JPH0248612Y2 - - Google Patents

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JPH0248612Y2
JPH0248612Y2 JP1174686U JP1174686U JPH0248612Y2 JP H0248612 Y2 JPH0248612 Y2 JP H0248612Y2 JP 1174686 U JP1174686 U JP 1174686U JP 1174686 U JP1174686 U JP 1174686U JP H0248612 Y2 JPH0248612 Y2 JP H0248612Y2
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opening
flange
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outdoor
vertical frame
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Description

【考案の詳細な説明】 (技術分野) 本考案は、躯体の開口に窓枠を設置する際、窓
枠の一部を成す各縦枠を躯体に取り付けるための
金具に関する。
(従来技術) 壁のような構造物から成る躯体の開口へのアル
ミサツシユのような建具の窓枠、特にその縦枠の
取り付けに際し、従来、第4図に示すような取付
金物100が使用されている。
この取付金物が適用される縦枠102は、躯体
104の開口の側部106に沿つて伸びる本体1
08と、該本体の屋外側から開口の側部106に
向けて伸びる屋外側フランジ110と、本体10
8の屋内側から開口の側部106に向けて伸び、
さらに屋内外方向に曲折する屋内側フランジ11
2とを有する。
取付金物100は、屋内側フランジの折曲部1
12aと、該折曲部に対向するように屋外側フラ
ンジ110に形成された突起110aとに係合可
能の一対の係止部が設けられた本体100aと、
該本体から開口の側部106に向けて伸びる接続
部100bとを備える。
縦枠102の開口側部106への取り付けは、
取付金物100の接続部100bと、開口の側部
106を部分的に規定する鋼製の補強板116と
を、L形の鋼棒114を介して、相互に溶接して
行なわれる。
ところが、近時、溶接の火花が火災等を引き起
す重大な要因として捉え直されている。この対策
として、取付金物100および鉄棒114に代え
て、開口の側部106と縦枠102との間に適当
な接続金物を配置し、該接続金物と開口側部10
6、および、前記接続金物と縦枠の屋外側および
屋内側フランジ110,112とを、それぞれビ
ス止めすることが考えられる。
しかし、屋外側フランジ110はその折曲げ先
端部と躯体104とが規定する凹所へのコーキン
グ材Kの充填のために、第4図に示す断面におい
て、その長さ寸法が比較的長く設定されている
が、屋内側フランジ112は、鋼棒114のスペ
ース確保のために比較的短く設定される場合が多
く、このため、ビスの貫通孔を穿つに十分な面積
を有しない場合がある。
(考案の目的) したがつて、本考案の目的は、躯体の開口の側
部に沿つて伸びる本体と、該本体の屋外側から前
記開口の側部に向けて伸びる屋外側フランジと、
前記本体の屋内側から前記開口の側部に向けて伸
び、さらに屋内外方向に曲折する屋内側フランジ
とを有する縦枠を、溶接手段を用いることなし
に、また、前記屋内側フランジが比較的短い場合
にあつても、確実に、前記開口の側部に取り付け
ることができる金具を提供することにある。
(考案の構成) 本考案は、躯体の開口内に設置される窓枠の縦
枠であつて前記開口の側部に沿つて伸びる本体
と、該本体の屋外側から前記開口の側部に向けて
伸びる屋外側フランジと、前記本体の屋内側から
前記開口の側部に向けて伸び、さらに屋内外方向
に曲折する屋内側フランジとを有する縦枠を前記
開口の側部に取り付けるための金具であつて、前
記開口の側部に固定され屋内外方向へ伸びる基板
部、該基板部から縦枠に向けて伸びかつ前記縦枠
の屋外側フランジと部分的に重合可能の外フラン
ジ部、および前記基板部から前記縦枠に向けて伸
びかつ前記屋内側フランジに当接可能の内フラン
ジ部を有するアンカ部材と、該アンカ部材の内フ
ランジ部に設けられた一対の支承板および該支承
板に上下方向軸線の周りに回動可能に支承され
た、前記屋内側フランジの折曲部に係止可能の爪
部材とを含み、前記縦枠の屋外側フランジおよび
前記外フランジ部に相互に整合可能のビス挿通用
孔およびねじ孔がそれぞれ設けられていることを
特徴とする。
(考案の作用および効果) 本考案によれば、開口の側部に予め固定された
アンカ部材に取り付けられた爪部材を回動させこ
れを、開口に入れ込まれた縦枠の屋内側フランジ
の折曲部に係止させ、また、前記縦枠の屋外側フ
ランジのビス孔にビスを通しかつこれを前記アン
カ部材の外フランジ部のねじ孔にねじ込むことに
より、溶接手段を用いることなしに、縦枠を開口
の側部に取り付けることができる。また、前記屋
内側フランジが比較的短くこれにビス孔を設ける
ことができずビス止めが不可能の場合にあつて
も、前記爪部材および前記屋内側フランジの折曲
部の相互係止により、前記アンカ部材したがつて
開口の側部に、前記縦枠をその屋内側フランジに
おいて確実に取り付けることができる。
(実施例) 本考案が特徴とするところは、図示の実施例に
ついての以下の説明により、さらに明らかとなろ
う。
第1図に示すように、本考案に係る取付金具1
0は、鉄筋コンクリート造の壁から成る躯体12
に設けられた矩形の開口の側部14と、該開口内
に設置される窓枠16の各縦枠18に関して適用
される。
躯体12の屋内側には、その壁面と開口の周面
との部分的に当接して取り付けられた断面L形の
金属製の補強板12aが配置されている。該補強
板は、開口の側部14を部分的に規定する。
取付金具10が適用される躯体は、前記例の外
に、鉄筋・鉄骨コンクリート造または木造の壁で
あつてもよい。また、前記躯体は、鉄筋コンクリ
ート造、鉄筋・鉄骨コンクリート造または木造の
他の構造物であつてもよい。
図示の窓枠16は、アルミニウムのような金属
製の押出し形材で形成されている。取付金具10
は、開口の側部14と縦枠18との間に相互に間
隔をおいて二以上配置することが望ましい。
縦枠18は、開口の側部14に沿つて上下方向
に伸びる本体20と、該本体の屋外側から開口の
側部14に向けて伸びる屋外側フランジ22と、
本体20の屋内側から開口の側部14へ向けて伸
び、さらに屋内外方向に曲折する屋内側フランジ
24とを有する。屋外側フランジ22はL形に折
れ曲がる先端部22aを有する。図示の例では、
屋内側フランジ24は屋外側フランジ22に比べ
て、開口の一方の側部14から他方の側部(図示
せず)への方向(横方向)における長さ寸法が短
い。
本考案の取付金具10は、第2図からも明らか
なように、屋内外方向へ伸びる基板部26と、該
基板部から縦枠18に向けて伸びかつ該縦枠の屋
外側フランジ22の先端部22aと部分的に重合
可能の外フランジ部28と、基板部26から縦枠
18に向けて伸びかつ該縦枠の屋内側フランジ2
4に当接可能の内フランジ部30とを有するアン
カ部材32を備える。
外フランジ部28および縦枠18の屋外側フラ
ンジの先端部22aには、整合可能のねじ孔28
aとビス孔23がそれぞれ設けられている。内フ
ランジ部30は、縦枠18の屋内側フランジ24
の折曲部24aと突き合つて当接するように、あ
るいは図示の例のように、屋内側において、屋内
側フランジ30と部分的に重合して当接するよう
に、前記横方向における長さ寸法を設定される。
アンカ部材32は、また、該アンカ部材の開口
の側部14への固定のために、前記フランジ部と
は反対の側にあつて基板部26の屋外側にこれと
一体に形成され、開口の側部14を規定する補強
板12aの前記開口内における端部に係止可能の
鉤状部34と、基板部26の屋内側の端部を両フ
ランジ部28,30と反対の側へ折り曲げて成
り、前記開口の外部において躯体12すなわち補
強板12aに対向するビス込み用のねじ孔36a
を有する折曲部36とを備える。
アンカ部材32は、窓枠16を前記開口に嵌め
込むに先立ち、開口の側部14に固定される。ア
ンカ部材の鉤状部34を補強板12の前記端部に
係合させかつ折曲部26のねじ孔36aに螺合す
るビス38をねじ込んで進めることによりこれを
補強板12aに当接させ、さらにビス38をねじ
込む。これにより、鉤状部34と補強板12aの
前記端部との係止度合が高められるとともに、折
曲部36と補強板12cとの間の摩擦力が増大さ
れ、アンカ部材32は開口の側部14に強固に取
り付けられる。
取付金具10は、さらに、アンカ部材32の内
フランジ部30に、縦枠18の屋内側フランジ2
4の折曲部24aに係止可能に取り付けられた爪
部材40を備える。内フランジ部30にはその両
側部に連なり、爪部材40を上下方向軸線(後記
軸42の軸線)の周りに回動可能に支承する一対
の支承板30aが設けられている。爪部材40は
屋内側フランジの折曲部24aに係止される鉤状
の一端部40aを有し、両支承板30a間に配置
されている。両支承板30aには開口の上下方向
に伸びる軸42が取り付けられ、該軸が爪部材4
0の両端部のほぼ中央の厚肉部分を貫通してい
る。
窓枠16を躯体12の前記開口の所定の位置に
位置決めた後、すなわち、既に開口の側部14に
固定されたアンカ部材の内外両フランジ部28,
30に縦枠18の屋内外両フランジ22,24を
前記したように当接させた後、開口の屋外側から
屋外側フランジ22のビス孔23にビス44を通
し、さらにアンカ部材の外フランジ部28のねじ
孔28aに螺合させることにより、屋外側フラン
ジ部22と外フランジ部28とを相互に連結する
ことができる。
また、爪部材40を軸42の回りに回動させる
ことにより、爪部材の一端部40aを屋内側フラ
ンジ24の折曲部24aに係止させることがで
き、これにより、屋内側フランジ24と内フラン
ジ部30とを相互に連結することができる。
内フランジ30には、屋内側から屋外側に向け
てビス46が螺合されたねじ孔48が設けられて
おり、ビス46を回して屋外側に進めると、ビス
46が爪部材40の他端部40bを押圧し、爪部
材の一端部40aと折曲部24aとの係止状態が
解除されないようにする。爪部材40の一端部4
0aと内フランジ部30とにコイルばね50を連
結すれば、爪部材40の一端部40aが折曲部2
4aの側に自然に回動しないようにばね力を及ぼ
すことができる。
窓枠16の開口への固定後、躯体12に設けら
れた半円筒部にモルタル58が充填され、また、
躯体12と屋外側フランジの先端部22aとで規
定される凹所にコーキング材60が充填される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案に係る取付金具を
示す横断面図および斜視図である。 10:取付金具、12:躯体、14:開口の側
部、16,18:窓枠および縦枠、20,22,
24:縦枠の本体、屋外側フランジおよび屋内側
フランジ、24a:屋内側フランジの折曲部、2
6,28,30:アンカ部材の基板部、外フラン
ジ部および内フランジ部、32:アンカ部材、4
0:爪部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 躯体12の開口内に設置される窓枠の縦枠1
    8であつて前記開口の側部14に沿つて伸びる
    本体20と、該本体の屋外側から前記開口の側
    部に向けて伸びる屋外側フランジ22と、前記
    本体の屋内側から前記開口の側部に向けて伸
    び、さらに屋内外方向に曲折する屋内側フラン
    ジ24とを有する縦枠を前記開口の側部に取り
    付けるための金具10であつて、前記開口の側
    部に固定され屋内外方向へ伸びる基板部26、
    該基板部から前記縦枠に向けて伸びかつ前記縦
    枠の屋外側フランジと部分的に重合可能の外フ
    ランジ部28、および前記基板部から前記縦枠
    に向けて伸びかつ前記屋内側フランジに当接可
    能の内フランジ部30を有するアンカ部材32
    と、該アンカ部材の内フランジ部に設けられた
    一対の支承板および該支承板に上下方向軸線の
    周りに回動可能に支承された、前記屋内側フラ
    ンジの折曲部24aに係止可能の爪部材40と
    を含み、前記縦枠の屋外側フランジおよび前記
    外フランジ部に相互に整合可能のビス挿通用孔
    23およびねじ孔28aがそれぞれ設けられて
    いる、縦枠の取付金具。 (2) 前記アンカ部材は、該アンカ部材の前記開口
    の側部への固定のために、前記基板部の屋外側
    にこれと一体に形成され前記開口の側部に係止
    可能の鉤状部と、前記基板部の屋内側の端部を
    前記両フランジ部と反対の側へ折り曲げて成
    り、前記開口の外部において前記躯体に対向す
    るビスねじ込み用のねじ孔を有する折曲部とを
    備える、実用新案登録請求の範囲第(1)項に記載
    の取付金具。
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