JPH0244473Y2 - - Google Patents

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JPH0244473Y2
JPH0244473Y2 JP198388U JP198388U JPH0244473Y2 JP H0244473 Y2 JPH0244473 Y2 JP H0244473Y2 JP 198388 U JP198388 U JP 198388U JP 198388 U JP198388 U JP 198388U JP H0244473 Y2 JPH0244473 Y2 JP H0244473Y2
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electric wire
wire guide
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comb
press
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電線をコネクタに圧接する装置に関す
る。
[従来の技術] 従来、電線圧接装置としては、第6図に示すよ
うに、複数の電線1にそれぞれ導電性のコンタク
ト3を圧接するものがある。その場合、コンタク
ト3はコネクタ5に組込まれている。
コネクタ5は電線1が入る面を上向きにして治
具台7の上に置かれる。コネクタ5の上方には電
線1が圧接されるときのガイドとなる電線ガイド
9が配置される。電線ガイド9は支点ピン11に
よつて治具台7に回転可能なように結合される。
コネクタ5をセツトするときには、電線ガイド9
を支点ピン11を軸として治具台7に対し垂直に
する。圧接するときは、電線ガイド9を治具台7
に対向させる。
電線ガイド9には電線1を挿入するための複数
の溝13が切られている。また電線ガイド9の下
面には電線1を所定長さに切断するダイス15が
組み込まれる。ダイス15は溝13に対して直交
する向きに長いものである。電線ガイド9の上方
には、これらの電線1をコンタクト3の圧接片1
7に押し込む圧接歯19を有している。圧接歯1
9はホルダー21に固定される。圧接歯19の先
端部、即ち、下端には、電線ガイド9の溝13に
入り込むように互いに間隔をおいた多数の歯を有
するくし歯部23が形成されている。
ホルダー21には、くし歯部23と溝13とを
一致させるためのパイロツトピン25が固定され
る。パイロツトピン25は、治具台7のパイロツ
ト穴27に対応している。
ここでホルダー21に取り付けられる部品をホ
ルダー21も含めて上型aと称する。また、治具
台7に取り付く部品を治具台7も含めて下型bと
称する。
上型aは、第7図に示すような、手動のプレス
機30のラム32に固定される。プレス機30は
ハンドル34を手前に引くと、力が何倍かになつ
てラム32を下降させるように設計されている。
下型bはプレス機30のスライド溝36に入り前
後に移動する。
このようなコネクタの圧接装置を用いて電線1
をコネクタ5に圧接する場合の動作を以下、第8
図に加えて第9図乃至第10図をも参照して説明
する。
先ず、下型bを第9図において手前に引き出し
て電線ガイド9を時計方向に開き、コネクタ5を
セツトする。次に、電線ガイド9を閉じ、圧接し
ようとする電線1を電線ガイド9の溝13にそれ
ぞれ配線、挿入する。挿入が終つてから下型bを
圧接位置の上型aの真下まで押し込む。この状態
で、プレス機30のハンドル34を手前に引く
と、まず、ホルダー21のパイロツトピン25が
治具台7のパイロツト穴27に入り、上型aと下
型bとの相互位置を合わせる。次いでくし歯部2
3が電線ガイド9の溝13に挿入され、電線1を
押し下げる。このとき、くし歯部23の切刃部3
7とダイス15とにより電線1を所定長さに切断
する。上型aをさらに下げると、くし歯部23は
電線1をコンタクト3の圧接片17に圧入し、圧
接が完了する。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、このようなコネクタの圧接装置
によれば、圧接時に電線1が初期状態から圧接完
了に至るまでの間、溝13内を移動するため、電
線1が軸方向にずれやすい。このため、圧接完了
後の各々の電線1の先端が第10図に示すように
不揃いになるおそれがある。
それ故に本考案の目的は、圧接動作中の電線の
移動を防止して、安定した圧接ができるコネクタ
の圧接装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本考案によれば、コネクタに包含された複数の
コンタクトを複数本の電線にそれぞれ圧接する装
置において、くし歯状に形成されたくし歯部を有
する圧接歯と、該くし歯部を上向きにして該圧接
歯を固定した治具台と、上記くし歯部をそれぞれ
受け入れる複数の溝を有しかつ上面に上記コネク
タを載置する上下動可能な電線ガイドと、該電線
ガイドを上方へ付勢したスプリングと、上記コネ
クタを下方へ押圧する手段とを含み、上記電線ガ
イドの溝の上記くし歯部よりも上部に上記電線を
受け入れるようにしてあることを特徴とするコネ
クタの圧接装置が得られる。
[作用] この圧接装置による圧接に先立ち、電線ガイド
の溝に電線を挿入するとともにその電線ガイドの
上面にコネクタを各コンタクトが溝に対向するよ
うに載置する。そしてこのコネクタを下方へ押圧
すると、電線ガイドが下降し、結果としてくし歯
部が電線を押し上げたのと同様な状態となる。し
たがつて電線はコネクタ内のコンタクトに向けて
押圧され、これにより圧接される。
[実施例] 第1図乃至第3図は本考案のコネクタの圧接装
置の一実施例を示している。
図示の圧接装置は、治具台41とこの治具台4
1に取り付けられた圧接歯43とを有している。
圧接歯43は先端のくし歯部45を上向きにして
治具台41に取り付けられている。圧接歯43の
上方には電線1が挿入される溝47を有する電線
ガイド49が配置されている。電線ガイド49
は、圧接歯43とバツクアツプガイド53との間
に挿入され、くし歯部45に対して上下動可能で
ある。くし歯部45の上下動のストロークは、電
線ガイド49に固定されたピン51と、電線ガイ
ド49をバツクアツプするバツクアツプガイド5
3に設けられた長穴55によつて決まる。即ち、
ピン51は長穴55に挿入される。長穴55は電
線ガイド49の最上位置を、くし歯部45の上端
と溝47の下端とが互いに一致するように定め
る。また長穴55は電線ガイド49の最下位置
を、くし歯部45が電線ガイド49の上面より突
出するように定める。電線ガイド49は、バネ5
7によつて通常は、最上位置に停止している。な
おバツクアツプガイド53は電線ガイド49をバ
ツクアツプするためのものである。
治具台41は、ベース59に載せられて前後に
移動する。ベース59は、第7図に示した、プレ
ス機30の溝36に固定されるものである。ここ
で治具台41に取り付く部品を治具台41も含め
て下型bとする。また、プレス30のラム32に
は押具61が取付く。ここで押具61を上型aと
称する。
ベース59には、第2図乃至第4図にも示すよ
うに、電線1の余長部分を切断するカツター63
がカツター保持台65を介して固定されている。
カツター63のカツター保持台65に対する取付
けは、カツター63の裏面が電線ガイド49の所
定側面、即ち、電線1がはみ出している面に押し
付けられるようになされている。なおカツター保
持台65は治具台41の位置にかかわらずカツタ
ー63を電線ガイド49より離れないように位置
づける。
カツター63の先端部分には治具台41の移動
方向で位置づけした切刃部67が形成されてい
る。
次に、電線1の切断について説明する。
先ず、治具台41をベース59の前部に引き出
してキヤプタイヤケーブル71の中の電線1を指
でつまんで電線ガイド49の溝47にそれぞれ挿
入する。このとき電線1の一部が余長部分として
電線ガイド49の所定側面よりはみ出る。次にコ
ネクタ5を電線1が入る面を下向きにして電線ガ
イド49の上に載せる。そして下型bを上型a
(押具61)の真下、すなわち圧接位置まで押し
込む。このとき、ベース59に固定されているカ
ツター63が電線1の余長部分を溝47の端面を
ダイス面として一本づつ連続的押圧力によつて切
断する。かくして圧接準備が完了する。
次に電線1とコンタクト3との圧接接続につい
て説明する。
プレス機のハンドルを手前に下げると、第4図
及び第5図が示すように、ラムに取り付けられた
押具61がコネクタ5を押す。同時に電線ガイド
49が下降する。電線ガイド49が下がることに
より、すでにくし歯部45の上にある電線1は、
電線ガイド49の上面より突出し真上に位置する
コンタクト3の圧接片17間に圧入される。
さらに、プレス機のハンドルを元の位置に戻す
と、バネ57の力で電線ガイド49は初期位置
(第2図及び第3図の位置)に戻り、圧接が完了
する。
なお、圧接動作中には、電線ガイド49の溝4
7に挿入されている電線1は、すでにくし歯部4
5の上に置かれているので移動することがない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案のコネクタの圧接
装置によれば、電線とコンタクトとの圧接動作中
に、電線ガイドの溝に挿入されている電線が動く
ことはないため、コネクタの位置を電線ガイドに
対して固定するのみで安定した圧接ができる。こ
のため、安定性のよい製品を容易に生産できるコ
ネクタの圧接装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のコネクタの圧接装置の一実施
例を示す斜視図、第2図は第1図のコネクタの圧
接装置の要部を示す正面図、第3図は第2図の
−断面図、第4図は圧接時を示す断面図、第5
図は第4図の正面図、第6図は従来のコネクタの
圧接装置を示す斜視図、第7図は圧接に用いるプ
レス機を示す斜視図、第8図は第6図のコネクタ
の圧接装置の要部を示す正面図、第9図は第8図
の−断面図、第10図は圧接後の電線の状態
を示す平面図である。 1;電線、3;コンタクト、5;コネクタ、3
1;プレス機、33;ラム、41;治具台、4
3;圧接歯、45;くし歯部、47;溝、49;
電線ガイド、59;ベース、61;押具、71;
キヤプタイヤケーブル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コネクタに包含された複数のコンタクトを複数
    本の電線にそれぞれ圧接する装置において、くし
    歯状に形成されたくし歯部を有する圧接歯と、該
    くし歯部を上向きにして該圧接歯を固定した治
    具、上記くし歯部をそれぞれ受け入れる複数の溝
    を有しかつ上面に上記コネクタを載置する上下動
    可能な電線ガイドと、該電線ガイドを上方へ付勢
    したスプリングと、上記コネクタを下方へ押圧す
    る手段とを含み、上記電線ガイドの溝の上記くし
    歯部よりも上部に上記電線を受け入れるようにし
    てあることを特徴とするコネクタの圧接装置。
JP198388U 1988-01-13 1988-01-13 Expired JPH0244473Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP198388U JPH0244473Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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JP198388U JPH0244473Y2 (ja) 1988-01-13 1988-01-13

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JPH01107893U JPH01107893U (ja) 1989-07-20
JPH0244473Y2 true JPH0244473Y2 (ja) 1990-11-26

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