JPH0248049Y2 - - Google Patents

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JPH0248049Y2
JPH0248049Y2 JP652687U JP652687U JPH0248049Y2 JP H0248049 Y2 JPH0248049 Y2 JP H0248049Y2 JP 652687 U JP652687 U JP 652687U JP 652687 U JP652687 U JP 652687U JP H0248049 Y2 JPH0248049 Y2 JP H0248049Y2
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dust collection
collection unit
electrode
dust
discharge wire
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Description

【考案の詳細な説明】 〓産業上の利用分野〓 本考案は自動車などに取付けられて車室内の空
気中に含まれるタバコの煙、或いは排気ガスなど
を清浄する空気清浄器に関するものであり、特に
高圧集塵を行う集塵ユニツトの構造に係るもので
ある。
〓従来の技術〓 従来のこの種の集塵ユニツトの構造には、例え
ば第3図に示すようなものがあり、放電線21
(ここでは図示せず)が設けられている筐体20
に設けられた開口部20aに側方から落し込むよ
うにほぼ直方体状に複数の極板22a,22b,
22cで形成された集塵電極22を取付け、更に
その上から蓋23を捩子24などで取付けること
で前記集塵電極22を筐体20に固定させるもの
であり、この取り付けが終了した後には第4図に
示すように放電線21と集塵電極22の極板22
a,22b,22cとは対峙するものとなる。
この様にしたた後に前記放電線21に直流の高
電圧(+5KV以上)を印加しコロナ放電を生じ
させ空気を通過させると空気中の煙など塵埃は帯
電し、アース電位とされている集塵電極22に吸
着されるものである。以上に説明したように前記
集塵電極22には使用時間に比例して次第に塵埃
が滞積されるので、この集塵電極22は適宜に清
掃する必要があるものである。
〓考案が解決しようとする問題点〓 しかしながら、前記説明した集塵ユニツト22
の清掃は使用過程で行われるものであり、即ち使
用者側で行うものであるので、前記に説明した捩
子24などで固定された構造とした集塵ユニツト
22は不慣れな使用者には取扱いが極めて困難で
あり、その理由により清掃が行われず、前記集塵
電極22に塵埃が限度以上に滞積し、この電極2
2から離反して再度空気中に放散されたりして清
浄効果が損われると云う問題点を生ずるものであ
つた。
〓問題点を解決するための手段〓 本考案は上記した従来の構造の集塵ユニツトに
生ずる問題点を解決するための具体的手段とし
て、空気清浄器内部に設けられ放電線と対峙する
集電電極とから成る集塵ユニツトにおいて、前記
集塵電極は略コ字状に形成した一対の板状部材の
一辺を溶接など接合することで略E字状のものと
し、この解放端部に前記放電線が対峙するように
前記集塵ユニツト後方から摺動して着脱自在な構
造としたことを特徴とする空気清浄器の集塵ユニ
ツトを提供することで、清掃を使用者側でも容易
に行える構造の集塵ユニツトとして前記従来の問
題点を解決するものである。
〓実施例〓 つぎに、本考案を図に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。
第1図に符号1で示すものは、集塵ユニツトで
あり、該集塵ユニツト1には従来例でも説明した
コロナ放電を行うための放電線2が取付けられた
ベース3が設けられるが、このベース3は従来例
の函状に形成されたものと異なり前面に前記放電
線2を保護するためのガード部31があり他の三
方向は解放された形状となつている。また、前記
ベース3の両側面には樹脂材など絶縁性の部材を
用いて成型された側板32が取付けられていて、
その側板32の夫々の内面側のほぼ中央部には後
方に挿入口があるように集塵電極取付溝32aが
設けられている。本考案では前記側板32の集塵
電極取付溝32aに略E字状に形成された集塵電
極4を挿入することで集塵ユニツト1を形成する
ものであり、前記ガード部31には前記集塵電極
4を掛着するためのフツク31aが設けられてい
る。
第2図は前記集塵電極4の形成方法を示すもの
であり、例えばアルミニウム板など導電性のある
板状部材を略コ字状に折曲げ形成した電極板41
の一対を一方に対して他の一方を上下反転させ一
辺でスポツト溶接などで接合し略E字状としたも
のであり、このとき、この電極板41にも前記ガ
ード部31に設けられたフツク31aと継合する
掛着穴41aが設けられていて、前記ガード部3
1に装着したときには従来例で説明したのと同様
な放電線2との位置関係(第4図参照)が保たれ
るものである。
このように集塵ユニツト1を構成したことによ
り、集塵電極4の着脱は、この集塵電極4を前後
方向に摺動するのみと云う簡単なものとなり、そ
の掛着もフツク31aによるものであるので解除
するときに、何等の工具なども必要ないものであ
る。
〓考案の効果〓 以上に説明したように本考案により、空気清浄
器の集塵ユニツトの構造を集塵電極は略コ字状に
形成した一対の板状部材の一辺を溶接など接合す
ることで略E字状のものとし、この解放端部に前
記放電線が対峙するように前記集塵ユニツト後方
から摺動して着脱自在な構造としたことで、この
種の空気清浄器の構造に熟知しない使用者におい
ても容易に集塵ユニツトの分解清掃が行えるよう
にして、集塵効果を損損なわずに継続使用を可能
にすると云う優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による空気清浄器の集塵ユニツ
トの一実施例を一部を破断し、分解した状態で示
す斜視図、第2図は同じ実施例の要部である集塵
電極を示す斜視図、第3図は従来例を分解して示
す斜視図、第4図は同じ従来例の組立てた状態の
説明図である。 1……集塵ユニツト、2……放電線、3……ベ
ース、31……ガード部、31a……フツク、3
2……側板、32a……集塵電極取付溝、4……
集塵電極、41……電極板、41a……掛着穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気清浄器内部に設けられ放電線と対峙する集
    電電極とから成る集塵ユニツトにおいて、前記集
    塵電極は略コ字状に形成した一対の板状部材の一
    辺を溶接など接合することで略E字状のものと
    し、この解放端部に前記放電線が対峙するように
    前記集塵ユニツト後方から摺動して着脱自在な構
    造としたことを特徴とする空気清浄器の集塵ユニ
    ツト。
JP652687U 1987-01-20 1987-01-20 Expired JPH0248049Y2 (ja)

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JP652687U JPH0248049Y2 (ja) 1987-01-20 1987-01-20

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JPS63115443U JPS63115443U (ja) 1988-07-25
JPH0248049Y2 true JPH0248049Y2 (ja) 1990-12-17

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002528260A (ja) * 1998-11-05 2002-09-03 シャーパー イメージ コーポレイション 動電空気搬送調節装置
JP2016532871A (ja) * 2013-08-27 2016-10-20 インスピロテック エルエルシー 取外し可能電極を利用して誘電性流体内のアッセイ可能な作用物質を捕捉する、動電現象による装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002528260A (ja) * 1998-11-05 2002-09-03 シャーパー イメージ コーポレイション 動電空気搬送調節装置
JP4799733B2 (ja) * 1998-11-05 2011-10-26 テセラ インコーポレイテッド 動電空気搬送調節装置
JP2016532871A (ja) * 2013-08-27 2016-10-20 インスピロテック エルエルシー 取外し可能電極を利用して誘電性流体内のアッセイ可能な作用物質を捕捉する、動電現象による装置

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JPS63115443U (ja) 1988-07-25

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