JPH0244939Y2 - - Google Patents

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JPH0244939Y2
JPH0244939Y2 JP16744284U JP16744284U JPH0244939Y2 JP H0244939 Y2 JPH0244939 Y2 JP H0244939Y2 JP 16744284 U JP16744284 U JP 16744284U JP 16744284 U JP16744284 U JP 16744284U JP H0244939 Y2 JPH0244939 Y2 JP H0244939Y2
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welding
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chuck
bearing
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JP16744284U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、コンデンサの放電エネルギを利用し
てスタツドを母材に溶接するコンデンサ放電型ス
タツド溶接に用いられる溶接銃に関するものであ
る。
従来の技術 このようなコンデンサ放電型スタツド溶接には
従来種々の構造の溶接銃が用いられているが、一
般には、図面の第4図や実公昭57−50140公報に
示されるように、従来のコンデンサ放電型スタツ
ド溶接用の溶接銃は、ハウジング内に軸線方向に
沿つて摺動可能にのび先端を溶接すべきスタツド
を受けるチヤツクを備えた筒状本体とと、この筒
状本体を常にその先端方向に向つて強制するばね
と、溶接すべきスタツドと母材との間に溶接電流
を流すため溶接電源装置の溶接コンデンサからの
溶接ケーブルを接続する接続導電部材とを有し、
トリガスイツチの作動により上記チヤツクを介し
て母材とスタツドとの間に溶接電流を流しスタツ
ドを母材に押圧して溶接するように構成されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで上記実公昭57−50140公報に開示され
たものではチヤツクが先端に取付けられる筒状本
体(すなわち制御部材)は軸受に直接装着されて
いる。そのため筒状本体の外周摺動面を滑らかに
加工しなければならず、しかも筒状本体の外周摺
動面を直接軸受で支持しているため摺動による変
形を考慮して筒状本体は鉄等のような硬い材料で
構成する必要があり、アルミニウムや銅のような
軽量材料で構成することができない。
また第4図に示す従来例でも同様に筒状本体を
成すスピンドルAは直接軸受部材Bによつて摺動
可能に支持されており、この場合もスピンドルA
の外周摺動面を滑らかに加工する必要があると共
にスピンドルA自体を鉄のような硬い材料で構成
する必要がある。
従つて上記の従来例のいずれの場合も溶接すべ
きスタツドの装着されるチヤツクに溶接銃の外部
から直接電源装置からの溶接ケーブルを接続する
(実公昭57−50140号公報参照)かまたチヤツクに
溶接銃内に収容したたわみコードCを介して溶接
ケーブルを接続しなければならない。そのために
前者では溶接銃を操作する際、先端にチヤツクに
接続された溶接ケーブルが邪魔となり、作業性が
悪く、一方後者の場合には、たわめコードCを収
容するための比較的大きな空所Dを設ける必要が
あり、その結果溶接銃自体がかさばることにな
る。
そこで本考案の目的は、この種の溶接銃におい
て筒状本体を介してチヤツクに溶接電流を供給で
きるようにして作業操作性を向上させることにあ
る。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本考案による溶接
銃は、ハウジング内に軸線方向に沿つて摺動可能
にのびる筒状本体を導電体材料で構成し、これを
介してチヤツクに溶接電流を供給するようにし、
また上記筒状本体の一部に沿つてその周囲に絶縁
部材を介して軸受用内輪を取付け、ハウジング内
に固定された軸受本体に上記軸受用内輪をはめ込
み、それにより上記筒状本体をハウジング内で電
気的に絶縁して摺動可能に保持したことを特徴と
している。
作 用 このように構成した本考案の溶接銃において
は、筒状本体は、その周囲に絶縁部材を介して取
付けた軸受用内輪によつて軸受本体に摺動可能に
支持されているので外周面を滑らかに加工する必
要がなく、また通電に適した任意の材料で構成す
ることができる。そして軸受部分に摺動による変
形が実質的に生じないため筒状本体は常にその軸
線方向に正確に摺動し、その結果スタツドを母材
に対して正確に押付けることができる。さらに筒
状本体自体を介してチヤツクへ電通するので、内
部構造を簡単化かつ小型化させることが可能であ
る。
実施例 以下本考案の一実施例を、図面の第1〜3図を
参照して説明する。
第1,2図には本考案による溶接銃の全体構成
を示し、1は円筒状ハウジングでその後端にはキ
ヤツプ2が取外し可能に装着されており、また円
筒状ハウジング1にはハンドル3が装着され、ハ
ンドル3はトリガボタン4を備えている。円筒状
ハウジング1内には同軸に導電体材料の筒状本体
5が軸受6によつて軸線方向に据動可能に支持さ
れている。筒状本体5の先端部の内周面は符号5
aで示すように外方に向つて拡がつたテーパー状
に形成され、チヤツク保持部材7を受けるように
されている。このチヤツク保持部材7は導電体材
料から成り、外周面は上記テーパー状の内周面5
aに対応して円錐状に形成され、そして一つの縦
方向にのびる割れ目(図示してない)と二つの縦
方向にのびる細溝(図示してない)とが形成され
ている。このチヤツク保持部材7内にはチヤツク
8が挿入され、第1図に示すように締付ナツトを
成す例えばプラスチツク材料から成る得るキヤツ
プナツト9を筒状本体5の先端部上に締付けるこ
とによりチヤツク8は筒状本体5に対してチヤツ
ク保持部材7を介して比較的広い接触面積で密着
保持される。従つてキヤツプナツト9を手で回す
だけでチヤツク7は容易に着脱することができ
る。
軸受6で筒状本体5を摺動可能に支持する構造
について説明すると、第1,3図に示すように筒
状本体5の周囲に絶縁ブツシユ10,11が装着
され、これらの絶縁ブツシユ10,11上に軸受
用内輪12が取付けられている。一方軸受6は保
持部材13,14を三本のボルト15で円筒状ハ
ウジング1の先端面に締付けることによつて円筒
状ハウジング1内に固定されている。このように
構成することによつて軸受用内輪12は筒状本体
5から電気的に絶縁されると共に筒状本体5の滑
らかで正確な軸方向摺動を保証することができ
る。
また第1図において16は図示してない溶接電
源装置からの溶接ケーブル17の端子17aを筒
状本体5に接続する接続端子部材で、この端子部
材16は筒状本体5にねじ係合するねじ穴16a
と溶接ケーブル17の端子17aをボルト18で
固定するねじ穴16bとを備えており、また各ね
じ穴16a,16bを横切つてそれぞれスリツト
16c,16dが形成されている。従つて溶接ケ
ーブル17の端子17aをボルト18で接続端子
部材16に締付け固定することによつてスリツト
16dが狭ばまり一方スリツト16cが拡げられ
るため、ねじ係止部に変形が生じ、ゆるみの生じ
ないようにしつかりと保持され、その結果発熱や
スパーク発生が防止され、良好な通電を保証する
ことができる。
さらに第1図に示すように筒状本体5にはこれ
を先端方向に向つて押圧するばね19が筒状本体
5に取付けられた二つのばね座20,21間に装
着されている。ばね座の一方21は筒状本体5に
沿つて摺動でき、すなわち、このばね座21は円
筒状ハウジング1の後端にねじ込まれるばね調整
ねじ22によつて軸方向に摺動され、ばね19の
反発力すなわちスタツドに対する加圧力を調整で
きるようにされる。このばね調整ねじ22は筒状
本体5の後端に装着された目盛付止め部材23の
外周囲に予定の間隔で設けられたローレツト目盛
りに合わせることによつて所望の加圧力に設定す
ることができる。
筒状本体5の後端に装着された目盛付止め部材
23はまた筒状本体5内にのびるスタツド位置調
整部材24を筒状本体5内に保持している。スタ
ツド位置調整部材24は、互いにねじ係合された
先方のスタツド受けピン24aと中間管状体24
bと後方の調整ピン24cとから成つており、中
間管状体24bは、キイ24dを筒状本体5に設
けたスロツト5bに係合させることによつて回動
しないようにされ、それにより後端のつまみ24
eを回動させることによりスタツド受けピン24
aの位置を調整することができる。なお第1,2
図において25は案内脚部で図示実施例では三本
設けられており、26は保護カバーである。また
図示実施例において各部の構成要素の形状や材質
は適当に選択することができる。
効 果 以上説明してきたように本考案によれば、筒状
本体に軸受用内輪を取付け、これを軸受本体で摺
動可能に支持しているので、筒状本体はがたつき
がなく滑らかに動くことができ、また筒状本体を
任意の材料例えばアルミニウムや銅等で形成する
ことができ、しかもその外周面を特別に滑らかに
加工する必要がない。また軸受用内輪を筒状本体
に絶縁部材を介して取付けることによつて筒状本
体を導電体で構成し、この筒状本体を介してチヤ
ツクへ通電するようにでき、その結果銃の内部構
造を簡単化できしかも操作性を向上させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の溶接銃を示す縦断
面図、第2図は第1図の溶接銃の正面図、第3図
は第1図に示す溶接銃の構成要素を示す図、第4
図は従来の溶接銃の断面図である。 図中、1……ハウジング、5……筒状本体、6
……軸受、10,11……絶縁部材、12……軸
受用内輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジング内に軸線方向に沿つて摺動可能にの
    び先端に溶接すべきスタツドを受けるチヤツクを
    備えた筒状本体と、この筒状本体を常にその先端
    方向に向つて強制するばねと、溶接すべきスタツ
    ドと母材との間に溶接電流を流すため溶接電源装
    置の溶接コンデンサからの溶接ケーブルを接続す
    る接続通電部材とを有し、トリガスイツチの作動
    により上記チヤツクを介して母材とスタツドとの
    間に溶接電流を流しスタツドを母材に押圧して溶
    接するようにしたコンデンサ放電型スタツド溶接
    用の溶接銃において、上記筒状本体が導電体から
    成り、これを介してチヤツクに溶接電流を供給す
    るようにし、また上記筒状本体の一部に沿つてそ
    の周囲に絶縁部材を介して軸受用内輪を取付け、
    ハウジング内に固定された軸受本体内に上記軸受
    用内輪をはめ込んで上記筒状本体をハウジング内
    で電気的に絶縁して摺動可能に保持したことを特
    徴とするコンデンサ放電型スタツド溶接用の溶接
    銃。
JP16744284U 1984-11-06 1984-11-06 Expired JPH0244939Y2 (ja)

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JPS6182777U JPS6182777U (ja) 1986-05-31
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