JPH0244904Y2 - - Google Patents

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JPH0244904Y2
JPH0244904Y2 JP8069585U JP8069585U JPH0244904Y2 JP H0244904 Y2 JPH0244904 Y2 JP H0244904Y2 JP 8069585 U JP8069585 U JP 8069585U JP 8069585 U JP8069585 U JP 8069585U JP H0244904 Y2 JPH0244904 Y2 JP H0244904Y2
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  • Containers Opened By Tearing Frangible Portions (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、缶容器や瓶容器等に巻締められるイ
ージーオープン蓋の製造装置、特に、蓋の移送に
ターレツト方式を用いたときの製造技術に関す
る。
(従来の技術) ターレツト方式によるイージーオープン蓋の製
造装置は、ターレツトのグリツパで蓋を把持し、
このターレツトの間欠回動によつて蓋を、プレス
型としてのリベツト成形型、スコア線刻設型、タ
ブかしめ型に順に移送するように構成されてい
る。
そして、この場合、前記各プレス型は、フレー
ムに固定した下型と、ホルダを介してプレススラ
イドに取付けられた上型と、で構成され、この上
型と下型とで蓋に所定のプレス加工を施すもので
あるが、従来では上型の高さ調整を各プレス型毎
にシムにより行なうようにしていた。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、イージーオープン蓋の製造装置
にあつては、上型の高さ調整は1/100mm以下の精
度でシビアに行なう必要があるし、加工対象とな
る蓋のサイズ替え、型の摩耗、温度の変化等に対
応して高さ調整を頻繁に行なう必要があり、その
たびにシムを増減させる従来装置では、調整に多
大の手間を要してしまい、作業能率が極めて悪い
という問題があつた。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述のような問題点を解決すること
を目的としてなされたもので、この目的達成のた
めに本考案では、蓋を把持するグリツパが一定の
配設角度毎に放射状に等配されると共に、該グリ
ツパの配設角度毎に間欠回動するターレツトを有
し、該ターレツトの間欠回動に伴なうグリツパの
停止位置には、プレス型として少なくとも蓋にリ
ベツトを成形するリベツト成形型、蓋にスコア線
を刻設するスコア線刻設型、蓋のリベツトにタブ
をかしめるタブかしめ型、が順に配設されたイー
ジーオープン蓋の製造装置において、前記各プレ
ス型の上型をそれぞれプレススライドにホルダを
介して取付けると共に、該ホルダとプレススライ
ドの間に、該ホルダを上下調整することで上型の
高さを調整する高さ調整ボルトを設けた。
(作用) 従つて、本考案の製造装置では、各プレス型の
上型の高さ調整は、ホルダとプレススライドの間
に設けた高さ調整ボルトによつて、該ホルダを上
下調整することにより行なうことができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により詳述する。
尚、本実施例では、フルオープンタイプのイー
ジーオープン蓋の製造装置を例にとつて説明す
る。
本実施例のイージーオープン蓋の製造装置A
は、蓋Bをターレツト1により間欠的に移送する
過程で、該蓋Bに、リベツト成形、スコア線刻
設、タブかしめ、の各加工を施し、最終的に第3
図に示すようなイージーオープン蓋Eを製造する
ための装置であつて、ターレツト1、グリツパ
2、及びプレス型としてのリベツトの一次成形型
3、リベツトの二次成形型4、スコア線の刻設型
5、タブの仮かしめ型6、タブの本かしめ型7、
を主要な構成としている。
上記ターレツト1は、グリツパ2で把持した蓋
Bを45゜毎に間欠的に移送するもので、間欠駆動
機構(図示せず)により45゜毎に間欠回動する垂
直軸10の上端に円板11が固定され、該円板1
1の外周に、前記間欠回動角度と同じ45゜の配設
角度で8個のグリツパ2が放射状に等配された構
造となつている。
したがつて、このターレツト1には、蓋Bの加
工ステーシヨンとなるグリツパ2の停止位置が
45゜毎に配設され、本実施例では、この停止位置
を、蓋Bの供給ステーシヨンa、リベツトの一次
成形ステーシヨンb、リベツトの二次成形ステー
シヨンc、スコア線の刻設ステーシヨンd、タブ
の仮かしめステーシヨンe、タブの本かしめステ
ーシヨンf、イージーオープン蓋排出ステーシヨ
ンg、の順に設定している(第2図参照)。
上記グリツパ2は、固定爪20と、バネ21に
より内向きに付勢された挾圧爪22と、の間に蓋
Bを把持して、これを各ステーシヨンに間欠的に
順に移送させるもので、蓋Bのサイズ(直径)の
大小に対応するサイズのものが各種用意され、こ
れらを円板11に設けたボールスプラインシヤフ
ト12に対してボス部23で着脱可能に取付ける
ようにしている。
上記リベツトの一次成型3は、一次成形ステー
シヨンbに配設され、ここでは手前の供給ステー
シヨンaから移動してきた蓋Bに一次リベツト3
0を成形するもので、第4図に示すように、上面
に成形穴31を形成した下型32と、下面に成形
ピン33を突設した上型34と、で構成されてい
る。
この一次成形型3は、成形穴31と成形ピン3
3を芯合せさるように、下型32がフレーム8の
上面に固定され、上型34がプレススライド35
の一側にホルダ91を介して固定されている。
リベツトの二次成形型4は、二次成形ステーシ
ヨンcに配設され、ここでは前記一次成形ステー
シヨンbから移動してきた蓋Bに、二次リベツト
30の上から最終のリベツト成形加工としての二
次リベツト40を成形するもので、第5図に示す
ように、上面に成形ピン41を突設した下型42
と、下面に成形穴43を形成した上型44と、で
構成されている。
尚、この二次成形型4は、前記した一次成形型
3と同様に成形ピン41と成形穴43が上下に一
致するように下型42がフレーム8に固定され、
上型44がホルダ91を介してプレススライド3
5の他側に取付けられている。
スコア線の刻設型5は、刻設ステーシヨンdに
配設され、ここでは前記二次成形ステーシヨンc
から移動してきた蓋Bに、外周に沿つてスコア線
50を刻設するもので、第6図に示すように、上
面が鏡面加工された下型51と、下面にスコア刃
52が突設された上型53と、で構成されてい
る。
この刻設型5も、下型51がフレーム8の上面
に固定され、上型53がプレススライド54にホ
ルダ91を介して固定されている。
又、この刻設型5には、スコア線50の刻設時
に二次リベツト40が変形するのを防止するため
に、形状保持ピン55及び形状保持穴56が形成
され、かつスコア刻設と同時に、蓋Bの中央部に
凹部57を成形するための成形凹部58及び成形
突部59が形成されている。
タブの仮かしめ型6は、仮かしめステーシヨン
eに配設されて、該ステーシヨンeに供給される
タブコイル60aからタブ60を切り取ると同時
に、前記刻設ステーシヨンdから移動してきた蓋
Bの二次リベツト40に、その切り取つたタブ6
0を仮かしめするもので、上面にリベツトピン6
1を突設した下型62と、タブコイル60aの受
け型63と、下面にかしめピン64を有する上型
65と、から構成されている。
この仮かしめ型6は、下型62がフレーム8の
上面に固定されると共に、受け型63が下型62
の上方に位置し、ブラケツト(図示せず)を介し
てフレーム8に固定され、かつ上型65がプレス
スライド66の一側にホルダ91を介して固定さ
れている。
タブの本かしめ型7は、本かしめステーシヨン
fに配設され、ここでは前記仮かしめステーシヨ
ンeで仮かしめされたタブ60を、蓋Bの二次リ
ベツト40に強固に本かしめするもので、上面に
リベツトピン71を突設した下型72と、下端を
ハンマ73に形成した上型74と、で構成されて
いる。
この本かしめ型7は、下型72がフレーム8の
上面に固定され、上型74が前記プレススライド
66の他側にホルダ91を介して固定されてい
る。
前述のように、各プレス型の各上型は、ホルダ
91を介して各プレススライドに取付けられてお
り、その取付け構造は、一例として第9図に示し
たリベツト成形型3,4のように、プレススライ
ド35にU字溝90を形成し、該U字溝90内に
ホルダ91のシヤンク92を上下摺動可能に嵌合
すると共に、該シヤンク92をU字溝90内に固
定するための押え板93を、固定ボルト94によ
り前記U字溝90の開口部に被せる状態に取付け
た構造となつている。
そして、このホルダ91とプレススライド35
の間に、該ホルダ91を上下調整することで上型
34,44の高さを調整する高さ調整ボルト9
5,95を設けるもので、該高さ調整ボルト95
を、プレススライド35の上面からU字溝90の
上端面に貫通したネジ穴96に螺入して、その下
端面でホルダ91のシヤンク92の上端面を受け
止めるようにしている。
97はロツクナツトである。
尚、前記したように各プレススライド35,5
4,66は、それぞれ別体に分割され、かつ、そ
れぞれ偏心輪81を有するクランク機構82によ
つて独立して昇降動作する。
尚、第1図において、9は油受けプレートであ
つて、ターレツト1の上方に配設され、クランク
機構82等からのオイルの滴下を受け止めて、加
工中に蓋Bが油で汚れるのを防止する。
次に、本実施例の作用を説明する。
供給ステーシヨンaに供給された蓋Bは、ター
レツト1の間欠回動に伴なつて各ステーシヨンで
それぞれ所定の加工を施され、最後にイージーオ
ープン蓋Eとして排出ステーシヨンgから取り出
される。
そして、各ステーシヨンにおけるプレス型は、
蓋Bのサイズ替えやプレス型の摩耗等に対応して
上型の高さを調整することになるが、本実施例で
は、まず押え板93の固定ボルト94を弛めてホ
ルダ91のシヤンク92を上下移動可能な状態に
させ、この状態で高さ調整ボルト95を所定の高
さに上下調整し、次に、シヤンク92の上端面を
高さ調整ボルト95の下端面に当接させる状態
で、前記押え板93を固定ボルト94により取付
けるだけの作業で上型の高さを調整することがで
きる。
以上、本考案の実施例を図面により詳述してき
たが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲におけ
る設計変更等があつても本考案に含まれる。
例えば、実施例ではフルオープンタイプのイー
ジーオープン蓋を例にとつたが、パーシヤルタイ
プのイージーオープン蓋にも適用できる。
又、ターレツトの間欠回動角度を45゜に設定し
たが、12個のグリツパを30゜毎に等配して30゜毎に
間欠回動させる構造にしてもよい。
又、実施例ではリベツト成形工程を一次成形と
二次成形との2工程としたが、1工程でリベツト
を成形してもよいし、3工程以上でもよい。
又、タブかしめ工程についても、仮かしめ工程
と本かしめ工程との2工程とした、1工程でかし
め加工を施してもよく、又、タブの供給をタブコ
イル方式としたが、予めタブを別途に分離製作
し、これを1個づつ供給する方式でもよい。
又、実施例では高さ調整ボルトの下端面にホル
ダのシヤンクを当接させた場合を示したが、高さ
調整ボルトの下端をシヤンクの上端に螺合して、
高さ調整ボルトの回動によつて自動的にホルダを
上下調整させる構造としてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案のイージーオ
ープン蓋の製造装置にあつては、プレス型の上型
をホルダを介してプレススライドに取付け、か
つ、該ホルダとプレススライドの間に高さ調整ボ
ルトを設け、該高さ調整ボルトによつてホルダを
上下調整して、上型の高さを調整するようにした
ので、シビアな精度で、頻繁に行なう必要のある
上型の高さ調整を極めて簡便に行なうことがで
き、その調整作業に要する手間を大幅に削減して
作業能率を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の製造装置を示す全体斜
視図、第2図は該実施例装置のターレツトを示す
平面図、第3図は該実施例装置で製造したイージ
ーオープン蓋の平面図、第4図は該実施例装置の
リベツトの一次成形型を示す断面図、第5図は該
実施例装置のリベツトの二次成形型を示す断面
図、第6図は該実施例装置のスコア線の刻設型を
示す断面図、第7図は該実施例装置のタブの仮か
しめ型を示す断面図、第8図は該実施例装置のタ
ブの本かしめ型を示す断面図、第9図は該実施例
装置の上型の高さ調整構造を示す正面図、第10
図は該高さ調整構造の断面図である。 A……イージーオープン蓋の製造装置、B……
蓋、E……イージーオープン蓋、1……ターレツ
ト、2……グリツパ、3……一次成形型(リベツ
ト成形型)、4……二次成形型(リベツト成形
型)、5……刻設型(スコア線刻設型)、6……仮
かしめ型(タブかしめ型)、7……本かしめ型
(タブかしめ型)、35,54,66……プレスス
ライド、91……ホルダ、95……高さ調整ボル
ト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 蓋を把持するグリツパが一定の配設角度毎に放
    射状に等配されると共に、該グリツパの配設角度
    毎に間欠回動するターレツトを有し、該ターレツ
    トの間欠回動に伴なうグリツパの停止位置には、
    プレス型として少なくとも蓋にリベツトを成形す
    るリベツト成形型、蓋にスコア線を刻設するスコ
    ア線刻設型、蓋のリベツトにタブをかしめるタブ
    かしめ型、が順に配設されたイージーオープン蓋
    の製造装置において、 前記各プレス型の上型をそれぞれプレススライ
    ドにホルダを介して取付けると共に、該ホルダと
    プレススライドの間に、該ホルダを上下調整する
    ことで上型の高さを調整する高さ調整ボルトを設
    けたことを特徴とするイージーオープン蓋の製造
    装置。
JP8069585U 1985-05-28 1985-05-28 Expired JPH0244904Y2 (ja)

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JP8069585U JPH0244904Y2 (ja) 1985-05-28 1985-05-28

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JPS61195830U JPS61195830U (ja) 1986-12-06
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