JPH0244632A - マグネトロン用lcフィルタ構体 - Google Patents

マグネトロン用lcフィルタ構体

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JPH0244632A
JPH0244632A JP19305288A JP19305288A JPH0244632A JP H0244632 A JPH0244632 A JP H0244632A JP 19305288 A JP19305288 A JP 19305288A JP 19305288 A JP19305288 A JP 19305288A JP H0244632 A JPH0244632 A JP H0244632A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
shield case
strip
metal plate
metal plates
Prior art date
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Pending
Application number
JP19305288A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Uesawa
上澤 馨
Yutaka Tsunakawa
綱川 豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジ等のマイクロ波加熱機器に用いら
れるLCフィルタ構体、すなわち、マグネトロンの共振
空洞から陰極端子導出用リード線を通じて漏洩してきた
マイクロ波の装置性漏出を阻止するためのマグネトロン
用LCフィルタ構体に関するものである。
従来の技術 一般に、前述のようなLCフィルタ構体は、マグネトロ
ンの外部磁気回路を構成する枠状継鉄にとりつけられた
シールドケース(陽極電位)と、このシールドケース内
に納められた一対のチョークコイルと、前記シールドケ
ースの側壁に装着された一対の貫通型コンデンサとから
なり、マグネトロンの陰極フィラメントは前記チョーク
コイルおよび前記貫通型コンデンサのセンター電極を経
て陰極加熱電源にいたる。前記コンデンサの他方の電極
は前記シールドケースに接続されるので、前記マグネト
ロンをT1前記コンデンサを01前記チヨークコイルを
Lとするフィルタ回路は、第10図に示す結線となる。
かかるLCフィルタ構体のコンデンサに実開昭55−1
09261号公報等に開示されているような構成ものを
用いると、コストの低減およびシールドケースの小型化
を図ることができる。この場合のコンデンサは、シール
ドケースの側壁が一方の電極となり、前記側壁の内面上
に誘電体層を介して並設された第1および第2の金属板
が他方の電極となるのであって、前記第1および第2の
金属板は前記シールドケースを接触することなくその側
壁を貫通した一対のリード線にそれぞれ接続される。そ
して、各リード線の一端とマグネトロンの陰極フィラメ
ント端子との間にチョークコイルが接続される。
発明が解決しようとする課題 しかし、かかる構成でもって在来の貫通型コンデンサに
匹敵する静電容量(500PF程度)のコンデンサを得
ようとすると、シールドケースの側壁面積をあまり削減
できず、シールドケースの小型化が制約される。したが
って、本発明の目的とするところは、比較的小さいシー
ルドケースの側壁を利用しながら比較的大きい静電容量
を得ることのできるLCフィルタ構体を提供することに
ある。
課題を解決するための手段 本発明によると、マグネトロンの陽極に接続されるべき
シールドケースの側壁を一方の電極とし、前記側壁の内
面上に誘電体層を介して並設された第1および第2の金
属板を他方の電極とする一対のコンデンサを備えてなる
LCフィルタ構体において、前記第1および第2の金属
板の各一側部に、前記側壁を貫通して前記シールドケー
ス外へ突出した第1の帯状延長部と、同延長部とは相反
する方向へ突出した第2の帯状延長部とを有せしめ、前
記第1および第2の金属板の相対向する第1の帯状延長
部間および相対向する第2の帯状延長部間のそれぞれに
誘電体層を介在させる。
作  用 このように構成すると、シールドケースの側壁を一方の
電極とし、第1および第2の金属板を他方の電極とする
第1および第2のコンデンサに加えて、第1の金属板の
第1の帯状延長部を一方の電極とし、第2の金属板の第
1の帯状延長部を他方の電極とする第3のコンデンサお
よび第1の金属板の第2の帯状延長部を一方の電極とし
、第2の金属板の第2の帯状延長部を他方の電極とする
第4のコンデンサが得られ、しかも、この第3および第
4のコンデンサが、ともに第1および第2のコンデンサ
の直列接続体に並列接続されたかたちとなるので、比較
的大きい静電容量を有するLCフィルタ回路を得ること
と、シールドケースの一層の小型化とを両立させること
ができる。
実施例 つぎに、本発明を図面に示した実施例とともに説明する
第1図ないし第3図に示すように、マグネトロンの陽極
電位(接地)に保持される金属製シールドケース1の側
壁1aの内面上に、ポリブチレンテレフタレート(PB
T)からなる誘電体層2が設けられており、誘電率3〜
10程度のこの誘電体層2の背面上に、第1および第2
の金属板3゜4が並設されている。すなわち、シールド
ケース側壁1aを一方の電極とし、第1および第2の金
属板3,4を他方の電極とする第1および第2のコンデ
ンサが構成されている。第1および第2の金属板3,4
はいずれも、シールドケース1に接触するこ七なく側壁
1aを貫通してシールドケース1外へ突出した第1の帯
状延長部3 a + 4 aと、両延長部3a、4aと
は相反する方向へ突出した第2の帯状延長部3b、4b
とをそれぞれの一側に有し、両金属板3.4の第1の帯
状延長部3a、4a同士がPBTからなる誘電体部分5
aを挟んで相対向し、第2の帯状延長部3b、4b同′
士も、誘電体部分5bを挟んで相対向している。
このため、第1の金属板3の第1の帯状延長部3aを一
方の電極とし、第2の金属板4の第1の帯状延長部4a
を他方の電極とする第3のコンデンサおよび第1の金属
板3の第2の帯状延長部3bを一方の電極とし、第2の
金属板4の第2の帯状延長部4bを他方の電極とする第
4のコンデンサ゛が構成され、第3および第4のコンデ
ンサはともに第1および第2のコンデンサの直列接続体
に並列接続されたかたちとなる。なお、第2の帯状延長
部にはチョークコイル7の一端部が接続される。
第4図に示す実施例では、第1および第2の金属板3,
4の各背面を覆う誘電体層部分2aの背面上に第3の金
属板6を積層し、この金属板6の両端部をシールドケー
ス側壁1aに固着している。このため、第1および第2
の金属板3,4は表裏両面で陽極電位電極と容量結合す
ることになり、−層大きい静電容量を得ることができる
。な゛お、誘電体部分5bの外面に形成されているスリ
ットSは沿面放電防止用のものである。
第5図に示す実施例では、第2の帯状延長部に一端を接
続したチョークコイル7を誘電体5内に埋設する構造を
とっている。また、第6図に示す実施例では、第2の帯
状延長部に状部を包囲する筒状のフェライトコアー8を
配設し、漏洩マイクロ波の一部をフェライトコアー8で
吸収せしめる構成となしている。ただし、フェライトコ
アー8は第1の帯状延長部または第1および第2の帯状
延長部に前述と同様に配設してもよい。
第7図および第8図に示す実施例では、第1および第2
の金属板3,4のそれぞれに第3の帯状延長部3c、4
cを有せしめ、両金属板の第3の帯状延長部同士を誘電
体5内で対向配置せしめることによって、静電容量の一
層の増大を図っている。
第9図に示す実施例では、第1および第2の金属板およ
びその第1の帯状延長部に切欠部9,9aをそれぞれ設
けてマイクロストリップ線路型チョーク部分を有せしめ
ている。両切穴部9,9aの電気長り、Laをそれぞれ
任意高調波成分の波長の約4分の1に設定することによ
って、当該波長の高調波成分の漏洩を併せ減少させるこ
とができる。なお、かかる切欠部は一つであってもよい
し、第2の帯状延長部に設けてもよい。
発明の効果 以上のように本発明によると、比較的小さいシールドケ
ースの側壁を利用しながら比較的大きい静電容量のコン
デンサを構成できるので、フィルタ回路部品のコストの
低減およびシールドケースの小型化を達成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施したLCフィルタ装置の要部の破
断斜視図、第2図は同装置の縦断面図、第3図は同装置
の横断面図、第4図は本発明の他の実施例の要部の斜視
図、第5図および第6図はそれぞれ本発明の他の実施例
の縦断面図、第7図は本発明の他の実施例の横断面図、
第8図は同実施例の第1の金属板の斜視図、第9図は本
発明の他の実施例の第1の金属板の斜視図、第10図は
従来のマグネトロン用LCフィルタ装置の等価回路図で
ある。 1・・・・・・シールドケース、1a・・・・・・側壁
、2,2a・・・・・・誘電体層、3,4・・・・・・
金属板、3 a、4 a・・・・・・第1の帯状延長部
、3b、4b・・・・・・第2の帯状延長部、3c、4
c・・・・・・第3の帯状延長部、5・・・・・・誘電
体% 5 a 、5 b・・・・・・誘電体部分、6・
・・・・・第3の金属板、7・・・・・・チョークコイ
ル。 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 ほか1名1 ・−・ Ia  −−− 2,2a  −−− 3、牛 −一− 3α、4a  ・− 36、も −・ シールドアース 11FI  里 t9It体場 童鳳板 第1の%状是畏都 第2の帯状延長都 第 図 第 図 ? 第 図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マグネトロンの陽極に接続されるべきシールドケ
    ースの側壁を一方の電極とし、前記側壁の内面上に誘電
    体層を介して並設された第1および第2の金属板を他方
    の電極とする一対のコンデンサを備えてなるLCフィル
    タ構体において、前記第1および第2の金属板の各一側
    部に、前記側壁を貫通して前記シールドケース外へ突出
    した第1の帯状延長部と、同延長部とは相反する方向へ
    突出した第2の帯状延長部とを有せしめ、前記第1およ
    び第2の金属板の相対向する第1の帯状延長部間および
    相対向する第2の帯状延長部間のそれぞれに誘電体層を
    介在させてなることを特徴とするマグネトロン用LCフ
    ィルタ構体。
  2. (2)前記第1および第2の金属板の各背面上に誘電体
    層を介して第3の金属板を設け、前記第3の金属板を前
    記シールドケースに接続してなることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載のマグネトロン用LCフィルタ
    構体。
  3. (3)前記第1および第2の金属板ならびに前記第1お
    よび第2の帯状延長部の少なくとも一つにマイクロスト
    リップ線路型チョーク部分を有せしめたことを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のマグネトロン用LCフ
    ィルタ構体。
  4. (4)前記第1および第2の帯状延長部の少なくとも一
    方に、該部を包囲する筒状のフェライトコアーを配設し
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    マグネトロン用LCフィルタ構体。
JP19305288A 1988-08-02 1988-08-02 マグネトロン用lcフィルタ構体 Pending JPH0244632A (ja)

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JPH0244632A true JPH0244632A (ja) 1990-02-14

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