JPH0244174Y2 - - Google Patents

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JPH0244174Y2
JPH0244174Y2 JP8694982U JP8694982U JPH0244174Y2 JP H0244174 Y2 JPH0244174 Y2 JP H0244174Y2 JP 8694982 U JP8694982 U JP 8694982U JP 8694982 U JP8694982 U JP 8694982U JP H0244174 Y2 JPH0244174 Y2 JP H0244174Y2
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JP
Japan
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rotating shaft
reset
arm
housing
zero
Prior art date
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JP8694982U
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JPS58189920U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は回転変位機構のリセツト機構に関す
る。すなわち回転板の1回転軸に与えられる回転
駆動力が零の場合あるいは零に近い場合に、回転
軸を強制的に原点方向に復帰させる機構に関す
る。
従来、この種の回転変位機構のリセツト機構と
しては、渦巻きバネを用いたリセツト機構があ
る。この場合、回転軸に渦巻きバネが係設されて
おり回転駆動力によつて回転軸が回転すると渦巻
きバネによる復元力が作用し、回転駆動力が零に
なると上記渦巻きバネの復元力で回転軸が逆転す
る。上記回転軸にはリセツト用アームが取付けら
れており、回転軸の原点方向に対応して設けられ
ているストツパーに上記アームが当ることにより
位置決めがなされる。このような従来の渦巻きバ
ネを用いるリセツト機構ではバネ復元力をほぼ一
定にするために、渦巻きバネの大きさを大きくす
る必要がありそのため収容スペースが大きくな
る。さらに原点を中心とする両方向の回転に対し
てリセツトすることが困難であつた。
本考案はこのような従来のリセツト機構の問題
点を解決するもので、2つのスプリングを用い両
方向の回転に対してリセツト機構を有するリセツ
ト機構を提案するものである。
以下図面を参照しながら本考案を説明する。
第1図は、本考案の回転変位機構のリセツト機
構の実施例の立面図、第2図はそのA−A矢視図
である。回転駆動力源(例えばステツピングモー
タ)1の出力軸2に取付けられたギヤ3にギヤ4
が噛合し、この回転軸5に回転力を伝達してい
る。ギヤ4(以下回転板4という)の円周寄りに
はその回転軸5とほぼ平行なピン6が突設されて
おり、第1図および第2図に示されているよう
に、上記ピン6の両側にあるアーム7,8は回転
軸5に関してピン6と略反対方向の位置にハウジ
ング13にそれぞれ設けられている回転軸11,
12を中心として回転する。そしてこれ等アーム
を介してピン6に弾性力がそれぞれ作用するよう
にハウジング13とそれぞれのアーム7,8間に
スプリング9およびスプリング10が設けられて
いる。
さらに詳しく説明すると、第1,2図におい
て、回転駆動力によつて回転板4が反時計方向
(時計方向)に回転するとピン6が反時計方向
(時計方向)に回転し、アーム7(アーム8)の
先端部が上記ピン6に押されて反時計方向(時計
方向)に上記アーム7(アーム8)の回転軸11
(回転軸12)を中心として回転する。アーム7
(アーム8)とハウジング13間にはスプリング
9(スプリング10)が係設されているので、そ
の弾性による復元力がアームに作用する。回転板
4、ピン6、アーム7が反時計方向に回転したと
きの配置を、第2図に一点鎖線で示した。
回転板4に作用する回転駆動力が零または零に
近くなると、上記スプリング9(スプリング1
0)の弾性による復元力によつてアーム7(アー
ム8)は時計方向(反時計方向)に反転し、アー
ム7の端部がハウジング13に固定されているス
トツパー14に当たるまで戻る。このときピン6
もアーム7(アーム8)に押されて反転する、す
なわち、回転板4の回転軸5がリセツトされる。
ストツパー14が、アーム7とアーム8の両方
についてリセツトの位置を決定する。リセツト位
置を両アームに対して同一になるように、ピン6
とストツパー14はリセツト位置では共に、アー
ム7,8に同時に接するように、例えばピン6と
ストツパー14が円筒形である場合にはその直径
を同一の寸法にする。この結果、回転板4の反時
計方向回転についてはアーム7、スプリング9に
よつて、また時計方向回転についてはアーム8、
スプリング10によつて、回転板4の回転軸5が
リセツトされるそのリセツト位置は一意的に決定
される。さらに、ストツパー14の位置を変えて
リセツト位置を変更することができる。この目的
のために、本考案の実施例では、ストツパー14
が回転可能な調節用部材15に偏心して取付けら
れており、調節用部材15を回転することにより
ストツパー14の位置が調節される。
第3図は本考案の他の好ましい実施例の立面断
面図である。回転変位機構の使用目的によつて
は、回転角度が回転方向によつて異なる場合があ
る。第3図の回転変位機構のリセツト機構はこの
ような場合のためのものであり、一方の回転方向
の回転ストロークが他方の回転方向の回転ストロ
ークより大きくなるようにストツパー14の位置
がずらして設定されている。このように第3図の
構造にすることにより片方向ストロークに対して
も使用することができる。
第4図は本考案の他の好ましい実施例である。
この実施例ではギヤ3を用いず、回転駆動部16
の出力軸17の他端軸18に直接回転部材19を
取付け、上記回転部材19上にピン6が、第1,
2図と同様に突設されている。ストツパー14や
スプリング9,10の構造は第1,2図の場合と
同じで、そのリセツト作用も同じである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の回転変位機構のリセツト機
構の実施例の立面図、第2図はそのA−A矢視
図、第3図は他の実施例の立面断面図、第4図は
別の実施例の立面断面図である。 1……回転駆動力源、2……出力軸、3……ギ
ヤ、4……回転板(ギヤ)、5……回転板の回転
軸、6……ピン、7,8……アーム、9,10…
…スプリング、11,12……アームの回転軸、
13……ハウジング、14……ストツパー、15
……調節用部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 回転板の回転軸5に与えられる回転駆動力が
    零の場合あるいは零に近い場合に、回転軸を強
    制的に原点に復帰させるリセツト機構におい
    て、上記回転板が円周寄りに突接された回転軸
    5と平行なピン6と、回転軸5に関してピン6
    に対して略反対方向の位置でハウジング13に
    固定されている上記回転軸5と平行な回転軸1
    1および12を中心として回動可能な一対のア
    ーム7および8を備え、 上記各アームはそれぞれハウジング13との
    間に係設されているスプリング9,10によつ
    てリセツト位置の方向へ常に押圧されており、 ハウジング13はリセツト位置において上記
    アーム7,8の先端部が両側から当接するスト
    ツパー14を有し、回転駆動力が加わると回転
    軸の回転方向に応じて上記アームのいずれか一
    方がピン6により押圧されて回動し、駆動力が
    零または零の近くにもどるとそのアームに対応
    するスプリングがアームをストツプ14の方向
    に戻すリセツト作用をすることを特徴とする回
    転変位機構のリセツト機構。 (2) ストツパー14のハウジング13に対する固
    定位置が調節可能であることを特徴とする実用
    新案登録請求の範囲第1項記載の回転変位機構
    のリセツト機構。
JP8694982U 1982-06-11 1982-06-11 回転変位機構のリセツト機構 Granted JPS58189920U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8694982U JPS58189920U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 回転変位機構のリセツト機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8694982U JPS58189920U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 回転変位機構のリセツト機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58189920U JPS58189920U (ja) 1983-12-16
JPH0244174Y2 true JPH0244174Y2 (ja) 1990-11-22

Family

ID=30095708

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8694982U Granted JPS58189920U (ja) 1982-06-11 1982-06-11 回転変位機構のリセツト機構

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JP (1) JPS58189920U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58189920U (ja) 1983-12-16

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