JPH0245485A - 8,9―縮環化―ジヒドロ―β―カルボリン誘導体及び8,9―縮環化―3,4―β―カルボリン誘導体並びにこれらの薬理学的に許容できる塩、薬剤組成物、血塊の溶解若しくは予防方法、及びカルボリン誘導体の製造方法 - Google Patents

8,9―縮環化―ジヒドロ―β―カルボリン誘導体及び8,9―縮環化―3,4―β―カルボリン誘導体並びにこれらの薬理学的に許容できる塩、薬剤組成物、血塊の溶解若しくは予防方法、及びカルボリン誘導体の製造方法

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JPH0245485A
JPH0245485A JP1155920A JP15592089A JPH0245485A JP H0245485 A JPH0245485 A JP H0245485A JP 1155920 A JP1155920 A JP 1155920A JP 15592089 A JP15592089 A JP 15592089A JP H0245485 A JPH0245485 A JP H0245485A
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Derk Hamminga
デルク・ハミンガ
Hans Heinz Haeck
ハンス・ハインツ・ハエク
Wijngaarden Ineke Van
イネケ・ファン・ウィエインハールデン
Johannes W C M Jansen
ヨハネス・ウィルヘルムス・カタリナ・マリア・ヤンセン
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D471/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00
    • C07D471/12Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, at least one ring being a six-membered ring with one nitrogen atom, not provided for by groups C07D451/00 - C07D463/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D471/16Peri-condensed systems
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P7/00Drugs for disorders of the blood or the extracellular fluid
    • A61P7/02Antithrombotic agents; Anticoagulants; Platelet aggregation inhibitors
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D513/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00
    • C07D513/12Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains three hetero rings
    • C07D513/16Peri-condensed systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な8.9−縮環化−β−カルボリン誘導体
、8.9−縮環化−3,4−ジヒドロ−β−カルボリン
誘導体、塩類、そのプロドラッグ類、前記化合物の調製
及びこれらの化合物のうち少なくとも一種を活性物質と
して含む薬剤組成物に関するものである。驚くべきこと
に、次の一般式1または2その塩類及びそのプロドラッ
グ類がよい線雑業溶解特性を持ち、とりわけ経口活性線
雑業溶解剤として使用できることを見出した。
上記式1及び2中の記号は次記の意味を持つ。
R2は互いに独立し、て、1〜4個の炭素原子を有する
直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基;1〜4個の炭素原子
を有するフッ素置換若しくは水酸基置換アルキル基フ又
は隣接炭素原子に結合する二つのアルキル基R,が共同
して5〜7個の炭素原子の環を構成してもよく;又はR
1は3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル基;又
はR1は、1個以上のフッ素原子若しくは必要に応じて
置換された一個のフェニル基で置換されてもよい、1〜
4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルコキ
シ基、アルキルチオ基若しくはアルキルスルホニル基;
又は隣接炭素原子に結合する二つのアルコキシ基及び/
又はアルキルチオ基が5若しくは6個の環原子からなる
環を形成してもよく;又はR2は3〜6個の炭素原子を
有するシクロアルコキシ基若しくはシクロアルキルチオ
基;又はR1は2〜6個の炭素原子を有する直鎖若しく
は分枝鎖のアルコキシ−、アルキルチオ−若しくはアル
キルスルホニルアルキル基;又はR8はヒドロキシ基、
ハロゲン原子、シアノ基、アルコキシ基が1〜4個の炭
素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルコキシカルボ
ニル基; nはO〜2の値; 1?Z +R3は、これらが結合する炭素原子と窒素原
子及び中間の炭素原子と共同して、5〜10個の環原子
からなり、既に存在する前記窒素原子に加えてo、s、
s−o若しくはSO□の群から選ばれた二番目のへテロ
原子を含んでもよくかつスピロアルキル基を形成できる
アルキル基で置換されてもよい複素環基を構成しiRz
+R+により形成される環は、5若しくは6個の環原子
からなりかつ必要に応じて置換されてもよい飽和若しく
は不飽和の炭素環若しくは複素環で縮環化されてもよい
;R4は水素原子、直鎖若しくは分枝鎖の1〜8個の炭
素原子を有するアルキル基、アルコキシ−若しくはアル
キルチオアルキル基、アルケニル基若しくはアルキニル
基、これらの基は1個以上のフン素原子、シクロアルキ
ル基、又は1個若しくは2個の置換基で置換されてもよ
いフェニル基で置換されてもよく、前記フェニル基と縮
環化される環を必要に応じて形成する;又はR4は、環
がメチル基で置換されてもよい、3〜8個の炭素原子を
有するシクロアルキル基若しくは5〜7個の炭素原子を
有するシクロアルケニル基;又はR4は架橋炭化水素基
;又はR4はアルコキシ基に1〜6個の炭素原子を有し
かつアルキル基に1〜3個の炭素原子を有する直鎖若し
くは分枝鎖アルコキシカルボニルアルキル基;又はR1
はRJaN−GO−Rq−若しくはRJeN−5o□−
R7−基 (ここでR9とR8とは互いに独立して水素原子、1〜
3個の炭素原子を有するアルキル基、若しくはR1とR
sとが結合する窒素原子と共同して複素環の5若しくは
6員環を構成し;R1は1〜3個の炭素原子を有するア
ルキル基); 又はR4はアルキル基毎に1〜3個の炭素原子を有する
アルキルスルホニルアルキル基、若しくはアルキル基に
1〜3個の炭素原子を有しかつフェニル基が1換されて
もよいフェニルスルホニルアルキル基:又はR4は0〜
3個のR1゜基で置換されたフェニル基 (ここでR1゜は互いに独立して、1個以上のフッ素原
子、1個のシアノ基、アルコキシ基に1〜6個の炭素原
子を有する直鎖若しくは分枝鎖アルコキシカルボニル基
、R?R5N−C0−基若しくはR7R8N−3O□−
基で置換されてもよい1〜6個の炭素原子を有する直鎖
若しくは分枝鎖アルキル基(ここでR1とR6とは上記
したものと同じものを示す。)−又は隣接炭素原子に結
合する二つのS R+。ば、5〜7個の環原子からなり
かつ前記フェニル基と縮環化される炭素環を形成し;又
はRIoは、1個以上のフッ素原子を含むか若しくは隣
接炭素原子に結合する二つのアルコキシ基若しくはアル
キルチオ基が5〜7個の環原子からなる環を形成する、
直鎖若しくは分枝鎖のアルキル(1〜4個の炭素)−オ
キシ−アルキル(0〜3個の炭素)基若しくはアルキル
(1〜4個の炭素)−チオアルキル(0〜3個の炭素)
基;又はR1゜は3〜6個の炭素原子を有するシクロア
ルコキシ基、シクロアルキルチオ基若しくはシクロアル
キルスルホニル基;又はR1゜は3〜6個の炭素原子を
有するシクロアルキル基;又はR,。は直鎖若しくは分
枝鎖のアルコキシカルボニル基、R,RllN−Co−
若しくはR?RIIN−3O□−(ここでR7とP、と
は上記したものと同じものを示す);又はR1゜はハロ
ゲン原子若しくは水酸基) : 又はR4はN及び/又はO及び/又はSがヘテロ原子と
して存在する単環若しくは二環式へテロアリール基; R5は存在しないか、又はR3はアルキル基(対イオン
としてアニオンを伴なう)若しくは酸素原子;pはl又
は2の値;及び R6は互いに独立して、少なくとも一つのR4基が1〜
6個の炭素原子を有するアルキル基、ハロゲン原子、ニ
トリル基、アミン基、アシルアミノ基、アルコキシカル
ボニルアミノ基、−NH−CO−NI?7R。
基(ここでR1とR6とは上記したものと同じものを示
す)、アルコキシ基が1〜8個の炭素原子を有する直鎖
若しくは分枝鎖アルコキシカルボニル基、(0〜3個の
炭素)アルコキシ=(1〜2個の炭素)−アルコキシカ
ルボニル基1.ベンゼン環が必要に応じて置換されたベ
ンジルオキシカルボニル基、R−IReN−3Ox−基
又はRJsN−Co−基(ここでR7とRsとは上記し
たものと同じものを示す)であることを条件として、水
素原子;又はR8はヒドロキシメチル基、エステル化ヒ
ドロキシメチル基、アルコキシ基が1〜6個の炭素原子
を有するアルコキシメチル基、ベンゼン環が必要に応じ
て置換されたベンジロキシメチル基、若しくはアルキル
(1〜6個の炭素)−8O□−基。
本発明の式1及び2の化合物が薬剤上許容できる酸付加
塩を形成するのに適した酸は、例えば、塩化水素酸、硫
酸、リン酸、硝酸、及び有機酸、例えば、クエン酸、フ
マル酸、マレイン酸、酒石酸、酢酸、安息香酸、p−1
−ルエンスルホン酸、メタンスルホン酸等である。
式1及び2の化合物は一つ以上の不斉中心を含んでよい
。本発明はラセミ化合物と個々の対掌体との双方に関す
るものである。
本発明はまた式1及び2の化合物のプロドラッグ類、即
ち、容易に除去できる基、例えばエステル基やエーテル
基を離脱した後に弐1及び2の活性化合物が形成される
、これらの化合物のそれ自体は不活性な誘導体に関する
ものである。
本発明のカルボリン誘導体は経口的に活性な線雑業溶解
剤であり、従って既に形成された静脈又は動脈トロンビ
ンの抑制に使用でき、またトロンビンの予防のために服
用してもよい。この化合物は、例えば、手術で短時間の
間または例えば心筋梗塞、脳又は末梢を病んだ後に危険
が高まった時に長期間使用することができる。最上の化
合物は、組織プラスミノーゲン活性化因子の活性の増大
を介してききめを表わし、この結果として特発性出血の
可能性を防止できる。
本発明の化合物の経口線維素溶解活性は、最初の例では
いわゆるDBCLT (希釈血液凝固溶血試験)でラッ
トで確立された。;ティラー エフ ビー等(Tayl
or F、 B、 et at) ’Fed、 Pro
c、 (1981L40、2092〜2098)J。ラ
ットは供試化合物で経口的に処置する。1〜3時間後に
血液を取る。1′I−標識フイブリノーゲン及びトロン
ビンを加えた結果形成された皿洗は、供試化合物により
生じた線維素溶解活性の大きさにより、未処置動物の皿
洗に比較してより速く溶解する。
組織プラスミノーゲン活性化因子の活性増大は、内皮細
胞の培養で測定した。「トロンボシス デイアセシス 
ハエモルハギス(血栓症、病的素因、出血)  」(T
hrombosis Diathesis Haemo
rrhagis)(シュトウットガルト、SLuttg
art )、、 34. (1975)。
第825〜893 i;及び「トロンボシス及びハエモ
スタシス(血栓症及び止血) J (ThroI@bo
sis andHaemostasis)、 51. 
(1984)、 p、392本発明に属する薬理学的に
活性な化合物、これらの塩類及びプロドラッグ類は、調
剤目的のために使用される従来技術により、適当な補助
材料、例えば固体又は液体担持物質を用いて、例えば、
丸薬、錠剤、被覆錠剤、カプセル剤、散剤、注射液等の
投与に適する形態とすることができる。
本発明の化合物を使用できる薬量は、治療すべき病気の
重さ及び性質と投薬方法とにより決まる。
構造式1の化合物(ここでR2−Rb、 n及びpは前
記したものと同じものを示す)は、下記の方法のうち少
なくとも一つにより調製できる。例えば、式1の化谷物
(ここで置換基R6は存在しない)を、a) 次の一般
式3 (式中のR,−1114、R6、n及びPは式1で示し
たと同じものを示し、R2は水素原子を示す)で表わさ
れる化合物のビシュラーーナビエラルスキー閉環により
製造することができる。ビシュラーーナビエラルスキー
閉環の好適な方法は、なかでもオーガニック リアクシ
ジンズ(Organic Reactions)vol
、Vl、、 p、174に記載されている。
この製造方法に必要な式3の出発化合物は、それ自体既
知の方法、例えば、次の一般式4(式中のR1、R2、
R3、R8、n及びpは式1で示したものと同じものを
示す)で表わされる化合物を式R4−Co−Y (ここ
でR4は上記したものと同じものを示し、Yは反応性基
、例えば、ハロゲン、エトキシカルボニルオキシ基等を
示す)で表わされる化合物と反応させることにより得る
ことができる。
弐4の必要な出発化合物は、次の一般式5で表わされる
化合物を、次の一般式6 ■。
OC,)l。
で表わされる化合物または次の一般式7で表わされる化
合物と反応させることにより、それ自体既知の方法で得
られる。
次の一般式8 R。
CzHs で表わされる化合物を反応させることによって好収率で
得られる。
こうして得られた次の一般式10 (式中のRI+ Rz+ R3,R6及びnは式4で示
したものと同じものを示す)で表わされる弐4の出発化
合物は、特に式5の類縁化合物と次の一般式9で表わさ
れる化合物は、それ自体既知の方法に従って、加水分解
、脱カルボキシル化に続いてこのようにして得られた弐
8の化合物の類縁物をエステル化することによるかまた
は次の一般式11(式中のR1,n、 RI R3,R
a、 R6及びPは式1で示したものと同じものを示す
)で表わされる化合物またはその塩を適当な酸化剤で脱
水素化することにより弐8の類縁化合物に転換すること
ができる。特に弐1の化合物は、例えば、シンセシスシ
ンセテイック コミュニケーションズ(Synthes
is。
5ynthetic Communications)
(1985)、第1134〜1135頁に記載されてい
るような過マンガン酸カリウムでの脱水素化により好収
率で調製できる。この反応は好ましくは、例えばテトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等の適当な溶媒中で、−10
〜20°Cの温度で、窒素雰囲気中で行う。式11のこ
の型の調製方法に必要な出発化合物は、アトパンセス 
インへテロサイクリック ケミストリー(Advanc
es 1n11eterocyclic Chemis
tryL Vol、  3.第79〜207頁(カルボ
リン類)に記載されている方法に類似の方法で得ること
ができる。更には特に、この型の化合物は、式4の化合
物又はその塩(ここでRI+ nl R2,Rff+ 
R6及びpは上記したものと同じものを示す)を次式1
2 (式中のR4は上記したものと同じものを示す)で表わ
される化合物と反応させることにより好収率で得ること
ができる。
この反応は好ましくは、例えば酢酸、アルコール等の適
当な溶媒中で、10〜120°Cの温度で行う。
式2の化合物(ここでRI+ nl R2+ R3+ 
R4+ Rs+1?、及びpは弐2で示したものと同じ
ものを示す)は下記方法のうちすくなくとも一つで調製
できる。
置換基R5が存在しない式2の化合物は、式1又は11
の化合物(ここでR++ nl Rz+ R1+ R4
1Rh及びpは式l又は11で示したものと同じものを
示す)から、 ■)この化合物を適当な触媒、例えば炭素に担持したパ
ラジウムの存在下で、好ましくは適当な溶媒、例えばキ
シレン中で、80〜220°Cの温度で脱水素化するか
、又は2)硫黄により、好ましくは適当な溶媒、例えば
キシレン中で、80〜220°Cの温度で変換するか、
又は3)適当な酸化剤、例えば過マンガン酸カリウムに
より、好ましくは適当な溶媒、例えばテトラヒドロフラ
ン又はジオキサン中で、=10〜100″Cの温度で脱
水素化するか、又は4)式2の化合物(ここでR1,n
l R2+ R31R4+ Rs及びPは式2で示した
ものと同じものを示し、一つの基Rhは−co−y−基
を示す。但しYは水酸基、ハロゲン原子、又は反応性基
、例えば、C2H30−CO−0−基(1〜8個の炭素
)−アルキル−0−、(1〜3個の炭素)アルコキシ−
(1〜2個の炭素)アルキル−〇、必要に応じてベンゼ
ン環が置換されたベンジル−0、RJs−N−(ここで
R1とR6は上記したものと同じものを示す)を示す。
)で表された化合物と反応させるか、又は5)次式14 で表わされる化合物から脱水するか、又は6)次式R1
゜ で表わされる基を示す)を、式A−X (ここでXは水
素原子又はアルカリ金属原子を示し、Aはで表わされる
化合物を化合物Cf−Co−Q又は0−C=N−L (
ここでQはアルキル基、アルコキシ基又はR?R,N−
基を示し、Lはアルキル基を示す)と反応させるか、或
いは7)式2の化合物(ここでR1+ n、 Rz+R
s+ R4+ IIs及びpは式2で示したものと同じ
ものを示し、R4はアルコキシカルボニル基を示す)を
適当な還元剤、例えば水素化アルミニウムリチウムで還
元することにより得られる。
式1及び2の化合物(ここでR3は酸素原子を示し、残
りの記号は式1及び2で示したものと同じものを示す。
)は、例えば、式1及び2の類縁化合物(ここでRsは
存在していない)を、適当な酸化剤、例えば、過安息香
酸、過酢酸、過酸化水素等で、好ましくは適当な溶媒、
例えば、クロロホルム、酢酸又は水中で、0〜100°
Cの温度で酸化することにより得られる。
本発明を次の実施例により更に詳細に説明する。
56−シヒドロー4■−ピリド〜 4’ 、3’ :4
.5  ピロロ 321−i’  キノ1 ン 0.11gのナトリウムを63蔵の無水アルコール中に
供給した。14.8g(0,068mol)のアセチル
アミノジエチルマロネートを反応混合物に添加した。
次いで5.2 ml (0,074mol)のクロトン
アルデヒドを3〜7℃でかくはんしながら滴下し、その
後冷却せずにかくはんを3時間続けた。次いで1.9m
lの酢酸と10.0g (0,068mol)の1−ア
ミノ−テトラヒドロキノリンを加え、90分間かくはん
しながら沸騰させた。次いで蒸発を行った。残留物を塩
化メチレンに溶解し、水洗した。この塩化メチレン溶液
を蒸発し、溶離剤として塩化メチレン/メタノール99
:lを用いてシリカゲル上で残留物をクロマトグラフし
た。所望の両分を蒸発して18.4 g(65%)のヒ
ドラゾンを得た。
生成したヒドラゾン18.3 g(0,044mol)
を、84m1の水と4.2mlの濃硫酸との混合物中で
激しくかくはんしながら加熱して沸騰させた。2時間沸
騰させた後、混合物を冷却し、塩化メチレンと一緒に振
とうした。塩化メチレン溶液を分離し、水洗し、真空中
で蒸発した。残留物を、溶離剤として塩化メチレン/メ
タノール(98/2)を用いてシリカゲルでクロマトグ
ラフした。所望の両分を蒸発し、13.7 g(78%
)の所望生成物を得た。
8.2 g(20,5rm mol)のa)の最終生成
物を、4.2gの水酸化ナトリウムを42dの水に溶解
した溶液に添加した。この混合物を2.5時間沸騰させ
、冷却し、75dの2N塩化水素酸で酸性化した。沈澱
物を吸引濾過し、乾燥した。この方法で6.2 g(8
7%)のジカルボン酸を得た。
6.1 g (18m mol)の上記ジカルボン酸を
50m1の水と8.5mflのアルコールとの混合物に
添加した。
次いで4.4gの水酸化ナトリウムを4.5mlの水に
溶解した溶液を加え、生成した混合物を72時間沸騰さ
せた。次いでこの反応混合物を冷却し、6.6戒の酢酸
で酸性化し、塩化メチレンで抽出した。
この塩化メチレン溶液を乾燥し、真空中で蒸発した。後
の反応用として充分に純粋な収量3.3 g(72%)
の粗生成物を得た。
得られた生成物1.15 g(4,5m mof)を2
.2 mofの塩化アセチルと7戒のアルコールとの反
応混合物に加えた。生成した混合物を2.5時間沸騰さ
せ、真空中で蒸発した。次いで残留物を塩化メチレンと
ソーダ溶液と一緒に振盪した。塩化メチレン層を分離し
、乾燥し、蒸発した。残留物を、溶離剤としてメチレン
クロライド/メタノール(9/1 )を用い、シリカゲ
ルでクロマトグラフした。所望の両分を蒸発し、0.7
8 g (69%)の所望のアミノ酸エチルエステルを
得た。
ン 0.85 g(3m mol)のb)の最終生成物を酢
酸に溶解した。0.35 g (3,3m mol)の
ベンズアルデヒドを加え、生成した混合物を50°Cで
20時間かくはんした。この反応混合物を炭酸カリウム
溶液で塩基性とし、塩化メチレンと一緒に振盪した。塩
化メチレン層を分離し、蒸発した。溶離剤としてエーテ
ル/石油エーテル(1/1)を用い、残留物をシリカゲ
ル上でクロマトグラフした。所望の両分を蒸発し、0.
6 g (55%)の所望の生成物(異性体の混合物)
を得た。
0.6 g (1,6m mol)の上記生成物を35
 molのテトラヒドロフランに溶解し、0°Cまで冷
却した。
次いで訊2gの過マンガン酸カリウム粉末を緩徐に加え
た後、室温でのかくはんを72時間行った。
次いでこの混合物をハイフロ(hyflo、)で濾過し
た。
濾液を蒸発し、溶離剤としてエーテル/石油エーテル(
1/1 )を用いて残留物をシリカゲルでクロマトグラ
フした。所望の両分を蒸発し、残留物をアルコール性塩
化水素酸中に溶解し、再び真空中で蒸発した。160〜
164°Cの融点を有する0、2g(31%)の所望の
塩化水素酸塩を得た。
実施例Iのa)〜C)の方法と同様にして得た、3.6
g (10m mol)の10−エトキシカルボニル−
8−フェニル−5,6,8,9,10,11−ヘキサヒ
ドロ−4H−ピリド(4’ 、3’ :4,5)ピロロ
(3,2,1−ij )キノリン(異性体の混合物)を
、25dのキシレン中の0.8g (25m mol)
のイオウと共に8時間かくはんしながら沸騰させた。更
に0.2gのイオウを加え、かくはんしながら沸騰を更
に8時間行った。この反応混合物を真空中で蒸発し、1
0容量%の酢酸エチルを含む塩化メチレンを溶離剤とし
て用いて150gのシリカゲルでクロマトグラフした。
所望の両分を真空中で蒸発した。残留物を10滅の酢酸
エチルから結晶化した。173〜174°Cの融点を有
する2、1g(59%)の所望の生成物を得た。
実施例■のa)〜C)の方法に従って得た5、3 g(
14,4m mol)の8−シクロへキシル−10−エ
トキシカルボニル−5,6,8,9,10,11−へキ
サヒドロ−4H−ピリド〔4′3’ :4,5)ピロロ
−(3,2,1−ij )キノリンを250m!のキシ
レン中に溶解した。炭素に担持したパラジウム10%を
加え、沸騰させながら24時間かくはんした。次いでハ
イフロ上で濾過を行った。濾液を蒸発させ、塩化メチレ
ンを溶離剤として用いて残留物をシリカゲルでクロマト
グラフした。所望の両分を蒸発し、残留物を酢酸エチル
に溶解した。
アルコール性塩化水素酸を加え、固体を吸引濾過した後
、172〜174°Cの融点を持つ3.3 g(57%
)の所望の生成物を得た。
同様の方法で調製した; 次JLLL蟻羞」[伝@ (1)  10−エトキシカルボニル−8−トリフルオ
ロメチル−5,6−シヒドロー4H−ピリド(4’ 、
3’ :4,5)ピロロ(3,2,1−ij )キノリ
ン:収率:44%、融点工35.〜137°C; (2)  12−エトキシカルボニル−10−(4−メ
チルフェニル)−5,6,7,8−テトラヒドロ−4H
−ピリドC4’ 、 3’:4,5:lピロロl:3.
2.1−1/2 )  (1)−ベンザゾシン(ben
zazocin)塩化水素酸塩;収率:48%融点16
8〜169°C; 1美1■によるもの (3)  10−エトキシカルボニル−8−(4−メチ
ルフェニル)−5,6−シヒドロー4H−ピリド(4’
 、3’ :4,5)ピロロ(3,2,1−ij)キノ
リン;収率;25%、融点178〜179°C; (4)  10−エトキシカルボニル−8−(4−メト
キシフェニル)−5,6−シヒドロー4H−ピリド(4
’ 、3’ :4,5)ピロロ(3,2,1−ij)キ
ノリン;収率30%、融点184〜185°C; 1mによる の (5)8−エトキシカルボニル−10−フェニル−1,
2−ジヒドロ−ピリド−(4’ 3 ’ :4,5)ピ
ロロ〔1゜2.3.−de )  (L4 )ベンゾチ
アジン塩化水素酸塩;収率:41%、融点242〜24
3°C(6)  11−エトキシカルボニル−9−(4
−メチルフェニル)−4,5,6,7−チトラヒドロー
 ピリド[4’ 、3’:4,5)ピロロ(3,2,1
,jk) −(1)−ベンズアゼピン;収率52%:融
点182〜183 ’C2,3g(6,5m mol)
の10=エトキシカルボニル−8−フェニル−5,6−
シヒドロー411−ピリド(4’ 、3’ :4゜5〕
ピロo (3,2,1−ij)キノリンを60m1の9
0%アルコールに溶解した。2N水酸化ナトリウム溶液
1.1当量を加え、生成した混合物を45分間沸騰させ
た。
次いで2N塩化水素酸で中和を行った。固体を吸引濾過
し、乾燥した。融点275°C(分解)を有するカルボ
ン酸の収量1.6 g(74%)。
1.4 g(4,2m mol)のこの酸を30戒の塩
化メチレン中に懸濁した。6 dの塩化チオニルを加え
、生成した混合物を1時間沸騰させた。生成した反応混
合物を真空中で蒸発し、40dのブタノールと3戒のト
リエチルアミンとの混合物を残留物に添加した後、この
混合物を蒸発した。この残留物を塩化メチレンに溶解し
、この塩化メチレン溶液を水洗し、蒸発した。溶離剤と
して塩化メチレン/メタノール(98/2)を用いて残
留物をシリカゲルでクロマトグラフした。所望の両分を
蒸発した後、145〜146°Cの融点を有する。 1
.7 g(68%)の所望の生成物を得た。
同様の方法で得た: (1)  10−ベンジルオキシカルボニル−8−フェ
ニル5.6−シヒドロー4H−ピリド(4’ 、3’ 
:4,5)ピロロ(3,2,1−ij )キノリン塩化
水素酸塩;収率:32%、融点:150〜152°C; (2)  10−イソプロポキシカルボニル−8−フェ
ニル5.6−シヒドロー411−ピリド(4’ 、3’
 :4,5)ピロロ(3,2,1−ij )キノリン:
収率;65%、融点181〜182  °C; メタノール(99/1)を用いて残留物をシリカゲルで
クロマトグラフした。この方法で217〜217.5°
Cの融点を有する0、53 g(47%)の所望の生成
物を得た。
1.2 g(3,48m mol)の8−(4−メチル
フェニル)5.6−シヒドロー4H−ピリド(3’ 、
4’ :4,5)ピロロ(3,2,1−ij 〕〕キノ
リニルー10−カルボンを60m1のピリジンに溶解し
、0°Cまで冷却した。0.4g(3,49m mol
)のメタンスルホニルクロライドを加え、生成した混合
物をO′Cで1時間かくはんした。
しかる後、アンモニアをO′Cで2分間で混合物に導入
し、過剰のアンモニアを室温で真空中で蒸発した。次い
でこの混合物を0°Cまで冷却した。次いで3.4 g
(29,6m mol)のメタンスルホニルクロライド
を加え、この混合物を室温で18時間かくはんした。こ
の混合物を2N塩化水素酸に注入し、塩化メチレンと一
緒に振盪した。塩化メチレン層を水洗し、蒸発した。溶
離剤として塩化メチレン/Log(27m mol)の
10−エトキシカルボニ/l/−8−(4−メチルフェ
ニル)−5,6−シヒドロー411−ピリド(4’ 、
3’ :4,5)ピロロ(3,2,1−4j 〕キノリ
ンを、96m1のアルコールと48dのヒドラジン水和
物との混合物に溶解し、この混合物を6時間沸騰させた
次いで反応混合物を小体積まで蒸発し、冷却した。
生成した固体を吸引濾過し、アルコールで洗浄し、乾燥
した。この方法で263〜264°Cの融点を持つ、5
、8 ’ g (60%)の所望のカルボヒドラジドを
得た。
得た生成物1.8g(5,1m mol)を36mfl
の水中に懸濁し、0.9mlの製塩化水素酸を滴下して
溶解した。
次いで0.36g(5,2m mol)の亜硝酸ナトリ
ウムを2−の水に溶解した溶液を0°Cで滴下した。生
成した反応混合物を重炭酸ナトリウムでアルカリ性とし
た。沈澱物を吸引濾過し、水洗し、乾燥した。
収量1.8g(96%);融点160〜162°C0こ
うして得たカルボン酸アジドを2.5戒の水と2mlの
酢酸との混合物中に導入し、30分間沸騰させた。次い
で反応混合物を真空中で蒸発し、この残留物を水中の重
炭酸塩と塩化メチレンとの混合物と一緒に振盪した。塩
化メチレン層を分離し、溶媒を蒸留によって除去し、溶
離剤として塩化メチレン/メタノール(97/3)を用
いて残留物をシリカゲルでクロマトグラフした。224
〜225°Cの融点を有する1、0 g(62%)の所
望のアミンを得た。
a)で得た生成物0.5g(1,6m mol)を15
dの塩化メチレンに?容解した。0.18g(1,76
m mol)のトリエチルアミンを加え、0.131n
1(1,92m mol)の塩化アセチルを室温で滴下
した。30分間か(はんした後、この混合物を重炭酸ナ
トリウムの5%溶液と一緒に振盪した。塩化メチレンを
真空中で蒸発により除去し、溶離剤として塩化メチレン
/メタノール(98/2)を用いて残留物をシリカゲル
でクロマトグラフした。214〜215°Cの融点を有
する0、37g(65%)の所望の生成物を得た。
同様の方法で、次記の化合物を調製した。
1)  10−エトキシカルボニルアミド−8−(4−
メチルフェニル)−5,6−シヒドロー4H−ピリド(
4’ 、3’:4,5)ピロロ(3,2,1−ij )
キノリン:収率44%。
融点156〜157°C0 2)  N−プロピル−N’ −(8−(4−メチルフ
ェニル)=5.6−シヒドロー4■−ピリド(4’ 、
3’  :4.5 )ピロロ[3,2,1−ij )キ
ノリニル−10)−ウレア(実施例Vla)の最終生成
物をプロビルイソシネートと反応させて調製した;収率
63%;融点262°C(分解)。
実力m二 1.4g(4m mol)の8−フェニル−10−エト
キシカルボニル−5,6−シヒドロー4H−ピリドC4
’ 、3’ :4,5)ピロロ(3,2,1−ij )
キノリンを25m1のテトラヒドロフラン中に溶解し、
30°Cの温度で0.5g(13m mol)の水素化
アルミニウムリチウムと10 mlのエーテルとの混合
物に滴下した。冷却した後、1 mllの水と1 ml
の2N水酸化ナトリウム溶液を連続的に滴下した。15
分間沸騰させた後、固体を濾別した。この濾液を真空中
で蒸発した。この残留物を20m1のエタノールで沸騰
させ、0°Cで24時間保持した。固体を吸引濾過し、
乾燥した。209〜211°Cの融点を有する0、95
gの所望の生成物を得た。
51区 2.4g(5,9m mol)の1− (2−(N−ベ
ンゾイル−アミノ)−2〜(エトキシカルボニル)−エ
チルl −6,6−シメチルー5.6−シヒドロー4H
−ピロロ(3,2,1−ij )キノリンを8 mlの
オキシ塩化リン中で90分間沸騰させた。次いで混合物
を真空中で蒸発し、この残留物を2N水酸化ナトリウム
溶液と塩化メチレンとの混合物と一緒に振盪した。塩化
メチレン層を水洗し、真空中で蒸発した。溶離剤として
塩化メチレン/メタノール(99/1)を用いて残留物
をシリカゲルでクロマトグラフした。所望の両分を真空
中で蒸発し、残留物を酢酸エチルに溶解し、次いでアル
コール性塩化水素酸を加えた。固体を吸引濾過し、乾燥
した。176〜176.5°Cの融点を有する1、0 
gの所望の塩化水素酸塩を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、次の一般式1または2 ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(2) 〔式中のR_1は互いに独立して、1〜4個の炭素原子
    を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基;1〜4個の
    炭素原子を有するフッ素置換若しくは水酸基置換アルキ
    ル基;又は隣接炭素原子に結合する二つのアルキル基R
    _1が共同して5〜7個の炭素原子の環を構成してもよ
    く;又はR_1は3〜6個の炭素原子を有するシクロア
    ルキル基;又はR_1は、1個以上のフッ素原子若しく
    は必要に応じて置換された一個のフェニル基で置換され
    てもよい、1〜4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分
    枝鎖のアルコキシ基、アルキルチオ基若しくはアルキル
    スルホニル基;又は隣接炭素原子に結合する二つのアル
    コキシ基及び/又はアルキルチオ基が5若しくは6個の
    環原子からなる環を形成してもよく;又はR_1は3〜
    6個の炭素原子を有するシクロアルコキシ基若しくはシ
    クロアルキルチオ基;又はR_1は2〜6個の炭素原子
    を有する直鎖若しくは分枝鎖のアルコキシ−、アルキル
    チオ−若しくはアルキルスルホニルアルキル基;又はR
    _1はヒドロキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、アルコ
    キシ基が1〜4個の炭素原子を有する直鎖若しくは分枝
    鎖のアルコキシカルボニル基; nは0〜2の値; R_2+R_3は、これらが結合する炭素原子と窒素原
    子及び中間の炭素原子と共同して、5〜10個の環原子
    からなり、既に存在する前記窒素原子に加えてO,S,
    S−O若しく、はSO_2の群から選ばれた二番目のヘ
    テロ原子を含んでもよくかつスピロアルキル基を形成で
    きるアルキル基で置換されてもよい複素環基を構成し;
    R_2+R_3により形成される環は、5若しくは6個
    の環原子からなりかつ必要に応じて置換されてもよい飽
    和若しくは不飽和の炭素環若しくは複素環で縮環化され
    てもよい; R_4は水素原子、直鎖若しくは分枝鎖の1〜8個の炭
    素原子を有するアルキル基、アルコキシ−若しくはアル
    キルチオアルキル基、アルケニル基若しくはアルキニル
    基、これらの基は1個以上のフッ素原子、シクロアルキ
    ル基、又は1個若しくは2個の置換基で置換されてもよ
    いフェニル基で置換されてもよく、前記フェニル基と縮
    環化される環を必要に応じて形成し;又はR_4は、環
    がメチル基で置換されてもよい、3〜8個の炭素原子を
    有するシクロアルキル基若しくは5〜7個の炭素原子を
    有するシクロアルケニル基;又はR_4は架橋炭化水素
    基;又はR_4はアルコキシ基に1〜6個の炭素原子を
    有しかつアルキル基に1〜3個の炭素原子を有する直鎖
    若しくは分枝鎖アルコキシカルボニルアルキル基;又は
    R_4はR_7R_8N−CO−R_9−若しくはR_
    7R_8N−SO_2R_9−基(ここでR_7とR_
    8とは互いに独立して水素原子、1〜3個の炭素原子を
    有するアルキル基、若しくはR_7とR_8とが結合す
    る窒素原子と共同して複素環の5若しくは6員環を構成
    し;R_9は1〜3個の炭素原子を有するアルキル基)
    ;又はR_4はアルキル基毎に1〜3個の炭素原子を有
    するアルキルスルホニルアルキル基、若しくはアルキル
    基に1〜3個の炭素原子を有しかつフェニル基が置換さ
    れてもよいフェニルスルホニルアルキル基;又はR_4
    は0〜3個のR_1_0基で置換されたフェニル基 {ここでR_1_0は互いに独立して、1個以上のフッ
    素原子、1個のシアノ基、アルコキシ基に1〜6個の炭
    素原子を有する直鎖若しくは分枝鎖アルコキシカルボニ
    ル基、R_7R_8N−CO−基若しくはR_7R_8
    N−SO_2−基で置換されてもよい1〜6個の炭素原
    子を有する直鎖若しくは分枝鎖アルキル基(ここでR_
    7とR_8とは上記したものと同じものを示す。);又
    は隣接炭素原子に結合する二つの基R_1_0は、5〜
    7個の環原子からなりかつ前記フェニル基と縮環化され
    る炭素環を形成し;又はR_1_0は、1個以上のフッ
    素原子を含むか若しくは隣接炭素原子に結合する二つの
    アルコキシ基若しくはアルキルチオ基が5〜7個の環原
    子からなる環と形成する、直鎖若しくは分枝鎖のアルキ
    ル (1〜4個の炭素)−オキシ−アルキル(0〜3個の炭
    素)基若しくはアルキル(1〜4個の炭素)−チオアル
    キル(0〜3個の炭素)基;又はR_1_0は3〜6個
    の炭素原子を有するシクロアルコキシ基、シクロアルキ
    ルチオ基若しくはシクロアルキルスルホニル基;又はR
    _1_0は3〜6個の炭素原子を有するシクロアルキル
    基;又はR_1_0は直鎖若しくは分枝鎖のアルコキシ
    カルボニル基、R_7R_8N−CO−若しくはR_7
    R_8N−SO_2−(ここでR_7とR_8とは上記
    したものと同じものを示す);又はR_1_0はハロゲ
    ン原子若しくは水酸基}; 又はR_4はN及び/又はO及び/又はSがヘテロ原子
    として存在する単環若しくは二環式ヘテロアリール基; R_5は存在しないか、又はR_5はアルキル基(対イ
    オンとしてアニオンを伴なう)又は酸素原子; pは1又は2の値; R_6は互いに独立して、少なくとも一つのR_6基が
    1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、ハロゲン原子
    、ニトリル基、アミノ基、アシルアミノ基、アルコキシ
    カルボニルアミノ基、−NH−CO−NR_7R_8基
    (ここでR_7とR_8とは上記したものと同じものを
    示す)、アルコキシ基が1〜8個の炭素原子を有する直
    鎖若しくは分枝鎖アルコキシカルボニル基、(0〜3個
    の炭素)アルコキシ−(1〜2個の炭素)−アルコキシ
    カルボニル基、ベンゼン環が必要に応じて置換されたベ
    ンジルオキシカルボニル基、R_7R_8N−SO_2
    −基又はR_7R_8N−CO−基(ここでR_7とR
    _8とは上記したものと同じものを示す)であることを
    条件として、水素原子;又はR_6はヒドロキシメチル
    基、エステル化ヒドロキシメチル基、アルコキシ基が1
    〜6個の炭素原子を有するアルコキシメチル基、ベンゼ
    ン環が必要に応じて置換されたベンジロキシメチル基、
    若しくはアルキル(1〜6個の炭素)−SO_2−基を
    示す〕で表わされる8,9−縮環化−ジヒドロ−β−カ
    ルボリン誘導体及び8,9−縮環化−3,4−β−カル
    ボリン誘導体並びにこれらの薬理学的に許容できる塩。 2、請求項1に記載された少なくとも1種の化合物を活
    性物質として含有することを特徴とする線維素溶解活性
    を有する薬剤組成物。 3、請求項2に記載された薬剤組成物を用いることを特
    徴とする血塊の溶解若しくは予防方法。 4、一般式1の化合物(ここでR_5は存在しない)を
    、 a)次の一般式3 ▲数式、化学式、表等があります▼(3) (式中のR_1、R_2、R_3、R_4、R_6、n
    及びpは請求項1で示したものと同じものを示す。R_
    5は水素原子を示す)で表わされる化合物をビシユラー
    −ナピエラルスキー(Bischler−Napier
    alski)閉環するか、又は を)次の一般式11 ▲数式、化学式、表等があります▼(11) (式中のR_1、R_2、R_3、R_4、R_6、n
    及びpは請求項1で示したものと同じものを示す) で表わされる化合物を脱水素化することに より、 製造することを特徴とするカルボリン誘導体の製造方法
    。 5、一般式1又は2の化合物(ここでR_5は酸素原子
    を示す)を、対応する一般式1又は2の化合物(ここで
    R_1、R_2、R_3、R_4、R_6、n及びpは
    請求項1に記載したものと同じものを示す。R_5は水
    素原子を示すか又は存在しない)の酸化により製造する
    ことを特徴とする請求項4記載のカルボリン誘導体の製
    造方法。
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