JPH0246453B2 - - Google Patents

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JPH0246453B2
JPH0246453B2 JP61238078A JP23807886A JPH0246453B2 JP H0246453 B2 JPH0246453 B2 JP H0246453B2 JP 61238078 A JP61238078 A JP 61238078A JP 23807886 A JP23807886 A JP 23807886A JP H0246453 B2 JPH0246453 B2 JP H0246453B2
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JP
Japan
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packaging sheet
sheet
cut
rotating plate
packaging
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JP61238078A
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JPS6396020A (ja
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Yukio Imaizumi
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Ink Mfg Co Ltd filed Critical Toyo Ink Mfg Co Ltd
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  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、包装シートで所定枚数ごとに重ねて
包装されている枚葉紙等を自動的に開封する開封
方法とその装置に関する。
「従来の技術」 印刷工場では、包装シートで包装された多数枚
の大判の枚葉紙を印刷するに当たり、多段に積み
重ねられている包装枚葉紙を包装一束ごとに積み
卸し、開封して枚葉紙を取り出してから印刷機に
かけるようにしている。
従来、その積み卸し、開封、枚葉紙の取り出し
を自動的に行う方法及び装置として、特開昭61−
33921号公報に関示のものが提案されている。
「発明が解決しようとする課題」 しかし、これによると次のような問題点があつ
た。
包装紙の両側面と前面を切断後、一束の包装
枚葉紙(ワンプ))を連続して前進させながら、
上側包装紙と分離した下側包装紙を、回転する
サクシヨンローラ(多数の吸気孔を有する円筒
体)で吸着し巻き込むようにして除去する構成
であるため、枚葉紙がその自重によつて下側包
装紙と一緒にサクシヨンローラに巻き込まれ、
下側包装紙と枚葉紙の分離が困難で、枚葉紙の
ムダや手操作によるその除去作業が必要とな
る。
下側包装紙の切断前端部は包装紙の前面切断
においてL字状にならざるを得ないが、枚葉紙
を、テーブル上からサクシヨンローラを経由し
て次の台板上に連続して移動させながら、上記
のようサクシヨンローラで下側包装紙を吸着す
るため、枚葉紙の前端が下側包装紙のL字状の
切断前端部に当たり、それらの分離が益々困難
になる。
下側包装紙は上記のようにサクシヨンローラ
で巻き込み、上側包装紙はその前端部を吸盤で
吸着して持ち上げ、枚葉紙を後方から押して上
下の包装紙から押し出すため、その押し出しの
際に枚葉紙の前端部が折れたりシワになつたり
傷が付く。
本発明は、このような問題点のない開封方法と
その装置を提供することを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明による開封方法は、包装シートで所定枚
数ごとに重ねて包装された枚葉紙等を多段に積載
してリフタで1段ごとに所定高さまで上昇させ、
その1段分をほぼ水平に前進させながら所定位置
で回転する左右の側面カツタによつて包装シート
の左右側面を切断し、前進停止して所定の切断位
置に位置決めし、左方または右方へ摺動しながら
回転する前面カツタで包装シートの前面を切断し
た後の処理、つまりその切断された包装シートの
除去と開封された枚葉紙等の引き出しとを次のよ
うに行うことに特徴がある。
すなわち、上記切断位置で停止させたまま、切
断された包装シートの上側部分を上側の吸盤で吸
着して引き上げるとともに、包装シートの下側部
分及び枚葉紙等の前端部を回動板で下側から支え
ながら該回動板に取り付けられた複数の下側の吸
盤で包装シートの下側部分を吸着し、該回動板を
下方に回動させることにより包装シートの下側部
分を後方へ引き上げ、これと同時に下側に撓んで
くる枚葉紙等の前端部を、回動板に代わつて持ち
上げ部材で持ち上げるように下側から支持する。
そして、その支持された枚葉紙等の前端部を上下
のクランプハンドで挟持し、これらクランプハイ
ドを前進させて枚葉紙等を包装シートから引き抜
く。
また、本発明による開封装置では、切断された
包装シートの除去と開封された枚葉紙等の引き出
しとを、次のような構造により行う。
すなわち、上記切断位置の上方に装架された上
下動板に、切断された包装シートの上側部分を吸
着する上側の複数の吸盤を取り付け、また該切断
位置の下方に上下回動可能に枢支された回動板に
は、切断された包装シートの下側部分を吸着する
下側の複数を吸盤を取り付ける。さらに、切断位
置の下方には、開封された枚葉紙等の前端部を上
記回動板に代わつて下側から支えるクランク状の
持ち上げ部材を枢支する。これら上下動板、回動
板及び持ち上げ部材はそれぞれシリンダによつて
作動させる。開封された枚葉紙等の前端部を挟持
する上下一対のクランプハンドは前後摺動する摺
動台に装着する。
「作用」 本発明によれば、包装シートの前面を切断する
切断位置で枚葉紙等を停止させたまま、左右両側
面と前面を切断された包装シートの下側部分及び
枚葉紙等の前端部を回動板で下側から支え、この
回動板を下側に回動させることによりそれに取り
付けられた複数の下側の吸盤で包装シートの下側
部分を後方に引き上げると同時に、下側に撓んで
くる枚葉紙等の前端部を、回動板に代わつて持ち
上げ部材で持ちあげて下側から支持するので、包
装シートの下側部分と枚葉紙等を的確に分離でき
る。
また、このように枚葉紙等を停止させたまま、
包装シートの下側部分を下側の吸盤で引き下げる
と同時に、包装シートの上側部分を上側の吸盤で
引き上げて開封し、その停止して開封させた状態
で上下のクランプハンドで上下から挟持して引き
抜くので、枚葉紙等を支障なく引き出すことがで
きる。
すなわち、本発明は、第1に、切断して分離し
た包装シートの上側部分と下側部分とを停止させ
た状態で開封すること、第2に、包装シートの下
側部分を回動板で下側から支え該回動板を下側に
回動させることによりそれに取り付けられた複数
の下側の吸盤で包装シートの下側部分を後方に引
き下げると同時に、下側に撓んでくる枚葉紙等の
前端部を、回動板に代わつて持ち上げ部材で持ち
上げて下側から支持すること、第3に、開封され
枚葉紙等の前端部を停止状態で上下のクランプハ
ンドで上下から挟持し、これらクランプハンドを
移動させて枚葉紙等を引き出すこと、の3つの作
用の相関により、枚葉紙等と包装シートとの的確
に分離し、かつ枚葉紙等が折れたりシワになつた
り傷付くことなくそれをスムーズに引き出すこと
ができるものである。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第2図において、包装シートで所定枚数ごとに
包装された枚葉紙(以下、この状態のものを包装
枚葉紙という)1は、その多数束をテーブルリフ
タ2上に多段に積載され、該テーブルリフタ2に
よつて1段ずつ所定の押し出し位置へ上昇され
る。このテーブルリフタ2の上方には、押動機構
3がフレーム4に装着されている。この押動機構
3は、逆L字状の押動板5を第3図に示すように
2本のガイドロツド6に前後摺動自在に装架する
とともに、該押動板5の雌ねじ部を、これらガイ
ドロツド6と平行で押動用モータ7によつて正逆
回転されるねじ軸8と螺合させており、押動用モ
ータ7の正転または逆転すると、押動板5はガイ
ドロツド6に沿つて前進または後退する。この押
動板7が前進すると、上記のようにテーブルリフ
タ2によつて押し出し位置まで上昇された最上段
の包装枚葉紙1は、この押動板7によつて前方へ
押動され、第1図に示す水平なローラ8上を水平
にしかも左右の側面案内ローラ9によつて左右側
面を案内されながら真直ぐ前進される。そして、
このような前進に伴い包装枚葉紙1は、その包装
シート10(第4図)の左右側面を、水平回転し
ている左右の円板状側面カツタ11によつて切断
される。
すなわち、第5図ないし第8図に示すように左
右の側面案内ローラ9及び左右の側面カツタ11
は、それぞれガイドロツド12に沿つて左右に摺
動できる左右の摺動台13にそれぞれ水平に軸支
され、側面カツタ11は、摺動台13に搭載され
ているカツタモータ14によつて回転される。左
右の摺動台13は、コネクチングロツド15によ
つて互いに連結された左右のねじ軸16に雌ねじ
部を螺合させており、ハンドル17によつて左右
のねじ軸16を回転させると、互いに接近または
離隔する。従つて、ハンドル17を回転させるこ
とにより、左右の側面案内ローラ9及び左右の側
面カツタ11の間隔を、包装枚葉紙1の左右幅に
応じて調整できる。
上記のようにして包装シート10の左右側面を
左右の側面カツタ11によつて切断されながら前
進してきた包装枚葉紙1は、第1図鎖線で示すよ
うにその前端がストツパ18に衝突することによ
り停止して位置決めされ、その後、押動板5は直
ちに後退する。従つて、包装シート10は側面カ
ツタ11の位置からストツパ18による停止位置
までの範囲(前端部の所定範囲)だけ左右側面を
切断される。
ストツパ18によつて位置決めされた包装枚葉
紙1は、その包装シート10の前面を、水平回転
しながら左方または右方へ直線摺動する円板状の
前面カツタ19によつて切断される。この前面カ
ツタ19は、同図及び第8,9図に示すようにガ
イドレール20に沿つて左右摺動する摺動台21
に軸支され、該摺動台21に搭載されているカツ
タモータ22によつて回転される。摺動台21
は、フレーム4の左右両端のスプロケツトホイー
ル23間に掛け渡されているチエーン24と連結
され、該チエーン24がフレーム4の一端部に設
置されているカツタ移動用モータ25によつて循
環動されることによりガイドレール20に沿つて
摺動する。その摺動に伴い前面カツタ19は、包
装枚葉紙1の包装シート10の前面をその全長に
わたり一直線状に切断する。
このように前面の全長及び上記のように左右側
面の前端から中途までを切断された包装シート1
0は、上下の吸盤26,27によつて次ぎのよう
に開封される。
すなわち、上側の吸盤26は、その複数個(図
では4個)を水平な上下動板28に所定の間隔を
もつて下向きに取り付けられ、また下側の吸盤2
7は、その複数個(図では2個)を上記ストツパ
18を固着している回動板29に上向きに取り付
けられている。これら上下の吸盤26,27は、
それぞれホース30を介してブロアーまたは真空
ポンプに接続され、エアーを吸引する。上下動板
28は、梁材31に斜めに架設されている上側の
シリンダ32のピストンロツド32aと連結され
ている。このピストンロツド32aが収縮する
と、上下動板8は、それに突設したロツド33が
案内枠34に案内されながら水平状態のままやや
後退しつつ上昇して吸盤26を斜め後方でかつ上
方へ変位させる。また、ピストンロツド32aが
伸長すると、上下動板28はやや前進しつつ下降
して吸盤26を斜め前方でかつ下方へ変位させ
る。回動板29は、軸35によつて上下回動自在
に枢支され、また回動自在に支承されている下側
のシリンダ36のピストンロツド36aと連結さ
れている。このピストンロツド36aが収縮する
と、回動板29は、下向きに回動してストツパ1
8を第1図実線で示す作用位置より下方へ退避さ
せるとともに、吸盤27を円軌跡に沿つて後方か
つ下方へ変位させる。また、ピストンロツド36
aが伸長すると、回動板29は上向きに回動して
ストツパ18及び吸盤27を作用位置へと上昇さ
せる。ストツパ18が実線で示す作用位置にある
とき、包装枚葉紙1はその前端部を回動板29に
よつて下側から支持される。
従つて、前面カツタ19による上記のような切
断後に、上下の吸盤26,27によるエアーの吸
引が行われると、包装シート10はその上面と下
面をこれら吸盤26,27によつて吸着される。
上記のようにシリンダ32の作動によつて上側の
吸盤26が斜め上方へ変位すると同時に、シリン
ダ36の作動によつて下側の吸盤27が後方へか
つ下方へ変位されると、包装シート10は上記の
ように既に切断されているため、その切断線を境
に第4図のように上下の部分10,10bに分か
れて上下両方へめくるようにして開封され、前端
部が口を開いた状態になる。
また、ストツパ18が下方へ退避することによ
つて、包装枚葉紙1はその前進を許容される。こ
のとき、包装枚葉紙1を下側から支持していた回
動板29も第1図鎖線で示すように下方へ退避す
るが、これに代わつて包装枚葉紙1を下側から支
持するため、該回動板29の少し前方位置に左右
の補助ローラ37が設けられている。
各補助ローラ37は、それぞれ左右の側板38
に軸支された左右のクランク状の持ち上げ部材3
9間に回転自在に横架されている。各補助ローラ
37において、左右クランク9はタイロツド0に
より互いに連結され、該タイロツド40は、その
中間部をシリンダ41のピストンロツド41aと
連結されている。また、左右の側板38間には、
持ち上げ部材39と軸を共通にする中継ローラ4
2が回転自在に横架されている。
上記のように回動板29が下方へ退避すると、
シリンダ41が作動してそのピストンロツド41
aが伸長し、持ち上げ部材39が上方へ回動され
て左右の補助ローラ37が上方へ変位される。こ
れにより、補助ローラ37は、上記のように包装
シート10を上下の部分10a,10bに分離さ
れて前端部を露呈させた包装枚葉紙1の下側に位
置し、これを支持する。すなわち、持ち上げ部材
39は、回動板29の下方回動により下側に撓ん
でくる枚葉紙1の前端部を回動板29に代わつて
持ち上げて下側から支持する。
このとき、枚葉紙110はその大部分を未だ包
装シート10に包被されているが、それはこのよ
うな状態から第10図に示す抜出機構43によつ
て次ぎのよう前方へ抜出される。
抜出機構43は、水平なガイドロツド44に摺
動台45を前後摺動自在に装架し、該摺動台45
の雌ねじ部46をガイドロツド44と平行なねじ
軸47に螺合させ、このねじ軸47を図示しない
モータによつて正転または逆転することにより、
摺動台45をガイドロツド44に沿つて前進また
は後退させることができる。この摺動台45上に
は案内支柱48が垂直に立設され、この案内支柱
48の上端に板状の上側クランプハンド49が水
平に固着されている。また、案内支柱48は、下
側のクランプハンド50を突設した摺動台51が
上下摺動自在に装着されている。下側のクランプ
ハンド50は、上側のクランプハンド49の下面
に固着されたシリンダ52によつて摺動板51が
上下摺動することにより上側のクランプハンド4
9に向かつて上下動する。
摺動台45は、通常第10図実線で示すように
上記ストツパ18による包装枚葉紙1の停止位置
より後退しているが、該ストツパ18が上述のよ
うに下方へ退避すると、鎖線で示す位置、つまり
上下のクランプハンド49,50が、包装枚葉紙
1の上下両方に位置するところまで後退摺動され
る。この位置でシリンダ52が作動して下側のク
ランプハンド50が上昇すると、このとき包装枚
葉紙1は、上記のように包装シート10の前端部
を開封されて前端部が露呈しているため、該前端
部を上下のクランプハンド49,50によつて挾
持される。この後、摺動台51が実線位置へ復帰
摺動することにより、包装枚葉紙1は上下のクラ
ンプハンド49,50で挾持されたまま包装シー
ト10から抜出される。そして、その抜出によつ
て完全に開封状態となつた枚葉紙は、クランプハ
ンド49,50による挾持を解放された後、図示
しない紙捌き装置へ搬送されて捌かれた後、印刷
機等へ送られる。
一方、上記のように上下の吸盤26,27に吸
着されてめくられて包装シート10は、第3図及
び第11,12図に示す包装シート排出機構53
によつて次ぎのように側方へ排出される。
この包装シート排出機構53は、フレーム4に
水平に横架されたガイドロツド54に摺動板55
を左右摺動自在に装架し、この摺動板55をシリ
ンダ56のピストンロツド56aの伸縮によつて
左方または右方へ摺動させるようになつている。
該摺動板55には、それに搭載されているシリン
ダ57によつて同時に上下動される2個の排出用
吸盤58が装着されている。一方、フレーム4の
左端には突、排出用モータ59によつて回転され
る排出用駆動ローラ60が軸支されているととも
に、該駆動ローラ60の上側に、それに圧接する
押圧ローラ61が両側の回動アーム62によつて
装着されている。これら回動アーム62は、フレ
ーム4に回動自在に支承されているシリンダ63
のピストンロツド63aの伸縮に伴い軸64を中
心に回動する。
上記のように枚葉紙を抜出された空の包装シー
ト10は、上下の吸盤26,27による吸着を解
放された後、シリンダ57の作動により下降され
てきた排出用吸盤58によつて吸着され、該排出
用吸盤58が上昇することによつて持ち上げられ
る。そして、空の包装シート10は、摺動板55
がガイドロツド54に沿つて左方へ摺動すること
により左方へ搬送される。このとき、押圧ローラ
61は駆動ローラ60から上方へ離れているた
め、空の包装シート10の左端部はこれら押圧ロ
ーラ61と駆動ローラ60との間に入る。このよ
うになつたことが検知されると、シリンダ63が
作動して回動アーム62が回動され、押圧ローラ
61が、回転している駆動ローラ60に圧接され
る。これにより、空の包装シート10は、これら
ローラ60,61の回転によりそれに挟まれて左
方へ排出され、回収篭等に回収される。
なお、上記実施例は包装された枚葉紙に適用し
た例を示したが、本発明は、枚葉紙以外の薄板状
物で包装シートによつて包装されたものにも適用
できる。
「発明の効果」 以上の通り、本発明によれば、第1に、切断し
て分離した包装シートの上側部分と下側部分とを
停止させた状態で開封すること、第2に、包装シ
ートの下側部分を回動板で下側から支え該回動板
を下側に回動させることによりそれに取り付けら
れた複数の下側の吸盤で包装シートの下側部分を
後方に引き上げると同時に、下側に撓んでくる枚
葉紙等の前端部を、回動板に代わつて持ち上げ部
材で持ち上げて下側から支持すること、第3に、
開封されて枚葉紙等の前端部を停止状態で上下の
クランプハンドで上下から挟持し、これらクラン
プハンドを移動させて枚葉紙等を引き出すこと、
の3つの作用の相関により、枚葉紙等と包装シー
トとを的確に分離し、かつ枚葉紙等が折れたりシ
ワになつたり傷付くことなくそれをスムーズに引
き出すことができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の開封装置の一実施例を示し、第
1図は要部の一部切欠側面図、第2図はテーブル
リフタと押動機構の簡略側面図、第3図は該押動
機構と包装シート排出機構の簡略平面図、第4図
は開封態様を示す説明図、第5図は包装シートの
側面を切断する部分の一部切欠拡大側面図、第6
図はその位置を調整する機構の一部切欠正面図、
第7図は同平面図、第8図はこの調整機構及び吸
盤作動機構の平面図、第9図は該吸盤作動機構の
正面図、第10図は抜出機構の一部切欠側面図、
第11図は包装シート排出機構の平面図、第12
図は同側面図である。 1……包装枚葉紙、2……テーブルリフタ、3
……押動機構、9……ローラ、10……包装シー
ト、11……側面カツタ、18……ストツパ、1
9……前面カツタ、20……ガイドレール、2
6,27……吸盤、10a,10b……包装シー
トの上側部分及び下側部分、28……上下動板、
29……回動板、32,36,41……シリン
ダ、39……持ち上げ部材、45……摺動台、4
9,50……クランプハンド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 包装シートで所定枚数ごとに重ねて包装され
    た枚葉紙等を多段に積載してリフタで1段ごとに
    所定高さまで上昇させ、その1段分をほぼ水平に
    前進させながら所定位置で回転する左右の側面カ
    ツタによつて包装シートの左右側面を切断し、前
    進停止して所定の切断位置に位置決めし、左方ま
    たは右方へ摺動しながら回転する前面カツタで包
    装シートの前面を切断する包装された紙等の開封
    方法において、 上記切断位置で停止させたまま、切断された包
    装シート10の上側部分10aを上側の吸盤26
    で吸着して引き上げるとともに、包装シート10
    の下側部分10a及び枚葉紙等の前端部を回動板
    29で下側から支えながら該回動板29に取り付
    けられた複数の下側の吸盤27で包装シート10
    の下側部分10bを吸着し、該回動板29を下方
    に回動させることにより包装シート10の下側部
    分10bを後方へ引き下げ、これと同時に下側に
    撓んでくる枚葉紙等の前端部を、回動板29に代
    わつて持ち上げ部材39で持ち上げるように下側
    から支持し、その支持された枚葉紙等の前端部を
    上下のクランプハンド49,50で挟持し、これ
    らクランプハンド49,50を前進させて枚葉紙
    等を包装シート10から引き抜くことを特徴とす
    る包装された紙等の開封方法。 2 包装シートで所定枚数ごとに重ねて包装され
    た紙等を多段に積載して1段ごとに所定の高さま
    で上昇させるリフタと、その1段分を押してほぼ
    水平なローラ上を前進させる押動機構と、その前
    進中に包装シートの左右側面を前進に伴い切断す
    べく左右所定位置で回転する左右の側面カツタ
    と、所定の切断位置に停止された包装シートの前
    面を切断すべくレールに沿つて左方または右方に
    摺動しながら回転される前面カツタとを備えた、
    包装された紙等の開封装置において、 上記切断位置の上方に装架された上下動板28
    に、切断された包装シート10の上側部分10a
    を吸着する上側の複数の吸盤26を取り付け、ま
    た該切断位置の下方に上下回動可能に枢支された
    回動板29には、切断された包装シート10の下
    側部分10bを吸着する下側の複数の吸盤27を
    取り付け、さらに切断位置の下方には、開封され
    た枚葉紙等の前端部を上記回動板29に代わつて
    下側から支えるクランク状の持ち上げ部材39を
    枢支し、これら上下動板28、回動板29及び持
    ち上げ部材39をそれぞれ作動させるシリンダ3
    2,36,41を備え、かつ開封された枚葉紙等
    の前端部を挟持する上下一対のクランプハンド4
    9,50を前後摺動する摺動台45に装着したこ
    とを特徴とする、包装された紙等の開封装置。
JP23807886A 1986-10-08 1986-10-08 包装された紙等の開封方法とその装置 Granted JPS6396020A (ja)

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JP23807886A JPS6396020A (ja) 1986-10-08 1986-10-08 包装された紙等の開封方法とその装置

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Publication Number Publication Date
JPS6396020A JPS6396020A (ja) 1988-04-26
JPH0246453B2 true JPH0246453B2 (ja) 1990-10-16

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ID=17024828

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133921A (ja) * 1984-07-13 1986-02-18 三菱重工業株式会社 紙の分離装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6133921A (ja) * 1984-07-13 1986-02-18 三菱重工業株式会社 紙の分離装置

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JPS6396020A (ja) 1988-04-26

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