JPH0247390A - 混抄紙 - Google Patents
混抄紙Info
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- JPH0247390A JPH0247390A JP19601688A JP19601688A JPH0247390A JP H0247390 A JPH0247390 A JP H0247390A JP 19601688 A JP19601688 A JP 19601688A JP 19601688 A JP19601688 A JP 19601688A JP H0247390 A JPH0247390 A JP H0247390A
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- fibers
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- insulating paper
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Landscapes
- Paper (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、超高圧用の絶縁に好適に用いられる混抄紙に
関する。
関する。
絶縁紙としては、最近の技術革新の高度化、高性能化に
伴い、主流が木材パルプ等を用いた天然繊維から成る紙
から、超高圧用の絶縁にも耐え得るナイロン、ビニロン
、ポリアクリロニトリル。
伴い、主流が木材パルプ等を用いた天然繊維から成る紙
から、超高圧用の絶縁にも耐え得るナイロン、ビニロン
、ポリアクリロニトリル。
ポリエステル、芳香族ポリアミド等の合成繊維から成る
紙に移って来ている。そして、１０５〜１２０°Ｃ程度
の耐熱性を要求される用途にはポリエステル繊維から成
る絶縁紙が、それよりも高温の耐熱性を要求される用途
にはメタアラミドやバラアラミドと言った芳香族ポリア
ミドの繊維やパルプから成る絶縁紙が用いられている。
紙に移って来ている。そして、１０５〜１２０°Ｃ程度
の耐熱性を要求される用途にはポリエステル繊維から成
る絶縁紙が、それよりも高温の耐熱性を要求される用途
にはメタアラミドやバラアラミドと言った芳香族ポリア
ミドの繊維やパルプから成る絶縁紙が用いられている。
ポリエステル繊維から成る絶縁紙は、長期の耐熱温度が
１２０°Ｃ程度までと言ったように、耐熱性が不十分で
あると言う問題がある。
１２０°Ｃ程度までと言ったように、耐熱性が不十分で
あると言う問題がある。
また、芳香族ポリアミドの繊維やパルプから成る絶縁紙
は、ポリエステル繊維から成る絶縁紙に比較すると、力
学特性においては、２２０°Ｃまでは強伸度が殆ど低下
しないと言ったように、耐熱性が非常に良好であるが、
電気特性においては、比誘電率が倍近く、誘電正接が倍
以上と言ったように劣り、しかも吸湿率が５％程度と大
きく、耐アルカリ性が劣り、耐酸性は比較的良好と言っ
ても劣化するようになるし、それらも関係して環境変化
による電気特性の変化が大きいと言う問題がある。
は、ポリエステル繊維から成る絶縁紙に比較すると、力
学特性においては、２２０°Ｃまでは強伸度が殆ど低下
しないと言ったように、耐熱性が非常に良好であるが、
電気特性においては、比誘電率が倍近く、誘電正接が倍
以上と言ったように劣り、しかも吸湿率が５％程度と大
きく、耐アルカリ性が劣り、耐酸性は比較的良好と言っ
ても劣化するようになるし、それらも関係して環境変化
による電気特性の変化が大きいと言う問題がある。
本発明は、上述の問題を解消するためになされたもので
あり０、従来の超高圧用絶縁紙と同等以上の強度を存し
、耐熱性がポリエステル繊維から成る絶縁紙よりも優れ
、電気特性が芳香族ポリアミドの繊維やパルプから成る
紙よりも優れて、超高圧絶縁に好適に用いられる紙の提
供を目的とする。
あり０、従来の超高圧用絶縁紙と同等以上の強度を存し
、耐熱性がポリエステル繊維から成る絶縁紙よりも優れ
、電気特性が芳香族ポリアミドの繊維やパルプから成る
紙よりも優れて、超高圧絶縁に好適に用いられる紙の提
供を目的とする。
本発明は、ポリフェニレンサルファイド繊維とポリエス
テル繊維とで７０重量％以上を占め、両繊維がいずれも
３０重量％以上を占めることを特徴とする混抄紙にある
。
テル繊維とで７０重量％以上を占め、両繊維がいずれも
３０重量％以上を占めることを特徴とする混抄紙にある
。
本発明に用いられるポリフェニレンサルファイド（以下
、ｐｐｓと言う）！Ｍｉ維は、繰返し単位の９０％以上
が千Ｑ−３すから成るポリマーの湿式抄紙法に適した繊
度、繊維長の繊維であり、ポリエステル（以下、ＰＥＴ
と言う）繊維は、９０重量％以上がポリエチレンテレフ
タレートから成るポリマーの湿式抄紙法に適した繊度、
繊維長の繊維である。
、ｐｐｓと言う）！Ｍｉ維は、繰返し単位の９０％以上
が千Ｑ−３すから成るポリマーの湿式抄紙法に適した繊
度、繊維長の繊維であり、ポリエステル（以下、ＰＥＴ
と言う）繊維は、９０重量％以上がポリエチレンテレフ
タレートから成るポリマーの湿式抄紙法に適した繊度、
繊維長の繊維である。
そして、本発明の混抄紙は、これら両繊維と必要に応じ
て添加するバインダーとを両繊維の合計が７０重量％以
上、それぞれの繊維が３０重量％以上、バインダーがＯ
乃至は３０重重量より少ない割合で水に分散させた抄紙
液を円網式や長網式の抄紙機に用いて抄紙し乾燥するこ
と、あるいはさらに熱カレンダー等によって熱プレスす
ることにより得られる。バインダーにはＰＵＴ繊維の抄
紙に用いられるようなポリビニールアルコール系のバイ
ンダー等を用いることができるが、バインダーの量が３
０重僅％以上になると目的とする耐熱性や強度が得られ
なくなったり、あるいは電気特性が劣るようになったり
する。バインダーを使用せずに両繊維による強度の優れ
た紙を得るのは、熱カレンダー等により混抄紙をＰＵＴ
繊維の融点以上でｐｐｓ繊維の融点以下の温度に加熱し
てＰＥＴ繊維の溶融による繊維間融着を生じしめたり、
一方または両方の繊維にできるだけ細デニールで繊維長
の長い繊維を用いたり、あるいは未延伸繊維と延伸繊維
を用いたりすることで容易にできる。
て添加するバインダーとを両繊維の合計が７０重量％以
上、それぞれの繊維が３０重量％以上、バインダーがＯ
乃至は３０重重量より少ない割合で水に分散させた抄紙
液を円網式や長網式の抄紙機に用いて抄紙し乾燥するこ
と、あるいはさらに熱カレンダー等によって熱プレスす
ることにより得られる。バインダーにはＰＵＴ繊維の抄
紙に用いられるようなポリビニールアルコール系のバイ
ンダー等を用いることができるが、バインダーの量が３
０重僅％以上になると目的とする耐熱性や強度が得られ
なくなったり、あるいは電気特性が劣るようになったり
する。バインダーを使用せずに両繊維による強度の優れ
た紙を得るのは、熱カレンダー等により混抄紙をＰＵＴ
繊維の融点以上でｐｐｓ繊維の融点以下の温度に加熱し
てＰＥＴ繊維の溶融による繊維間融着を生じしめたり、
一方または両方の繊維にできるだけ細デニールで繊維長
の長い繊維を用いたり、あるいは未延伸繊維と延伸繊維
を用いたりすることで容易にできる。
本発明混抄紙は、ｐｐｓ繊維とＰＥＴ繊維とで７０重量
％以上を占め、両繊維がいずれも３０重重量以上を占め
ると言う構成によって、従来の超高圧用絶縁紙と同等以
上の強度を存し、耐熱性が従来のＰＥＴ繊維から成る絶
縁紙よりも優れ、電気特性がＡＰＡの繊維やバルブから
成る絶縁紙よりも優れて、超高圧用絶縁紙として好適に
用いられる。
％以上を占め、両繊維がいずれも３０重重量以上を占め
ると言う構成によって、従来の超高圧用絶縁紙と同等以
上の強度を存し、耐熱性が従来のＰＥＴ繊維から成る絶
縁紙よりも優れ、電気特性がＡＰＡの繊維やバルブから
成る絶縁紙よりも優れて、超高圧用絶縁紙として好適に
用いられる。
以下、さらに本発明を実施例によって説明する。
１．５ ｄｅ、 １０ａｍのｐｐｓ繊維とＰＥＴ繊維を
３０７７０〜７０／３０重量％の割合で両繊維合計の濃
度が０．３重量％となるように水を分散させたスラリー
を円網抄紙機に供給して日付が６７ｇ／ｎ”の祇を抄紙
した後、２７０°Ｃ程度（ＰＥＴ繊維の融度２５５℃程
度、ＰＰＳ繊維の融点２８５°Ｃ程度）の熱カレンダー
に通して熱プレスした混抄紙を得た。得られた混抄紙は
、いずれも強度が従来の超高圧用絶縁紙と同程度以上で
、耐熱性がＰＥＴ繊維から成る絶縁紙より優れ、電気特
性がＡＰＡの繊維やパルプから成る絶縁紙より優れると
言う性能を示した。
３０７７０〜７０／３０重量％の割合で両繊維合計の濃
度が０．３重量％となるように水を分散させたスラリー
を円網抄紙機に供給して日付が６７ｇ／ｎ”の祇を抄紙
した後、２７０°Ｃ程度（ＰＥＴ繊維の融度２５５℃程
度、ＰＰＳ繊維の融点２８５°Ｃ程度）の熱カレンダー
に通して熱プレスした混抄紙を得た。得られた混抄紙は
、いずれも強度が従来の超高圧用絶縁紙と同程度以上で
、耐熱性がＰＥＴ繊維から成る絶縁紙より優れ、電気特
性がＡＰＡの繊維やパルプから成る絶縁紙より優れると
言う性能を示した。
これに対して、スラリー中にポリビニールアルコールを
両繊維の合計重量に対して３０重量％以上の割合で添加
した以外は同様の条件で得た混抄紙は、強度が従来の超
高圧用絶縁紙より劣り、耐熱性もＰＵＴ繊維から成る絶
縁紙と余り変わらなかった。
両繊維の合計重量に対して３０重量％以上の割合で添加
した以外は同様の条件で得た混抄紙は、強度が従来の超
高圧用絶縁紙より劣り、耐熱性もＰＵＴ繊維から成る絶
縁紙と余り変わらなかった。
本発明混抄紙は、強度が従来の超高圧用絶縁紙と同程度
以上で、耐熱性がＰＵＴ繊維から成る絶縁紙より優れ、
電気特性がＡＰＡの繊維やバルブから成る絶縁紙よりも
優れて、超高圧用絶縁紙として好適に用いられると言う
性能を示す。
以上で、耐熱性がＰＵＴ繊維から成る絶縁紙より優れ、
電気特性がＡＰＡの繊維やバルブから成る絶縁紙よりも
優れて、超高圧用絶縁紙として好適に用いられると言う
性能を示す。
Claims (1)
- ポリフェニレンサルファイド繊維とポリエステル繊維と
で７０重量％以上を占め、両繊維がいずれも３０重量％
以上を占めることを特徴とする混抄紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19601688A JPH0247390A (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 混抄紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19601688A JPH0247390A (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 混抄紙 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0247390A true JPH0247390A (ja) | 1990-02-16 |
Family
ID=16350828
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19601688A Pending JPH0247390A (ja) | 1988-08-08 | 1988-08-08 | 混抄紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0247390A (ja) |
-
1988
- 1988-08-08 JP JP19601688A patent/JPH0247390A/ja active Pending
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