JPH0245777Y2 - - Google Patents

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JPH0245777Y2
JPH0245777Y2 JP15314783U JP15314783U JPH0245777Y2 JP H0245777 Y2 JPH0245777 Y2 JP H0245777Y2 JP 15314783 U JP15314783 U JP 15314783U JP 15314783 U JP15314783 U JP 15314783U JP H0245777 Y2 JPH0245777 Y2 JP H0245777Y2
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JP15314783U
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 本考案は、ハウジング本体の先端と透明カバー
プレートの内面がこすれて異常音を発生しないよ
うにした計器ハウジングに関するものである。
従来技術 従来の計器ハウジングは、第1図に示したよう
に、計器を内蔵するケーシング2及びこのケーシ
ング2の前方に固定した筒状フード3からなるハ
ウジング1からなり、このハウジング1の筒状フ
ード3の開口部に計器前方を覆う透明カバープレ
ート4のつば4′が重なり合うように配され、ケ
ーシング2から突出した取り付け用リブ5でネジ
6により図示しない取付用板に固定されている。
またアウターバイザー7により計器ハウジングの
前方で透明カバープレート4の周囲が覆われ、こ
のアウターバイザー7は透明カバープレート4と
一体に突出した度当り8と接触するようにしてお
り、またこの度当り8はビビリ部止のためにゴム
カバーをかぶせられている。なお、9はランプハ
ウジングである。
しかしながら、このように構成した従来の計器
ハウジングでは、第1図の切欠き部によつて示し
たように、ハウジング1の筒状フード3と計器カ
バープレート4の重ね合わせ部分、即ち筒状フー
ド3の前方端部3′と透明カバープレート4の内
面4′が接触して異常音を発生することがあつた。
特に、アウターバイザー7に計器ハウジングを位
置決めするような当接部分があると、取り付け時
の寸法誤差や、ねじ止め時の取り付け位置ずれ
で、計器ハウジング全体が歪み、あるいは当接部
分の接触圧が高くなつて、ハウジング1と透明カ
バープレート4の位置ずれや接触部分の拡がりが
生じ、車輌の走行の際の振動やダツシユボードの
変位で接触部分がこすれ合い、異様なキシミ音が
発生するという欠点があつた。
なお、一般に、ハウジング1と透明カバープレ
ート4の間にある程度隙間を設けて、このような
キシミ音を防ぐようにしているが、前述のように
車輌への取り付け時の歪やアウターバイザー7と
の接触圧により、このような隙間が設計上の組付
け寸法を保持できなくなり、ハウジング1と透明
カバープレート4により異常音が発生するという
欠点があつた。
ここで、この隙間をはるかに大きくすれば、異
常音防止の1つの対応策となるが、アウターバイ
ザー7によつて覆われる透明カバープレート4の
外郭がそれ程大きく取れないために、斜めから見
たときにハウジング1の開口端部が見えてしま
い、外観上好まくなく、実際上の隙間は2mm以下
の小さなものに制約されるので、どうしても取り
付け精度が要求され、正確な位置決めを行なわな
ければならないという煩わしさが生じ、更に異常
音を防止するための隙間を確実に保持することが
できないという欠点があつた。
目 的 本考案は、上記従来例の欠点を解消するために
なされたもので、その目的はハウジングの一部に
当接規制部を一体に形成し、この当接規制部と透
明カバープレートのつば部の先端との離間距離が
ハウジングの前面開口部の先端と透明カバープレ
ートの内面との隙間より小さいように構成するこ
とにより、ハウジングが歪んでハウジングの前面
開口部の先端と透明カバープレートの内面との隙
間が狭くなつても、ハウジングに一体形成した当
接規制部の先端が透明カバープレートのつば部に
当接してそれ以上の変位を防ぐので、ハウジング
の前方先端と透明カバープレートの内面の間に隙
間を保持して接触を防止し、こすれ合うことによ
りキシミ音をなくすことができる計器ハウジング
を提供するものである。以下、図面により本考案
の実施例の構成を説明する。
構 成 第2図は、本考案の実施例の計器ハウジングの
一部を切り欠いた側面図を示したもので、1はケ
ーシング2及び筒状フード3からなるハウジン
グ、4は透明カバープレート、5は取り付用リ
ブ、6はネジ、7はアウターバイザー、8は透明
カバープレート4の度当り、9はランプハウジン
グであり、これらの構成は前述の従来例と同じで
あるので説明は省略するが、本実施例では、ケー
シング2と筒状フード3の接続部10から透明カ
バープレート4のつば4′側に当接規制部11が
突出しており、この当接規定部11と透明カバー
プレート4のつば4′の端部との間の距離Bは筒
状フード3の前端と透明カバープレート4の内面
との距離Aに比べて小さくなるように構成する。
このように構成した本考案の実施例の計器ハウ
ジングでは、透明カバープレート4が押されて筒
状フード3の前端と透明カバープレート4の内面
の間の隙間が狭くなつても、当接規定部11の先
端と透明カバープレート4のつば4′の端部との
距離Bだけ透明カバープレート4が変位したとこ
ろで、当接規制部11の端部がつば4′に当接し
てそれ以上の変位を防ぎ、ハウジング1の筒状フ
ード3の前端と透明カバープレート4の内面の間
に隙間を保持して接触を防ぎ、こすれ合うことに
よるキシミ音をなくすことができる。
なお、当接規定部11のつば4′への当接は、
ほぼ点接触であるため、この接触による異常音は
殆ど聞き取れない。
従つて、本実施例の計器ハウジングでは、きわ
めて簡単な構成で、組み付け後の耳ざわりな異常
音をほぼ完全に防ぐことができる。
第3図は、本考案の他の実施例の計器ハウジン
グの側面図を示したもので、1はケーシング2及
び筒状フード3からなるハウジング、4は透明カ
バープレート、5は取り付用リブ、6はネジ、7
はアウターバイザー、8は透明カバープレート4
の度当り、9はランプハウジングであり、これら
の構成は前述の実施例と同じであるので説明は省
略するが、本実施例では、計器ハウジングの側面
のほぼ中央の取り付け用リブ5の一端を伸ばして
当接規定部12を形成し、前述の実施例と同様に
当接規定部12と透明カバープレート4のつば
4′の端部との間の距離Bを筒状フード3の前端
と透明カバープレート4の内面との距離Aに比べ
て小さくなるように構成する。
このように構成した本実施例においても、前述
の実施例と同様にキシミ音をなくすことができ
る。また当接規定部12と透明カバープレート4
のつば4′との接触も点接触であるため、この接
触による異常音は殆ど聞き取れず、きわめて簡単
な構成で組み付け後の耳ざわりな異常音を防ぐこ
とができる。
なお、前述の実施例では、ハウジング1はケー
シング2と筒状フード3を組み合わせたもので説
明したが、ケーシング2を筒状フード3の部分ま
で伸長し、この伸長したケーシング2の端部に直
接透明カバープレート4をかぶせるように構成し
てもよい。また当接規制部としては、透明カバー
プレートのつばに沿い、かつ、つば端部と距離B
を置いたケーシング2あるいは筒状フード部3の
部分に突出する複数のピンを設けてもよい。更
に、透明カバープレートのつばとハウジングとの
隙間を防ぐために、ハウジングに設けた防塵リブ
に、透明カバープレートのつばと接触される突起
を形成してもよい。
効 果 以上の説明から明らかなように、本考案は、ハ
ウジングの一部に当接規定部を一体に形成し、こ
の当接規制と透明カバープレートのつば部の先端
との離間距離Bがハウジングの開口前方端部と透
明カバープレートの内面との距離Aに比べて小さ
くなるように構成することにより、ハウジングが
歪みあるいは透明カバープレートが押されたとし
ても、透明カバープレートの内面がハウジングの
前方端部と接触する前に当接規定部の先端が透明
カバープレートのつばに当接するので、透明カバ
ープレートの内面とハウジングの前方端部との接
触による異常音が発生しないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の計器ハウジングの一部を切り欠
いた側面図、第2図は本考案の実施例の計器ハウ
ジングの一部を切り欠いた側面図、第3図は本考
案の他の実施例の計器ハウジングの一部を切り欠
いた側面図である。 1……ハウジング、2……ケーシング、3……
円筒フード、4……透明カバープレート、5……
取り付用リブ、6……ネジ、7……アウターバイ
ザー、8……度当り、9……ランプハウジング、
10……接続部、11,12……当接規定部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 計器を収納するハウジングの前面開口部に、前
    記計器の前方を覆う透明カバープレートを、その
    外周で前記計器側に屈曲するつば部により重ねる
    ようにした計器ハウジングであつて、前記ハウジ
    ングの開口部周壁の先端と透明カバープレートの
    内面との間に所定の隙間が介在するように前記透
    明カバープレートを固定するとともに、前記ハウ
    ジング本体の一部に、前記透明カバープレートの
    つば部の先端との離間距離が前記ハウジング本体
    と前記透明カバープレートとの隙間より小さいよ
    うに当接規制部を一体に形成したことを特徴とす
    る計器ハウジング。
JP15314783U 1983-09-30 1983-09-30 計器ハウジング Granted JPS6059919U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15314783U JPS6059919U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 計器ハウジング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15314783U JPS6059919U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 計器ハウジング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6059919U JPS6059919U (ja) 1985-04-25
JPH0245777Y2 true JPH0245777Y2 (ja) 1990-12-04

Family

ID=30338903

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15314783U Granted JPS6059919U (ja) 1983-09-30 1983-09-30 計器ハウジング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6059919U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9481247B2 (en) 2012-06-13 2016-11-01 Denso Corporation Vehicular display apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9481247B2 (en) 2012-06-13 2016-11-01 Denso Corporation Vehicular display apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6059919U (ja) 1985-04-25

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