JPH0246991Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246991Y2 JPH0246991Y2 JP15056485U JP15056485U JPH0246991Y2 JP H0246991 Y2 JPH0246991 Y2 JP H0246991Y2 JP 15056485 U JP15056485 U JP 15056485U JP 15056485 U JP15056485 U JP 15056485U JP H0246991 Y2 JPH0246991 Y2 JP H0246991Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ejector plate
- plate
- mold
- link
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 3
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は射出成形機に於て、可動型板が閉じる
時自動的にエジエクタープレートを元の位置に戻
す装置に関する。
時自動的にエジエクタープレートを元の位置に戻
す装置に関する。
（従来技術）
割型を用いる金型において、成形品取り出しの
ためにエジエクタープレートを使用する場合、突
出しピンと割型の衝突による金型の破損を防止す
るには、割型が閉じる前に確実にエジエクタープ
レートを復帰させる必要がある。このようなエジ
エクタープレートの戻し装置としては、第３図に
示す如く、可動型板１とエジエクタープレート２
の両側に１対のリンク３の上端部３ａと下端部３
ｂを枢着し、該リンク３の中間連結部３ｃを内方
に向けて対向させ、該中間連結部３ｃを押圧でき
るバー５を固定型板６中央より下方に突設し、可
動型板１が固定型板６に近接し金型が閉じる際、
該バー５にてリンク３の中間連結部３ｃを押圧し
てエジエクタープレート２を強制的に下方矢印方
向に復帰させるようにしたものが知られている。
ためにエジエクタープレートを使用する場合、突
出しピンと割型の衝突による金型の破損を防止す
るには、割型が閉じる前に確実にエジエクタープ
レートを復帰させる必要がある。このようなエジ
エクタープレートの戻し装置としては、第３図に
示す如く、可動型板１とエジエクタープレート２
の両側に１対のリンク３の上端部３ａと下端部３
ｂを枢着し、該リンク３の中間連結部３ｃを内方
に向けて対向させ、該中間連結部３ｃを押圧でき
るバー５を固定型板６中央より下方に突設し、可
動型板１が固定型板６に近接し金型が閉じる際、
該バー５にてリンク３の中間連結部３ｃを押圧し
てエジエクタープレート２を強制的に下方矢印方
向に復帰させるようにしたものが知られている。
（本考案が解決しようとする問題点）
しかし乍ら上記従来技術に於ては固定型板に配
設された相当に長いバーがリンクを押圧する構造
なので、該バーにより成形品の取り出し方向に制
約を受け、更にメンテナンスが行い難いという問
題点があつた。
設された相当に長いバーがリンクを押圧する構造
なので、該バーにより成形品の取り出し方向に制
約を受け、更にメンテナンスが行い難いという問
題点があつた。
（問題点を解決するための技術手段）
本考案は上記問題点に着目してなされたもの
で、可動型板の軸方向に摺動自在に取り付けたエ
ジエクタープレートにブロツクを固定し、前記軸
方向と直角方向に摺動する１対の割型にリンクの
左右両端を枢着し、割型が閉じる方向に摺動する
のと連動してリンク中間連結部が軸方向に変位し
て前記ブロツクを押圧し、エジエクタープレート
を元の位置に戻す如くしたことを特徴とするもの
である。
で、可動型板の軸方向に摺動自在に取り付けたエ
ジエクタープレートにブロツクを固定し、前記軸
方向と直角方向に摺動する１対の割型にリンクの
左右両端を枢着し、割型が閉じる方向に摺動する
のと連動してリンク中間連結部が軸方向に変位し
て前記ブロツクを押圧し、エジエクタープレート
を元の位置に戻す如くしたことを特徴とするもの
である。
（作用）
本考案は割型が内方に摺動して閉じる動作と連
動して割型に両端を枢着したリンク中間連結部が
下方に変位してエジエクタープレートを下方の元
の位置に戻し、エジエクタープレートの突き出し
ピンを割型内から引き出す。
動して割型に両端を枢着したリンク中間連結部が
下方に変位してエジエクタープレートを下方の元
の位置に戻し、エジエクタープレートの突き出し
ピンを割型内から引き出す。
（実施例）
第１図、第２図に示した本考案の一実施例につ
いて具体的に説明する。１０は固定ガイド１１に
沿つて上下に摺動する可動型板で、軸方向に摺動
自在にエジエクタープレート１２が取り付けられ
ている。可動型板１０には１対の割型１３ａ，１
３ｂが左右に摺動し得るよう取り付けられてい
る。１４はリンクでその左右両端部１４ａ，１４
ｂは夫々前記割型１３ａ，１３ｂに枢着され、中
間連結部１４ｃは下方に向けエジエクタープレー
ト１２に固定したブロツク１５に対向している。
１６はエジエクタープレート１２を上方に押動す
るシリダーのロツドである。
いて具体的に説明する。１０は固定ガイド１１に
沿つて上下に摺動する可動型板で、軸方向に摺動
自在にエジエクタープレート１２が取り付けられ
ている。可動型板１０には１対の割型１３ａ，１
３ｂが左右に摺動し得るよう取り付けられてい
る。１４はリンクでその左右両端部１４ａ，１４
ｂは夫々前記割型１３ａ，１３ｂに枢着され、中
間連結部１４ｃは下方に向けエジエクタープレー
ト１２に固定したブロツク１５に対向している。
１６はエジエクタープレート１２を上方に押動す
るシリダーのロツドである。
次に作用について説明する。射出成形が終了し
て可動型板１０が固定ガイド１１に沿つて所定位
置に下降し、割型１３ａ，１３ｂが従来装置同様
固定型板のアンギユラピン（図示せず）から外れ
て開くと、シリダーのロツド１６が上昇してエジ
エクタープレート１２を上方に押動し、該エジエ
クタープレート１２に突設した突き出しピン（図
示せず）で成形品（図示せず）を金型から突き出
し、シリダーのロツド１６は元の位置に戻り、エ
ジエクタープレート１２はそのまゝの位置にあ
る。これが第１図の状態である。次に可動型板１
０が上昇し、割型１３ａ，１３ｂが固定型板のア
ンギユラピン（図示せず）の挿入によつて矢印内
方向に摺動して閉じる時、リンク１４の中間連結
部１４ｃが下方に変位し、エジエクタープレート
１２を下方に押し下げ、突き出しピン（図示せ
ず）を割型１３ａ，１３ｂの間から下方に引き出
す。
て可動型板１０が固定ガイド１１に沿つて所定位
置に下降し、割型１３ａ，１３ｂが従来装置同様
固定型板のアンギユラピン（図示せず）から外れ
て開くと、シリダーのロツド１６が上昇してエジ
エクタープレート１２を上方に押動し、該エジエ
クタープレート１２に突設した突き出しピン（図
示せず）で成形品（図示せず）を金型から突き出
し、シリダーのロツド１６は元の位置に戻り、エ
ジエクタープレート１２はそのまゝの位置にあ
る。これが第１図の状態である。次に可動型板１
０が上昇し、割型１３ａ，１３ｂが固定型板のア
ンギユラピン（図示せず）の挿入によつて矢印内
方向に摺動して閉じる時、リンク１４の中間連結
部１４ｃが下方に変位し、エジエクタープレート
１２を下方に押し下げ、突き出しピン（図示せ
ず）を割型１３ａ，１３ｂの間から下方に引き出
す。
（効果）
本考案によると可動型板の軸方向に摺動自在に
取り付けたエジエクタープレートにブロツクを固
定し、前記軸方向と直角方向に摺動する１対の割
型にリンクの左右両端を枢着し、割型が閉じる方
向に摺動するのと連動してリンク中間連結部が軸
方向に変位して前記ブロツクを押圧し、エジエク
タープレートを元の位置に戻す如くしてあるので
構造が簡単で成形品をどの方向にも取り出すこと
ができ、又割型の閉塞とエジエクタープレートが
連動しているので成形時の振動や衝撃によつて割
型の位置がずれたり破損を招くことを未然に防止
できる。
取り付けたエジエクタープレートにブロツクを固
定し、前記軸方向と直角方向に摺動する１対の割
型にリンクの左右両端を枢着し、割型が閉じる方
向に摺動するのと連動してリンク中間連結部が軸
方向に変位して前記ブロツクを押圧し、エジエク
タープレートを元の位置に戻す如くしてあるので
構造が簡単で成形品をどの方向にも取り出すこと
ができ、又割型の閉塞とエジエクタープレートが
連動しているので成形時の振動や衝撃によつて割
型の位置がずれたり破損を招くことを未然に防止
できる。
第１図は本考案の一実施例正面図、第２図は第
１図の右側面図、第３図は従来装置の正面図であ
る。 １０……可動型板、１２……エジエクタープレ
ート、１３ａ，１３ｂ……割型、１４……リン
ク、１４ｃ……リンク中間連結部、１５……ブロ
ツク。
１図の右側面図、第３図は従来装置の正面図であ
る。 １０……可動型板、１２……エジエクタープレ
ート、１３ａ，１３ｂ……割型、１４……リン
ク、１４ｃ……リンク中間連結部、１５……ブロ
ツク。
Claims (1)
- 可動型板の軸方向に摺動自在に取り付けたエジ
エクタープレートにブロツクを固定し、前記軸方
向と直角方向に摺動する１対の割型にリンクの左
右両端を枢着し、割型が閉じる方向に摺動するの
と連動してリンク中間連結部が軸方向に変位して
前記ブロツクを押圧し、エジエクタープレートを
元の位置に戻す如くなした射出成形機のエジエク
タープレートの戻し装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15056485U JPH0246991Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15056485U JPH0246991Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6258621U JPS6258621U (ja) | 1987-04-11 |
| JPH0246991Y2 true JPH0246991Y2 (ja) | 1990-12-11 |
Family
ID=31066818
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15056485U Expired JPH0246991Y2 (ja) | 1985-09-30 | 1985-09-30 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0246991Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-09-30 JP JP15056485U patent/JPH0246991Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6258621U (ja) | 1987-04-11 |
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