JPH0248523A - ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウムブロミドを含む抗微生物性点眼溶液 - Google Patents

ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウムブロミドを含む抗微生物性点眼溶液

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JPH0248523A
JPH0248523A JP1164114A JP16411489A JPH0248523A JP H0248523 A JPH0248523 A JP H0248523A JP 1164114 A JP1164114 A JP 1164114A JP 16411489 A JP16411489 A JP 16411489A JP H0248523 A JPH0248523 A JP H0248523A
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リン・シー・ウィンタートン
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フー―パオ・ツァオ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
ル)−アンンモニウムブロミドを用いる眼内溶液に関す
る。
眼、特に結膜は、多くのクイブの有機物に関する理想的
な環境を与えている。眼の感染は極めて重大である可能
性がある0例えば、緑膿菌は、特に危険で日和見感染性
(opportunisticlの有機物であり、その
感染が非常に迅速に進行するので、これに攻撃されてか
ら24時間という短時間に眼の損傷が起こる可能性があ
るということが知られている。この理由のために、防腐
処理眼内溶液及びコンタクトレンズ殺菌溶液のような眼
に関して用いられる溶液は、可能な限り有効な抗微生物
剤であることが重要である。
現在、眼内用途に関して許容される問題の全くない防腐
剤部reservative)はない、眼内溶液におい
て現在用いられている防腐剤としては、ベンズアルコニ
ウムクロリド、クロロへキシジン、チメロザール及びク
ロロブタノールが挙げられる。しかしながら、有効であ
るために必要とされる濃度においては、これらの化合物
は眼に対して高い毒性又は感受性を有している0例えば
、ベンズアルコニウムクロリドを115000又はそれ
以上の濃度で繰返し用いると、角膜の蛋白質が変性され
、非可逆性の損傷を起こす可能性がある。
Onamer M及びソルビン酸のような他の公知の防
腐剤は、あまり有効でなく、したがって生成物の保存寿
命が短い。
したがって、抗微生物剤としても有効であり、眼内にお
いて適合しうる改良された眼内溶液に対する必要性があ
る。
米国特許筒3,549,747号(Krezanosk
iら)、同第3,639,576号(Kasparら)
、同第4.013,576号(Loshaekl 、同
第4.029゜817号fBlancoら)、同第4,
039,662号(Hechtら)及び同第4.361
.548号(Smithら)をはじめとする、コンタク
トレンズ溶液において第4級アンモニウム塩を用いるこ
とが開示されているいくつかの特許があるが、開示され
ている組成物は全て多少の欠点を有している。
また、より長い保存寿命を有する改良された眼内溶液に
対する必要性がある。
本発明によれば、活性抗微生物剤としてドデシル−ジメ
チル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロ
ミドを含む眼内溶液が提供される。
かか・る化合物は、例えば、5 ppm程度の低い濃度
において食塩水における防腐剤として、かつ、30pp
m程度の低い濃度において殺菌剤として有効であること
が見出された。
また、ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)
−アンンモニウムブロミドに加えて、エチレンジアミン
テトラ酢酸(EDTA)を存在させることによって、第
4級アンモニウム化合物に関して従来確認されていたも
のよりもはるかに優れた向上した抗微生物活性が得られ
ることが見出された。
通常、本発明を利用する溶液は、コンタクトレンズ用の
防腐及び/又は殺菌溶液、あるいは眼科用医薬溶液とし
て用いることができる。本発明にしたがって製造される
かかる溶液は、抗微生物剤として有効であり、また、眼
内において適用しうるものであることが見出された。
ドミフエンブロミドとしても知られているドデシル−ジ
メチル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブ
ロミドは、次式; を有するものであり、例えば、Bradosol■(C
iba−Geigy Corporationの商標名
)として市販されているものである。 Bradoso
l■は、第4級アンモニウム塩として知られている化合
物の群に属するものであり、極めて低い濃度においても
、高い殺菌、細菌発育阻止及び殺かび活性を有するもの
である。これは、従来、外科用の洗浄、器具の保存及び
咽喉用錠剤をはじめとする医療の用途に用いられている
ここで、ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル
)−アンンモニウムブロミドが、他の抗微生物剤、特に
眼内溶液において用いられている他の第4級化合物より
も刺激性が極めて少ないということが見出された。また
、エチレンジアミンテトラ酢酸(EDTA)と組み合わ
せて用いると、その抗微生物特性が大きく向上すること
が見出された。このように、ドデシル−ジメチル−(2
−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドは、眼
科用医薬溶液用のまたは殺菌溶液における防腐剤として
、また、コンタクトレンズ用の眼内水溶液のための防腐
剤として有効に用いることができる。
また、溶液成分の相互作用が、ここで示唆されているよ
うな溶液におけるドデシル−ジメチル−(2−フェノキ
シエチル)−アンンモニウムブロミドの有効性に対して
重要であることが見出された。例えば、Bradoso
l■は、乳酸塩、酒石酸塩、燐酸塩、硼酸塩、炭酸塩及
びクエン酸塩バッファー系と相溶性であり、眼内におい
て用いるのに適当なpHを与える。溶液は1通常、生理
食塩水(0,9%食塩水)のものと同等の浸透圧に保持
される。しかしながら、ポリビニルアルコールのような
ポリマーが存在すると、有効性が低下し、かかる溶液を
保存するためにより高い濃度のBradosol■が必
要となる。同様のことが、コンタクトレンズ洗浄溶液に
おいて用いられているもののような界面活性剤に関して
も当てはまる。これは、第4級窒素原子(陽電荷されて
いる)と種々の基とが相互作用し、それによって溶液中
に遊離するドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
ル)−アンンモニウムブロミドの量が少なくなるためで
あると考えられている。窒素は陽電荷されているので、
強い陰電荷を有する成分が、全てBradosol■に
に結合する。このように、陰電荷されている化合物また
は医薬は、本発明によって有効に防腐処理されない。
本発明は、抗微生物剤として有効量のドデシル−ジメチ
ル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミ
ドを含む眼内溶液に関する。好ましくは、かかる溶液中
において、かかるドデシル−ジメチル−(2−フェノキ
シエチル)−アンンモニウムブロミドは、溶液の約0.
0005〜1.0重量%の量存在する。
好ましくは、かかる眼内溶液は、EDTAを更に含む、
かかるEDTAが存在している場合には、これは溶液の
約0.1重量%の量存在す好ましくは、本発明による眼
内溶液は、眼内において許容しうるpHをかかる溶液に
与えるための有効量のバッファーを更に含む。
防腐処理食塩水溶液であり、溶液の少なくとも0.00
05重量%の量のドデシル−ジメチル−(2−フェノキ
シエチル)−アンンモニウムブロミドを含む眼内溶液が
更に好ましい。
上記に更に好ましいと記載されている防腐処理食塩水溶
液においても、有利には溶液の約0.1重量%の量のE
DTAを更に含むことが好ましい。
本発明は、更に、抗微生物剤として有効量のドデシル−
ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウム
ブロミドを溶液に加えることを特徴とする。眼内客演に
抗微生物活性を与える方法に関する。かかる方法におい
ては、上記記載のようないかなる眼内溶液を用いること
もできる。好ましくは、ドデシル−ジメチル−(2−フ
ェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドの下限は、
溶液の0.001重量%である。
更に、食塩水溶液を防腐処理する方法においては、溶液
の少なくとも約0.0040重量%の量のドデシル−ジ
メチル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブ
ロミドを溶液に加える工程を含むことが好ましい。
しかしながら1食塩水溶液を防腐処理するかかる方法に
おいては、溶液の少なくとも約0.0005重量%の量
のドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−ア
ンンモニウムブロミドを溶液に加え、溶液の約0.1重
量%の量のEDTAを更に加える工程を含むこともまた
本発明の範囲内である。
EDTAの濃度は、最大で0.2重量%から最低で0%
の範囲で変化させることができる。
EDTAをBradosol■と組み合わセテ、特に0
.1重量%の濃度で用いると、相乗効果が得られ、第4
級アンモニウム化合物に関して従来確認されているより
も、Bradosol■に対する有効性を大きく向上さ
せることができる。
EDTAの存在下においては、ドデシル−ジメチル−(
2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドは、
10ppm程度の低濃度で食塩水における防腐剤として
有効であることが見出された。以下に示す実施例におけ
るように、Bradosol■と溶液の他の成分との相
互作用がある場合には、より高い濃度を用いることが好
ましい。
また、ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)
−アンンモニウムブロミドは、眼に対する毒性が比較的
低いことが測定された。標準叶aize試験を用いて、
兎による試験をおこなった。対照試料として401)1
3Itのベンズアルコニウムクロリドを用いて、 Br
adoso1■を、100.500及び1000ppi
+の濃度で眼に施した。11000ppにおいて何の反
応も観られなかった。ベンズアルコニウムクロリドをl
 OOOppmで眼内に施すと、激しい反応が起こり、
あと−回しか施すことができなかった。 Brados
ol■を用いると、l100ppで21日間にわたって
施した後も何の反応も観られなかった。
本発明は、更に、眼科用医薬溶液であり、かかるドデシ
ル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニ
ウムブロミドが約0.001〜1.0%の量存在してい
る眼内溶液に関する。
Bradosol■を、通常0.001〜1%の範囲で
防腐剤として用いることのできる眼科用医薬の例として
は、下表に示すものが挙げられる。
本発明は、更に、コンタクトレンズ用の洗浄剤であり、
かかるドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)
−アンンモニウムブロミドが溶液の少なくとも約0.0
080重量%の量存在している眼内溶液に関する。
コンタクトレンズ用の好ましい防腐処理洗浄剤は、 (at  ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
ル)−アンンモニウムブロミド約0.0080〜1.0
重量%: (b)眼内において許容しうるpHを溶液に与えるため
の有効量のバッファー: (cl溶液に等張性を与えるための有効量の有機または
無機塩、好ましくはNaCl; (dl有効量の界面活性剤:及び、 tel有効量のEDTAを含むものである。
好適なバッファー系は、例えばホスフェートバッファー
であるが、硼酸塩、クエン酸塩、酢酸塩又はTrisバ
ッファー系あるいはこれらの組み合わせを有効に用いる
ことができる。バッファーの濃度は、バッファー系に精
通している者によって容易に変化させ、特定することが
できる。系は、Bradosol■を、pH6,5〜8
.0、好ましくは、最も有効な範囲であるpH7,0〜
7.4に保持するようなものでなければならない。
好ましくは、塩化ナトリウムを用いて、溶液の浸透圧を
所望のレベル、有利には等張に調節する。他の有機又は
無機塩を用いることができるが、純粋な再現性のある塩
を得る容易性から、塩化ナトリウムが好ましいものであ
る。かかる溶液、例えば実施例1の溶液の浸透圧は、明
らかな欠点の全(ない300±50に調節することがで
きる。
本発明による防腐処理洗浄剤において有用な界面活性剤
は、例えば、ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエ
チル)−アンンモニウムブロミドに対して親和性を少し
しか示さないか又は全く示さない任意の「真の」非イオ
ン界面活性剤、例えばアミンオキシド界面活性剤である
。用いるアミンオキシド界面活性剤の量は、0.3〜3
.0%に変化させることができるが、例えば実施例1に
おいて示されているように、約1.0%が最適であると
考えられる。好ましいアミンオキシド界面活性剤は、化
粧品及びボディオイルのような、通常、生体内において
自然発生しない脂肪及び汚れを可溶化させるために用い
られるV11)(a)ox■365 (SherexC
hemic11)(a)の商標名)である、更に、V1
1)(a)ox■365は、洗浄溶液において望ましい
良好な起泡剤である。
更に、Triton■XX−100(Roh and 
Haasの商標名)のような、主として、蛋白質、脂質
、汚れ並びにコンタクトレンズの装着によって生体内に
おいて発生する他のデトリクスのための界面活性剤とし
て用いられている界面活性剤も本発明において有用であ
るm Tritonシリーズのほとんどを用いることが
できるが、Triton■X−100が好ましい。
Triton■は、眼中において用いるのに潜在的に危
険であるということが広く支持されているが、例えば実
施例1の溶液中において用いられている濃度(%)は、
せいぜい、1時間洗浄した眼が一時的に赤くなる程度で
あることが示された。溶液中の洗浄剤の量を増加させる
と、用いるBradosol■の量を増加させる必要が
あることが見出された。
EDTAのレベルは、最大で0.2重量%から0%まで
変化させることができる。
EDTAは二つの目的で用いられる。第1に、これは、
通常コンタクトレンズに接着し、望ましくない付着物を
生成するイオン用のキレート化剤として作用する。第2
に、EDTAは、Bradosol■と組み合わせて、
特に約0.1重量%で用いると、相乗効果を示し、第4
級アンモニウム化合物に関して従来認められているBr
adosoL■に対する有効性が大きく向上することが
見出された。
上記記載のような防腐処理洗浄剤は、更に、粘度上昇剤
を含んでいてもよい、粘度上昇剤として、Ce11os
ize■QP−40fLlnion Carbideの
商標名)のような、ヒドロキシエチルセルロースを速や
かに溶解する任意のセルロース誘導体(Carbopo
lsのような他の粘度上昇剤であってもよい)を用いて
、溶液の粘度を所望のレベルに調節し、3〜25cps
(B型スピンドル)の好ましい粘度を得ることができる
ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)アンモ
ニウムプロミド約0.0080〜1.0重量%、ホスフ
ェートバッファー約1.0重量%、EDTA約0.1重
量%、NaCj2約0.35重量%、界面活性剤約0.
3〜3.0重量%及び粘度上昇剤を含む防腐処理洗浄剤
が好ましい。
本発明は、更に、コンタクトレンズ用のコンディショナ
ーであり、かかるドデシル−ジメチル−(2−フェノキ
シエチル)−アンンモニウムブロミドが該溶液の約0.
0035〜約1.0重量%の量存在している眼内溶液に
関する。かかる溶液は、例えばかかる溶液の約0.00
50重量%の量存在しているかかるドデシル−ジメチル
−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミド
を含んでいる。コンタクトレンズ用のコンディショナー
であるかかる溶液は、例えばかかる溶液の約0.1重量
%の量存在しているEDTAを含んでいてもよい。
本発明の更なる態様は、 f11)(a)有効量のドデシル−ジメチル−(2−フ
ェノキシエチル)−アンンモニウムブロミド:(bl眼
内において許容しうるpHを溶液に与えるための有効量
のバッファー: fc)溶液に等強性を与えるための有効量の有機または
無機塩、好ましくはNaCl:及び、ldl有効量の湿
潤剤を含むコンタクトレンズ用のコンディショニング溶
液に関する。
かかるコンディショニング溶液においては、かかるドデ
シル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンンモ
ニウムブロミドは、好ましくは、約0.0035〜1.
0重量%の量存在している。
有利には、かかる溶液は、更にEDTAを含む、更に好
ましくは、かかるEDTAはかかる溶液の約0.1重量
%の量存在しており、かかる溶液は、Bradosol
■約0.0050%(重量/容量)を含んでいる。実施
例1において示される特定の例のかかる溶液によって示
される湿潤度は、いかなる公知のコンディショナーより
も優れたものであり、かかる溶液によって期待されるも
のよりも長時間保持される。
EDTA及び塩化ナトリウムは、コンタクトレンズ用の
洗浄溶液の説明において詳細に説明したものと同様の方
法で用いられる。
好適な湿潤剤は、ポリビニルアルコール(PVA)又は
これとポリビニルピロリドンとの組み合わせである。
好ましい湿潤剤は、Vinol■350PVA (Ai
rProducts、 Inc、の商標名)である、殺
菌剤及び浸漬剤においては、特級のPVAを用いること
が好ましい、PVAは、その分子量が高く、その加水分
解度が低いので、良好な湿潤性を示す、しかしながら、
これらは、高い分子量のために、溶解がより遅くなり、
溶液がより粘稠性になり、加水分解度が減少すると、P
VAの溶解度が減少するという、製造上の問題点を有し
ている3例えば実施例2のように、最も良好な溶液を得
るためには、70%加水分解した生成物を用いるべきで
あることが見出された。PVAの濃度は、3重量%程度
の高い量から0.25重量%程度の低いものまで有効で
ある。PVAの濃度が1.0重量%以下に低下させた場
合には、例えばPlasdone K−90PVPの濃
度を上昇させて、湿潤性の損失を相殺しなければならな
い。
GAFの生成物であるPlasdone K−90PV
Pfボピドン)は、Vinol■350PVAと組み合
わせて用いると相乗的な湿潤効果を有することが見出さ
れた。
Plasdoneに−30を用いることもできるが、K
−90はど有効ではない、pvpの濃度は、上記記載の
ように用いられるPVAの濃度に依存する。PVAの量
が約0.75重量%を超える場合には、このレベルにお
いてPVA濃度よりも低いPVPを用いるべきではない
が、pvpと同濃度以上のPVAを用いることによる認
識しうる有利性はない、0.75重量%以下においては
、PVA/PVP濃度を変化させることによって種々の
特性が示される。pvp及びPVAは、0.25〜3.
0重量%の濃度で用いられている。
ホスフェート緩衝系は、PVAが硼酸塩、クエン酸塩及
び酢酸塩緩衝系と非相溶性であるので、実施例2のもの
のような溶液に重要である。しかしながら、いかなるP
VA相溶性バッファーを用いてもよい。
例えば実施例2において示されているような殺菌剤及び
浸漬剤は、HEMAレンズに用いるのには勧められない
ことに注意すべきである。
Bradosol■が、長い接触時間、即ち30分以上
の時間に、これらのレンズのマトリックス中に溶解し濃
縮されるような濃度で存在している。かかる濃度のBr
adosoL■は、細胞障害を引き起す可能性がある。
本発明の更なる態様は、かかるドデシル−ジメチル−(
2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドが少
なくとも約0.0015〜約1.0重量%の量存在して
おり、更に有効量のカタラーゼを含む、上記記載のよう
なコンタクトレンズ用のコンディショニング溶液に関す
る。かかる溶液を、ここでは中性化コンデショナーと称
する。
好ましい中性化コンディショナーは、溶液の少なくとも
約0.03重量%の量存在しているカタラーゼを含んで
いる。
カタラーゼがBradosol■の有効性を向上させる
ことが見出された。製造においては、バッファー、例え
ばNag HPO4、NaHz PO4、Na!fED
TA)−2H,01Bradosol■及びNaClを
別々に加えて、溶解が完了するまで攪拌しなければなら
ない、工程中は液の温度を雰囲気温度に保持しなければ
ならない。次に、湿潤剤、例えばVino1■165(
又はVinol■350)を加え、溶液を激しく撹拌す
る。 Plasdoneに−90を用いる場合には、V
inol■が溶液と懸濁液を形成してから加えなければ
ならない、 Plasdone K−90を加えた後、
溶液を85〜86℃に加熱しなければならない、これら
の成分の溶解には、約30〜50分かかる。殺菌のため
に、溶液をオートクレーブ内、121’Cで30分間加
熱することができる、カフラーゼは、溶液が20〜21
’Cに達した後に主反応容器内にマイクロフィルターを
通して加えなければならない。
本発明は、更に、殺菌剤であり、かかるドデシル−ジメ
チル−(2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロ
ミドが溶液の少なくとも0.0030重1%の1存在し
ている眼内溶液に関する。かかる殺菌溶液の組成は、以
下に、該溶液によってコンタクトレンズを殺菌する方法
に関して説明する際に示す。
本発明は、更に、有効量のドデシル−ジメチル−(2−
フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドを含む溶
液をレンズに加える工程を含むことを特徴とするコンタ
クトレンズの殺菌方法に関する。この方法において、有
利には、かかるドデシル−ジメチル−(2−フェノキシ
エチル)−アンンモニウムブロミドは、溶液の約0.0
035〜約1.0重量%の量、該溶液中に存在しており
、該溶液の約0.0050重1%の量が好ましい、また
、かかる溶液が、溶液の約0.1重量%の量存在してい
るEDTAを更に含むことが好ましい。
殺菌のために、防腐用よりも僅かに高い濃度のBrad
osol■しか必要でないことが見出された。その差は
、溶液中の有機物の製造を妨害するのではなく、現に導
入されたものを死滅させる能力である。濃度5oppm
のBradosol■を用いたコンディショナー配合物
によって、迅速な殺菌時間(特にバクテリアに対する)
が得られた。これは、殆どのコンディショニングタイプ
の溶液が良好な殺菌作用を示さないので1重要である。
食塩水においては、3oppmという低い濃度で有効な
殺菌が達成される。
上記の記載には多くの限定が含まれているが、これは本
発明の範囲を制限するものではなく、そのある好ましい
態様を例示するものである。変更及び修正を、上記記載
の及び特許請求の範囲によって定義された本発明の精神
及び範囲内で行なうことができることが理解されよう。
ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アン
ンモニウムブロミドを用いた眼内溶液に関する以下の実
施例は、例示のみのものであり、本発明を制限するもの
ではない、他に記載のない限り、量は重量%で示されて
いる。
1:コンタクトレンズ aJPO4 NaH2PO4’H2O Nag (EDTAI  2H20 腐処理洗 0、7287%(wt/volt O,2116%(wt/volt O,1000%fwt/volt ズに対して有効であり適合性があることが分かった。H
EMAレンズに関する洗浄及びそれに続く殺菌工程のた
めの接触時間が短いために、レンズ内に吸収される量が
少ないと考えられる。
下表1に、本実施例の洗浄剤を用いた防腐有効性試験を
示す(CFUはコロニー形成単位を示す)6 NaC1’                0.35
52%(wt/vol)Varox■365     
    1.0000%(vol/vollTrito
n■X−1000,3333%(vol/vollCe
llosize■QP−40HE(1:    1.5
000%(wt/vol)精製H20q−s、 100
7 Bradosol■を好ましい最小量である約80 p
pm用いる本実施例において示す防腐処理洗浄剤は、p
H7,20±0.1を有しており、浸透圧300±10
 m05m/kgを有していた0本配合物はBrado
sol■を有しているが、HEMAを含むものをはじめ
とする全てのタイプのコンタクトレン2:ガス ハードコンタクトレンズ Na、HPo、          0.7193%(
wt/vollNaHxPO,’H,00,2208%
(wt/vol)Ha、(EDTA121(to   
   0.1  %(wt/voll下表2に、本実施
例の配合物を用いた防腐有効性試験の概要を示す。
NaCl            O,4383%(w
t/vol)Vinol■35[lPVA      
(1,s  %(wt/vol)Plasdone  
K−90PVP      1.D  %fwt/vo
ll精製)1.Oq、s、 100Td 本実施例において示すガス透過性コンタクトレンズを殺
菌及び浸漬するための溶液は、pH7,40±0.1及
び浸透圧300±1100111os/kgを有してい
た。実施例2において用いた特定の溶液は、Brado
sol■約0.0035〜1.0%fwt/voll、
好ましくは0.0050%(wt/vollを含んでい
た。この溶液によって示された湿潤は、全ての公知のコ
ンディショナーよりも優れたものであり、かかる溶液に
関して期待されているよりもより長い時間保持された。
この溶液は、HEMAレンズと共に用いるのには勧めら
れない。
3ニハードコンタクトレンズ    コンNaJP04
t1.71’33%(wt/vollNaHzPO,−
Hzo         0.2208%fwt/vo
llNaz (EDTAI 4Hz0      0.
1  %fwt/vol)NaCl 0、3214%(wt/voll Plasdone K−90PVP      1.0
  %(wt/voltカクラーゼ        7
00単位/−精製++20          q、s
、 100M1本実施例において示すコンディショナー
は、pH7,20±Ol及び浸透圧300±10mos
m/kgを有していた。用いたBradosol■の量
は、約0.0015〜約1%(wt/vollの範囲で
あった。
下表3に、本実施例の配合物を用いた防腐有効性試験の
概要を示す。
3:生 1女生物の  CFtJWd!Aspergi
llus  6.5x10’1get Candida    8.3x10’11)(a)b
icans Pseudomonas  2.7x10’aen1g
lnO3a Staphylo−3,0x10’ D 3.9x10’ 口 微生物 開始時6H24H48H 14028D 2.9x10” 2.4x10” G EDTAの存在下において、ドデシル−ジメチル−(2
−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドが、1
oppm程度の低濃度で、食塩水における防腐剤として
有効であることが見出された。上記実施例におけるよう
に、Bradosol■と溶液中の他の成分との相互作
用がある場合には、より高い濃度が好ましい、実施例1
の洗浄剤においては、このレベルは80ppmであるこ
とが分かった。実施例3のコンディショナーにおいては
、このレベルは15pplfiであることが分かった。
配合物において比較的小さな変更を行なった場合には、
防腐溶液を有効にするためにBradosol■を調節
しなければならない、試験した溶液の例及びBP試験の
結果を表4に示す。
表 たことを必要とする。
用いた有機物:Aspergillus niger、
 Candida 11)(a)bicans、 Ps
eudo−monas aeruginosa、 5t
aphylococcus aureus;各溶液は、
「可」の値を得るためには全ての湖剣こパスしなければ
ならない。
必要な状態二6時間内に1iあたりバクテリアの数が1
03倍以上減少し、24時間以後にはバクテリアが全く
生存していないこと。かびは、7日間の内に102倍減
少し、その後は増加しなかった。
1血」二 下表5に示すように、Bradosol■の濃度50p
pmを用いた配合物によって、迅速な殺菌時間(特にバ
クテリアに対して)が得られることが分かった。
1丘」 表6 :  Bradosol 時間 (分) 含 塩 に関する殺 P、a+工邸頂旦凹 %   0.005  % % 口、005 % 0.01  % 10’   l口’   103 10”   10’
10’  10”  10’   10’   10食
塩水においては、下表6に示すように、ppm程度の低
濃度で殺菌が達成された。

Claims (48)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗微生物剤として有効量のドデシル−ジメチル−
    (2−フェノキシエチル)−アンンモニウムブロミドを
    含むことを特徴とする眼内溶液。
  2. (2)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル
    )−アンモニウムブロミドが、該溶液の約0.0005
    〜1.0重量%の量存在している請求項1記載の眼内溶
    液。
  3. (3)更にEDTAを含む請求項1記載の眼内溶液。
  4. (4)該EDTAが、該溶液の約0.1重量%の量存在
    している請求項3記載の眼内溶液。
  5. (5)該溶液に、眼内において許容しうるpHを与える
    ための有効量のバッファーを更に含む請求項1記載の眼
    内溶液。
  6. (6)防腐処理(preserved)食塩水溶液であ
    り、該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)
    −アンモニウムブロミドが該溶液の少なくとも0.00
    05重量%の量存在している請求項1記載の眼内溶液。
  7. (7)防腐処理食塩水溶液であり、該ドデシル−ジメチ
    ル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウムブロミド
    が該溶液の少なくとも約0.0005重量%の量存在し
    ている請求項3記載の眼内溶液。
  8. (8)該EDTAが溶液の約0.1重量%の量存在して
    いる請求項7記載の眼内溶液。
  9. (9)眼科用医薬溶液であり、該ドデシル−ジメチル−
    (2−フェノキシエチル)−アンモニウムブロミドが約
    0.001〜1.0%の量存在している請求項1記載の
    眼内溶液。
  10. (10)コンタクトレンズ用の洗浄剤であり、該ドデシ
    ル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウ
    ムブロミドが該溶液の少なくとも約0.0080重量%
    の量存在している請求項1記載の眼内溶液。
  11. (11)(a)ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシ
    エチル)−アンモニウムブロミド約0.0080〜1.
    0重量%; (b)溶液に、眼内において許容しうるpHを与えるた
    めの有効量のバッファー; (c)溶液に、等張性を与えるための有効量の有機また
    は無機塩、好ましくはNaCl;(d)有効量の界面活
    性剤;及び、 (e)有効量のEDTAを含むコンタクトレンズ用の防
    腐処理洗浄剤。
  12. (12)ホスフェートバッファー約1.0重量%、ED
    TA約0.1重量%、NaCl約0.35重量%、界面
    活性剤約0.3〜3.0重量%及び粘度上昇剤を含む請
    求項11記載の防腐処理洗浄剤。
  13. (13)該界面活性剤がアミンオキシド界面活性剤であ
    る請求項11記載の防腐処理洗浄剤。
  14. (14)コンタクトレンズ用のコンディショナーであり
    、該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−
    アンモニウムブロミドが該溶液の約0.0035〜約1
    .0重量%の量存在している請求項1記載の眼内溶液。
  15. (15)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドが該溶液の約0.0050
    重量%の量存在している請求項14記載の眼内溶液。
  16. (16)該溶液の約0.1重量%の量存在しているED
    TAを更に含む請求項14記載の眼内溶液。
  17. (17)(a)有効量のドデシル−ジメチル−(2−フ
    ェノキシエチル)−アンモニウムブロミド;(b)溶液
    に、眼内において許容しうるpHを与えるための有効量
    のバッファー; (c)溶液に、等張性を与えるための有効量の有機また
    は無機塩、好ましくはNaCl;及び、 (d)有効量の湿潤剤を含むコンタクトレンズ用のコン
    ディショニング溶液。
  18. (18)湿潤剤がポリビニルアルコールである請求項1
    7記載のコンディショニング溶液。
  19. (19)更にボピドンを含む請求項18記載のコンディ
    ショニング溶液。
  20. (20)該ポリビニルアルコールが約0.25〜約3.
    0重量%の量存在している請求項18記載のコンディシ
    ョニング溶液。
  21. (21)該ポリビニルアルコールと該ボピドンとの合計
    量が約0.25〜約3.0重量%である請求項19記載
    のコンディショニング溶液、
  22. (22)該ドデシルジメチル−(2−フェノキシエチル
    )−アンモニウムブロミドが約0.0035〜1.0重
    量%の量存在しており、更にEDTAを含んでいる請求
    項17記載のコンディショニング溶液。
  23. (23)該EDTAが溶液の約0.1重量%の量存在し
    ている請求項22記載のコンディショニング溶液。
  24. (24)コンタクトレンズ用の中性化コンディショナー
    であり、該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドが該溶液の約0.0015
    〜約1.0重量%の量存在しており、有効量のカタラー
    ゼを更に含んでいる請求項1記載の眼内溶液。
  25. (25)該カタラーゼが溶液の少なくとも約0.03重
    量%の量存在している請求項24記載の眼内溶液。
  26. (26)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドが少なくとも約0.001
    5重量%の量存在しており、更にカタラーゼを含んでい
    る請求項17記載のコンディショニング溶液。
  27. (27)殺菌溶液であり、該ドデシル−ジメチル−(2
    −フェノキシエチル)−アンモニウムブロミドが溶液の
    少なくとも0.0030重量%の量存在している請求項
    1記載の眼内溶液。
  28. (28)溶液に、抗微生物剤として有効量のドデシル−
    ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウムブ
    ロミドを加えることを特徴とする、眼内溶液に抗微生物
    活性を与える方法。
  29. (29)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドを溶液の約0.001〜1
    .0重量%の量加える請求項28記載の方法。
  30. (30)有効量のEDTAを加える工程を更に含む請求
    項28記載の方法。
  31. (31)該EDTAを溶液の約0.1重量%の量加える
    請求項30記載の方法。
  32. (32)有効量のバッファーを加えて、溶液に、眼内に
    おいて許容しうるpHを与える工程を更に含む請求項2
    8記載の方法。
  33. (33)溶液の少なくとも約0.0040重量%の量の
    ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アン
    モニウムブロミドを溶液に加える工程を含むことを特徴
    とする、食塩水溶液を防腐処理する方法。
  34. (34)溶液の少なくとも約0.0005重量%の量の
    ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アン
    モニウムブロミドを溶液に加え、溶液の約0.1重量%
    の量のEDTAを更に加えることを特徴とする食塩水溶
    液の防腐処理方法。
  35. (35)該溶液が眼科用医薬溶液であり、該ドデシル−
    ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウムブ
    ロミドを、約0.001〜1.0%の量存在させる請求
    項28記載の方法。
  36. (36)溶液の少なくとも約0.0080重量%の量の
    ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アン
    モニウムブロミドが存在している溶液を、レンズに接触
    させることを特徴とするコンタクトレンズの洗浄方法。
  37. (37)溶液の約0.0035〜約1.0重量%の量の
    ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アン
    モニウムブロミドが存在している溶液を、レンズに加え
    ることを特徴とするコンタクトレンズの防腐処理または
    コンディショニング方法。
  38. (38)レンズに、有効量のドデシル−ジメチル−(2
    −フェノキシエチル)−アンモニウムブロミドを含む溶
    液を加える工程を含むことを特徴とするコンタクトレン
    ズの殺菌方法。
  39. (39)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドが、溶液の約0.0035
    〜約1.0重量%の量該溶液中に存在している請求項3
    8記載の方法。
  40. (40)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドが、溶液の約0.0050
    重量%の量該溶液中に存在している請求項38記載の方
    法。
  41. (41)該溶液が、溶液の約0.1重量%の量で存在し
    ているEDTAを更に含む請求項38記載の方法。
  42. (42)該ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチ
    ル)−アンモニウムブロミドが、溶液の約0.0015
    〜約1.0重量%の量該溶液中に存在しており、該溶液
    が有効量のカタラーゼを更に含んでいる請求項38記載
    の方法。
  43. (43)該カタラーゼが、溶液の少なくとも約0.03
    重量%の量該溶液中に存在している請求項42記載の方
    法。
  44. (44)眼内溶液に抗微生物活性を与えるためのドデシ
    ル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウ
    ムブロミドの使用。
  45. (45)眼科用医薬溶液に抗微生物活性を与えるための
    ドデシル−ジメチル−(2−フェノキシエチル)−アン
    モニウムブロミドの使用。
  46. (46)コンタクトレンズ用の洗浄剤、コンタクトレン
    ズ用のコンディショナー又は例えばコンタクトレンズ用
    の殺菌溶液に抗微生物活性を与えるためのドデシル−ジ
    メチル−(2−フェノキシエチル)−アンモニウムブロ
    ミドの使用。
  47. (47)請求項1〜27のいずれか一に記載の眼内溶液
    を製造するためのドデシル−ジメチル−(2−フェノキ
    シエチル)−アンモニウムブロミドの使用。
  48. (48)成分の通常の混合を行なうことを特徴とする請
    求項1〜27のいずれか一に記載の眼内溶液の製造方法
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