JPH0244292A - 破損燃料検出装置 - Google Patents
破損燃料検出装置Info
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- JPH0244292A JPH0244292A JP63193415A JP19341588A JPH0244292A JP H0244292 A JPH0244292 A JP H0244292A JP 63193415 A JP63193415 A JP 63193415A JP 19341588 A JP19341588 A JP 19341588A JP H0244292 A JPH0244292 A JP H0244292A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は原子炉の破損燃料の位置を検出する破損燃料検
出装置に関する。
出装置に関する。
（従来の技術）
原子炉内の炉心部に設置された多数の燃料集合体は、長
期間の使用中に破損する恐れがあるので原子炉の運転を
定期的に停止させて燃料集合体の定期的検査を行なって
いる。この検査に際して従来第３図に示した破損燃料検
出装置が使用されている。
期間の使用中に破損する恐れがあるので原子炉の運転を
定期的に停止させて燃料集合体の定期的検査を行なって
いる。この検査に際して従来第３図に示した破損燃料検
出装置が使用されている。
第３図において、符号１は原子炉内の１部を示している
。２は上部格子板５３は冷却水である。
。２は上部格子板５３は冷却水である。
すなわち、第３図における破損燃料検出装置は、燃料集
合体４の頂部を覆うボックス状のキャップ１０を有し、
このキャップ１０の下端全周に亘って弾性シール１０ａ
が取付けられ、この弾性シール１０ａでキャップ１０と
上部格子板２の間をシールするようになっている。
合体４の頂部を覆うボックス状のキャップ１０を有し、
このキャップ１０の下端全周に亘って弾性シール１０ａ
が取付けられ、この弾性シール１０ａでキャップ１０と
上部格子板２の間をシールするようになっている。
また、前記キャップ１０には個々の燃料集合体４を隔離
する４個のボックス状中キャップ５が収容され、各中キ
ャップ５には試料水を採取するサンプリング管６がそれ
ぞれ設けられている。これらのサンプリング管６と中キ
ャップ５をそれぞれ昇降させる案内バイブ１１がキャッ
プ１０の頂部にスライド自在に設けられている。
する４個のボックス状中キャップ５が収容され、各中キ
ャップ５には試料水を採取するサンプリング管６がそれ
ぞれ設けられている。これらのサンプリング管６と中キ
ャップ５をそれぞれ昇降させる案内バイブ１１がキャッ
プ１０の頂部にスライド自在に設けられている。
一方、サンプリング管６にはチューブ１２が接続され、
各チューブ１２は床１３上まで導かれ、先端に試料水を
吸い上げるポンプ１４が設けられている。
各チューブ１２は床１３上まで導かれ、先端に試料水を
吸い上げるポンプ１４が設けられている。
また、中キャップ５内には、中キャップ５の装着を案内
する４枚の案内板１５が設けられている。
する４枚の案内板１５が設けられている。
さらに、キャップ１０には空気を送る空気供給管７が接
続されている。この空気供給管７はそれぞれチューブ１
６によって床１３上まで導かれ、その先端には供給空気
の圧力、流量を制御・監視する流量計１７．圧力計１８
．減圧弁１９．空気供給・停止を行なう電磁弁２０が順
次接続されている。キャップ１０上面には冷却水３の水
深を測定する空気放出管７が設けられている。この空気
放出管７に接続されたチューブ２１は床１３上まで導か
れ、先端には供給空気の圧力・流量を制御・監視する流
量計２２゜圧力計２３．減圧弁２４および空気供給・停
止を行なう電磁弁２５が順次接続されている。
続されている。この空気供給管７はそれぞれチューブ１
６によって床１３上まで導かれ、その先端には供給空気
の圧力、流量を制御・監視する流量計１７．圧力計１８
．減圧弁１９．空気供給・停止を行なう電磁弁２０が順
次接続されている。キャップ１０上面には冷却水３の水
深を測定する空気放出管７が設けられている。この空気
放出管７に接続されたチューブ２１は床１３上まで導か
れ、先端には供給空気の圧力・流量を制御・監視する流
量計２２゜圧力計２３．減圧弁２４および空気供給・停
止を行なう電磁弁２５が順次接続されている。
他方、キャップ１０内にはその装着の案内を安全確実に
行なう十字形案内板２６が設けられ、この案内板２６は
キャップ１０の補強を兼ねている。キャップ１０の外側
面にはキャップ装着性検出装置９が設けられ、この検出
装置９によりキャップ１０の装着性を検出している。４
個のキャップ装着性検出装置９に接続されたチューブ２
７は１本にまとめられて床１３上まで導かれ、その先端
には供給空気の流量・圧力を制御・監視する流量計２８
や圧力計２９および減圧弁３０が順次接続されている。
行なう十字形案内板２６が設けられ、この案内板２６は
キャップ１０の補強を兼ねている。キャップ１０の外側
面にはキャップ装着性検出装置９が設けられ、この検出
装置９によりキャップ１０の装着性を検出している。４
個のキャップ装着性検出装置９に接続されたチューブ２
７は１本にまとめられて床１３上まで導かれ、その先端
には供給空気の流量・圧力を制御・監視する流量計２８
や圧力計２９および減圧弁３０が順次接続されている。
空気供給管７に接続されているチューブ１６と空気放出
管８に接続されているチューブ２１の間には床１３上で
キャップ１０内の冷却水の液面指示を行なう差圧計３１
が接続されている。
管８に接続されているチューブ２１の間には床１３上で
キャップ１０内の冷却水の液面指示を行なう差圧計３１
が接続されている。
また、流量計２８は流量が零になると電磁弁２０゜２５
に装着完了信号Ｓ１を送り、電磁弁２０．２５を動作さ
せる構成となっている。さらに、差圧計３１が設定圧力
に達するとポンプＩ４に試料採取可の信号Ｓ２を送り、
ポンプ１４を作動させる構成となっている。
に装着完了信号Ｓ１を送り、電磁弁２０．２５を動作さ
せる構成となっている。さらに、差圧計３１が設定圧力
に達するとポンプＩ４に試料採取可の信号Ｓ２を送り、
ポンプ１４を作動させる構成となっている。
この燃料集合体の検査は次のようにして行なわれる。即
ち第３図に示すよう原子炉１内の上部格子板２で上端が
保持された冷却水３の水面下の燃料集合体４の上端部に
各燃料集合体４にかぶせられる複数個の中キャップ５と
、サンプリング管６と、空気供給管７と、空気放出管８
と、装着性検出装置９とを設けたキャップ１０をかぶせ
る。このキャップ１０の側方に取付けられた装着性検出
装置９に接続されたチューブ２７の空気流量が零となる
と装着完了の信号Ｓ１を出し、キャップ１０の装着が完
全となる。この装着完了の信号に応動して空気供給管７
及び空気放出管８に空気を送り込む。前記空気供給管７
内の圧力と前記空気放出管８内の圧力差が所定値に達し
た場合に、試料採取可の信号Ｓ２を出し、各燃料集合体
４間の冷却水の液面が独立し、この試料採取可の信号Ｓ
２によって前記各サンプリング管６を通して各燃料集合
体４内の冷却水３から試料水の採取を行ない、この試料
水を分析して破損燃料の検出を行なう。
ち第３図に示すよう原子炉１内の上部格子板２で上端が
保持された冷却水３の水面下の燃料集合体４の上端部に
各燃料集合体４にかぶせられる複数個の中キャップ５と
、サンプリング管６と、空気供給管７と、空気放出管８
と、装着性検出装置９とを設けたキャップ１０をかぶせ
る。このキャップ１０の側方に取付けられた装着性検出
装置９に接続されたチューブ２７の空気流量が零となる
と装着完了の信号Ｓ１を出し、キャップ１０の装着が完
全となる。この装着完了の信号に応動して空気供給管７
及び空気放出管８に空気を送り込む。前記空気供給管７
内の圧力と前記空気放出管８内の圧力差が所定値に達し
た場合に、試料採取可の信号Ｓ２を出し、各燃料集合体
４間の冷却水の液面が独立し、この試料採取可の信号Ｓ
２によって前記各サンプリング管６を通して各燃料集合
体４内の冷却水３から試料水の採取を行ない、この試料
水を分析して破損燃料の検出を行なう。
（発明が解決しようとする課題）
従来の破損燃料検出装置では、空気供給管７及び空気放
出管８に空気を送り込み、前記空気供給管７内の圧力と
空気放出管８内の圧力差を検出して、各燃料集合体４の
水面が独立していることを確認する。
出管８に空気を送り込み、前記空気供給管７内の圧力と
空気放出管８内の圧力差を検出して、各燃料集合体４の
水面が独立していることを確認する。
この場合空気供給管７と空気放出管８には空気を送り続
ける必要がある。しかしながら、キャップ１０の下端全
周に弾性体１０ａが取付けられ、 キャップ１０と上部
格子板４間を密閉する構造となっているので、空気供給
管７がら空気を送り込み続けると冷却水３の液面が必要
以上に低下し、燃料集合体４の一部を気中へ露出させ、
燃料集合体４内の燃料棒が冷却できなくなり、破損させ
ることが十分考えられる。
ける必要がある。しかしながら、キャップ１０の下端全
周に弾性体１０ａが取付けられ、 キャップ１０と上部
格子板４間を密閉する構造となっているので、空気供給
管７がら空気を送り込み続けると冷却水３の液面が必要
以上に低下し、燃料集合体４の一部を気中へ露出させ、
燃料集合体４内の燃料棒が冷却できなくなり、破損させ
ることが十分考えられる。
また、サンプリング管６の下端より冷却水の液面が低下
し、試料水の採取ができなくなり、破損燃料の検出が困
難となる課題がある。
し、試料水の採取ができなくなり、破損燃料の検出が困
難となる課題がある。
本発明は以上の事情に鑑みてなされたもので、原子炉内
における破損燃料の検出装置において、キャップ１０を
上部格子板２内の燃料集合体４上にかぶせ、キャップ１
０内の冷却水の液面を一定位置に保持し、試料水の採取
作業を安全・確実に行ない得る破損燃料検出装置を提供
することにある。
における破損燃料の検出装置において、キャップ１０を
上部格子板２内の燃料集合体４上にかぶせ、キャップ１
０内の冷却水の液面を一定位置に保持し、試料水の採取
作業を安全・確実に行ない得る破損燃料検出装置を提供
することにある。
（課題を解決するための手段）
本発明は燃料集合体を上方から覆う複数個の中キャップ
を収容し下端全周に弾性シールを装着したキャップと、
前記中キャップ内に挿着されたサンプリング管と、前記
キャップ内に開口された空気供給管と、前記キャップ上
面の近傍に開口された空気放出管と、前記キャップの側
方に取付けられ下端が上部格子板に接するキャップ装着
性検出装置と、このキャップ装着性検出装置に接続され
て空気流量が零となった場合に装着完了信号を発する流
量計と、前記装着完了信号に応動して空気供給管および
空気放出管に空気を送り込む電磁弁と、前記空気供給管
内の圧力と前記空気放出管内の圧力との差圧が所定値に
達した際に試料採取可信号を発する差圧計と、この試料
採取可信号を受けて前記各サンプリング管から前記各燃
料集合体内の冷却水の採取を行なうポンプと、前記キャ
ップ内の冷却水の液面を一定位置に保持するための液面
保持機構とを具備したことを特徴とする。
を収容し下端全周に弾性シールを装着したキャップと、
前記中キャップ内に挿着されたサンプリング管と、前記
キャップ内に開口された空気供給管と、前記キャップ上
面の近傍に開口された空気放出管と、前記キャップの側
方に取付けられ下端が上部格子板に接するキャップ装着
性検出装置と、このキャップ装着性検出装置に接続され
て空気流量が零となった場合に装着完了信号を発する流
量計と、前記装着完了信号に応動して空気供給管および
空気放出管に空気を送り込む電磁弁と、前記空気供給管
内の圧力と前記空気放出管内の圧力との差圧が所定値に
達した際に試料採取可信号を発する差圧計と、この試料
採取可信号を受けて前記各サンプリング管から前記各燃
料集合体内の冷却水の採取を行なうポンプと、前記キャ
ップ内の冷却水の液面を一定位置に保持するための液面
保持機構とを具備したことを特徴とする。
（作 用）
キャップ内の冷却水の液面が必要以上に低下しようとす
ると液面保持機構のバイブの下部開口から貫通孔を通り
、キャップの上部へ空気が抜けてキャップ内の冷却水の
液面は一定位置に保持される。キャップ内の冷却水の液
面が一定位置に保持され、燃料集合体の一部を気中へ露
出されることもなく、またサンプリング管から冷却水の
液面が低下することがなくなり、安全かつ確実に破損燃
料の検出ができる。
ると液面保持機構のバイブの下部開口から貫通孔を通り
、キャップの上部へ空気が抜けてキャップ内の冷却水の
液面は一定位置に保持される。キャップ内の冷却水の液
面が一定位置に保持され、燃料集合体の一部を気中へ露
出されることもなく、またサンプリング管から冷却水の
液面が低下することがなくなり、安全かつ確実に破損燃
料の検出ができる。
（実施例）
第１図および第２図を参照しながら本発明に係る破損燃
料検出装置の一実施例を説明する。
料検出装置の一実施例を説明する。
なお、第２図は第１図における■−■矢視断面図で、第
２図から明らかなように本発明の一実施例においては、
燃料集合体４の検査を４本同時に取扱う場合を示してい
る。
２図から明らかなように本発明の一実施例においては、
燃料集合体４の検査を４本同時に取扱う場合を示してい
る。
第１図および第２図において、破損燃料検出装置は、燃
料集合体４の頂部を覆うボックス状のキャップ１０を有
し、このキャップ１０下端に全周に亘って弾性シール１
０ａが取付けられ、 この弾性シール１０ａでキャップ
１０と上部格子板２の間をシールするようになっている
。
料集合体４の頂部を覆うボックス状のキャップ１０を有
し、このキャップ１０下端に全周に亘って弾性シール１
０ａが取付けられ、 この弾性シール１０ａでキャップ
１０と上部格子板２の間をシールするようになっている
。
また、上記キャップ１０には個々の燃料集合体４を隔離
する４個のボックス状中キャップ５が収容され、各中キ
ャップ５に試料水を採取するサンプリング管６がそれぞ
れ設けられている。これらのサンプリング管６と中キャ
ップ５をそれぞれ昇降させる案内バイブ１１がキャップ
１０の頂部にスライド自在に設けられている。
する４個のボックス状中キャップ５が収容され、各中キ
ャップ５に試料水を採取するサンプリング管６がそれぞ
れ設けられている。これらのサンプリング管６と中キャ
ップ５をそれぞれ昇降させる案内バイブ１１がキャップ
１０の頂部にスライド自在に設けられている。
一方、サンプリング管６にはチューブ１２が接続され、
各チューブ１２は床１３上まで導かれ、先端に試料水を
吸い上げるポンプ１４が設けられている。
各チューブ１２は床１３上まで導かれ、先端に試料水を
吸い上げるポンプ１４が設けられている。
また、中キャップ５内には中キャップ５の装着を案内す
る４枚の案内板１５が設けられている。
る４枚の案内板１５が設けられている。
さらに、キャップ１０には空気を送る空気供給管７が接
続されている。この空気供給管７はそれぞれチューブ１
６によって床１３上まで導かれ、その先端には供給空気
の圧力、流量を制御・監視する流量計１７．圧力計１８
．減圧弁１９．空気供給・停止を行なう電磁弁２０が順
次接続されている。キャップ１０の上面には冷却水３の
水深を測定する空気放出管７が設けられている。この空
気放出管７に接続されたチューブ２１は床１３上まで導
かれ、その先端には供給空気の圧力・流量を制御・監視
する流量計２２．圧力計２３．減圧弁２４および空気供
給・停止を行なう電磁弁２５が順次接続されている。
続されている。この空気供給管７はそれぞれチューブ１
６によって床１３上まで導かれ、その先端には供給空気
の圧力、流量を制御・監視する流量計１７．圧力計１８
．減圧弁１９．空気供給・停止を行なう電磁弁２０が順
次接続されている。キャップ１０の上面には冷却水３の
水深を測定する空気放出管７が設けられている。この空
気放出管７に接続されたチューブ２１は床１３上まで導
かれ、その先端には供給空気の圧力・流量を制御・監視
する流量計２２．圧力計２３．減圧弁２４および空気供
給・停止を行なう電磁弁２５が順次接続されている。
他方、キャップｌＯ内にはその装着の案内を安全確実に
行なう十字形案内板２６が設けられ、この案内板２６は
キャップ１０の補強を兼ねている。キャップ１０の外側
面にはキャップ装着性検出装置９が設けられ、この検出
装置９によりキャップ１０の装着性を検出している。４
個のキャップ装着性検出装置９に接続されたチューブ２
７は１本にまとめられて床１３上まで導かれ、その先端
には供給空気の流量・圧力を制御・監視する流量計２８
．圧力計２９および減圧弁３０が順次接続されている。
行なう十字形案内板２６が設けられ、この案内板２６は
キャップ１０の補強を兼ねている。キャップ１０の外側
面にはキャップ装着性検出装置９が設けられ、この検出
装置９によりキャップ１０の装着性を検出している。４
個のキャップ装着性検出装置９に接続されたチューブ２
７は１本にまとめられて床１３上まで導かれ、その先端
には供給空気の流量・圧力を制御・監視する流量計２８
．圧力計２９および減圧弁３０が順次接続されている。
空気供給管７に接続されているチューブ１６と空気放出
管８に接続されているチューブ２１の間には床１３上に
おいて、キャップ１０内の冷却水の液面指示を行なう差
圧計３１が接続されている。
管８に接続されているチューブ２１の間には床１３上に
おいて、キャップ１０内の冷却水の液面指示を行なう差
圧計３１が接続されている。
さらに、キャップ１０内の冷却水の液面を一定位置に保
持するために、キャップＩＯ内にパイプ３２が立設され
、このパイプ３２の上端はキャップ１０上面まで貫通孔
３３が設けられている。キャップ１０内冷却水の液面が
低下し、前記パイプ３２の下部開口３４の位置までくる
と、前記パイプ３２から貫通孔３３を通じて空気供給管
７の空気がキャップ１０上部へ抜け、キャップ１０内の
冷却水の液面がこれ以上低下しないような構造となって
いる。前記パイプ３２の下部開口３４位置は前記サンプ
リング管６の下端より上部に位置している。
持するために、キャップＩＯ内にパイプ３２が立設され
、このパイプ３２の上端はキャップ１０上面まで貫通孔
３３が設けられている。キャップ１０内冷却水の液面が
低下し、前記パイプ３２の下部開口３４の位置までくる
と、前記パイプ３２から貫通孔３３を通じて空気供給管
７の空気がキャップ１０上部へ抜け、キャップ１０内の
冷却水の液面がこれ以上低下しないような構造となって
いる。前記パイプ３２の下部開口３４位置は前記サンプ
リング管６の下端より上部に位置している。
また、流量計２８は、流量が零になると、電磁弁２０、
２５に装着完了信号Ｓ１を送り、電磁弁２０．２５を動
作させる構成となっており、さらに、差圧計３１が設定
圧力に達するとポンプ１４に試料採取可の信号Ｓ２を送
り、ポンプ１４を作動させる構成となっている。
２５に装着完了信号Ｓ１を送り、電磁弁２０．２５を動
作させる構成となっており、さらに、差圧計３１が設定
圧力に達するとポンプ１４に試料採取可の信号Ｓ２を送
り、ポンプ１４を作動させる構成となっている。
この破損燃料検出装置の作用は次のようにして行なわれ
る。まず、キャンプ１０を炉心の上方に昇降自在に支持
しておき、これを上部格子板２の格子内の４本の燃料集
合体４上に徐々に下げて行くと、中キャップ５内の案内
板■５は燃料集合体４の取手（ハンドル）に案内され、
大略の位置決めが行なわれる。この状態で、さらにキャ
ップｌＯを下げていくと、キャップ１０内にある十字形
の案内板１５が燃料集合体４の間の間隙に挿入され、正
確に位置決めが行なわれる。このまま、キャップ１０を
上部格子板２の上面に設置されるまで下げていくと、
キャップ１０下端の弾性シール１．０ａが上部格子板２
に当り、キャップＩＯと上部格子板２の間がシールされ
る。
る。まず、キャンプ１０を炉心の上方に昇降自在に支持
しておき、これを上部格子板２の格子内の４本の燃料集
合体４上に徐々に下げて行くと、中キャップ５内の案内
板■５は燃料集合体４の取手（ハンドル）に案内され、
大略の位置決めが行なわれる。この状態で、さらにキャ
ップｌＯを下げていくと、キャップ１０内にある十字形
の案内板１５が燃料集合体４の間の間隙に挿入され、正
確に位置決めが行なわれる。このまま、キャップ１０を
上部格子板２の上面に設置されるまで下げていくと、
キャップ１０下端の弾性シール１．０ａが上部格子板２
に当り、キャップＩＯと上部格子板２の間がシールされ
る。
次に減圧弁３０により、設定圧力・流量の空気をチュー
ブ２７を通してキャップ１０の装着性検出装置９に送気
し、一定時間放置する。その後、流量計２８の流量が零
であることを確認することにより、キャップ１０が正確
に据付けられていると判断する。
ブ２７を通してキャップ１０の装着性検出装置９に送気
し、一定時間放置する。その後、流量計２８の流量が零
であることを確認することにより、キャップ１０が正確
に据付けられていると判断する。
また、流量計２８の信号を電気的に取出し、電磁弁２０
、２５に装着完了信号Ｓ１を送り、空気供給の動作を行
なわせる。
、２５に装着完了信号Ｓ１を送り、空気供給の動作を行
なわせる。
さらに、前記装着完了信号Ｓ０により、チューブ１６を
通してキャップ１０内に電磁弁２０で予め設定された圧
力の空気を送る。
通してキャップ１０内に電磁弁２０で予め設定された圧
力の空気を送る。
この圧力空気の供給により、キャップｌＯと中キャップ
５の間に充満していた冷却水は空気と置換され、かつキ
ャップ１０内は一定圧力に保たれる。
５の間に充満していた冷却水は空気と置換され、かつキ
ャップ１０内は一定圧力に保たれる。
また、チューブ２１を通して空気放出管８内に電磁弁２
５で予め設定された圧力の空気を送る。ここで、圧力計
１８によるキャップ１０内の指示圧力とキャップ１０上
端の空気放出による圧力計２３の指示圧力との差を差圧
計３１で測定し、設定圧力に達したら各燃料集合体４の
冷却水の液面が独立になったと判定し、試料採取可信号
Ｓ２をポンプ１４に送り、ポンプ１４を動作させ試料水
の採取を行なう。
５で予め設定された圧力の空気を送る。ここで、圧力計
１８によるキャップ１０内の指示圧力とキャップ１０上
端の空気放出による圧力計２３の指示圧力との差を差圧
計３１で測定し、設定圧力に達したら各燃料集合体４の
冷却水の液面が独立になったと判定し、試料採取可信号
Ｓ２をポンプ１４に送り、ポンプ１４を動作させ試料水
の採取を行なう。
この間、キャップ１０内の冷却水の液面がさらに低下し
ようとすると、パイプ３２の下部開口３４から貫通孔３
３を通り、キャップ１０の上部へ空気が抜けてキャップ
ＩＯ内の冷却水の液面は一定位置に保持される。
ようとすると、パイプ３２の下部開口３４から貫通孔３
３を通り、キャップ１０の上部へ空気が抜けてキャップ
ＩＯ内の冷却水の液面は一定位置に保持される。
本発明によれば、キャップ内の冷却水の液面位置を常に
一定位置に保持できるので、冷却水の液面が必要以上に
低下して燃料集合体の一部が気中へ露出し、燃料棒が破
損することを防止できる。
一定位置に保持できるので、冷却水の液面が必要以上に
低下して燃料集合体の一部が気中へ露出し、燃料棒が破
損することを防止できる。
また、サンプリング管よりも冷却水の液面が低下するこ
とがなくなり、安全・確実に破損燃料の検出ができる。
とがなくなり、安全・確実に破損燃料の検出ができる。
第１図は本発明に係る破損燃料検出装置の一実施例を一
部配管図で示す概略断面図、第２図は第１図の■−■線
に沿う横断面図、第３図は従来の破損燃料検出装置を一
部配管図で示す概略断面図である。 １・・・原子炉、 ３・・・冷却水、 ５・・・中キャップ、 ７・・・空気供給管、 ９・・装着性検出装置、 １１・・案内パイプ、 １３・・・床、 ＋５・・案内板、 ＋７．２２．２８・・・流量計、 １９、２４．３０・・・減圧弁、 ２１・・・チューブ、 ２７・・・チューブ、 ３２・・・パイプ、 ３４・・・下部開口 ２・・・上部格子板 ４・・燃料集合体 ６・・・サンプリング管 ８・・・空気放出管 １０・・・キャップ １２・・・チューブ １４・・・ポンプ ＋６・・・チューブ １８、２３．２９・・・圧力計 ２０、２５・・・電磁弁 ２６・・・十字形案内板 ３１・・・差圧計 ３３・・・貫通孔 ７３３）代理人弁理士 猪 股 祥 晃（ほか１名）箒
部配管図で示す概略断面図、第２図は第１図の■−■線
に沿う横断面図、第３図は従来の破損燃料検出装置を一
部配管図で示す概略断面図である。 １・・・原子炉、 ３・・・冷却水、 ５・・・中キャップ、 ７・・・空気供給管、 ９・・装着性検出装置、 １１・・案内パイプ、 １３・・・床、 ＋５・・案内板、 ＋７．２２．２８・・・流量計、 １９、２４．３０・・・減圧弁、 ２１・・・チューブ、 ２７・・・チューブ、 ３２・・・パイプ、 ３４・・・下部開口 ２・・・上部格子板 ４・・燃料集合体 ６・・・サンプリング管 ８・・・空気放出管 １０・・・キャップ １２・・・チューブ １４・・・ポンプ ＋６・・・チューブ １８、２３．２９・・・圧力計 ２０、２５・・・電磁弁 ２６・・・十字形案内板 ３１・・・差圧計 ３３・・・貫通孔 ７３３）代理人弁理士 猪 股 祥 晃（ほか１名）箒
Claims (1)
- 燃料集合体を上方から覆う複数個の中キャップを収容し
下端全周に弾性シールを装着したキャップと、前記中キ
ャップ内に挿着されたサンプリング管と、前記キャップ
内に開口された空気供給管と、前記キャップ上面の近傍
に開口された空気放出管と、前記キャップの側方に取付
けられ下端が上部格子板に接するキャップ装着性検出装
置と、このキャップ装着性検出装置に接続されて空気流
量が零となった場合に装着完了信号を発する流量計と、
前記装着完了信号に応動して空気供給管および空気放出
管に空気を送り込む電磁弁と、前記空気供給管内の圧力
と前記空気放出管内の圧力との差圧が所定値に達した際
に試料採取可信号を発する差圧計と、この試料採取可信
号を受けて前記各サンプリング管から前記各燃料集合体
内の冷却水の採取を行なうポンプと、前記キャップ内の
冷却水の液面を一定位置に保持するための液面保持機構
とを具備したことを特徴とする破損燃料検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63193415A JPH0244292A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 破損燃料検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63193415A JPH0244292A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 破損燃料検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0244292A true JPH0244292A (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16307581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63193415A Pending JPH0244292A (ja) | 1988-08-04 | 1988-08-04 | 破損燃料検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244292A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6493413B1 (en) * | 1999-06-03 | 2002-12-10 | Framatome Anp Inc. | Fuel assembly mechanical flow restriction apparatus for detecting failure in situ of nuclear fuel rods in a fuel assembly during reactor shutdown |
| US6570949B2 (en) | 1999-05-26 | 2003-05-27 | Framatome And Gmbh | Method and apparatus for testing nuclear reactor fuel assemblies |
-
1988
- 1988-08-04 JP JP63193415A patent/JPH0244292A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6570949B2 (en) | 1999-05-26 | 2003-05-27 | Framatome And Gmbh | Method and apparatus for testing nuclear reactor fuel assemblies |
| US6493413B1 (en) * | 1999-06-03 | 2002-12-10 | Framatome Anp Inc. | Fuel assembly mechanical flow restriction apparatus for detecting failure in situ of nuclear fuel rods in a fuel assembly during reactor shutdown |
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