JPH0248141Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248141Y2 JPH0248141Y2 JP1984001296U JP129684U JPH0248141Y2 JP H0248141 Y2 JPH0248141 Y2 JP H0248141Y2 JP 1984001296 U JP1984001296 U JP 1984001296U JP 129684 U JP129684 U JP 129684U JP H0248141 Y2 JPH0248141 Y2 JP H0248141Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode rod
- welding
- electrode
- torch
- tig
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- Expired
Links
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- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims description 4
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 claims description 4
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
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- 229910052721 tungsten Inorganic materials 0.000 description 13
- 239000010937 tungsten Substances 0.000 description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 5
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Landscapes
- Arc Welding In General (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の利用分野〕
本考案は、幅8mm〜10mm程度の狭開先内のTIG
溶接を行う場合に好適な狭開先溶接用TIG溶接ト
ーチの改良に関するものである。
溶接を行う場合に好適な狭開先溶接用TIG溶接ト
ーチの改良に関するものである。
第1図は従来の狭開先溶接用TIG溶接トーチの
正面図、第2図は同じく一部切断側面図で、図中
1は給電部、2は矢印に示す方向に冷却水が流さ
れる水路、3および4はガス放出管である。5は
これら給電部1、水路2、ガス放出管3,4を一
括保持する銅製ブロツク、6は水路2およゅガス
放出管3,4に対する冷却水出入およびガス供給
口部である。
正面図、第2図は同じく一部切断側面図で、図中
1は給電部、2は矢印に示す方向に冷却水が流さ
れる水路、3および4はガス放出管である。5は
これら給電部1、水路2、ガス放出管3,4を一
括保持する銅製ブロツク、6は水路2およゅガス
放出管3,4に対する冷却水出入およびガス供給
口部である。
7は電極部で、第3図に取り出し、拡大して示
すように、トリウム入りタングステン電極8がろ
う付けされた固定金具9をトーチ先端側にねじ込
み固定してなる。この場合、電極8は前記給電部
1と導通している。10および11は絶縁材であ
る。
すように、トリウム入りタングステン電極8がろ
う付けされた固定金具9をトーチ先端側にねじ込
み固定してなる。この場合、電極8は前記給電部
1と導通している。10および11は絶縁材であ
る。
すなわち従来トーチは、溶接する部分が狭いた
め、特殊加工してなる一定寸法のトリウム入りタ
ングステン電極8を固定金具9にろう付けして電
極部が構成されている。このため電極部製造コス
ト、特にトリウム入りタングステン電極8の加工
コストが極めて高くなる。また上記電極8は、上
述電極部構成上、長さに制約があり、余り長く設
定できないので、電極8が消耗した場合、2〜3
回の研摩で廃棄処分されることになり、不経済で
ある。さらに、電極8がろう付固定されているの
でトーチ先端突出長さ、換言すればアーク長の調
整ができず、しかも上記消耗、廃棄時の交換も面
倒であつた。のみならず、溶接時、前記電極8の
ろう付部分が高温にさらされるため溶け出す恐れ
があり、このため長時間連続溶接に耐え得ない
等、種々の欠点があつた。また、たとえば、特開
昭58−181484号あるいは実公昭51−50809号に開
示された溶接トーチも知られている。上記した2
つの溶接トーチにおいては、電極棒を固定するた
めの調整ねじをトーチ先端部の幅と直角の方向に
配置することにより、トーチ先端部の幅を小さく
構成している。
め、特殊加工してなる一定寸法のトリウム入りタ
ングステン電極8を固定金具9にろう付けして電
極部が構成されている。このため電極部製造コス
ト、特にトリウム入りタングステン電極8の加工
コストが極めて高くなる。また上記電極8は、上
述電極部構成上、長さに制約があり、余り長く設
定できないので、電極8が消耗した場合、2〜3
回の研摩で廃棄処分されることになり、不経済で
ある。さらに、電極8がろう付固定されているの
でトーチ先端突出長さ、換言すればアーク長の調
整ができず、しかも上記消耗、廃棄時の交換も面
倒であつた。のみならず、溶接時、前記電極8の
ろう付部分が高温にさらされるため溶け出す恐れ
があり、このため長時間連続溶接に耐え得ない
等、種々の欠点があつた。また、たとえば、特開
昭58−181484号あるいは実公昭51−50809号に開
示された溶接トーチも知られている。上記した2
つの溶接トーチにおいては、電極棒を固定するた
めの調整ねじをトーチ先端部の幅と直角の方向に
配置することにより、トーチ先端部の幅を小さく
構成している。
しかしながら、前者の場合には、2個のねじを
操作する必要があり、1個のねじで電極棒を固定
した後、他のねじを締め忘れると、ガスが漏れて
良好な溶接ができない。
操作する必要があり、1個のねじで電極棒を固定
した後、他のねじを締め忘れると、ガスが漏れて
良好な溶接ができない。
また、後者の場合、調整ねじを操作するときに
は回りに配置されている他の構成部品を外すなど
の操作が必要で、作業性に優れたものとは言えな
い。
は回りに配置されている他の構成部品を外すなど
の操作が必要で、作業性に優れたものとは言えな
い。
本考案は上記のような欠点を除去するためにな
されたもので、電極部構成が低コスト、長寿命化
されて極めて経済的となり、しかも、トーチ先端
電極突出長さの調整ができる上に電極交換も容易
に行い得、さらに長時間の連続溶接に耐え得る実
用的価値大なる狭開先溶接用TIG溶接トーチを提
供することを目的とする。
されたもので、電極部構成が低コスト、長寿命化
されて極めて経済的となり、しかも、トーチ先端
電極突出長さの調整ができる上に電極交換も容易
に行い得、さらに長時間の連続溶接に耐え得る実
用的価値大なる狭開先溶接用TIG溶接トーチを提
供することを目的とする。
本考案の狭開先溶接用TIG溶接トーチは、冷却
水の水路を有しており、タングステン電極棒を挿
脱自在に保持する保持金具と、挿脱の程度により
トーチ先端突出長さが調整された前記タングステ
ン電極棒を、回りに配置されている他の構成部品
を操作することなく、その位置で前記保持金具と
で押圧固定可能で、かつその押圧固定解除も可能
のねじとを具備してなるものである。
水の水路を有しており、タングステン電極棒を挿
脱自在に保持する保持金具と、挿脱の程度により
トーチ先端突出長さが調整された前記タングステ
ン電極棒を、回りに配置されている他の構成部品
を操作することなく、その位置で前記保持金具と
で押圧固定可能で、かつその押圧固定解除も可能
のねじとを具備してなるものである。
以下第4図を参照して本考案の実施例を説明す
る。第4図は本考案による狭開先溶接用TIG溶接
トーチの一実施例の要部を一部切断して示す正面
図で、この第4図において、2,3および4は
各々第1図と同様である。41はトーチ中央部に
取り付けられた保持金具である。この保持金具4
1には、トーチ先端部より後端方向へ後述タング
ステン電極棒を挿脱自在の電極棒穴41aと、こ
の電極棒穴41a先端側開口近傍より電極棒穴4
1aの中間部に貫通するねじ穴41b、水路2に
連通する水路41cが形成されている。
る。第4図は本考案による狭開先溶接用TIG溶接
トーチの一実施例の要部を一部切断して示す正面
図で、この第4図において、2,3および4は
各々第1図と同様である。41はトーチ中央部に
取り付けられた保持金具である。この保持金具4
1には、トーチ先端部より後端方向へ後述タング
ステン電極棒を挿脱自在の電極棒穴41aと、こ
の電極棒穴41a先端側開口近傍より電極棒穴4
1aの中間部に貫通するねじ穴41b、水路2に
連通する水路41cが形成されている。
42はTIG溶接用として一般的に市販されてい
る長さ150mmのタングステン電極棒で、上記保持
金具41の電極棒穴41aに挿入される。43は
上記保持金具41のねじ穴41bに螺入され、先
端部を電極棒穴41aに挿入されたタングステン
電極棒42を前記穴41a側壁に押圧することに
よりそのタングステン電極棒42を固定する押し
ねじである。この押しねじ48を緩めればタング
ステン電極棒42の固定が解除され、タングステ
ン電極棒42の着脱、トーチ先端突出長さ調整が
可能となり、再度、締め付ければ調整された位置
で再度固定される。
る長さ150mmのタングステン電極棒で、上記保持
金具41の電極棒穴41aに挿入される。43は
上記保持金具41のねじ穴41bに螺入され、先
端部を電極棒穴41aに挿入されたタングステン
電極棒42を前記穴41a側壁に押圧することに
よりそのタングステン電極棒42を固定する押し
ねじである。この押しねじ48を緩めればタング
ステン電極棒42の固定が解除され、タングステ
ン電極棒42の着脱、トーチ先端突出長さ調整が
可能となり、再度、締め付ければ調整された位置
で再度固定される。
44は上記第2図で示した10,11に相当す
るトーチ外周部に設けられた耐熱性の絶縁材で、
高周波による悪影響防止および溶接ワーク(図示
せず)との短絡防止を目的とする。
るトーチ外周部に設けられた耐熱性の絶縁材で、
高周波による悪影響防止および溶接ワーク(図示
せず)との短絡防止を目的とする。
すなわち本考案は、電極TIG溶接用として一般
的なタングステン電極棒42を用いることとし、
かつ、その電極棒42を保持金具41に挿脱自在
に保持するためのねじ43を開口部である下面か
ら操作できるように、下部に入口を持ち、電極棒
穴41aの中間部に貫通する傾斜したねじ穴41
bを保持金具に配置し、また、水路41cを形成
したものである。
的なタングステン電極棒42を用いることとし、
かつ、その電極棒42を保持金具41に挿脱自在
に保持するためのねじ43を開口部である下面か
ら操作できるように、下部に入口を持ち、電極棒
穴41aの中間部に貫通する傾斜したねじ穴41
bを保持金具に配置し、また、水路41cを形成
したものである。
従つて、電極棒42のトーチ先端突出長さ、換
言すればアーク長の調整および電極棒42の消耗
時の交換等はねじ43だけで行われる。また、こ
のねじ43とで電極棒42を押圧固定している保
持金具41が水路41cに流れる冷却水で直冷さ
れることになる。
言すればアーク長の調整および電極棒42の消耗
時の交換等はねじ43だけで行われる。また、こ
のねじ43とで電極棒42を押圧固定している保
持金具41が水路41cに流れる冷却水で直冷さ
れることになる。
以上述べたように本考案は、電極に特殊なもの
を用いることなく、TIG溶接用として一般的なタ
ングステン電極棒を用いており、かつそれを消耗
に応じて繰り出し可能であり、かつ電極棒の保持
金具が直冷されるので、電極部構成が低コスト、
長寿命化され、極めて経済的である。しかも、ね
じの操作でトーチ先端電極突出長さの調整および
電極棒の交換が可能で、これらの作業性が向上で
きる。さらに、電極棒は、ろう付手段を用いずに
保持金具とねじで固定しており、かつ上述したよ
うに保持金具は直冷されるので、長時間の連続溶
接に耐え得る等の効果がある。
を用いることなく、TIG溶接用として一般的なタ
ングステン電極棒を用いており、かつそれを消耗
に応じて繰り出し可能であり、かつ電極棒の保持
金具が直冷されるので、電極部構成が低コスト、
長寿命化され、極めて経済的である。しかも、ね
じの操作でトーチ先端電極突出長さの調整および
電極棒の交換が可能で、これらの作業性が向上で
きる。さらに、電極棒は、ろう付手段を用いずに
保持金具とねじで固定しており、かつ上述したよ
うに保持金具は直冷されるので、長時間の連続溶
接に耐え得る等の効果がある。
第1図および第2図は従来トーチの正面図およ
び一部切断側面図、第3図は同トーチの電極部の
拡大図、第4図は本考案による狭開先溶接用TIG
溶接トーチの一実施例の要部を一部切断して示す
正面図である。 2,41c……水路、3,4……ガス放出管、
41……保持金具、41a……電極棒穴、41b
……ねじ穴、42……タングステン電極棒、43
……押しねじ、44……絶縁材。
び一部切断側面図、第3図は同トーチの電極部の
拡大図、第4図は本考案による狭開先溶接用TIG
溶接トーチの一実施例の要部を一部切断して示す
正面図である。 2,41c……水路、3,4……ガス放出管、
41……保持金具、41a……電極棒穴、41b
……ねじ穴、42……タングステン電極棒、43
……押しねじ、44……絶縁材。
Claims (1)
- 内部に冷却水通路と電極棒を挿入自在に保持す
る穴を設けた保持金具と、ガス放出管と、絶縁材
とからなり、保持金具とガス放出管とを整列さ
せ、外周部を絶縁材で被覆した狭開先溶接用TIG
溶接トーチにおいて、開口部である下部に入口を
持ち、電極棒穴の中間部に貫通する傾斜したねじ
穴を保持金具に設けたことを特徴とする狭開先溶
接用TIG溶接トーチ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP129684U JPS60115675U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 狭開先溶接用tig溶接ト−チ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP129684U JPS60115675U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 狭開先溶接用tig溶接ト−チ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60115675U JPS60115675U (ja) | 1985-08-05 |
JPH0248141Y2 true JPH0248141Y2 (ja) | 1990-12-18 |
Family
ID=30473915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP129684U Granted JPS60115675U (ja) | 1984-01-11 | 1984-01-11 | 狭開先溶接用tig溶接ト−チ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60115675U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150809U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 | ||
JPS58181484A (ja) * | 1982-04-17 | 1983-10-24 | Babcock Hitachi Kk | Tigア−ク溶接ト−チ |
-
1984
- 1984-01-11 JP JP129684U patent/JPS60115675U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5150809U (ja) * | 1974-10-16 | 1976-04-17 | ||
JPS58181484A (ja) * | 1982-04-17 | 1983-10-24 | Babcock Hitachi Kk | Tigア−ク溶接ト−チ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60115675U (ja) | 1985-08-05 |
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