JPS6142842Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6142842Y2 JPS6142842Y2 JP14854581U JP14854581U JPS6142842Y2 JP S6142842 Y2 JPS6142842 Y2 JP S6142842Y2 JP 14854581 U JP14854581 U JP 14854581U JP 14854581 U JP14854581 U JP 14854581U JP S6142842 Y2 JPS6142842 Y2 JP S6142842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- roll
- guide roll
- herlibone
- groove
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、薄いプラスチツクフイルム(ポリプ
ロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステ
ル等)やアルミ箔等のしわになり易いウエツブを
使用する場合、たるみの大きいプラスチツクフイ
ルム(インフレーシヨン法によつて製造されたフ
イルム等)をラミネートウエツブの製造に使用す
る場合にしわの発生のないガイドロールに関する
ものである。さらに詳しく言えば、上記の薄いウ
エツブやたるみの大きいウエツブ(以下薄いウエ
ツブ等という)を高速で走行させてもしわが発生
せず、しかもウエツブとガイドロール間にすべり
のないガイドロールに関するものである。
ロピレン、ポリエチレン、ナイロン、ポリエステ
ル等)やアルミ箔等のしわになり易いウエツブを
使用する場合、たるみの大きいプラスチツクフイ
ルム(インフレーシヨン法によつて製造されたフ
イルム等)をラミネートウエツブの製造に使用す
る場合にしわの発生のないガイドロールに関する
ものである。さらに詳しく言えば、上記の薄いウ
エツブやたるみの大きいウエツブ(以下薄いウエ
ツブ等という)を高速で走行させてもしわが発生
せず、しかもウエツブとガイドロール間にすべり
のないガイドロールに関するものである。
第1図は従来公知の無容剤型ラミネータであ
り、1はコーテイング部で、この部分で第1ウエ
ツブ4に無溶剤接着剤が塗工され、ラミネート部
2により、第2ウエツブ5と貼合され、ラミネー
トウエツブ6が形成される。3はガイドロール
で、図の例ではコーテイング部1、ラミネート部
2の入側および中間に配設されている。このコー
テイング部1、ラミネート部2の入側に配設され
たガイドロール3は支点を中心に回転可能な機構
を有し、ウエツブの進入角を調節できるようにな
つている。
り、1はコーテイング部で、この部分で第1ウエ
ツブ4に無溶剤接着剤が塗工され、ラミネート部
2により、第2ウエツブ5と貼合され、ラミネー
トウエツブ6が形成される。3はガイドロール
で、図の例ではコーテイング部1、ラミネート部
2の入側および中間に配設されている。このコー
テイング部1、ラミネート部2の入側に配設され
たガイドロール3は支点を中心に回転可能な機構
を有し、ウエツブの進入角を調節できるようにな
つている。
一般的に薄いウエツブ等がロールニツプ(鉄ロ
ールとゴムロールから構成されている)に入ると
き、しわが出易く、第1図のようなラミネータの
場合に顕著にあらわれる。
ールとゴムロールから構成されている)に入ると
き、しわが出易く、第1図のようなラミネータの
場合に顕著にあらわれる。
このため従来薄いウエツブ等のしわをとるた
め、エキスパンダロール(ゴムチユーブをわん曲
させたロール)が使用されていたが、機械損失が
大きいので、上記ウエツブを低張力あるいは高速
で走行させると、ウエツブとロール間にスリツプ
が生じ、ウエツブの横ずれ、又は傷の原因となつ
ていた。
め、エキスパンダロール(ゴムチユーブをわん曲
させたロール)が使用されていたが、機械損失が
大きいので、上記ウエツブを低張力あるいは高速
で走行させると、ウエツブとロール間にスリツプ
が生じ、ウエツブの横ずれ、又は傷の原因となつ
ていた。
第2図〜第4図は従来の薄いウエツブ等を低張
力あるいは高速で走行できるように工夫したガイ
ドロールで、表面にヘリボーン溝7が設けられて
いる。このヘリボーン溝7は小さなねじれ角θ
で、第3図に示すように平面又は第4図に示すよ
うに、凹面にガイドロール3の周面が削られてい
る。
力あるいは高速で走行できるように工夫したガイ
ドロールで、表面にヘリボーン溝7が設けられて
いる。このヘリボーン溝7は小さなねじれ角θ
で、第3図に示すように平面又は第4図に示すよ
うに、凹面にガイドロール3の周面が削られてい
る。
このヘリボーン溝7はウエツブとロール間に巻
込まれる空気を逃し、スリツプを防ぐ効果とヘリ
ボーン溝7のねじれ角θによつてウエツブに横延
伸力を加えてしわを防ぐ効果を有している。
込まれる空気を逃し、スリツプを防ぐ効果とヘリ
ボーン溝7のねじれ角θによつてウエツブに横延
伸力を加えてしわを防ぐ効果を有している。
ところが、叙上のヘリボーンロールは、エキス
パンダロールに比較して薄いウエツブを低張力あ
るいは高速で安定して走行させる効果はあるが、
たるみの大きいウエツブに対しては、エキスパン
ダロール程の効果はない。これはロール自重、ウ
エツブ張力によつてガイドロールがたわみ、ヘリ
ボーン溝7のねじれ角θによる横延伸力が減少し
てしまうこと、又ねじれ角θによる横延伸力が小
さくかつ横方向に一定である等のためである。
パンダロールに比較して薄いウエツブを低張力あ
るいは高速で安定して走行させる効果はあるが、
たるみの大きいウエツブに対しては、エキスパン
ダロール程の効果はない。これはロール自重、ウ
エツブ張力によつてガイドロールがたわみ、ヘリ
ボーン溝7のねじれ角θによる横延伸力が減少し
てしまうこと、又ねじれ角θによる横延伸力が小
さくかつ横方向に一定である等のためである。
さて、本考案は公知ヘリボーン溝を有するガイ
ドロールをさらに改良したもので、第5図以下を
参照して説明する。9は本考案のテーパーヘリボ
ーン溝で、公知ヘリボーン溝と同様ねじれ角θ
で、ロール外周面8を消りとつて形成されてい
る。しかし次の点で公知ヘリボーン溝と異つてい
る。すなわちテーパーヘリボーン溝9は第6図と
第7図に示すように、軸方向中心から端部に進む
に従つて巾b、深さhが増加するように形成され
ている。即ちb2>b1,h2>h1となつている。巾
b、深さhの増加の度合いは中心からの距離に比
例して増加するか、又はガイドロールのたわみ曲
線に沿つて増加させることができる。
ドロールをさらに改良したもので、第5図以下を
参照して説明する。9は本考案のテーパーヘリボ
ーン溝で、公知ヘリボーン溝と同様ねじれ角θ
で、ロール外周面8を消りとつて形成されてい
る。しかし次の点で公知ヘリボーン溝と異つてい
る。すなわちテーパーヘリボーン溝9は第6図と
第7図に示すように、軸方向中心から端部に進む
に従つて巾b、深さhが増加するように形成され
ている。即ちb2>b1,h2>h1となつている。巾
b、深さhの増加の度合いは中心からの距離に比
例して増加するか、又はガイドロールのたわみ曲
線に沿つて増加させることができる。
第6図と第7図に図示する例では、テーパーヘ
リボーン溝9は平面でロール外周面を削りとつて
いるが、第4図の公知ヘリボーン溝7のごとく凹
面としても勿論差支えない。
リボーン溝9は平面でロール外周面を削りとつて
いるが、第4図の公知ヘリボーン溝7のごとく凹
面としても勿論差支えない。
さて、テーパーヘリボーン溝9は軸方向中心か
ら端部にすすむに従つて巾b、深さhが増加する
のでウエツブとロール間に巻込まれる空気を逃が
す効果が大となる。
ら端部にすすむに従つて巾b、深さhが増加する
のでウエツブとロール間に巻込まれる空気を逃が
す効果が大となる。
テーパーヘリボーン溝9の巾b、深さhが増加
すると、ロール外周長が小さくなる。つまりロー
ル外径が端部にすすむにつれて小さくなるので、
クラウン効果が付与され、ウエツブに与える構延
伸力が増大する。本考案は叙上の構成であるか
ら、 1 テーパーヘリボーン溝9が端部に進むにつれ
て巾と深さが大となるので、空気を逃し、かつ
クラウン効果による横延伸力が増加し、薄いウ
エツブ等を低張力で高速走行させてもしわが発
生せず、しかも横ずれしない。
すると、ロール外周長が小さくなる。つまりロー
ル外径が端部にすすむにつれて小さくなるので、
クラウン効果が付与され、ウエツブに与える構延
伸力が増大する。本考案は叙上の構成であるか
ら、 1 テーパーヘリボーン溝9が端部に進むにつれ
て巾と深さが大となるので、空気を逃し、かつ
クラウン効果による横延伸力が増加し、薄いウ
エツブ等を低張力で高速走行させてもしわが発
生せず、しかも横ずれしない。
2 このため、従来のしわが発生して使用できな
かつた薄いウエツブでも安定走行可能である。
かつた薄いウエツブでも安定走行可能である。
3 無溶剤型ラミネータに限らず、押出ラミネー
タ、コータ、輪転印刷機等にも当然使用でき、
同様の効果を発揮させることができる。
タ、コータ、輪転印刷機等にも当然使用でき、
同様の効果を発揮させることができる。
第1図は公知の無溶剤型ラミネータ、第2図は
公知のヘリボーン溝を有するガイドロールの正面
図、第3図は第2図のA断面図、第4図は第2図
のA断面図で、ヘリボーン溝の別の形状を示す。
第5図は本考案に係るヘリボーン溝を備えたガイ
ドロールの正面図、第6図は第5図のB断面図、
第7図は同じくC断面図。 図において、1……コーテイング部、2……ラ
ミネート部、3……ガイドロール、4……第1ウ
エツブ、5……第2ウエツブ、6……ラミネート
ウエツブ、7……ヘリボーン溝、8……ロール外
周面、9……テーパーヘリボーン溝。
公知のヘリボーン溝を有するガイドロールの正面
図、第3図は第2図のA断面図、第4図は第2図
のA断面図で、ヘリボーン溝の別の形状を示す。
第5図は本考案に係るヘリボーン溝を備えたガイ
ドロールの正面図、第6図は第5図のB断面図、
第7図は同じくC断面図。 図において、1……コーテイング部、2……ラ
ミネート部、3……ガイドロール、4……第1ウ
エツブ、5……第2ウエツブ、6……ラミネート
ウエツブ、7……ヘリボーン溝、8……ロール外
周面、9……テーパーヘリボーン溝。
Claims (1)
- ガイドロールの軸方向中心から端部にすすむに
従つて巾bと深さhが次第に増加するテーパーヘ
リボーン溝を備えたことを特徴とするラミネータ
用ガイドロール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854581U JPS5853622U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | ラミネ−タ用ガイドロ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14854581U JPS5853622U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | ラミネ−タ用ガイドロ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5853622U JPS5853622U (ja) | 1983-04-12 |
JPS6142842Y2 true JPS6142842Y2 (ja) | 1986-12-04 |
Family
ID=29941355
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14854581U Granted JPS5853622U (ja) | 1981-10-06 | 1981-10-06 | ラミネ−タ用ガイドロ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5853622U (ja) |
-
1981
- 1981-10-06 JP JP14854581U patent/JPS5853622U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5853622U (ja) | 1983-04-12 |
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