JPH024812A - 紫外線硬化型樹脂組成物 - Google Patents

紫外線硬化型樹脂組成物

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JPH024812A
JPH024812A JP15596088A JP15596088A JPH024812A JP H024812 A JPH024812 A JP H024812A JP 15596088 A JP15596088 A JP 15596088A JP 15596088 A JP15596088 A JP 15596088A JP H024812 A JPH024812 A JP H024812A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は電子材料等に使用される防湿性付与剤に関する
ものであり、さらに詳しくは安定な電気特性を維持する
等の目的のために防湿性が要求される高分子材料に対し
て添加剤として内添して使用することにより優れた防湿
性を付与することができる防湿性付与剤に関するもので
ある。 [従来の技術] 近年、高分子材料が電子部品等の電気特性を利用する分
野の材料として多用されている0例えば、エポキシ樹脂
は半導体封止材料として利用されている。また、プリン
ト配線板加工工程において使用されるソルダーレジスト
インキとして紫外線硬化型ポリマー等の高分子材料が利
用されている。 さらに、電気導電体部分や光導電体部分の保護に高分子
材料からなる絶縁塗料が使用されている。 これらの高分子材料には、電気特性が温度や湿度等の外
的環境の影響を受けないためのバリヤー層の役割を果た
すことが要求されている。このため、高分子材料自体に
安定な絶縁特性、防湿特性を付与する検討が試みられて
いる(特開昭62−7773号公報、特公昭61−42
954号公報等)、また、パーフルオロアルキル基を有
するアクリル樹脂で電気導電体部分を被覆する方法が提
案されている(特開昭49−93870号公報)。
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記高分子材料には、防湿性以外にも密着性
、機械的強度、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性等の特性も
満足することが必要とされる。防湿性を維持しながら、
これらの要求特性を満たすことは非常に困難であり、さ
らに改善が要求されている。 一方、本発明者らは、含フツ素ブロック共重合体をコー
ティング剤用のポリマー溶液に添加した場合、ポリマー
溶液中で含フツ素重合体部分が不溶性の核を形成し、か
つフッ素を含有しない重合体部分が可溶性を示して安定
に分散することを既に明らかにした。また、このポリマ
ー溶液の成膜時に、分散粒子が効率よく表面に配向して
含フツ素重合体部分の特性、例えば溌水性、椿油性等を
表面に付与できることを明らかにした〔特開昭60−2
21410号公報、高分子学会予稿集33巻、226頁
(I984))。 本発明の目的は、高分子材料に対し密着性、機械的強度
、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性等の特性を維持しながら
防湿性を付与できる防湿性付与剤を提供することにある
。 [課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するために、下記−形成(I)
から誘導される構造単位と、−形成(■)から誘導され
る構造単位とからなり、−形成(■)から誘導される構
造単位/一般式(II)から誘導される構造単位の割合
が重量比で80/20〜10/90であるフッ素含有ブ
ロック共重合体を有するという手段を採用している。 CH2雪CR,COOR2RP・・・・・・(I)(式
中、R1は水素原子又はメチル基、R2は一〇PH2P
  、−C(CpH2p+1)H,−CH2C(Cp 
R2pat) H−又は−CH2CH20、RFはCn
 F2 n+1.  (CF2 ) n H、(CF2
 )p 00mR2mcaF211+1.  (CF2
 )p OCmH2mcll F2 II H。 である。但し、pは1〜IO,nは1〜16.mはO〜
10.iは0〜16の整数である。 CH2−CR3R4・・・・・・(II)〔式中、R3
は水素原子、メチル基又はCH2C直鎖状又は分枝状の
CnH2n+1.直鎖状又は分枝状のCP R2p O
H,−CH2CHCH20H。 ■ OH (C2H40)r C3H2S+1゜ (CH2CHO)r C3H23+1である。但し、O
R3 pは1〜IO,nは1〜16.rは2〜20.sはO〜
8の整数である* ) 、−CONH2R7(式中、R
6は水素原子又はCp R2p +1. R7は水素原
子+ CP H2P ”l又はCH20Hである。 但し、pは1〜10の整数である。)、−CONHC(
CHa )2  CH2COCH3、(式中、nは1〜
16の整数であり、直鎖状又は分枝状のいずれでもよい
。) また、上記一般式(I)から誘導される重合体部分40
重量%以上及び一般式(II)から誘導される重合体部
分60重量%以下からなる構造単位(A)と、上記一般
式(II)から誘導される構造単位(B)とからなり、
構造単位(A)/構造単位(B)の割合が重量比で80
/20〜10/90であるフッ素含有ブロック共重合体
を有するという手段を採用することも好適である。 〔手段の詳細な説明〕 前記一般式(りで表される単量体は含フツ素重合体部分
を構成する単量体であって、以下のようなものが使用で
きる。 CF3  (CF2 )7 CH2CH20COCHC
H2 CFa  (CF2 )4 CH2CH20COC−(
CH3)  雪CH2 CF 3 CH20COCH−CH2 (CF3)2 CF  (CF2)a  (CH2)3
−ococtt譚CH2 (CF3 ) 2 CF  (CF2 ) t o  
(CH2) 3−OCOC(CH3)−CH2 CFa  (CF2)4 CH(CHa)−OCOC(
CH3)  以CH2 CF3 CH20CH2CH20COCH−CR2HC
F2 CF20CH2CH20COCH−CH2C2F
S  (CH2CH20)2 CH20CO−CH−C
H2 Co Flr 0COC(CH3)  瓢CH2(CF
3 )20FO(CH2)s 0COCHCH2 CF3  (CF2)40CH2CH200COC−(
CH3)−CH2 (CFa )  2 CF  (CF2 )  a  
(CH2)  3−OCH2CH20COCH臨CH2 C7Ft  s  CON  (C2R5)CH20C
O−C(CH3)−CH2 C2R5CON  (C2R5)CH20CO−CH−
CH2 CFa  (CF2)2 CON  (CH3)CH−
(CH3)CH20COCH−CH2CFa  (CF
2 )7 CON  (CH2CH2C−R3)−CH
2CH20COC(CH3)−CR2H(CF2 ) 
 s  C(C2Is )  0COC−(CH3) 
 =CH2 H(CF2 )a  CH20COCH=CH2H(C
F2 )4 CH20COCH=CH2H(CF2 )
a CH20COC(CH3)−CH20F3  (C
F2)a CFHCF2 CH20−CH−CH2 CF3  (CF2 )7  SO2N  (CH3)
−CH2CH20COC(CHa )−CH2CH2(
CF2 )7302 N  (CH3)−CH2CH2
0COCH−CH2 CH2−CHCOOCH2CH2 C8Fl 7 SO2N  (CH3)  (CH2)
t 。 −0COC)(=CH2 C2F5 SO2N  (C2Hs )CH2CH2−
0COC(CH3)=CH2 CB  Fl 7 SO2N  (CH3)  (CH
2)4−OCOCH=CH2 C2F5502 N  (C3B? )CH2CH2−
0COC(CH3)=CH2 C2F6 SO2N  (C2H5)C(C2H5)−
HCH20COCH=CH2 これらの単量体は1種又は2種以上が適宜選択して使用
される。 次に、−形式(II)で表される単量体は、フッ素を含
有しない重合体部分を構成するものであって、防湿性を
付与しようとする高分子材料と適度の混和性を有するも
のである。この混和性の良否は、対象とする高分子材料
と含フツ素ブロック共重合体とを混ぜ合わせてフィルム
化した後、目視により判定することができる。即ち、フ
ィルムが透明になるか、透明でなくとも混ぜ合わせた際
に分離がなく、均一なフィルムが得られれば適度な混和
性を有すると判断される。−形式(II)で表される単
量体として具体的には、以下に示されるようなものが使
用できる。 アクリル酸メチル及び/又はメタクリル酸メチル〔以下
(メタ)アクリル酸メチルと総称する。 以下同様〕、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アク
リル酸−n−プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピ
ル、(メタ)アクリル酸グリシジル等の低級アルキル(
メタ)アクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸−n−
ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アク
リル酸tert−ブチル、(メタ)アクリル酸−n−ヘ
キシル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)
アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸
オクチル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アク
リル酸ステアリル等の高級アルキル(メタ)アクリル酸
エステル、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ
)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸−N、N−
ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸アリル、(
メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル
酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ポリエチレ
ントキサイド、(メタ)アクリル酸ポリプロピレンオキ
サイド等の(メタ)アクリル酸エステル、酢酸ビニル、
プロピオン酸ビニル等の低級脂肪酸ビニルエステル、酪
酸ビニル、カプロン酸ビニル、2−エチルヘキサン酸ビ
ニル、ラウリン酸ビニル、ステアリン酸ビニル等の高級
脂肪酸ビニルエステル、(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、アクリロイルモル
フォリン、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンス
ルホン酸、N、N−ジメチルアクリルアミド等のアミド
基含有ビニル系単量体、スチレン、アクリロニトリル、
(メタ)アクリル酸、イタコン酸等があげられる。これ
らの単量体は、1種又は2種以上が適宜選択して使用さ
れる。 また、フッ素を含有しない重合体部分となる上記−形式
(II)で表される単量体のうち、防湿性を向上させる
にはガラス転移温度が高く、しかも疎水性であることが
好ましく、メタクリル酸メチル、メタクリル酸−n−ブ
チル、メタクリル酸イソブチル等が好適である。 なお、本発明においては、高分子材料との混和性を損な
わない範囲でその他のビニル系単量体を併用することも
できる。 次に、本発明のフッ素含有ブロック共重合体における含
フツ素重合体部分(以下重合体Aという)/フッ素を有
しない重合体部分(以下重合体Bという)の重量比率は
80/20〜10/90である0重合体A/重合体Bの
重量比率が80/20を超えると防湿性付与剤と高分子
材料との混和性が低下してしまい、効率よく分散粒子を
表面に配向できなくなり、重合体A/重合体Bの重量比
率が10/90未満では表面活性が低下し、分散粒子の
形成能も低下するので充分な防湿性が付与できない。 本発明においては、含フツ素ブロック共重合体に基づい
て発現される前記特性を阻害しない限り、前記以外の他
の重合体、低分子化合物等が存在していてもよい。例え
ば、含フツ素ブロック共重合体の合成時に副生ずる重合
体が含有されていても差し支えない。特に、含フツ素系
重合体部分の合成時に副生ずる含フツ素重合体が分散粒
子内に安定に吸着されることがあり、この場合にはむし
ろ表面活性を助長するという好ましい作用をする。 このような作用は重合を非水分散重合法で行った場合に
得られる。 次に、本発明における含フツ素ブロック共重合体の製造
は、例えばポリメリックペルオキシドを重合開始剤とす
る2段階重合法が採用される。即ち、例えば下記式で示
されるポリメリックペルオキシド (Co (CH2) b CH(C2H6)−(CH2
)10 C00O)10− を使用して、前記一般式(ff)に示した単量体の1種
又は2種以上を溶液重合法で重合する。この際、ポリメ
リックペルオキシドの活性酸素量を約50%残存させた
ところで重合を停止させることにより、ペルオキシ結合
を含有する重合体を得ることができる。次いで、これを
重合開始剤として、前記一般式(I)に示した単量体の
1種又は2種以上及び前記一般式(II)に示した単量
体を共重合することによって目的とする含フツ素ブロッ
ク共重合体を得ることができる。 このように含フツ素ブロック共重合体が分散粒子として
得られ、含フツ素重合体部分が核となり、フッ素を含ま
ない重合体部分が粒子表面に形成される。この分散粒子
の大きさは0.02〜5μmの範囲が好適である。0.
02μm未満では高分子材料に防湿性を付与する効果が
充分でなく、5μmを超えると分散安定性が悪(なると
ともに、分散粒子が表面に均一に配向しにくくなる。 本発明の防湿性付与剤の形態は、粉末状、溶剤や反応性
希釈剤で希釈された重合体溶液であってもよい。例えば
、紫外線硬化型重合体から形成される高分子材料の改質
剤とする場合には、粉末状又は反応性希釈剤で希釈され
た重合体溶液であることが好適である。 次に、防湿性を付与しようとする高分子材料としては、
特に制限はないが、含フツ素ブロック共重合体の表面配
向性という特性を有効に利用するために、重合体溶液か
らコーティングによって形成されるものが好適である。 また、本発明の防湿性付与剤の高分子材料への添加量は
、要求される防湿性の程度、高分子材料の種類等によっ
て適宜設定されるが、高分子材料100重量部に対して
0.1〜30重量部が好ましく、0.3〜25重量部が
さらに好ましい、この添加量が0.1重量部未満では、
高分子材料に充分な防湿性を付与することができず、3
0重量部を超えると高分子材料自体が有する緒特性を阻
害する場合がある。 C作用] 前記手段を採用したことにより、フッ素含有ブロック共
重合体のうち、前記一般式(I)から誘導されるフッ素
を含有する重合体部分が核となり、フッ素を含有しない
重合体部分がその表面に位置する分散粒子となるため、
同ブロック共重合体からなる防湿性付与剤を高分子材料
に添加すると、高分子材料の表面近傍に分散粒子が高濃
度に移行して優れた防湿性を発揮するとともに、高分子
材料内部においては分散粒子の存在量が非常に少ないた
め、高分子材料の有する密着性、機械的強度、耐熱性等
の緒特性が阻害されることがないので、これらの特性も
充分に発揮される。 また、前記一般式(I)から誘導される重合体部分40
重量%以上及び一般式(n)から誘導される重合体部分
60重量%以下からなる構造単位(A)と、下記一般式
(II)から誘導される構造単位(B)とからなり、構
造単位(A)/構造単位(B)の割合が重量比で80/
20〜10/90であるフッ素含有ブロック共重合体を
有する防湿性付与剤もフッ素を含有する重合体部分とフ
ッ素を含有しない重合体部分に基づいて、上記と同様の
作用が奏せられる。 [実施例] 以下に本発明を具体化した実施例について比較例と対比
して説明する。なお、各製造例、実施例及び比較例にお
いて、部はH1部を、%は重量%を表す。 (製造例1) (イ)ペルオキシ結合含有重合体の製造温度計、攪拌器
及び還流冷却器を備えた反応器に、メチルエチルケトン
(以下MEKという)300部を仕込み、窒素ガスを吹
き込みながら70℃に加熱し、MEKl19部、メタク
リル酸メチル(以下MMAという)117部、メタクリ
ル酸イソブチル(以下I BMAという)117部、メ
タクリル酸−2−ヒドロキシエチル(以下HEMAとい
う)26部、 −(Co (CH2)4 Coo CC2H40)a−
Go (CH2) 4 C00O) t o   21
部からなる混合液を2時間かけて仕込み、更に4時間重
合反応を行ってペルオキシ結合含有重合体の溶液を得た
。 上記3種類の単量体の重合転化率はいずれも97重量%
以上であり、溶液の性状は25℃における粘度が3.3
P(ボイズ)の透明な溶液であった。 (ロ)フッ素含有ブロック共重合体の製造上記(イ)の
ペルオキシ結合含有重合体のMEK溶液40部を360
部のアセトンで希釈し、大過剰のメタノール中に攪拌し
ながら投入して、重合体の再沈を行った。沈澱した重合
体を充分に乾燥して粉末状の重合体を得た。ガスクロマ
トグラフ分析(以下GC分析という)によりモノマーが
残存しないことを確認した。この粉末状の重合体の活性
酸素量は0.12%であり、ゲルパーミニ−シランクロ
マトグラフ(以下GPCという)で測定したポリスチレ
ン換算の数平均分子量は17000であった。 得られた粉末状の重合体7部、 CH2婁CHCOOC2H4(CF2)7  CFa1
3部、MEK37部をアンプル中に仕込み、窒素置換後
封督して70℃で10時間重合を行った。 各単量体の重合転化率は98%であった。得られた重合
体溶液は青白色透明であり、MEKで0.01%まで希
釈してスライドガラス上に滴下して溶剤を除去後、走査
型電子顕微鏡で観察したところ、粒径が0.1μmの均
一な粒子を形成していることがわかった。 得られた重合体溶液からMEKを減圧除去して充分に乾
燥後、固形分を粉砕して微粉末化した。 この微粉末7部をn−へキサン120部、トルエン80
部からなる混合溶剤に投入し、50℃で48時間攪拌し
て副生じた重合体の一方の成分であるフッ素を含有しな
いアクリル系重合体の抽出を行った0次いで、残った重
合体をトリクロロトリフルオロエタン200部に投入し
、40℃で48時間攪拌して含フツ素単独重合体の抽出
を行った。 その結果、上記微粉末7部は、ブロック共重合体/フッ
素を含有しないアクリル系重合体/含フッss*vt合
体のn量比率fJ<4.4010.70/1.9から構
成されていることがわかった。従って、ブロック共重合
体における含フツ素重合体部分とフッ素を含有しない重
合体部分の重量比率は約60740であることが明らか
となった。 次に、副生単独重合体を除去したブロック共重合体を重
アセトンで希釈してNMR分析を行ったところ、含フツ
素重合体部分に由来するピークは全く認められなかった
。また、走査型電子顕微鏡で観察したところ、約0.0
8μmの分散粒子を形成することがわかった。このこと
から、得られたブロック共重合体はアセトン中で含フツ
素重合体部分を核とする分散粒子を形成することが示さ
れた。この副生単独重合体を除去して得たブロック共重
合体をMEKで希釈して20%の重合体溶液とした。 (製造例2〜11) 上記製造N1における(イ)のペルオキシ結合含有重合
体のMEK溶液と下記表−1に示す混合溶液を、温度計
、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に仕込み、前記
製造例1と同様にして重合反応を行った。重合条件及び
その結果を下記表−2に示す。重合後、MEKで希釈し
て20重量%の溶液とした。 表−1 ■: CH2=CHCOOC2H4N  (CHa )
−3O2Co  Ft  7 ■: CH2=CHCOOCH2CFa■: CH2=
C(CH3)C00CH2−(CF2)4 H ■: MMA ■:MEK 表−2 表−1における略号は次の意味を表す。 ■:ペルオキシ結合金有重合体溶液 表−2における略号は次の意味を表す。 #;重合体の含有量(%) *:25℃におけるポリマー溶液の粘度(ボイズ)※:
:フッ素重合体部分の存在率(%)、即ち製造した重合
体中に占める第2段重合で形成された重合体の存在率(
%) 申 :15%MEK溶液の光線透過率(%)で分散粒子
径の相対的尺度となり、光線透過率が高いほど分散粒径
が小さい。測定は10++u++幅の石英セルにポリマ
ー溶液を入れて測定した。光線透過率70%で約0.1
μmの粒子径である。 (製造例12〜14) 温度針、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、ME
K60部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら75℃ま
で加熱し、それに下記表−3に示した混合溶液を2時間
かけて仕込み、更に75℃で5時間、80℃で5時間重
合反応を行った。 重合結果を表−4に示す。重合後、MEKで希釈して2
0重量%の溶液とした。 表−3 表−3における略号は次の意味を表す。 ■、■、■:前前記−−1おける略号に同じ■: CH
3(CH2)3 CH(C2H5)−COOO−tBu ■: ■BMA [F]?HEMA 表−4 表−4において、MnはGPCで測定したポリスチレン
換算の数平均分子量、Mwは重量平均分子量を表す。 (製造例15) 温度計、攪拌器及び還流冷却器を備えた反応器に、ME
K600部を仕込み、窒素ガスを吹き込みながら75℃
まで加熱し、それにMEK375部、MMA 600部
、HEMA400部、CH3(CH2)3 CH(02
H5)−COOO−tBu  25部 からなる混合溶液を2時間かけて仕込み、更に75℃で
5時間、80℃で5時間重合反応を行い、重合体溶液を
得た。この重合体溶液中に占める割合は49.5%であ
り、GPCで測定したポリスチレン換算のMnは185
00、M w / M nは2.2であった。この重合
体溶液をMEKで希釈して30%の溶液を得た。 (実施例1〜14及び比較例1〜7) 前記製造例1〜14で製造した重合体を使用して防湿性
付与剤としての特性を比較した。製造例15で得たアク
リル系重合体1000部に、日本ポリウレタン株式会社
製商品名コロネートEH55部、ジブチルチンジラウレ
ートを2.43X10−3部、MEK 128部を加え
て30%溶液を調製した。この重合体溶液に前記製造例
1〜14で製造した重合体を所定量添加後、5anX1
0cnの大きさに切り取ったアルミニウム板(日本テス
トパネル株式会社製萌品名Al100)上にアプリケー
タを用いて乾燥膜厚が60μmになるように塗布した。 その後、80℃、2時間の加熱硬化処理を行ってアクリ
ル塗膜を得た。このアクリル塗膜を形成したアルミニウ
ム板を40℃、95%RHの条件下に放置して、放置前
後の塗膜の重量変化、アルミニウム板に対する密着性を
測定した。吸湿による水分増加率(%)は、重量増加量
/初期塗膜重量×100から算出した。なお、アルミニ
ウム板の吸湿による重量変化はほとんどなく無視できる
ことをあらかじめ確認した。また、密着性試験は、JI
SD−0202(ごばん目セロテープ試験)に準じて行
った。得られた結果を表−5及び6並びに表−7及び8
に示す。 表−6 表−7 表−8 前記表−5及び6かられかるように、各実施例の防湿性
付与剤を高分子材料としてのアクリル系重合体に添加す
ることによって、アクリル系重合体の吸湿性が大幅に改
善されるとともに、吸湿による密着性の低下も避けるこ
とができることがわかる。 また、表−7及び8かられかるように、比較例5〜7に
おけるランダム共重合体では良好な防湿性は付与できな
い、また、比較例2,3に示されるように、含フツ素重
合体部分の割合が小さすぎると良好な防湿性が得られず
、逆に高すぎると高分子材料との初期密着性を低下させ
ることがわかる。更に、比較例4に示されるように、含
フツ素ブロック共重合体の含フツ素重合体部分における
フッ素含有量が低すぎると良好な防湿性が付与されない
ことがわかる。 (製造例16) (イ)ペルオキシ結合含有重合体の合成製造例12で使
用したものと同じ反応装置にトルエン25部を仕込み、
窒素ガスを吹き込みながら75℃に加熱し、それにトル
エン21部、スチレン30部、GMAS部、BaI2部
、−(Co (CH2) a CH(C2H5) 9−
COoO)10  4部 からなる混合液を1時間かけて仕込み、更に5時間重合
反応を行って重合体溶液を得た。各単量体の重合転化率
は94〜97%であった。また、GPCで測定したポリ
スチレン換算の数平均分子量は17500、重合体溶液
の活性酸素量は0.03%であった。 (ロ)含フツ素ブロック共重合体の製造上記(イ)で得
た重合体溶液80部に CH2−C(CHa )COOC2H4−(CF2)s
CFa  40部 トルエン60部を混合溶解後、上記(イ)で用いた反応
装置に仕込み、窒素ガスを吹き込みながら75℃で8時
間重合を行い、白色の重合体を得た。 重合転化率は97%であった。この重合体溶液からトル
エンを減圧除去し、充分に乾燥して粉末状の重合体を得
た。これをジアクリル酸ネオペンチルグリコールで重合
体の濃度が20重量%となるように希釈して白色の重合
体溶液を得た。このブロック共重合体中の含フツ素重合
体部分の存在率は50%であった。 (製造例17) 前記製造例1において、副生ホモポリマーを除去して得
たブロック共重合体の粉末をジアクリル酸ネオペンチル
グリコールで希釈してブロック共重合体20重量%の青
白色透明な重合体溶液を得た。 (製造例18) 前記製造例3と同様の条件で製造した重合体溶液からM
EKを減圧除去し、充分に乾燥して粉末状の重合体溶液
を得た。これをジアクリル酸ネオペンチルグリコールで
重量比率が20/80となるように希釈して白色透明の
重合体溶液を得た。 (I!!!造例19) 前記製造例13と同様の条件で製造した重合体溶液から
MEKを減圧除去し、充分に乾燥して粉末状の重合体を
得た。これをジアクリル酸ネオペンチルグリコールで重
量比率が20/80となるように希釈して青白色透明の
重合体溶液を得た。 (実施例9〜11及び比較例8,9) 次に示す単量体を使用して前記製造例16〜19と同様
に重合体溶液を製造した。 エポキシアクリレート(昭和高分子株式会社製商品名5
P−1506)30部、ウレタンアクリレート(東亜合
成化学工業株式会社製商品名アロニックスM−1100
)30部、トリメチロールプロパントリアクリレート2
0部、エチレングリコールジアクリレート15部、ベン
ゾインイソブチルエーテル5部からなる重合体溶液を調
製し、前記製造例16〜19で得た重合体溶液を下記表
−9に示す量添加した。次に、この重合体溶液を5om
X10aaの大きさに切り取ったアルミニウム板(日本
テストパネル株式会社製商品名Al100)上にアプリ
ケータを用いて硬化後の膜厚が35μmとなるように塗
布した。 これを、120W/amの強度を有する高圧水銀灯の下
10011の所をコンベアスピード5m/分にて通過さ
せることにより紫外線を照射して塗膜を形成させた。得
られた塗膜について、前記実施例1と同様の試験を行っ
て吸湿の程度及び密着性を評価した。その結果を表−9
及び1oに示す。 表−9 表−10 表−9及び10に示されるように、各実施例の防湿性付
与剤を高分子材料としての紫外線硬化型樹脂に添加する
ことによって、紫外線硬化フィルムに良好な防湿性が付
与されるとともに、密着性の低下も避けられることがわ
かる。従って、各実施例の防湿性付与剤は紫外線硬化型
塗料、紫外線硬化型インキ等に有効に利用される。 [発明の効果] 本発明の防湿性付与剤は、高分子材料に対し密着性、機
械的強度、耐熱性、耐薬品性、耐摩耗性等の特性を維持
しながら防湿性を付与できるという優れた効果を奏する
。 また、前記一般式(I)から誘導される重合体部分40
重量%以上及び一般式(II)から誘導される重合体部
分60重量%以下からなる構造単位(A)と、下記一般
式(Ir)から誘導される構造単位(B)とからなり、
構造単位(A)/構造単位(B)の割合が重量比で80
/20〜10/90であるフン素含有ブロック共重合体
を有する防湿性付与側も高分子材料の緒特性を維持しな
がら防湿性を付与できるという効果を奏する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式( I )から誘導される構造単位と、一
    般式(II)から誘導される構造単位とからなり、一般式
    ( I )から誘導される構造単位/一般式(II)から誘
    導される構造単位の割合が重量比で80/20〜10/
    90であるフッ素含有ブロック共重合体を有することを
    特徴とする防湿性付与剤。 CH_2=CR_1COOR_2R_F・・・・・・(
    I ) (式中、R_1は水素原子又はメチル基、R_2は−C
    _pH_2_p−、−C(C_pH_2_p_+_1)
    H、−CH_2C(C_pH_2_p_+_1)H−又
    は−CH_2CH_2O−、R_FはC_nF_2_n
    _+_1、(CF_2)_nH、(CF_2)_pOC
    _mH_2_mClF_2_l_+_1、(CF_2)
    _pOC_mH_2_mClF_2_lH、▲数式、化
    学式、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があり
    ます▼ である。但し、pは1〜10、nは1〜16、mは0〜
    10、lは0〜16の整数である。 CH_2=CR_3R_4・・・・・・(II) 〔式中、R_3は水素原子、メチル基又はCH_2CO
    OH、R_4はCOOR_5(式中、R_5は水素原子
    、▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学式
    、表等があります▼、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、 −CH_2CH_2N(C_sH_2_s_+_1)_
    2、▲数式、化学式、表等があります▼、−CH_2C
    H=CH_2、 直鎖状又は分枝状のC_nH_2_n_+_1、直鎖状
    又は分枝状のC_pH_2_pOH、▲数式、化学式、
    表等があります▼、 (C_2H_4O)_rC_sH_2_s_+_1、▲
    数式、化学式、表等があります▼である。但し、 pは1〜10、nは1〜16、rは2〜20、sは0〜
    8の整数である。)、−CONR_6R_7 (式中、R_6は水素原子又はC_pH_2_p_+_
    1、R_7は水素原子、C_pH_2_p_+_1又は
    CH_2OHである。 但し、pは1〜10の整数である。)、 ▲数式、化学式、表等があります▼、 −CONHC(CH_3)_2CH_2COCH_3、
    −CONHC(CH_3)_2CH_2SO_3H、▲
    数式、化学式、表等があります▼、−CN又は−OCO
    C_nH_2_n_+_1(式中、nは1〜16の整数
    であり、直鎖状又は分枝状のいずれでもよい。) 2、前記一般式( I )から誘導される重合体部分40
    重量%以上及び一般式(II)から誘導される重合体部分
    60重量%以下からなる構造単位(A)と、前記一般式
    (II)から誘導される構造単位(B)とからなり、構造
    単位(A)/構造単位(B)の割合が重量比で80/2
    0〜10/90であるフッ素含有ブロック共重合体を有
    することを特徴とする請求項1記載の防湿性付与剤。
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