JPH0244688B2 - Puripuregunoseizoho - Google Patents

Puripuregunoseizoho

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JPH0244688B2
JPH0244688B2 JP6423785A JP6423785A JPH0244688B2 JP H0244688 B2 JPH0244688 B2 JP H0244688B2 JP 6423785 A JP6423785 A JP 6423785A JP 6423785 A JP6423785 A JP 6423785A JP H0244688 B2 JPH0244688 B2 JP H0244688B2
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JP
Japan
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base material
roll
sheet
tapered
contact
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP6423785A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61220807A (ja
Inventor
Masaaki Oomura
Kiichi Imai
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、積層板の成形に供するプリプレグの
製造法に関する。
従来の技術 連続したプリプレグの製造工程は、第4図に示
す様に、巻出しロール1から連続して紙、ガラス
ペーパー等のシート状基材2を供給し、含浸バツ
ト3に導入してここで樹脂ワニス4を含浸させ、
風乾のための移送ロール5を通して乾燥炉6に導
入する工程を経る。シート状基材2に樹脂ワニス
4(特に水溶性樹脂ワニス)を含浸後は、基材が
膨潤するので、風乾のために移送ロール5に当接
している間に縦じわ(移送方向)が発生し、製造
したプリプレグが不良になつたり、しわによつて
移送中の基材が破断する原因となつている。
これをなくするために、第5図に示すようなス
パイラルネジロール7、第6図に示すようなエキ
スパンドロール8を風乾のための移送ロールとし
て用い、基材を中央部から両側部へ引つぱるよう
に作用させてしわの発生を抑制することが行なわ
れている。しかし、スパイラルロール7は、基材
の移送スピードより速い周速度で回転させ、しわ
を両側部へ伸ばすようにしているため、ロールと
これに当接している基材の間の摩擦が大きくな
り、薄い基材では破断することが多い。一方、エ
キスパンドロール8を用いた場合は、ロール中央
部の周速度が大きいため、これに当接している基
材にはロール中央部に集まろうとする力が作用
し、しわを伸ばす効果が小さい。
発明が解決しようとする問題点 第7図に、プリプレグ製造工程中におけるシー
ト状基材2の幅寸法変化を示す。初期寸法W0
対し、樹脂ワニスの含浸ゾーンAで大きく膨潤し
(幅寸法W1)、風乾ゾーンBで膨潤を続け、加熱
乾燥ゾーンC(幅寸法W2)を経て最終幅寸法Wの
プリプレグとなる。W/W0は、基材の種類によ
り異なるが、1.001〜1.013程度となる。
すなわち、基材は風乾ゾーンBで膨潤を続けて
いるが、第4図に示した移送ロール5に当接して
いる間の摩擦が大きく基材とロール間の滑りがな
いため、この間の基材の膨潤を吸収できずしわが
発生している。
本発明は、上記風乾工程におけるしわの発生を
抑さえて、良好なプリプレグを安定して製造でき
るようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、第4図
に示したプリプレグの製造法において、風乾工程
の移送ロール5として、中央部から両端になるに
従つて径が大きくなるテーパロールを用い、テー
パロール中央部の周速度を基材の移送速度に一致
させ、これに基材を当接させて移送することを特
徴とするものである。
作 用 第3図に、膨潤を続けるシート状基材2がテー
パロールに当接している間の状態を示す。シート
状基材2は失印Y方向に移送されており、E−
E′線がシート状基材2がテーパロールに当接し始
める点、H−H′線がテーパロールから離れる点
とすると、この間でシート状基材2の幅は、膨潤
によつて片側△Wだけ増加する。シート状基材と
ロールの間で幅方向の滑りがないため、この△W
の増加分がしわとなつて現われるのである。
しかし、発明では、シート状基材がテーパロー
ルに接触している間は、例えば、G−G線におい
ては、シート状基材2の中央部から側部になるに
従つてテーパロールの周速度がV0からV1へと順
次大きくなつている。これに伴ないシート状基材
2には外力として図面に示した力Fが作用し、幅
方の成分Fwによりシート状基材2を外側へ引つ
ぱる力が働き、膨潤によるしわの発生を抑制でき
る。
実施例 第1図、第2図に、風乾工程における搬送ロー
ルとして用いるテーパロールを示した。テーパロ
ール9は、中央部の外径D0より両端部の外径D1
が大きいテーパ形状とするが、シート状基材の種
類、移送速度、ロールとシート状基材が接触して
いる長さ等を考慮して、D1をD0より20〜500μ大
きくするのがよい。
また、テーパロール9の両端には、テーパ終端
部と同一径D1の平行部分を設けるとよい。テー
パロール9に接触するシート状基材2の両側部
は、テーパロール9のこの平行部分に接触し、こ
の部分ではどの部位でも周速度が等しいので、シ
ート基材には幅方向の力はかからず、移送方向の
みの力が作用するので、テーパ部分で幅方向の力
を作用させたことによるシート状基材2の蛇行を
防止することができる。テーパロール9の平行部
分に接触させるシート状基材2の幅lは、基材幅
の2〜20%とるのが望ましい。
実施例 1 第1図に示したテーパロールにおいて、D0
100mm、D1=100.12mmとしたものを風乾工程に用
いた。シート状基材としてクラフト紙(10ミルス
厚×1045mm幅)を用い、これに水溶性フエノール
樹脂を含浸後、風乾工程で前記テーパロールに当
接した後加熱乾燥した。テーパロールの平行部分
に接触しているシート状基材の幅lは100mmとし
た。
実施例 2 D0=100mm、D1=100.36mmのテーパロールを風
乾工程に用いた。リンタ−紙(10ミルス厚×1045
mm幅)に水溶性フエノール樹脂を含浸後、風乾工
程で前記テーパロールに当接した後加熱乾燥し
た。テーパロールの平行部分に接触しているシー
ト状基材の幅lは100mmとした。
上記いずれの実施例においても、シート状基材
はしわを発生せず、また蛇行することなく移送さ
れ、良好なプリプレグが製造された。
発明の効果 上述のように、本発明によれば、シート状基材
のしわの発生を抑制して、シート状基材を破断さ
せることなく円滑に移送することができ、安定し
たプリプレグの製造が可能となる点、その工業的
価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるテーパロールの一例を
示す正面図、第2図は同側面図、第3図はテーパ
ロールに接触しているシート状基材の挙動を示す
説明図、第4図はプリプレグの製造工程を示す概
略図、第5図、第6図は従来の風乾工程で用いら
れている移送ロールの正面図、第7図はプリプレ
グの製造工程でシート状基材が膨潤する状態を示
す説明図である。 2はシート状基材、4は樹脂ワニス、5は移送
ロール、6は乾燥炉、9はテーパロール。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 連続するシート状基材に樹脂ワニスを含浸
    し、風乾後加熱乾燥するプリプレグの製造におい
    て、風乾工程でシート状基材に当接する移送ロー
    ルとして中央部から両端になるに従つて径が大き
    くなるテーパロールを用いテーパロール中央部の
    周速度をシート状基材の移送速度に一致させるこ
    とを特徴とするプリプレグの製造法。 2 テーパロール両端がテーパ終端部と同一径の
    平行部分をもつことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のプリプレグの製造法。
JP6423785A 1985-03-28 1985-03-28 Puripuregunoseizoho Expired - Lifetime JPH0244688B2 (ja)

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JP6423785A JPH0244688B2 (ja) 1985-03-28 1985-03-28 Puripuregunoseizoho

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JPS61220807A JPS61220807A (ja) 1986-10-01
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JP4705238B2 (ja) * 2000-12-28 2011-06-22 新日本製鐵株式会社 使用済みステンシルの搬送回収方法

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JPS61220807A (ja) 1986-10-01

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