JPH0245398Y2 - - Google Patents

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JPH0245398Y2
JPH0245398Y2 JP1983046270U JP4627083U JPH0245398Y2 JP H0245398 Y2 JPH0245398 Y2 JP H0245398Y2 JP 1983046270 U JP1983046270 U JP 1983046270U JP 4627083 U JP4627083 U JP 4627083U JP H0245398 Y2 JPH0245398 Y2 JP H0245398Y2
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JP
Japan
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lever
coil portion
locking
biasing spring
base member
Prior art date
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JP1983046270U
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JPS59150857U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はベース部材に枢支されたレバーを有す
る自動車用ドアロツク装置に関する。
従来の自動車用ドアロツク装置としては、例え
ば第1図および第2図、ならびに第3図および第
4図に示すようなものがある。
すなわち、第1図および第2図に示すものは、
ベース部材1にアウトサイドレバー2が枢軸ピン
11を介して枢支され、付勢バネ3により図にお
いて反時計方向に付勢されており、付勢バネ3は
コイル部31とコイル部31から二方に突出する
係止端32,32とより成り、枢軸ピン11は第
2図に示すようにベース部材1にかしめ固定され
るかしめピン部12とアウトサイドレバー2に遊
嵌する枢支軸部13と付勢バネ3のコイル部31
が巻き付く押えフランジ14を有するバネ巻付ピ
ン部15とより成り、枢支軸部13にアウトサイ
ドレバー2を遊嵌してからかしめピン部12をベ
ース部材1にかしめ固定し、付勢バネ3のコイル
部31に押えフランジ14ならびにバネ巻付ピン
15を通し、係止端32,32の一方をベース部
材1の係止片部16に係止し、他方をアウトサイ
ドレバー2に係止し、押えフランジ14と付勢バ
ネ3のコイル部31が偏心してコイル部31の一
部が押えフランジ14の一部に引掛ることにより
コイル部31が抜け止めされるものである。ま
た、第3図および第4図に示すものは、アウトサ
イドレバー2が枢軸ピン17を介してベース部材
1に枢支され、渦巻き状の付勢バネ4により図に
おいて反時計方向に付勢されており、付勢バネ4
は平たいコイル部41と内側係止端42と外側係
止端43とより成り、内側係止端42は枢軸ピン
17の頭部に噛み込み固定され、外側係止端43
はアウトサイドレバー2に係止され、アウトサイ
ドレバー2をベース部材1に枢着してからアウト
サイドレバー2の表面に付勢バネ4のコイル部4
1を添着し、第4図に示すように枢軸ピン17の
頭部に形成された噛み込み溝18に付勢バネ4の
内側係止端42を嵌め、噛み潰して第3図に示す
ように固定するものである。
しかしながら、このような従来の自動車用ドア
ロツク装置では、前者の場合、枢軸ピン11が段
部を重ねた複雑な形状になり、枢軸ピン11が高
価なものになるという問題点があり、後者の場
合、枢軸ピン17の頭部に付勢バネ4の内側係止
端42を噛み込む作業がやりにくく、付勢バネ4
を一度取り付けると外すことができなくなるので
組付性とサービス性が悪く、また作動時には相対
的な位置変化に伴つて異音が発生するという問題
点があつた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、簡単な構造で容易かつ確実に付勢
バネを取り付けることができるようにして上記問
題点を解決することを目的としている。
かかる目的を達成するため、本考案において
は、ベース部材に枢支されたレバーを有する自動
車用ドアロツク装置であつて、 付勢バネを大径で巻き数の少ないコイル部から
二本の係止端を二方に突出して形成し、前記レバ
ーの枢支軸心と前記コイル部の中心とを略一致さ
せて該コイル部を前記レバーの上に添着するよう
配設し、 前記二本の係止端の一方の先端が前記ベース部
材の端縁の表側から裏側に巻き掛かつて弾撥的に
係合し、他方の先端が前記レバーの端縁の表側か
ら裏側に巻き掛かつて弾撥的に係合するよう配設
するとともに、前記枢支軸心を中にして前記二本
の係止端の先端間を結んだ線の反対側に位置し、
前記コイル部の一部に被さるよう係合して浮き上
がりを押える係止片を前記レバーに立設し、 前記係止片と前記二本の係止端とにより、前記
コイル部の浮き上がりを押えるとともに、前記コ
イル部を前記枢支軸心に合致させかつ維持させる
よう付勢バネを前記レバー上に係止したことを特
徴とする自動車用ドアロツク装置とし、付勢バネ
をレバーに立設した係止片により浮き上がらない
ように押えて係止し、しかも、付勢バネの組み付
け、および取り外しが簡単にできるようにしたも
のである。
以下、図面に基ずき本考案の一実施例を説明す
る。なお、従来例と同様の部位には同一符号を付
し、重複した説明を省略する。
第5図は本考案の一実施例を示しており、ベー
ス部材1にレバー6が枢軸ピン61を介して枢支
されており、このレバー6が付勢バネ7により図
において時計方向に付勢されている。
レバー6はベース部材1のラツチを係脱するポ
ール(図示省略)に固結されたオープンレバー8
を直接動作させるものであつて、オープンレバー
8に係合する動作端62、インサイドハンドル
(図示省略)に連結される被動作端部63揺動角
度規制用のストツパ端64を有している。
付勢バネ7は大径で巻き数の少ないコイル部7
1から二本の係止端72,73が二方に突出して
形成され、コイル部71の中心をレバー6の枢支
軸心たる枢軸ピン61に略一致させてコイル部7
1をレバー6の上に添着し、一方の係止端72を
ベース部材1に係止し、他方の係止端73をレバ
ー6の被動作端部63に係止し、コイル部71の
浮き上がりを押える位置になるようレバー6に立
設された係止片65にコイル部71の一部が浮き
上がり不能に係止されている。
そして、二本の係止端72,73の一方の係止
端72の先端は第5図において紙面に垂直な方向
に屈曲してベース部材1の端縁に表側から裏側に
巻き掛かつて弾撥的に係合し、他方の係止端73
の先端も同様にレバー6の端縁に表側から裏側に
巻き掛かつて弾撥的に係合している。
係止片65は二本の係止端72,73の先端間
を結んだ線が枢支軸心である枢軸ピン61を中に
して反対側になるようレバー6に立設されてい
る。係止片65の先端部は、付勢バネ7のコイル
部71の一部に被さり、浮き上がりを押えるよう
係合している。
二本の係止端72,73のそれぞれの先端はベ
ース部材1およびレバー6の端縁に表側から裏側
に巻き掛かつて単に弾撥的に当接しており、係止
片65によりコイル部71の浮き上がりを押えて
維持するよう付勢バネ7が係止されている。
上記構成を有する自動車用ドアロツク装置で
は、ドアロツク装置の組立にあたつては、枢軸ピ
ン61をベース部材1にかしめて固着することに
より、レバー6をベース部材1に枢着し、その後
に付勢バネ7のコイル部71の中心をレバー6の
枢支軸心に合わせ、係止端72の先端を第5図に
おいて紙面に垂直な方向からベース部材1の端縁
に沿つて差し込んで該端縁に当接させてベース部
材1に係止し、係止端73をレバー6の被動作端
部63に係止端73の先端を第5図において紙面
に垂直な方向から被動作端部63の端縁に沿つて
差し込んで該端縁に当接させて係止するととも
に、コイル部71の一部をレバー6の係止片65
に第5図において紙面に垂直な方向に浮き上がら
ないよう引つ掛けて係止させる。レバー6を付勢
バネ7の付勢力に抗して反時計方向に回動させる
と、動作端62がオープンレバー8に係合してこ
れを作動させ、ドアロツク装置がロツク解除され
る。レバー6が回動するとき、係止片65もとも
に回動し、付勢バネ7のコイル部71もほぼ一緒
に動き、コイル部71の一部と係止片65との相
対的摺動量は小さい。
本考案に係る自動車用ドアロツク装置によれ
ば、レバーをベース部材に枢支するための枢軸ピ
ンは簡単な構造のものでよく、レバーに係止片を
立設するだけで容易に付勢バネを該レバーより後
付けにて組み付けることができるようにしたか
ら、ドアロツク装置の構造が簡単化し、組立コス
トおよび部品製造コストが低減する。また、付勢
バネとレバーとの相対的摺動量が小なくなるので
異音や齧り現象が発生しなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は第1の従来例を示し、第
1図は正面図、第2図は枢軸ピンの側面図、第3
図および第4図は第2の従来例を示し、第3図は
正面図、第4図は頭部を噛み潰す前の帥軸ピンの
正面図、第5図は本考案の一実施例を示す側面図
である。 1……ベース部材、6……レバー、61……枢
軸ピン、65……係止片、7……付勢バネ、71
……コイル部、72,73……係止端。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベース部材に枢支されたレバーを有する自動車
    用ドアロツク装置であつて、 付勢バネを大径で巻き数の少ないコイル部から
    二本の係止端を二方に突出して形成し、前記レバ
    ーの枢支軸心と前記コイル部の中心とを略一致さ
    せて該コイル部を前記レバーの上に添着するよう
    配設し、 前記二本の係止端の一方の先端が前記ベース部
    材の端縁の表側から裏側に巻き掛かつて弾撥的に
    係合し、他方の先端が前記レバーの端縁の表側か
    ら裏側に巻き掛かつて弾撥的に係合するよう配設
    するとともに、前記枢支軸心を中にして前記二本
    の係止端の先端間を結んだ線の反対側に位置し、
    前記コイル部の一部に被さるよう係合して浮き上
    がりを押える係止片を前記レバーに立設し、 前記係止片と前記二本の係止端とにより、前記
    コイル部の浮き上がりを押えるとともに、前記コ
    イル部を前記枢支軸心に合致させかつ維持させる
    よう付勢バネを前記レバー上に係止したことを特
    徴とする自動車用ドアロツク装置。
JP1983046270U 1983-03-30 1983-03-30 自動車用ドアロック装置 Granted JPS59150857U (ja)

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JP1983046270U JPS59150857U (ja) 1983-03-30 1983-03-30 自動車用ドアロック装置

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Publication Number Publication Date
JPS59150857U JPS59150857U (ja) 1984-10-09
JPH0245398Y2 true JPH0245398Y2 (ja) 1990-11-30

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ID=30176823

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016138445A (ja) * 2016-03-02 2016-08-04 アイシン機工株式会社 ドアロック装置
US10060165B2 (en) 2012-07-31 2018-08-28 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Door lock device

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JPS59150857U (ja) 1984-10-09

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