JPH0245298Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0245298Y2 JPH0245298Y2 JP19316285U JP19316285U JPH0245298Y2 JP H0245298 Y2 JPH0245298 Y2 JP H0245298Y2 JP 19316285 U JP19316285 U JP 19316285U JP 19316285 U JP19316285 U JP 19316285U JP H0245298 Y2 JPH0245298 Y2 JP H0245298Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- bent
- same plane
- wire mesh
- shotcrete
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 9
- 239000011378 shotcrete Substances 0.000 claims description 7
- 239000012779 reinforcing material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 7
- 239000004567 concrete Substances 0.000 description 6
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 3
- 239000011083 cement mortar Substances 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 238000005728 strengthening Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
- Reinforcement Elements For Buildings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本案は法面にセメントモルタル等を吹付ける際
に用いる鉄筋材に関するものである。
に用いる鉄筋材に関するものである。
「従来の技術」
従来、互に隣接するジグザグ折曲鋼線の折曲部
を交差させた金網やラス金網等が法面被覆吹付コ
ンクリートの鉄筋材として用いられた。この鉄筋
材は法面から若干持上げて吹付コンクリートの厚
さの中心部に配置する必要があるため、法面と鉄
筋材との間に第４図に示すようにスペーサーを介
在させた。そのため上記鉄筋材の法面への張設作
業は傾斜や足場の関係で困難をきわめた。
を交差させた金網やラス金網等が法面被覆吹付コ
ンクリートの鉄筋材として用いられた。この鉄筋
材は法面から若干持上げて吹付コンクリートの厚
さの中心部に配置する必要があるため、法面と鉄
筋材との間に第４図に示すようにスペーサーを介
在させた。そのため上記鉄筋材の法面への張設作
業は傾斜や足場の関係で困難をきわめた。
「考案が解決しようとする問題点」
本案は張設するだけで法面に直接支持されかつ
法面被覆コンクリートの厚さの中心部に配筋され
かつ中心部の配筋の引張力が大で、しかも法面と
上記被覆コンクリートとの境界面結合力を増加さ
せ、かつ張設作業を簡略化することを目的とする
ものである。
法面被覆コンクリートの厚さの中心部に配筋され
かつ中心部の配筋の引張力が大で、しかも法面と
上記被覆コンクリートとの境界面結合力を増加さ
せ、かつ張設作業を簡略化することを目的とする
ものである。
「問題点を解決するための手段」
本案は隣接するジグザグ折曲鋼線の折曲部を互
に交差させてなる金網であつて、折曲部間の鋼線
がほぼ同一平面内に配置される部分と同平面の下
方にＶ形に屈曲する部分とが交互に配置されて螺
旋状に形成されている法面吹付コンクリート用筋
材によつて構成される。
に交差させてなる金網であつて、折曲部間の鋼線
がほぼ同一平面内に配置される部分と同平面の下
方にＶ形に屈曲する部分とが交互に配置されて螺
旋状に形成されている法面吹付コンクリート用筋
材によつて構成される。
「作用」
従つて本案の金網を法面上に載置するとＶ形に
屈曲する部分の下端屈曲部が法面に接しかつ法面
の凹凸に引掛る。その状態において交差部が法面
から若干上方即ち被覆コンクリートの厚さの中心
部に持上げられ、その交差部を含むほぼ同一平面
内に配置される部分がほぼ直線状に配置され同部
分が金網の引張力を強化する。この状態において
セメントモルタルを法面に吹付けて被覆コンクリ
ートを形成するものであつて上記ほぼ同一平面内
に配置される部分は同コンクリートの厚さの中心
部に支持されることになる。
屈曲する部分の下端屈曲部が法面に接しかつ法面
の凹凸に引掛る。その状態において交差部が法面
から若干上方即ち被覆コンクリートの厚さの中心
部に持上げられ、その交差部を含むほぼ同一平面
内に配置される部分がほぼ直線状に配置され同部
分が金網の引張力を強化する。この状態において
セメントモルタルを法面に吹付けて被覆コンクリ
ートを形成するものであつて上記ほぼ同一平面内
に配置される部分は同コンクリートの厚さの中心
部に支持されることになる。
「実施例」
ジグザグ折曲鋼線１の折曲部２を隣接ジグザグ
折曲鋼線１の折曲部２と交差させて金網を形成す
ることができる。上記折曲部２，２間の鋼線はほ
ぼ同一平面内に配置される部分３と同平面の下方
にＶ形に屈曲する部分４とが交互に配置されて３
角形螺旋を形成する。このようにした金網は上記
ほぼ同一平面内に配置される部分３が第１図に示
すように直線状に連続し同直線方向の引張力に対
応する。尚図中５で示すものは法面、６はその凹
凸、７は吹付コンクリート、第４図中８は従来の
金網又はラス、９はスペーサーである。
折曲鋼線１の折曲部２と交差させて金網を形成す
ることができる。上記折曲部２，２間の鋼線はほ
ぼ同一平面内に配置される部分３と同平面の下方
にＶ形に屈曲する部分４とが交互に配置されて３
角形螺旋を形成する。このようにした金網は上記
ほぼ同一平面内に配置される部分３が第１図に示
すように直線状に連続し同直線方向の引張力に対
応する。尚図中５で示すものは法面、６はその凹
凸、７は吹付コンクリート、第４図中８は従来の
金網又はラス、９はスペーサーである。
「効果」
本案は上述のように構成したので金網を法面上
に敷くのみで吹付コンクリートの厚さの中心部に
配筋されかつ直線状に配筋されて同中心部の引張
力を強化し得ると共にＶ形屈曲部が法面の凹凸に
引掛つて法面と被覆コンクリートとの結合力を強
化することができる。そしてスペーサー工事を要
せずその足場も必要がないため、きわめて簡便に
鉄筋材を法面から若干上方に配筋し得る便益があ
る。
に敷くのみで吹付コンクリートの厚さの中心部に
配筋されかつ直線状に配筋されて同中心部の引張
力を強化し得ると共にＶ形屈曲部が法面の凹凸に
引掛つて法面と被覆コンクリートとの結合力を強
化することができる。そしてスペーサー工事を要
せずその足場も必要がないため、きわめて簡便に
鉄筋材を法面から若干上方に配筋し得る便益があ
る。
第１図は本案の法面吹付コンクリート用筋材の
配筋状態を示す斜視図、第２図は同筋材の側面
図、第３図はその正面図、第４図は従来の配筋状
態の側面図である。 １……ジグザグ折曲鋼線、２……折曲部、３，
４……部分。
配筋状態を示す斜視図、第２図は同筋材の側面
図、第３図はその正面図、第４図は従来の配筋状
態の側面図である。 １……ジグザグ折曲鋼線、２……折曲部、３，
４……部分。
Claims (1)
- 隣接するジグザグ折曲鋼線の折曲部を互に交差
させてなる金網であつて、折曲部間の鋼線がほぼ
同一平面内に配置される部分と同平面の下方にＶ
形に屈曲する部分とが交互に配置されて螺旋状に
形成されている法面吹付コンクリート用筋材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19316285U JPH0245298Y2 (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19316285U JPH0245298Y2 (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62103845U JPS62103845U (ja) | 1987-07-02 |
| JPH0245298Y2 true JPH0245298Y2 (ja) | 1990-11-30 |
Family
ID=31148928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19316285U Expired JPH0245298Y2 (ja) | 1985-12-16 | 1985-12-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0245298Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-16 JP JP19316285U patent/JPH0245298Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62103845U (ja) | 1987-07-02 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6629393B2 (en) | Masonry reinforcing tie | |
| US3342003A (en) | Mesh reenforcement with spacer for cementitious material | |
| US4391074A (en) | Weep screed | |
| JPH0245298Y2 (ja) | ||
| US2154619A (en) | Precast building slab | |
| US2275056A (en) | Building construction | |
| JP2510738B2 (ja) | コンクリ―ト版用補強部材及びそれを使用したコンクリ―ト版 | |
| JP3090060U (ja) | プレキャスト床版の継目部の継ぎ手構造 | |
| KR200241336Y1 (ko) | 콘크리트 타설용 기초구조재 | |
| JPH0637072Y2 (ja) | スターラップ筋 | |
| JPH0336347A (ja) | 床構造材 | |
| KR20000025054A (ko) | 와이어 메쉬를 이용한 합성데크플레이트 및 그제조 방법) | |
| JP2952462B2 (ja) | クリンプ金網構造物を使用した法面用型枠装置 | |
| KR0166641B1 (ko) | 건축용 바닥 구조재 | |
| JP3310440B2 (ja) | 建築用床構造材 | |
| JP2584535Y2 (ja) | 法面への吹付け用金網 | |
| JPS6243044Y2 (ja) | ||
| JP3040953U (ja) | コンクリート打設用の床トラス鉄筋付き床構成材 | |
| JPH0751521Y2 (ja) | 鉄筋コンクリート梁 | |
| JPH0335458B2 (ja) | ||
| JPS6315455Y2 (ja) | ||
| JPH0436328Y2 (ja) | ||
| JPH0632996Y2 (ja) | スターラップ筋 | |
| JPH0326175Y2 (ja) | ||
| JPS6410123U (ja) |