JPH0246099B2 - - Google Patents

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JPH0246099B2
JPH0246099B2 JP57200607A JP20060782A JPH0246099B2 JP H0246099 B2 JPH0246099 B2 JP H0246099B2 JP 57200607 A JP57200607 A JP 57200607A JP 20060782 A JP20060782 A JP 20060782A JP H0246099 B2 JPH0246099 B2 JP H0246099B2
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JP
Japan
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moisture
humidity
sensitive material
humidity sensor
present
Prior art date
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JP57200607A
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JPS5990038A (ja
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Hidefusa Uchikawa
Hiroko Horii
Kunihiko Myao
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP57200607A priority Critical patent/JPS5990038A/ja
Publication of JPS5990038A publication Critical patent/JPS5990038A/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/02Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance
    • G01N27/04Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance
    • G01N27/12Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body in dependence upon absorption of a fluid; of a solid body in dependence upon reaction with a fluid, for detecting components in the fluid
    • G01N27/121Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating impedance by investigating resistance of a solid body in dependence upon absorption of a fluid; of a solid body in dependence upon reaction with a fluid, for detecting components in the fluid for determining moisture content, e.g. humidity, of the fluid

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は雰囲気の湿度により電気低抗値が変
化する感湿材料に関するものである。
昨今では、前記のような機能を有する感湿材料
としては雰囲気に対して物理、化学的に安定であ
り皮膜強度も高い金属酸化物系セラミツクが最も
多く用いられてきた。このような従来のセラミツ
クのものは、金属酸化物の粉末を高温(1200〜
1500℃)で焼結して製造し、機械的強度を高めて
いた。しかしながらこのようにして製造した感湿
材料は焼結温度が高温であるため粉末粒子が半溶
融(シンタリング)を起こすため、有効感湿表面
積が減少してしまい、感度低下をきたし、また高
温で焼結するため省エネルギー的にも好ましくな
かつた。さらにセラミツクのものは、測定可能湿
度範囲が相対湿度50〜100%と比較的狭く高湿度
領域に限られているものが多かつた。
この発明は、現在の感湿材料の主流であるセラ
ミツクがもつ上記のような欠点を解消するもの
で、オルガノポリシロキサンをアルカリと反応さ
せて得られる金属ポリシリコネートを硬化させる
ことにより、湿度の検出感度が優れ、電気抵抗値
が低く、測定可能湿度範囲が広く、製造エネルギ
ーは少なく省エネルギー的である感湿材料を得る
ことを目的とするものである。
この発明はオルガノポリシロキサンには、例え
ばメチルフエニルシリコーンワニスやメチルシリ
コーンワニスなどが使用され、感湿材料には上記
オルガノポリシロキサン初期重合体を溶剤に溶解
したものを、例えば水酸化ナトリウムなどのアル
カリで処理して得られる例えばナトリウムメチル
シリコネート、ナトリウムメチルフエニルシリコ
ネートなどを、有機アルミ化合物、有機チタン化
合物およびアミンなどの硬化促進剤や触媒を用い
て常温もしくは例えば140℃程度で加熱硬化する
か、又は常温で溶剤を揮発させて硬化させた皮膜
を用いるのである。
オルガノポリシロキサン初基重合体をアルカリ
で処理したものを硬化させると、例えば下記のよ
うな組成のポリシリコネートが生成する。
発明者らは、上記のようなアルカリ金属を含有
するポリシリコネートを感湿材料として用いる
と、以下に説明するような良好な特性を有する湿
度センサが得られることを見出したことに基づい
てこの発を提案するものである。
すなわち、湿気を含む雰囲気中ではアルカリ金
属イオンが皮膜内部において水和イオンとして存
在し電場下では皮膜中でこの水和イオンがプロト
ン以上に可動であるため、湿度の検出感度が優れ
また電気抵抗値が低く測定可能湿度範囲が広いの
である。又、この発明の感湿材料はオルガノポリ
シロキサンのもつ優れた撥水性を有するためこの
感湿材料は湿気の吸着および脱着が速く、応答速
度が速く、耐水性に優れているのである。さら
に、この発明の感湿材料は、製造工程において焼
成は必ずしも行なわなくてもよく、又焼成を行つ
ても、800℃以下の低温焼成でよいため、省エネ
ルギー性に即するものである。
以下実施例を示すことによりこの発明を詳細に
説明するが、これによりこの発明を限定するもの
ではない。
実施例 1 以下に示した化学構造のナトリウムメチルシリ
コネートを若干の有機溶剤(アセトン)を含む純
水で溶解し、アミン系の硬化促進剤を適当量添加
した。
構造例 第1図はこの発明の感湿材料を用いた湿度セン
サの斜視図である。図において、1は絶縁基板、
2は電極、3は感湿部、4はリード線である。
即ち、上記液状物をデイツピングにより第1図
3のようにアルミナ絶縁基板上に厚さ約40μmの
皮膜として形成し、アルミナ絶縁基板上にはデイ
ツピングの前にあらかじめ、Pt−Pd合金系ペー
ストにて第1図2に示したようなくし形電極をス
クリーン印刷してあり、感湿部が硬化した後、最
終段階でPtリード線を取り付けた後焼付けを行
ない第1図に示すようなこの発明の感湿材料を感
湿部に用いた湿度センサを作製した。なお、上記
感湿部の硬化は、乾燥機中、140℃で硬化させた。
実施例 2 実施例1における若干の有機溶剤を含む純水の
代わりにアセトンのみを用い、感湿部の硬化は、
大気中に放置することにより常温で乾燥させて行
ない地は実施例1と同様にして湿度センサを作製
した。
感湿特性試験 このようにして製造したこの発明の感湿材料を
感湿部に用いた湿度センサ、および従来最も一般
的な湿度センサであるSiO2−Al2O3系セラミツク
湿度センサについて、交流1Vを印加して相対湿
度〔%〕変化による電気抵抗値〔Ω〕の変化(感
湿特性)を調べた。この結果を第2図に示す。
第2図において、曲線Aはアミン系硬化促進剤
を添加したこの発明の感湿材料を感湿部に用いた
湿度センサ、曲線Bは常温で硬化させたこの発明
の感湿材料を感湿部に用いた湿度センサ、曲線C
は従来最も一般的であるセラミツクを用いた湿度
センサであるSiO2−Al2O3系セラミツクノ湿度セ
ンサの感湿特性を示すものである。これより、
SiO2−Al2O3湿度センサは低温度側で電気抵抗値
が高く、高湿度側で電気抵抗値の変化率が小なく
なつており、特に50%RH以下の低湿度を検知す
るセンサとして用いるには好ましくない。このも
のに対し、この発明の感湿材料を用いた2種の湿
度センサは、第2図の曲線A,Bよりわかるよう
に、50RH以下の低湿度側でも電気抵抗値が小さ
く、また低湿度側から高湿度側までの全領域にお
いて電気抵抗値の変化率が大きいという良好な感
湿特性を有するものであることは明らかである。
耐水性試験 さらに、前記のこの発明の2種の感湿材料を用
いた湿度センサおよび従来最も一般的なセラミツ
ク湿度センサであるSiO2−Al2O3系セラミツク湿
度センサについて、大気中の湿気に対する耐食性
試験を行なつた。耐水整試験としては、湿度セン
サを7ケ月間室内放置することにより、大気中の
湿気に対する感湿部の安定性を感湿特性の経時変
化により、評価した、感湿特性の測定法について
は、前述したをおりに行なつた。この結果を第2
図中に示す。第2図において、曲線Dはアミン系
硬化促進剤を添加したこの発明の感湿材料を感湿
部に用いた湿度センサ、曲線Eは常温で硬化させ
たこの発明の感湿材料を用いた湿度センサ、曲線
Fは従来最も一般的であるセラミツク湿度センサ
であるSiO2−Al2O3系セラミツク湿度センサの7
ケ月室内放置後の感湿特性を示すものである。こ
れより、SiO2−Al2O3系セラミツク湿度センサ
は、電気抵抗値が室内放置前よりもさらに高くな
つている。このように、一般のセラミツク湿度セ
ンサは、安定した感湿特性を得るためには、加熱
装置によつて、500℃程度に加熱し、変化した特
性を初期値にまで復帰させるのがふつうである。
これに対し、この発明の感湿材料を用いた湿度セ
ンサの感湿特性は、曲線D、Eよりわかるよう
に、ほとんど経時変化していない。
接触角の測定(撥水性) 前記のこの発明の2種の感湿材料を用いた湿度
センサおよび従来、最も一般的なセラミツク湿度
センサであるSiO2−Al2O3系セラミツク湿度セン
サについて、感湿部表面の水に対する接触角を接
触角測定器(ゴニオメータ)にて測定した。その
結果、アミン系硬化促進剤による加熱硬化したこ
の発明のものは、接触角106゜、常温硬化型のこの
発明のものは98゜、SiO2−Al2O3系セラミツク湿
度センサは25゜であつた。したがつて、この発明
の感湿材料を用いた湿度センサの感湿部表面、即
ち感湿材料は、接触角が大きく撥水性が高いこと
が明らかとなつた。
この結果から、この発明の感湿材料が耐水性に
優れているのは、感湿材料表面の撥水性が高いこ
とによると考えられる。さらに、実施例では示さ
なかつたが、湿度を急激に変化させた時の相対湿
度に対する電気抵抗値の応答速度がセラミツクの
ものに比べて迅速であつた。吸着速度に影響を及
ぼす因子としては、N+ aイオンの水和が考えられ
るが、脱着については、この感湿材料表面の撥水
性が高いことに起因するものと考えられる。ま
た、このようにこの発明の感湿材料の撥水性が高
い原因は、オルガノポリシロキサンが有する公知
の表面特性によるものである。
なお、オルガノポリシロキサン初期重合体を溶
剤に溶解したものをアルカリ処理した後、皮膜状
に硬化させる方法としては、オルガノポリシロキ
サンの熱分解開始温度以上の焼成、即ち350℃以
上の場合はシロキサン結合の側鎖の炭化水素が消
失し、皮膜が多孔質化するため感湿感度が上昇す
る。ただし、800℃以下でなければならない。な
ぜなら、シロキサン結合の側鎖の炭化水素基が完
全に消失し、シリカゲルと同等のものとなるから
である。
従来の感湿材料として特開昭57−132050号公報
に示すものがある。この公報の感湿材料とこの発
明の感湿材料との相違を以下に付記する。
特開昭57−132050号公報の感湿部は炭化水素基
等の有機基と、金属原子が結合した有機金属化合
物を焼成し、有機基が高温で分解することにより
固形物が残留し、その表面が多孔質化して感湿機
能が増大したものを主成分としている。一方、こ
の発明の感湿材料は、上述したようにオルガノポ
リシロキサンをアルカリと反応させて得られる金
属ポリシリコネートの硬化物を含むものであり、
上記公報のものが有機金属化合物の高温分解残留
物であるのと比べ、金属の結合状態が異なり焼成
物では無く構造が全く異なる。又、上記公報のも
のの感湿機能が高温分解残留物の多孔質化した表
面に基づくのに対し、この発明の感湿機能は、湿
気を含む雰囲気下でアルカリ水和イオンが可動で
あることに基づいている。
この発明のものでは、アルカリ水和イオンが電
気伝導のキヤリアーとして働くため、電気抵抗値
が低くなり電気回路に組み込んだとき、電気回路
設計が容易になるという、上記公報には見られな
い特徴が得られる。
ここで、上記公報のものと、この発明のものの
電気抵抗値を比較し違いを明らかにする。即ち上
記公報の第3図とこの明細書の第2図に示す相対
湿度(%)による低抗値(Ω)変化を示す特性図
において、上記公報のものの内で抵抗値の最も低
いもの(第3図中の曲線C)と、この発明のもの
の内で抵抗値の最も高いもの(第2図中の曲線
D)を比較すると、全相対湿度範囲で、この発明
のものの最も高い抵抗値を示すものでさえ、上記
公報のものの最も低い抵抗値より約1行以上低い
値を示している。
この様子をこの明細書の第3図に示す。図にお
いてDは、第2図の特性曲線Dに相当し、C1は
上記公報のもの(上記公報第3図中の曲線C)に
相当する。
以上説明したとうり、この発明はオルガノポリ
シロキサンをアルカリと反応させて得られる金属
ポリシリコネートを硬化させることにより、湿度
の検出感度が優れ、電気抵抗値が低く、測定可能
湿度範囲が広く製造が省エネルギー性にも即して
いる感湿材料を得ることができる。したがつて、
この感湿材料は例えば湿度センサが結露センサと
して各種の用途に広く利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の感湿材料を用いた湿度セン
サの斜視図、第2図、第3図はそれぞれこの発明
と従来の感湿材料を比較する相対湿度−抵抗値特
性図である。 図において、1は絶縁基板、2は電極、3は感
湿部、4はリード線、A,B,D,Eはこの発明
の感湿材料の特性、C,Fは比較例の特性であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 オルガノポリシロキサンをアルカリと反応さ
    せて得られる金属ポリシリコネートの硬化物を含
    む感湿材料。
JP57200607A 1982-11-16 1982-11-16 感湿材料 Granted JPS5990038A (ja)

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JP57200607A JPS5990038A (ja) 1982-11-16 1982-11-16 感湿材料

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JPS5990038A JPS5990038A (ja) 1984-05-24
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57132050A (en) * 1981-02-09 1982-08-16 Mitsubishi Electric Corp Humidity-sensitive element

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JPS57132050A (en) * 1981-02-09 1982-08-16 Mitsubishi Electric Corp Humidity-sensitive element

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