹脂が持つ流動性によ
って表面張力の作用でひけを生じさせ、緩やかな放物面
からなる湾曲部48が形成される。また、この射出成形
では、樹脂[40の一部が係止溝38に進入し、ローラ
ー本体2の透孔30の内壁面に樹脂層40が係止される
とともに密着強度が高められる。したがって、ローラー
本体2と樹脂層40とが一体化するので、抜は止め効果
とともに、回り止め効果が得られる。
そして、このローラー本体2に対し、支持軸16を挿入
し、第1図に示したローラーとして完成させる。この場
合、テーパ面31には樹脂層40が設置され、樹脂層4
0もテーパ面を成しているので、支持軸16は、樹脂1
40からなる挿入案内面42によって軸受部44.46
に挿入され、ローラー本体2に対する挿入が容易になる
支持軸16の上端部に形成された凹部52には、ローラ
ー本体2を取り付けた後、ワッシャ20が固定される。
また、湾曲部48が形成されているので、支持軸16に
若干の形状誤差がある場合にも、湾曲部48がその誤差
を緩衝する機能を持ち、従来のような軸受の割れなどの
欠陥発生を未然に防止することができる。
このように構成されたローラーのローラー本体2の摺動
面50に図示していない磁気テープを駆は廻して走行さ
せれば、その走行によってローラー本体2が支持軸16
を中心に回転し、磁気テープの振動をローラー本体2の
慣性モーメントによって吸収ないし減少させ、振動の無
い走行を実現することができる。特に、一体に形成され
た樹脂N40によって軸受部44.46が径小部33.
34に対応して形成されているので、支持軸16との接
触面が少なく、滑らかな回転状態が得られる。
次に、第3図はこの発明のローラーの他の実施例を示す
前記実施例では、インピーダンスローラーについて説明
したが、この発明のローラーはガイドローラーとして用
いることができる。すなわち、ガイドローラーでは、支
持軸17の上端部および下端部にフランジ54.56を
取り付け、各フランジ54.56の直径をローラー本体
2に径より大きくすることによって懸は廻された磁気テ
ープの離脱を防止することができる。この場合、フラン
ジ54は、支持軸17の上端部に圧入によって強固に固
定されており、60は着脱のための溝部を示す。そして
、支持軸17に圧入によって取り付けられたねじ部62
は、図示していない固定部材に固定するためのものであ
る。
なお、実施例では、インピーダンスローラーやガイドロ
ーラーについて説明したが、この発明は、各種のローラ
ーに用いることができる。
〔発明の効果〕
この発明によれば、ローラー本体の透孔内に設置された
樹脂層によって、軸受部が形成されているので、製造コ
ストの低減を図ることができるとともに、支持軸に取り
付けられて滑らかな回転状態を実現することができ、し
かも、軸受部間には、径大な湾曲部が形成されているの
で、支持軸の形状誤差を緩衝または吸収でき、支持軸を
挿入した際に樹脂層を破損することが無く、信頼性の高
いローラーを実現することができる。
また、この発明によれば、ローラー本体内に樹脂層が確
実に固定され、回り止めおよび抜は止めが実現でき、安
定した回転状態を長期に亘って維持することができる。
また、この発明によれば、ローラー本体の透孔の開口端
部にテーパ面が形成され、その表面に樹脂層が設置され
ているので、樹脂層の表面がテーパ面を成すことから、
支持軸の挿入が容易になり、軸受部の破損などを生じる
ことがなく、製造が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明のローラーの実施例を示す縦断面図、
第2図は第1図に示したローラーの製造工程を示す断面
図、第3図はこの発明のローラーの他の実施例であるガ
イドローラーを示す図、第4図は従来のインピーダンス
ローラーを示す断面図である。 2・・・ローラー本体 16・・・支持軸 31.32・・・テーパ面 33.34・・・径小部 35・・・径大部 38・・・係止溝 40・・・樹脂層 42・・・挿入案内面 第 図 (実施例) 第 図 (実施@) (B)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ローラー本体の中心軸上に形成された透孔の開口側
    に一定幅の径小部を形成するとともに、径小部間に径大
    部を形成し、前記透孔の壁面に樹脂層を設置し、前記径
    小部を樹脂層で覆って軸受部としたローラー。 2、前記径大部の内壁に前記樹脂層を係止する係止溝を
    形成し、この係止溝に前記樹脂層の一部を進入させて樹
    脂層を係止させた請求項1記載のローラー。 3、前記ローラー本体の径小部の開口縁部にテーパ面を
    形成し、このテーパ面を前記樹脂層で覆ってその樹脂層
    に支持軸の挿入案内面を形成した請求項1記載のローラ
    ー。
JP63198484A 1988-08-09 1988-08-09 ローラー Pending JPH0249250A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63198484A JPH0249250A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 ローラー

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JP63198484A JPH0249250A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 ローラー

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Publication Number Publication Date
JPH0249250A true JPH0249250A (ja) 1990-02-19

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ID=16391882

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JP63198484A Pending JPH0249250A (ja) 1988-08-09 1988-08-09 ローラー

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6419139B1 (en) 1999-05-07 2002-07-16 Funai Electric Co. Ltd. Pinch roller bearing structure for magnetic tape apparatus

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58155566A (ja) * 1982-03-09 1983-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd テ−プガイドロ−ラ−

Patent Citations (1)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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