JPH0247447Y2 - - Google Patents

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JPH0247447Y2
JPH0247447Y2 JP1988092679U JP9267988U JPH0247447Y2 JP H0247447 Y2 JPH0247447 Y2 JP H0247447Y2 JP 1988092679 U JP1988092679 U JP 1988092679U JP 9267988 U JP9267988 U JP 9267988U JP H0247447 Y2 JPH0247447 Y2 JP H0247447Y2
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pulse
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はデイジタル角度検出器に関する。
本考案の主たる目的は、小型軽量で携帯に便利
であり、しかも角度測定平面又は立体面に簡単に
載置して、角度のデイジタル化を行いうるように
したデイジタル角度検出器を提供することであ
る。
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例に
ついて詳細に説明する。
2の円盤状のベ−スであり、これの上面に突出
する管部にはボ−ルベアリング4,6を介して管
状の回転体8の外周面が定位置で回転自在に嵌着
している。前記ベ−ス2にはカバ−10が固定さ
れている。12は回転体8の下端ねじ部に螺合す
るナツトであり、該ナツト12の突条は前記ボ−
ルベアリング4の内輪を上方向に押圧し、該押圧
力はスペ−サを介してボ−ルベアリング6の内輪
に伝達され、該ボ−ルベアリング6の内輪の上端
は、回転体8のつば部8aの下面に形成された突
条に圧着している。前記ボ−ルベアリング4と6
の外輪間には、前記ベ−ス2の管部の内周面に突
設された突条が位置している。14はインクリメ
ント方式のエンコ−ダ板であり、ナツトによつて
前記つば部8aの上面に固定されている。前記エ
ンコ−ダ板14の外周部には、所定のピツチで、
光の通過部と非通過部を生じさせるためのスリツ
トが形成されている。該スリツトは、印刷、穿
孔、その他の手段で板14に形成することができ
る。
16はベ−ス2に固定されたホルダ−板であ
り、これに発光ダイオ−ド等から成る一対の発光
素子18(一方は図示せず)が前記エンコ−ダ板
14のスリツトに対向して配設されている。20
はベ−ス2に固定されたホルダ−であり、これ
に、前記発光素子18に対向してホトトランジス
タ等から成る一対の受光素子22(一方は図示せ
ず)が配設されている。前記ホルダ−20の上面
には、受光素子22とエンコ−ダ板14との間に
位置して固定スリツト板24が配置され、該固定
スリツト板24には前記エンコ−ダ板14のスリ
ツトと同一ピツチのスリツトが形成されている。
前記一対の受光素子22は、それらの出力信号に
互いに90゜の位相差が生じるように所定の間隔を
存して配設されている。前記受光素子22と発光
素子18は読み取り器を構成している。26は前
記回転体8の内周面の下部に固定された透明な指
標板であり、該指標板26の平面には、十字線指
標28が形成され、該指標28の中心は回転体8
の回転中心と一致している。30は回転体8の上
端に固定されたレンズホルダ−であり、これに前
記指標28の直上に位置してレンズ32が固定さ
れている。上記レンズホルダ−30及びレンズ3
2は指標拡大機構を構成している。34はア−ム
であり、これの一端は前記回転体8の上部に固定
されている。ア−ム34の他端にはベ−ス2の下
面に対して垂直な方向に管体36が固定され、該
管体36の内周面にはホルダ−軸38の大径部の
外周面が摺動自在に嵌挿し、該ホルダ−軸38の
小径部の外周面は、管体36の底壁に透設された
孔の壁面に摺動自在に嵌挿している。前記ホルダ
−軸38の小径部には、打点用の針40(位置支
持部材)が固定されている。尚、針40以外に、
所望の位置指示部材を用いることができる。42
は、ホルダ−軸38の上端鍔部と、管体36の上
端鍔部との間に配置されたコイルばねであり、前
記針40の先端をベ−ス2の載置底面の延長平面
より若干上昇した位置に保持している。44はデ
イジタル表示装置のケ−シングであり、所要の電
子回路が内蔵されている。前記ケ−シング44の
パネルに、デイジタル表示部46を備えている。
該表示部46には後述する表示器72の値置及び
極性表示記号が表示される。
次に、デイジタル表示装置の電子回路を、第4
図を参照して説明する。
48はリセツトスイツチであり、前記ケ−シン
グ44に取付けられている。50は増幅回路であ
り、前記受光素子22にコ−ドにより接続してい
る。
52はシユミツト回路、54は方向判別逓倍回
路、56は極性反転回路、58は分周回路、60
はアツプダウンカウンタ−、62はゼロ検出回
路、64は発振回路、66はリセツト回路、68
はダイナミツクドライブ回路、70は表示用ドラ
イバ−、72は表示器であり、極性表示部72a
を有している。
次に本実施例の作用について説明する。
まず、測定面上にベ−ス2を載置する。このと
き、レンズ32には、測定面と指標28が拡大し
て映つている。レンズ32を見ながら角度を測定
又は打点しようとする中心点に指標28の中心を
合わせる。次に、測定面上の角度の原点に針40
を合わせ、次にリセツトスイツチ48をONとな
し、デイジタル表示装置の回路をゼロにリセツト
する。上記角度の原点に針40を合わせる作業
は、原点の直上に針40を待ち来たし、ホルダ−
軸38の上端をコイルばね42の弾力に抗して下
向きに加圧し、ホルダ−軸38を下降して、針4
0の先端を原点に当接することにより行う。
今、上記原点から正回転方向に例えば30゜の角
度位置に打点する場合について説明する。
ア−ム34を正回転方向に回動すると、回転体
8が正回転方向に回転し、これと連動してエンコ
−ダ板16が回転する。エンコ−ダ板16の回転
により、2個の受光素子22から互いに90゜位相
のずれた2種類の波型信号即ちSIN(サイン)波
型信号とCOS(コサイン)波型信号が出力され
る。これらの波型信号は増幅回路50によつて増
幅され、且つシユミツト回路52を経てパルスに
波型整型される。シユミツト回路52の出力パル
スは、方向判別逓倍回路54に送られ、ここでパ
ルスが4倍にされる。回転体8の回転方向が正回
転のときは、シユミツト回路52の出力端OAに
SINパルスが、出力端OBにはCOSパルスが出て、
このパルスの4倍パルスは方向判別逓倍回路54
の出力端OEに現れる。回転体8を逆回転すると、
シユミツト回路52の出力端OAにはCOSパルス
が出力端OBにはSINパルスが出て、このパルス
の4倍パルスは、回路54の出力端OFに現れる。
回路54の出力端OEから出力されるパルスは極
性反転回路56の出力端OHに現れ、該出力端
OHに現れたパルスは分周回路58に供給され
る。分周回路58において4分の1に分周された
パルスはアツプダウンカウンタ−60のアツプカ
ウント端子に入力される。このとき極性表示部7
2aは“+”を表示し、ア−ム34の回動方向が
原点に対して正回転領域にあることを表示する。
カウンタ−60にてカウントされた情報は、ダイ
ナミツクドライブ回路68を経て表示器72の表
示部46に10進法数値によつてデイジタルに表示
される。表示部46の表示が30度を表示したとこ
ろで、ア−ム34の回動を停し、該停止位置で、
ホルダ−軸16を下降することにより、測定面上
に、原点から30゜の角度位置に打点を施行すれば、
パルス信号はカウンタ−60のダウンカウント端
子に送られてカウンタ−60の内容は順次減少す
る。次に、ア−ム34を逆回転方向に回転させる
と、ゼロ検出回路62と極性反転回路56の作用
によつて、極性表示部72aに“−”が表示され
るとともに、回路54の出力端OFに現れたパル
スは、極性反転回路56のフリツプフロツプ回路
の作用によつて、回路56の出力端OHに現れ、
該出力パルスは4分の1パルスに分周されてアツ
プダウンカウンタ−60のアツプカウント端子に
入力される。極性表示部72aに“−”が表示さ
れている状態において、ア−ム34を正回転方向
に回転すると、分周回路58の出力パルスはカウ
ンタ−60のダウンカウント端子に入力されるこ
とになる。
上記は打点作業の説明であるが勿論角度の測定
も行うことができる。
尚、第3図に示す如く、ベ−ス2に透明な底部
カバ−ベ−ス2aを固定し、該底部カバ−ベ−ス
2aの底壁面に指標を形成するようにすれば、底
部カバ−ベ−ス2aの側壁から光がカバ−ベ−ス
2a内に入るため、レンズ32に明確に測定面及
び指標を映すことができる。
尚、本実施例ではエンコ−ダ板としてインクリ
メント方式のものを用いたが、エンコ−ダ板の外
周部に沿つて角度信号がコ−ド化されて形成され
ているアプソリユ−ト方式のエンコ−ダ板を用い
ても、回転体8の回転運動量をデイジタル信号に
変換することが可能である。この場合、表示器の
表示をゼロにリセツトするには、表示器の表示値
と同一の値を減算信号として情報処理回路に入力
すれば良い。またエンコ−ダ板の角度信号はスリ
ツトに特に限定されるものでなく、磁気信号その
他を利用することが可能である。また、ベ−ス2
側にエンコ−ダ板を配設し、回転体8側に摺電装
置を介して読み取り器を設けるようにしても良
い。
本考案は上述の如く構成したので、角度測定面
上に簡単に載置して、角度のデイジタル信号化を
行うことができるため極めて便利であるととも
に、小型且つ安価に製造することができ更に、本
考案は透明なカバ−ベ−スに指標を形成したの
で、指標の周囲を明るくすることができ、指標拡
大機構のレンズに明確に測定面及び指標を映すこ
とができる等の効果が存する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例を示し、第1図は断
面図、第2図は底面図、第3図は他の実施例を示
す断面図、第4図は電子回路ブロツク図である。 2……ベ−ス、8……回転体、10……カバ
−、12……ナツト、14……エンコ−ダ板、1
8……発光素子、22……受光素子、26……指
標板、28……指標、32……レンズ、34……
ア−ム、38……ホルダ−軸、40……針(位置
指示)、44……ケ−シング、46……表示部、
48……リセツトスイツチ、50……増幅回路、
52……シユミツト回路、54……方向判別逓倍
回路、56……極性反転回路、58……分周回
路、60……アツプダウンカウンタ−、62……
ゼロ検出回路、64……発振回路、66……リセ
ツト回路、68……ダイナミツクドライブ回路、
70……ドライバ−、72……極性表示器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 指標28が形成された透明な底部カバ−ベ−ス
    2aを有し測定面上に載置可能なベ−ス2と、該
    ベ−ス2に、これの載置面に対して略垂直で且つ
    前記指標28の中心を通る軸線を中心として回転
    自在に支持された回転体8と、前記指標28の上
    方に配置した前記指標28の像を拡大するための
    指標拡大機構と、前記ベ−ス2と回転体8のうち
    の一方に配設され、前記回転体8の回転量をデイ
    ジタル化するための信号が形成されたエンコ−ダ
    板14と、前記ベ−ス2と回転体8のうちの他方
    に配設され、前記エンコ−ダ板14の信号を電気
    的に検出するための読取器と、前記回転体8に連
    結するア−ム34と、該ア−ム36に取付けられ
    た位置支持部材とから成るデイジタル角度検出
    器。
JP1988092679U 1988-07-13 1988-07-13 Expired JPH0247447Y2 (ja)

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JPH0193506U JPH0193506U (ja) 1989-06-20
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5217924A (en) * 1976-08-04 1977-02-10 Mutoh Ind Ltd Universal parallel rule

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS483158U (ja) * 1971-05-31 1973-01-16

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JPS5217924A (en) * 1976-08-04 1977-02-10 Mutoh Ind Ltd Universal parallel rule

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JPH0193506U (ja) 1989-06-20

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