JPH0245511A - アクリル共重合体及びその製造方法 - Google Patents

アクリル共重合体及びその製造方法

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JPH0245511A
JPH0245511A JP1165153A JP16515389A JPH0245511A JP H0245511 A JPH0245511 A JP H0245511A JP 1165153 A JP1165153 A JP 1165153A JP 16515389 A JP16515389 A JP 16515389A JP H0245511 A JPH0245511 A JP H0245511A
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polymer
polymer block
free radical
acrylic
monomer
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JP1165153A
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English (en)
Inventor
Jr Milton H Andrus
ミルトン ヘンリィ アンドラス,ジュニア
Mahfuza B Ali
マフザ ベガム アリ
Roger A Olsen
ロジャー アラン オルセン
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3M Co
Original Assignee
Minnesota Mining and Manufacturing Co
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F220/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, each having only one carbon-to-carbon double bond, and only one being terminated by only one carboxyl radical or a salt, anhydride ester, amide, imide or nitrile thereof
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F293/00Macromolecular compounds obtained by polymerisation on to a macromolecule having groups capable of inducing the formation of new polymer chains bound exclusively at one or both ends of the starting macromolecule

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  • Polymerisation Methods In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 この発明はアクリルブロック共重合体おJ、びその製造
方法にrgJljる。
技術の背理 さまざまなアクリルブロック共重合体の製造方法が知ら
れている。フィルム又はシートを形成し又は保護被覆と
して用いられるために、言過の熱開始反応技術によって
ランダムに重合された、アクリルモノマーは多年に亘っ
て知られてきた。アクリルポリマーの酸化に対する個有
の低抗性は、良い耐老化性と耐候性をこのようなポリマ
ーのフィルム、シート及び被覆に付与する。大部分のフ
ィルムは透明で、一定の光学的用途に適する。アクリル
共重合体は又接着剤、特に感圧接着剤として広く使われ
た。その感圧接着剤におけるモノマーの組合わせは、勿
論、フィルムと保護被覆の製造に用いられるアクリル共
重合体に要求されるそれとは正反対に異る。
ブロック共重合体をつくる重合反応の1III til
lが、有用な重合体の製造に望ましいことは通常認めら
れている。tlJtllは従来の技術に関しては、常に
は容易な仕事ではなかった。
この発明の開示 この発明はアクリルブロック共重合体と、共重合体の重
合反応の促進、制御及び終結手段としてのイニフアータ
を利用したその製造方法を提供する。
術Z V+イニフアータ” (1nircrter )
は、遊離基開始剤(1nitiator) 、l−ラン
スファー剤(transfer )及び停止剤(ter
minator )である組合わせ機能をもつ化合物を
表し、その術語゛イニフアータ″(1nifarter
 )はこれらの機能を表わす詔のアンダーラインの部分
によってつくられる。この術語とそのブロック共重合体
のyJ造にお【プる使用は、特に大阪重置大学応用化学
部(大阪市)のオオツ・タカユyの仕事によってよく知
られている。この仕事は例えば、オオツその他による論
文゛1光学イニフアータとしての有機(−1酸塩を用い
た均一溶液中のリビングラジカル重合反応“ボリマービ
ュルタン、7.45−50 (1982)及び、オオツ
その他による論文″AS及びABAタイプブロック共巾
合体の均一系合成におけるリビング七ノ及びパイラジカ
ル重合反応″ボリマービュルタン、11.135−14
2 (1984)で検討されている。このような開示に
よるブロック共重合体の製造のやや詳細な論述にかかわ
らず、ここに特許請求されるアクリルブロック共重合体
タイプの製造の開示はない。
この発明は特別製のアクリル10ツク共重合体を提供す
る。このイニフアータ技術によって提供される重合反応
のυIwJはアクリルブロック共重合体の特別生産を許
容し、広範囲に亘る物理的特性の導入が可能となる。重
合反応は、数ステップの逐次重合反応によって完結する
この発明のアクリルブロック共重合体は通常光学的に透
明で、又酸化及び光化学的劣化に抵抗力がある。この発
明のアクリルブロック共重合体は6通のブロック共重合
体が使われるところ、例えば成形物、シート材料、その
他に使用可能である。
多くのシー1〜は透明なポリマーフィルムである。
そのフィルムは又脆性がなく著しく可撓性があり意外に
もひび割れし難い。
特にこのブロック共重合体は以下のスデツブをもつ方法
によってつくられる。
(a)次の中と(2)とを混合する (1)  1離基I〈・)n及び。T・を形成する適当
なエネルギー源をその上にうけることができる一般式1
 (T)  によつC表わされるイニファーり、 ここに、口は2g、上の整数で、In;Li1l[!の
重合反応を開始することができる高li!i性の遊離基
で、■・は通常I・よりMf1+基の重合反応の開始能
力が随分小さい低活性の′M#1基であるが、航述のエ
ネルギー源の停止点で1(・)nと又は■(・)nと遊
離基重合したM離開ボリマーヒグメントと再結合するで
あろう。
(i)0℃以下のガラス転移温度をもつアクリルポリマ
ープロッタを形成する重合がI′11能なアクリルモノ
マー及び (ii)  M1のポリマーブロックを形成するために
I(・)nの存在下でTt離培基41合可能、50℃以
上のガラス転移温度をもつ熱可塑性ポリマーブロックを
形成する重合が可能なモノマーからなるグループから選
ばれた第1のモノマーチャージ。
(b)混合−(a)を遊離基1(・) 及び。T・の形
成が可能なエネルギー源へ曝露する。
(c) (b)の1邸露を前記第1のモノマーチャージ
が1く・) と重合して式r(B・)nによって表され
る遊n基ポリマーセグメントを形成するまで維持する。
ここにB f、L前述の第1のモノマーチャージから形
成される前述の第1ポリマーブロツクである。
(d)前述の曝露を停止しそこでr([3・)nとnT
・とを結合して式! (BT)nで表されるポリマーを
形成する。
(e)前述の第1のモノマーとして選ばれなかったモノ
マー(il及びモノマー(ii)で構成するグループの
メンバーで、I(B・)nの存在下で第2ポリマーブロ
ツクに遊離基重合可能なモノマーを含む第2のモノマー
チャージとl (BT)nと重合する。
([)′T1離基離開B・)、と。T・との形成0■能
なエネルギー源へI(BT)nを曝露する。
((J) mの曝露を前述の第2のモノマーチャージが
I(B・) と申合し、式1 (BA・)nで表される
Ti離離開ロック共1合体セグメントを形成する迄維持
する。ここにΔは前述の第2のモノマーチセージから形
成される前述の第2ポリマーブロツクを表わす。そして (h) 1llai (f)を停止しそれによって1 
([3A・) と n「・とが結合しで式1 (BAT
)nで表されるブロック共重合体が形成される。
この発明のブロック共重合体は一般式 1 (SAT)nで表すことができるABAタイプ共重
合体である。ここに ■は先に定義した式1 (T)nのイニフアータのT1
11基開始剤下・から誘導されるラジカルを表わし、 王はイニフアータI (T)nの遊1111停止剤T・
から誘導されるラジカルを表し、 nは2以上の整数で Bは(i)0℃未満のガラス転移温度をもつポリマーブ
ロックとfiil 50℃以上のガラス転移温度をもつ
通常は熱可塑性のポリマーブロックで構成するグループ
から選ばれた第1のポリマーブロックで、そして Aはポリマーブロック(i)及び、ポリマーブロック(
filからなるグループのメンバー゛Cあって第1のポ
リマーブロックとして選ばれなかった第2のポリマーブ
ロックである。
好ましいブロック共重合体は、ここでnが2から12の
整数で、最も好ましくは2から6のそれである。共重合
体中のアクリルポリマーブロックと熱可塑性ポリマー1
0ツクとの比は好ましくは5:95から40:60で、
最も好ましくは10:90から30 : 70である。
好ましいブロック共重合体は、重量比で約75から10
0パーセントの非第三級アルコールの少くともひとつの
単量体アクリル又はメタクリル酸エステルを含むモノマ
ーから形成される仔性体ブロックをもち、そのアル」−
ルは平均庚素原子数$ 4から12である1から14の
炭素原子をもつ。
好ましいllfl体アクリル又はメタクリル酸エステル
は、2−ブチルアクリレート、イソオクチルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、2−メチルブチ
ルアクリレート及びn−ブチルアクリレートからなるグ
ループから選ばれる。
それからポリマーブロックが形成される好ましい単量体
材料は、メヂルメタクリレート、ポリスチリルエチルメ
タクリ− タクリレートマクロマー、アクリル酸、アクリロニトリ
ル、イソボルニルメタクリレ−1−、N−ビニルピロリ
ドン、1−ブチルメタクリレート、イソプロピルメタク
リレート、及びこれらの混合物からなるグループから選
ばれる。
この発明による好ましいブロックポリマーは次の一般式
で表される化合物を含む。
Σ の#0 / \ χ   工 ここに、R、R、、R及びR4は脂肪族、芳香族又は置
換された芳香族モイエティー(好ましくはCの脂肪族モ
イエティー)で、同一でも異ってもよく、又遊離基の重
合反応を促進する!・の能力、又は、■・又はI・を含
むポリマー遊離基セグメントと再結合するT・を実質的
に妨害しない。
Yはx+yの相関性をもつ結合グループで、遊離基の重
合反応を促進する■・の能力、又は、1・又は■・を含
むポリマー遊離開セグメントと再結合するT・の能力を
妨害しない。そしてX及びyはそれぞれが1以上でX 
+yの合剤が12以下である整数である。
この発明による最も好ましいブロック共重合体は次の式
で表される。
工   工 の;0 の=0 / \ ○   O この発明によるへBΔブロック共重合体を製造するため
の最も好ましいイニフアータは、キシリレンビス(N、
N−ジエブールジチオカルバメート)及びキシリレンビ
ス(N−カルバゾリルジチオカルバメート この発明の実施のための最善の態様 弾性体ブロックのアクリル単吊体は前述のように非第三
級アルコールの単量体アクリル又はメタクリル酸エステ
ルであり、前述のアルコールは平均炭素原子数が約4−
12である1から14の炭素原子をbつ。このようなモ
ノマーの例には、1ブタノール、1−ペンタノール、2
−ペンタノール、3−ペンタノール、2−メチル−1−
ブタノール、1−メチル−1−ブタノール、1−ノブル
ー1−ペンタノール、2−メチル−1−ペンタノール、
3−メチル−1−ペンタノール、2−エチル−1−ブタ
ノール、3.5.5−1−リスチル−1−ヘキサノール
、2−エチルヘキサノール、3−ヘプタツール、2−オ
クタツール、1−デカノール、1−ドデカノール、およ
びその他のような非第三級アルキルアルコールとアクリ
ル酸又はメタクリル酸とのエステルを含む。このような
甲聞体アクリル又はメタクリルエステルは当業者周知で
あり又その多くは市販されている。
弾性体ブロックは、コtツマ−として巨大分子モノマー
を含み、しばしば゛マクロマー″と称される。このよう
なモノマーは又熱可塑性ポリマーブロック中にコモノマ
ーとして含まれる。このようなモノマーは、アクリルモ
ノマー及びその他のモノマー(もし1より多く使われる
ときは)と重合条件の下で共重合する、共重合可能なビ
ニールグループをもつ重合材料である。
この発明に有用なビニール末端をもつ重合モノマーは既
知で、It u s a a n等によってビニール末
端をもつ重合[ツマ−の製法を記述した米国特許筒4。
554、324において開示された方法でつくられる。
最も好ましい巨大分子モノマーはポリスチリルエチルメ
タクリレートマクロマー及びポリメチルメタクリレート
マクロマーを含む。
Husmanによれば、このようなモノマーは既知で、
米国特許第3,786.116及び第3.842゜05
9中に記載され、Hilkovicハ等によって開示さ
れた方法でつくられる。ここに開示されたように、ビニ
ール末端をもつ重合せツマ−は重合可能なモノマーのア
ニオン重合によってつくられリビングポリマーを形成す
る。このようなモノマーはビニール含有化合物のような
オレフィングループをもつそれらを含む。リビングポリ
マーは、重合プロセスに参与したりそれを妨害したりし
ない不活性の有機希釈剤の存在下で、モノマーをアルカ
リ金属炭化水素又はアルコキシド塩と接触させることに
よって容易につくられる。アニオン重合され易いモノマ
ーは周知である。例示の種類はスチレン、アルファメチ
ルスブレン、ビニールトル1ン及びその異性体のような
ビニール芳香族化合物を含む。アニオン重合され易いそ
の他のモノマーも又有用である。
アニオン重合反応の開始剤は単官能リビングポリマー、
即ら一末端のみが反応性イオンを含むポリマーをつくる
アルカリ金属炭化水素又はアルコキシド塩のどれかであ
る。このような開始剤はリチウム、ナトリウム又はカリ
ウムの炭化水素を含み、例えば20までの又はそれ以上
の炭素原子、好ましくは8までの炭素原子を含むアルギ
ル基を右する。例示のアルカリ金属炭化水素はエチルナ
トリウム、プロピルナトリウム、プチルカウム、オクブ
ールカリウム、フェニルナトリウム、エチルリチウム、
ブブールリチウム、第二級ブチルリチウム、イソブチル
リチウム、第三級ブチルリチウム及び2−エチルヘキシ
ルリチウムを含む。第二級ブヂルリチウムは好ましい開
始剤である。
開始剤及びモノマーの熱交換と適当な混合を容易にする
ための不活性り機希釈剤は、好ましくは炭化水素又はエ
ーテルである。有用な希釈剤にはヘキサン、ヘプタン、
オクタン、シクロヘキサン及びその他のような飽和脂肪
族及び環状脂肪族炭化水素を含む。更に脂肪族及び環状
エーテル溶剤、例えばジメチルエーテル、ジエチルエー
テル、及びテトラヒドロフランも使われる。
開始剤の徹は通常リビングポリマーの分子量を指令する
。もしモノマーの最に□くらべて少量の開始剤が使われ
ると、リビングポリマーの分子量は、もし人聞の開始剤
が使われた場合より通常大ぎい。
開始剤は、有機アニオンの固有の色の残存が観察される
まで滴下方式で加え、その少所望分子量に必要な計算量
の開始剤を加えることが推奨される。
最初の滴下式添加は汚染を防ぐのに役立ち、このように
して重合反応のよいυ1611ができる。−膜内に開始
剤の濃度は七ツマー1モル当り活性アルカリ金属的0.
01から約0.1モル又はそれ以上に変動可能である。
好ましくは、開始剤の濃度は七ツマー1モル当り約0.
01から約0.04’Eルの活性アルカリ金属である。
重合反応の温度はモノマーによる。−膜内に反応は約−
100℃から約100℃までの範囲の温度で行われる。
アニオン重合反応は開始剤又はリビングアニオンを破壊
する物質を排除するように制御された条件で行われなけ
ればならない。水及び酸系は排除されなければならない
。従って重合反応は窒素、ヘリウム又はアルゴンのよう
な不活性ガスの雰囲気の中で無水の条件下で行われる。
リビング重合はさまざまな方法で停止される。
しかしその条件はDI反応のない定量的停止を提供する
ように選ぶことが重要である。確実な条件下ではリビン
グ重合アニオンは直接ハロゲン含有停止剤と反応して例
えばビニル末端の重合せツマ−をつくることができる。
しかし多くの場合、重合アニオンは停止剤との反応にお
いて反応性が高く無選択性である。ハロゲン原子の置換
に加えてそれは水素原子を抽出し又はビニルL1それ自
体を含む、存在するその他の官能基と反応するかもしれ
ない。これは官能基のない又は望ましくない官能基と分
子量をもつポリマーチエインをつくる。これらの条件下
では時々ビニール末端のポリマーはりピングアニオンが
付加されその官r#、Mが破壊されるであろう。
上記問題を克服するひとつの方法は、実際の停止に先立
って反応性の低い末端グループ′C″”キャッピングす
ることによって、リビングアニオンを低反応性にし、こ
のようにして副反応をし難くすることである。好適な゛
キャッピング剤″の例は、エチレン及びプロピレンオキ
シド、及び1゜1−ジフェニル−エチレン、その他のよ
うな低アルキレンAキシドを含む。好ましいキャツピン
グ剤はエチレンオキシドのようなアルキレンオキシドで
ある。キャツピング剤はりピングポリマーと反応してそ
のオキシレーンリングを破壊する。アルコキシドアニオ
ンはついで停止剤のハロゲン原子を選択的に置換し、損
なわれてないビニル基が残る。
キャッピング反応は、停止反応の場合には、キャッピン
グ反応剤を重合反応温度においてリビングポリマーに加
えることによつI全く簡単に行われる。反応は直ちに起
る。停止反応の場合には、開始剤の最に対し少し多いモ
ルのキャッピング反応剤が使われる。反応はモル対モル
ベースで起る。
この反応は米田特許第3.842.059において旧1
kovichにより記述されている。米国特許第3.8
42,059によれば、停止剤との反応は所望のビール
末端の重合上ツマ−をつくる。
ビニール末端の重合上ツマ−の合成にも有用な第2の停
止法は、既述のような方法でリビングアニオンをキャッ
ピングし、ついでアルコキシドイオンにプロトン付加し
ヒドロキシル末端のポリマーをつくることを含む。ヒド
ロキシル基はついでイソシアネート基(ハロゲン原子の
代り)を含む停止剤と反応してビニール末端をつくる。
この反応の好ましい停止剤は、アルキル基に1から41
1!]の炭素原子をもつイソシアネートフルキルアクリ
レート及びメタクリレートである。ヒドロキシル及びイ
ソシアネート基は反応して、ボリマーヒグメントと゛巾
吊体″末端グループの間にウレタン結合をつくる。アル
コキシドの中間プロトン付加は停止反応において不必要
な副反応を防ぐために必要である。
米国特許13,786.116が、共重合反応に先たつ
ビニール末端の重合上ツマ−のポリマーチエンの分子量
分布は狭くなければならない、即ち1.1以下の多分散
性ぐなければならないと教示しているが、この発明によ
れば有用な感圧接着剤組成として約3までの多分散性を
もつ重合上ツマ−が、接着特性に有害な影響なしで採用
できることが発見された。これらの広い分子量分布は、
用いられる重合反応温度とリチークムアルカリ開始剤の
よく知られた変化によって得られる。
この発明で有用なビニール末端重合上ツマ−は又1tl
ium合(アニオン重合よりむしろ)によって1qられ
る。半テレーV−リック・ポリマーは、熱遊離基開始剤
を用いた改知の方法でつくることができる。ひとつの例
示的な方法が、Y、”17v’シタ、K、イトウ、]−
1,ミズノ及び8.71カダによってポリマージャー犬
ル14.255−260 (1982)に、又に、イト
ウ、N、ウサミ及びY、Vマシタによってマクロモレキ
ュール13.216〜221 (1980)に記載され
ている。このような官#、基ポリマーは、その後標準的
な縮合化学、聞j塁反応、その他を用いてビニール末端
のモノマーに転換することができる。特に、カルボン酸
末端の低分子潰ポリスチレンは、開始剤として4゜4′
−アゾビス−(4−シアノ吉草酸)、及びl−18−C
H2−COOHのような酸含有連幀移初剤を用いてつく
ることができる。半テレキーリック・ポリスチレンは例
えばグリシジルメタクリレートの開環によってごニール
末端にすることができる。これらのビニール末端のポリ
マーは高い多分散性をもつ。
Bブロックを形成する七ツマー1Aブロックを形成する
モノマー1又は両者の少量は、この発明の共重合体熱可
塑性組成の中にホモポリマーとして存在するだろうこと
は理解される。このような少吊のホモポリマーは共重合
体の重合反応の間の望ましくない副反応においてつくら
れる。そのitは典型的には共重合体のIli聞100
部に対して全ホ[ポリマーの重量は10部以下である。
熱可塑性ブロック共重合体をつくるための、低Tgアク
リルモノマー及び高Tqモノマーの共重合反応は逐次M
離開共重合反応である。低Tgアクリルモノマーは、必
要であれば適当な不活性溶剤に溶かし、遊離基闇始剤源
として好適なイニフアークを用いて第1のTiI4基重
合反応によって重合される。−殻内に、重合可能な3組
成の全重量の約0.01から約5パーセントの重量のイ
ニフアータが使われる。
イニフアータは適当なエネルギー源に曝すことによって
解離して遊離基を形成する。好ましいイニフアータは放
射性エネルギー源、好ましくは紫外線エネルギー源に曝
すことによって解離されるものである。エネルギー源に
暉ツーとイニフアータは解離して、遊離基重合反応を促
進する遊I11基を形成する。第1のモノマーチャージ
、例えばアクリル低下gモノマー1の遊離基重合が完了
すると、遊mu重合セグメントがイニフアータの停止剤
部分と再結合してポリマーセグメントを形成するために
エネルギー源を中断する。
例えば高Tgの熱可塑性ポリマーブロックにΦ合可闇な
、第2のモノマーチャージがついで導入され、この新し
い混合物がエネルギー源に騙されると、末端基の解離と
、令弟2の遊111基重合反応の開始剤である第1の高
分子セグメントとの第2のモノマーチャージの遊離基張
合が起る。第2のモノマーチャージの重合が完了すると
、エネルギー源は停止し、イ゛ニファー夕の停止剤部分
は高Tq熱可塑性ポリマーブロックと再結合してブロッ
ク共重合体ができる。
特定のエネルギー源及びその強さは、イニフアータが解
離して遊離基になるように選ばれる。紫外線照射に曝す
と解離する光学イニフアータを用いる時は紫外線抗原が
用いられる。照射の強度と割合(プロトン数/時間・面
積)は、つくられるボリマーセグメン1−に有害な影響
のない合理的な速度で重合が進行するように選ばれる。
300から400 niのオーダーの波長をbつ紫外線
光源を、1平方センチメートル当り2+111Wの照射
が行われるように被射体に対し約10Gの間隔で置いた
とき好結果が得られることが判った。反応時間は照射の
強さにより2から50時間が典型的であり、強さが大き
いと反応時間は速いことが判った。
反応物と使用溶剤はエネルギー源透過性の容器に仕込ま
れそこでエネルギー源の照射をうける。
もしエネルギー源が紫外線照射である場合は好適な紫外
線透過容器が用いられる。
反応は好ましくは反応物がエネルギー源に均一に曝され
るように容器中でI!痒しながら行われる。
大部の反応がバッチ式を採用して行われたが一方、同じ
技術が連続式重合操作でも利用できる。
反応混合物は適当な不活性溶剤を含んでもよいが、単吊
体材料のいくつかはそれ自体液体であるので必須ではな
く、溶剤の利用なしで反応容器に仕込んでもよい。
溶剤は、もし遊離基重合反応に使われる場合は、約−1
0℃から約50℃の範囲の温度において液であり、イニ
フアータを解離してJ&!111基を形成するために採
用されたエネルギー源に対し実質的に透過性で、反応物
と生成物に対し不活性で、そしてその他の点で反応に悪
い影響を与えない物質のどれかであろう。好適な溶剤は
、水、酢酸エチルのようなアルキルアセテート、ヘキサ
ン又はへブタンのようなアルカン、及びメチルアルコー
ル、エタノール、イソプロピルアルコールのようなアル
コール、及びこれらのひとつ又はそれ以上の混合物を含
む。その他の溶剤系も有用である。溶剤の楢は通常反応
物と溶剤の合計重鎖に対し重量で約30から80パーセ
ントである。更にここに述べた溶液重合反応に対しては
、懸濁、エマルジョン及びバルク重合のようなその他の
周知の技術によって共重合反応を行うことができる。
共重合体は、必要又は所望の時、物理的特性の最適化の
ために適合する改質剤と混合することができる。改質剤
の使用はこの技術では普通である。
例えば顔料、充填剤、安定剤又は各種重合添加剤のよう
な材料を含むことが望ましい。
この発明に従ってつくられた共重合体は、普通の技術と
装置によって容易に成形され、有形物、シート状品、又
は他の有用な形につくられる。
この発明のポリマーは後続の架橋結合なしに強靭性が改
善されたが、その一方で必要であればより高い耐溶剤性
と、光化学的及び酸化に対する抵抗性が照射エネルギー
又は化学的方法の採用による架橋結合によって得られる
ことは注意すべきである。
実施例 下記の詳細な記述はこの発明に従ったABΔアクリルブ
ロック共重合体の典型的なl!I造を含む。
この実施例におけるすべての部分及びパーセンテージは
別に断らない限り重はで示す。
術語の定義 数平均分子ffi (Mo) 、及び重量平均分子量(
M  )は周知のポリマーサンプルの分子量分布の数学
的記述である。
前述のそれぞれはポリマー化学者その他によって使われ
る周知の術語である。これらの術語の出所の追加説明は
EXpOrillental Method in P
olymerChemistry、  Wiley a
nd 5ons、  1981.5761ページの第3
章1ゝMo1ecular WeightAverag
es”にみられる。
この発明のブロック共重合体は、各ブロックを形成する
モノマーによる略記法により記載される。
例えば、MMA−b−BA−b−MMAは、重合メチル
メタクリレート(”MMA″)のブロック(” b ”
 )と重合ブチルアクリレート(” B A″)のブロ
ックをもつ共重合体を表わす。例えば、このMMA−b
−BA−b−MMAは、2つのA(ポリメチルメタクリ
レート)ブロックとひとつの中間ブロックB(ポリープ
チルアクリレート)をもつABA共重合体ブロックを表
わす。
試験方法 実施例のブロック共重合体を評価するために使われた試
験方法は工業標準試験法である。この発明のポリマーの
特徴を表わす試論方法はその分子構造を示すものである
。ゲル滲透クロマトグラフィー(GPC)、インヒーレ
ント粘度(1,V、)、モジュラス、伸び%、及び引張
り強さの測定結束が17られた。!!!準試醗法は八m
erican 5OCietyfor Testing
 and Materials  (A S T M 
)、Ph1ladelphia、 Pa、の各種刊行物
に詳細に記載されている。標準試験方法の詳細は以下に
記述される。各標準試験方法の参考原典も又与えられる
ゲル滲透クロマトグラフィー ポリマーの分子間分布特性の評価は普通のゲル滲透クロ
マトグラフィー(G )” C)によって行われた。
styrage+1Hカラムを備えた高性能液体クロマ
トグラフ、He1vlett−Packard Mod
el 1084 Bが使われた。そのシステムは標準ポ
リスチレンを用いて較正された。全分子hl平均はポリ
スチレン相当分子量である。分子量平均と多分散性は認
められた方法で計詐された。GPC試験方法の詳細な説
明は1″Modern 5ize Exclusion
 LiquidChromatography” Pr
acticOor Gel PermeationCh
romatography 、 John Wiley
 and 5ons、  1979、にある。
モジュラス−伸び一引張り強さの測定 この発明の共重合体からつくられた、靭性で非脆性の熱
可塑性フィルムの機械的特性は下記の名称で認定され米
国標準試験法(ASTM)によって確立された方法に従
って測定された: D−412−83、゛ゴムの引張り
特性″及び0638M−84、゛プラスチックの引張り
特性“試験目的のためのフィルムの調製: フィルムは溶液から基体に注型され、50℃の真空炉中
で16時間乾燥された。このようにして成形されたフィ
ルムは標準亜鈴形に裁断され、In5tron 1H引
張り試験機の口金に挟まれる試験片をつくり、そこで2
3℃及び50%の湿度に調節された試論室の環境条件下
で試験された。
前記の亜鈴形試験片は一定の速度で破断点まで引張られ
た。破断点にお()る引張り強さが記録された。伸びは
初期長さのパーセンテージで表わされた。モジュラス(
剛性)及び引張り強さは下記の式によって計算された。
ここに゛1カ″はニコートン(N)で表わされ、縮寸法
はメートルで又モジュラスと引張り強さの単位はパスカ
ル(Pa)で表わされる。
カ 引張り強さ− 幅X厚さ 初期長さ インヒーレン1−粘度の測 インと・−レント粘度は、キャノン−フェンスケ#50
ビスコメータを用い25℃に調節された水浴中で離退の
方法で測定され、10dのポリマー溶液(メチル1ブー
ルケトン1デシリツトル中0.2gのポリマー)の流動
時間を測定する。試料と比較試料は同一条件で測定され
た。意味をもつのは比較値で、絶対値は必要でない。
実施例I MMA−41−8A−b−MMA 円筒形反応容器に36グラムのブチルアクリレート(B
A)、0.2グラムのキシレンビス(N。
N−ジエチル−ジチオカルバメート 及び21.3グラムの酢酸エチルが仕込まれた。
混合物は密封する前に窒素で10分間パージされ、密封
容器はローラー機構の中におかれた。回転し乍ら、密封
容器はゼネラルエレクトリック社の15ワツトのブラッ
クライトランプからの紫外線照射を39時間うけた。こ
の時点で紫外線源は切られ、反応容器は開封されて65
.6グラムのメチルメタクリレート(MMA)及び21
.3グラムの酢酸エチルが重合ブチルアクリレートに加
えられた。つづいて10分間窒素でパージした後反応容
器は再密封され、ローラー機構におかれ、追加の紫外線
照射を66時間うけた.得られたトリブロック共重合体
溶液は取り出された。得られたポリマーの組成はNMR
分光分析によって決定された。博いフィルムが注型され
乾燥され機械的試験をうけた。これらの試験結果は族T
1実施例1に示す。
実施例2、3 4及び5 実施例1に従った手順がとられた。同じモノマーが仕込
まれたが、その割合及び紫外線照射と光学的イニフアー
タの量は変えられた。得られた分子聞及びインヒーレン
ト粘度の変動範囲tよ、いかに強靭な熱可塑性フィルム
のモジュラス、伸び及び引張り強さ性能が変動するかを
示す。
実施例6、7、8及び9 2−ブチルアクリレート(2−BA)及びメチルメタク
リレート(MMA)のこれらセグメントトリブロック共
重合体の調製は、実施例1に記載の方法によって行われ
た。光学的イニフアータはキシレンビス(N,Nジエチ
ル−ジチオカルバメート)(XI)C)であった。紫外
線照射は同じ範囲で行われた。溶液から注型されたこれ
ら共重合体の乾燥した薄いフィルムについて行われた機
械的試験の結果は表■に示す。
ムク λ 熱技術によるランダム熱可塑性ポリ?−の比較例 B△/MM△ 比較例A 七ツマー溶液は10グラムのブチルアクリレート(BA
)七ツマー;90グラムのメチルメタクリレート(MM
A)モノマー:0.3グラムの2゜2′ −アゾビス(
イソブチロニトリル)開始剤(VAZO64”として市
販)及び100グラムの酢酸エチル溶剤を反応容器に仕
込むことによって′J4製された。仕込んだ容器は窒素
でパージしてWJ素を除き、ついで密封されて回転式水
浴中におかれ、そこで24時間60℃で転勤されて各磁
気共鳴(NMR)技術で測定される転化が完了した。
得られたランダム共重合体溶液は反応容器から取除かれ
た。薄いフィルムに注型され乾燥されついで機械的試験
をうけた。これらの試験結果は表■、実施例へに示す。
監良見且盈1工 普通の熱技術によるこれらランダム共重合体の調製は、
比較例Aを調製するのに用いた方法と同じ方法を用いて
行った。軟質ブチルアクリレート(BA)モノマーの量
は最初の10部から50部に上げ、それに対しメチルメ
タクリレート(MMA)を90部から50部に減らした
。分子匿の範囲とインヒーレント粘度は重合反応の条件
によって変化した。
表■は、表1及び表■のセグメント共重合体が、ランダ
ムで非セグメントである点の外は同じブチルアクリレー
ト([3A>とメチルメタクリレート(MMA)の共重
合体に対し右利であることを示している。例えば表■の
ランダム30 : 708△:MMAを表■の低分子量
(ii1,564)実施例28ニア2と較べるとき、そ
の伸びがただの2.7%であることは、この発明のトリ
ブロックMMA/2−B△/MMAの伸びがほとんど3
0%であることと鮮明なコントラストを示づ。これはゴ
ム特性に寄与するBAをもつことにより、モジュラスの
有意な低下なしにブロック形体に可撓性を付与する効果
があることを明らかに示している。
この発明が特定の実施態様に関し配達されたが、別の実
施態様が可能であることは理解すべきである。ここに示
された[特、/F請求の範1771 Jは、当業者がこ
こに記載されたものと化学的に同等であると認めるであ
ろう変形をカバーすることを意図している。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式I(BAT)_nで表される共重合体。 ここに Iは式I(T)_nのイニフアータの遊離基開始剤部分
    を表し; Tは前述のイニフアータの停止剤部分を表し;nは2以
    上の整数で; Bは、(i)0℃以下のガラス転移温度をもつ弾性アク
    リルポリマーブロツク、及び(ii)50℃以上のガラ
    ス転移温度をもつ普通熱可塑性ポリマーブロックで構成
    されるグループから選ばれた第1のポリマーブロックを
    表し;そして、 Aは、前記第1のポリマーブロックに選ばれなかつたポ
    リマーブロック(i)及びポリマーブロック(ii)と
    で構成するグループから選ばれた、第2のポリマーブロ
    ックを表し、 前述のブロック共重合体中の前述のアクリルポリマーブ
    ロックと、前述の熱可塑性ブロックとの比が約5:95
    から40:60である。
  2. (2)請求項(1)に記載の共重合体であつて、前述の
    弾性アクリルポリマーブロックが、非第3級アルコール
    の、1以上の単量体アクリル又はメタクリル酸エステル
    を含むモノマーから形成され、前述のアルコールが平均
    炭素原子数が約4から12である1から14の炭素原子
    をもつことを特徴とするもの。
  3. (3)請求項(2)に記載の共重合体であつて、前述の
    単量体アクリル又はメタクリル酸エステルが、2−ブチ
    ルアクリレート、イソオクチルアクリレート、2−エチ
    ルヘキシルアクリレート、2−メチルブチルアクリレー
    ト、及びN−ブチルアクリレートで構成されるグループ
    から選ばれたことを特徴とするもの。
  4. (4)請求項(1)に記載の共重合体であつて、前述の
    熱可塑性ポリマーブロックが、メチルメタクリレート、
    ポリスチリルエチルメタクリレートマクロマー、メチル
    メタクリレートマクロマー、アクリル酸、アクリロニト
    リル、イソボルニルメタクリレート、N−ビニルピロリ
    ドン、t−ブチルメタクリレート、イソプロピルメタク
    リレート及びこれらの混合物で構成されるグループから
    選ばれたモノマーで形成されることを特徴とするもの。
  5. (5)請求項(1)に記載の共重合体であつて、次式で
    表されることを特徴とするもの。▲数式、化学式、表等
    があります▼ ここに R_1、R_2、R_3及びR_4は、脂肪族又は芳香
    族のモイエテイーで、同一であつても異つてもよく、又
    遊離基重合反応を促進するI・の能力、又はI・又はI
    ・を含むポリマー遊離基セグメントと再結合するT・を
    実質的に妨害しない。 Yはx+yの相関性をもつ結合グループで、遊離基重合
    反応を促進するI・の能力又はI・又はI・を含むポリ
    マー遊離基セグメントと再結合するT・の能力を実質的
    に妨害しない。そしてxとyはそれぞれが1以上でx+
    yの合計が12以下である整数である。
  6. (6)請求項(1)に記載の共重合体であつて、次式で
    表されることを特徴とするもの。▲数式、化学式、表等
    があります▼
  7. (7)請求項(1)に記載の共重合体であつて、前述の
    イニフアータがキシレン¥ビス¥(N,N−ジエチルジ
    チオカルバメート)及びキシリレン¥ビス¥(N−カル
    バゾリルジチオカルバメート)で構成されるグループか
    ら選ばれることを特徴とするもの。
  8. (8)請求項(1)の共重合体を含むシート材料。
  9. (9)次のステップを含む共重合体の製造方法: (a)次の[1]と[2]とを混合する。 [1]遊離基I(・)_n及び_nT・を形成する適当
    なエネルギー源をその上にうけることができる一般式I
    (T)_nによつて表わされるイニフアータ。 ここにnは2以上の整数で、I・は遊離基重合反応を開
    始することができる高活性の遊離基で、T・は通常I・
    より遊離基重合反応の開始能力が随分小さい低活性の遊
    離基であるが、前述のエネルギー源の停止点でI(・)
    _nと又はI(・)_nと遊離基重合した遊離基ポリマ
    ーセグメントと再結合するであろう。 [2](i)0℃以下のガラス転移温度をもつアクリル
    ポリマーブロックを形成する重合可能なアクリルモノマ
    ー、及び(ii)第1のポリマーブロックを形成するた
    めにI(・)_nの存在下で遊離基重合可能な、50℃
    以上のガラス転移温度をもつ熱可塑性ポリマーブロック
    を形成する重合可能なモノマー、からなるグループから
    選ばれた第1のモノマーチャージ。 (b)混合物(a)を遊離基I(・)_n及び_nT・
    の形成可能なエネルギー源へ曝露する。 (c)(b)の曝露を第1のモノマーチャージがI(・
    )_nと重合して式I(B・)_nによつて表される遊
    離基ポリマーセグメントを形成するまで維持する。ここ
    にBは前述の第1のモノマーチャージから形成される前
    述の第1のポリマーブロックを表す。 (d)前述の曝露を停止しそれによつて I(B・)_nと_nT・を結合して式I(BT)_n
    で表されるポリマーを形成する。(e)前述の第1のモ
    ノマーとして選ばれなかつたモノマー(i)及びモノマ
    ー(ii)で構成するグループのメンバーで、I(B・
    )_nの存在下で第2ポリマーブロツクに遊離基重合可
    能なモノマーを含む第2のモノマーチャージとI(BT
    )_nとを混合する。(f)遊離基I(B・)_nと_
    nT・の形成可能なエネルギー源へI(BT)_nを曝
    露する。 (g)(f)の曝露を前述の第2のモノマーチャージが
    I(B・)_nと重合し、式I(BA・)_nで表され
    る遊離基ブロック共重合体セグメントを形成する迄維持
    する。ここにAは前述の第2のモノマーチャージから形
    成される前述の第2ポリマーブロックを表す。そして (h)曝露(f)を停止しそれによつて I(BA・)_nと_nT・とが結合して式I(BAT
    )_nで表されるブロック共重合体が形成される。
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