JPH0247424Y2 - - Google Patents

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JPH0247424Y2
JPH0247424Y2 JP1985023195U JP2319585U JPH0247424Y2 JP H0247424 Y2 JPH0247424 Y2 JP H0247424Y2 JP 1985023195 U JP1985023195 U JP 1985023195U JP 2319585 U JP2319585 U JP 2319585U JP H0247424 Y2 JPH0247424 Y2 JP H0247424Y2
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JP
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chamber
temperature
refrigerator
compartment
cooling
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JPS61138982U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は例えば冷凍室と冷蔵室の如き第1室と
第2室とを区画形成し、各室に送風機にて冷気を
供給して冷却する冷蔵庫の改良構成に関する。
(ロ) 従来の技術 従来の此種冷蔵庫は例えば実開昭54−4472号公
報に示されている。即ち該公報では上方に氷点下
例えば平均−18℃等に冷却される冷凍室と、下方
に氷点より高い例えば平均+3℃等に維持される
冷蔵室を区画形成し、冷凍サイクルに含まれる冷
却器によつて冷却された空気を送風機としてのフ
アンによつて両室に供給して冷却する。冷凍サイ
クルに含まれる電動圧縮機即ちコンプレツサー
は、通常冷凍室内に設けられる温度制御装置とし
てのサーモスタツトにより冷凍室の温度に基づい
てフアンと共に運転を制御せられ、冷凍室内はこ
れによつて上記平均温度に維持される。
冷蔵室内は冷蔵室の温度を感知するダンパー装
置により冷蔵室への冷気吐出口を所定の上下限温
度例えば5℃と1℃で開閉制御して平均して前記
平均温度に維持される様構成されている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来の構成によると冷凍サイクルのコンプ
レツサーは冷凍室温度によつて制御されている
為、冷蔵室の温度制御はどうしても冷凍室温度に
従属せざるを得ない。従つて冷蔵室内に例えば調
理直後の食品の如き多大な熱負荷が収納された時
に、冷凍室内が十分冷えているとコンプレツサー
とフアンは運転されないので、ダンパー装置が開
いても冷気は冷蔵室へ供給されず、それによつて
冷蔵室内の異常温度上昇が生じ、他の収納物品の
品質劣化を引き起こす。
又、冷凍室と冷蔵室はそれぞれ別々の扉によつ
て開閉される為、冷蔵室の扉開閉が頻繁に行なわ
れた時に、冷凍室内が十分冷えている場合にも同
様に冷蔵室内の異常温度上昇が見込まれる。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案は斯かる問題点を解決するために冷蔵庫
1に於いて第1室4の温度により電動圧縮機20
の運転を制御すると共に第2室5はダンパー装置
17によつて冷気供給を制御し、ダンパー装置1
7が開状態の時は電動圧縮機20を強制運転する
と共に表示器38を点灯せしめるものである。
(ホ) 作用 本考案によれば第1室が十分冷えていても第2
室の冷却が必要な時には冷却作用を達成できると
共に、第2室を冷却している時には表示器によつ
て使用者に扉の開閉等の自粛を促す事ができる。
(ヘ) 実施例 図面に於いて実施例を説明する。第3図は実施
例としての冷凍冷蔵庫1を示している。2は断熱
箱体であり、その庫内は断熱仕切壁3によつて上
下に区画され、上方に第1室としての冷凍室4及
び下方に第2室としての冷蔵室5とが区画形成さ
れている。6,7は冷凍室4と冷蔵室5の前方開
口をそれぞれ別々に開閉自在に閉塞する断熱扉で
ある。仕切壁3内には冷却室8が形成されてお
り、この内に冷凍サイクルに含まれる冷却器10
が収納設置される。冷却器10後方には冷却室8
と両室4,5に連通するダクト11が形成されて
おり、このダクト11内に位置して設けた送風機
12にて冷却器10により冷却された空気即ち冷
気を吸引し、ダクト11内に強制的に吹き出す。
12Mは送風機12を駆動するモータである。ダ
クト11に吹き出された冷気は冷凍室4へは吐出
口14より、冷蔵室5へは吐出口15より吹き出
されることになる。17は吐出口15を開閉すべ
く冷蔵室5内に設けられた電磁式ダンパーで、バ
ツフル板18によつて吐出口15を開閉する。1
9はダンパー17の断熱カバーである。又20は
冷凍冷蔵庫1下部に設置され、冷凍サイクルに含
まれる電動圧縮機である。
第2図は冷凍冷蔵庫1の電気回路を示してい
る。交流電源22,22には冷凍室4の温度調節
装置としてのサーモスタツト23と送風機用モー
タ12M及び電動圧縮機用モータ20Mの並列回
路が直列に接続される。モータ12Mには更に扉
6或いは7の開放によつて開放する扉スイツチ2
4が直列に接続される。即ち、扉6或は7が開放
されると送風機12のみが停止する。サーモスタ
ツト23は冷凍室4内の温度により例えば−16℃
で接点を閉じてモータ12M,20Mに通電して
送風機12と電動圧縮機20による冷却運転を行
ない、−20℃で接点を開いて冷却運転を停止する。
これによつて冷凍室4内は平均−18℃とされる。
次に25は冷蔵室5の温度制御回路で、サーモ
スタツト23に並列に接続されたスイツチ26
と、電磁式ダンパー17を制御する。第1図は温
度制御回路25の回路図である。30は一般的整
流回路であり、直流定電圧を発生する。31は負
性抵抗素子としてのサーミスタであり、冷蔵室5
の温度を感知する様ダンパーカバー19下部に設
けられている。サーミスタ31と抵抗32とで分
圧したサーミスタ31の端子電圧は比較器33の
(−)入力端子に入力され、(+)入力端子には抵
抗34と35とで設定される基準電圧が入力され
る。比較器33は正帰還抵抗36によつてヒステ
リシスを有しており、例えば冷蔵室5の温度の上
限温度である5℃で出力が高電位(以下「H」と
称す。)となり、下限温度である1℃で出力が低
電位(以下「L」と称す。)となる。比較器33
の出力には表示器としての発光ダイオード38と
トランジスタ39のベースが接続される。発光ダ
イオード38は扉7の前面に設けられており、比
較器33の出力が「H」となつて発光する。トラ
ンジスタ39は比較器33の出力が「H」となつ
て導通し、電磁ダンパー17のコイル17Aとス
イツチ26のコイル26Aに通電する。
ここでダンパー17はコイル17Aに通電され
てバツフル板18により吐出口15を開き、非通
電時には閉じる。又、スイツチ26はコイル26
Aに通電されて閉じ、サーモスタツト23を短絡
する。即ち、冷蔵室5の温度が上限温度に上昇す
るとスイツチ26にてサーモスタツト23に拘わ
らずモータ12M,20Mを強制運転して送風機
12と電動圧縮機20により冷却運転を行ない、
又、ダンパー17にて吐出口15を開き、冷蔵室
5内に冷気を導入して冷却する。従つて、冷凍室
4が十分冷えており、サーモスタツト23が開い
ていても、冷蔵室5温度が上限温度に上昇すれば
電動圧縮機20と送風機12による冷却作用を達
成する事ができ、冷蔵室5の冷却不足が生じな
い。又、この時、発光ダイオード38が点灯して
冷蔵室5の温度が上昇して冷却運転が行なわれて
いる事を使用者に知らしめて、扉7の開放の自粛
を促す事ができるので、室5内に多大な熱負荷を
投入した場合等に室5内の冷却スピードを速める
事になり、他の収納物品の品質劣化等も最小限に
抑えられる事になると共に、冷凍室4が過冷却さ
れてしまう場合にも最小限に抑えられる。
尚、実施例では第1室を冷凍室とし、第2室を
冷蔵室としたがそれに限られず、第2室を例えば
−1℃乃至−3℃等の氷温貯蔵温度に冷却する室
としても何等差支えなく、又、他の温度帯でも良
い。
(ト) 考案の効果 本考案によれば第1室の温度によつて電動圧縮
機を運転制御すると共に、第2室への冷気供給を
ダンパー装置にて開閉制御する冷蔵庫において、
ダンパー装置が開いている時には電動圧縮機を強
制運転するので、第1室が十分冷えている時にも
第2室の負荷状態或いは扉の開閉等による第2室
の冷却不足が生じる事が無い。又、ダンパー装置
が開いている時即ち第2室の冷却運転中は表示器
が点灯するので使用者に扉開閉等の自粛を促し、
第2室の冷却スピードを速め、第2室の異常温度
上昇と第1室への温度影響を最小限に抑える事が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示すもので、第1図は
冷蔵室の温度制御回路図、第2図は冷凍冷蔵庫の
電気回路図、第3図は冷凍冷蔵庫の側断面図であ
る。 4……冷凍室、5……冷蔵室、10……冷却
器、12……送風機、15……吐出口、17……
電磁ダンパー、20……電動圧縮機、23……サ
ーモスタツト、25……温度制御回路、26……
スイツチ、38……発光ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1室と第2室を有しており、送風機にて両室
    に冷気を供給して冷却するものに於いて、前記第
    1室温度に基づき冷凍サイクルに含まれる電動圧
    縮機の運転を制御する温度制御装置と、前記第2
    室温度に基づき第2室への冷気供給を制御するダ
    ンパー装置と、該ダンパー装置が開状態の時に前
    記電動圧縮機を強制運転すると共に表示器を点灯
    せしめる装置とを具備して成る冷蔵庫。
JP1985023195U 1985-02-20 1985-02-20 Expired JPH0247424Y2 (ja)

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JP1985023195U JPH0247424Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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JP1985023195U JPH0247424Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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Publication Number Publication Date
JPS61138982U JPS61138982U (ja) 1986-08-28
JPH0247424Y2 true JPH0247424Y2 (ja) 1990-12-13

Family

ID=30516211

Family Applications (1)

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JP1985023195U Expired JPH0247424Y2 (ja) 1985-02-20 1985-02-20

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US9919575B2 (en) * 2013-08-30 2018-03-20 B/E Aerospace, Inc. Device for reversing chiller airflow in an aircraft galley
JP6588249B2 (ja) * 2015-06-24 2019-10-09 東芝ライフスタイル株式会社 冷蔵庫

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Publication number Publication date
JPS61138982U (ja) 1986-08-28

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