JPH0245341Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0245341Y2 JPH0245341Y2 JP16059785U JP16059785U JPH0245341Y2 JP H0245341 Y2 JPH0245341 Y2 JP H0245341Y2 JP 16059785 U JP16059785 U JP 16059785U JP 16059785 U JP16059785 U JP 16059785U JP H0245341 Y2 JPH0245341 Y2 JP H0245341Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- cleaning
- drip
- hole
- urinal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 58
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 26
- 239000011148 porous material Substances 0.000 claims description 8
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 2
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案はストール小便器に関する。詳しくは、
タレ受部の洗浄が改良されたストール小便器に関
する。
タレ受部の洗浄が改良されたストール小便器に関
する。
従来の技術およびその問題点
従来のストール小便器１′の洗浄水は、第２図
に示すように、給水栓（図示せず）を通り給水孔
（図示せず）により分配室８に入り、左右側壁分
配孔９と前部分配孔１０に分水される。左右側壁
分配孔９によつて分水された洗浄水は、上部水洗
孔１１より吐出されて、左右正面の障壁１２を洗
浄する。一方、前部分配孔１０によつて分水され
た洗浄水は通水路１３を通り、タレ受部１４の上
方の縁部を形成するゆるく傾斜した通水路１６に
存在する多数個のタレ受部洗浄用吐水孔２′より
吐出されて、タレ受部１４を洗浄する。
に示すように、給水栓（図示せず）を通り給水孔
（図示せず）により分配室８に入り、左右側壁分
配孔９と前部分配孔１０に分水される。左右側壁
分配孔９によつて分水された洗浄水は、上部水洗
孔１１より吐出されて、左右正面の障壁１２を洗
浄する。一方、前部分配孔１０によつて分水され
た洗浄水は通水路１３を通り、タレ受部１４の上
方の縁部を形成するゆるく傾斜した通水路１６に
存在する多数個のタレ受部洗浄用吐水孔２′より
吐出されて、タレ受部１４を洗浄する。
該洗浄用吐水孔２′は全て直径４〜５mm程度の
小穴であるために、洗浄時の溜水面５より高位置
にある上部洗浄用吐水孔３′は、水の表面張力に
より水幕を形成するため洗浄水が吐出されにく
い。一方、溜水面５より低位置にある下部洗浄用
吐水孔４′からは、洗浄水がタレ受吐水中央部１
５に溜水されるため、多量に吐水される。従つ
て、上部タレ受部吐水孔３′からの洗浄水が流れ
る部分のタレ受部１４は洗浄されにくく、タレ受
部１４の洗浄は均一に行われなかつた。
小穴であるために、洗浄時の溜水面５より高位置
にある上部洗浄用吐水孔３′は、水の表面張力に
より水幕を形成するため洗浄水が吐出されにく
い。一方、溜水面５より低位置にある下部洗浄用
吐水孔４′からは、洗浄水がタレ受吐水中央部１
５に溜水されるため、多量に吐水される。従つ
て、上部タレ受部吐水孔３′からの洗浄水が流れ
る部分のタレ受部１４は洗浄されにくく、タレ受
部１４の洗浄は均一に行われなかつた。
問題点を解決するための手段
従つて、本考案の目的は、小便器のタレ受部全
体を均一に洗浄し得るストール小便器を提供する
ことにある。
体を均一に洗浄し得るストール小便器を提供する
ことにある。
本考案のストール小便器１は、タレ受部の縁部
を形成するゆるい傾斜の通水路１６に多数個のタ
レ受部洗浄用吐水孔２を有する小便器１におい
て；洗浄時の溜水面５より実質的に高位置にある
タレ受部洗浄用上部吐水孔３の孔径が本質的に７
〜12mmの範囲であり、そして該溜水面５よりも実
質的に低位置にあるタレ受部洗浄用下部吐水孔４
の孔径が本質的に３〜６mm（一般に該上部吐水孔
３の孔径の半分程度）の範囲であることを特徴と
する。
を形成するゆるい傾斜の通水路１６に多数個のタ
レ受部洗浄用吐水孔２を有する小便器１におい
て；洗浄時の溜水面５より実質的に高位置にある
タレ受部洗浄用上部吐水孔３の孔径が本質的に７
〜12mmの範囲であり、そして該溜水面５よりも実
質的に低位置にあるタレ受部洗浄用下部吐水孔４
の孔径が本質的に３〜６mm（一般に該上部吐水孔
３の孔径の半分程度）の範囲であることを特徴と
する。
上記の下部吐水孔４の孔径は、一般的に約３〜
約６mmであり、好ましくは約４〜約５mmである。
上部吐水孔３の孔径は一般的に約７〜約12mm、好
ましくは約８〜約11mmである。
約６mmであり、好ましくは約４〜約５mmである。
上部吐水孔３の孔径は一般的に約７〜約12mm、好
ましくは約８〜約11mmである。
上部吐水孔３の孔径が約７mm未満であると、水
の表面張力により該吐水孔３全体が水幕でおおわ
れる。一方、該孔径が大きすぎる（例えば孔径約
12mmを越える）と、上部吐水孔３から洗浄水の殆
んどが吐水されてしまい、下部吐水孔４へ洗浄水
が行きわたらなくなる。従つて、その下方のタレ
受部１４の洗浄が不十分となる。
の表面張力により該吐水孔３全体が水幕でおおわ
れる。一方、該孔径が大きすぎる（例えば孔径約
12mmを越える）と、上部吐水孔３から洗浄水の殆
んどが吐水されてしまい、下部吐水孔４へ洗浄水
が行きわたらなくなる。従つて、その下方のタレ
受部１４の洗浄が不十分となる。
作用および効果
タレ受部洗浄用上部吐水孔３を上記の特定範囲
の相対的に大きい孔径とすることにより、水の表
面張力による水幕の形成が防止され、上部吐水孔
３から洗浄水が吐水される。従つて、タレ受部１
４全体に均一に洗浄水が流れるので、タレ受部１
４が均一に洗浄される。また、溜水面５より上方
の吐水孔の水幕形成が防止されるため、ゴミによ
る上部吐水孔３のゴミ詰まりや、カス等によるゴ
ミ詰まりが防止される。なお、下部吐水孔４は常
に溜水状態にあるため、上記のゴミ詰まりはな
い。
の相対的に大きい孔径とすることにより、水の表
面張力による水幕の形成が防止され、上部吐水孔
３から洗浄水が吐水される。従つて、タレ受部１
４全体に均一に洗浄水が流れるので、タレ受部１
４が均一に洗浄される。また、溜水面５より上方
の吐水孔の水幕形成が防止されるため、ゴミによ
る上部吐水孔３のゴミ詰まりや、カス等によるゴ
ミ詰まりが防止される。なお、下部吐水孔４は常
に溜水状態にあるため、上記のゴミ詰まりはな
い。
具体例
本考案のストール小便器を第１図を参照してよ
り具体的に説明する。
り具体的に説明する。
第１図はストール小便器１のタレ受部洗浄用吐
水孔２近傍の部分破断斜視図である。洗浄時の溜
水面５より高位置に位置するタレ受部洗浄用上部
吐水孔３は直径８mmの孔径を有し、そして溜水面
５よりも低位置にあるタレ受部洗浄用下部吐水孔
４の孔径は４mmである。その他の小便器の構成は
従来のストール小便器と同様である。上記の構造
によつて、前記の問題点が解消され、充分な効果
が達成できることを確認した。
水孔２近傍の部分破断斜視図である。洗浄時の溜
水面５より高位置に位置するタレ受部洗浄用上部
吐水孔３は直径８mmの孔径を有し、そして溜水面
５よりも低位置にあるタレ受部洗浄用下部吐水孔
４の孔径は４mmである。その他の小便器の構成は
従来のストール小便器と同様である。上記の構造
によつて、前記の問題点が解消され、充分な効果
が達成できることを確認した。
第１図は本考案のストール小便器要部の部分破
断斜視図；そして第２図は従来のストール小便器
の部分破断斜視図である。 １，１′……ストール小便器；２，２′……タレ
受部洗浄用吐水孔；３……タレ受部洗浄用上部吐
水孔；４……タレ受部洗浄用下部吐水孔；５……
溜水面；１４……タレ受部。
断斜視図；そして第２図は従来のストール小便器
の部分破断斜視図である。 １，１′……ストール小便器；２，２′……タレ
受部洗浄用吐水孔；３……タレ受部洗浄用上部吐
水孔；４……タレ受部洗浄用下部吐水孔；５……
溜水面；１４……タレ受部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ストール小便器のタレ受部の縁部を形成する
ゆるい傾斜の通水路に多数個のタレ受部洗浄用
吐水孔を有する小便器において；洗浄時の溜水
面より実質的に高位置にあるタレ受部洗浄用上
部吐水孔の孔径が本質的に７〜12mmの範囲であ
り、そして該溜水面よりも実質的に低位置にあ
るタレ受部洗浄用下部吐水孔の孔径が本質的に
３〜６mmの範囲であることを特徴とする、スト
ール小便器。 (2) 該上部吐水孔の孔径が本質的に８〜11mmの範
囲でありそして該下部吐水孔の孔径が本質的に
４〜５mmの範囲である、登録請求の範囲第１項
のストール小便器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16059785U JPH0245341Y2 (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16059785U JPH0245341Y2 (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6272376U JPS6272376U (ja) | 1987-05-09 |
| JPH0245341Y2 true JPH0245341Y2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=31086122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16059785U Expired JPH0245341Y2 (ja) | 1985-10-19 | 1985-10-19 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0245341Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-10-19 JP JP16059785U patent/JPH0245341Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6272376U (ja) | 1987-05-09 |
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