JPH05503513A - 眼科組成物とその保存並びに使用方法 - Google Patents

眼科組成物とその保存並びに使用方法

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JPH05503513A JP91501994A JP50199491A JPH05503513A JP H05503513 A JPH05503513 A JP H05503513A JP 91501994 A JP91501994 A JP 91501994A JP 50199491 A JP50199491 A JP 50199491A JP H05503513 A JPH05503513 A JP H05503513A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 眼科組成物とその保存並びに使用方法 発明の背景 本発明は、眼科組成物とそのような組成物の保存並びに使用方法に関する。更に 詳しく述べれば、本発明は、眼科組成物、例え(f、コンタクトレンズをケアす るのに有用な組成物(こ関連しており、その組成物は、例えば、防腐剤あるいは 消毒剤として、1種また(まそれ以上の第四級アンモニウム置換マトリックス材 料を含有して0る。
また本発明は、そのような組成物を用いる消毒および/また(ま保存方法に関連 する。
種々な組成物、例えば、溶液が、コンタクトレンズを安全(こ、快適に、そして 便利に装用できるようにするため(こ、コンタクトレンズと共に用いられる。コ ンタクトレンズケア剤、例え1f1消毒剤、保存剤、洗浄剤、ウエノテイング剤 、コンディショニング剤などit、組成物の種類によって、装用後、コンタクト レンズをン肖毒するあるいは保存するために、またはレンズケア剤そのものを保 存するために、しばしば、少なくとも1種の消毒剤あるいは防腐剤を利用する。
コンタクトレンズ消毒剤には、通例、十分な抗菌力があるので、組成物が、消毒 すべきレンズと接触すると、レンズに付着した微生物は殺菌されるか、またそう でなければ除去され、そしてコンタクトレンズは、適度な時間内、例えば、約0 .1〜12時間の範囲内で効果的に消毒される。コンタクトレンズ消毒剤は、殺 微生物剤と呼べるであろう。これとは対照的に、コンタクトレンズ保存剤には、 しばしば、コンタクトレンズ消毒剤に存在するよりその活性は低いが、十分な抗 菌力があるので、組成物が、コンタクトレンズと接触すると、レンズ表面上ある いは組成物中の微生物固体群の増加が実質的に抑制できる。コンタクトレンズ保 存剤は、微生物静止剤と呼べるであろう。他のコンタクトレンズケア剤は、組成 物中で汚染している微生物の固体群の大幅な増加を防ぐため、あるいは、徐々に 減少させるため、また、そうすることによって組成物の貯蔵寿命を延ばすために 保存される。レンズ保存剤中あるいは保存された組成物中に用いられるある種の 防腐剤はまた、レンズ消毒剤中の消毒剤として用いられる。
種々な化合物が、コンタクトレンズ保存剤および保存されたコンタクトレンズケ ア剤中の保存剤として有用であると知られている。
例として、チメロサール、塩化ベンザルコニウム並びにクロルヘキシジンを含む 。しかし、これら保存剤は、眼に刺激あるいは過敏性が起こるような毒性を示す ことが知られている。眼球毒性の度合は、これらの薬剤が消毒剤として利用され たときに増大する。そのうえ、ソフトコンタクトレンズ、硬質ガス遜過性コンタ クトレンズ(RGP)あるいはハードコンタクトレンズは、これらの化合物を吸 収または吸着し得る。このことは、コンタクトレンズが刺激物を保有するために 起こり、そして、その結果として起こる眼の刺茄並びに過敏性の原因となる。
シュタルク(S tark)の米国特許第4525346では、薬物掌上受容で きる陰イオンをもつ塩である、1−トリス(2−ヒドロキシエチル)アンモニウ ム−2−ブテニル−4−ポリ〔1−ジメチルアンモニウム−2−ブテニル:!− w−1−リス(2−ヒドロキシエチル−)アンモニウムを含有しているコンタク トレンズ消毒液並びに保存されたコンタクトレンズケア剤を開示している。この シュタルクの特許で開示された第四級アンモニウムポリマーは、焼入かのコンタ クトレンズ装用者に対して刺激並びに過敏性を起こし得る。
コンタクトレンズの化学的消毒の他の慣用法では、水性媒体中の一種またはそれ 以上の活性消毒剤、例えば、クロルヘキシジン/チメロサール溶液あるいは比較 的刺激性の少ない過酸化水素溶液を利用している。こういった消毒液、例えば、 上記に挙げられたようなものの中には、細胞毒があり、コンタクトレンズの表面 あるいは中に吸着または吸収されることが知られ、消毒後、細胞毒反応を引き起 こすものもある。例えば、消毒用過酸化水素溶液中に浸漬されていたコンタクト レンズは、残留過酸化水素を除去するために、処理される。例えば、コンタクト レンズを再び快適に、安全に装用できるようにする前には、カタラーゼ溶液中に 浸漬することによって処理される。もし、残留過酸化水素カルンズ表面に残って いると、後で、眼に刺激あるいは傷害か生じるであろう。
従って、コンタクトレンズ消毒剤並びに保存剤として、また保存されたフンタク トレンズケア剤として使用され得る、安全で有効な組成物に対して引き続いて必 要性があるということは容易に明白である。
発明の要約 新規消毒剤および保存剤、並びに消毒方法および保存方法、特にコンタクトレン ズケア向けのそのような組成物と方法が見い出された。本組成物は、有効な消毒 剤および/または防腐剤を含有している。従って、例えば、コンタクトレンズは 適度な時間内に効果的に消毒され得る。そしてまた、コンタクトレンズケア製品 は、汚染している微生物の生育を阻止するよう有効に保たれ得る。重要なことに は、そのような消毒並びに保存活性は一定の標準に達しており、また、本組成物 を使用して消毒され、あるいは保存され、別の方法でケアされたコンタクトレン ズは、眼の刺激あるいは過敏性の危険かほとんどかあるいは全くなして、安全に そして快適に装用し得る。
発明は、広義には、コンタクトレンズの消毒や保存に有用な組成物を与える。こ の組成物は、眼持的に許容し得る、好ましくは無菌である媒体、好ましくは液体 水性媒体を含有する。この媒体中に含有されているのは、タンパク質材料、炭水 化物材料およびそれらの混合物から選択された、眼科的に許容し得る第四級アン モニウム置換マトリックス材料の消毒有効量あるいは保存有効量である。コンタ クトレンズの消毒方法あるいは保存方法は、この明細書中で述べたような、適切 な組成物と、消毒されるあるいは保存されるレンズとの接触を含む。
保存された組成物、例えば、コンタクトレンズケア剤には、眼科的に許容し得る 媒体、好ましくは、コンタクトレンズおよび/またはコンタクトレンズの装用に 有益な影響を与えるのに有用な成分を一種またはそれ以上含有する媒体が含まれ る。このような保存された組成物には、この明細書中で述べたような、眼科的に 許容し得る第四級アンモニウム置換マトリックス材料の保存有効量を含有する。
発明の詳細な説明 本発明はすべての種類のレンズ、例えば、そのような消毒することあるいは保存 することか有益なコンタクトレンズの消毒あるいは保存に適用し得る。そのよう なレンズ、例えば、通常のソフトコンタクトレンズ、RGPおよびハートコンタ クトレンズは、とのような適当な材料または材料の組み合わせから製造されてい てもよく、また、どのような適当な形状を有していてもよい。本発明はまた、例 えばコンタクトレンズケア剤並びにその他の眼科のケア製品といったような保存 剤にも適用でき、それらは保存することが有益である。
本発明の組成物の重要な特徴の一つは、以下、Q A S Mと呼ばれる、少な くとも一種の眼科的に許容し得る第四級アンモニウム置換マトリックス材料の、 例えば、消毒有効量および/または保存有効量の含有である。マトリックス材料 は、タンパク材料、炭水化物材料およびそれらの混合物から選択される。本発明 をいずれかの特定の作用理論に制限する意図はないが、第四級アンモニウム置換 物は、所望の消毒活性あるいは保存活性を有効に与えるのに十分な量が存在する と考えられる。さらに、コンタクトレンズか組成物と接柱スる間は、マトリック ス材料は、実質的にレンズ表面に吸着されもしなければ、レンズ中に吸収されも しない、ものであると考えられる。
従って、接触して七ンズを汚染する消毒剤または保存剤なしで、所望の消毒効果 あるいは保存効果を十分にあげる。
本発明において有用なQASMは、シュタルクの米国特許第4525346号に 記載された第四級アンモニウムポリマーとは区別すれる。シュタルクの特許にお いて、第四級アンモニウム基は、実際に、ポリマー主鎖の一部である。本発明に おいて有用な消毒剤並びに防腐剤の第四級アンモニウム基は、マトリ/クズ材料 主鎖上の置換基である。マトリ、クス材料の特色あるいは性質は、本発明におけ る消毒剤あるいは防腐剤か、眼の刺激あるいは過敏性を実質的に起こすことなく 、所望の抗菌活性を与えるほど優れたものである。
加えて、包含される適用の、所望されるような抗菌活性要件を満たすために、第 四級アンモニウム基の程度は調節され得る。
QASMは、眼科的に許容し得る媒体中に、好ましくは、分散性あるいは可溶性 である。コンタクトレンズ消毒剤、保存剤、およびその他のケア剤は、溶液であ ることが非常に多いので、QASMは媒体中では、可溶性であることがより好ま しい。本組成物中で使用されるQASMの量は、所望の結果をもたらすのに十分 な量である。
QASMの過剰量を避けるように注意すべきである。そのような材料は、かなり 高価なだけでなく、QASMの大過剰の使用は結果として、いくらか眼の刺激お よび/または過敏性を生じるであろう。
本発明において有用なQASMは、眼科的に許容し得る媒体に対して約0.00 001〜1重II/体積%の範囲の量が好ましく、約0゜0001%〜約0.5 重jl/体積%の範囲の量がより好ましい。
上記のように、第四級アンモニウム基で置換されたマトリックス材料は、タンパ ク質材料、炭水化物材料およびそれらの混合物から選択される。特に有用な一聾 様において、マトリックス材料は、ポリペプチドおよびその混合物から選択され る。マトリックス材料かポリペプチドからなる場合、QASMは、好ましくは、 約500〜5000の範囲の分子量をもつ。
有用な第四級アンモニウム置換マトリックス材料は、以下の構造式を有する。
波線は、ポリペプチド主鎖を表す。nは、1〜約5の範囲の中の整数、好ましく は2である。mは、1〜約30の範囲の中の整数、好ましくは約10〜20であ る。各々のRは、1〜約20の炭素原子を含有しているアルキル基から独立に選 択される。A−は、眼科的に許容し得る陰イオンから選択される。Xは、ペプチ ド主鎖にそって散在する、括弧で示された基の数を表し、1〜約20の範囲の中 の整数で、好ましくは約2〜6である。−態様において、Rの少なくとも一つは メチルで、他のRの一つは約8〜20の炭素原子を含有する。別の一態様におい て、Rの各々はメチルで、mは約1o〜2oの範囲の中の整数である。
眼科的に許容し得る陰イオンの例には、クロリド(CI−)、プロミド、ヨーシ ト、スルフェート、ビスルフェート、ホスフェート、酸ホスフェート、ニトレー ト、アセテート、マレエート、フマレート、オキサレート、ラクテート、タルト レート、シトレート、グルコネート、サッカレート、p−トルエンスルホネート などが含まれる。好ましく眼科的に許容し得る陰イオンは、C】−である。
本発明において有用な第四級アンモニウム置換ポリペプチドの例としては、−G に1ポリクアノト(polyQuats) Jとして知られている、比較的低分 子量のコラーゲン加水分解物材料があげられる。
そのような材料には、クロダ株式会社(Croda、I nc)から市販されて いる製品クロクアノト・エル(Croquat L ;商標)(ラウリルトリメ チルアンモニウムクロライド基を含有する材料)およびクロクアノト・ニス(C roquat S ;商g> <ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド 基を含有する材料)がある。このような材料は、ヘアシャンプーの発泡剤として 有用であると知られている。
適切な第四級アンモニウム置換炭水化物材料はどれも、この明細書中で述べたよ うな作用を与えるならば、本発明において使用され得る。有用な態様では、第四 級アンモニウム置換炭水化物は、約50000〜200000の範囲内の分子量 、例えば平均分子量をもつ。特に有用な炭水化物含有マトリックス材料は、セル ロース系材料であり、中でもヒドロキシエチルセルロースは特に有用である。
本発明において有用な第四級アンモニウム置換炭水化物材料の例としては、特に 、アルキル脂肪族第四級アンモニウム基で第四級化したヒドロキシエチルセルロ ース材料かあげられる。そのような材料には、クロタ株式会社から市販されてい る製品クロタセル・キュー・エル(Crodacel Q L ;商標)(第四 級アンモニウム基かラウリル基を含有する材料)、クロタセル・キュー・エム( CrodacelQM> (第四級アンモニウム基がコシール基を含有する材料 )、クロダセル・キュー・ニス(第四級アンモニウム基がステアリルMを含有す る材料)がある。このような材料はヘアケア並びにスキンケア製品のコンディシ ョナーとしての利用が知られている。
一種またはそれ以上のQASMに加えて、本組成物は、好ましくは、以下、WQ APと呼ばれる水溶性第四級アンモニウムポリマーを含有する。そのようなポリ マーは、消毒剤および/または防腐剤として、少なくともQASMの作用を促進 する有効量で存在する。
このように、本発明において、WQAPの存在は、QASMを使用することで得 られる消毒および/または保存を与え、あるいは高めることか知られている。W QAPの存在量は、眼科的に許容し得る媒体に対して約0.00001〜1重量 /体積%の範囲の量が好ましく、約0.0001〜05重量/体積%の範囲の量 がより好ましい。
特に有用なWQAPは、アミンエピクロロヒドリンポリマー、イオ不ンポリマー およびそれらの混合物を含む。そのようなポリマー並びにその製造方法は、バッ クマンらの米国特許第4250269号に記載されており、これを引用により本 発明の一部とする。本発明において有用なWQAPの具体例としては、例えば、 バックマン・ラボラトリーズ社(Bucks+an Laboratories 、I nc)から市販されている製品WSCP(商標)のようなポリ(オキシエ チレン(ジメチルイミニオ)エチレン(ジメチルイミニオ)エチレンジクロライ ド)がある。本発明において有用な他の具体的なWQAPとしては、アルドリッ チ・ケミカル社(Ardrich Chemical Company)からポ リブレン(P olybrene ;商標)として市販されている(1.5−ジ メチル−1,5−ジアザウンデカメチレンポリメトプロミド、ヘキサジメトリン プロミド)がある。
本組成物は、その他の、例えば、補足的なおよび/または増強する抗微生物剤を 含有し得る。そのような他の抗微生物剤の例としては、限定されないが、チメロ サール、ソルビン酸、1.5−ベンタンジオール、アルキルトリエタノールアミ ン、ホウ酸、上記すべての眼科的に許容し得る塩類、3−クロロアリル−3,5 ,7−ドリアザー1−アゾニアアダマンチンクロライド、フェニル水銀塩類並び にその混合物が含まれ得る。眼科的に許容し得る塩類としては、例えば上述のよ うな、一種またはそれ以上の眼科的に許容し得る陰イオン、あるいは眼科的に許 容し得る陽イオン、特にアルカリとアルカリ金属陽イオンが含まれ得る。有用な あるいは所望の性質を一つ以上、本組成物に与える材料もまた含まれ得る。例え ば抗菌活性と湿潤性の両方を示す第四級アンモニウム化合物のある組み合わせが 含まれ得る。そのような第四級アンモニウム化合物の組み合わせの例は、限定さ れtいが、N−アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライドとN−アルキ ルジメチルエチルベンジルアンモニウムクロライドとのバランスされた混合物を 念む。これら薬剤/材料の各々か、有用なあるいは所望の性質または特性を与え る有効量で本組成物中に含まれ得る。
本発明の組成物は、眼科的に許容し得る媒体、好ましくは、眼科的に許容し得る 水性液体媒体を含む。この媒体は、しばしば牛、 IJアーとして、例えば、組 成物中の他の成分にとっては溶媒として働く。もしその物質が眼に対して多大な る被害あるいは危害を起こさずに哺乳動物の眼の中に装入され得るなら、それは 、“眼科的に許容し得る”物質である。特に有用な眼科的に許容し得る媒体の一 つは水である。その媒体、そして実際は全ての組成物が無菌であることが好まし い。
一種またはそれ以上の付加成分が、8I成物を処方する特定の適用に基づいて本 組成物中に含まれ得る。このように、本組成物は消毒剤、洗浄剤、ウエノティン グ剤、コンデイアgニング剤、ソーキング剤なととして処方され得る。そしてま た、本組成物は、二種またはそれ以上のコンタクトレンズケア作用をするのに有 用となるように処方されつる。例えば、消毒/洗浄剤あるいは洗浄/コンティ/ ヨニング剤あるいはさらにすべてを目的としたコンタクトレンズケア組成物か処 方され得、そしてそのような多機能組成物が本発明の範囲内に含まれる。
組成物に少なくとも一種の有用なあるいは所望の性質を与えるあるいは提供する ように、本組成物中に含まれる付加成分が選択される。そのような付加成分は、 一種またはそれ以上のコンタクトレンズケア組成物の中に一般的に使用されてい る成分から選択され得る。
そのような付加成分の例には、緩衝剤、洗浄剤、ウエノテイング剤、金属イオン 封鎖剤、粘度上昇剤、強壮剤、栄養剤、コンタクトレンズコンディショニング剤 、酸化防止剤、pH調整剤などが含まれる。
本組成物には、組成物に有用なまたは所望の性質を与えるあるいは提供するため に、これら付加成分が各々有効!で含有され得る。例えば、本組成物中には、こ のような付加成分が、その他の、例えば、一般的なフンタクトレンズケア製品中 で使用されているそのような成分量と同量、含有され得る。
有用な緩衝剤には、限定されないが、酢酸バッファー、クエン酸バッファー、リ ン酸バッファーおよびホウ酸バッファーが含まれる。
酸と塩基は必要とされる本組成物のpHを調節するために使用され得る。
有用なウエノティング剤には、限定されないが、ポリビニルアルコール、ボロキ サマー、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびそ の混合物が含まれる。
有用な金属イオン封鎖剤には、限定されないが、エチレンジアミンテトラアセテ ート二ナトリウム、アルカリ金属へキサメタホスフェート、クエン酸、クエン酸 ナトリウムおよびその混合物が含まれる。
有用な強壮剤には、限定されないが、塩化ナトリウム、塩化カリラム、マンニト ール、デキストロース、グリセリン、フロピレンゲリコールおよびその混合物が 含まれる。
有用な粘度上昇剤には、限定されないか、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロ キシメチルセルロース、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコールおよびそ の混合物が含まれる。
有用な酸化防止剤には、限定されないか、メタビスルフィトナトリウム、チオス ルフェートナトリウム、N−アセチルシスティン、ブチル化ヒドロ牛/アニンー ル、ブチル化とドロ牛/トルエンおよびその混合物が含まれる。
特に有用な態様においては、QASM含有組成物はさらに、コンタクトレンズか ら付着物(debris)を除去するのに有用な少なくとも一種の酵素を含有す る。通常の使用の間にコンタクトレンズの表面に形成する付着物の種類には、タ ンパク質系付着物、ムチン系付着物、脂質系付着物および炭水化物系付着物があ る。一種またはそれ以上の付着物か一つのコンタクトレンズ表面に存在し得る。
使用される酵素は、コンタクトレンズの酵素的洗浄において一般的に用いられる 酵素から選択され得る。例えば、ヒユーズ(Huth)らの米国再発行特許第3 2672号およびカラゲオージアン(Karageozian)らの米国特許第 3910296号に開示されている多くの酵素が本発明において有用である。こ れらの特許それぞれを引用により本発明の一部とする。有用な酵素の中で、それ らは、タンパク質分解酵素、リパーゼおよびその混合物から選択される。
好ましいタンパク質分解酵素は、実質的にスルフヒドリル基あるいはジスルフィ ド結合を有さない酵素である。タンパク質に結合したカルシウム、マグネシウム あるいは亜鉛のような2価金属イオンを含有する酵素であるメタロ−プロテアー ゼも使用し得る。
タンパク分解酵素のより好ましい群は、セリンプロテアーゼ、特にバチルス属お よびストレプトミセス属のバクテリア並びにアスペルギウス属の糸状菌から誘導 されたセリンプロテアーゼである。この群の中で、さらにより好ましい酵素は、 総称的にサブチリシン酵素と呼ばれる誘導アルカリ性プロテアーゼである。ディ ル、エル(Deayl、L、 ) 、モサー、ビー・タブリ−L (Moser 、P、 W、 )およびウィルデ仁 ビー・ニス(Wildi、B、S、 )  、rプロテアーゼズ・オブ・ザ・ンーナス・バチルス、■ アルカライン・プロ テアーゼズ(Proteases of the Genus BacilIu s、II AlkalineP roteases) j、バイオテクノロジー ・アンド・バイオエンジニアリング(B iotechnology and  B ioengineering) 、第■巻、213〜249頁(1970) 、並びにケイ、エル(Keay、L、)およびモサー、ビー・ダブリュー、「デ ィファレンシェイション・オブ・アルカライン・プロテアーゼス・フオーム・バ チルス・スピーシーズ(Differentiation of Alkali ne Proteases form BacillusS pecies)  J 、バイオケミカル・アンド・バイオフィジカル・リサーチ・フミニニケーシ ョンズ(Biochemical and Biophysical Re5e arch Co11. ) 、第34巻、第5号、600〜604頁(1969 )参照。
サブチリシン酵素は、二種の亜綱、サブチリノンAおよびサブチリシンBに分類 される。サブチリシン酵素に分類される酵素は、枯草菌、バチルス・リケニホル ミス(B 、 l icheniformis)およびバチルス・ブミリス(B  、 pumilis)のような種から誘導される酵素である。この亜綱の生物 は、中性のプロテアーゼまたはアミラーゼをほとんどあるいは全く産生じない。
サブチリシンB亜綱は、枯草菌、枯草菌変異アミロサラカリチフス(amylo sacchariticus) 、バチルス・アミロリキファシエンス(B、  amyloliquefaciens)および枯草菌NRRL B3411のよ うな生物に由来する酵素からなる。
これらの生物は、そのアルカリ性プロテアーゼ産生にほぼ匹敵するレベルで、中 性プロテアーゼおよびアミラーゼを産生ずる。サブチリシン酵素綱から選択され る一種またはそれ以上の酵素が特に有用である。
更に池の好ましい酵素は、例えば、バンクレアチン、トリプシン、コラ−ゲナー ゼ、ケラチナーゼ、カルボキシラーゼ、アミノペプチダーゼ、エラスターゼ、お よびアスペルギロ〜ペプチダーゼAおよびB1プロナーゼE(ストレプトミセス ・グリセウス(S 、 griseus)由来)並びにディスパーセ(disp ase) (バチルス・ポリミキサ(B。
polymyxa)由来)である。
本発明の実施においては、有効量の酵素を使用すべきである。有効量とは、通常 の装用によるタンパク質系付着物すべてを適度な時間(例えば約4時間〜−晩) で、実質的にレンズから効果的に除去できる量である。この基準は、正常なタン パク質増加パターンの経歴をもつコンタクトンズ装用者に関して当てはまり、こ れまでタンパク質付着物増加率が非常に大きく、毎日、または2日あるいは3日 毎に洗浄を勧められるような非常に少数の装用者には当てはまらない。
効果的なりリーナーを製造するのに必要な酵素の量は、酵素の固有の活性、およ びクリーナーが含有する賦形剤を包含する複数の因子を考慮して決める。
基本的な基準として、使用溶液は、レンズ一枚の処理につき約0゜001〜3、 好ましくは、約0.01〜1アンソン単位の活性を提供するのに十分な酵素を含 有すべきである。これよりも高い、あるいは低い量で使用してもよい。
酵素活性はpH依存性である。従って、与えられた酵素のいずれについても、そ の酵素が最も良く作用する特定のpH範囲がある。
そのような範囲の決定は既知の方法によって容易に行い得る。
本組成物は、フンタクトレンズのケアにおいて、例えば、レンズを消毒するため 、レンズを保存するため、別の方法でレンズを処理するためおよび/またはレン ズを安全にそして快適に装用するために使用され得る。本組成物は、適切に処方 された場合、以前の一般的な組成物の代わりに本組成物を使用することによって 、一般的なコンタクトレンズケア方法において使用され得る。多くの場合、こう いったコンタクトレンズケア方法には、有用なあるいは所望のコンタクトレンズ ケアの成果を得るのに有効な量および条件で、レンズか本組成物と接触すること を必要とする。本発明によれば、例えば、消毒されるべきコンタクトレンズは、 好ましくは約○〜100℃、より好ましくは約lO〜606Cの範囲、さらによ り好ましくは約15〜30’Cの範囲の温度で、消毒剤、例えば、水溶液と接触 し得る。周囲温度またはその程度の温度で接触することが非常に便利であり、有 用である。接触は、好ましくは大気圧、またはその程度の圧力下に行う。接触は 、処理されているレンズを十分に消毒する時間行うことが望ましい。そのような 接触時間は約1分ないし12時間あるいはそれ以上であり得る。
こういった接触後、消毒されたコンタクトレンズは、安全かつ快適な装用のため 、組成物から取り出され、そして眼、例えば人間の眼に直接装用され得る。ある いは、消毒された後、消毒されたコンタクトレンズが装用者の眼に装用されるよ り前に、コンタクトレンズは、第二媒体、例えば等摂食塩水のような水性液体媒 体と接触され得る。
ここに開示されたコンタクトレンズケア組成物は、例えば超音波洗浄なとのよう な、最も多くの種類のコンタクトレンズケア装置での使用に適応できる。
以下の例を本発明の詳細な説明の為に示すが、これらに限定されるものではない 。
実施LIA+ 1〜4 4piの一連の組成物を、成分を合わせて混合することによって調製した。これ るの組成は以下の通りである。
第四級アンモニウム置換ポリペプチ8Ml(重量%) 0.01 0.001  0.005 0.’005水溶性第四級アノモニウムボリマ−3″(重量%)  0.006 0.001 0.006塩化ナトリウム(重量%) Q、57 0 .D8 0.60 0.80ホウ酸(重量%)0.39 0,39 0.39ホ ウ酸ナトリウム10水和物 (重量%) 0.2 0.132 0.2 0.2非イオン性界面活性剤+31  (重量%) 0.1 0.1ヒドロキシエチルセルロースN F (重1%) 0.65ボツビニルピロリドンUSP(重量%)0.5ポリオキツル40 ステ アレート(重量%)0.5酢酸ナトリウム(3水和物)USP(重量%) 0. 498成 分 組成物 (5) デキストロース1水和物(重量%)006塩化カリウム(重量%) 0.045 6塩化マグネシウム6水和物USP(重量%)0.018(1)約2500の分 子量を有する第四級アンモニウム置換ポリペプチドを50%(重量%)含有して いる水溶液。クロダ株式会社、 (Croda、Inc、)より市販されている 製品クロファツト(CROQUAT ;商標)として市販されている、アミノ基 でポリペプチド鎖に共有結合したラウゾルトワメチルアンモニウムクロライド基 を含有する材料。
(2)バックマン・ラボラトリーズ社(B ackman L aborato ries。
I nc)より製品WSCP(商標)として市販されている、ポリ(オキシエチ レン(ジメチルイミ/)−エチレン(ジメチルイミノ)エチレンジクロライド) をCo%(重量%)含有している濃l物。
(3) ポリオキシエチレンーポリオキシブロビレンのブロック共重合体と、ビ ー・ニー・ニス・エフ・ワイアンド7 ト株式会社(BA S F Wyand otte Corporation)から市販されている製品プルロニ、り(P luronic) F 127 (商標)を含有しティる非イオン性界面活性剤 。
(4)組成物1.3そして4には、指示された範囲内のpHを与えるよう、塩化 水素酸と水酸化ナトリウムが加えられている。
組成物2には、氷酢酸が用いられた。
(5)組成物1は、硬質ガス透過性コンタクトレンズ用浸漬液並ひに消毒液とし て処方された。組成物2は、点眼用の洗浄並びに再湿潤栄養液滴として処方され た。組成物3と4は、ヒドロゲルソフトコンタクトレンズの消毒液として処方さ れた。
これら組成物の各々は、種々な微生物に関してのD値を決定するために、以下の 標準手順で試験された。D値は、10グ(+og)単位で負荷されるあるいは負 荷する微生物が減少するのに必要な時間として定義される。
これらの試験の結果は以下の通りである。
微 生 物 23°Cにおける外挿り値(分)組 成 物 これらの組成物はすべて、保存効果について試験され、USP保存効果基準に合 格した。
これらの結果は、第四級アンモニウム置換ポリペプチドが、0゜0005〜00 OO5%(重1)の範囲の濃度で、コンタク゛トレンズケア製品にとして有効な 抗微生物防腐剤であることを実証する。
例えば、組成物1.2および3のような水溶性第四級アンモニウムポリマーの含 有は、ある微生物に対して組成物の抗微生物活性を増大する。組成物l、3およ び4は各々、方法の一部として、同時あるいは連続的な酵素的レンズ洗浄を用い るあるいは用いない標準的なコンタクトレンズケア方法におけるコンタクトレン ズ消毒液として非常に有効である。組成物2は、有効に保存され、また、点眼用 洗浄並びに再1fln液滴として使用すると、有用である。
実施例5 上述の組成物3は、以下のように一般的なヒドロゲルソフトコンタクトレンズを 消毒するのに用いられる。室温で、組成物の7.5mlを用意する。消毒される べきコンタクトレンズを組成物中に置く。
コンタクトレンズが最初に組成物の中へ入れられた後4時間で、コンタクトレン ズを組成物から取り出し、そして装用者の眼の中に直接装着する。4時間後には 、コンタクトレンズは有効に消毒されることが見いだされている。また、レンズ 装用者は、消毒されたコンタクトレンズを装用することによって生じる不快感あ るいは眼の刺激を全く感じない。あるいは、上に記された4時間の接触後、装用 者の眼に消毒されたレンズを装着する前に、消毒されたコンタクトレンズを、保 存されたあるいは保存されていない無菌の等張食塩水ですすぐ。レンズ装用者は 、消毒されたフンタクトレンズを装用することによって生じる不快感あるいは眼 の刺激を全く感しない。
実施例6 消毒されるべきコンタクトレンズを組成物に加えるのと同時に、使用された組成 物4の総重量に基づいて、サブチリシンAの約50ppI11(重jりを加える ということを除けば、実施例5を繰り返す。
コンタクトレンズが、最初に組成物の中へ入れられた後4時間で、コンタクトレ ンズを組成物から取り出し、組成物3、あるいは保存されたまたは保存されてい ない無菌の等張食塩水を用いてすすぎ、モして装用者の眼に直接装着する。4時 間後には、コンタクトレンズは有効に消毒され、そしてタンパク質系付着物が落 とされるということか見いだされている。また、レンズ装用者は、消毒されそし て洗浄されたコンタクトレンズを装用することによって生じる不快感あるいは眼 の刺激を全く感しない。
実施例7 上述の組成物4は、以下のように一般的なヒドロゲル゛ノフトコンタクトレンズ を消毒するのに用いられる。室温で、組成物の7.5mlを用意する。消毒され るべきコンタクトレンズ゛を組成物中1こ置く。
コンタクトレンズが最初に組成物の中へ入れられた後4時間で、コンタクトレン ズを組成物から取り出し、モして装用者の眼の中(こ直接装着する。4時間後に は、コンタクトレンズは有効(こ消毒されることが見いだされている。また、レ ンズ装用者は、消毒されたコンタクトレンズを装用することによって生じる不快 感ある1、Nlよ眼の重す激を全く感じない。あるいは、上に記された4時間の 接触後、装用者の眼に消毒されたレンズを装着する前に、消毒されたコンタクト レンズを、保存されたあるいは保存されていない無菌の等張食塩水ですすぐ。レ ンズ装用者は、消毒されたコンタクトレンズを装用することによって生じる不快 感あるいは眼の刺激を全ぐ感じな(λ。
実施例8 消毒されるべきコンタクトレンズを組成物に加えるのと同時に、使用された組成 物4の総重量に基づいて、サブチリシンAの約50ppm (重量)を加えると いうことを除けば、実施例7を繰り返す。
コンタクトレンズが、最初に組成物の中へ入れろれた後4時間で、コンタクトレ ンズを組成物から取り出し、組成物4、あるいは保存されたまたは保存されてい ない無菌の等張食塩水を用いてすすぎ、そして装用者の眼に直接装着する。4時 間後には、コンタクトレンズは有効に消毒され、そしてタンパク質系付着物が落 とされるということが見いだされている。また、レンズ装用者は、消毒されそし て洗浄されたコンタクトレンズを装用することによって生じる不快感あるいは眼 の刺激を全く感じない。
実施例9〜12 組成物1〜4に類似した一連の組成物を用意する。しかし、各々の場合において 、すなわち、抗微生物活性の点から、第四級アンモニウム置換ポリペプチドは、 第四級アンモニウム置換ヒドロキシエチルセルロースの同等量で代替する。この −材料は、ラウリルジメチルアンモニウムクロライド基を含有する。この材料は 、クロタ株式会社より製品クロダセル・キュー・エル(CRODACEL QL ;商標)として市販されている。組成物9,10.11および12は、それぞれ 組成物1. 2. 3および4に相当する。
これらの組成物はすべて、保存効果について試験され、USP保存効果基準に合 格した。
第四級アンモニウム置換ヒドロ牛ジエチルセルロースは、コンタクトレンズケア 製品の有効な抗微生物防腐剤である。組成物9,11および12はそれぞれ、方 法の一部として、同時あるいは連続的な酵素的レンズ洗浄を用いるあるいは用い ない標準的なコンタクトレンズケア方法におけるコンタクトレンズ消毒剤として 非常に有効である。組成物10は、有効に保存され、また、点眼用洗浄並びに再 湿潤液滴として使用すると、有用である。
実施例13 上述の組成物11は、以下のように一般的なヒドロゲルソフトコンタクトレンズ を消毒するのに用いられる。室温で、組成物の7゜5mlを用意する。消毒され るべきコンタクトレンズを組成物中に置く。コンタクトレンズか最初に組成物の 中へ入れられた後4時間で、コンタクトレンズを組成物から取り出し、モして装 用者の眼の中に直接装着する。4時間後には、コンタクトレンズは有効に消毒さ れることが見いだされている。また、レンズ装用者は、消毒されたコンタクトレ ンズを装用することによって生じる不快感あるいは眼の刺激を全く感じない。あ るいは、上に記された4時間の接触後、装用者の眼に消毒されたレンズを装着す る前に、消毒されたコンタクトレンズを、保存されたあるいは保存されていない 無菌の等張合塩水ですすぐ。レンズ装用者は、消毒されたコンタクトレンズを装 用することによって生じる不快感あるいは眼の刺激を全く感じない。
消毒されるへきコンタクトレンズを組成物に加えるのと同時に、使用された組成 物11の総重量に基づいて、サブチリシンAの約50ppm(重量)を加えると いうことを除けば、実施例13を繰り返す。コンタクトレンズか、最初に組成物 の中へ入れられた後4時間で、フンタクトレンズを組成物から取り出し、組成物 11、あるいは保存されたまたは保存されていない無菌の等張合塩水を用いてす すぎ、そして装用者の眼に直接装着する。4時間後には、コンタクトレンズは有 効に消毒され、そしてタンパク質系付着物が落とされるということが見いだされ ている。また、レンズ装用者は、消毒されそして洗浄されたフンタクトレンズを 装用することによって生じる不快感あるいは眼の刺激を全く感じない。
実施例15 上述の組成物12は、以下のように一般的なヒドロゲルソフトコンタクトレンズ を消毒するのに用いられる。室温で、組成物の7゜5mlを用意する。消毒され るべきコンタクトレンズを組成物中に置く。コンタクトレンズが最初に組成物の 中へ入れられた後4時間で、コンタクトレンズを組成物から取り圧し、そして装 用者の眼の中に直接装着する。4時間後には、コンタクトレンズは有効に消毒さ れることが見いたされている。また、レンズ装用者は、消毒されたコンタクトレ ンズを装用することによって生じる不快感あるいは眼の刺激を全く感じない。あ るいは、上に記された4時間の接触後、装用者の眼に消毒されたレンズを装着す る前に、消毒されたコンタクトレンズを、保存されたあるいは保存されていない 無菌の等張合塩水ですすぐ。レンズ装用者は、消毒されたコンタクトレンズを装 用することによって生じる不快感あるいは眼の刺激を全く感じない。
実施例16 消毒されるべきコンタクトレンズを組成物に加えるのと同時に、使用された組成 物12の総重量に基づいて、サブチリシンAの約50ppm(重量)を加えると いうことを除けば、実施例15を繰り返す。コンタクトレンズが、最初に組成物 がら取り出された後4時間で、コンタクトレンズを組成物の中に入れ、組成物1 2、ある(′I(よ保存されたまたは保存されていない無菌の等張合塩水を用( 1てすすぎ、モして装用者の眼に直接装着する。4時間後には、コンタクトレン ズは有効に消毒され、そしてタン/<り質系付着物が落とされるということが見 いたされている。また、レンズ装用者は、消毒されそして洗浄されたコンタクト レンズを装用することによって生じる不快感あるいは眼の刺激を全く感じない。
本発明を種々な特有の例および態様に関して説明したが、本発明はそれらに限定 されるものではなく、以下の請求の範囲内で種々、実施し得るものであると理解 すべきである。
要約書 眼科組成物、例えば、コンタクトレンズをケアするために用いられる眼科組成物 、そのような組成物の保存方法、並びにそのような組成物を用いるコンタクトレ ンズの消毒方法が開示された。組成物は、眼科的に許容し得る水性液体媒体を包 含し得る。また、その中には、保存有効量あるいは消毒有効量の、眼科的に許容 し得る第四級アンモニウム置換マトリックス材料が含まれ、マトリックスlは、 タンパク質材料、炭水化物材料およびその混合物から成る群から選択される。
国際調査報告 1“1”°′°6″″A″″“°“″″′灯1旬07ニさ

Claims (66)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.コンタクトレンズの消毒方法であって、消毒されるべきコンタクトレンズを 、消毒有効量の眼科的に許容し得る第四級アンモニウム置換マトリックス材料で あって、タンパク質材料、炭水化物材料およびそれらの混合物から成る群から選 択されるマトリックス材料と接触する ことを含んで成る方法。
  2. 2.水性液体媒体中で接触が起こり、消毒有効量の第四級アンモニウム置換マト リックス材料が、水性液体媒体中で分散性あるいは可溶性である請求項1記載の 方法。
  3. 3.水性液体媒体が、眼科的に許容し得る請求項2記載の方法。
  4. 4.第四級アンモニウム置換マトリックス材料の第四級アンモニウム置換基が、 1〜6の炭素原子を含有する、少なくとも一種のアルキル基を含む請求項1記載 の方法。
  5. 5.接触中、水性液体媒体量につき約0.00001〜1%(重量)の範囲の量 で、第四級アンモニウム置換マトリックス材料が存在する請求項2記載の方法。
  6. 6.消毒された後、コンタクトレンズの装用者の眼に装着されるより前に、コン タクトレンズを第二水性液体媒体と接触させる請求項2記載の方法。
  7. 7.消毒されるべきあるいは消毒したコンタクトレンズが、水性液体媒体中で、 コンタクトレンズから付着物を除去することができる少なくとも一種の酵素の消 毒されるべきあるいは消毒したコンタクトレンズから付着物を除去する有効量と 接触することをさらに包含する請求項1記載の方法。
  8. 8.コンタクトレンズと第四級アンモニウム置換マトリックス材料との接触およ びコンタクトレンズと酵素との接触が、ほとんど同時に起こる請求項7記載の方 法。
  9. 9.マトリックス材料が、セルロース系材料およびその混合物から成る群から選 択される請求項1記載の方法。
  10. 10.マトリックス材料が、ヒドロキシエチルセルロースである請求項1記載の 方法。
  11. 11.第四級アンモニウム置換マトリックス材料が、約50000〜20000 0の範囲の分子量をもつ請求項9記載の方法。
  12. 12.マトリックス材料が、ポリペプチドおよびその混合物から成る群から選択 される請求項1記載の方法。
  13. 13.第四アンモニウム置換ポリペプチドが、約500〜5000の範囲の分子 量をもつ請求項12記載の方法。
  14. 14.第四級アンモニウム置換マトリックス材料が、以下の構造式をもつ請求項 1記載の方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ 波線は、ポリペプチド主鎖を表す。nは、1〜約5の範囲の中の整数である。m は、1〜約30の範囲の中の整数である。各々のRは、1〜約20の炭素原子を 含有しているアルキル基から独立に選択される。A−は、眼科的に許容し得る陰 イオンから成る群から選択される。Xは、ペプチド主鎖にそって散在する、括弧 で示された基の数を表し、1〜約20の範囲の中の整数である。
  15. 15.A−がCl−である請求項14記載の方法。
  16. 16.Rの少なくとも一つがメチルであり、その他のRが約8〜20の炭素原子 を含有する請求項14記載の方法。
  17. 17.nが2であり、mが約10〜20の範囲であり、各々のRがメチルであり 、Xが約2〜6である請求項14の方法。
  18. 18.アミンエピクロロヒドリンポリマー、イオネンポリマーおよびそれらの混 合物から成る群から選択される水溶性第四級アンモニウムポリマーの存在で、接 触が起こり、水溶性第四級アンモニウムポリマーが、少なくともコンタクトレン ズの消毒を促進する有効量で存在する請求項1記載の方法。
  19. 19.水性液体媒体中で接触が起こり、水性液体媒体量にっき約0.00001 〜1%(重量)の範囲の量で、水溶性第四級アンモニウムポリマーが存在する請 求項18記載の方法。
  20. 20.水性第四級アンモニウムポリマーが、ポリ(オキシエチレン(ジメチルイ ミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンジクロライドである請求項18記載 の方法。
  21. 21.眼科的に許容し得る媒体の保存方法であって、眼科的に許容し得る媒体が 、保存有効量の眼科的に許容し得る第四級アンモニウム置換マトリックス材料で あって、タンパク質材料、炭水化物材料およびそれらの混合物から成る群から選 択されるマトリックス材料と接触する ことを含んで成る方法。
  22. 22.眼科的に許容し得る媒体が、コンタクトレンズをケアするのに有用であり 、第四級アンモニウム置換マトリックス材料が、眼科的に許容し得る媒体中で分 散性あるいは可溶性である請求項21記載の方法。
  23. 23.眼科的に許容し得る媒体が、無菌である請求項22記載の方法。
  24. 24.眼科的に許容し得る媒体が、水性液体媒体である請求項21記載の方法。
  25. 25.第四級アンモニウム置換マトリックス材料の第四アンモニウム置換基が、 1〜6の炭素原子を含有する、少なくとも一種のアルキル基を含む請求項21記 載の方法。
  26. 26.接触中、眼科的に許容し得る媒体量につき約0.00001%〜1%(重 量)の範囲の量で、第四級アンモニウム置換マトリックス材料が存在する請求項 21記載の方法。
  27. 27.マトリックス材料が、セルロース材料およびその混合物から成る群から選 択される請求項21記載の方法。
  28. 28.マトリックス材料が、ヒドロキシエチルセルロースである請求項21記載 の方法。
  29. 29.マトリックス材料が、ポリペプチドおよびその混合物から成る群から選択 される請求項24記載の方法。
  30. 30.第四級アンモニウム置換マトリックス材料が、以下の構造式をもつ請求項 21記載の方法: ▲数式、化学式、表等があります▼ 波線は、ポリペプチド主鎖を表す。nは、1〜約5の範囲の中の整数である。m は、1〜約30の範囲の中の整数である。各々のRは、1〜約20の炭素原子を 含有しているアルキル基から独立に選択される。A−は、眼科的に許容し得る陰 イオンから成る群から選択される。Xは、ペプチド主鎖にそって散在する、括弧 で示された基の数を表し、1〜約20の範囲の中の整数である。
  31. 31.A−がClである請求項30記載の方法。
  32. 32.Rの少なくとも一つがメチルであり、その他のRが約8〜20の炭素原子 を含有する請求項30記載の方法。
  33. 33.nが2であり、mが約10〜20の範囲であり、各々のRがメチルであり 、xが約2〜6である請求項30記載の方法。
  34. 34.アミンエビクロロヒドリンポリマー、イオネンポリマーおよびその混合物 から成る群から選択される水溶性第四級アンモニウムポリマーの存在で、接触が 起こり、水溶性第四級アンモニウムポリマーが、少なくとも眼科的に許容し得る 媒体の保存を促進する有効量で存在する請求項21記載の方法。
  35. 35.眼科的に許容し得る媒体重につき約0.00001〜1%(重量)の範囲 の量で、水溶性第四級アンモニウムポリマーが存在する請求項34記載の方法。
  36. 36.水溶性第四級アンモニウムポリマーが、ポリ(オキシエチレン(ジメチル イミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンジクロライドである請求項34記 載の方法。
  37. 37.眼科的に許容し得る水性液体媒体から成り、その中に眼科的に許容し得る 第四級アンモニウム置換マトリックス材料の消毒有効量を含有する、コンタクト レンズを消毒するのに有用な組成物で、マトリックス材料は、タンパク質材料、 炭水化物材料およびそれらの混合物から成る群から選択される組成物。
  38. 38.組成物が無菌であり、消毒有効量の第四級アンモニウム置換マトリックス 材料が、眼科的に許容し得る水性液体媒体中で、分散性あるいは可溶性である請 求項37記載の組成物。
  39. 39.第四級アンモニウム置換マトリックス材料の第四級アンモニウム置換基が 、1〜6の炭素原子を含有する、少なくとも一種のアルキル基を含む請求項37 記載の組成物。
  40. 40.眼科的に許容し得る水性液体媒体重につき約0.00001〜1%(重量 )の範囲の量で、第四級アンモニウム置換マトリックス材料が存在する請求項3 7記載の組成物。
  41. 41.タンパク質系付着物が付着したコンタクトレンズから付着物を除去する有 効量で、コンタクトレンズから付着物を除去することができる少なくとも一種の 酵素を更に含む請求項37記載の組成物。
  42. 42.マトリックス材料が、セルロース系材料およびその混合物から成る群から 選択される請求項37記載の組成物。
  43. 43.マトリックス材料が、ヒドロキシエチルセルロースである請求項37記載 の組成物。
  44. 44.マトリックス材料が、ペプチドおよびその混合物から成る群から選択され る請求項43記載の組成物。
  45. 45.第四級アンモニウム置換マトリックス材料が、以下の構造式をもつ請求項 44記載の組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼ 波線は、ポリペプチド主鎖を表す。nは、1〜約5の範囲の中の整数である。m は、1〜約30の範囲の中の整数である。各々のRは、1〜約20の炭素原子を 含有しているアルキル基から独立に選択される。A −は、眼科的に許容し得る 陰イオンから成る群から選択される。Xは、ペプチド主鎖にそって散在する、括 弧で示された基の数を表し、1〜約20の範囲の中の整数である。
  46. 46.A−がCl−である請求項45記載の組成物。
  47. 47.Rの少なくとも一つがメチルであり、その他のRが約8〜20の炭素原子 を含有する請求項45記載の組成物。
  48. 48.nが2であり、mが約10〜20の範囲であり、各々のRがメチルであり 、Xが約2〜6である請求項45の組成物。
  49. 49.アミンエピクロロヒドリンポリマー、イオネンポリマーおよびその混合物 から成る群から選択される水溶性第四級アンモニウムポリマーからさらに成り、 水溶性第四級アンモニウムポリマーが、少なくともコンタクトレンズの消毒を促 進する有効量で存在する請求項37記載の組成物。
  50. 50.眼科的に許容し得る水性液体媒体量につき約0.00001〜1%(重量 )の範囲の量で、水溶性第四級アンモニウムポリマーが存在する請求項49記載 の組成物。
  51. 51.水溶性第四級アンモニウムポリマーが、ポリ(オキシエチレン(ジメチル イミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンジクロライドである請求項49記 載の組成物。
  52. 52.眼科的に許容し得る媒体から成り、その中に眼科的に許容し得る第四級ア ンモニウム置換マトリックス材料の保存有効量を含有する、保存された組成物で あって、 マトリックス材料は、タンパク質材料、炭水化物材料およびそれらの混合物から 成る群から選択される組成物。
  53. 53.組成物が無菌であり、眼科的に許容し得る媒体が、コンタクトレンズをケ アするのに有用である請求項52記載の組成物。
  54. 54.眼科的に許容し得る媒体が、水性液体媒体であり、第四級アンモニウム置 換マトリックス材料が、水性液体媒体中で分散性あるいは可溶性である請求項5 2記載の組成物。
  55. 55.第四級アンモニウム置換マトリックス材料の第四級アンモニウム置換基が 、1〜6の炭素原子を含有する、少なくとも一種のアルキル基を含む請求項52 記載の組成物。
  56. 56.接触中、眼科的に許容し得る水性液体媒体量につき約0.00001〜1 %(重量)の範囲の量で、第四級アンモニウム置換マトリックス材料が存在する 請求項52記載の組成物。
  57. 57.マトリックス材料が、セルロース系材料およびその混合物から成る群から 選択される請求項52記載の組成物。
  58. 58.マトリックス材料が、ヒドロキシエチルセルロースである請求項52記載 の組成物。
  59. 59.マトリックス材料が、ペプチドおよびその混合物から成る群から選択され る請求項52記載の組成物。
  60. 60.第四級アンモニウム置換マトリックス材料が、以下の構造式をもつ請求項 52記載の組成物: ▲数式、化学式、表等があります▼ 波線は、ポリペプチド主鎖を表す。nは、1〜約5の範囲の中の整釜数である。 mは、1〜約30の範囲の中の整数である。各々のRは、1〜約20の炭素原子 を含有しているアルキル基から独立に選択される。A−は、眼科的に許容し得る 陰イオンから成る群から選択される。Xは、ペプチド主鎖にそって散在する、括 弧で示された基の数を表し、1〜約20の範囲の中の整数である。
  61. 61.A−がCl−である請求項60記載の組成物。
  62. 62.Rの少なくとも一つがメチルであり、その他のRが約8〜20の炭素原子 を含有する請求項60記載の組成物。
  63. 63.nが2であり、mが約10〜20の範囲であり、各々のRがメチルであり 、Xが約2〜6である請求項45の組成物。
  64. 64.アミンエピクロロヒドリンポリマー、イオネンポリマーおよびその混合物 から成る群から選択される水溶性第四級アンモニウムポリマーからさらに成り、 水溶性第四級アンモニウムポリマーが、少なくとも眼科的に許容し得る媒体の保 存を促進する有効量で存在する請求項52記載の組成物。
  65. 65.眼科的に許容し得る水性液体媒体重につき約0.00001〜1%(重量 )の範囲の量で、水溶性第四級アンモニウムポリマーが存在する請求項64記載 の組成物。
  66. 66.水溶性第四級アンモニウムポリマーが、ポリ(オキシエチレン(ジメチル イミノ)エチレン(ジメチルイミノ)エチレンジクロライドである請求項64記 載の組成物。
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