JPH0244157Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0244157Y2
JPH0244157Y2 JP1988055856U JP5585688U JPH0244157Y2 JP H0244157 Y2 JPH0244157 Y2 JP H0244157Y2 JP 1988055856 U JP1988055856 U JP 1988055856U JP 5585688 U JP5585688 U JP 5585688U JP H0244157 Y2 JPH0244157 Y2 JP H0244157Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shell
piping
group
present
closed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1988055856U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63175395U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988055856U priority Critical patent/JPH0244157Y2/ja
Publication of JPS63175395U publication Critical patent/JPS63175395U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0244157Y2 publication Critical patent/JPH0244157Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Protection Of Pipes Against Damage, Friction, And Corrosion (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は配管接続部のシール構造に関し、詳し
くは配管の接合部の漏洩防止、対衝撃保護および
電気配管などの接合部の絶縁のためのシール構造
に関するものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
ガス管、水道管等の配管の接合部は地震、その
他の振動によりゆるみ、配管内の流体が漏洩する
ことがあつた。従来、このような事態を防止する
ため、テープ、アスフアルト、ペンキ等で配管の
接続部を覆うことが行なわれていた。また、電気
配管では接続部の絶縁をするために、テープで接
続部を被覆していた。
しかしながら、これらの方法では配管接続部の
シール工程に手間がかかるにも拘らず十分なシー
ル効果が得られないという欠点があつた。
本考案は、このような欠点を解消してきわめて
簡便な構造によつて配管接続部のシールを完全に
行なうことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、配管接続部の外形より大きい空間を
有し、かつ開閉或いは分割可能な殻と、分子末端
にカルボキシル基、水酸基、メルカプト基、ハロ
ゲン原子、アミノ基、アジリジノ基およびエポキ
シ基から選ばれた架橋形成性官能基を有する平均
分子量500〜8000の液状のジエン重合体または共
重合体よりなり、かつ前記殻と配管接続部との内
部空間に充填されるシール剤とからなる配管接続
部のシール構造を提供するものである。
本考案を図面により説明すると、第1図は本考
案に使用する殻の1態様を示すもので開いた状態
の殻の見取図である。この殻は一般的には合成樹
脂、例えば熱可塑性樹脂または金属、例えば鉄等
から作られるが、後述するシール剤が配管接続部
を覆つた後、硬化するものである場合には紙を素
材として使用することもできる。殻1は、その使
用目的から配管接続部の外形より大きい空間を有
していることおよび開閉或いは分割可能であるこ
とが必要である。殻の外形については特に制限は
ない。殻の開閉は任意の手段を適用できるが、例
えばヒンジ2などにより殻を開閉できるものが好
ましい。また、殻を閉じた状態に維持する手段に
ついても任意の手段を適用でき、例えば図示した
ようなフレーム状の小片3と鍵状の小片7を殻の
対称位置に設けておき閉じたとき嵌合するように
し、或いは同型の2個の小片3が重り合うように
し、鍵、ピンなどの止め具で固定したり、ワイヤ
ーなどを巻きつけて固定してもよく、またはバン
ド締め、ホツク、尾錠等の止め具を用いることも
できる。
次に、前記殻と配管接続部との内部空間に充填
されるシール剤としては、特に配管接続部を覆つ
た後に硬化するタイプのものが好ましく、いわゆ
る液状ゴムが挙げられる。ここで液状ゴムとは、
室温で流動性をもち適当な化学的処理、例えば硬
化処理によつて通常の加流ゴムと同等の物理特性
を示す重合体であり、具体的には、分子末端にカ
ルボキシル基、水酸基、メルカプト基、ハロゲン
原子、アミノ基、アジリジノ基およびエポキシ基
から選ばれた架橋形成性官能基を有する平均分子
量500〜8000の液状のジエン重合体または共重合
体であり、ポリブタジエン、ブタジエン/イソプ
レン共重合体、アクリロニトリル/ブタジエン共
重合体、スチレン/ブタジエン共重合体などが挙
げられる。
第2図は本考案によりユニオン接続の部分をシ
ールした状態の説明図である。図中、4はシール
剤、5は配管、6はユニオンナツトである。その
他、エルボー接続の場合等にも本考案を同様に適
用してシールすることができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、地震などの振動による配管接
続部のゆるみを押え、ガス、水などの配管内流体
の漏洩を完全に防止でき、また電気配管などにお
いて接続部の絶縁を十分に行なうことができる。
しかも、接続部の防錆、防蝕を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に使用する殻の1態様を示し、
該殻を開いた状態の見取図、第2図は本考案の実
施例を示す説明図である。 1……殻、2……ヒンジ、3……小片、4……
シール剤、5……配管、6……ユニオンナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配管接続部の外形より大きい空間を有し、かつ
    開閉或いは分割可能な殻と、分子末端にカルボキ
    シル基、水酸基、メルカプト基、ハロゲン原子、
    アミノ基、アジリジノ基およびエポキシ基から選
    ばれた架橋形成性官能基を有する平均分子量500
    〜8000の液状のジエン重合体または共重合体より
    なり、かつ前記殻と配管接続部との内部空間に充
    填されるシール剤とからなる配管接続部のシール
    構造。
JP1988055856U 1988-04-27 1988-04-27 Expired JPH0244157Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055856U JPH0244157Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988055856U JPH0244157Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63175395U JPS63175395U (ja) 1988-11-14
JPH0244157Y2 true JPH0244157Y2 (ja) 1990-11-22

Family

ID=30884148

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988055856U Expired JPH0244157Y2 (ja) 1988-04-27 1988-04-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0244157Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939822A (ja) * 1972-08-25 1974-04-13
JPS52147896A (en) * 1976-06-04 1977-12-08 Bridgestone Corp Oceanic structure fixing method

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939822A (ja) * 1972-08-25 1974-04-13
JPS52147896A (en) * 1976-06-04 1977-12-08 Bridgestone Corp Oceanic structure fixing method

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63175395U (ja) 1988-11-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3958595A (en) Corrosion resistant valve construction
JPH0244157Y2 (ja)
US3915460A (en) Pipe sealing joint, closure ring for such a joint and application of said joint in particular to hydrocarbon-conveying pipes
JPH0121496Y2 (ja)
CN207729123U (zh) 不锈钢法兰保护套
JP2788094B2 (ja) 流路形成体の修繕方法
JP2006083906A (ja) 流体の漏れ止め方法
JP2788095B2 (ja) 流路形成体の修繕方法
CN205424274U (zh) 一种在线管道堵漏装置
JP2001099390A (ja) 管継手部防蝕構造
JPH03219185A (ja) バタフライバルブの結露防止構造
KR930003670Y1 (ko) 오수 배수관의 연결장치
JPS5852095Y2 (ja) 熱収縮チュ−ブ
CN218935671U (zh) 一种硅胶阀的密封垫
CN2360686Y (zh) 无泄漏截止阀
JPS6011179Y2 (ja) マンホ−ル、消火栓保護筐等における角型鉄蓋の閉塞構造
JPS5934770Y2 (ja) ちよう形弁の弁軸端封止装置
JPS5855994Y2 (ja) 浄化槽内仕切構造
JPH0543346Y2 (ja)
CN204805534U (zh) 一种环形密封塞
WO2024020643A1 (en) Apparatus and method for protecting pipe joints
JPH0218876Y2 (ja)
JPH058398Y2 (ja)
JPH0234540Y2 (ja)
JPH0318776Y2 (ja)