JPH0247817A - 多重巻コイルの製造方法 - Google Patents
多重巻コイルの製造方法Info
- Publication number
- JPH0247817A JPH0247817A JP19800788A JP19800788A JPH0247817A JP H0247817 A JPH0247817 A JP H0247817A JP 19800788 A JP19800788 A JP 19800788A JP 19800788 A JP19800788 A JP 19800788A JP H0247817 A JPH0247817 A JP H0247817A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wound
- insulating substance
- tape
- conductor
- coil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 238000004804 winding Methods 0.000 title abstract description 15
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 31
- 239000011229 interlayer Substances 0.000 claims abstract description 25
- 239000010410 layer Substances 0.000 claims abstract description 14
- 239000012212 insulator Substances 0.000 claims description 45
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 13
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 abstract 13
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 6
- 210000001699 lower leg Anatomy 0.000 description 3
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 description 1
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は変圧器、リアクトル等に使用される多重巻コイ
ルの製造方法に係り、特に層間絶縁物の形成方法に関す
るものである。
ルの製造方法に係り、特に層間絶縁物の形成方法に関す
るものである。
（従来の技術）
従来、変圧器等に使用される多重巻コイルの製造方法と
して、コイル導体を巻回しながらテープ状絶縁物を巻回
して層間絶縁物を形成する方法（特公昭５６−３４０８
５号公報）がある。
して、コイル導体を巻回しながらテープ状絶縁物を巻回
して層間絶縁物を形成する方法（特公昭５６−３４０８
５号公報）がある。
この方法はコイル巻作業における層間絶縁物あるいは端
部絶縁物挿入時の不連続作業を大幅に改善できる特徴が
ある。
部絶縁物挿入時の不連続作業を大幅に改善できる特徴が
ある。
（発明が解決しようとする課題）
しかしながら、コイル導体及びテープ状絶縁物の巻回作
業を連続的にしかもほぼ同時に行うため、形成できる層
間絶縁物の厚さに限度があり、変圧器等の設計上大きな
障害になっていた。
業を連続的にしかもほぼ同時に行うため、形成できる層
間絶縁物の厚さに限度があり、変圧器等の設計上大きな
障害になっていた。
また、通常コイル巻作業完了後は絶縁物中の水分除去の
ため、コイルを垂直にした状態で乾燥する作業を行う。
ため、コイルを垂直にした状態で乾燥する作業を行う。
この時、コイル導体には垂直方法の力が加わるため、層
間絶縁物にも力が加わり、テープ状絶縁物のラップが変
化することがあった。
間絶縁物にも力が加わり、テープ状絶縁物のラップが変
化することがあった。
これはコイル絶縁としては致命傷となり電気的な破壊に
至るという欠点があった。
至るという欠点があった。
本発明の目的は、上記の様な問題点に鑑みてなされたも
ので、層間絶縁物の厚みを任意に形成することができ、
またコイル軸方向の機械的な力にも充分耐えることので
きる多重巻コイルの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
ので、層間絶縁物の厚みを任意に形成することができ、
またコイル軸方向の機械的な力にも充分耐えることので
きる多重巻コイルの製造方法を提供することを目的とす
るものである。
［発明の構成］
（課題を解決するための手段）
本発明は上記目的を達成するためにコイル導体を多層に
巻回しかつ巻回層層間に層間絶縁物を介在させる多重巻
コイルの製造方法において、前記層間絶縁物はテープ状
絶縁物をコイル導体の巻回層の外周面に幅方法にラップ
させかつ、コイルの軸方向に対して往復移動させて巻回
して形成するようにしたことを特徴とする。
巻回しかつ巻回層層間に層間絶縁物を介在させる多重巻
コイルの製造方法において、前記層間絶縁物はテープ状
絶縁物をコイル導体の巻回層の外周面に幅方法にラップ
させかつ、コイルの軸方向に対して往復移動させて巻回
して形成するようにしたことを特徴とする。
（作用）
したがって本発明方法によると、テープ状絶縁物でつく
られる層間絶縁物の厚さは導体の巻回数とはまったく関
係がなく、任意の厚さ、傾斜にすることができ、しかも
テープ状絶縁物はｆＬｍ 移動によってゲートル状に巻
回されるので導体巻回層に強固に巻付けられる。
られる層間絶縁物の厚さは導体の巻回数とはまったく関
係がなく、任意の厚さ、傾斜にすることができ、しかも
テープ状絶縁物はｆＬｍ 移動によってゲートル状に巻
回されるので導体巻回層に強固に巻付けられる。
（実施例）
以下本発明の一実施例を第１図を参照して説明する。図
において、内周絶縁物５上の所定の位置にコイル導体１
の巻始め部分１ａと固定し、矢印の方向に巻回し導体巻
回層を形成する。そしてその位置でコイル導体１を一度
切断する。
において、内周絶縁物５上の所定の位置にコイル導体１
の巻始め部分１ａと固定し、矢印の方向に巻回し導体巻
回層を形成する。そしてその位置でコイル導体１を一度
切断する。
次に、この導体巻回層の両端に端部絶縁物３を設ける。
この絶縁物３は導体１の高さと同じになるように製作さ
れる。この端部絶縁物３上にテープ絶縁物２の一端２ａ
を固定し等ラップで反矢印方向に巻回し、他端の端部絶
縁物３上で止める。
れる。この端部絶縁物３上にテープ絶縁物２の一端２ａ
を固定し等ラップで反矢印方向に巻回し、他端の端部絶
縁物３上で止める。
引続いてその上にテープ状絶縁物２を矢印方向に等ラッ
プで巻回し、そして任意の位置６て止める。
プで巻回し、そして任意の位置６て止める。
続いて任意の位置６よりテープ状絶縁物２を反矢印方向
に巻回して端部で止める。なお、端部にできる空隙には
テープ状絶縁物で製作した詰物７を挿入する。このよう
にして第１の層間絶縁物４を形成する。
に巻回して端部で止める。なお、端部にできる空隙には
テープ状絶縁物で製作した詰物７を挿入する。このよう
にして第１の層間絶縁物４を形成する。
次に層間絶縁物４上に切断した導体１の一端１ｂを固定
し、矢印の方向に巻回して第２の導体巻回層を形成した
後切断する。そしてこの第２の導体巻回層の両端に端部
絶縁物を設けるとともにその上にテープ状絶縁物２の一
端２ｂを固定し幅方向に等ラップで矢印の方向及び反矢
印の方向に往復移動させて巻回して第１の層間絶縁物４
とは逆に図示左側が厚（なる第２の層間絶縁物を形成す
る。
し、矢印の方向に巻回して第２の導体巻回層を形成した
後切断する。そしてこの第２の導体巻回層の両端に端部
絶縁物を設けるとともにその上にテープ状絶縁物２の一
端２ｂを固定し幅方向に等ラップで矢印の方向及び反矢
印の方向に往復移動させて巻回して第１の層間絶縁物４
とは逆に図示左側が厚（なる第２の層間絶縁物を形成す
る。
以後同様にして導体巻回層及び層間絶縁物を多重に巻回
し、その後各導体巻回層の導体１を直列に接続する。
し、その後各導体巻回層の導体１を直列に接続する。
このようにすれば、テープ状絶縁物２は巻回進行方向が
交互になるため、半径方向に隣接するテープ状絶縁物が
ゲートル状に巻き付けられる。
交互になるため、半径方向に隣接するテープ状絶縁物が
ゲートル状に巻き付けられる。
このため、テープ状絶縁物２が互いのずれを防止しあう
状態で導体巻回層間に介在することになり、非常に強固
な層間絶縁物となる。また、コイル導体１を切り離して
テープ状絶縁物を巻回するために、このコイル導体１の
巻回に関係なくテープ状絶縁物２を巻回して、任意の厚
み、任意の傾斜の層間絶縁４を形成することができる。
状態で導体巻回層間に介在することになり、非常に強固
な層間絶縁物となる。また、コイル導体１を切り離して
テープ状絶縁物を巻回するために、このコイル導体１の
巻回に関係なくテープ状絶縁物２を巻回して、任意の厚
み、任意の傾斜の層間絶縁４を形成することができる。
［発明の効果］
このように本発明方法によれば、従来コイル導体の巻回
数で制約を受けていたテープ絶縁物による層間絶縁物の
形成が任意にてき、また、層間絶縁物の右向方向がゲー
トル状となることにより、より強固な層間絶縁物を形成
することができる。
数で制約を受けていたテープ絶縁物による層間絶縁物の
形成が任意にてき、また、層間絶縁物の右向方向がゲー
トル状となることにより、より強固な層間絶縁物を形成
することができる。
第１図は本発明方法による多重巻コイルの製造時の状態
を示す断面図である。 １・・・導体、 ２・・・テープ状絶縁物３・・・端
部絶縁物、 ４・・・層間絶縁物。 ５・・・内周絶縁物、 ６・・・任意の位置。 ７・・・詰物。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第 子 丸 健
を示す断面図である。 １・・・導体、 ２・・・テープ状絶縁物３・・・端
部絶縁物、 ４・・・層間絶縁物。 ５・・・内周絶縁物、 ６・・・任意の位置。 ７・・・詰物。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 第 子 丸 健
Claims (1)
- コイル導体を多層に巻回し、かつ巻回層層間に層間絶縁
物を介在させる多重巻コイルの製造方法において、前記
層間絶縁物はテープ状絶縁物をコイル導体の巻回層の外
周面に幅方法にラップさせかつコイルの軸方向に対して
往復移動させて巻回して形成したことを特徴とする多重
巻コイルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63198007A JP2645094B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 多重巻コイルの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63198007A JP2645094B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 多重巻コイルの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247817A true JPH0247817A (ja) | 1990-02-16 |
| JP2645094B2 JP2645094B2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=16383959
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63198007A Expired - Lifetime JP2645094B2 (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 多重巻コイルの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2645094B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538044A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Toshiba Corp | Preparation of multiplex-winding coil |
-
1988
- 1988-08-10 JP JP63198007A patent/JP2645094B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5538044A (en) * | 1978-09-12 | 1980-03-17 | Toshiba Corp | Preparation of multiplex-winding coil |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2645094B2 (ja) | 1997-08-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3732306B2 (ja) | 固定子 | |
| JPH0247817A (ja) | 多重巻コイルの製造方法 | |
| NZ200399A (en) | Forming paperless electric coils:winding conductor on gelled insulation coating | |
| KR101879755B1 (ko) | 전기 와인딩 제조 방법 및 전기 도체 | |
| US3871070A (en) | Method for making winding of smooth-core armature | |
| JPS5951123B2 (ja) | 多重巻コイルの製造方法 | |
| JPH07274422A (ja) | 回転電機の巻線方法 | |
| US20220352778A1 (en) | Preformed coil assembly for a stator of an electric motor, comprising coil centering insulation films | |
| US3783427A (en) | Layer winding for electrical apparatus | |
| SU930404A1 (ru) | Способ изготовлени обмоток трансформаторов с сечением некруглой формы | |
| JPH01157510A (ja) | 多重巻コイルの製造方法 | |
| JPH0491409A (ja) | 超電導コイルの製造方法 | |
| JPS63211709A (ja) | 変圧器巻線の製造方法 | |
| SU1462427A1 (ru) | Способ намотки многослойных высоковольтных электрических катушек | |
| JPS5951732B2 (ja) | 多重巻コイル | |
| SU1628157A1 (ru) | Способ изготовлени обмотанного сердечника шагового двигател | |
| JPS6154837A (ja) | コイルエンドの固定方法 | |
| JPH02156605A (ja) | 電気機器用絶縁線輪 | |
| JPH03159543A (ja) | 回転電機のコイル絶縁方法 | |
| JPH01274634A (ja) | 電気機器用絶縁線輪 | |
| JPH0461108A (ja) | フィルムチップコンデンサの製造方法 | |
| JPH01130506A (ja) | 多重巻コイル | |
| JPH0232513A (ja) | 変圧器巻線の製造方法 | |
| JPS60239008A (ja) | 静止誘導機器 | |
| JPH0378213A (ja) | 超電導コイル構造 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090502 Year of fee payment: 12 |