JPS641008Y2 - - Google Patents

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JPS641008Y2
JPS641008Y2 JP1984085727U JP8572784U JPS641008Y2 JP S641008 Y2 JPS641008 Y2 JP S641008Y2 JP 1984085727 U JP1984085727 U JP 1984085727U JP 8572784 U JP8572784 U JP 8572784U JP S641008 Y2 JPS641008 Y2 JP S641008Y2
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JP
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discharge
electrode
dust collection
counter electrode
dust
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JP1984085727U
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JPS61857U (ja
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Priority to US06/693,892 priority patent/US4602921A/en
Priority to DE19853502148 priority patent/DE3502148A1/de
Priority to KR1019850000428A priority patent/KR880002676B1/ko
Priority to FR8501152A priority patent/FR2561136A1/fr
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  • Electrostatic Separation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家庭や事務所、遊戯場、工場あるいは
自動車等における環境空気を浄化するための空気
清浄器に関する。
空気清浄器は、一般にコロナ放電で発生したイ
オンによつて空気通路内の空気中に浮遊する塵,
埃等を帯電し、これらを集塵電極に付着させて汚
染された環境空気を浄化するものである。
本考案はこのような空気清浄器において、集塵
効率を向上させると共に、塵,埃等が付着する集
塵電極の着脱を容易にし、さらに脱臭効果をも具
備した空気清浄器を提供することを目的としてい
る。以下、添付の図面を参照して本考案の一実施
例を具体的に説明する。
第1図及び第3図は本考案の一実施例の全体斜
視図及び原理を示す断面図を示しており、ボツク
ス状の筐体1内には矢印A方向へ流れる空気通路
11が形成され、この空気通路の上流側には網目
体からなるプレフイルタ2と、コロナ放電を行う
放電部20とが配設され、又、空気通路11の下
流側には塵,埃等を付着して除去する集塵部30
と、脱臭フイルタ3とが配設されている。前記筐
体1は床上に載置可能あるいは壁等に吊下可能と
なつており、その上端面には吸引口6が開口され
ると共に、下部には吐出口4が開口されており、
フアン駆動部5に接続されたシロツコフアン等の
フアン(図示せず)が回転することで環境空気が
吸引口6から空気通路11内に流入して吐出口4
から吹き出すようになつている。
前記放電部20は放電対極21と放電極22と
からなり、これらの間でコロナ放電を行うもので
ある。放電極22は第4図に示すように、横長の
放電極板24の下端縁から適宜の間隔で先尖形状
に複数、突設されて形成されて、放電対極21側
に突出している。この放電極板24は板厚が0.1
〜1.0mm好ましくは0.2〜0.5mmのステンレス鋼ある
いは普通鋼,銅,真ちゆう等の強度を有する導電
性金属板から形成されており、前記放電極22は
この金属板をプレス加工することで先尖形状に形
成されるものである。この場合、板厚が1.0mm程
度であればプレス加工のみで成形可能であるが、
1mmを越える板厚の際には先端部を切削加工して
放電効果を向上させる必要がある。又、この放電
極板24の両端部には切起し片24aが形成され
ており、この切起し片24aが第2図に示すよう
に前記筐体1に内蔵される集塵ユニツト1′の両
側面に形成された電源接続部7に係合することで
電源23と導通するようになつている。さらに、
放電極板24の中央部には長手方向に長孔24b
が開設され、この長孔24bの周縁に補強用リブ
24cが形成されている。このような放電極板2
4は空気通路11と平行となるように前記切起し
片24aが電源接続部7に接続されて複数、取り
付けられるが、前記放電極22は放電対極21に
形成された円孔21aの中央部に位置するように
なつている。すなわち、放電対極21は第5図に
示すように、多数の円孔21a,21a…が穿設
されたアルミニウム合金等の金属板からなり、こ
の金属板が空気通路11内に該通路と直交する方
向で取り付けられており、前記放電極22は、か
かる放電対極21の各円孔21aの中央部に位置
している。このような円孔の中央部に位置するこ
とは放電極22と放電対極21間とで行われるコ
ロナ放電が均一化されるため、帯電ムラがなくな
る。この場合、コロナ放電は放電極22が電源2
3の陰極に、放電対極21が電源23の陽極に接
続されており、放電極22から陰極放電が行われ
るが、逆極性にして陽極放電を行うようにしても
よい。かかるコロナ放電は例えば、家庭用交流電
源(100V)を変圧し、かつ整流することで得ら
れる4.5〜5KV,0.1〜1mAの直流電流で行うこと
ができる。又、円孔21aの総断面積が空気通路
の断面積よりも小さくなつているため、円孔21
a内を通過する空気流の流速が大きくなり、これ
により円孔21aの目詰まりも防止されている。
このような放電対極21の両端部は下方向、すな
わち空気通路の下流方向、に略直交状に折曲され
て折曲縁21b,21bが形成されると共に、こ
の折曲縁21b,21bの下端からは複数の平行
な取付溝25,25…が形成されている。この取
付溝25,25…は後述する集塵電極31が
夫々、嵌着されるものである。
次に、前記集塵部30は以上のように形成され
た放電部20の下流側に配設されて、帯電した
塵,埃等を付着、除去するものである。このた
め、集塵部30は板状の集塵電極31と板状の集
塵対極32とが交互に位置して空気通路11の空
気流と平行となるように配設されている。そし
て、電源23に各集塵電極31と集塵対極32と
が接続されて、集塵電極31と集塵対極32との
間に電場が形成され、帯電した塵,埃等が集塵電
極31に静電的に付着され空気浄化が行われるも
のである。ここで、前記集塵電極31は金属板で
あつてもよいが、紙製の基板の両面にアルミニウ
ム箔をラミネートさせたものであつてもよく、
又、紙製基板の両面にカーボンをコーテイングし
たものであつてもよく、要するに表面が導電性を
有する素材であればよい。このような紙製基板を
使用することは、塵埃の付着で表面が汚れた場合
の取り替えが経済的に行えるという効果がある。
かかる集塵電極31は前記放電対極21の取付溝
25内に両端部が挿入されて着脱可能に取り付け
られるが、この取付溝25は、第6図に示すよう
に中央部付近が「く」字形に屈曲25aしてお
り、この屈曲部25aが取付溝25内に挿入され
た集塵電極31に喰い込んで嵌着が確実に、しか
も容易に行われるようになつている。従つて、集
塵電極31の取り付けは、ねじや溶接を何ら必要
としないで行われると共に、取り外しも容易であ
るため、集塵電極31の交換が容易となつてい
る。なお、かかる嵌着にあつては、取付溝を他の
形状、例えば波形状に成形して行つてもよい。第
2図中、8は放電対極21の電源接続部であり、
又、9は集塵電極31と平行に配設された集塵対
極32の電源接続部で、8′は前者(及び集塵電
極31)のための絶縁部である。また集塵電極3
1及び集塵対極32は集塵ユニツト1′に設けた
絶縁材のガイド1″,1″を利用して取り付けられ
る。
このような集塵部30のさらに下流側には空気
の脱臭を行う脱臭フイルタ3が空気通路と直交し
て取り付けられている。この脱臭フイルタ3には
脱臭作用の良好な活性炭が充填されて脱臭を行つ
ているが、活性炭に限らず、二価鉄イオン吸着材
であつてもよく、これらを混合して充填してもよ
い。この場合、二価鉄イオン吸着材としては二価
鉄イオンにL−アスコルビン酸を少量添加したも
のが選択される。このものは、空気中の酸素によ
つて三価鉄イオンに酸化される作用をL−アスコ
ルビン酸の還元によつて抑制しているため、脱臭
作用が長期間、保持されるものである。
なお、第1図中、10は前記電源23を内蔵す
る高圧電源収納箱であり、コロナ放電を良好に行
うものである。
以上のような空気清浄器の組み立ては、集塵ユ
ニツト1′の本体の一方より放電対極21と放電
極板24を前記位置関係になるように挿入・保持
させ、他方より、前記ガイド1″を利用して集塵
対極32と集塵電極31をそれぞれ平行に挿して
保持させると共に、放電対極21の前記取付溝2
5に集塵電極31の両端部を嵌着させて集塵ユニ
ツト1′を構成する。
、1″は該ユニツトの出入れ用に供する持ち手
である。このように構成された集塵ユニツト1′
をプレフイルタ2及び脱臭フイルタ3と共に筐体
1内に出し入れ可能に取り付けて組み立てられ
る。
以上のように本考案によると、放電極が放電対
極の円孔の中央部に位置してコロナ放電が均一に
行われるから集塵効率が向上すると共に、集塵電
極はユニツト側壁のガイドに案内されて放電対極
の取付部に着脱自在に取り付けられるので、その
取り替えが容易であり、かつ電気接続も確実にな
り、又、脱臭フイルタによつて煙草臭、アンモニ
ア臭等の悪臭も除塵と同時に行われるため、環境
空気の清浄化が効率的に行われる。又、放電部及
び集塵部が集塵ユニツトとして一体に形成されて
いるので、加工・組立性が向上すると共に、構造
が簡単であるため量産にて安価に提供でき、さら
には、メンテナンスにも熟練を要しないから、一
般家庭での取扱いが容易となる、という効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の斜視図、第2図は
裏側から見た一部破断の全体斜視図、第3図は原
理を示す断面図、第4図は放電極板の斜視図、第
5図は放電対極の斜視図、第6図は集塵電極の取
り付け状態の斜視図である。 3…脱臭フイルタ、21…放電対極、21a…
円孔、21b…折曲縁、22…放電極、24…放
電極板、24a…切起し片、24c…補強用リ
ブ、25…取付溝、25a…屈曲部、31…集塵
電極、32…集塵対極。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 集塵ユニツトが、先尖状の放電極を一体に複
    数突設されて空気流路の上流側に平行配設され
    た複数の放電極板と、複数の円孔が穿設され、
    前記放電極の各先端を各円孔の中心部に位置す
    るように配設された放電対極と、この放電対極
    の下流側に設けた取付け部に上端を着脱可能に
    取り付けられると共に両側縁を集塵ユニツトの
    両側壁内面に設けたガイドに案内された複数の
    平行な集塵電極と、この集塵電極間に平行に配
    設された複数の集塵対極とから構成され、該集
    塵ユニツトの下流側に脱臭フイルタを取り付け
    たことを特徴とする空気清浄器。 (2) 前記脱臭フイルタが活性炭及び/または二価
    鉄イオン吸着材を含むものであることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の空気
    清浄器。 (3) 前記集塵電極が紙製基板の両面にアルミニウ
    ム箔又はカーボンをコーテイングして形成さ
    れ、前記放電対極の両端部にこの集塵電極が嵌
    着される取付溝が形成されていることを特徴と
    する実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の空気
    清浄器。
JP1984085727U 1984-01-24 1984-06-09 空気清浄器 Granted JPS61857U (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984085727U JPS61857U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 空気清浄器
GB08501478A GB2154156B (en) 1984-01-24 1985-01-21 Electrostatic air cleaner
US06/693,892 US4602921A (en) 1984-01-24 1985-01-23 Air cleaner
DE19853502148 DE3502148A1 (de) 1984-01-24 1985-01-23 Luftreiniger
KR1019850000428A KR880002676B1 (ko) 1984-01-24 1985-01-24 공기 청정기
FR8501152A FR2561136A1 (fr) 1984-01-24 1985-01-24 Epurateur d'air

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984085727U JPS61857U (ja) 1984-06-09 1984-06-09 空気清浄器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61857U JPS61857U (ja) 1986-01-07
JPS641008Y2 true JPS641008Y2 (ja) 1989-01-11

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ID=30636382

Family Applications (1)

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JP1984085727U Granted JPS61857U (ja) 1984-01-24 1984-06-09 空気清浄器

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Country Link
JP (1) JPS61857U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55149656A (en) * 1979-05-11 1980-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Air purifier

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55149656A (en) * 1979-05-11 1980-11-21 Matsushita Electric Ind Co Ltd Air purifier

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61857U (ja) 1986-01-07

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