JPH0249062Y2 - - Google Patents

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JPH0249062Y2
JPH0249062Y2 JP16361284U JP16361284U JPH0249062Y2 JP H0249062 Y2 JPH0249062 Y2 JP H0249062Y2 JP 16361284 U JP16361284 U JP 16361284U JP 16361284 U JP16361284 U JP 16361284U JP H0249062 Y2 JPH0249062 Y2 JP H0249062Y2
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gear
oil pump
hydraulic oil
bracket
gear case
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JP16361284U
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Compressors, Vaccum Pumps And Other Relevant Systems (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は内燃機関に付設される作動油ポンプ
と、該作動油ポンプに付属する作動油ポンプ駆動
ギヤやギイドルギヤ等の部品とをギヤケースに対
し、取付け・取外し可能に設けた作動油ポンプ取
付装置に関するものである。
(従来の技術) 立形デイーゼルエンジン等の内燃機関のうちで
も、とりわけトラクター等の農作業機に搭載され
たり、発電機等の動力源として汎用される内燃機
関においては、その使用目的に応じて周辺の油圧
機器を作動させるための作動油ポンプの取付けを
必要としたり、また、必要としない場合があるた
め、前記作動油ポンプを機関と別体にユニツト化
し、必要に応じてこれを内燃機関のギヤケースの
外面に取付け、その入力軸をギヤケースに内蔵し
た作動油ポンプ駆動ギヤとスプライン嵌合させる
と共に、該作動油ポンプ駆動ギヤをギイドルギヤ
を介して前記ギヤケースに内蔵したギヤトレーン
を噛合連動させることにより作動油ポンプをユニ
ツトで着脱する構成が採用されている。(例えば、
実公昭56−20260号公報参照) (考案が解決しようとする問題点) ところが、上述の如く作動油ポンプを着脱可能
に取付けた従来の内燃機関においては、作動油ポ
ンプを必要としない場合、作動油ポンプの本体ユ
ニツトについては取外しが可能であるが、作動油
ポンプ駆動ギヤおよびギイドルギヤについてはギ
ヤケースに内蔵された状態にあり、ギヤケース外
部からは取外し不可能であり、これを取外そうと
すれば、ギヤケース周囲に設けた多数のボルトを
取外し、ギヤケースを本体と蓋とに分解して手出
さねばならず、作業が極めて煩雑になると共に、
作動油ポンプの取付け如何んに拘らず、全ての機
関に作動油ポンプ駆動ギヤとアイドルギヤとを予
めギヤケースに内蔵すれば、その分、部品点数の
増加および製造コストの高謄を招く問題があつ
た。
戻論、作動油ポンプと同ポンプの駆動ギヤとを
一体にユニツト化し、これをギヤケースに着脱可
能に取付けることも、一部で行われているが、ア
イドルギヤについては、依然として容易に取外す
ことが出来ず、この点について更に改善すべき余
地を残していた。
本考案はかかる従来の作動油ポンプを取付け・
取外し可能に装備した内燃機関が有していた問題
点に着目し、前記ギヤケースに作動油ポンプ駆動
ギヤを軸承するブラケツトの取付孔を設け、該取
付孔を通じて前記作動油ポンプ駆動ギヤおよびア
イドルギヤを挿脱可能とすることにより、作動油
ポンプに付属する部品をギヤケースを分解するこ
となしに容易に取付け・取外し可能ならしめ、も
つて前記問題点を解決せんとするものである。
(問題点を解決するための手段) 即ち、上記問題点を解決するための本考案の構
成は、ギヤトレーンを内蔵したギヤケースの外面
に作動油ポンプの本体を着脱可能に取付け、該作
動油ポンプの入力軸に連結される作動油ポンプ駆
動ギヤを前記ギヤトレーンに対し、アイドルギヤ
を介して噛合連動させてなる内燃機関において、
前記作動油ポンプ駆動ギヤを軸承するブラケツト
を前記ギヤケースと別体に形成し、該ブラケツト
を前記ギヤケースの作動油ポンプ取付位置に穿設
したブラケツト取付孔に対して嵌脱可能に取付
け、該ブラケツト取付孔の内径を少くとも前記作
動油ポンプ駆動ギヤおよびギイドルギヤの外径よ
り大きく設定すると共に、前記アイドルギヤの支
軸を前記ギヤケース外部より挿脱可能な構成と
し、前記作動油ポンプ駆動ギヤおよびアイドルギ
ヤをギヤケースに対し、取付け・取外し可能なら
しめた点にある。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面にもとづいて
詳細に説明する。
第1図は本考案装置を適用した立形デイーゼル
内燃機関のギヤケース部分の概要正面図、第2図
は第1図における−線矢視断面図である。
これらの図において、1は機関前面に配設され
たギヤケースであつて、該ギヤケース1は、機関
本体の前面に止着された本体2と該本体2の前面
をギヤトレーン収容空間4を介在させて覆装する
蓋3とで構成され、前記ギヤトレーン収容空間4
内には、クランク軸5の端部に固着されたクラン
ク軸ギヤ6、潤滑油ポンプ入力軸7に固着された
潤滑油ポンプ駆動ギヤ8、アイドルシヤフト9に
より回転自在に軸承されたアイドルギヤ10、カ
ム軸11の端部に固着したカムギヤ12等から構
成された一連のギヤトレーンが互いに噛合した状
態で内蔵されている。
また、前記ギヤケース1は、前記機関本体から
側方へ突出した部分のギヤケース本体2外面2a
において、該外面2aから前記ギヤトレーン収容
空間4に亘り、中心孔13にベアリング14を嵌
着したブラケツト15のインロー部15aを嵌通
し得る大きさのブラケツト取付孔16を有してお
り、該取付孔16に嵌着した前記ブラケツト15
のベアリング14と前記蓋3内面の軸受孔17に
嵌着したベアリング18とにより外周に作動油ポ
ンプ駆動ギヤ19を固着した中空軸20を回転自
在に軸承している。
21は、前記ギヤケース1の本体2に対し、前
記ブラケツト15のフランジ部を図示なきボルト
により共締めされ、着脱可能に取付けた作動油ポ
ンプであつて、該作動油ポンプ21は、その入力
軸22に固着したスプラインボス23が前記中空
軸20の中心孔24とスプライン嵌合しており、
前記作動油ポンプ駆動ギヤ19と一体に回転し得
る構成となつている。
一方、25は前記ギヤケース本体2の外面2a
からギヤトレーン収容空間4に亘つて穿設した軸
通孔26に嵌通されたアイドルギヤ軸承用の支軸
であつて、該支軸25は、その内方端が前記ギヤ
ケース蓋3内面の軸受孔27に嵌着され、該軸受
孔27と同心的に穿設されたボルト孔28を通じ
てギヤケース蓋3外部よりシールワツシヤー2
9′を介して挿通した取付ボルト孔29の先端を
端部に設けたねじ孔30に螺着することにより、
ギヤケース1と一体に固着されていると共に、該
支軸25の外周には、前記カムギヤ12と作動油
ポンプ駆動ギヤ19とを互いに噛合連動させるア
イドルギヤ31の中心孔32が回転可能に嵌通さ
れている。
上記支軸25は、その内部において前記ギヤケ
ース本体2の外面2aより突出した外方端25a
側の端面より前記アイドルギヤ31の中心孔32
と接触する外周面33に亘り互いに直交する油孔
34,35が穿設されていると共に、該油孔3
4,35の開口端には、機関の潤滑油の一部を導
入する管継手36が取付けられている。
図中、37は支軸25外周に周設した溝38に
嵌着したoリングである。
なお、前記ギヤケース1の本体2に穿設された
ブラケツト取付孔16は、その内径Dが少なくと
も前記作動油ポンプ駆動ギヤ19の外径d1および
アイドルギヤ31の外径d2より大きく設定されて
おり、作動油ポンプ駆動ギヤ19およびアイドル
ギヤ31を前記ギヤトレーン収容空間4から抜き
取り可能な構成となつている 本考案の作動油ポンプ取付装置は、叙上の構成
を有するものであるが、次にその作用を説明する
と、先ず、第2図の如き作動油ポンプ取付状態に
おいて作動油ポンプ21、駆動ギヤ19およびア
イドルギヤ31を取外す場合は、作動油ポンプ2
1およびブラケツト15をギヤケース本体2に共
締めしている図示なきボルトを取外し、作動油ポ
ンプ21を、その入力軸22に固着したスプライ
ンボス23を中空軸20の中心孔24から引抜い
てブラケツト15と分離すると共に、ブラケツト
15をギヤケース本体2のブラケツト取付孔16
から抜き取る際、同時に、作動油ポンプ駆動ギヤ
19、中空軸20およびベアリング14,18を
ギヤトレーン収容空間4から一体に抜き取る。
また、アイドルギヤ31については、先ず、支
軸25から管継手36を取外し、該支軸25の端
部25aを挾持して廻り止めしながらボルト29
を取り除き、支軸25を軸通孔26から抜き取る
と、アイドルギヤ31は、空間4内にて自由に移
動出来るようになるため、前記ブラケツト取付孔
16の位置まで移動させ軸方向に抜き取るだけ
で、該ブラケツト取付孔16からギヤケース1外
部へ容易に取出すことが出来る。
このようにして作動油ポンプ21、ブラケツト
15、ベアリング14,18、中空軸20、駆動
ギヤ19、アイドルギヤ31ならびに支軸25を
取り外すか、もしくは出荷当初からこれらを付設
しない場合は、ギヤケース1に対して第3図に示
す如く各孔からの油漏れを防止するための部材が
取付けられる。
即ち、第3図における39は、前記ブラケツト
15の代わりにブラケツト取付孔16に嵌着され
た蓋部材、40は支軸25の代わりに軸通孔26
および軸受孔27に嵌着された盲栓、41は盲プ
ラグであり、これらを取付けることによりギヤト
レーン収容空間4からの油流出が防止される。
図中、前記第2図と同一符号を付した部分は、
同一部材、同一箇所を夫々示している。
なお、上記実施例においては、ブラケツト取付
孔16をギヤケース本体2側に設け、作動油ポン
プ21をギヤケース本体2外面に取付けた場合に
ついてのみ説明したが、本考案の取付装置は別段
これに限定されるものではなく、前記第2図のブ
ラケツト15の代わりに第3図の如き開口を有し
ない蓋状のブラケツト39を使用し、ギヤケース
蓋3側の取付座面に作動油ポンプ21を取付けて
使用することも可能であり、また、これと反対に
ギヤケース蓋3側にブラケツト取付孔16を穿設
し、これにブラケツト15を嵌着し、作動油ポン
プ21を取付けるなど、本考案の目的を逸脱しな
い範囲において各種の設計的改変を加え得ること
は示うまでもない。
また蓋部材39に切欠部39′を形成し、必要
に応じて切欠部39′の部分を穿孔するようにす
れば、蓋部材39を作動油ポンプのブラケツトと
して使用できるものである。
(考案の効果) 以上述べた如く、本考案の作動油ポンプ取付装
置は、作動油ポンプの入力軸に連結される作動油
ポンプ駆動ギヤを軸承するブラケツトをギヤケー
スと別体に形成し、該ブラケツトを前記ギヤケー
スの作動油ポンプ取付位置に設けたブラケツト取
付孔に対して嵌脱可能に取付けると共に、該ブラ
ケツト取付孔の内径を少くとも前記作動油ポンプ
駆動ギヤおよび該駆動ギヤをギヤトレーンと噛合
連動させるアイドルギヤの外径より大きく設定
し、更に該アイドルギヤの支軸を前記ギヤケース
の外部より取外し可能な構成とし、前記作動油ポ
ンプ駆動ギヤおよびギイドルギヤをブラケツト取
付孔を通じて挿脱出来るようにしたものであるか
ら、ギヤケースを分解することなしに作動油ポン
プギヤおよびアイドルギヤをギヤケースに対し容
易に取付け・取外し可能であり、作動油ポンプの
取付けを必要としない場合において、該作動油ポ
ンプに付属するアイドルギヤ等の部品を削減する
ことが出来、内燃機関の製造コスト高謄を抑制し
得ると共に、出荷後に作動油ポンプの取付けが必
要になつた場合においても、容易に組み付けるこ
とが出来、メンテナンス作業の高能率化を達成す
るというすぐれた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の作動油ポンプ取付装置を適用
した立形デイーゼル内燃機関のギヤケースを示す
概要正面図、第2図および第3図は第1図におけ
る−線矢視断面に相当するもので、第2図は
作動油ポンプ取付時の状態、第3図は作動油ポン
プおよびギヤ取外し時の状態を夫々示している。 1……ギヤケース、6,8,10,12……ギ
ヤトレーン、15……ブラケツト、16……ブラ
ケツト取付孔、19……作動油ポンプ駆動ギヤ、
21……作動油ポンプ、22……入力軸、25…
…支軸、31……アイドルギヤ、D……ブラケツ
ト取付孔内径、d1……作動油ポンプ駆動ギヤ外
径、d2……アイドルギヤ外径。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ギヤトレーンを内蔵したギヤケースの外面に作
    動油ポンプの本体を着脱可能に取付け、該作動油
    ポンプの入力軸に連結される作動油ポンプ駆動ギ
    ヤを前記ギヤトレーンに対し、アイドルギヤを介
    して噛合連動させてなる内燃機関において、前記
    作動油ポンプ駆動ギヤを軸承するブラケツトを前
    記ギヤケースと別体に形成し、該ブラケツトを前
    記ギヤケースの作動油ポンプ取付位置に穿設した
    ブラケツト取付孔に対して嵌脱可能に取付け、該
    ブラケツト取付孔の内径を少くとも前記作動油ポ
    ンプ駆動ギヤおよびギイドルギヤの外径より大き
    く設定すると共に、前記ギイドルギヤの支軸を前
    記ギヤケース外部より挿脱可能な構成としたこと
    を特徴とする内燃機関の作動油ポンプ取付装置。
JP16361284U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0249062Y2 (ja)

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JP16361284U JPH0249062Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JP16361284U JPH0249062Y2 (ja) 1984-10-29 1984-10-29

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JPS6178024U JPS6178024U (ja) 1986-05-24
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