JPH0249132B2 - Kensakushikitategataseimairooru - Google Patents

Kensakushikitategataseimairooru

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JPH0249132B2
JPH0249132B2 JP22504183A JP22504183A JPH0249132B2 JP H0249132 B2 JPH0249132 B2 JP H0249132B2 JP 22504183 A JP22504183 A JP 22504183A JP 22504183 A JP22504183 A JP 22504183A JP H0249132 B2 JPH0249132 B2 JP H0249132B2
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JP
Japan
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roll
grinding
friction
presser
rice
Prior art date
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JP22504183A
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JPS60118241A (ja
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Soichi Yamamoto
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は研削式縦型精米ロールに係るものであ
る。
また、本発明は研削搗精と摩擦搗精とを、全く
同時に行なえるものである。
従来公知の縦型研削式精米機は、精白室内を米
粒が自重で流下するから、搗精時間が短かく、非
能率的である欠陥があつた。公知の逆円錐精米機
は、その欠陥を克服しているが、ロールと除糠筒
の製造に費用がかかる欠陥がある。
また従来の縦軸回転式精米ロールには、研削式
といつて金剛砂製のものと、摩擦式といつて鉄製
のものとがあり、なかには、両用のものもあつた
が、いずれにしても、研削精米機と摩擦精米機を
接続したものであり、研削と摩擦は別々に行なわ
れていた。
本発明は、前記公知のものと異なり、短冊状に
形成されている研削ロール片と摩擦ロール片とを
円周方向に交互に設けたものであつて、長行程精
米を可能とし、また研削搗精と摩擦搗精を全く同
時に行なうようにしたものである。
即ち、米粒の表面は滑面状態を呈しているか
ら、最初から粒々摩擦を行なうことは困難であ
る。それだからといつて、最初から研削を行ない
これをいつまでも継続すると、原形精白はできず
歩留を低下させる。しかしながら金剛砂により研
削すると、表面が粗ぼう状態となるので、摩擦搗
精を行なうに適した状態となる。したがつて、理
想的な搗精としては、滑らかな表面を粗ぼう状態
にする研削と表面粗ぼうになつた米粒の粒々摩擦
搗精を同時に繰返し行なう搗精が最もすぐれた搗
精といえるのである。
本発明は、縦軸回転の回転体の外表面に短冊状
に形成されている金剛砂製の研削ロール片と、鉄
製の摩擦ロール片とを、円周方向に交互に取付け
た研削式縦型精米ロール、および、前記研削ロー
ル片及び摩擦ロール片は、上下2段又はそれ以上
の多段に設けた研削式縦型精米ロール、および、
縦軸回転の回転体の外表面に短冊状に形成されて
いる金剛砂製の研削ロール片と、鉄製の摩擦ロー
ル片とを、円周方向に交互に取付け、摩擦ロール
片には、米粒を上方に浮上させる傾斜突起を設け
た研削式縦型精米ロールの構成としたものであ
る。
図により説明すると、1は垂直の送殻螺旋であ
り、縦の金属円筒2の外周面に一体的に膨出形成
されている。送殻螺旋1は後述する取付筒3とは
別体に形成され、送殻螺旋1と取付筒3とは接合
部4でピン等により連結されている。取付筒3の
断面は第2図のように内側が円筒部5に形成さ
れ、外側は平坦な取付面6,6…を複数面形成す
る。実施例における取付面6は前後両面と左右両
面に形成されて四角筒であり、その角部7には上
下方向の角溝8が形成される。角溝8は取付筒3
の上端より下端まで全長に亙つて形成され、これ
に嵌合するロール押え9が設けられる。ロール押
え9の内側部分は前記角溝8に嵌合する構造であ
る。しかし、その内面10は角溝8の溝底11に
対して僅かに隙間12を形成する状態で嵌合す
る。ロール押え9の内側部分を角溝8に嵌合した
とき、その外側部13は角溝8よりも外方に突出
し、外側部13は外方に至るに従いテイーパーに
外開きの押え部14を形成する。角溝8の溝底1
1の上側部分には噴風孔を形成しないが、の内側
部分下部側には噴風孔15を形成する。ロール押
え9は、角溝8の上側部分にのみ係合し、角溝8
の下側部分には下部ロール押え16を係合させ
る。下部ロール押え16には通風溝17,17を
形成する。18は取付筒3の溝底11に形成した
ネジ孔で、ネジ孔18に合う透孔19をロール押
え9,16に形成し、透孔19に止ネジ20を挿
通して止着する。このときロール押え9の内面1
0と溝底11の隙間12は止めネジ20よりロー
ル押え9,16確実に締付ける効果を奏する。下
部ロール押え16に形成される通風溝17は回転
方向イに向つて噴風する向きに形成される。取付
筒3の内側には中空パイプよりなる回転軸21が
嵌合する。前記ネジ孔18の内側部分は内方に突
出する突起22となり、突起22の内面は、回転
軸21の外面23にピツタリ密着する構造である
(なお外面23と突起22との間に僅かの隙間を
形成することもある)。回転軸21には透孔24
を複数個形成し、回転軸21の内部は通風路25
となり、ブロアーに接続する。即ち、通風路25
を通つた風は透孔24より吹き出た後、回転軸2
1と取付筒3との間31を通り、噴風孔15より
吹出し、更に通風溝17より吹出す。前記ロール
押え9,16は全ての角溝8,8に嵌合してお
り、相対向する押え部14と押え部14との間
で、短冊状の研削ロール片26及び摩擦ロール片
27を挾持する。該摩擦ロール片27は金属鋳物
で形成してもよいが、該摩擦ロール片27は短冊
状であるため、鍛造により形成してもよく、いず
れにしてもその製造は容易である。研削ロール片
26、摩擦ロール片27の左右両側28は前記押
え部14に挟まるように内端(底面29)に至る
に従い幅が大きくなるテーパー状に形成する。摩
擦ロール片27には突条30を形成する。前記突
条30は、高さの異なるものを何種類も作成す
る。前記研削ロール片26と摩擦ロール片27は
円周方向に交互に取付ける。前記突条30は傾斜
していて、その傾斜の方向は回転方向イに対して
米粒を上方に浮上させる向きに形成する。
次に作用を述べる。
本発明は上述の構成であるから、多数形成され
ている研削ロール片26群と摩擦ロール片27群
のうち、任意のものを選んで取付面6,6に円周
方向に交互に当がい、角部7にロール押え9を嵌
合させて透孔19に止めネジ20を挿入し、ネジ
孔18に螺合させると研削ロール片26と摩擦ロ
ール片27はロール押え9の押え部14によりそ
れぞれ止着される。このとき、研削ロール片2
6、摩擦ロール片27の各底面29は平坦である
から、取付面6に密着し、研削ロール片26、摩
擦ロール片27の左右両側28は下程大きくなる
傾斜部に形成されているから押え部14で押え付
けられ、したがつて、頗る簡単に取付けることが
できる。同様の方法で取付面6の下部側に研削ロ
ール片26摩擦ロール片27を円周方向に交互に
当接し、下部ロール押え16で止着すると第5図
のようになる。このように形成されたロールで精
米すると、研削ロール片26、摩擦ロール片27
で水平方向に撹拌されながら搗精されることにな
り、研削ロール片26により滑面状態の表面粗ぼ
うにされると次の瞬間摩擦ロール片27で粒々摩
擦搗精を行なうことになる。したがつて、研削と
摩擦が同時に行なわれ、極めて理想的な精米がで
きる。また、精白室では研削ロール片26により
研削精米し、摩擦ロール片27の突条30により
上方に持ち上げられ、再び研削ロール片26で研
削精米するから、精白室を下降する速度は遅く十
分に搗精される。
しかして、精白室の下部側に至ると、上部と同
様に搗精が繰り返し行なわれ、その間噴風孔1
5、通風溝17より噴風して完全に除糠し、美麗
な精白米とするものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の分解斜視図、第2図は要部の横
断分解図、第3図と第4図は要部の横断面図、第
5図は組立斜視図である。 符号の説明、1……送殻螺旋、2……金属円
筒、3……取付筒、4……接合部、5……円筒
部、6……取付面、7……角部、8……角溝、9
……ロール押え、10……内面、11……溝底、
12……隙間、13……外側部、14……押え
部、15……噴風孔、16……下部ロール押え、
17……通風溝、18……ネジ孔、19……透
孔、20……止ネジ、21……回転軸、22……
突起、23……外面、24……透孔、25……通
風路、26……研削ロール片、27……摩擦ロー
ル片、28……左右両側、29……底面、30…
…突条。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縦軸回転の回転体の外表面に短冊状に形成さ
    れている金剛砂製の研削ロール片と、鉄製の摩擦
    ロール片とを、円周方向に交互に取付けた研削式
    縦型精米ロール。 2 特許請求の範囲第1項のものにおいて、前記
    研削ロール片及び摩擦ロール片は、上下2段又は
    それ以上の多段に設けた研削式縦型精米ロール。
JP22504183A 1983-08-13 1983-11-29 Kensakushikitategataseimairooru Expired - Lifetime JPH0249132B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22504183A JPH0249132B2 (ja) 1983-11-29 1983-11-29 Kensakushikitategataseimairooru
US06/598,921 US4581798A (en) 1983-08-13 1984-04-10 Rice-cleaning roller of a grinding type
IT22238/84A IT1176565B (it) 1983-08-13 1984-08-06 Cilindro per pulire il riso del tipo a smerigliatura

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22504183A JPH0249132B2 (ja) 1983-11-29 1983-11-29 Kensakushikitategataseimairooru

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60118241A JPS60118241A (ja) 1985-06-25
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JP22504183A Expired - Lifetime JPH0249132B2 (ja) 1983-08-13 1983-11-29 Kensakushikitategataseimairooru

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