JPH0248865Y2 - - Google Patents

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JPH0248865Y2
JPH0248865Y2 JP18375285U JP18375285U JPH0248865Y2 JP H0248865 Y2 JPH0248865 Y2 JP H0248865Y2 JP 18375285 U JP18375285 U JP 18375285U JP 18375285 U JP18375285 U JP 18375285U JP H0248865 Y2 JPH0248865 Y2 JP H0248865Y2
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  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野 本考案は、セグメント型発光表示体の改良に関
する。 従来技術及びその問題点 従来公知のセグメント型発光表示体を説明する
と、このものは、LEDチツプなどの発光体素子
を設けた導電パターンの形成された絶縁基板の上
面に、表示すべき表示パターンに応じた透孔部を
形成した視認性を改善するためのマスク板を配設
し、このマスク板の各透孔部より封止樹脂(例え
ば透光性を有した熱硬化性エポキシ樹脂)を充填
して、発光体素子を気密封止した構造となつてい
る。また、マスク板の材料はノリル樹脂、ポリサ
ルホン樹脂などの非可撓性の耐熱性樹脂が使用さ
れる。 しかるに、このようなセグメント型発光表示体
においては、マスク板の各透孔部内に充填される
封止樹脂は、その熱膨張係数が基板とは異なつて
いるためや、発光体素子の封止のため透孔部に充
填した封止樹脂を硬化させる時の硬化収縮など
や、あるいはLEDの点灯時などには加熱され、
基板に歪や反りを生じさせるなどの問題があつ
た。このような問題は、発光表示体が大型化する
程顕著に現れる。 そこで、この問題を解決するため、従来は、第
9図に示したように、基板100を剛性の大きい
アルミニウムなどで形成するとともに、マスク板
102を基板100を嵌入する凹所102bを設
けた構造にしており、基板100にマスク板10
2を取付けた後は、基板100の裏面より封止樹
脂と同様な熱膨張係数を有したエポキシ樹脂10
5を充填することによつて、各透孔部102aに
充填したエポキシ樹脂104と、基板100の裏
面に充填したエポキシ樹脂105との両者により
熱伸縮力を平衡させて基板100に反りや歪の原
因となる外力を加えないような構造にしている。 しかし、このため、表示体そのものの構造は複
雑となり、かつ厚みも大きくなり、薄肉化を妨げ
る原因となつている。 考案が解決しようとする問題点 本考案は、叙上の事情に鑑みてなされたもの
で、反りや歪などの欠陥を生じにくい上に、構造
が簡単で量産性に優れ、かつ薄肉に形成できる安
価なセグメント型発光表示体を提供することを目
的としている。 問題点を解決するための具体的手段 上記目的は、次のような構造の本考案セグメン
ト型表示体によつて達成される。 すなわち、ここに提案されるセグメント型発光
表示体は、発光体素子を設けた導電パターンの形
成された絶縁基板の上面に、可撓性樹脂素材によ
り形成したマスク板を配設したことを構造上の特
徴としたものである。 考案の作用及び効果 本考案のセグメント型発光表示体によれば、そ
の構造上の特徴から次のような作用、効果が奏さ
れる。 マスク板の各透孔部より充填される封止樹脂が
加熱硬化時に熱収縮したり、あるいは発光体素子
の点灯駆動時に加熱された場合にも、マスク板が
可撓性樹脂で形成されているため、その時に生じ
る熱収縮力を緩和吸収して、基板に反り、歪、ク
ラツクなどの欠陥を発生するのを未然に防止でき
る。したがつて、反り、歪やクラツクなどの客陥
の生じにくいセグメント型発光表示体を提供でき
る。 また、基板を剛性の大きいアルミニウム板など
で形成する必要がなく、紙、フエノール基板、ガ
ラスエポキシ基板などで十分であり、しかもマス
ク板を基板に配設した後に基板の裏面より封止樹
脂と同じ樹脂を充填するような手間も不要なの
で、構造が簡単で製造作業も簡単になり、量産性
が良く、製造コストも安価なセグメント型発光表
示体が得られる。 考案の実施例 以下に、添付図を参照して本考案の一実施例を
説明する。 第1図は、本考案のセグメント型発光表示体A
の第一の実施例を示す分解斜視図である。 図において、1は絶縁基板、2は可撓性樹脂素
材より成るマスク板で、例えばシリコンゴム、ネ
オプレンゴム樹脂、可撓性エポキシ樹脂などによ
つて製される。 絶縁基板1は、ガラスエポキシ、紙フエノール
などの片面銅張積層板で製され、その表面は導電
パターンBが形成されている。また、マスク板2
は、7つのセグメント表示部に対応した透孔部2
a〜2gを形成している。 導電パターンBの詳細は、第3図に示されてい
る。すなわち、この導電パターンBは、片面銅張
積層板の表面の銅箔をエツチング加工するなどし
て形成されており、共通電極を構成する共通電極
パターン31と、独立電極を構成する7つの独立
電極パターン32…、導電ランド33…の3つの
部分より構成されている。そして、共通電極パタ
ーン31はアノード側給電端子31aに、7つの
独立電極パターン32…は独立した7つのカソー
ド側給電端子32a…にそれぞれ延出している
が、導電ランド33…はいずれの給電端子とも接
続されず、しかも他のいずれの導電パターンとも
接続されずに互いに孤立して形成されている。給
電端子31a,32a…の各々に設けられたピン
ホール31b,32b…に対応したピンプラグ
(不図示)が挿着され、第4図に示したようなセ
グメントデコーダ6からの出力信号を受けて、7
つのセグメント表示部2a〜2gに対応した
LEDが選択的に点灯駆動される。 実施例では、1つの独立電極パターン32、2
つの導電ランド33,32及び共通電極31を7
つのセグメント表示部2a〜2gの1つの対応さ
せて設けてあり、発光体素子を構成する3つの
LEDチツプLED…が、各々のセグメント表示部
2a〜2gに対応して設けられ、互いにボンデイ
ングワイヤ4…により直列に接続されている。 第4図は、このような構造のセグメント型発光
表示体Aの電気的等価回路を示すものである。 図例では、アノード側端子を共通端子としてお
り、カソード側をセグメントデコーダ6の出力端
子a〜gに接続して点灯駆動する構成としてい
る。公知のスタテイツクドライブ方式によりセグ
メントデコーダ6の7つの出力端子a〜gに
「H」あるいは「L」レベルの信号が出力される
と、「L」レベルの信号を出力する端子に接続さ
れたLEDが点灯駆動される。 第2図は、本考案のセグメント型発光表示体A
の縦断面構造図である。 図に見るように、本考案の発光表示体Aは、導
電パターンBの形成された絶縁基板1の上面に、
セグメント表示部を構成する透孔部2a〜2gの
形成された、可撓性樹脂素材より成るマスク板2
を積層状態に接合しているので、全体として薄型
構造となつている。また、マスク板2の各透孔部
2a〜2gには封止樹脂7が充填されて、発光体
素子LED…が気密封止されている。 第5図は、本考案の他例であり、マスク板2に
形成した透孔部2a〜2gの各々に、仕切壁5…
を設け、仕切壁5…によつて区分された部分に封
止樹脂を個別に充填して、独立封止部を形成した
ものを示している。仕切壁5…はマスク板2と同
じ素材により形成してもよく、このような場合に
は、マスク板と一体形成され、あるいはマスク板
2の適所を切欠加工するなどして形成される。ま
た、このような仕切壁5…は、透孔性の可撓性樹
脂素材で形成されることが望ましいが、発光表示
体の点灯駆動時に表示パターンの判読に支障がな
く視認性を阻害しないものであれば非透光性可撓
性樹脂素材で形成しても良い。このような仕切壁
5…を形成する場合は、仕切壁5…によつて区分
される仕切区分の縦幅a、横幅b1,b2(第5
図参照)とした場合、aやb1,b2を大きくし
て独立封止部を大きくすると、反り、歪が発生し
やすくなり、aやb1やb2を小さくして独立封
止部を多くすると、製作、加工に手間がかかるた
め、仕切区分の大きさa,b1,b2は反り、歪
等の発生防止及び製作上の手間を考慮して、5〜
30mm程度にするのが好ましい。 上述した仕切壁5…は、発光表示体Aのセグメ
ント表示部2a〜2gの面積が大きくなつた場
合、反り、歪等の発生を防止するために有益であ
り、セグメント表示部の長さ寸法を25mm以上とし
た大型の発光表示体を形成する場合には特に顕著
な効果がある。 また、第5図に示した実施例では、各透孔部2
a〜2gを2つの仕切壁5…で3つの部分に区分
したものを示しているが、透孔部2a〜2gの面
積が大きい場合には、仕切壁5…を多数設けて多
くの部分に区分すれば良く、この場合の例を第6
図に示す。 更に、上述した第1図、第5図のいずれの実施
例を構成する場合も、各セグメント表示部の輝度
の向上をさせるなど、視認性を改善するためマス
ク板2に形成される透孔部2a〜2gの内周側面
及び/又は底面(基板1の上面で、透孔部2a〜
2gより透視できる部分)に光反射面(不図示)
を形成することは望ましく、このような光反射面
は、白色ペンキ、銀ペンキ等を塗布して形成する
他、白色材料で相当する部分を形成することによ
つて容易に形成できる。なお、以上の実施例で
は、7セグメント表示部を1つだけ形成したもの
について説明したが、本考案はこのような例に限
られず、セグメント表示部を複数個設けて構成し
てもよい。 この場合の例を第7図、第8図に示すが、特に
第8図に示したセグメント型発光表示体Aは、16
個のセグメントを設けたもので、数字、算術記号
の他、英文字(アルフアベツト)の表示も可能と
なる。 本考案のセグメント型発光表示体は、以上の実
施例の他、スタテイツクドライブ方式により複数
のセグメント表示部を選択点灯できるすべてのセ
グメント型発光表示体に適用できることはいうま
でもない。 最後に、以上のような構造の本考案セグメント
発光表示体具体的な実施例を表1に、従来構造の
ものを表2に示すが、本考案では従来のものに比
べてマスク板を著しく薄型に形成できることが理
解されるはずである。
【表】
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のセグメント型発光表示体の
第一の実施例における分解斜視図、第2図は、そ
の縦断面構造図、第3図は、絶縁基板の平面図
で、その上面に形成された導電パターンの例図、
第4図は第一の実施例の電気的等価回路図、第5
図は本考案のセグメント型発光表示体の第二の実
施例図、第6図は他例のセグメント表示部の構造
を示す図、第7図、第8図は本考案の発光表示体
の適用例を示す図、第9図は従来のセグメント型
発光表示体の縦断面構造図。 符号の説明、A……本考案のセグメント型発光
表示体、1……絶縁基板、B……導電パターン、
LED……発光体素子(LEDチツプ)、2……可撓
性樹脂素材より成るマスク板、2a〜2g……セ
グメント表示部を構成する透孔部、5……仕切
壁。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 発光体素子を設けた導電パターンの形成され
    た絶縁基板の上面に、表示パターンに応じた透
    孔部を形成したマスク板を配設して成るセグメ
    ント型発光表示体において、 上記マスク板を可撓性樹脂素材により形成し
    たことを特徴とするセグメント型発光表示体。 2 上記マスク板の各透孔部に、該透孔部を複数
    部分に区分する仕切壁を設けていることを特徴
    とするセグメント型発光表示体。
JP18375285U 1985-11-28 1985-11-28 Expired JPH0248865Y2 (ja)

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JP5186175B2 (ja) * 2007-10-18 2013-04-17 シャープ株式会社 Led表示装置を備える携帯端末

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