JPH0244109A - 粗粒子固体燃料の燃焼方法 - Google Patents
粗粒子固体燃料の燃焼方法Info
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- JPH0244109A JPH0244109A JP19284188A JP19284188A JPH0244109A JP H0244109 A JPH0244109 A JP H0244109A JP 19284188 A JP19284188 A JP 19284188A JP 19284188 A JP19284188 A JP 19284188A JP H0244109 A JPH0244109 A JP H0244109A
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Landscapes
- Solid-Fuel Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、石炭、Ａ−イルコークス等の固体燃料の燃焼
に関し、特に粗粒子固体燃料の固体燃焼を促進して未燃
燐分を減少させることを目的どしたものである。
に関し、特に粗粒子固体燃料の固体燃焼を促進して未燃
燐分を減少させることを目的どしたものである。
（従来の技術〉
近年、石油に代る燃料として石炭、オイルコークス等が
盛んに使用されるようになった。
盛んに使用されるようになった。
しかし、これら固体燃料は石油に比べると揮発分が少な
くて燃焼性が悪く、これが未燃燐分の増加と燃焼効率の
低Ｆの原因となっている。特に微粉燃焼や波動床、スト
ーカ−ボイラーにおいては粗粒子が増加することにより
未燃燐分の増加や燃焼効率の低下が著１．い。
くて燃焼性が悪く、これが未燃燐分の増加と燃焼効率の
低Ｆの原因となっている。特に微粉燃焼や波動床、スト
ーカ−ボイラーにおいては粗粒子が増加することにより
未燃燐分の増加や燃焼効率の低下が著１．い。
−・方、固体燃料に対する鉄、アルカリ金属、アルカリ
土類金属の使用が行なわれているがその作用効果は明確
ではない。
土類金属の使用が行なわれているがその作用効果は明確
ではない。
〈発明が解決１．ようとする課題〉
発明者が調査したところ、固体燃料の燃焼灰中の未燃燐
分の分布は粒子径７４〜１００ Ｊｌを境にして、それ
以−Ｌの大きさの粗粒イの範囲に未燃分が多く含まれて
おり、粒子径７４μ以上の範囲の微粒子中に含まれる未
燃分量に比較して５〜２０倍に達する程である。また粗
粒子は微粒子と比較して単位重量当りの比表面積が小さ
く、これはボイラー等での固体燃焼においては短時間の
燃焼であるため燃焼性が悪くなる裳因となっている。
分の分布は粒子径７４〜１００ Ｊｌを境にして、それ
以−Ｌの大きさの粗粒イの範囲に未燃分が多く含まれて
おり、粒子径７４μ以上の範囲の微粒子中に含まれる未
燃分量に比較して５〜２０倍に達する程である。また粗
粒子は微粒子と比較して単位重量当りの比表面積が小さ
く、これはボイラー等での固体燃焼においては短時間の
燃焼であるため燃焼性が悪くなる裳因となっている。
〈課題を解決するための手段〉
本発明は一■−記に氾み提案されたもので１粒子径７４
ｕＬ以上の粗粒子の固体燃料に鉄まｔ−は鉄とアルカリ
金属、アルカリ土類金属を混合して燃焼させることを特
徴とする粗粒子固体燃料の燃焼方法に関するものである
。
ｕＬ以上の粗粒子の固体燃料に鉄まｔ−は鉄とアルカリ
金属、アルカリ土類金属を混合して燃焼させることを特
徴とする粗粒子固体燃料の燃焼方法に関するものである
。
本発明はこの粗粒子の固体燃料の燃焼が促進されれば燃
焼性の低下は抑制されることに着目したもので、超微粒
子の鉄または鉄とアルカリ金属。
焼性の低下は抑制されることに着目したもので、超微粒
子の鉄または鉄とアルカリ金属。
アルカリ土類金属混合物を粗粒子固体燃料の表面または
粗粒子のポーラスな部分に付着させることによって、固
体燃料表面やポーラス部分での燃焼を促進させるもので
ある。鉄またはアルカリ金属、アルカリ土類金属として
は以下のものを例示的に列挙することができるが、特に
下記に限定されるものではない。
粗粒子のポーラスな部分に付着させることによって、固
体燃料表面やポーラス部分での燃焼を促進させるもので
ある。鉄またはアルカリ金属、アルカリ土類金属として
は以下のものを例示的に列挙することができるが、特に
下記に限定されるものではない。
鉄 Ｆｅ３Ｏ４，ＦｓＯＯＨの１７ｚ以下の超微粒子Ｆ
ｅＣｌ２．ＦｅＣｌ３．Ｆｅ５Ｏｎ、Ｆｅｚ（ＳＯ２）
３、Ｆａ（ＮＯ３）？、Ｆｅ（ＮＯ３）３ アルカリ金属 ＫＣＩ、ＫＮＯｚ、ＮａＣ１，ＮａＮＯ
ｘ、ＬｉＧ１．Ｉ、ｉ［ｌＨ アルカリ土類金属 ＭｇＯ，Ｍｇ（ＯＨ）ｒ、ｃａｏ、
Ｃａ（０）１）２粗粒子の表面等に付着した鉄または鉄
とフルカリ金属、アルカリ土類金属は、揮発分の揮発燃
焼時に固体表面の燃焼を促進すると共にグラファイト化
する炭素化合物の酸化分解を促進することにより、粗粒
子の表面の燃焼性を向上させる。また、丘記した金属は
超微粒子である程、ポーラス部に入り込んでこの作用を
発揮し、燃焼性を向上させる。この作用は鉄等の化合物
、混合物の粒子径が細かい程有効となるが、水溶液の場
合。
ｅＣｌ２．ＦｅＣｌ３．Ｆｅ５Ｏｎ、Ｆｅｚ（ＳＯ２）
３、Ｆａ（ＮＯ３）？、Ｆｅ（ＮＯ３）３ アルカリ金属 ＫＣＩ、ＫＮＯｚ、ＮａＣ１，ＮａＮＯ
ｘ、ＬｉＧ１．Ｉ、ｉ［ｌＨ アルカリ土類金属 ＭｇＯ，Ｍｇ（ＯＨ）ｒ、ｃａｏ、
Ｃａ（０）１）２粗粒子の表面等に付着した鉄または鉄
とフルカリ金属、アルカリ土類金属は、揮発分の揮発燃
焼時に固体表面の燃焼を促進すると共にグラファイト化
する炭素化合物の酸化分解を促進することにより、粗粒
子の表面の燃焼性を向上させる。また、丘記した金属は
超微粒子である程、ポーラス部に入り込んでこの作用を
発揮し、燃焼性を向上させる。この作用は鉄等の化合物
、混合物の粒子径が細かい程有効となるが、水溶液の場
合。
化合物、混合物の析出による粒子径の調整が困難である
ため、超微粒子のスラリーよりも効果が低い。
ため、超微粒子のスラリーよりも効果が低い。
〈実施例〉
以下１本発明の実施例を詳廁に説明する。
実施例１
粉砕した石炭を２００メツシユ（７４ｇ）金網で分級し
たのち粒子径７４ル以上の粗粒子を用い、これに以下の
鉄または混合物を加え、よく混合乾燥したものをルツボ
内に採りマツフル炉（９００℃）内に入れ、経時のｆｆ
１ｆｉ変化を測定した。その結果は第１図に示し、横軸
にルツボの炉内放置時間（分）を、縦軸に重量減少４４
．（％）をとり、グラフ化してまとめた。
たのち粒子径７４ル以上の粗粒子を用い、これに以下の
鉄または混合物を加え、よく混合乾燥したものをルツボ
内に採りマツフル炉（９００℃）内に入れ、経時のｆｆ
１ｆｉ変化を測定した。その結果は第１図に示し、横軸
にルツボの炉内放置時間（分）を、縦軸に重量減少４４
．（％）をとり、グラフ化してまとめた。
配合例１
２００ＡＦｅＪ＜水スラリー（ＦｅＪ４として１０％）
添加量 石炭に対しｌ／＋００［１ 配合例２ １ ｇ Ｆｅ０ｆｌＨ氷スラリー（ＦｅｏＯ日として
１０％）添加量 石炭に対し１／１０００ 配合例３ Ｆｅｃｌｚ水溶液（ＰｅＣｌａとして１０％）添加量
石炭に対しｌ／１０００ 配合例４ 実施例１ ＋ １ｇｇ（ＯＨ）ｔスラリー１：１混合液
（Ｆｅｆｆ０４５％２Ｍｇ（Ｏ）ｌ）ｚ ５％）添加１
石炭に対し１／１０００ 比較例１ 石炭のみ 比較例２ ＦｅｔＯｉ粉末１０〜ＩＱ（Ｉｇ 添加量 石炭に対し１／１０００ 実施例２ オイルコークスについて実施例１と同様に実施した。結
果は第２図に示した。
添加量 石炭に対しｌ／＋００［１ 配合例２ １ ｇ Ｆｅ０ｆｌＨ氷スラリー（ＦｅｏＯ日として
１０％）添加量 石炭に対し１／１０００ 配合例３ Ｆｅｃｌｚ水溶液（ＰｅＣｌａとして１０％）添加量
石炭に対しｌ／１０００ 配合例４ 実施例１ ＋ １ｇｇ（ＯＨ）ｔスラリー１：１混合液
（Ｆｅｆｆ０４５％２Ｍｇ（Ｏ）ｌ）ｚ ５％）添加１
石炭に対し１／１０００ 比較例１ 石炭のみ 比較例２ ＦｅｔＯｉ粉末１０〜ＩＱ（Ｉｇ 添加量 石炭に対し１／１０００ 実施例２ オイルコークスについて実施例１と同様に実施した。結
果は第２図に示した。
使用した石炭の性状（粗粒子７４ｕＬ以上）揮発分
２７，７％ 固定炭素 ５１．８％ 灰分 ２０．５％ 使用したオイルコークスの性状（粗粒子７４色以上） 揮発分 １２．３％ 固定炭素 ８７．３％ 灰分 ０．４％ 結果の第１図及び第２図かられかるように石炭において
もオイルコークスにおいても、配合例１〜４は比較例１
〜２に比べて未燃燐分が少なくなり燃焼効率が高くなっ
ていることがわかる。
２７，７％ 固定炭素 ５１．８％ 灰分 ２０．５％ 使用したオイルコークスの性状（粗粒子７４色以上） 揮発分 １２．３％ 固定炭素 ８７．３％ 灰分 ０．４％ 結果の第１図及び第２図かられかるように石炭において
もオイルコークスにおいても、配合例１〜４は比較例１
〜２に比べて未燃燐分が少なくなり燃焼効率が高くなっ
ていることがわかる。
〈発明の効果）
以上説明したように本発明によれば、石炭、オイルコー
クス燃料において特に７４ル以上の粗粒子の燃焼効率を
向上させ全体としての燃焼効率をも向トさ−ける、二と
が゛【、゛ぎるφ）のＩ゛ある。
クス燃料において特に７４ル以上の粗粒子の燃焼効率を
向上させ全体としての燃焼効率をも向トさ−ける、二と
が゛【、゛ぎるφ）のＩ゛ある。
また本発明の燃焼力法は、特に新規の燃焼４′ｆｔ；：
器やシステムを必Ｖとしないので適用性が高い、
器やシステムを必Ｖとしないので適用性が高い、
図面は本発明の￥施例におＩＪる結果な示４もの′で、
第１ ［Ｍは実施例１の石炭粗粒子畑焼の場合の結果の
グラフ、第２図は実施例２の１イルコ・−・クス粗粒子
燃焼の場合の結果を示すグラフ“１７．ちる。 特訂出題人 夕〜ｆホ一工業株式会社 第１図
第１ ［Ｍは実施例１の石炭粗粒子畑焼の場合の結果の
グラフ、第２図は実施例２の１イルコ・−・クス粗粒子
燃焼の場合の結果を示すグラフ“１７．ちる。 特訂出題人 夕〜ｆホ一工業株式会社 第１図
Claims (1)
- 粒子径７４μ以上の粗粒子の固体燃料に鉄または鉄とア
ルカリ金属、アルカリ土類金属を混合して燃焼させるこ
とを特徴とする粗粒子固体燃料の燃焼方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19284188A JPH0244109A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 粗粒子固体燃料の燃焼方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19284188A JPH0244109A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 粗粒子固体燃料の燃焼方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0244109A true JPH0244109A (ja) | 1990-02-14 |
Family
ID=16297871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19284188A Pending JPH0244109A (ja) | 1988-08-03 | 1988-08-03 | 粗粒子固体燃料の燃焼方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0244109A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008169338A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 石炭未燃分低減方法 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61213406A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-22 | Takuma Co Ltd | 蒸気ボイラ |
| JPS62187796A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 粉体燃料及びその製造方法 |
| JPS62190288A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体燃料の燃焼法 |
-
1988
- 1988-08-03 JP JP19284188A patent/JPH0244109A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61213406A (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-22 | Takuma Co Ltd | 蒸気ボイラ |
| JPS62187796A (ja) * | 1986-02-13 | 1987-08-17 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 粉体燃料及びその製造方法 |
| JPS62190288A (ja) * | 1986-02-18 | 1987-08-20 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 固体燃料の燃焼法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008169338A (ja) * | 2007-01-12 | 2008-07-24 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 石炭未燃分低減方法 |
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