JPH0244597Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0244597Y2 JPH0244597Y2 JP1984195481U JP19548184U JPH0244597Y2 JP H0244597 Y2 JPH0244597 Y2 JP H0244597Y2 JP 1984195481 U JP1984195481 U JP 1984195481U JP 19548184 U JP19548184 U JP 19548184U JP H0244597 Y2 JPH0244597 Y2 JP H0244597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- webbing
- occupant
- seat
- vehicle
- guide rail
- Prior art date
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- Expired
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 35
- 230000000452 restraining effect Effects 0.000 claims description 2
- 239000011888 foil Substances 0.000 description 3
- WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N lead(0) Chemical compound [Pb] WABPQHHGFIMREM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、乗員拘束用ウエビングの先端部が車
体に装備されたガイドレールに案内されてウエビ
ングが乗員に自動装着解除される乗員保護用シー
トベルト装置に関する。
体に装備されたガイドレールに案内されてウエビ
ングが乗員に自動装着解除される乗員保護用シー
トベルト装置に関する。
[従来の技術]
この種のシートベルト装置では、第6図に示す
如く、巻取装置18から引き出されたウエビング
14の先端部に連結板19を介してアンカープレ
ート20が連結されている。このアンカープレー
ト20は車体に装備されたガイドレール22に案
内され車両前後方向へ移動可能となつている。ド
アが開かれるとアンカープレート20が車両前方
へ移動して乗員12のウエビング装着が解除され
る。また、ドアを開いて乗員12がシート10へ
着座し、ドアを閉じるとアンカープレート20が
車両後方へ移動して乗員12はウエビング装着状
態となる。
如く、巻取装置18から引き出されたウエビング
14の先端部に連結板19を介してアンカープレ
ート20が連結されている。このアンカープレー
ト20は車体に装備されたガイドレール22に案
内され車両前後方向へ移動可能となつている。ド
アが開かれるとアンカープレート20が車両前方
へ移動して乗員12のウエビング装着が解除され
る。また、ドアを開いて乗員12がシート10へ
着座し、ドアを閉じるとアンカープレート20が
車両後方へ移動して乗員12はウエビング装着状
態となる。
しかしながら、アンカープレート20が移動中
に乗員12が上体を前方へ傾斜させるとウエビン
グ14の上部が乗員12の首や頭と干渉して乗員
12に不快感を与えることがある。
に乗員12が上体を前方へ傾斜させるとウエビン
グ14の上部が乗員12の首や頭と干渉して乗員
12に不快感を与えることがある。
[考案が解決しようとする問題点]
本考案は上記事実を考慮し、乗員がシートバツ
クから上体を離しているときのウエビングと乗員
との干渉を防止すると共に所定時間経過後は乗員
の判断の下、シートバツクから上体を離していて
もウエビングの移動を再開することができるシー
トベルト装置を得ることが目的である。
クから上体を離しているときのウエビングと乗員
との干渉を防止すると共に所定時間経過後は乗員
の判断の下、シートバツクから上体を離していて
もウエビングの移動を再開することができるシー
トベルト装置を得ることが目的である。
[問題点を解決するための手段]
本考案に係るシートベルト装置では、乗員拘束
用ウエビングの先端部が車体に装備されたガイド
レールに案内されてウエビングが乗員に自動装着
解除されるシートベルト装置において、シートバ
ツクに備えられ乗員がシートバツクの所定部に当
接していることを検出するシートバツク当接検出
手段と、ウエビングの装着又は解除時にシートバ
ツク当接検出手段が乗員のシートバツクへの非当
接を検出したときにはウエビング先端部の移動を
停止するウエビング装着解除制御手段と、前記ウ
エビング先端部の移動停止状態が所定時間継続さ
れたときにウエビング先端部の移動停止を解除す
る解除手段と、を有している。
用ウエビングの先端部が車体に装備されたガイド
レールに案内されてウエビングが乗員に自動装着
解除されるシートベルト装置において、シートバ
ツクに備えられ乗員がシートバツクの所定部に当
接していることを検出するシートバツク当接検出
手段と、ウエビングの装着又は解除時にシートバ
ツク当接検出手段が乗員のシートバツクへの非当
接を検出したときにはウエビング先端部の移動を
停止するウエビング装着解除制御手段と、前記ウ
エビング先端部の移動停止状態が所定時間継続さ
れたときにウエビング先端部の移動停止を解除す
る解除手段と、を有している。
[作用]
ウエビングの先端部が移動中に乗員が上体を車
両前方へ傾斜すると、シートバツク当接検出手段
が乗員のシートバツクへの非当接を検出する。こ
れにより、ウエビング装着解除制御手段はウエビ
ング先端部の移動を停止させる。
両前方へ傾斜すると、シートバツク当接検出手段
が乗員のシートバツクへの非当接を検出する。こ
れにより、ウエビング装着解除制御手段はウエビ
ング先端部の移動を停止させる。
従つて、ウエビング先端部が移動中に乗員が上
体を車両前方へ傾斜させてもウエビングが乗員の
首や頭と干渉することがない。
体を車両前方へ傾斜させてもウエビングが乗員の
首や頭と干渉することがない。
また、解除手段により前記ウエビング先端部の
移動停止状態が所定時間継続されたときには、ウ
エビングの移動停止を解除し、ウエビングの移動
を再開させることができるので、乗員の判断の
下、乗員は上体をシートバツクから離してスイツ
チ操作等を行いながらウエビングを装着すること
ができる。
移動停止状態が所定時間継続されたときには、ウ
エビングの移動停止を解除し、ウエビングの移動
を再開させることができるので、乗員の判断の
下、乗員は上体をシートバツクから離してスイツ
チ操作等を行いながらウエビングを装着すること
ができる。
[実施例]
第1図には本実施例が適用されたシートベルト
装置の側面図が示されている。
装置の側面図が示されている。
シート10へ着座する乗員12はウエビング1
4を自動的に装着できるようになつている。この
ウエビング14の一端は車両略中央部の床16上
へ取り付けられる巻取装置18へ所定付勢力で巻
取られている。この巻取装置18には車両緊急時
にウエビング14の引出を瞬時に停止させるイナ
ーシヤーロツク機構が内蔵されている。
4を自動的に装着できるようになつている。この
ウエビング14の一端は車両略中央部の床16上
へ取り付けられる巻取装置18へ所定付勢力で巻
取られている。この巻取装置18には車両緊急時
にウエビング14の引出を瞬時に停止させるイナ
ーシヤーロツク機構が内蔵されている。
ウエビング14の他の一端は連結板19を介し
てアンカープレート20へ係止されており、この
アンカープレート20はガイドレール22に沿つ
て車両前後方向へ案内されるようになつている。
このガイドレール22はガイドレール本体24の
中央部が車体側壁の一部を構成するルーフサイド
メンバ26へ水平状態で配置され、前方端部はフ
ロントピラー28に沿つて取り付けられて傾斜し
ている。またこのガイドレール本体24の車両後
方端部は略直角に屈曲されて車両下方向を向いて
おり、センターピラー30へ固着されている。
てアンカープレート20へ係止されており、この
アンカープレート20はガイドレール22に沿つ
て車両前後方向へ案内されるようになつている。
このガイドレール22はガイドレール本体24の
中央部が車体側壁の一部を構成するルーフサイド
メンバ26へ水平状態で配置され、前方端部はフ
ロントピラー28に沿つて取り付けられて傾斜し
ている。またこのガイドレール本体24の車両後
方端部は略直角に屈曲されて車両下方向を向いて
おり、センターピラー30へ固着されている。
第2図に示される如くガイドレール本体24は
車両下方向を向けて開口した溝32を有する略コ
字状となつている。この溝32の底部は拡径して
アンカープレート20の先端部に形成される頭部
34を収容している。この頭部34は車両緊急時
にウエビング14に生ずる張力を確実にルーフサ
イドメンバ26へ伝える役目を有している。
車両下方向を向けて開口した溝32を有する略コ
字状となつている。この溝32の底部は拡径して
アンカープレート20の先端部に形成される頭部
34を収容している。この頭部34は車両緊急時
にウエビング14に生ずる張力を確実にルーフサ
イドメンバ26へ伝える役目を有している。
また溝32の高さ方向の中間部には部分的に幅
寸法が拡大されたテープ収容溝36が形成されて
おり、ガイドレール22の長手方向へ可撓性テー
プ38をスライド可能に案内している。
寸法が拡大されたテープ収容溝36が形成されて
おり、ガイドレール22の長手方向へ可撓性テー
プ38をスライド可能に案内している。
この可撓性テープ38は第4図に示される如く
厚肉の長尺材であり、長手方向に沿つて複数個の
開口40が形成されている。これらの開口40の
うちの一個にアンカープレート20が貫通し、可
撓性テープ38とともにアンカープレート20が
移動するようになつている。また可撓性テープ3
8の一部は、センターピラー30の下部に取り付
けられるスプロケツトホイル42とかみ合うよう
になつており、このスプロケツトホイル42はモ
ータ44の駆動力を受けて回転し、可撓性テープ
38を長手方向へ移動させるようになつている。
スプロケツトホイル42はセンターピラー30の
下部へ取り付けられるハウジング46内へ収容さ
れて可撓性テープ38とのかみ合いが確実になつ
ている。スプロケツトハウジング46とガイドレ
ール本体24との間にはテープ案内レール47が
設けられている。また、スプロケツトハウジング
46のガイドレール本体24と反対側にもテープ
案内レール47が巻設されている。
厚肉の長尺材であり、長手方向に沿つて複数個の
開口40が形成されている。これらの開口40の
うちの一個にアンカープレート20が貫通し、可
撓性テープ38とともにアンカープレート20が
移動するようになつている。また可撓性テープ3
8の一部は、センターピラー30の下部に取り付
けられるスプロケツトホイル42とかみ合うよう
になつており、このスプロケツトホイル42はモ
ータ44の駆動力を受けて回転し、可撓性テープ
38を長手方向へ移動させるようになつている。
スプロケツトホイル42はセンターピラー30の
下部へ取り付けられるハウジング46内へ収容さ
れて可撓性テープ38とのかみ合いが確実になつ
ている。スプロケツトハウジング46とガイドレ
ール本体24との間にはテープ案内レール47が
設けられている。また、スプロケツトハウジング
46のガイドレール本体24と反対側にもテープ
案内レール47が巻設されている。
ガイドレール本体24は溝32の入口部付近に
第2図に示される如くストリツプ48がそれぞれ
当接されている。これらのストリツプ48は一部
に設けられる突部50がガイドレール本体24の
側部に形成される溝52内へ収容されるようにな
つている。またこのストリツプ48の先端部はガ
イドレール本体24の下端部から突出して互いに
当接することにより溝32の入口部を塞いでいる
が、アンカープレート20の通過時には離間して
アンカープレート20の通路を確保できるように
なつている。
第2図に示される如くストリツプ48がそれぞれ
当接されている。これらのストリツプ48は一部
に設けられる突部50がガイドレール本体24の
側部に形成される溝52内へ収容されるようにな
つている。またこのストリツプ48の先端部はガ
イドレール本体24の下端部から突出して互いに
当接することにより溝32の入口部を塞いでいる
が、アンカープレート20の通過時には離間して
アンカープレート20の通路を確保できるように
なつている。
ガイドレール本体24及びストリツプ48の上
部はカバー54により被われている。カバー54
の側面には取付板56が固着されており、取付板
56はルーフサイドメンバ26へボルト58によ
り螺着されている。第1図に示す如くガイドレー
ル本体24の車両前方側端部には解除検出スイツ
チ62が配設されており、アンカープレート20
の移動の前限を検出するようになつている。ま
た、ガイドレール本体24の他端部には装着検出
スイツチ60が配設されており、アンカープレー
ト20の移動の後限を検出するようになつてい
る。シート10のシートクツシヨンには着座検出
スイツチ64が配設されており、乗員12のシー
ト10への着座を検出するようになつている。ま
た、シート10のシートバツクにはシートバツク
当接検出手段としての当背検出スイツチ68が配
設されており、乗員12の背面のシートバツクへ
の当接を検出するようになつている。なお、図示
しないがドアの開閉を検出するドアスイツチ70
が車体に配設されている。
部はカバー54により被われている。カバー54
の側面には取付板56が固着されており、取付板
56はルーフサイドメンバ26へボルト58によ
り螺着されている。第1図に示す如くガイドレー
ル本体24の車両前方側端部には解除検出スイツ
チ62が配設されており、アンカープレート20
の移動の前限を検出するようになつている。ま
た、ガイドレール本体24の他端部には装着検出
スイツチ60が配設されており、アンカープレー
ト20の移動の後限を検出するようになつてい
る。シート10のシートクツシヨンには着座検出
スイツチ64が配設されており、乗員12のシー
ト10への着座を検出するようになつている。ま
た、シート10のシートバツクにはシートバツク
当接検出手段としての当背検出スイツチ68が配
設されており、乗員12の背面のシートバツクへ
の当接を検出するようになつている。なお、図示
しないがドアの開閉を検出するドアスイツチ70
が車体に配設されている。
次に上記の如く構成されたシートベルト装置の
装着解除を制御する制御回路を第4図に従つて説
明する。
装着解除を制御する制御回路を第4図に従つて説
明する。
ドアスイツチ70は2つのC接点を有してお
り、一方のコモン端子70Aは当背検出スイツチ
68及び着座検出スイツチ64を直列に介してバ
ツテリ72の正極へ接続されている。バツテリ7
2の負極にはドアスイツチ70の他方のコモン端
子70Bへ接続されている。ドアスイツチ70の
端子70Cは装着検出スイツチ60を介してモー
タ44の一方のリード線へ接続されている。また
このリード線は解除検出スイツチ62を介してド
アスイツチ70の端子70Eへ接続されている。
モータ44の他方のリード線はドアスイツチ70
の端子70Dへ接続されている。さらに、バツテ
リ72の正極と端子70Eとの間に解除手段とし
てのオンデイレイタイマー73が接続されてい
る。また、オンデイレイタイマー73の接点74
が当背検出スイツチ68と並列に接続されてい
る。
り、一方のコモン端子70Aは当背検出スイツチ
68及び着座検出スイツチ64を直列に介してバ
ツテリ72の正極へ接続されている。バツテリ7
2の負極にはドアスイツチ70の他方のコモン端
子70Bへ接続されている。ドアスイツチ70の
端子70Cは装着検出スイツチ60を介してモー
タ44の一方のリード線へ接続されている。また
このリード線は解除検出スイツチ62を介してド
アスイツチ70の端子70Eへ接続されている。
モータ44の他方のリード線はドアスイツチ70
の端子70Dへ接続されている。さらに、バツテ
リ72の正極と端子70Eとの間に解除手段とし
てのオンデイレイタイマー73が接続されてい
る。また、オンデイレイタイマー73の接点74
が当背検出スイツチ68と並列に接続されてい
る。
ドアが閉じているときにはコモン端子70Aと
端子70Cが閉路し、コモン端子70Bと端子7
0Dが閉路している。ドアが開くとコモン端子7
0Aと端子70Dが閉路し、コモン端子70Bと
端子70Eが閉路する。
端子70Cが閉路し、コモン端子70Bと端子7
0Dが閉路している。ドアが開くとコモン端子7
0Aと端子70Dが閉路し、コモン端子70Bと
端子70Eが閉路する。
次に上記の如く構成された本実施例の作用を説
明する。
明する。
乗員12がウエビング14を装着し、かつ、ド
アが閉じているときには、コモン端子70Aと端
子70Cが閉路し、コモン端子70Bと端子70
Dが閉路しているが、装着検出スイツチ60がアン
カープレート20を検出して開路しているのでモ
ータ44はオフしている。なお、乗員12がシー
ト10へ着座しているので着座検出スイツチ64
は閉路しており、また、乗員12がシート10の
シートバツクへ当接している限り当背検出スイツ
チ68は閉路している。
アが閉じているときには、コモン端子70Aと端
子70Cが閉路し、コモン端子70Bと端子70
Dが閉路しているが、装着検出スイツチ60がアン
カープレート20を検出して開路しているのでモ
ータ44はオフしている。なお、乗員12がシー
ト10へ着座しているので着座検出スイツチ64
は閉路しており、また、乗員12がシート10の
シートバツクへ当接している限り当背検出スイツ
チ68は閉路している。
乗員12がドアを開けると、コモン端子70A
と端子70Dが閉路しコモン端子70Bと端子7
0Eが閉路する。アンカープレート20は車両後
方の位置にあるので解除検出スイツチ62は閉路
している。従つて、乗員12の背面がシート10
のシートバツグへ当接しておれば、モータ44が
逆転し、アンカープレート20は車両前方側へ移
動する。アンカープレート20が移動中に乗員1
2が上体を車両前方へ傾斜させると、当背検出ス
イツチ68が開路してモータ44はオフする。
と端子70Dが閉路しコモン端子70Bと端子7
0Eが閉路する。アンカープレート20は車両後
方の位置にあるので解除検出スイツチ62は閉路
している。従つて、乗員12の背面がシート10
のシートバツグへ当接しておれば、モータ44が
逆転し、アンカープレート20は車両前方側へ移
動する。アンカープレート20が移動中に乗員1
2が上体を車両前方へ傾斜させると、当背検出ス
イツチ68が開路してモータ44はオフする。
従つて、ウエビング14が乗員12の首や頭と
干渉することがない。
干渉することがない。
アンカープレート20の移動が停止したのを知
つて乗員12が上体を車両後方側へ傾斜させる
と、当背検出スイツチ68が閉路し、アンカープ
レート20は再び車両前方側へ移動する。限ち、
ウエビング14が乗員12の首や頭と離間してい
る状態になつてからアンカープレート20が車両
前方へ移動することになる。
つて乗員12が上体を車両後方側へ傾斜させる
と、当背検出スイツチ68が閉路し、アンカープ
レート20は再び車両前方側へ移動する。限ち、
ウエビング14が乗員12の首や頭と離間してい
る状態になつてからアンカープレート20が車両
前方へ移動することになる。
アンカープレート20がガイドレール本体24
の先端まで移動すると、解除検出スイツチ62が
開路しモータ44がオフする。乗員が降車しドア
を閉じると、コモン端子70Aと端子70Cが閉
路しコモン端子70Bと端子70Dが閉路する
が、着座検出スイツチ64及び当背検出スイツチ
68は開路しているのでモータ44はオフしたま
まである。
の先端まで移動すると、解除検出スイツチ62が
開路しモータ44がオフする。乗員が降車しドア
を閉じると、コモン端子70Aと端子70Cが閉
路しコモン端子70Bと端子70Dが閉路する
が、着座検出スイツチ64及び当背検出スイツチ
68は開路しているのでモータ44はオフしたま
まである。
次に、乗員12が乗車する場合を説明する。
ドアを開き乗員12がシート10へ着座する
と、着座検出スイツチ64が閉路する。ドアを閉
じるとコモン端子70Aと端子70Cが閉路しコ
モン端子70Bと端子70Dが閉路する。次い
で、乗員12がその背面をシート10のシートバ
ツクへ当接させると、当背検出スイツチ68が閉
路し、モータ44が正転する。従つて、アンカー
プレート20は車両後方側へ移動する。この際、
乗員12が上体を車両前方側へ傾斜させると当背
検出スイツチ68が開路するのでモータ44はオ
フする。
と、着座検出スイツチ64が閉路する。ドアを閉
じるとコモン端子70Aと端子70Cが閉路しコ
モン端子70Bと端子70Dが閉路する。次い
で、乗員12がその背面をシート10のシートバ
ツクへ当接させると、当背検出スイツチ68が閉
路し、モータ44が正転する。従つて、アンカー
プレート20は車両後方側へ移動する。この際、
乗員12が上体を車両前方側へ傾斜させると当背
検出スイツチ68が開路するのでモータ44はオ
フする。
従つて、乗車時においてもウエビング14が乗
員12の首や頭と干渉することがない。
員12の首や頭と干渉することがない。
乗員12が上体を車両後方側へ傾斜させその背
面をシート10のシートバツクへ当接させると当
背検出スイツチ68が閉路しモータ44が再び正
転する。アンカープレート20がガイドレール本
体24の後端まで移動すると装着検出スイツチ6
0が開路しモータ44がオフする。
面をシート10のシートバツクへ当接させると当
背検出スイツチ68が閉路しモータ44が再び正
転する。アンカープレート20がガイドレール本
体24の後端まで移動すると装着検出スイツチ6
0が開路しモータ44がオフする。
また、降車時又は乗車時にドアを開いてコモン
端子70Bと端子70Eが閉路するとオンデイレ
イタイマー73が作動し、一定時間経過後に接点
74が閉路する。このため、モータ44のオン・
オフは当背検出スイツチ68のオン・オフに影響
されなくなる。即ち、アンカープレート20が移
動中に乗員12が上体を車両前方側へ傾斜させ、
ウエビング14が一旦停止しても、ウエビング1
4が移動してもかまわないと乗員12が判断しそ
の状態を一定時間維持しておればウエビング14
が再度移動することになる。この場合、乗員12
はドアと反対側へ上体を傾斜させてもよい。
端子70Bと端子70Eが閉路するとオンデイレ
イタイマー73が作動し、一定時間経過後に接点
74が閉路する。このため、モータ44のオン・
オフは当背検出スイツチ68のオン・オフに影響
されなくなる。即ち、アンカープレート20が移
動中に乗員12が上体を車両前方側へ傾斜させ、
ウエビング14が一旦停止しても、ウエビング1
4が移動してもかまわないと乗員12が判断しそ
の状態を一定時間維持しておればウエビング14
が再度移動することになる。この場合、乗員12
はドアと反対側へ上体を傾斜させてもよい。
従つて、乗員12の判断により乗員12の上体
を車両後方側へ傾斜させなくてもウエビング14
の移動を開始させることができる。
を車両後方側へ傾斜させなくてもウエビング14
の移動を開始させることができる。
なお、アンカープレート20の移動中に乗員1
2がその上体を車両前方側へ傾斜させて乗員12
が停止したときに、警報が鳴るようにしてもよ
い。また、着座検出スイツチ64を設けない構成
であつてもよい。
2がその上体を車両前方側へ傾斜させて乗員12
が停止したときに、警報が鳴るようにしてもよ
い。また、着座検出スイツチ64を設けない構成
であつてもよい。
[考案の効果]
以上説明した如く本考案に係るシートベルト装
置は、乗員がシートバツクから上体を離している
ときのウエビングと乗員との干渉を防止すると共
に所定時間経過後は乗員の判断の下、シートバツ
クから上体を離していてもウエビングの移動を再
開することができるという優れた効果を有する。
置は、乗員がシートバツクから上体を離している
ときのウエビングと乗員との干渉を防止すると共
に所定時間経過後は乗員の判断の下、シートバツ
クから上体を離していてもウエビングの移動を再
開することができるという優れた効果を有する。
第1図は本考案の実施例に係るシートベルト装
置を乗員が装着した状態を示す側面図、第2図は
第1図の−線位置へアンカプレートが移動し
た状態での−線拡大断面図、第3図はガイド
レール内に収容されてアンカプレートを駆動する
可撓性テープとスプロケツトとの関係を示す分解
斜視図、第4図は本実施例に係る制御回路図、第
5図は従来例の問題点を示す第1図に対応した側
面図である。 10……シート、14……ウエビング、22…
…ガイドレール、24……ガイドレール本体、6
0……装着検出スイツチ、62……解除検出スイ
ツチ、64……着座検出スイツチ、68……当背
検出スイツチ、70……ドアスイツチ。
置を乗員が装着した状態を示す側面図、第2図は
第1図の−線位置へアンカプレートが移動し
た状態での−線拡大断面図、第3図はガイド
レール内に収容されてアンカプレートを駆動する
可撓性テープとスプロケツトとの関係を示す分解
斜視図、第4図は本実施例に係る制御回路図、第
5図は従来例の問題点を示す第1図に対応した側
面図である。 10……シート、14……ウエビング、22…
…ガイドレール、24……ガイドレール本体、6
0……装着検出スイツチ、62……解除検出スイ
ツチ、64……着座検出スイツチ、68……当背
検出スイツチ、70……ドアスイツチ。
Claims (1)
- 乗員拘束用ウエビングの先端部が車体に装備さ
れたガイドレールに案内されてウエビングが乗員
に自動装着解除されるシーベルト装置において、
シートバツクに備えられ乗員がシートバツクの所
定部に当接していることを検出するシートバツク
当接検出手段と、ウエビングの装着又は解除時に
シートバツク当接検出手段が乗員のシートバツク
への非当接を検出したときにはウエビング先端部
の移動を停止するウエビング装着解除制御手段
と、前記ウエビング先端部の移動停止状態が所定
時間継続されたときにウエビング先端部の移動停
止を解除する解除手段と、を有することを特徴と
するシートベルト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195481U JPH0244597Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984195481U JPH0244597Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108669U JPS61108669U (ja) | 1986-07-10 |
JPH0244597Y2 true JPH0244597Y2 (ja) | 1990-11-27 |
Family
ID=30753057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984195481U Expired JPH0244597Y2 (ja) | 1984-12-24 | 1984-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0244597Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5773242U (ja) * | 1980-10-24 | 1982-05-06 |
-
1984
- 1984-12-24 JP JP1984195481U patent/JPH0244597Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61108669U (ja) | 1986-07-10 |
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