JPH0246866B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0246866B2 JPH0246866B2 JP56093834A JP9383481A JPH0246866B2 JP H0246866 B2 JPH0246866 B2 JP H0246866B2 JP 56093834 A JP56093834 A JP 56093834A JP 9383481 A JP9383481 A JP 9383481A JP H0246866 B2 JPH0246866 B2 JP H0246866B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pump
- regenerator
- refrigerant
- temperature
- solution
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000003507 refrigerant Substances 0.000 claims description 16
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims description 11
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Landscapes
- Sorption Type Refrigeration Machines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、吸収式冷凍機(冷温水機を含む)に
関する。
関する。
従来の吸収式冷凍機においては、機械に対して
運転指令がでていて、かつ負荷が少なくなつてき
た時に制御の最下限で運転してもなお、能力過大
であるときは、自動的に機械は発停をくり返す構
成になつており、自動停止時には若干の稀釈運転
の後に溶液、冷媒ポンプを停止するのが一般的で
あつた。なお、この種の冷凍機として関連するも
のには例えば特開昭58−203368号が挙げられる。
運転指令がでていて、かつ負荷が少なくなつてき
た時に制御の最下限で運転してもなお、能力過大
であるときは、自動的に機械は発停をくり返す構
成になつており、自動停止時には若干の稀釈運転
の後に溶液、冷媒ポンプを停止するのが一般的で
あつた。なお、この種の冷凍機として関連するも
のには例えば特開昭58−203368号が挙げられる。
しかるに、機械の制御最下限は10〜30%であ
り、段階制御、ON−OFF制御のものにあつては
その最下限は30〜100%にも達し、負荷の少ない
期間、時間には、機械は頻繁に発停をくり返すこ
とになり、これは、機械の寿命を著しく縮めるば
かりでなく、発停の度毎に冷凍効果が急激に増減
し、冷水温度を安定させるという点からもきわめ
て不利であつた。
り、段階制御、ON−OFF制御のものにあつては
その最下限は30〜100%にも達し、負荷の少ない
期間、時間には、機械は頻繁に発停をくり返すこ
とになり、これは、機械の寿命を著しく縮めるば
かりでなく、発停の度毎に冷凍効果が急激に増減
し、冷水温度を安定させるという点からもきわめ
て不利であつた。
本発明の目的は、機械の発停回数を大巾は低減
することにより、発停にともなつて動作する部品
の寿命を大巾に長くすると共に、発停にともなつ
ておこる冷水温度の急変を防止し、常に負荷に関
係なく一定温度の冷水を供給できる吸収式冷凍機
を提供することにある。
することにより、発停にともなつて動作する部品
の寿命を大巾に長くすると共に、発停にともなつ
ておこる冷水温度の急変を防止し、常に負荷に関
係なく一定温度の冷水を供給できる吸収式冷凍機
を提供することにある。
上記目的は、蒸発器、吸収器、再生器、凝縮
器、熱交換器、冷媒ポンプ及び溶液ポンプおよび
これらを連結する配管類から成る吸収式冷凍機に
おいて、冷水の出口温度を検出し、冷水の出口温
度が負荷の減少にともなつて一定値に下つた時に
再生器の熱源を停止し、当該熱源の停止中も冷媒
ポンプ及び溶液ポンプも継続して運転する制御装
置を設けることによつて、達成される。
器、熱交換器、冷媒ポンプ及び溶液ポンプおよび
これらを連結する配管類から成る吸収式冷凍機に
おいて、冷水の出口温度を検出し、冷水の出口温
度が負荷の減少にともなつて一定値に下つた時に
再生器の熱源を停止し、当該熱源の停止中も冷媒
ポンプ及び溶液ポンプも継続して運転する制御装
置を設けることによつて、達成される。
再生器の熱源を停止すると再生器における溶液
の濃縮機能は停止して吸収器へ稀溶液のまま循環
し、他方、冷媒ポンプ及び溶液ポンプは継続して
運転しているので蒸発器において蒸発した冷媒蒸
気は吸収器において溶液に吸収される。しかし、
吸収液の濃度は薄いために溶液の吸収能力は低く
なり、この結果、蒸発器における冷媒の蒸発量が
低下し、したがつて冷凍能力が除々に低下する。
の濃縮機能は停止して吸収器へ稀溶液のまま循環
し、他方、冷媒ポンプ及び溶液ポンプは継続して
運転しているので蒸発器において蒸発した冷媒蒸
気は吸収器において溶液に吸収される。しかし、
吸収液の濃度は薄いために溶液の吸収能力は低く
なり、この結果、蒸発器における冷媒の蒸発量が
低下し、したがつて冷凍能力が除々に低下する。
以下、本発明の一実施例を第1図に従つて説明
する。本図は、ガス直だき二重効用吸収式冷温水
機の場合であるが、冷水1は蒸発器2においてチ
ユーブ群の上に冷媒ポンプ3によりスプレーされ
ている冷媒液の蒸発により冷やされる。蒸発した
冷媒は吸収器4に至り、やはり溶液ポンプ5によ
り、チユーブ群にスプレーされている濃溶液に吸
収される。蒸気を吸収して稀くなつた溶液は、溶
液ポンプ5により、高温再生器6と低温再生器7
に送り込まれ、それぞれ濃縮されて再び吸収器に
戻る。高温再生器6では、炉8内で燃焼するガス
の熱で液は濃縮され、この時発生した蒸気は低温
再生器7内の液の濃縮に使われ、液化した凝縮器
9に至る。低温再生器7で発生した蒸気も凝縮器
9に至り、冷却水10により冷却され液化して蒸
発器9に戻る。ガスラインには開閉弁11を設
け、冷水出口温度検出器12の温度を感知して開
閉弁11をON−OFFする。13はこれらを制御
する制御装置である。
する。本図は、ガス直だき二重効用吸収式冷温水
機の場合であるが、冷水1は蒸発器2においてチ
ユーブ群の上に冷媒ポンプ3によりスプレーされ
ている冷媒液の蒸発により冷やされる。蒸発した
冷媒は吸収器4に至り、やはり溶液ポンプ5によ
り、チユーブ群にスプレーされている濃溶液に吸
収される。蒸気を吸収して稀くなつた溶液は、溶
液ポンプ5により、高温再生器6と低温再生器7
に送り込まれ、それぞれ濃縮されて再び吸収器に
戻る。高温再生器6では、炉8内で燃焼するガス
の熱で液は濃縮され、この時発生した蒸気は低温
再生器7内の液の濃縮に使われ、液化した凝縮器
9に至る。低温再生器7で発生した蒸気も凝縮器
9に至り、冷却水10により冷却され液化して蒸
発器9に戻る。ガスラインには開閉弁11を設
け、冷水出口温度検出器12の温度を感知して開
閉弁11をON−OFFする。13はこれらを制御
する制御装置である。
このような構成において、本実施例では、冷水
出口温度が負荷の減少にともなつて一定値に下が
つた時に、まず開閉弁11を全閉する指示が制御
装置13から出される。従来のものでは、このあ
と若干の稀釈運転後には、冷媒ポンプ3と溶液ポ
ンプ5も停止され、冷凍能力も完全に0となつて
しまうが、本実施例では、冷媒ポンプ3と溶液ポ
ンプ5とは、停止せずにそのまま運転を継続す
る。運転を継続すると、徐々に冷凍能力は減少し
ていくが0にはならず、あたかもガスを0近くま
で比例的に制御したかの如くになめらかに変移す
る。
出口温度が負荷の減少にともなつて一定値に下が
つた時に、まず開閉弁11を全閉する指示が制御
装置13から出される。従来のものでは、このあ
と若干の稀釈運転後には、冷媒ポンプ3と溶液ポ
ンプ5も停止され、冷凍能力も完全に0となつて
しまうが、本実施例では、冷媒ポンプ3と溶液ポ
ンプ5とは、停止せずにそのまま運転を継続す
る。運転を継続すると、徐々に冷凍能力は減少し
ていくが0にはならず、あたかもガスを0近くま
で比例的に制御したかの如くになめらかに変移す
る。
この状況を時間との関係で示したものが第2図
と第3図であつて、第2図は従来のものによる場
合、第3図は本実施例による場合を示す。今、負
荷が平均して冷凍機の全負荷能力の約40%程度で
ある場合を考えると、第2図のように、従来のも
のによると、全停止時間があるため、くり返し回
数が極端に多くなり、これに従つて冷水出口温度
も図示の如く変動する。これに対して本実施例に
よると、稀釈中の残留能力を有効に生かせるの
で、くり返し回数も少なくなり、このため冷水出
口温度の変動も少なくなり、また加熱、停止にと
もなうムダが少なくなるために省エネルギーにつ
ながる。さらに、くり返し頻度の低下により、燃
焼器、ポンプ等の寿命も長くなり、故障に対する
安全度が高まるなどの効果もある。
と第3図であつて、第2図は従来のものによる場
合、第3図は本実施例による場合を示す。今、負
荷が平均して冷凍機の全負荷能力の約40%程度で
ある場合を考えると、第2図のように、従来のも
のによると、全停止時間があるため、くり返し回
数が極端に多くなり、これに従つて冷水出口温度
も図示の如く変動する。これに対して本実施例に
よると、稀釈中の残留能力を有効に生かせるの
で、くり返し回数も少なくなり、このため冷水出
口温度の変動も少なくなり、また加熱、停止にと
もなうムダが少なくなるために省エネルギーにつ
ながる。さらに、くり返し頻度の低下により、燃
焼器、ポンプ等の寿命も長くなり、故障に対する
安全度が高まるなどの効果もある。
なお、本実施例は例えば冷水温度の過冷、冷媒
温度の過冷、冷水の断減水、ポンプ自体の故障な
ど、そのままポンプの運転を継続するとポンプ自
体が破損したり、冷水の凍結によるチユーブの破
損などの重大事故や、軽度の故障に対しても、そ
のままポンプ単独の運転を継続させることによ
り、安全な濃度で停止させることができる。
温度の過冷、冷水の断減水、ポンプ自体の故障な
ど、そのままポンプの運転を継続するとポンプ自
体が破損したり、冷水の凍結によるチユーブの破
損などの重大事故や、軽度の故障に対しても、そ
のままポンプ単独の運転を継続させることによ
り、安全な濃度で停止させることができる。
さらに、通常の使用状態で稀釈停止させる場
合、従来のものは、単純に熱源を停止した後、一
定時間後にタイマーで冷媒ポンプ3及び溶液ポン
プ5の停止をはかるか、サイクル中の代表点の温
度を検出し、これが一定値まで降下したことをも
つて稀釈の完了とみなしていたが、本実施例によ
ればこれらによつてきまるポンプの停止時間を大
巾に延長して(例えば通常の稀釈タイマーの5倍
の時間を稀釈時間とするとか、従来の検出温度の
設定値を数十度下まわる温度を稀釈完了時間とす
るなどして)、実質的にはほとんど自動発停中の
ポンプの自動停止をしないようにすることもでき
る。
合、従来のものは、単純に熱源を停止した後、一
定時間後にタイマーで冷媒ポンプ3及び溶液ポン
プ5の停止をはかるか、サイクル中の代表点の温
度を検出し、これが一定値まで降下したことをも
つて稀釈の完了とみなしていたが、本実施例によ
ればこれらによつてきまるポンプの停止時間を大
巾に延長して(例えば通常の稀釈タイマーの5倍
の時間を稀釈時間とするとか、従来の検出温度の
設定値を数十度下まわる温度を稀釈完了時間とす
るなどして)、実質的にはほとんど自動発停中の
ポンプの自動停止をしないようにすることもでき
る。
以上述べたように、本発明によれば、吸収式冷
凍機の発停回転を大巾に低減できるので、発停に
伴つて動作する部分ひいては冷凍機自体の寿命が
大巾に延長できると共に、冷水の出口温度の変動
が少なく、常に負荷に応じた制御ができる効果が
ある。
凍機の発停回転を大巾に低減できるので、発停に
伴つて動作する部分ひいては冷凍機自体の寿命が
大巾に延長できると共に、冷水の出口温度の変動
が少なく、常に負荷に応じた制御ができる効果が
ある。
第1図は、本発明の吸収式冷凍機の実施例の構
成図、第2図は、従来のものによる冷凍能力と時
間との関係図、第3図は、本発明の冷凍機の実施
例による冷凍能力と時間との関係図である。 1……冷水、2……蒸発器、3……冷媒ポン
プ、4……吸収器、5……溶液ポンプ、6……高
温再生器、7……低温再生器、9……凝縮器、1
0……冷却水、12……冷水出口温度検出器、1
3……制御装置。
成図、第2図は、従来のものによる冷凍能力と時
間との関係図、第3図は、本発明の冷凍機の実施
例による冷凍能力と時間との関係図である。 1……冷水、2……蒸発器、3……冷媒ポン
プ、4……吸収器、5……溶液ポンプ、6……高
温再生器、7……低温再生器、9……凝縮器、1
0……冷却水、12……冷水出口温度検出器、1
3……制御装置。
Claims (1)
- 1 蒸発器、吸収器、再生器、凝縮器、熱交換
器、冷媒ポンプ及び溶液ポンプおよびこれらを連
結する配管類から成る吸収式冷凍機において、冷
水の出口温度を検出し、冷水の出口温度が負荷の
減少にともなつて一定値に下つた時に再生器の熱
源を停止し、当該熱源の停止中も冷媒ポンプ及び
溶液ポンプも継続して運転する制御装置を設けた
ことを特徴とする吸収式冷凍機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9383481A JPS57210255A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Absorption type refrigerator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9383481A JPS57210255A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Absorption type refrigerator |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57210255A JPS57210255A (en) | 1982-12-23 |
JPH0246866B2 true JPH0246866B2 (ja) | 1990-10-17 |
Family
ID=14093413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9383481A Granted JPS57210255A (en) | 1981-06-19 | 1981-06-19 | Absorption type refrigerator |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57210255A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57169571A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Ebara Mfg | Absorption refrigerating machine |
-
1981
- 1981-06-19 JP JP9383481A patent/JPS57210255A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57169571A (en) * | 1981-04-13 | 1982-10-19 | Ebara Mfg | Absorption refrigerating machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57210255A (en) | 1982-12-23 |
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